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*公開から2ヶ月経過したため、通常プランで閲覧を可能にしました。



いつもご支援ありがとうございます。多分どっかしらで更新期間が開くと思うので投げられるものは先んじて投げておきます。

最近恒例になった常識改変シリーズです。いや竿役の使い回が楽なので私が勝手にシリーズにしてるだけですけれども!


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「身元不明の少年、ですか」

「ええ。それも、年端もいかない者でありまして……」


 クレアは部下からの報告に眉根を顰めた。とある仕事を終えた矢先、鉄道憲兵隊(T.M.P.)でその報告を受けた彼女は、私服から着替える間もなく帰還を余儀なくされた。と言っても、相手が部下の言う年端もいかない者であるなら、堅苦しい軍服よりは適切かもしれない。

 報告の内容自体は端的なもので、部下が口にしたこと以上の詳細はない。軍隊とはいえ、クロスベルで言う警察組織の役割を担うところが多い憲兵隊が、身元不明者を保護するのはおかしなことではなかった。問題なのは、憲兵隊の中でも独自の立場を持つクレアにお鉢が回ってきたことだが。


「申し訳ありません。少佐にこのような些事の確認を」

「些事ということはないでしょう。帝国民……いえ、どのような形であれ、子供を守るのは我々の仕事です」

「はっ、申し訳ありません……!」


 肝心のクレアは気にする素振りを見せない。むしろ、面倒事だと暗に言いたげな部下を諌めた。

 鉄道憲兵隊は揺れている。先の大戦、結果的には極端に短い侵略戦争という様相で終えられたが、帝国が変革の時を迎えたのは言うまでもない。鉄道憲兵隊もその波に呑まれ、さらに混乱の当事者側についていたクレアは責任や重圧感を人より多く感じている。

 軍備収縮の補佐に組織再編が重なり、今鉄道憲兵隊は酷く忙しない。その中で身元不明の子供を保護したとなれば、良い顔をしない者は少なくない。保護する必要があるほど身元の情報が薄い、見ず知らずの子供に構っている暇があるのか、と。

 しかし、忙しさに辟易する人間がいれば、クレアのように救われている人間もいる。もしかしたら、先の動乱で家族を失った子供かもしれない。それを考えただけで胸が締め付けられる。

 自罰的すぎるのかもしれない。失った弟の面影をまた追っているのかもしれない。けれど、誰かを守りたいという想いは本物だ。

 結局のところ、クレアに断る理由はないのだ。仕事を終えたばかりでまた仕事。今の自分には、望むところだと。


 暫定的な保護であるため、客室に通されているという話を聞いて直行する。ノックをすると、向こうから憲兵が扉を開いた。まだ少年は見えない。


「クレア少佐、彼が件の」

「ええ、話は聞いていま――――――」


 クレアの声が不自然に途切れた。部屋に入って、見えた瞬間のことだった。

 椅子に座っている、あるいは座らされているという表現が正しい。そのくらい幼く、話に聞いて想像した容姿より数段下だったのだ。小柄な知人のミリアムより、もっともっと子供らしい。

 そんな少年が保護され、身元の行方を掴めずにいることに憤りを覚えた――――というわけではなかった。


「この場は私が預かります。他の者は退出してください」

「は? いえ、ですが」

「命令です。クレア・リーヴェルトの名を以て、室内からの退席を命じます。警護も不要です。私の許可があるまで、部屋に近寄らないように」


 氷の乙女と呼ばれる所以、その片鱗を見た部下たちが素早く敬礼し慌ただしく退席していく。普段は温厚なクレアだが、一度上官としての顔を見せれば誰より冷静に事を運ぶ。

 鮮麗な眼で何かを感じ取った。理屈を説明されねば理解などできまい。しかし、クレアがそう判断したのなら部下として従うだけだと、絶対の信頼を置く憲兵たちが退出しきった。

