Home Artists Posts Import Register

Content

いつもご支援ありがとうございます。本当なら上位プランの更新を行う予定だったのですが、諸事情が重なってストックでの通常更新となりました。

今月はリアルの都合を含めて依頼の締め切りなどが重なって、また思うような更新ペースとはなりませんでした。体調不良の連続は落ち着いてきたので、慌てずに支援していただける価値のあるものをお届けする努力をして参ります。どうか見守っていただけると幸いです。


今作は依頼で書き上げた『とある母港の平和な日常』というシリーズの一作になります。


普段書いているものとはテイストが違っていますが、お手に取って呼んでもらえたら嬉しいです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 母港は平和そのものである。定例文じみた文言だが、事実として連合組織『アズールレーン』が保有する母港は、様々な陣営の艦船が共に肩を並べて過ごすことを良しとし素晴らしい平穏を築き上げている。いつしかセイレーンの脅威もなりを潜め、この世界は煌びやかな美少女の艦船たちが優れた指揮官の下で平和を享受する世界になりつつあった。

 母港は平和である。幾度となく繰り返す。母港は平和なのだ。ただそこに、絶対の支配者という理不尽で不条理な男が在るだけである。


 その日、ヴィシア陣営に所属する巡洋戦艦ダンケルクと重巡艦アルジュリーは母港に備え付けられた厨房スペースを訪れていた。逆に言えば二人以外は〝奴〟しかいない。艦船たちはしばらく厨房には寄り付かないだろう。

 それはダンケルクたちが指示を出したのもあるが、偏に〝奴〟の存在があるからだ。不用意に近づくな。身代わりになろうとするな。さもなくば、己が想像する最悪より最低な時を過ごすことになる。平和な母港において、唯一無二にして暗黙の条約。

 つまるところ、ダンケルクとアルジュリーはもはや救えぬ贄なのだ。二人は承知の上で厨房へと入った。表情には覚悟が浮かんでこそいるが――――――数時間と経たず凄惨に変貌することになるだろう。


「待ってたよ〜! ダンケルクちゃん、アルジュリーちゃん。二人とも相変わらずおっぱいが大きいねぇ〜。あ、ここの艦船ちゃんは大体おっきいか!」


 言って、男は厨房に現れたダンケルクとアルジュリーの乳房を正面から無遠慮に鷲掴みにした。ダンケルクの巨乳と、それを一回り上回るアルジュリーの爆乳が服の下で卑猥に歪み、二人は思いっきり顔を顰めた。


「ちょっと……! いきなり、んんっ!」

「っ、何の、用!?」


 嫌だと声を上げてしまいたい。艦船特有の類稀な美貌には、あからさまな感情が浮かび上がっていた。

 それはそうだろう。清潔な厨房に、見るからに不摂生な体躯の男が菌の遮断など何も考えていないシャツ一枚と緩んだズボンを履いただけの装いでたむろしている。特に甘いものに目がなくお菓子作りを好むダンケルクは、男の作法の全てに容赦のない叱責を飛ばしたいはずだ。

 仮にこれら全ての無作法を取り除いたとしても、出会い頭に大きいと褒めたたえた乳房を揉みしだくなど、人としての倫理観が終わっているとしか言いようがない。乱暴な言い方にはなるが、男のことを異性という括り、あるいは人の括りに置きたくはない。

 天災。重桜の神子が名付けた略称がこの男にはよく似合う。どこからともなく現れて、異常な性欲と性癖で飽きることなく艦船を嬲り物にする最低最悪の天災。


「あはは、ごめんごめん。おっぱい揉みながらじゃ話せないか〜。まあでも、デカいおっぱいは挨拶代わりに揉むのがおじさんの趣味だから許してよ」

「相変わらず、最低ね」


 ダンケルクが冷たく吐き捨て、アルジュリーが軽蔑の視線で男を貫く。彼は視線を歯牙にもかけないどころか、その視線を楽しげに見つめ返す。それが気持ち悪くて仕方がないと、二人は睨むことを止めてしまう。それほど気色が悪いことこの上ないのだ、かの男は。

 だと言うのに二人は男に危害を加えない。それは男が、平和な母港の絶対的な支配者であるという何よりの証左だった。

 KAN-SENは、母港に住まう者は男に逆らってはならない。例外はなく、暗黙ですらない。息を吸うという人の形をしたモノに欠かせない常識よりも〝当たり前〟なのだ。誰より忌み嫌われる男は、KAN-SENたちと指揮官に絶対の命令権を持つ。それは覆すことも拒絶することもできない至極当然のルール。

