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いつもご支援ありがとうございます。デュエプレを最近ポチポチ(と言っても力入れてた頃のカードが来たからストーリー薙ぎ倒してるだけなんですが)してたので、私なりに書いてみたいなと思い、今回は光の守護者エレナさんを手がけさせていただきました。

なおめちゃくちゃお下品&人格排泄です。カード系やデュエルは他の方が書いているので今回は避けましたけど、次回はやってみたいですね。金髪巨乳美女ですし、胸責めとか。

あ、一応かなり前に書いたクロスオーバー系と同じ世界観ですが、読んでなくても特に問題ないです。


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 男は組織の研究員である。立場としては所長ということで、様々な分野の方向性などを指示できる立場にあった。

 と言っても、彼の所属する組織の方向性を無視できるというほどではない。彼自身はそこまでの興味を見出せないが、組織の私兵を指揮する【部隊長】は彼に色々と口を出してくる。監査官の前では媚びへつらい、部下の前では横暴な態度。研究所長に対してはその半々。立場上同格に等しい彼にあからさまに横暴な態度は取れないが、自分の嗜好を押し通したいという願望が目に見えていた。

 彼としては余程行き過ぎていなければ拒否する理由はなく、また引き受ける方が面倒がないこともあって、彼が調子に乗りすぎない範囲で叶えてやっていた。同僚のご機嫌取り、というものだ。


 閑話休題。彼のような研究者を抱える組織の目的は、時空に様々な【穴】を開いて進行し、対象の世界を〝侵攻〟する。有り体に言ってしまえば、世界征服のようなものだ。

 そんな目的の真っ只中、組織が開いた【穴】ではない超次元ホールが一時的に開通。便宜上【ゲート】と名付けた時空の裂け目から、これまで観測したことのない世界の人間たちが現れた。

 研究所長の役割は、そのうちの何人かをサンプルとして徹底的に解析。こちらから【ゲート】を【穴】として開いて侵攻に用いる際、有効かつ効率的な征服手段を確立する。

 異世界の人間、現地民を解析することは多くあるが、こちら側に迷い込んでくる〝物語のヒロイン〟は稀なものだ。新しい研究対象に心が踊る研究所長も、結局は組織の一員でしかないということを指し示していた――――――




「う、うぅ……」


 研究サンプルが目を覚ましたようだ。分かってはいたことだが、起床の際に起こる生理現象は様々な世界のヒューマンとさして変わりはない。即ち、この金髪巨乳の裸の美女は人間ということになる。

 当たり前のように聞こえるかもしれないが、異なる世界に人間の姿をした人間ではない者や、擬態をしている者は少なくない。そういった種の違いを気にする組織の人間も多くいるため、ここはハッキリと名文化する必要があることなのだ。


「私、は……んん…………え!?」


 驚愕。感情表現もさして変わりないらしい。もっとも、起きがけで【ガニ股腋見せバンザイポーズ】という非常にみっともない姿勢で拘束された己を見て、驚かないものは感性が欠けているとしか言いようがないのだが。

 これが研究所長の趣味かと言えば全くの思い違いだ。後ほど記録を嬉々として見返す部隊長の嗜好が存分に取り入れられている。彼は一糸纏わぬ姿のヒロインが、死ぬほどマヌケな格好をしている事実に悦ぶ特殊な性癖の持ち主なのだ。無論、研究所長が面と向かって事実を指摘することはないため、意見は取り入れられて数々のヒロインが犠牲になってきた。彼女――――エレナという美女もたった今そのうちの一人になったわけだ。


 彼女が驚き、身悶えしている間に研究所長は彼女が異世界から持ち込んだ所持品を物色していた。彼女の名前を当人から聞き出すことなく知っていたのは、彼女の所有物から異世界の身分証が見つかったからだ。

 エレナは元の世界で『守護者』と呼ばれるほどの凄腕のカードゲーマーらしい。カードゲーマーと言っても、彼女の世界ではかなり主軸となっているもの、ともすれば遊びの範疇を超えた代物が『デュエル・マスターズ』であると見られる。

