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こんにちは、春猫亭/dreamcatです!

段々と涼しくなってきて、日中を除けばだいぶ過ごしやすくなってきましたね!

夏が過ぎ去ったと思えばすぐに秋、そして冬……季節の巡りは早いです…!


***


最近、春猫亭側のXでしきりにアップしていたうちの子「菫ちゃん」をはじめ、実は結構な人数の「うちの子」を描いてきました。


FANBOXのアイコンになってるブラコン妹ちゃんやファザコン娘ちゃん(今年中には続き描きます…!)、それにちょくちょく描いてる菫ちゃんは記憶に新しいのですが、実はそれ以外にも「うちの子」が存在しています!


いつもは二次創作メインなのですが、実はこういう世界観を考えてるよ!今後はこういう子も描いていきたいよ!というところを、今日は少しだけご紹介させて頂ければな、と思います。


お時間が許しましたら、ちょっとお付き合いいただければ嬉しいです!


***


■春猫亭 について

えっちな作品を主に描いている「春猫亭」という活動名ですが、実は「うちの子」たちが過ごす舞台となる「小さな洋食屋さん」の店名でございました。


ざっくり簡単にまとめた資料を作ってみたので、まずはこちらをご覧ください!

※建物が残念感全開なのは本当にごめんなさい……背景画力……_(:3 」∠)_


「春猫亭」のある世界は、「通常の人間」と「獣の遺伝子を何らかの理由で併せ持って生まれた獣人」という二つの種類の人間が共存する世界観となっています。

そして、春猫亭はそんな世界の中にひっそりと佇む、小さな洋食屋さん……というのが、基本の設定になります。


資料にもある通り、獣人の子がウェイトレスをしていることと、こだわりの料理をお出しするという特徴を持つこのお店なのですが、裏の顔は獣人の子を保護するシェルターという役割を持っているのです。


なぜシェルターとしての顔があるの?ということですが。

この世界では、通常の人間と獣人には「獣の力の有無」という点で明確に就職などで差が出来てしまっている状態であり、社会問題となっている情勢があります。

それは、獣人の獣の力を利用したい人たちが、世の中の仕組みを獣人重視の形に変えてしまい、通常の人間の就職や生活に大きく打撃を与えたからです。


結果、「獣人」というだけでも様々な被害に遭う可能性が高まったり、人口差では圧倒的に多い「通常の人間」から迫害されることで心が壊れてしまう獣人の子供たちが生まれてしまいました。


こうした獣人の子達を救うべく、表向きは「種族に分け隔ての無い店長」が運営する洋食屋さんという建前を持ちつつ、裏では「政府公認の獣人保護グループ」として運営する獣人保護のシェルターとして、危険な境遇に晒されている獣人達の保護・サポートをすることこそがこのお店の本当の『役割』なのです。


そして、現在は3人の獣人の女の子(うちの子)が、保護やサポートの一環でお店に住んでいます。ここからは、その子達について軽くご紹介していこうと思います!



■ 神崎 菫(かんざき すみれ)

まずは、何度か春猫側のイラストで描いた菫ちゃんです。

菫ちゃんは、再び絵を描き始めてから作った最初のうちの子になります。

そして、ねこの趣味をふんだんに詰めたのでとってもお気に入りな子の一人です。


設定にある通りこの子は企業の実験から後天的に獣人となったタイプの子なので、人工的に獣人となった珍しいタイプの存在です。


性格は気分屋で自由大好きなタイプの子です。ですが、人の心の機微に非常に敏感で相手の気持ちに寄り添うことに関しては右に出るものは居ません。

また、そんな彼女のありのままにふるまう姿に癒されて、お店ではマスコット的存在として人気を得ています。(ただし見習い期間中)


彼女は猫の遺伝子を埋め込まれて獣人となったことから、獣の特性は「猫」の特性となります。特に身体能力に猫の特性が色濃く反映されており、跳躍力や柔軟性、身のこなしの軽さなど、獣人の中でも目を見張るレベルの機動力を持ち合わせています。


そんな機動力を活かして彼女は生まれ育った施設を脱走し、協力者の手引きを得てこの春猫亭に保護されている、というのが現状となります。


ちなみに彼女は学校にも通っており、そこで出会ったお友達が原因でとんでもないことになった外伝がサキュ化した菫ちゃんシリーズになります。

これは後程別記事でSS差分をお出しします( ˘ω˘ )←


■ タカネ・ビランジ

うさぎを象徴としている国でお姫様をしている獣人です。

タカネは先天的な獣人ではあるのですが、隔世遺伝によって両親が通常の人間であるにも関わらず獣人として生まれた経歴を持ちます。


タカネの国では王族のみが獣人の血族として代々獣の力を継承しており、一般人は基本的に通常の人間が殆どです。そんな中突如として兎の力を有した子が一般人から生まれたとあって、王族は大パニックとなりました。

しかし、時を同じくして王族の中で女の子が中々産まれないという問題を抱えていました。そんな王族にとって、タカネは将来の獣の継承者を宿す母胎として、そして極めて優秀な頭脳を持つため、外交のカードとしての期待を込めて、なんと王族へ組み入れるという前代未聞の処置を取りました。


その結果、一般人からお姫様へとクラスチェンジするシンデレラガールとなったのでした。


資料にもある通りタカネの国はこの世界における日本を新たな貿易国として関係を結びたい意向を示しており、二国間の懸け橋としての役割をタカネに命じました。

しかし、現実でもそうですが外交の無い国の人間をほいそれと来賓待遇で迎え入れるわけにもいかず、この世界の日本は彼女を通してタカネの国を見定める期間が必要と判断しました。


