(14枚目)スガワラ君誕生!そろったふたり (Pixiv Fanbox)
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前回までのあらすじ
冬コミ原稿の息抜きで行った書き込みによって、「吉川さん」がネットに初登場した。
2006年12月25日。初めてのエロ漫画の原稿作業は終わり、人目を忍んでのコンビニでのコピー作業も終わり、出来上がった本(30部)を漫研の後輩に預け、あとは宣伝するだけとなった。
委託先のスペース番号はブログに書いてある。ブログに人を呼ぶためには、お絵かき掲示板に新しい絵を投稿しなければならない。翌日、さっそくアイディアを考えた。
「尿検査」の 尿 が 精液 にすり替わった世界観での「せーえきけんさ」のイラストだ。男の子が吉川さんに協力してもらって教室で精液を出すのだが…。
▲ノートより。男の子の名前は、「武田」と書いたものを塗りつぶして「ア」と書いた後、「スガワラ」に直している。
「武田」は中学の同級生で、「菅原」は大学の後輩。どちらも別に仲良くなかった人物の名字をテキトーに使っている。名前も思い出せない。
最終的にカタカナ4文字の「スガワラ」になった理由は、漢字2文字の吉川さんと文字の印象がかぶらないようにするため。また、スガワラ「君」と、ひらがなではなく漢字の「君」がついているのも、吉川さんの「さん」がひらがなだからである。
▲スガワラ君のデザインが確定する前の姿。絶対に女の子と間違われない姿にしようと思っていた。
投稿後の反応
インピオの真髄…。
私は自分の描いた絵についたコメントで「インピオ」という言葉を知ったため、この程度の微笑ましい行為こそがインピオだという印象を持っている。そう思い込んでいる。商品としてしっかり成立している(売れる)エロ漫画は、私の心の中にボンヤリとあるインピオ(インポのタイプミス)とは何か違うような感じがしている…。(個人の感想です)
さて、次回2007年の1発目は「女の子の検査」だ。15枚目へつづく。
お絵かき途中のスクショ
文字なし差分
完成した絵のスクショ
当時のセクシャルハラショーのブログ (Wayback Machine)
ブログのリンク一覧に、コミケでコピー本を委託した後輩のブログを発見。絵は残っていない。彼は今どうしているのだろう…。