 彼女の所持していたカード、デッキからもそのことは読み取れた。カードに秘められた超獣(クリーチャー)の力は、研究所長の興味を十二分に惹くものだ。何より、その力を引き出せる五守護の一人であるエレナの存在に多大な興味を持った。


「誰か、いませんか!? 私は敵ではありません! この世界に害をもたらす気は決して」


 ガニ股全裸で壁に磔状態のエレナが何か喚いている。悲しいかな、彼女に侵略の気がなくとも、研究所長たち組織にはある。

 エレナには最初の足掛かりになってもらうと同時に、研究所長の興味という名の毒牙にかかることになる。

 一枚一枚に未知の力を秘めたカードと心を通わせ、尋常ならざる現象を引き起こす守護者――――――そういう特殊な人間の身体は、果たして自分たちや他の世界の人間とどう違いがあるのか。


 研究所長がエレナに最も興味を示すのは、そのことを確かめたいという一点。

 上層部が求めるのはエレナの特殊な能力の引き出し方。

 部隊長が求めるのは美しい雌の恥辱と支配。


 どれもそう難しいことではなく、組織の超技術と研究所長の知識があれば全てを同時にこなすことも容易い。


「っ!? な……機械の、手? いやっ、辞めてください。私の身体に何を」


 エレナが拘束された無骨な実験室と、研究所長のいる研究室にはマジックミラーの隔たりがある。エレナからすれば脈絡なく現れた人間の手を模した無数のアームは、恐怖の対象でしかないだろう。

 無数の手はエレナの制止を振り切り、彼女の身体へと向かっていく。出るところは出て、引っ込むところは引っ込んだ素晴らしく豊満な身体。その最たる特徴とも呼ぶべき巨乳を機械の手は鷲掴みにした。


「きゃあぁぁぁっ!?♥」


 突如として胸を揉みしだかれたエレナが甲高い悲鳴を上げた。もし部隊長が仕事をサボり監視映像を見ているのなら、エレナの巨乳が形を歪ませて揉まれる様と彼女の頬が火照った姿に腰を上げ、両手をワキワキと蠢かせて興奮しているに違いない。

 部隊長の嗜好はともかく、研究所長はエレナの反応を淡々と記録していった。胸だけでなく背中の隙間を縫い、見事な造形だと彼ですら感じる大きなヒップをアームの五指で揉みしだいた。


「あっ、やめ、て……っ♥ あっあっ♥♥ な、どうして♥ 声が、気持ちいい……うあっ、あぁんっ♥♥♥」


 胸と尻を揉みしだかれたエレナが喘ぎ声を漏らす。こんな状況で性感を刺激され、快感を覚える自分に戸惑いを隠せていない。

 彼女は知る由もないが、組織の扱う機械の数々は対象の性感を的確に刺激し、耐え難い快楽に堕とすことに特化している。そうなった理由は様々にあるが、要するに人間の指より精巧かつ素早くヒロインを喘がせることができる利便性の高いアームということだ。


「あっ、くぁ♥ あぁっ♥ こんな、いやらしいことに……負けま、せんっ!」


 相手によってはこれだけで根を上げてしまうくらいの快感があるのだが、仮にも守護者の名を冠するエレナは快楽を振り払って気丈な声を上げる。残念ながら彼女が睨みつけた場所は虚空であり、ガニ股腋見せバンザイポーズという下品な格好も相まってマヌケと言わざるを得ないが、それでも彼女が高い精神力を持つことは窺い知れた。