その結果、獣人保護を専門とする春猫亭に政府から要人保護依頼が入り、タカネの国も実績を加味してその処遇に同意。表向きは留学生として来日したうえで政府の監視を受けつつ、外交に向けての交渉のテーブルの場を設けてもらうことを目指して春猫亭で過ごす日々が始まりました。


性格は温厚で柔和。菫やもう一人の獣人である依桜も尊敬と親愛の感情をすぐに向けるようになるほど、優しさにあふれた兎さんな女の子です。


一方で、これまでずっと「国の代表としてかくあるべき」と生きてきた彼女が、等身大の女の子として過ごすことのできる初めての時間となったことで、一番近くにいる

大人である店長さんに、親愛の感情以外の感情を覚え始めてしまいました。

ですが、アプローチしようとするたびに菫や依桜に割り込まれてしまい、一人しょんぼりして隅っこで膝を抱えていることがあるとか、ないとか。


くじけずにアプローチを続けるうさぎがーるの明日はどっちだ…!



■ 三狐神 依桜(みけつかみ いお)

代々豊穣の神とされる狐の神様を祭ってきた神社の家系で生まれた、狐の獣人の女の子です。他の二人がやや特殊な事例で生まれた子なのに対し、依桜は正真正銘の純血遺伝による獣人となります。


祀っている狐の神様の力が代々受け継がれている……とされており、地域の豊穣を祈念する地元の住人からは「現人神」として扱われています。

そのため、地元では完全なるVIP待遇となっており、何をするにしてもお代はかからず、どんなことであっても彼女の願いは肯定されて叶う……という、普通に考えれば夢のような生活を送っていました。


しかし一方で、彼女のその扱いを面白くないと思う一般の人間もまた複数存在し、彼女は幼少期から様々な嫌がらせや誹謗中傷に晒され続けてきました。中には自分の身の回りの人に致命的な被害が加わる事件もあり、次第に彼女はどんな人間に対しても心を閉ざし、心の殻の中にこもっていくこととなります。


そんな折、彼女はとある漫画と出会いました。

漫画の中では、様々な理由で集まった出身も人種も違う面々が、それぞれの心の拠り所になっていた喫茶店を経営危機から救うべく店員になるというストーリーが描かれており、交流を深めながら共に絆を紡いで店を守っていく姿に彼女は憧れを抱いたのです。


一方で、毎日のように部屋へひきこもる彼女を案じた両親は何とかして彼女を救う方法を考えました。その時、たまたま知人の伝手で春猫亭の紹介を受けた両親は依桜へ「住む場所を移してみるのはどうか」という提案をしました。


依桜は突然の提案に当然難色を示しましたが、その場所がどういう場所かというのを知っていくにつれ、漫画の世界の舞台に似ていることに気付きました。

「もしかしたら、私もあの世界のみんなと同じ生活を送れるかもしれない……!」

そうした期待感が徐々に依桜の心を後押ししていき、ついに彼女は春猫亭へ移住することを決めた……というのが、彼女が春猫亭に来た経緯となります。


依桜自身の能力はおおむね優秀であり、また心を閉ざしてはいましたがその本質は社交性が高く面倒見のいい性格をしています。なので、タカネに対しても菫に対しても

常に気を掛けていて、特に菫は自分の妹のように可愛がりつつ、自由奔放な振る舞いに振り回されてはぷんすこしているようです。


そして、店長とは基本的に上司と部下の関係を維持していましたが、ある日彼女の趣味である漫画の原稿を店長の前でぶちまけてしまい、それをきっかけに漫画やアニメ作品を通して交流を急速に深め、ついには二人で夏冬の戦場へと突撃するようになっていった……とかなんとか。


■そのほかの言葉の意味について

 ●獣人

 先天的、あるいは(規制された範囲で)人工的に人類以外の遺伝子を受け継ぎ、人間 

 としての知能と受け継いだ生物の特徴を併せ持つ人類。


  ・自然発生するのは特別な家系に限られる

  →依桜のケース

  ・ごく稀に両親が人間のみの遺伝子しか持っていなくても、先祖返りを起こして

   獣人としての遺伝子が発現する場合がある。

   →タカネがこのケース

  ・医学や人体の知見に関する学術研究、創薬研究に関して特別に許可を取得し、

   かつ本人及び両親等の親権所有者、または公式な後見人が同意した場合に

   のみ、人為的に遺伝子を組み込み後天的な獣人となることもある。

   →菫がこのケース


 ●危険度

 その獣人が持つ獣としての能力や知能が、破壊目的で行使された場合に想定される  

 被害の大きさをランクとして表示したもの。

 A~Dランクまであり、以下のように分類される。

  ・Dランクは概ね無害で、直接的に人命に関わる被害の発生確率が極めて低い

  ・Cランクは破壊目的に転用された場合、一般人では回避・制止が困難な力を

   有しており、注意が必要な存在であることを示す。

  ・Bランクは破壊目的に転用された場合、治安維持のために抑止力の行使を要す

   るほどの力を有しており、多くの人類にとって回避・制止が困難であることか

   ら、監視を要する存在である。

  ・Aランクはその力の行使が発生した場合に、目的の意図を問わず人類に極めて

   大きな損害を及ぼす可能性を秘めていることから、常時監視の上行動範囲を特

   別監視区域内に制限する必要がある。


***


大変長くなってしまいました…!

すみません……( ˘ω˘ )


こんな設定で世界観だよ、というのが少しでも伝われば幸いです。

菫は結構登場していたりしますが、タカネや依桜も自信をもって可愛いといえる子達なので、好きになってもらえたら良いなぁ……なんて思ってます!


ではでは、一旦この記事はここまでで。

季節の変わり目で体調崩しやすいので、皆様どうかお気をつけてくださいね!


春猫亭/dreamcatでした!(*‘ω‘ *)ノシ

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