(10枚目)便利ツールでパワーアップ! (Pixiv Fanbox)
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※当時は無かったモザイクをすべての絵に追加しています。ご了承ください。
前回のあらすじ (これまでの「らすと~誕生の歴史」はこちら)
「男湯の絵」の続きを描いて投稿した。いまいち納得いく出来にならなかったので、最後の1枚で挽回したい。
webブラウザ上で使うお絵かき掲示板のペイントツールでは、投稿前に一時保存することができないため、絵の構図を決めるところから完成まで何時間も連続して作業することになる(保存する機能はあるが、未完成のまま一旦投稿されてしまう)。おまけに、絵が完成した後、投稿する文章を考えるのにも時間がかかっていた。
そこで、ブラウザ上での作業時間を減らすため、どんな絵にどんな文章を添えて投稿するか、あらかじめノートの上でアイディアをまとめるようにした。
▲黒歴史ノート(2006年10月21~23日)より、アイディア。構図も文も全部不採用w
さらに、作業を途中で中断できるようにするため、便利なツールを導入することにした。謎のお絵描き掲示板自動描画 TOOL「くりそツちゃん♪」である。
ポポロン氏によって作られたこのツールは、読み込んだスクショ画像を、お絵かき掲示板のペイントツール上で自動的に再描画してくれる大変便利なツールだった。描画には時間がかかったが、これを使うことで、PCの電源を落としても絵の続きを描くことが可能になり、1枚の絵を完成させるのに何日もかけられるようになった。最後の投稿までこのツールにはずっとお世話になっていた。
※「くりそツちゃん♪」は、「ポポロンのほぅむぺぇぢ」の「実験ちゃん」から現在もDL可能。使い方の詳しい説明もそこにあるので、気になる方は見に行ってみてほしい。
さて、準備が整い、前回の絵の投稿から1ヶ月も経って、ようやく続きを描くことになった。「くりそツちゃん♪」を使って日をまたぎ、絵が完成したのは2006年10月31日。ハロウィンガン無視で男湯の絵を投稿した。いつのまにか「らくがき板」での最初の書き込みから1年が経過していた。
▲エロ絵の中に初めて「少年」が登場した。
この頃、以前「同人誌に苺ましまろの二次創作を描いてくれ」と言っていた同い年の後輩が、今度は冬コミで成人向けの同人誌を出すことになり、「スペースに置く本が一種類しかないと寂しいから、本を作ってうちに委託してもいいよ(うろ覚え)」みたいなことを言っていた。お絵かき掲示板で自信がついていた私は、ありがたくこの誘いに乗って、エロ漫画のコピー本作りに挑戦することにした。
(11枚目につづく)
「くりそツちゃん♪」に読み込ませたスクショ
完成した絵のスクショ
▲「くりそツちゃん♪」で再描画する際、「RGB(色指定)ボタンの座標」の位置がずれてしまったため、色が微妙に変わってしまった(上からオレンジ色を薄く重ねてごまかしている)。これ以降、「くりそツちゃん♪」を使うのは線画までと決め、色塗りは日をまたがずに一気に行うようになった。
文字なし差分
2006年11月17日の新隔離板4ページ目 (Wayback Machine) 奇跡的に絵が全部残っている!