 言語能力。感情表現。いずれも今までの人間とさしたる違いはない。謎の実験に対する嫌悪感、怒り、羞恥の感情はこれまでのサンプルと違いはない。

 しかし、エレナの感情に呼応するようにカードの反応が強くなっている。彼はその事実に新たな興味を示した。

 カードの力を引き出し解析すれば、組織の新兵器となるかもしれない。彼女の存在が、組織に都合の良いカードを生み出す結果に繋がる可能性にニヤリと笑った。

 もしエレナが聞けば激昂していたに違いない考えの元、研究所長は実験指令を変更した。よりエレナの感情を引き出すべく、彼女に対する人体実験を苛烈なものとした。


「ひゃあっ、きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!」


 もはや当然と言えば当然ということになるのかもしれないが、実験の苛烈さはエレナの無様さにそのまま繋がる。

 枷ごとぐるりと回転した壁によって、エレナの身体は反転する。髪や巨乳が重力に従って地面に向かい、ガニ股が頭部があった位置に取って代わる。反転ガニ股腋見せバンザイポーズをキメた身体のとある一箇所に向かって、アームが集中移動した。

 その場所とは、エレナの巨尻……の中心地。肉厚な谷間に埋もれたサーモンピンクの小穴が掘り返される。放射状の皺が張り巡らされた肛門が光を浴びると同時に、精巧な五指にさらりと触れられた。


「うひゃあんっ♥」


 アナルの小皺を指で撫でられ、エレナが恥ずかしいとも気持ちいいとも取れる悲鳴を漏らした。

 逆さまでもその美貌が感じ取れる羞恥顔を晒すエレナ。それ以上に恥ずかしい吹き曝した肛門に、アームは本格的な愛撫を開始した。

 さわりさわりと表面を撫でる。入口に侵入するでも引っ掻くでもなく『さわっ♥』『さわさわっ♥』とソフトタッチでエレナのアナルを刺激する。


「んんっ♥ あっ♥ んあっ♥ いや♥ おしりの穴、なんてっ♥ ンンンッ♥」


 刺激自体は胸や尻肉を直に揉むより弱いだろうが、逆にそれが耐え難い。焦らされる感覚と、尻穴という人体の恥部に触れられる羞恥。


「っ〜〜っ〜〜〜♥ ふっ、あっ、だめっ!♥」


 その時、エレナから発せられる感情値が突如として加速度的に膨れ上がった。余裕のない声まで上がり、無駄だと知りつつ身を捩った。しかし、すぐに身体を動かすことを止めて何かを堪えるように歯を食いしばる。

 今までにない反応だった。単に恥部を弄るより効果的な責め苦のようだが、エレナは何を堪えているのか。

 その答えは意外なほど簡単だ。というより、人間の構造と変わりない彼女の身体が発するなら自然的と言うべきか。


「ふぐぅぅぅぅぅぅぅぅ――――――あっ♥♥♥♥」


 羞恥が先んじて限界を迎える。直後に発せられる音を想像して、エレナが絶望の蕩け顔を披露した。


 ぶっっっぼぶびぃぃぃぃぃぃぃ♥♥


「…………っ、っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥」


 そして、我慢を重ねた分、発せられた音は強烈なものだった。

 アナルに弱い快感の刺激を継続して与えられたことで弾けた。あるいは機械の指先が身体を〝排泄の真っ只中である〟と誤認するほど無慈悲な動きをしていたのか。

 どちらにせよ、快感で緩んだエレナの尻穴から特大の放屁がひり出されたことは確かだ。


「ち、ちがっ、違います♥ 今のは違うんですっ!♥ 今のは、いまのはぁ……♥」


 エレナの感情値が凄まじい変動を示す中、表に出る反応はそれを示唆する狂乱という表現がよく似合っていた。耳まで真っ赤に染め上げ、イヤイヤと首を振って冷静さを失った言葉を発する。

 元の世界では高貴な出自、人目に付く仕事を多く受け持っていたエレナにとって、人前でぶちまけるオナラなど生涯の恥。彼女に求められた統率力や冷静な思考を失うほどの羞恥ということだ。

