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兄騎士の精神世界も終焉を迎えていた。 「へっ、もう脱け殻だな。」 褐色の兄騎士の姿をした存在が、物言わぬ兄騎士のケツを犯す。 「あ"ーー。気持ちいいぜぇ」 天を仰ぎながら、乱暴に自らの竿を慰めるためだけに腰を穿つ。兄騎士の方は魂が抜けているかのように平伏しながら尻をつきだし兄騎士の姿をした存在の淫らな行為を許している。実際兄騎士の魂はもはや存在していないのだ。ただ魂を容れていた外皮だけが残っているだけ。なぜそれだけ残っているのか。 それは褐色の兄騎士の姿が変化してくことでわかった。 ゾワゾワと体毛が獣の其に変化すると、ソイツは狼男へと変身したのだ。 「これからは俺がこの体の支配者だ。」 メリメリと狼男の肉体に兄騎士の肉体は呑み込まれていく。そして胸から兄騎士の物言わぬ顔をいとおしそうに見つめ一撫でし、 「後悔はさせねぇ。俺のナカで見てろ。永遠に獣の快楽を味会わせてやる。」 兄騎士の肉体は、これから狼男の肉体の隠れ簑として、あるときは性欲の慰み物もして、そしてあるときは狼男の主人の凶徒の実験台として使われ続けることになるだろう。 「さあ行くぞ。早速貴様の生殖能力の研究を開始する。」 「グルルォオオ!!」 完全に狼男となった兄騎士は、もはやかつての恋人の声も弟子の声すらも届かない。ただ主の命令の遂行を果たさんとするがために、既に逸物を滾らせながら、その場から去っていった…。 完 長きにわたるご愛読お疲れ様でした。この狼男シリーズは一旦ここまでもなります。次の黒歴史もございますので、本黒歴史はまだ続きます。 また来月からは、現在のウルフマンTFシリーズの公開範囲が本当にファンもいってくださるコース(400円コース)のみの公開範囲に変更する予定ですので、未読の方はご注意ください。 また来月の更新もお楽しみに!

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