 少佐なら間違いは起こらない。クレアが少年に何かを感じ、一人の方が好都合と判断したなら、次に声がかかる頃には解決しているだろうと。


 そんな彼らの背中で、クレアが少年に向かって即座に跪いたなど想像できた人間はいなかった。


「お待たせいたしました♥ クレア・リーヴェルト、閣下の御心に従うことをお誓いします♥」


 椅子に座り、床につかない少年の足より頭を低く置く。スカートにくっきりヒップラインが浮かび上がる。年端もいかない者に妙齢の美女が完全な平伏をキメた。

 なぜクレアが見ず知らずの少年に土下座をする必要があるのか。それこそ、理由など分からない。分からないが、クレアはやらなければならないと思ったのだ。

 女として、一匹の雌として雄に従うのは正しいことだと。誰より敬服の念を抱き、亡き宰相閣下より崇めて奉仕をする相手が現れたのだと。クレアの心は一瞬にして染め上げられた。尊厳を踏み躙られたことすら気づけずに隷属を誓った。


「ありがとークレアおねえちゃん! じゃあクレアおねえちゃんは、今日から僕の服従奴隷だね♪」

「はい♥ 頭の上から足の裏まで、私は閣下の雌豚奴隷です♥」


 まるで起床し朝食を摂るような気軽さで。まるで玩具を強請って買ってもらうような無邪気さで。クレア・リーヴェルトという美女(ヒロイン)を支配した少年は、無垢な笑みを浮かべていた。


「うーんとね、まず服は脱いで」

「承りました♥」

「次はテーブルの上に座って、お股をひろげて!」

「はい、どうぞ♥」


 少年閣下の命令に思考を挟む余地はない。彼の言うことは絶対で、疑問を持つことが間違っている。クレアは彼の命じるまま服を脱ぎ、テーブルの上に尻を置く無作法を演じた。

 少年のためなら倫理やマナーなどあってないようなもの。赤らんだ頬は、彼に雌として見てもらえる悦びからくる媚熱からもたらされたものだ。

 仕事場で全裸になる非常識はもちろんのこと、両足を手でM字に開いた下品ではしたない姿勢も厭わない。椅子から降りた少年は、全裸M字開脚の美女を吟味するようにその眼で眺めた。


「ふーん……へぇー……裸になるとおっぱいがすっごく大きいのが分かりやすいね! シズナおねえちゃんと同じくらいあるかな? けどにゅーりんはクレアおねえちゃんの勝ち! お股は……わ、すっごくモサモサしてる。こんなの初めて見たぁ」


 眼に映る無垢な輝きも言葉遣いも子供らしいのに、クレアを品定めする視線は間違いなく〝雄〟のそれだ。

 男の目を引ける大きさと張りがあって、乳輪が大きいことが特徴的な美巨乳を純粋に褒め称えられて嬉しい気持ちが心に溢れる。だが、下の不摂生を見られたのは失敗だったとクレアは目尻に涙を浮かべた。閣下のために常に整えておくべきだったのに、と先ほど顔を知ったばかりの少年を昔から慕っているように感じる。


「も、申し訳ありません閣下! 昨日は整える時間が……見窄らしいものをお見せしてしまいました。今すぐ剃ってきてもよろしいでしょうか?」

「ううん、このままの方が楽しそう! でも謝って欲しいな! もっと僕に分かりやすいようにね!」


 クレアおねえちゃんの言葉は難しいから、と少年に告げられて彼女は深い反省の色を表にした。隷属した雌豚たるもの、言葉遣いは真っ先に直すべきものだったのに。

 M字に開いた足の膝裏を通って秘部に指をかける。連日の勤務で乙女とは名ばかりに生い茂った水色の剛毛を掻き分け、彼女は膣穴を広げて見せた。薄く鮮やかで、剛毛さえなければ清純な乙女そのものだと言うマンコを懺悔のように自ら暴いた。


