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「おかえりホムラ、ヒカリ!」 「ただいま、レックス」 「ただいまです、レックス」  互いに挨拶を交わし合って、少年が2人の少女を出迎える。  サルベージャーのレックス、そしてレックスのブレイドである天の聖杯――ホムラとヒカリは、現在は3人で平穏に暮らしを送っていた。 「二人共お疲れ様。今回の任務はどうだった? 怪我はない?」  平和な時間が続いているとはいえ、日々の稼ぎは必要である。  レックスは昔から続けているサルベージの仕事を、ホムラとヒカリは時折傭兵団の一員として舞い込んできた任務を受けることで、暮らしていくのに十分な生活費を稼いでいた。 「はい、どこも怪我なく元気ですよ」 「当然でしょ? あの程度の任務、私達に掛かれば楽勝だったわ」  レックスが二人の身体を労ると、ホムラとヒカリが順番に答える。  口調こそ異なるものの、二人共こちらに心配を掛けないよう言っているのはレックスも理解していた。 「よかった。二人に何かあったらと思うと、心配でサルベージの調子も狂っちゃうよ」 「ばかね、心配しすぎよ。…………嬉しいけど」 「もう、仕事はしっかりしてくださいね?」 「ははっ、ごめんごめん」  レックスは笑って誤魔化すように謝った。  だが、レックスにとって彼女達は命同然とも言える大切なブレイドだ。心配するのも仕方のないことだろう。  それに、今では彼女達はレックスにとってただの自分と繋がったブレイドというだけではなく、大切な――恋人でもある。 「じゃあご飯でも食べる? お腹空いてるんじゃない?」 「いいわね、もうお腹ペコペコよ」 「ふふ、早くレックスに会いたくて、急いで帰って来ましたもんね」 「そ、そういうわけじゃないけどっ!」  慌てるヒカリをレックスとホムラは微笑ましく見つめながら、部屋の奥へ進んでいった。  その後レックス達は3人で料理を作り(ヒカリは食器を用意しただけだが)、数日ぶりの3人揃っての食事を楽しんで、和気藹々と過ごしていればあっという間に日は沈み、夜は更けていった。 「やっぱり二人がいると楽しいなぁ」  レックスは寝室のベッドに腰掛けて、思わず笑みを浮かべながら独り言を漏らした。  たった数日とはいえ、彼女達が居ない家はそれほど大きくはないと言うのに、どこか1人で過ごすには広く感じていた。  一人が寂しいなどという程子供ではないが、出来たばかりの恋人と会えない期間は思っていたよりも辛いものだったのだ。 「上がりましたよー、レックスー」  そんなことを考えていると、寝室の扉を開くホムラの声が聴こえ、レックスはハッと顔を上げた。 「あぁ、お風呂上がったんだね。じゃあ――」  言いかけて、レックスは唇の動きを止める。  なぜかというと、バスタオル一枚を身に纏っただけのホムラとヒカリが視界に飛び込んできたからだ。 「うえぇっ!? ホムラっ、ヒカリ! その格好は!?」 「お風呂上がりなので、そのまま来ちゃいました」 「ジ、ジロジロ見ないでよねっ」  見るなと言われても、むしろ見せつけているのはそちらではないのだろうか?  ホムラとヒカリ、二人共その大きな果実のように実った乳房や、湯上がりで火照った身体を布一枚で隠して、見るからに扇情的な格好になっている。  元々は同じ身体を共有していただけあって、完璧なプロポーションを保った身体が鏡写しのように並んでいる。 「いや、どうして服着ないのさ!?」  レックスが驚いて聞くと、ホムラがふふっと怪しく微笑んで答えた。 「暫く私達と会えなくて、レックスも溜まってるんじゃないかと思って」 「サービスよ、サービス!」 「た、溜まってるって……」  確かに数日間ホムラ達と会えなくて寂しいとは思っていたし、恋人と会えなくて悶々とした夜を過ごしもしたが……。 「嫌、でしたか……?」 「え、や、そんなことはないけどさ……」 「……あーもー、焦れったいわね」  反応に困っていると、ヒカリがズンズンと歩いて来て、レックスの胴体に腕を伸ばし、そのまだ少年らしさを残す身体を押し倒してきた。 「うわあっ!?」  急に体重を掛けられ、さらにバスタオルの隙間から深い谷間が見えて、レックスは驚きベッドに倒れ込んでしまった。  そこにヒカリが肢体を被せてきて、下腹部を探るように手を這わせてくる。 「ふっ、何よ……こっちはしっかり反応してるじゃないの。やっぱり男の子ね」  添えられた手の先には、隠しきれないほど隆起したレックスの男性器がズボンを押し上げていた。 「あらあらあら」  ホムラもそれを見て、嬉しそうに口元に手を当てる。 「ヒカリぃ……」  自分の恥部を晒され、レックスは赤面して抗議の目線を投げかけた。 「今更恥ずかしがらないでよ。こっちまで恥ずかしくなるじゃない」  自分でしておいて照れ始めるヒカリの横で、ホムラが前屈みにベッドに上がってきた。 「今日は、私達二人でお相手しますね」  言って、慣れた手付きでレックスのズボンを下ろし始める。  すぐに着ていた衣服が剥かれ、レックスの何も纏わぬ下半身が露わになった。 