 カードの情報をより高次元な段階で引き出すのなら、エレナの羞恥を擽る弱処を攻めるのがセオリー。


「ひっ、やめっ、いひっ!?♥ あひゃいひひひひひひひひひひひひひッ!!?♥♥」


 ならば話は早い。彼女の嫌がる場所を文字通り〝くすぐって〟、上層部が興味を示す超獣の存在を解析してしまおう。

 その結果、エレナは今生の恥を幾度となく晒すことになるが、それは部隊長が悦ぶだろう。そして研究所長は、アナル責めによって得られる反応の違いを観察することができる。


「ふ、ふひひひひぃいいっ!♥ くひひゃひゃひゃひゃ!!?♥ くすぐっくすぐったひぃぃぃぃぃぃぃっ!♥ あっひゃっひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!?♥♥」


 ぶっ♥ ふびっ♥ ぶびぶびっ、ぷすぅ〜♥ 


 器用すぎる機械の指先はくすぐり方も並外れている。アナルをくすぐられているだけで、人間の手で全身を無差別にくすぐられるより遥かに反応がいい。肛門に力を込めて放屁を封じ込めようとしても、エレナ自身のゲラ笑いがそれを阻止してしまう。

 逆さまで笑いながら放屁を放つ。まるで変態としか言えない姿をエレナは暴かれ、汚い声と音を絶え間なく発する羞恥で精神が強制的に揺さぶられる。


「ぎゃひゃひゃひゃはははっははははははは!?♥ ぶっひゃあひぃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!♥ ごべっ、ごべんな゛ざい゛ぃ゛ひっひひひひひひひひっ!♥ ぢぬ゛♥ じんじゃう゛♥ ごめん゛な゛ざい゛っ♥ ゆ゛る゛じでぶっひゃっひゃっひゃっひゃっ♥ だずげであぎゃはははははははっはーっははははははははははははははははひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥」


 くすぐり放屁時の反応サンプルが多くないのもあるが、エレナは限界が近づくと泣いて許しを懇願する珍しいタイプだった。

 もっともこれまでくすぐり放屁の洗礼を受けた者は、総じて気が強く相手を見下しにかかる者やプライドが極端に高い者たちばかりだった。

 セリ・グロース。クルル・ツェペシ。王留美。ブレイド・ニア。クロエ・フォン・アインツベルン。品性下劣な笑い声と汚らしい放屁を繰り出しながら口が減らなかった彼女たちに比べれば、エレナは性根から温厚ということだろう。


 もちろん、反応の違いが優秀さの判別になるわけではない。研究所長にとっては貴重なサンプルの反応が違った、という事実の確認に過ぎず、彼女たちを引き取った部隊長にとっては無様なヒロインのエロい姿、というだけなのだ。


「くるひっっひひひひひひははははっ!♥♥ いひあはひぃぃぃぃぃぃぃっ!!♥ オナラだめれふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!♥ ぶひゃアハハハハハハハハハハハハハああばばぁぁぁぁっははははっははあっぁぁぁ!!!!♥♥♥♥」


 ぶぅぅぅぅぅぅ!♥ ぶびぃぃ!♥ ぷぷぷぅぅう!♥ ぶべべべべっ!♥ ぶびぃ!♥ ぶびぶびぶびぶびぶびぶり゛り゛り゛り゛り゛!♥ ぶっっっぼぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!♥











「……はひっ……ヒッ、かひゅっ…………あひ、ぎゃはひ………………ヒヒッ、ふひっ♥」


 アナルくすぐり実験開始から三時間五十五分後、エレナは見るも無残な姿で晒されていた。

 刺激され続けたアナルの肉が三倍ほど腫れ上がり、ぷっくらといやらしいケツ穴に仕上がっている。逆さまの全裸には玉の汗が大量に滴って蒸気を発し、何度か漏らした黄色い汁の痕が浮かんでいた。

 逆さまの顔面は涙と鼻水でぐちゃぐちゃに染められ、失神と覚醒を繰り返した瞳は白目を剥きかけあらぬ方向に向けられている。

 精神が崩壊したと言っても信じられそうなおぞましい様に、研究所長は満足気な首肯をした。彼が欲しかったデータは十分に採取できた。エレナ以外のサンプルに取り掛かる方が、効率よく次へ進める段階になったわけだ。