「忙しさにかまけてマン毛処理を怠りました♥ クッソ汚ったないボーボーマン毛でごめんなさい♥」


 さらにクレアらしくない品性のない謝罪の言葉を口にする。少年閣下に礼節を欠いたとした誠心誠意の謝罪が、マンコの肉と原因のムダ毛を存分に見せつけた品性下劣でマヌケなものであることにクレアはまるで羞恥を抱く様子がなかった。

 彼女にとって最も恥ずべきは、少年閣下の命令に背くことだ。M字開脚で剛毛マンコを吹きさらして謝罪する程度、媚びた雌の顔で出来ない方が恥ずかしいのだ。


「じゃあさ、お詫びの印におまんこ触っていい?」

「もちろんです♥ 私の粗末なモノ……マンコでよろしければ♥」


 詫びとして秘部を捧げろ、という少年のあどけない笑みでも隠しきれない下卑た提案。だが、クレアは難なく応えた。わざわざいやらしい言葉に置き換えて、彼の〝遊び〟を支えることに尽力する。

 そう、これは遊びだ。クレア・リーヴェルトという女の尊厳が殺されることなど、理外の少年が営む〝遊び時間〟に比べれば価値はない。


 ぬぷっ、ぬぷぬぷぷぷ……♥


「んひっ♥ あ、はぁぁぁぁぁぁ……♥」


 おまんこに触る、という宣言に偽りはなかった。否、少年の指が開かれた膣穴の中に何の躊躇いもなく侵入した結果を鑑みれば、表現が足りているかは怪しいところだ。

 けれど、クレアは異物の侵入に痛みを覚えることなく、深い充実感に似た快感を覚えた。甘く艶めかしい感嘆の吐息が零れ、剥き出しの爪先が気持ちよさそうに折れ曲がる。膣という蜜壷から淫汁が溢れた。たかだか細い指の一本を咥え込んだだけで、クレアはイッてしまいそうな快楽に身を震わせることになった。


「わっ、エッチなお汁がたくさん出てきた! お詫びなのにクレアおねえちゃんが喜んじゃっていいの?」

「あっ、申し訳、ありませんっ♥ 閣下のお指、たいへん心地よく……♥ はぅっ♥ く、ふぅぅぅ、あぁぁんっ♥♥」


 申し訳ないと言いながら、膣の疼きが全く止まらない。細さ故に擦る程度の刺激であるのに、クレアは気持ちよさのあまり舌足らずになる。

 本気汁がドロドロと滴り、尻の谷間に在る色素の薄い菊門に濁流となって降り注いだ。


 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっ♥


「あっあっあ♥ んんっ、くふぅぅ、んはぁぁぁぁぁっ♥♥」

「クレアおねえちゃんきもちよさそー……そうだ、今からごーもんするね?」

「へぁ?♥ ご、拷問ですか?♥」


 手マンされて思考が浮き、蕩けた目になったクレアが拷問という少年らしからぬ単語に戸惑いを隠せない。少年の言葉に疑問を抱くのはいけないことだと思っていても、本当に意図が読み切れないものは仕方がなかった。


「うん、ごーもんごっこ。我慢できなくなったらエッチな秘密を喋っちゃう! よーいスタート!」

「え、あ、お待ちください閣下――――」


 有無を言わさず、少年の手がクレアの膣口を撫で上げた。無軌道に挿入された指の平が、浅い部分の壁を軽く擦った。


「ん゛お゛お゛お゛っ!!?♥♥♥♥」


 瞬間、クレアは絶頂した。これまでの甘い官能の吐息が可愛げのあるものだとしたら、それは彼女の宣言通り雌豚のモノだ。

 Gスポットを擦られた凄まじい快楽が脳髄で弾けたことで、白目を剥きかけて鼻水を噴き出し、唇を尖らせた理知の欠片も顔になるクレア。しかも、本気の手マンは弱点を一擦りでは許してくれない。


「ほお゛っ、まんこヤバッ、お゛ぉっ♥♥ ふぎっ、う゛ぅ、い゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜♥♥♥♥」