「ふふふ、おっきくしちゃって……」 「準備万端ですねっ」 「し、仕方ないだろ!? 二人がそんな格好で近づいてくるんだから!」  既に勃起して反り返ってしまっている陰茎に視線が集中する。  とはいえ、この状況で興奮するなという方が無理があるが。 「そうですね。じゃあレックスをドキドキさせてしまった責任を取りましょう。ね、ヒカリちゃん」 「ええ、任せなさい」  ホムラとヒカリは目を見合わせ頷いて、レックスの下半身に覆い被さるように近寄ってきた。  ピンと伸びたペニスを左右から挟み、身体を寄せ合う二人。  突き出された2人の大きな乳房が肉竿を巻き込んでくっつき、そのまま飲み込んでしまう。 「うあぁ……」  左右の巨乳に挟まれた肉竿の、先端部分がぴょこんと胸の間から突き出る。  巨乳美少女2人の乳房が雄の象徴を挟んで密着している光景は、否が応でも少年を興奮させた。 「相変わらず、レックスのこれは可愛らしいですね」 「それ、褒めてるの?」  あまり褒め言葉としては受け取りづらいが、ホムラは嬉しそうだった。  男の子としては可愛いよりもカッコいいと言われたいのだが。 「確かに俺のはあんまり大きくないけどさぁ」 「なによ、大きさなんて気にしてんの?」 「これから成長するから大丈夫ですよ。それに、大きさが全てじゃありません」 「そうそう、デカさばっか自慢してる男なんかロクなもんじゃないんだから。レックスはそれでいーの」  ホムラとヒカリの慰めに苦笑しながらも、レックスはその分2人を目一杯愛そうと意気込むのだった。  まぁ、今の所はどちらかというと2人に可愛がられてしまっているが。 「肉体的な男らしさよりも精神的な繋がりが大事だと思うわけ。やっぱり愛が無いとね」  言いながらヒカリは胸を寄せ、挟んだペニスを優しく包んでくれる。 「ふふっ、ヒカリちゃんは愛情たっぷりですもんね」 「なっ……!? ま、まぁそうだけど……、それはホムラもでしょ!」 「ええ、そうです。私も負けてられません。……んっ、しょっ」  ヒカリに負けじと、ホムラも乳肉で竿をマッサージするように揉み始める。  優しい快感がペニスから伝わり、レックスは腰をくねらせて気持ちよさそうにした。 「うぁ……すごいよ……」 「どうですかレックス?」 「こんな美人2人におっぱいで気持ちよくして貰えるなんて、贅沢なんだから」  ぎゅうぎゅうと押し詰めになり、ひとかたまりのようになった乳房が、中心に挟まれたペニスを圧迫する。  それぞれ別々のタイミングで上下に擦り上げれば、不規則な刺激が竿に伝わる。  ゆっさゆっさと乳房が揺れる度、すべすべとした肌の感触がペニス全体を洗うようだった。 「こうやって、むぎゅーって押されるのがレックスは好きなんですよねー」  ホムラとヒカリは互いの肩を掴んで、抱き締めるように身体をキツく密着させた。  重なった乳肉が餅のように潰れ、強い乳圧がペニスを襲う。 「あああぁ……っ!」  苦しそうにも見える悶え方をするレックスを見て、2人は更に身体を上下させる速度を上げる。 「一回出しちゃいましょうねー」 「ほらっ、出しなさいよっ! ほらぁっ!」  ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ、と搾るように圧迫され、レックスはぐっと全身に力を込めた。 「ぐうぅ……っ、で、出るぅ……っ!」  びゅるるるっ。  乳房に囲まれた中心で、ペニスの先端から白い液体が迸った。 「あはっ、出ましたね」  精液はホムラの胸元に飛び、そこを白濁に汚した。  レックスはぶるるっと身体を震わせて、精液を搾り取られる感覚に浸る。 「気持ちよさそうな顔しちゃって。可愛いんだから」  満足そうな顔をする二人が密着した身体を離し、竿を乳肉の檻から解放する。 「でも、レックスだけ気持ちよくなってちゃダメなんだからねっ。私達の相手もして貰わなくちゃ」 「もう私達も準備出来ていますよ?」  ホムラとヒカリは一糸まとわぬ火照った身体を見せつけてレックスを誘惑する。 「ちょっ、ちょっと待って! 休ませてよぉ!」 「もうっ、一回出しただけでへばっちゃうんだから」 「そこは、まだまだ頑張れるようにならないといけませんね」  ヒカリは呆れつつ、ホムラは苦笑混じりに息を吐き、レックスの回復を待つのだった。  男性の生理現象なのだから仕方ないが、一度射精させると数十分間待たねばならないのはやはりもどかしい。  その間、火照った身体を冷まさないようにするのもなかなか難しい。  まぁ、とはいえ愛する恋人のためなら、少々待つ程度苦ではないのだか。  一方でレックスの方は、早く勃たせなければと焦りが生じている。  そんな恥ずかしそうにしている姿もまた、可愛らしいと思われてしまうのだった。 ホムラとヒカリは再びレックスを興奮させるため、その豊満な乳房を押し付けてアピールし始める。  そんな天国のような状況で、レックスは人生最高の幸せを感じるのだった。

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