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「2人共おかえり!」  家に帰ってきた2人の少女を、レックスはいつものように笑顔で出迎えた。  出迎えたを受けた二人――ホムラとヒカリもそれに笑顔でもって応える。  2人は声を揃えて「ただいま」と言い、住み慣れた家に上がっていった。  「結構遅くまで話し合いしてたんだね?」 「ええ、まあね。向こうが結構しつこくて中々帰してくれなかったのよ」  ヒカリがうんざりした様子でやれやれと肩を落とす。  今日のホムラとヒカリは、以前傭兵団の依頼を受けた依頼主のもとへ、再度別の依頼を請け負う件について話し合いに向かっていたのだった。  前回の仕事が評価されたのだろう。2人に会えないまた日が来るのは寂しいが、依頼が来るのは喜ばしいことなのは間違いない。 「ごめんなさい、遅くなりましたよね? 先に寝ちゃっててもよかったんですよ」 「いやいや大丈夫だよ。ちょっと遅くなったくらい。2人が帰ってくるまで、オレも身体を鍛えたりしてたしさ」 「あら、頼もしいじゃない」 「それに、やっぱり2人を出迎えてあけたいしね。そうじゃないと心配で寝られないかも」 「レックス……」  多少気恥ずかしいことを言ってホムラとヒカリが顔を赤らめたが、それが正直な気持ちだ。 「はは、まぁホムラとヒカリなら別に心配することなんて無いんだろうけどね」 「いいえ、嬉しいですよ」  レックスが頬を掻きながら言うと、ホムラがこちらに肩を寄せて微笑んだ。 「そうよ。レックスは私達の頼れる最高の男なんだから、しっかり守ってよね」  同じようにヒカリも密着してきて、上機嫌に言う。 「じゃあ、そんなレックスがどれだけ逞しい身体になったか、ベッドでよく見せてもらいましょうか?」  そして、からかうように続ける。  今度はレックスが顔を赤らめ、えぇ? と困り顔を作った。 「――と、言いたい所だけど、今日はもう遅いからお風呂入って寝るわ。ごめんね」 「え、そう……?」  梯子を外され、レックスは間の抜けた声を発した。  確かに夜も更けてきたのだが、自分としてはまだ起きていられるし、体力も有り余っているのだが、と肩をすかされたような気分になる。 「ごめんなさいレックス。……私も、今日は少し疲れたので、もう眠たくなってきました」 「なんだか、大変だったみたいだね?」 「まぁ……ちょっとね。しつこい依頼主の相手で中々疲れてね」  ヒカリは目を細めつつ、げんなりとため息を吐いた。 「そうなの? もし嫌だったら、依頼断ってもいいんだよ?」 「……ううん、大丈夫。そんなことで投げ出したりはしないわよ」 「えぇ。明日からも何日か出掛けることになりますけと、レックスは心配しなくていいですからね」 「あぁ、明日からさっそく任務先に向かうんだよね。なら、やっぱり今日は早く休まないとね。また寂しくなっちゃうなぁ」 「ふふ、任務を終えたら、また沢山イチャイチャしましょうね?」 「出来るだけ早く帰ってこれるよう頑張るから、待っててね」  そう言って二人は、交互にレックスの頬へキスをした。  最愛の少女達からのキス。それだけでレックスは寂しさが吹き飛ぶようだった。  きっと、こんな幸せ者は自分くらいなものだろう。そう思いながら、少年は平穏な日々を過ごすのだった。  ◆  ホムラとヒカリが家に帰り、レックスに愛情の篭ったキスを贈っていたその数時間前。  2人は薄暗い部屋の中、大人の男の前に跪き、ガチガチに勃起した巨根に左右から口付けしていた。 「ちゅ……ン、むぷっ」 「じゅむ、むぅ……ぢゅ……っ。……最低」  ホムラは涙混じりの目で、ヒカリは怒りに震えながら、こちらを見下ろす男を睨みつける。 「へへへ、最低じゃないだろ。エロい女2人にチンポ舐めさすなんて最高だよ」  少女2人を脅迫し何度も犯した下衆な男は、肉棒を熱り立たせて左右の唇の感触を味わっていた。 「嫌そうな顔してるけど、ホムラちゃんもヒカリちゃんも、もうこのチンポ大好きになったでしょ?」  言いながら、ペニスを振って2人の頬にペシペシと打ち付ける。 「やっ……、ばかっ」 「っ……そんな、擦りつけちゃ……」  陰茎が顔を汚し、2人は嫌がりつつも、その肉厚な感触と独特な匂いにドキリとしてしまう。 「ほらほら、さっさと口で咥えないともっと暴れるぞー」  男は悪戯を楽しむような様子でペニスを振るう。 「あーもう……っ、分かってるわよ! はむっ、じゅる……」 「はぷっ……、うぅ……」  命じられるまま、ヒカリとホムラが左右から竿を口に含む。  