 だからダンケルクとアルジュリーは男の呼び出しに応じた。彼を謀るという考えに至らない。彼を傷つけるという考えを思いつかない。理不尽と不条理をその身に抱えている艦船たちは、彼をどれだけ忌み嫌ってどれだけ憎んでいようと、彼が望むことを叶えることしかできなかった。


「それで、私たちをわざわざ呼び出して何をさせようというのかしら」


 アルジュリーが、何かをさせられることは決まっていると言いたげな口調で問いかけた。

 男からの呼び出しは珍しい。どちらかと言えば、油断したところを〝強襲〟して嫌がる艦船の表情を楽しみたがる男だ。呼び出しという事前に気丈さを保つ時間を得られる行為は、彼があまり行わないものだ――――あまり、であって決してではない。

 強制とはいえ精神面での準備が許される場合、相応に男が〝ろくでもないこと〟を思いついた時だ。ある意味では運悪く、二人は彼の妄想具現化の対象にされたわけだ。

 豊満な胸を挨拶代わりに散々弄んだ男は、厨房の椅子にドスンッと勢いよく座りながらニヤニヤと笑う。この男が〝艦船の椅子〟ではなく普通の椅子に座ることがこれほど不気味に思えるのは、日頃の行いがあるからか。彼は数多いる艦船の中から二人だけを見定めて使うだけで充分な遊び方を思いついている。それが何なのかは、ダンケルクたちには検討がつかないし分かりたくもないのだろうけれど。


「いやねぇ、おじさん最近マンネリ回避に勤しんでてさぁ。この前もヴェネトちゃんたちと楽しいことしたんだけど、その時こっそり思いついちゃったんだよねぇ〜……君たちで〝お菓子作り〟がしたいってさ」

「……作り方を教えて欲しいとでも?」


 男の腹を探って思考を予測しようとしても無意味だ。幾人もの知将たちが挑んでは敗れた男の嗜好は誰にも理解できない。

 話の因果関係を考えることすら難しい。一体何を言いたいのか理解に苦しむダンケルクが、言葉の端だけを取って問いかけた。もちろん、当たっているなどとは考えていない。


「違う違う。おじさんがダンケルクちゃんたち〝で〟作る側だから、教わることは何もないんだよね〜」


 二人が眉を吊り上げた。わざとらしく強調された言葉の端から察せられないほど鈍感な思考ではない。受け入れ難いと感じないほど愚鈍でもないが。


「なるほど。おじ様がやりたいことは理解したわ」

「理解したくもないけど……人を食い物にして、何が楽しいのかしら」


 要するに――――――ダンケルクとアルジュリーを〝お菓子〟に見立てて弄びたい。

 単に犯すだけでは飽き足らず、普通なら不可能な下劣極まる発想の具現化。男の支配権力があればこそ思いつく、人の身体を何かに見立てて遊び倒すこと。有り体に言ってしまえば、ダンケルクとアルジュリーは今から彼の〝生きた玩具〟となる。

 無論、憤りから来る溜息や罵倒は既に発せられた。だが、それ以上を思い浮かべることができなければ、彼女たちの怒りは嗜好の餌になり得る以外に意味はない。


「ほらほら〜、早くお菓子の〝材料〟になるんだよー! 材料が人間の服を着てるなんて、おかしいでしょ?」

「下衆が……」


 蔑んだ目で見ても、母港に住まう艦船たちの口癖紛いの罵倒を向けても何一つ意味がない。男のニヤついた笑みと芝居がかった口調をさらに調子に乗らせはしないと、せめて恥ずかしげなく衣服を脱いでいく。

 羞恥に悶えては相手の思う壷だ。そう思っても肌の赤みばかりは抑えられず、二人が頭の上から足の先まで裸身を晒す頃には、美貌が恥辱に塗れた赤面に染まっていた。


「うひひ、マジでいい身体してんなぁ……おっとっと。今日はお菓子作りに集中するって決めてるんだよねぇ〜」


 危うく普通に手を出しかけた。ダンケルクとアルジュリーの裸体は、それはそれは魅力的だった。もっとも、個性豊かな艦船たちの誰を見ても彼はそう感じるのだろうが。

 細くしなやかな肉付きとむっちりといやらしい肉付きのダブルパンチ。ヴィシアきっての豊満な裸体は、彼の望む菓子作りに最適な極上素材だ。


「じゃあ綺麗に殺菌消毒から始めちゃおっかな」


 二人の裸体を視姦しつつ、男はテーブルに用意されていたボウルに手を突っ込むと、中からローションのようなものを掬い上げた。ようなもの、という表現なのは、彼はくだらないものからえげつないものまでよく艦船に命じて作らせていて、その一環であるならば、ただの潤滑剤とは限らないという実情があるからだ。