 つまり研究所長にとって、このアナルくすぐりで放心した女は既に用済み。膨れたケツ穴から余韻のオナラを零す下品な女を早急に引き取ってもらうため、彼は後処理を開始した。


 エレナは何度か洗脳を受けた形跡が頭に残っていた。組織の洗脳装置にかければ一瞬で戦闘員に変えてしまえることが予測できる。が、エレナの身体ではなく人格がカードに影響を及ぼすのなら、洗脳で消してしまうのは問題だ。再構築した人格で済むという問題でもない。


「……う゛ォ゛ッホぉ!!?♥♥♥」


 であるならば、その人格を別の場所に保存してしまえばいい。最後に【人格排泄】時の反応を記録しておく意味でも、理に叶った選択だ。

 壁がグルンと回転し、数時間ぶりに正常な目線に戻ったばかりのエレナの尻穴にケーブルが挿入され、彼女が白目を剥き上げ野太い悲鳴を上げる間に特殊な薬液が直腸から投与される。無駄なく効率化されたその光景は、エレナが初めての実験対象でないことを意味していた。


「あ゛っ、あ゛ぁ!?♥ わ、わたし……〝私〟が、お腹から、下ってぇ……?♥ お゛っっ!♥♥ お゛ぉっおぉ……♥」


 それは体内で固体となって人格を吸収し、排除する【人格ゼリー化】の薬液。エレナの経験記憶人格感覚……すべてを排泄物にして対外に解き放つ醜悪極まりない発明品だった。

 この【人格ゼリー化】に抗えるヒロインは皆無だ。神秘的な身に神が如き力を秘めていようと、その能力ごとゼリー化が行われ、ケツ穴から無様にひり出すことになる。クルル・ツェペシのような特異な不死性、ブレイド・ニアのような回復能力を持つヒロインであっても、人格や能力ごと尻穴から出ていってしまえば何の意味もなくなる。

 人格ゼリー化は胃に侵入してから数秒で完了し、吸収前に排除することは不可能。さらに、余計な抵抗がないよう排泄時には大量の快楽物質が脳髄を焼くことになる。太い嬌声を喉から引き絞るエレナも、直腸を擦る己の人格ゼリーでイキそうな快感を覚えていた。


「ほぉッ!♥ ぐ、ぎ……ふぐぅぅう゛ぅ……!♥ うぐっ、んぎぎ……ほォォォォォォォォォッ!♥♥」


 気持ちいいモノを出してはならない。悲惨な矛盾に立ち向かえる者は多くない。多くのヒロインが瞬時にひり出してきた人格ゼリーに対し、エレナは守護者の名を冠するに相応しい意地を見せる。

 食いしばった歯が砕けんばかりの力を込め、鼻の穴を広げてまで肛門括約筋を締め上げて排泄を防ぐ。くすぐりで崩壊した顔面が不細工になろうとも、彼女は【人格ゼリー】を出してはいけないと判断を下した彼女の高貴な思考は正しい。マヌケな格好に不細工な崩壊顔面が加えられようと、だ。

 ――――どうせならもう少し部隊長の機嫌を取っておくべきか。不意にそんなことを考えた研究所長は、未だ肉体との繋がりを持つ人格ゼリーの【思考】を外部へ出力した。


「(おほぉぉぉぉぉっ♥ おわるっ、でたら、排泄(でた)らおわりゅうぅぅぅぅぅ♥ ぶっという〇ちになって、守護者人生おわっちゃうぅぅぅぅ〜〜♥ がまん、がまんして♥ 私のお尻耐えて♥ けちゅあなひらかにゃいれぇぇぇぇぇぇ♥♥)」