そうして、キャンディーを舐めるようにペニスに舌を這わしだす。 「んれろ……れろれろ……」 「あむ、ちゅう……、れりゅうぅ……」  これからたっぷりと可愛がってもらう肉竿に、口内の粘液を絡めていく。 「うー……やっぱ最高じゃん」  気持ち良さそうに身震いする男に苛立ちつつも、口は離さない。  ヒカリはゆっくりと上から下へと竿を舐めていき、逆にホムラは睾丸から亀頭へ向かって舌で舐めあげていく。 「じゅる、レロぉ……レロ、れちゅ……」 「ぶちゅ、はぁぁ……れ、ろおおぉ……っ」  2人でペニス全体を丁寧に舐め尽くしていく。  レックス相手だと、小さすぎてこんな風にフェラすることは出来なかっただろう。  男に教えられた奉仕を甲斐甲斐しく続けながら、徐々にフェラを激しくしていく。 「ちゅろ……ぅむ、むじゅる……。はぁ……くっさ……れるれる……」 「はやく……らして……じゅぶ、んぶぅ……ちゅちゅっ」 「おい、もっとしゃぶれ」  舐めさせるだけでは足りないと、男がヒカリの頭を掴み、強引にペニスを咥えさせた。 「んぶぅぅっ!? んごっ、ぐ、じゅるるるっ」  亀頭が喉を突き咽そうになるのをこらえながら、ヒカリは口を窄めて賢明にフェラを行う。 「んぐっ、んぐっ、ズズ……ズズゥ……むぉっ、じゅぼっ」  ホムラは代わりに睾丸を口に咥え、優しく口内の肉で包む。  最高の美少女達にペニス全体を甘やかされ、快感に男はIQの低下した顔で打ち震えた。 「じっゅぽ、じゅっぽっ……ん、うふうぅ、ジュルルゥ……んばぁ」   巨大なペニスを口いっぱいにしゃぶり、頭を上下させるヒカリ。  そして、ヒカリの口内奉仕を味わった後は、次はホムラに竿を根元まで咥えさせ、その舌使いの差を楽しむのだった。 「ぢゅぷっ、ぶぢゅるるっ……ン、ちゅぅ〜っ🖤 んっ、んっ……大きすぎて、食べきれません……🖤」 「この、クズチンポっ。さっさとザーメン……出しなさいよ! んぼっ、ぢゅるるる、ずずぅ……ぶぽ、ぶぽっ🖤」  交互に竿をしゃぶり、頬を凹ませ竿を啜り上げる。  激しい口淫に耐えられなくなったペニスから、2人の顔目掛けてドロドロのザーメンが迸った。 「んひゃあっ!?」 「あはっ、ンン……っ」  それを2人は顔と舌で受け止め、整った顔を白濁に汚す。 「ぉ、ふう……。彼氏持ちの女の顔が俺の精子でベトベトになってるの笑えるな」  男は満足気に射精後のペニスを揺らし、最後まで絞り出した精液を少女の顔に擦り付けている。  ヒカリは苛立ちながらも拒絶せず、顔が精液臭くなるのを仕方なく受け入れていた。  脅迫されているから、というのもあるが、今では彼に屈服することに喜びを感じるようになってしまっていた。  ホムラもそれは同様で、射精後のペニスの先端を掃除するようにペロペロと舐めている。  レックスには悪いと思っている。だが、雄臭いペニスに屈する快感からは、もうホムラもヒカリも逃れられなくなっていた。  ――そして、恋人に秘密の夜は更けていく。 「ふあぁっ、ああぁぁああぁぁンッ🖤」  肉と肉がぶつかり、ホムラの甲高い喘ぎが響く。  部屋の片隅で、ホムラは男に脚を持って抱えられたまま、秘所を剛直で貫かれていた。  ゆさゆさと揺れる身体から振り落とされないように、あるいはもっと肉棒が膣奥に届くように、ホムラは逞しい背中にギュッとしがみつく。 「やっ、あっ、あんっ……大きい……あ、スゴイッ、こんなに力強いの、スゴすぎますっ🖤」  男に抱きつき交尾するホムラを、ヒカリはベッドの上に小さく座りながら見つめていた。  あんな風に荒々しく抱かれているホムラを、複雑な感情で眺める。  ホムラの腟に長いペニスが出入りする光景から目が離せない。  初めて彼がホムラを抱いている所を覗き見した時を思い出し、自分の股を密で濡らす。  あの時と違うのは、あの肉棒を雌穴に突き入れられて膣壁を擦り上げられる快感を、自分はもう覚えてしまっているというこだ。 「きゃひぃぃんっ🖤 そんな奥までぇ……長いのが、中で暴れて……あ゛あっ、んん、んぐっふぅ🖤」  ホムラの巨乳が男の胸板で潰れるほどに、密着して繋がる男女。 (うわ……すっごい深く入ってる……。……アレ、私もやってもらお……)   ヒカリは激しいセックスを目に焼き付けながら、クリクリと自分の淫核をイジっていた。 「あ゛あ゛っ🖤 おん……っ、ほおぉぉ……🖤」  虚ろな目をして口から空気を吐き出すホムラ。アレはもうセックスで気持ちよくなることしか考えていない顔だと分かってしまう。 