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I-Raf-you 様のMM(Microne Magazine)という雑誌に掲載していただいた丸呑み眷属化イラストです。

(下記I-Raf-you 様サイト)

描いたのがすでに一年近く前なので絵柄が古いですが、本誌掲載から半年後に個人掲載許可が出ているので公開します。

コンセプト的には、妖怪退治を生業にしていた神社の家系。

大昔に霊力の高かった先祖が強力な妖蛇を封じ、神社で長年管理されてきていました。

現代になり、代を重ねるごとに霊力の衰えたその家系の末裔である女子高生の女の子は実家で巫女のバイトをしているものの、もう霊力と呼べるものはほとんどなく、妖怪や魑魅魍魎の類も迷信としてしか思っていないような状態でした。


長い年月の中で封印は徐々に綻び、運悪く彼女の代で依り代から解き放たれた妖蛇はかつての巫女の子孫である彼女を捕まえて復讐を果たそうとします。

しかし、その少女の顔には確かにかつて自分を封印した巫女の面影はあるものの、自分を圧倒するほどであった霊力は微塵も感じられず、それどころか妖蛇を見て腰を抜かして驚いていました。


すっかり拍子抜けし、復讐の毒牙を抜かれてしまった妖蛇でしたが、巫女を血祭りにあげるのとは別に良い案を思いつきます。

自分の手駒を巫女によって全滅させられていた妖蛇は、現代に蘇った最初の足掛かりとして目の前で腰を抜かしている巫女装束の少女を自分の眷属へ変えてしまおうと思い立ったのです。

巫女の末裔を自分の子へと堕とすのは復讐としても面白いと考え、さっそく怯えている彼女を捕らえると、自分の蛇の下半身の捕食口兼生殖器で咥えこみます。


ぐちゅぐちゅと蛇女の下半身の口の中へと押し込まれていく彼女は、悲鳴を残しあっという間に蛇の下半身の中に呑み込まれてしまいました。


蛇の中で柔らかい肉壁に奥へと運ばれていく巫女の少女は、全身を甘く揉みほぐしながら装束を溶かす蛇の消化液にまみれながら朦朧とした意識の中で自分はこの巨大な化け物に消化されて喰われるのだと悟ります。


しかし、確かに妖蛇は封印から復活したばかりで腹を空かせているので、少女の柔肌を腹の中でしゃぶりながら体液や精魂を絞って堪能していましたが、彼女を溶かして消化するつもりはありませんでした。


自分の中をゆっくりと進んでいく膨らみを憎さ半分愛おしさ半分で撫でながら、妖蛇は自分の中でじっくりと時間をかけながら自分の妖力と分泌液で獲物を包み込んでいきました。


それからしばらく経って————。

暗い森の奥深く、自分の妖術でテリトリーを作りそこで完全に力を取り戻す準備を整えている妖蛇の背中には、彼女が産み落とした繭のような卵が粘液でへばりついていました。

その半透明の膜の中には、一匹の蛇の妖怪がずるずると卵を満たす羊水の中でその長い身体を泳ぐように回っていました。


それは、かつてこの妖蛇を封じた巫女の末裔である少女が、妖蛇の体内でゆっくりと身体を溶かされ、妖怪に転生させられた姿でした。

今や彼女は、親であり主人である妖蛇の妖力を与えられながら、その背中に抱えられ誕生の時を待っている眷属へと成り果てています。


かつて自分を封じた巫女の血筋をこうして自分の眷属へと堕としたことで復讐欲を満たされた妖蛇は、すっかり様変わりした今の世をどうやって乱してやろうかと薄暗い森の奥で一匹の眷属と共にその身体をうねるように轟かせているのでした。

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