 べちゃっ♥ ぬちゃ♥ ぐちゅぬちゃあぁ♥


「……っ♥ ん……く……っ♥」


 案の定、ローションを塗られたダンケルクが微かな吐息を零す。ただ単に擽ったいだけなら、腰をもどかしげにクネクネと踊らせることはない。

 ダンケルクの首元から始まった潤滑剤による洗浄は、腕を上げさせて腋の下。乳の上から肌と触れ合う下まで。へその中、陰毛の根元、尻肉の隙間に、開かせた両脚の太ももまで。気づけばガニ股腋見せポーズという、男好みの無様下品な姿勢を描かされながら隅々まで及んだ。

 もちろんアルジュリーにも同じ洗浄が施され、生きた素材はオイルに塗れたような豊満な裸体を、腋の下から尻穴まで吹き晒した恥辱の姿勢で見せつけることになった。


「くっ、うぅ♥」

「この、程度……っ♥」


 謎の液体が滴った肌がピリピリと張り詰めた刺激に襲われる。だが、それ以上に精神的な屈辱が痛ましい。

 菓子の生きた材料となった美女たちは、腋と股を閉じることができない。品性がなく恥ずかしいポージングを止める時は、彼女たちの意思ではなく男の意思が必要だ。解放の時は、羞恥を押し殺して耐え忍ぶしかない。

 果たしてそんな時が訪れるのか。男がその気になったら、ダンケルクたちは一生ガニ股ハメ乞いポーズを強いられる。それでも二人は〝この程度〟と責め苦による恥を押し殺した。まだ始まったばかりなのだ。


「次はここにおしっこしてね〜」

「は?」

「え?」


 無論、男から見た場合の下拵えの話だ。否、材料作りの話だろうか。どちらにせよ、男にとっても〝この程度〟だった。

 下拵えの手前、菓子作りに必要な材料を現地調達する。それはダンケルクとアルジュリー自身であり、彼女たちの股座に差し出されたボウルの中に入れる〝おしっこ〟のことを指す。


「な、何を言って」

「だからおしっこだって。ここにしーしーするんだよ。いつも通りおじさんがやっても、流石に二人分は出せないからさぁ。そういう時は材料から抽出するべきでしょ?」


 男はよく小便を艦船に飲ませている。逆に言えば、艦船たちは失神たした時を除いて排尿を強いられることはない。運悪くお菓子の材料になったダンケルクとアルジュリーを除いては、と今後は付け足されることになるだろうが。

 忌むべき男の前で用を足す。しかも厨房という清潔な場所で、便器の機能を持たない単なるボウルの中目掛けてしろ、と。

 先ほどとは比べ物にならない羞恥と屈辱が綯い交ぜになり、二人は顔色を赤く青く忙しなく変える。葛藤で奥歯を噛み締め、二人の中では短い逡巡が始まった。


「ほらほら早くしてよ〜。材料が冷めちゃうだろ? 自慢の主砲を発射するみたいに、おまんこ開いてぶっぱなし宣言しなって〜。…………おい、しろよ」

「「っ!」」


 だが、男から見れば死ぬほどマヌケなポーズを維持しておいて、その葛藤は長すぎると感じたらしい。

 動きたがらない二人に素が垣間見える威圧を向ける。こうなると、逡巡は愚策になる。男を本気で怒らせたらどうなるのかは、母港の艦船たちが身をもって証明してきた。彼に遊び心があるうちに指示を実行すべき。反逆や抵抗の選択肢がない中での葛藤は、男がその反応を楽しんでいる時間のみ許される行為だ。

 肩を震わせた二人は、涙目で男を睨みつけながら股間に両手を当てる。さながら小便小僧のような無様な姿になると、足元のボウルに〝狙い〟を定めて言葉を発した。


「……ダンケルク、おしっこ発射……!」

「アルジュリー、お、おしっこ、発射!」


 ちょろろろ、じょろろろぉぉぉぉぉ♥


 厨房に漂う甘く芳しい香りを打ち消す濃厚なアンモニア臭が、二人の尿道からボウル目掛けてアーチを描いた。

 ジジジッと銀のボウルの中で尿が弾け飛び、次第にジョボジョボと音を立て溜まりを作っていく。姿勢を低くしているとはいえ、腰の高さから行う放尿はどうしても勢いが付き、掃除が行き届いた厨房の床に黄色い礫を飛び散らせてしまう。