「おーい、そんなアヘってていいのかー? もう彼氏のことは忘れちゃった? 彼氏の粗チンじゃもう満足できねだろ」 「やあぁ……、レックスは別なんですぅ。このおチンポと比べるのは可哀想だから……考えないようにしてるんです……っ」 「へぇ、じゃあ俺のチンポの方が気持ちいいって認めるんだ?」  彼はぐりぐりと亀頭をねじ込んで尋ねてくる。  ホムラは、淫靡な笑みを浮かべて答えた。 「それは…………ハイ、貴方のおチンポが一番気持ちよくて、レックスのよりも好きになっちゃいました🖤」  あの誰よりも優しく、愛情の深いホムラから出る裏切りの言葉は、寝取り好きの間男にこれ以上ない優越感を与えたようだった。  より一層交尾の律動は強さを増し、ホムラの身体が大きく上下に動く。 「ああぁぁはあぁぁっ🖤 すごっ、おっきいの、おっきいおチンポぉぉ🖤🖤 んぎっ……ふぎいぃっ🖤🖤」  ごちゅんごちゅんと、叩くように膣奥へ当たる先端に、ホムラは脚を力ませ腰にしがみつく。 「イクっ、イっちゃいます! そこ、あー、そこそこそこっ🖤 キッ、イッ……ッぐぅ……ぉっ🖤🖤」  男の肩に顔を埋めて、ホムラは背中を電流で痺れたように震わせて絶頂した。  見えないが、きっと顔は酷い蕩け方をしているのだろう。 「は、ああぁぁ……🖤 なか……ビクビクって……おマンコ悦んじゃってます……🖤」 「オイ、ヒカリ脚開け」  浮気セックスの絶頂に浸るホムラの腟肉でペニスを扱きながら、男はヒカリを呼びつけた。 「え?」 「精子恵んでやるならよ、マンコ見せて寝転べって」 「は、はぁ!?」  どうやら、ホムラの身体を使って貯めた精子をヒカリの膣に出すつもりらしい。  女の身体を玩具程度にしか思ってないような扱いに、額に血管が浮き出る。 「なに、いらねーの? じゃあもうヤッてやらねーよ? 帰ってレックスくんの粗チンで抱いてもらう?」 「……っ」  良いように使われることへの抵抗感があるが、確かに今更レックスの子供サイズのモノでこのムラついた身体が満足出来るとも思えない。 「わ、分かったわよ……」  ヒカリはイライラとしながら、ベッドに倒れてM字に開脚した。 「出したいなら……勝手に出しなさいよ」 「へへ、じゃあ喜んで」  男は絶頂を終えたホムラをベッドに降ろし、赤面して待つヒカリの身体に覆い被さった。  そのまま、ホムラの身体で昂ぶった竿が冷めない内に、ヒカリの秘所を一気に貫く。 「ふっ……ぐぅっ!」  長く肉感的な棒が自分の急所に入り込む異物感。  だが、既にぐしょ濡れになっていたそこは、男のモノを抵抗無く受け入れる。  彼はすぐに腰を振り初め、爆発寸前の竿を扱いていく。 「うお〜出る出るっ」 「ンハっ、アッアッアッ……🖤」  そんな雑なピストンでも、ヒカリの下半身はしっかりと快感で幸せになってしまうのだった。  そして、当たり前のように中出しされる。 「ん゛ん゛んんんんっ🖤」  ビュルビュルビュル!  どくどくと流れ込んでくる精液が、ヒカリの腟内を染めあげる。 「ああ……種付け、されちゃってる……🖤 都合のいい穴みたいに……」 「あーきもちー。女孕ませるのやめらんねーわ」  ペニスをねじ込みながら、彼が感嘆に唸る。  ヒカリも待ち望んだ中出しに悦びながらも、しかし絶頂には至らなかった。 「ふぅ〜」  男は一人だけ満足し、竿を秘所から引き抜く。  ぽかりと開いた穴から、注がれた精液が溢れていた。 「ホンっと……最悪っ」  ヒカリは下半身に視線をやりながら、物足りなさを噛み締めるように呟いた。  そして、恨みがましく男に言う。 「ザーメンまた溜まったら、ちゃんと私も気持ちよくしてよね!」  雌穴を指で開いてアピールしながら、ヒカリは強気なおねだりをした。  男は当然そのお願いにも応え、ヒカリにもホムラにも何度も中出しし、2人の巨乳を使ったパイズリや2人並べての食べ比べなど、数時間掛けて極上の身体を味わうのだった。  いつかレックスに浮気は知られてしまうかもしれない。   だが、それまでは……この背徳感に塗れた快楽に沈んでいたいと、天の聖杯と呼ばれたブレイドは思う。  ――今日もレックスの知らない所で、ホムラとヒカリは逞しい男性に組み伏せられ、よがり狂っていた。

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Anonymous

このシリーズが出された時から支援しました。どれも読み応えあって面白かったです。 完結してくれてありがとうございました😊