 何度も何度も何度も、クレアの知らないマンコの弱い部分がぐちゅぐちゅと穿られる。氷の乙女で知られる高潔で気品のある顔が、快楽を我慢しようとするおかしなモノになる。

 我慢しようとしているだけで、全く我慢できていないことがおかしさに拍車をかけた。歯茎を剥き出しにして、当人は我慢できていると思い込んでいる雌声を響かせる。膣は我慢など一切考えず、客間のあちこちに雌臭いイキ汁を吹き散らかしていた。


「おらー、はけー。はいて楽になれー」

「お゛ぉっ、う゛ぉぉぉぉぉぉぉぉっ♥♥♥♥」


 棒演技の少年閣下に対し、クレアは絶対に演技ではないと分かるマジイキ顔で野太く濁った嬌声を吐き出す。遠吠えじみたクレアの声を吐き出させるのは、他のどんな拷問でも不可能だろう。雌の子宮を揺さぶり、即イキさせる手マンテクニックを持っている少年閣下でしかなし得ない。

 果たして彼は何者で、どこから来たのか。クレアは知ろうともせずイキ狂う。脳が焼き切れそうな連続絶頂に目を剥き、陸に上げられた魚のようにテーブルに背をつけてのたうち回る。M字開脚でみっともなく股を開き、みっともなくアクメ狂いに堕ちる。


「お゛っ、ん゛いぐっ、イグッ♥♥♥♥ お、オナニーしてます♥ 隊舎のシャワー♥ マンコに擦り付けて♥ ごえがまんじで♥ オナニーじでまじだぁ゛♥♥♥」


 さしものクレアといえど、脳が理解を拒むクラスの連続絶頂に耐えられずはずがなかった。このままでは壊れるという理性の直感が、彼女の口から自然と明かしてはならない秘密を迸らせた。


「へぇ〜、お仕事の途中でエッチなことしてたんだー? クレアおねえちゃんって〝いんらん〟なんだね。このこと、さっきの人たちが知ったらどう思うかなー?」

「ひぃ♥ ご、ご勘弁ください♥ 堪忍してくださぁい♥♥」


 クレアは寝転んだままにへらと笑って、乳輪が大きく眩しい美巨乳を両手で『たぷんたぷんっ♥』と揺らし、どこまで本気なのか分からない懇願を口にした。

 アクメで口を割ったことまでは本気で、それ以外は少年閣下に悦んでもらうための芝居なのかもしれない。その気になれば、部下たちの前でシャワーオナニーを再現し公開することも躊躇ったりはしないだろう。

 ただ、それを少年閣下が命じるかは話が別だ。彼にモノの共有趣味はない。彼が一番好むのは、軌跡の裏側で無様下品に喘ぎ散らかす美しいヒロインの姿だ。クレアが情けない懇願をした時点で欲は満たされて、揺れる乳房を見てまた異なる方向に欲を滾らせる。


「うん、興味ないからいいよ! それより、クレアおねえちゃんのおっぱいで僕を〝ぱふぱふ〟ってしてよ! おまんこも使うね!」

「はい、ではこちらへ♥ 私のおっぱいで閣下を抱きながら、剛毛マンコでおちんぽを包み込みます♥」


 任務の内容を精密に復唱するだけで、こんなにも品がなく無様になるものなのか。

 少年閣下は邪魔な服を脱ぐと、クレアの汗ばんだ柔らかな雌肌に小さな身体を転がした。幼い身体は、豊満な大人の肢体に難なく受け止められる。特に、彼の顔より大きい乳房に挟まれるのは甘美の一言だろう。

 そして、少年とは思えぬ凄まじい巨根はずぶ濡れの雌マンコにぶち込まれた。


 ドチュンッッッッッッッ!♥


「ん゛ッほお゛お゛オ゛オ゛ッ!!♥♥♥♥」


 少年の母か、年の離れた姉のように抱擁した上半身に引き換え、クレアの下半身はアクメをキメて爪先を『ピピーッン♥』と反り立たせた。正常な価値でのトレードかと言えば、些か釣り合いが取れていない。