 身体と人格が乖離し、崩壊する一歩手前の【思考】はいつ聞いても無様極まりない。言語機能が著しく麻痺した身体と違って、人格の思考は素直だ。理性が溶け始め、外に押し流されつつある己を惜しみ、括約筋に祈り始める始末。

 あまりに哀れな姿は研究所長でも失笑を禁じ得ない。品性下劣という言葉で足りない光景に多大な興奮を得る部隊長に対しても、だ。


「(がまんがまんがまん……お゛ぉーッ!!?♥♥ う〇ち♥ 〝私〟がけちゅあなこじあけへるっ!?♥ だめ、やめてっ♥ おねがいやめてぇぇ♥ おわっちゃうのぉ♥ エレナの人生全部う〇ちになっておわりゅっ♥ おわ、おわって……ぎぼぢよ゛ぐな゛りゅうぅぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜♥♥)」


 ぶりゅぼびゅっ!♥


「ぼぴょっ♥☆」

(お゛っほ♥☆)


 どんなヒロインだろうと耐えられない無様な排泄。意図してそうなるよう生み出された人格ゼリーが守護者のアナルを突き抜け、遂に肉体と思考の剥離を始めた。

 ぷっくらアナルから頭を出した金色のゼリーがぷらりぷらりと下品に揺れている。彼女が司る光の文明を表した美しい輝きの人格アナルゼリーは、次の瞬間凄まじい勢いを以てクダを巻いて滑り落ちた。


 ぶびびっぶびっぶびっ♥ ぶっぶりっぶびっ、むりむりっ♥♥ ぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅ♥♥ ぶりゅーーーーーーーーーーーーッ!♥


「おほおおぉおおおおおおおおぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!?♥☆♥☆♥☆」

(いやあああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!♥☆♥☆♥☆ けちゅあなかりゃでてる!?♥☆ 私がぜんぶ、う〇ちになって、くっそぶっといぜりーになっへイッでりゅりゅりゅりゅりゅッッ!!?!?!?☆♥☆♥☆♥☆)


 ずぢゅ゛り゛ゅ゛り゛ゅ゛り゛ゅ゛り゛ゅ゛り゛ゅ゛り゛ゅ゛り゛ゅ゛♥♥♥♥


「おほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜――――――――――――――――――――――――――――」

(あへぇぇぇぇぇぇっ♥☆♥☆ けちゅあなぶっぱなしへりゅ♥☆ わたしがどっかイクッ♥☆ いくいくイクゥッ!!♥☆♥☆ おけつあなぶれいくだいれくとあたっく♥☆ はれ?♥ わたひっ♥ わたしドコ♥ けちゅからドコに逝って♥ おけつから排泄(でて)逝って♥ いって♥ イッてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?♥☆♥☆♥☆)


 ぶっっっびゅうぅぅぅッ!♥


「ん゛お゛ッほ♥」

(お゛べっ♥――――――――)


 べちゃりと地面に一本糞の尾ビレが落ちた。


「――――――――――――――――――――――――――――――――――――」


 エレナの肉体は完全に〝終わった〟。口とアナルを広げ、白目アヘ顔で余韻痙攣と断続的な放尿を繰り返し、終わってしまっていた。


(オォッ♥ おしっこびちゃびちゃしてます♥ 私の身体が私におしっこ……はれぇ?♥ なら、私はドコ♥ あっ……わたひ♥ 自分で〝私〟を排泄(だし)て、おわっへ――――――――――♥♥♥♥♥)


 エレナの精神は完全に〝終わった〟。暖かい直腸からひり出された人格ゼリーは湯気を醸し出し、どぐろを巻いて鎮座している。ゼリー自体が快楽を帯び、肉体の絶頂を引き継いだことで時折『ビチビチッ♥』と跳ねるように蠢いているが、それだけだ。思考出力装置が打ち切られたその瞬間、エレナの人格はゼリーで未来永劫終わってしまう。


