アドベントチルノメイキング (Pixiv Fanbox)

今回はskebのリクエストで描かせていただいた「アドベントチルノ」イラストのメイキングです。

ラフ

背景は「アンリアルエンジン５」で用意しました。

近未来風の改札ゲートをチルノたちがかっこよく突破する、というシチュエーションです。

よく見ると「横浜市」の表札がありますね。アドベント幻想郷は横浜だった…？

キャラと背景をあわせながらラフを詰めていきます

チルノに剣を何本持たせるか考えるのがいつも楽しいところ。

大妖精ちゃんの羽は背中のリュックの飾りというアレンジをしてあります。

当たり剣はBlenderで作った3Dモデルを下書きにして描きました。

線画出来上がり。

ベースカラーを塗ります。

「ハードライト」のレイヤーを作って緑色の光の中にいる感じを出します。

「ハードレイヤー」で使用した色はこんな感じ。

ゲーミングライト（リムライトって言うらしいです。）でかっこよく飾ります。

さきほどの背景を重ねます。このままだと違和感しかないので魔法をかけていきます。

クリップスタジオの「イラスト調」というフィルタを使って、写真にイラストっぽい質感を与えます。色数や階調を減らして絵っぽくするらしいです。

トーンカーブなので色調補正。全体的に暗くして細かいところを見えなくして情報量を減らします。

「カラー」レイヤーを使って背景の色をキャラクターに合わせます。

キャラクターが触れているオブジェはどうやっても違和感が残ってしまうので

３Dをもとに描き起こします。

キャラクターに使用したものと同じ色の「ハードライト」レイヤーを重ねます。

これで馴染みましたね。

さきほどの３D背景と重ねます。

雰囲気でてきましたね。

レーザーゲートや照明を発光させて演出を加えます。

霧や落ちてくる瓦礫を加えて絵に動きを与えて完成です！

チルノと大妖精

長尺のタイムラプスです。解説と合わせてどうぞ！

今回はこれで終わりです。ここまで読んで頂きありがとうございました！