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skeb依頼品  神聖法皇国ルベリオスは、神ルミナスを崇める西方聖協会の聖地であり、人間が豊かで平等に暮らせる理想郷として知られている。  そして、その理想郷を魔物の脅威から守るのは、神ルミナスの代弁者である法皇が従える法皇直属近衛騎士団(ルークジーニアス)と、西方聖協会の聖騎士団(クルセーダーズ)達である。  拠点こそ分かれる2つの組織であるが、その頂点に位置する人物は一人の女性であった。  法皇直属近衛騎士団筆頭騎士にして、聖騎士団団長――ヒナタ・サカグチ。  圧倒的な戦闘力と魔物に対する冷徹さを持つ彼女は、人類最強の守護者として西側諸国でも広く知られていた。  聖人の域に達っする力を持ちながら、その力を人間を守るために使い、さらに誰もの目を惹き付けるような美貌を持つ彼女は、当然のこととして多くの人から慕われている。  同じ西方聖協会の一員であり彼女の部下ともなれば、その好意は信奉とも呼べる次元になっている者も少なくない。  ――聖騎士団に所属する青年も、そんなヒナタを慕う者の中の一人だった。  彼女の強さと人柄に惹かれ、非才ながらも過酷な努力の末に聖騎士団員として認められると至った青年は、まさに幸福と呼べる心境にあった。  ヒナタは勿論、聖騎士団の隊長格達と比べればまだまだ非力ではあるが、敬愛する彼女と共に戦えることは彼にとって誇りでもあった。  そんな彼は、今そのヒナタの部屋に向かっていた。  遠方よりヒナタへの荷物が届いたらしいので、自分がそれを届ける役目を買って出たというだけの話なのだが、彼は浮かれた感情を隠すようにして足早に廊下を歩いていた。  聖騎士団の一員とはいえ、末端の騎士である彼がヒナタと直接会話する機会はそうあるものでは無い。  荷物を運ぶ程度の雑用であっても、憧れの女性に会える機会は逃したくなかったのだ。  そうして、ヒナタの自室にまで到着し、荷物の入った箱を小脇に抱えながら扉を二度叩く。 「ヒナタ様、居られますか」  扉の外から声を掛け、反応を待つ。  暫くし、留守かと残念に思った矢先、不意に部屋の扉が開いた。 「……どうしたの?」  ヒナタが顔を覗かせる程度にドアを開け、こちらに目を向けていた。  憧れの女性の顔に、青年はドキリと胸が高鳴る。  美しくも鋭い目つきを間近で見て、少しだけ緊張してしまうものの、それを悟られないように平静を保つ。 「あ、えっと……! ヒナタ様にお届け物があったのですが……」 「……届け物? 私に?」 「はい、確かにヒナタ様宛てと……っ!?」  言いかけて、青年は言葉を詰まらせた。  ドアの隙間から覗くヒナタの顔から視線を下げると、ヒナタが身に纏う乱れた衣服が目に入ったのだ。  随分と薄着で、急な来訪に慌てて衣服を整えた様子だ。  着替えの最中だったのか、或いは元々自室では薄着でいたい質なのかは分からないが、普段とのギャップもあり、彼の目には扇情的な姿に映った。  思わずゴクリと喉が鳴る。  普段は厳格な雰囲気を放つ彼女が見せた、無防備な姿に目を奪われ、一瞬彼は押し黙ってしまった。 「ちょっとそれ見せて」 「え……? あ、ハイ」  ヒナタの声でハッと我に帰った青年は、手に持っていた箱を手渡す。  すると、彼女はこちらには見えないよう梱包された箱を開け、中身を確認した。 「……ッ」  すると、眉間にシワを寄せ、露骨に不機嫌そうな顔を作った。  そして、睨みつけるように後方を向く。 「あの……どうかされましたか?」  その様子に戸惑う青年が尋ねると、ヒナタはこちらに向き直って首を横に振った。 「いえ、なんでもないわ。届けてくれてありがとう」  言って、ヒナタは箱を閉めて礼を言う。  それで会話は終わりという風に、立ち尽くす青年を残してヒナタはそのまま扉を閉めた。  僅かとはいえ憧れの聖騎士団団長との会話。心が躍るようなひと時だったはずだが、荷物を受け取った彼女の態度に疑問符を浮かべてしまう。  何か怒らせてしまっただろうか? と無駄な心配をしていると。 「……っと、なんなのこれは!」  不意に、扉の向こうからヒナタの怒声が耳に届いた。 「……?」  やはり何か気に障ることがあったのか、苛立たったように声を荒げている。  自分に対しての怒りでは無さそうだが、どちらかというと、すぐ側にいる誰かに怒っているような……。 (誰か他にいるのか……?)  ドアの隙間からは見えなかったが、先程ヒナタが後ろを向いたのは、そこに居た誰かを睨みつけていたのだろうか?  