 再び雄叫びを上げたクレアが仰け反り、ヨダレを散らしてアヘり散らかす。こうなってくると、乳房での抱擁が逆に異質に見えた。乳房だけが少年を甘やかし、それ以外は雌としての悦ばさせてもらっているのだと。


 どちゅんっ♥ どちゅんっ♥ どちゅんっ♥ どちゅんっ♥


「あ゛へぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜♥♥♥♥ おっ♥♥ んおっ♥♥ イグッ♥♥♥♥ お゛へッ♥ ア゛ァんっ、ン゛ァ゛、お゛ほぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」

「んぅぅ……クレアおねえちゃんのおっぱいすごーい……このまま寝ちゃいそうだよぉ」


 ぱちゅんぱちゅんと力強い腰振りでクレアの子宮を踏み躙るように穿ち、彼女をイキ殺す。殺意があるとすら感じられるピストンだ。

 彼も彼でギャップが恐ろしい。雌をイキ狂わせる雄の腰使いに引き換え、上半身はクレアの乳房の中で耽美な幸福に睡魔すら感じていた。

 乳輪に頬擦りして乳首を舐める。揉んで揺らして、顔を挟み込んで谷間の熱に身を浸す。その乳房の味を感じられない肉棒は、代わりにクレアのマンコを砕く勢いで振り下ろされていた。

 どちらかがその快感を享受すれば、どちらかは味わえなくなる。〝今回は〟クレア一人であるため、彼女は雄を悦ばせる快感と雄に悦ばされる絶頂を同時に味わう羽目になっていた。


「ん゛お゛っ♥♥ ほォッ♥♥♥ おぉッほっ!♥♥♥♥ お゛っお゛っ♥♥♥ イグッ!!♥♥♥♥ イグイグッ♥♥♥♥ 閣下のちんぽっ、イグッ♥♥♥ ぬお゛ほお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ゛っ゛♥♥♥♥♥」


 もっとも、子宮をペニスでぶっ叩かれて汚声を張り上げる乙女に、味わう羽目などという言葉は不適切だろうけれど。


 どぴゅぶぴゅるっ♥ びゅくびゅくびゅくびゅくりゅりゅりゅぶびゅるるぅぅぅぅぅぅ♥


「う゛ッホォ゛♥♥♥ せーし、キた♥ いぐっ、閣下をスケベおっぱいで気持ちよくして♥ マンコ中出しでイグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ♥♥♥♥」


 脈絡のない射精を注ぎ込まれて、いの一番に腹の底から下品な声を上げて悦ぶ。乳房で愛する少年閣下を抱擁し、マンコでペニスを気持ちよくできた証を受け取る。

 少年閣下はクレアのマンコを存分に楽しみたいと、射精直後でも腰振りを止めない。どんな雌でも雄である彼には勝てないと知っているのに、様々な〝名〟を持つ少年は決して飽きることがない。

 乙女であろうが剣聖であろうが。魔女であろうが英雄であろうが。皆が彼の前にひれ伏し、無様な雌声を張り上げる。同じに見える、けれど違くもある。


「お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ゛っ゛♥♥♥♥ ぶごお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛♥♥♥♥ ほぎゅう゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛♥♥♥♥ い゛ぎゅお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ゛っ゛っ゛♥♥♥♥♥」


 彼だけに分かる彼だけの快楽。クレアのガチアクメ声を子守唄のように乳房の中で味わった――――――――









「では閣下、私はお先に失礼します!」


 ビシッと音が聞こえてきそうな敬礼を行うクレアの喉から、つい数分前まで品性下劣なオホ声をぶちまけていたとは思えない凛々しい声音が響く。

 服を着て、髪を正したクレアは紛うことなき鉄道憲兵隊少佐の姿だ。目の前にいるのが椅子に座って満足気な少年閣下でなければ、もう少し箔がついたかもしれない。


「うん、忙しいのに遊んでくれてありがとー。また遊んでね?」

「はい。次の仕事が済み次第、お迎えに上がります。どうかごゆるりとお過ごしください♥」


 仕事に追われるクレアをあまり拘束し続けてはいられない……というわけでもないのは、欠伸をした少年の様子から感じ取れた。単に緩急を欲しがり、休憩がてらにクレアを手放したのだ。