 殺意が滲む視線を向けながらも、ボウルを目掛けたガニ股放尿が止まらないダンケルクのアルジュリーのマヌケブザマな姿を男は目に焼き付けて、醜悪な顔に下劣な笑みを浮かべていた。


 そして、ボウルに小便を溜め込ませる〝程度〟の下準備を終えた男は、裸のダンケルクとアルジュリーに正座をするように命じて、本格的な下拵えを始めた。


「いひひ、下拵えはおじさんのおちんぽが担当しま〜す! 材料共は頭を下げてケツを高くして迎え入れてくださいね〜!」

「……よろしくお願いします」

「よろしく、お願いします」


 いよいよ興が乗り始めたのだろう。丸出しのケツ肉を踵に乗せて座る卑猥な女体にギンギンに勃たせた絶倫チンポを突きつけ、頭を垂れろとまで命じる。当然、ダンケルクとアルジュリーは屈辱だが従う。それこそ、おしっこをこの場で垂れ流せと命令されるよりはマシであろうと。

 下拵えの内容だけは予想していた通りだった。醜い竿で物事を考えがちな男と分かっていれば、それだけは予想できる。


「うおっ、アルジュリーちゃんのパイオツ圧やっべ〜! ヴィットリオちゃん並かよぉ!」

「く、う……どこまでも下衆な男……んぶっ!」


 正座したアルジュリーの顔に腹を擦り付けながら、Rカップの見事な爆乳に肉棒を挟み込んで扱く。奉仕ではなく乳を使ったオナニーとでも言うべきか。愛情も何もない使うだけのパイズリにアルジュリーは嫌悪感を抱く。

 ここまでは想像通りだった。彼は大きな乳房に目がない。真っ先に飛びついて汚しに来るとは思っていた。


「くぉ、最っ高に気持ちいいチンポ汁出るよー!」


 ドプドプドプッ♥ ドビュル、ブビュルッ、ブビュルルルルル♥


「くぅ♥ こんな汚いものを……へあっ!?♥♥ あひぃぃぃぃぃぃぃんっ!♥♥♥♥」

「っ!? どうしたのアルジュリー!?」


 その予想の上を行く責めは、快楽としてアルジュリーに襲いかかった。パイズリ穴に大量射精を受けたアルジュリーが、突如としてあられもない顔になって嬌声を張り上げた。これにも隣で正座していたダンケルクも目を剥いて驚愕する。


「あ、あぁぁぁっ♥♥ あつ、あついぃぃぃぃ!?♥♥♥♥」

「驚いたぁ? 実はさっき塗ったローションは、おじさんの精液と混ざり合うと飛びっきりイケる媚薬になる仕組みなんだよねぇ」

「な……」


 ただの潤滑剤ではないとは思っていた。しかし、予想だにしない効能にダンケルクは言葉を失ってしまう。


「この前母港に来てくれた錬金術師ちゃんに調合してくれた新作ローション……これがあれば、とっておきのお菓子が作れると思わない?」

「ひっ。いや、やめ――――――」


 威力のほどは、パイズリ射精を浴びて舌を出したままビクビクと放心するアルジュリーが証明した。


 ボビュブビュブビュルルルルルルルルルルルルルルルルルル〜〜〜〜〜〜♥♥


「うひぃぃぃぃぃぃぃんっ!!?♥♥♥♥」

「おほー、ダンケルクちゃんの素股さいこー!」


 見せたくないとせめてもの女心が硬く閉ざした股座に肉棒を強引に割って入らせ、スベスベヌルヌルの太ももで扱いて射精させる。

 股の間から精液がブクブクと泡立って溢れ出す。ピリピリと弱い刺激だった潤滑剤が、水を得たように活性化し、ダンケルクの脳を一瞬で絶頂に導いた。


「あへぇ……♥」

「んひぃ♥♥」


 アルジュリーは豊満な乳谷からザーメンの糸を垂らし、ダンケルクは正座した股間部から愛液とローションが混ざり泡立ったザーメンを溢れ返しながら、イッて惚けたマヌケ面を晒してしまう。