耳を澄ませてみれば、確かにヒナタが誰かと会話しているのが僅かだが聞こえる。 「……なの……どこから……」 「……いだろ? ……けっこう高……」  会話内容まではよく拾えないが、どうやら相手は男性のようだ。  しかも随分と態度が大きく、尊大な様子に聞こえる。十大聖人の誰かや、ニコラウス卿だとも思えない。  一部下でしか無い自分がヒナタの交友関係まで把握しているはずはないが、先程のヒナタの態度といい、どうしても気になってしまった。  そんな風に思考を巡らせてると。 「――きゃっ!? ちょ、ちょっと……!?」  部屋の中のヒナタが悲鳴じみた声を上げ、ガタッっと机か何かの物音が響いた。 (ヒナタ様……!?)  何事かと部屋へ踏み入りそうになり、寸前で思いとどまる。  まさか暗殺者に襲われたわけでもあるまいし、少し驚いた声が聞こえただけで先程帰ったはずの部下が部屋へ入ってきては、そちらの方が不審がられてしまう。  だが、より不安感が増した青年は、中の様子を少しでも探ろうとドアに耳を近づけた。  すると、今度は先程までよりもはっきりと部屋の中の声を聞き取ることができた。 「……おい、俺の言うことが聞けねぇのか?」 「くっ、ぁ……! や、やめなさいよ……っ、このっ」  男の声と、拒絶するようなヒナタの声。  ヒナタの口調は強く、だが普段の彼女の様子とは違う、どこか弱々しい抵抗を感じさせる声だった。  一体何をされているのか? と、青年は嫌な想像を膨らませる。 「おら、こんなもん脱いで、さっさとこれ着ろよ!」 「やめ……乱暴にしないでっ! 自分で出来るわよ!」  男の一方的な言葉に、ヒナタは強い語調で反論する。  その言葉は、まるでヒナタが強引な男に無理矢理身体を迫られているように聞こえた。  まさか、あの聖人ヒナタ・サカグチに限ってそんなことは……そう思いつつも、青年は胸騒ぎを抑えきれなかった。  部屋の中からは、ガサガサと微かに衣擦れの音がする。  その音だけで、ヒナタが男の前で服を脱いでいる姿が脳裏に浮かんでしまう。  しばらくその衣擦れの音が続いた後、ヒナタの不機嫌そうな声が聞こえた。 「……これでいいんでしょ」 「へへっ、そうそう。お硬い鎧より、そっちのほうがよっぽど似合うんじゃねえか?」 「うるさいわね……」 「ほら、さっきの続きしろよ。俺を待たせんな」 「分かってるわよ……。本当に、失礼な男ね」  いったい中で何を行っているのか、青年には知る由もなかったが、それでも男がヒナタに良からぬことをしていることだけは察した。  気になって仕方がないそれを調べるため、青年は音を立てないように注意して、部屋の扉をほんの僅かに開いた。  その僅かな隙間から、室内を覗く。  初めて見るヒナタの部屋。その奥に、二人の男女が居た。  片方は見知らぬ男。ヒナタが話しかけていた人物であろうが、裸でベッドの縁に腰掛けている。  そしてもう一人は当然この部屋の主であるヒナタだが、こちらは見慣れぬ格好をしていた。  光沢のある質感の黒い布地。布面積が小さく胸元は開き、鼠径部と臀部に食い込むような破廉恥な衣装。太ももから脚までを覆う網目模様は、素脚よりもむしろ扇情的に見えた。  そして、頭部には何故かウサギの耳のような飾りを付けている。  獣人族を模したようなその格好は、普段のヒナタとはかけ離れた姿だ。  だが、本当に普段からは考えられないのは、ヒナタが行っているその行為だった。 「へへっ、わざわざ遠くから取り寄せた甲斐あったぜ。あの坂口日向に、バニー服着せてチンポしゃぶらせられるんだからさ」 「……あむ、じゅ、ちゅっ……」  ヒナタはベッドに座る男の前に跪いて、その股間に顔を埋めていた。 「ヒ、ヒナタ、様……?」  呆然と、青年はその光景を眺める。 「相変わらず下手だなぁヒナタは。いつになったらフェラ上手くなるんだよ聖人サマよぉ」 「じゅる……れろれろ……んぷっ、ぅ……静かにできないの、このクズ……。……ンッ、ちゅちゅっ」  あのヒナタ・サカグチが、軽薄そうな男の股間に顔を近づけて、男の陰茎を口に含んでいるのだ。  それも、自ら望んだ様子ではなく、嫌々行っているようにしか見えない。  とても恋人とは思えない相手にヒナタが逆らえず、おかしな格好をさせられ性的奉仕を強要されているなんて、何がどうなっているのか分からなかった。 「はぁ……、口の中あったけぇなぁ。もっと喉の奥まで入れてくれよ。あー、でも歯は立てんなよ?」 「注文の多い……。むぐっ、うっ……ぐじゅぷ……んもぉ、ぢゅう……」  ヒナタは険しい表情のまま、男の要望に応えて懸命に口を動かし続けている。  