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学校の空き時間に以前Zbrushで造形したマゼランの胸像をテストプリントしました。

調べたところSonic mini 8K(光造形)らしくネットに使い方の記事があったのでそれを見ながら一人でやりました。

仕組みとしてはどうやら専用の液体を一層ずつ固めて造形しているみたいです。出力に5時間程かかるので日にちを跨ぎます。


工程としては


1.Zbrushで作成したモデルのサブツールを全て統合、メッシュが交差している部分が無いようにリメッシュ、.stl形式で書き出し


2.CHITUBOXというスライサーソフトで配置(サポート材の跡が残るため、顔が上向きになるように配置する)サポートの柱を付け、CTスキャンのようなデータ形式(.ctb)に変換


3.USBメモリに移してプリンターに差し、出力したいデータを選んで開始


4.出力が完了したらゴム手袋を着け、金属製のヘラで台から取り外す(結構硬かった)


5.サポート材を手でちぎったりカッターで取り除く


6.水洗いする


といった感じで意外と失敗せずに出来ました。


完成したもの


驚いたのは口の中や睫毛の細い部分までちゃんと出力されている事!

よーく見ると光に当てた時に年輪のような細かい積層が見られます。

初回でこんなに成功するとは思ってなかったので、モデルに台座とか付けとけば良かったかも。彩色する際は髪などのパーツを分ける必要がありそうですね。

紫外線で硬化できるそうなのでその処理もした方が良いらしいです。細かい部分は意外と丈夫だけど運搬すると髪の先などが少し折れてしまった。


次回は全身にチャレンジする予定です。色々な事を並行で進めつつモデル製作中。

タイムラプス機能もあるのですが100%途中まで作ったところで機能の存在を思い出して諦めています。





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