 何はともあれ生ハメセックスで部下に聞かせられないガチイキをキメた姿はなりを潜めた美女は、挨拶を済ませて部屋を後にした――――――


「あ、そうだ。ちょっと待って」


 ズルッ♥


「ひゃあっ!?♥」


 ところを追いかけた少年が、後ろから抱きつきながらクレアの生尻を露出させた。スカートごとパンツを引きずり下ろし、無駄な肉のない麗しい美尻にダイブする。その衝撃でマンコから『ぶぼびゅっ♥』と音が飛び出て廊下を濡らしたようだが、少年が気に留めることではない。


「閣下、如何なされました?♥」


 人の目があるかもしれない隊舎内でパンツを引きずり下ろされたというのに、クレアは至って冷静だった。別れた閣下が何かしらの用事で追いかけてきた、くらいにしか驚いていない。真面目なクレアがザーメン塗れの剛毛を職場で露出している無様さを楽しんでいる、と告げられたとしても彼女の感情は変わらないのだろうが。


「うーんとね、ちょっと思い出したことがあるんだ。クレアおねえちゃんって、これから何処に行くんだっけ?」


 思い出したのに、何故か問いかける。因果関係が少年の中で完結してしまっているため、何も分からない。

 分からないが、少年閣下の問いかけに応えないクレアではない。たとえ、その尻を堪能された傍からどこからともなく取り出されたペンで『どれい♥』と過去と未来に刻を超えて繋がる刻印を刻まれようと。


「ユミルに向かいます。特務科Ⅶ組の特別カリキュラムに同行する予定が……」

「ななくみ? あ、ユウナおねえちゃんたちの方? だったら僕も行くよ! この前は〝別〟だったから、どれーって書き忘れちゃったし!」


 少年閣下はクレアの生尻を『ベチンッ♥』と叩いた。未来永劫、いつ如何なる時間であろうと、その尻に刻まれたことになった『どれい♥』の文字がたわわに揺れる。


「うっひぃ♥ か、かしこまりました♥ すぐ手配いたします♥」

「ユミルって温泉があるんだよね? リゾートとはまた違うのかな? 楽しみだなぁー」


 無邪気な笑みが軌跡の裏側を塗りたくる。英雄の教え子(ヒロイン)たちの尻に、クレアと同じ文字が刻まれる場がユミルなのかどうかは分からない。すべては少年閣下を名乗る彼の気分次第だ。

 少なくともクレアは、軌跡の英雄に『どれい♥』の尻を向ける恥を晒すことが決まった――――――彼女はそれを、恥とすら思わず受け入れる。消えることのない、見えることのない歪な刻印はクレアという軌跡の流れに刻まれてしまったのだった。




Comments

ワシワシ

リクエストの採用、ありがとうございます!クレアさん、最高にエロかったです!クレアさんのような美女にM字開脚させたり、手マンしたり、ぱふぱふさせたり、中だしするのは最高に興奮しますよね!パンツをずり下げ、その後マンコから『ぶぼびゅっ♥』と音が飛び出て廊下を濡らすシーンもよかったです!今回も素晴らしい作品をありがとうございました! やっぱり前回の話でケンくんに憑依していたのはアオ、クロと名乗っていた少年だったんですね、おかげで納得できました。

いかじゅん

こちらこそリクエストありがとうございました! クレアさんもいつ書いても楽しいヒロインで素敵ですねぇ。彼は神出鬼没でどこでも出てきちゃう……なんか勝手にシリーズらしくなってきちゃった。