 なまじ男に対して性的快感を覚えることが薄かった美女たちは、唐突に襲いかかった絶頂に耐性がなかった。優秀な錬金術師が男を恐れて完璧に作り出したザーメンで活性化する媚薬の効果は、二人が首の根を反ってアヘ顔を見せたことで素晴らしいものであると証明された。相変わらず、男にとってはだが。


「ほ〜ら。最後の下拵えだよ〜」


 びちゃびちゃびちゃびちゃびちゃっ♥


「おっ、え゛ぇ!?♥♥ やべっ、ぶべぇ♥」

「ごぶっ♥♥ や、やべなざい゛っ♥♥ おえ゛ぇ゛ぇ゛♥」

「自分の身体から出したおしっこなんだから、そんなに嫌がらなくてもいいじゃん。いっつもおじさんが出すの嫌がってたのに我が儘だな〜」


 そんな天を仰いだ顔面に男はボウルを傾け、中に溜まった黄金色の水をぶちまけた。中身は当然、二人がひり出した小便だ。強烈な匂いを伴って顔面から身体中に滴り落ちる。淫猥な輝きに品のない色合いの雫が流れていき、それは乳穴や股間といったザーメン溜りに合流した。

 乳房の谷間の奥底と、マンコの間に鼻が曲がりそうないやらしい匂いが溜まる。これで男の言う下拵えはようやく終わった――――――つまりお菓子作りは佳境に入った。


「じゃじゃ〜ん! これも特別に作って貰った泡立て器で〜す! これでダンケルクちゃんのおまんことアルジュリーちゃんのおっぱいを掻き混ぜて、とっておきのお菓子にしちゃうよー!」

「「や、やめて……っ!」」


 二人が全く同時に制止を呼びかけた。男が両手に持った泡立て器を見て恐れを抱いたが故のことだ。

 それは懇願であり拒絶ではない。加えて言うならば、この母港において支配者への懇願が受け入れられたことは、一度足りともない。

 泡立て器の先端がアルジュリーの豊満な谷間に、ダンケルクのマンコの隙間にズブリと差し込まれた。男に逡巡の二文字はないのか、特製泡立て器のスイッチはザーメン溜りに入った途端に押し込まれていた。


 ギュイイィィィィィィィィィィンッ♥♥♥♥


「お゛っお゛ぉぉおぉぉおおおおおおおおおぉぉぉ〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」

「うお゛っお゛うぅぅぅぅぅぅぅっっ!!?♥♥♥♥」


 ザーメンとローションがミキサーに掛けられ、二人の美女が正座したまま悶絶アクメ声を張り上げた。

 アルジュリーの爆乳がプルプルと凄まじい勢いで痙攣し、ダンケルクのマンコからは泡立ちの白濁液が一気に溢れ出す。吸引機能でも搭載されているのか、二人の乳と股の谷間は開かれず、ザーメンとローションの混合媚薬掻き回しの受け皿になることを止められない。

 挿入されていないのに、意味不明な快感が脳天を突く。快楽に脳が掻き回されると言った方がいいかもしれない。とにかく、ダンケルクとアルジュリーは口から泡を吹く勢いでアクメをキメた。


「い゛ぃぃいいぃいいっ、いいぐぐぐうぅぅぅぅぅぅ!!?♥♥♥♥」

「どべっ♥♥ どべへぇ゛♥♥ どべでえ゛ぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜♥♥♥♥」


 乳を激しく卑猥に痙攣させながら、マンコの隙間に卑猥な溜りを作りながら二人は無様絶頂の叫び声を張り上げた。吹いたイキ潮が泡立て器に絡まって水量が増えて、感度までも増していく。それは股を直に掻き回されるダンケルクのみならず、潮吹きをデカすぎる乳に引っ掛けてしまったアルジュリーもだ。

 どうやらザーメンだけでなく、雌のイキ汁にも活性化効果があるようだ、と今さら伝わったところで意味のない事実が発覚し、二人の絶頂は無様下品に加速する。


「そーれそれそれお菓子お菓子〜。美味しいお菓子の出来上がりまであと少し〜! ――――作ったら試食会! その後はケツの穴で同じものを作ってまた試食! 食い物は無駄にしないからよろしく頼むよー!」

「「ひぃぃぃぃぃぃっ!♥♥♥♥ いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!♥♥♥♥♥」」


 今日も母港は平和である。支配者によって、美女の無様な悲鳴が響くほど――――――艦船にとっては救い難く、男にとってはとてもとても平穏な世界である。




Comments

No comments found for this post.