 肉体も精神も惨めで汚い嬌声という断末魔をひり出したことで、光の守護者の全てが呆気ないまでに終わりを迎えたのだった。





「戦闘員、今すぐ私の元へ集結しろ!」


 今日の部隊長は一段と機嫌が良いようだ。研究所長が施設の上から見かけた訓練室から、部隊長殿の威勢だけはよく通る声が響いていた。その恰幅が良すぎる腹の音まで聞こえてきそうだと彼は笑う。


『はっ、ただいま参ります! 部隊長閣下!!』


 彼の声に負けじと大きな戦闘員たちの声が鼓膜を震わせた。軽く覗いてみると、今日の訓練で部隊長殿が遊び倒すのは、下級戦闘員の中でも特徴を持つ部隊、通称【アナル奴隷戦闘員】たちであるようだ。あまりにもな命名ではあるが、部下たちがそう揶揄するほどアナル弄りに特化した部隊なのだ。

 何せ整列ポーズがまず違う。戦闘員たちに機敏な敬礼を好んでさせる部隊長が、かの部隊にだけは【ガニ股で尻臀を開いてケツ穴を見せびらかす】専用変態整列を学習させている。

 白肌から褐色まで、色鮮やかなケツ肉たちがガニ股姿勢で突き出されて立ち並ぶ姿は、常人には理解し難い楽しみ方と言えるだろう。


「整列が遅いぞ! 貴様ら、これが訓練だと甘くみているだろう!?」

『はっ! 腑抜け穴で申し訳ありません、部隊長閣下!』

「私への忠誠心を見せてみろ! 点呼ぉ!!」


 組織への、ではなく私へのという個人に対する忠誠の強制は問題発言ではあるのだが、あれで仕事はこなせる人員だ。多目に見てやるべきかと研究所長は肩を竦める。


「はっ! クソザコアナル戦闘員一号! 号屁!!♥」


 ぶっびぃっ♥


「クソザコアナル戦闘員二号! 号屁!!♥」


 ぶぼぉぉぉ♥


 しかしながら、それはどうかと思わざるを得なかった。ヒロインたちが名乗りとオナラを順々に吹き散らし始めた。どこかで見た白肌のケツ穴、幼くも妖艶な吸血鬼のケツ穴、元セレブレティのケツ穴が目に見えない腸のガスに吹かれて痙攣する。

 意外でもないが凝り性な部隊長殿、否、部隊長閣下は与えた特徴に関してはあらゆるものを味わいたいようだ。号令、点呼に放屁を交えるなどという品性を疑う命令を平気な顔で、いいや、子供のように悦んでいた。


 流石に品性下劣な訓練風景をこれ以上見学をする理由も、まして嗜好に付き合う義理もない研究所長は、スーツケースを持って訓練室を立ち去る。ケースの中に仕舞った瓶の中身が『ビチビチィ♥』と跳ねる音が、微かに聞こえてきている。新しい研究に比べれば、部隊長の変態趣味など一欠片の興味も彼は見出せない。


「――――はっ! クソザコアナル六号! 号へほひぃぃぃぃんっ!?♥♥♥♥」


 恐らくは、その瓶の中身を持つべき肉体がケツイキする声が鼓膜を震わせたようだが――――元に戻らぬものへの興味など、やはり持ち合わせていないようだ。



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デュエプレで次に書くなら前書きに入れたエレナさんのエロデュエルか、今回と同じ世界観で肉体改造されても顔色一つ変えないウェディング様がふたなりチンポ生やされたくらいで負けるわけないだろ!!です。

ウェディングがアンケートで勝ったらこれで書く予定でした。まあ実際勝ったエレナさんがこんな無様下品になるなんて思いもしませんでしたがね!

Comments

こりく

くすぐりアナル責め機械姦シチュ助かる……。 快楽でドロドロにされて、無様な姿を晒すヒロインって、どうしてこんなに輝いているんでしょうか?

いかじゅん

くすぐりとアナルはやはり相性良し。やっぱり本来なら堕ちるはずのない高貴な子たちが無様してるのがいいのでしょうねぇ