強豪校や強化選手、また町道場の行事などで行われる「はだか乱取り」
上半身はだかで、掴める柔道着が無い為に腕をとる、腋をすくう等が重要となる。力任せでは汗でお互いの体がぬめって制することは難しい。
普段なら帯を握る、までの子達もぴったりと肌と肌を密着、お互いの体温を直に感じつつ掴める箇所の限られるこの状況で相手の制し方を体で覚える。
関節技を仕掛けている組を見てみよう。
関節技は汗でぬめった肉体がよりエグく深く肘関節を痛めつける。道場に響く悲鳴。技をかける部員のS気質が込み上げてタップしても解いたりせずにじわじわと痛めつけ、腕が真っ白になるほど痛めつける。