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珈琲のある風景シリーズです。

晴れた日は花びら舞う桜の木陰で テイクアウトしたコーヒーを飲みたい



制作メモです

主線はオーカー、ブラック、ピンクの3色。柵で盛大に失敗したけど適当に誤魔化せそうなのでよしとします。


提げているのはコメダ珈琲の紙袋。ちょうど先日テイクアウトしたのでなんとなく描きました。(ロゴのおじさん可愛いよね)



今回いちばん描きたかったなまこ壁です。詳しくは前回の記事をのぞいてみてね。

適当に塗ったあと、画用紙の凹凸に浮いた分の色を消して下地にします。

これは人と壁との距離を描くためのひと手間で、画用紙に色を落ち着かせたい時によくやります。

さらに人に水色の影をおとして 重なり順をはっきりさせていきます。


今回は意図せずパブロ色鉛筆の使用頻度が高め。

石垣はほぼ全てパブロ色鉛筆です。パブロには絶妙な色が多いというか、自然物などを描く際に重宝する色が多いような。


特によく使ったのはBLUISH PALE。


次点でMOUSE GREY。


ぽつぽつ浮かぶ桜の花びらは電動リューターで消しました。


OLIVE GRAYで薄く緑を重ねて、しつこくない程度に苔を描きます。


なまこ壁、石垣、瓦屋根など 全体的に地味めの色味になってしまったので、

上から薄めのピンク色を重ねたり、主線にネオンカラーのピンクを重ねたり諸々調整して


完成

桜本体の描写は上から垂れ下がる桜の枝のみに限定していますが、桜吹雪や水面に浮かぶ桜の花びら、あとは木陰のあたたかい色味から、桜の存在をたっぷり感じてもらえるといいな。

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