薄紅色の唇が汚いペニスの形に歪む様は、彼女が進んでやっているわけではないからこそ、より淫猥さを増していた。 「ずじゅ、じゅずずずずぅ……! ふ、ぐう……っ、んぶ……! っぷは……っ、ちょ、お、奥……くるし……」  苦しげに息継ぎするヒナタの頭を掴み、男は強引に喉奥を突いた。 「団長サマがこれぐらいで弱音吐くなよっ。もっと奥まで咥えられんだろ!」 「んぶっ!? んぐうううっ! ごっ、 おおっ……おぶぅぅっ」  乱暴に頭を動かされ、ヒナタの目尻から涙が流れる。頭が振られるのに合わせ、ウサギ耳型の飾りがぴょこぴょこと揺れ動く。  人類最強とも呼ばれる聖人が、まるで玩具のように扱われていた。 「おら、舌使えよ! もっと舐めまわせ!」 「ぐぶぶぅっ……! おぶうっ、や、やめ……んじゅるるるっ! ず、ずずうぅ~~~~っ」  ヒナタの口に、男のモノが出入を繰り返す。  喉奥を突くその抽挿に、ヒナタはえずきそうになるのを堪え、必死に口を窄めて肉棒に吸い付いていた 「ははっ、タコみたいに吸い付きやがって。よっぽどチンポが大好きなんだな、このエロ聖騎士が」 「……っ、ん、ん……っ、こぽ……っ、れりょれりょ……れろれろ……はあっ、……れろれろれろれろ……ちゅうぅぅ……!」  男の揶揄するような言葉に、ヒナタは恨めしそうな顔をしながらも口を止めることなく、もごもごと健気にフェラを続けている。  その姿を覗き見る青年は、いけないと分かりつつも、股間の膨張を抑えられずにいた。 「あぁ……ヒナタ様……」  青年は無意識に自らの股間をまさぐりながら、二人の行為を食い入るように見つめ続けた。  憧れの団長に対する尊敬が、性欲によって塗り潰されていく背徳感が、肉棒に熱い血を流し込んでくる。 「ぢゅるるる……ズズー……っ、はぁ……はぁ……っ、れる、ちゅる……ちゅばっ」  男のモノにしゃぶりつくヒナタも、次第にうっとりと目を細めて、その行為に酔いしれている様子を見せ始める。  無理やりだろうが男に奉仕していれば屈服してしまう、弱い雌の本能が刺激されているようだった。 (ヒナタ様が、あんな顔をされるなんて……)  雌の顔を見せるヒナタを見て、火が燻るような痛みが胸をモヤモヤとさせるが、それが余計に興奮を掻き立ててくる。 「くそ……なんで、こんな……」  苛立つ劣情を抱えながら、青年はヒナタが頭を掴んでペニスを扱く道具にされている無様な姿を目に焼き付ける。 「うおぉー、エロバニー騎士の口の中でザーメンぶち撒けるぞ! 全部飲めよ!」 「待っ、んぐっ……! ぐ、うぐ……っ! んっ、ん゛ん゛んんっ!!」  男が激しく肉棒を突き出し、カクカクと腰を震わせると、最後の一突きとヒナタの唇を腰へ密着する程に押し当てた。  ヒナタは喉を抉る肉竿に目を見開いて驚愕すると、すぐに覚悟を決めたように目を閉じた。 「う、うぶうぅぅっ!? ……ぐぎゅっ、んぷううぅぅ!」  精液が口内に吐き出され、ヒナタが苦悶に呻く。 「おっふうぅ~~~~っ」  男は気持ちよさそうに欲望を放ち、ビクビクと身体を痙攣させている。 「ぶぶっ、んぢゅるるる……っ! ンッ、ごくっ、んく……っ」 「あぁ~……ちゃんと全部飲み干せよー」 「ぐっ……んぐっ、んっ……んくっ……! ずっ、じゅずううぅぅぅ……っ! ん、ぷあ……っ」  口内を犯す白濁汁を飲み下しながら、ヒナタは必死に男のモノを吸って尿道に残った残滓まで搾り取る。  卑猥な服装に身を包み、唇の伸びた変態じみたフェラ顔で亀頭から精液を啜る様は、まるで娼婦だった。 「はあぁ……あぁ……」  ヒナタはようやく肉棒から口を離すと、頬を紅潮させて熱の籠った吐息を漏らした。 「ひひっ、美味かったか?」 「…………最低よ。こっちの世界で口にしたモノの中でも最底辺。……もう満足でしょう? さっさと帰ってくれないかしら」 「おいおい、まだ本番はこれからだぜ。今日は一晩中相手してもらうからな」 「ふざけないで。誰がアンタなんかと……」 「あぁ、他の奴に見られながらだと気になってセックス出来ないか?」 「えっ……!?」  そう言うと、男は青年が覗き見るドアの方に視線をやった。 (マズイッ、気づかれた……!?)  瞬間、存在がバレることを恐れ、青年はドアから離れて駆け出した。  自分の覗き行為がバレれば、当然ヒナタには激昂されるだろう。  いや、それ以上に、憧れの女性が性的行為を強要される様を黙ってみているしか出来なかった自分の存在を知られたくなかった。  青年は服の下で硬く勃起したペニスの感覚を堪えながら、逃げるようにヒナタの部屋を後にした。

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