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*公開から2ヶ月経過したため、通常プランで閲覧を可能にしました。


いつもご支援ありがとうございます。本日の上位プランはデアラから夕弦のアナル責め排泄アクメ記憶消去です。まあ大体いつものやつ。

精霊は満遍なく好きというのはもう語るまでもないところでしょうが、夕弦はエロ目線で言うと頻繁に出したくなる。クールな子を崩すの好き。言語崩壊大好き……強キャラ無様好きなのに通ずる感じしますね。


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 そこは外界から遮断された真っ白な空間だった。真っ白な、というのは比喩表現ではない。無骨で無機質、それ以外の色など〝部屋〟という概念に必要ないと言わんばかりの一色染めだ。

 その色は美しいから選ばれたのではない。白だけに包まれた空間は人間的な美意識とは無縁であり、突き抜けた純白は恐怖さえ感じさせる。人の意思、こだわりというものが介在しない。不必要な部分を効率的に切り捨てたのが、この実験場なのだろう。


『被検体、投入』


 そんな不気味な小部屋に機械の合成音声が鳴り響いた。感情という表現が隔絶した機械音声と共に、白いだけだった空間に多色が入り込んだ。

 〝箱〟が部屋の中央に設置される。それは単なる箱ではなく、ガラス張りの中に〝人間〟を入れた不気味な箱だった。

 箱の外には無理やり顔の近くまで掲げさせられ、出された足。豊満な胸。そしてバイザーが目元を覆う美麗な顔が飛び出している。それ以外は完全に箱状の拘束器具に詰め込まれ、実質まんぐり返しになった股間部はスカートの中身が丸見えの状態で収められていた。

 橙色の髪の少女はそんな拘束の中、決して表情を崩さない。バイザーで視界を覆われながら、彼女の表情は非常にわかりやすいものだ。その暗色の外套、淡い色を放つ拘束具が相まって自らこのような箱に詰め込まれた被虐快楽者(マゾヒスト)に見えなくもない。

 だが、少女を深く知る者なら彼女の表情が変化していることに気づけるはずだ。彼女は表情がないのではなく、その起伏が薄いのだ。そして、そんな薄い起伏がわかりやすいほど揺れている――――恐怖という感情に苛まれていた。


(拘束。身動きが取れません)


 少女は精霊と呼ばれる特殊な力を持つ生命体。しかしその能力を以てして、彼女は箱からの脱出が不可能であることを悟らされた。その身に纏う精霊の鎧、光を帯びた霊装でさえ酷く頼りないものに感じられてしまう。

 モノのように拘束された哀れな精霊少女の名は、八舞夕弦。この施設に囚われた精霊の一人である。


(思案。皆は無事なのでしょうか)


 と言っても、夕弦は自分以外の誰が囚われているかを知らない。捕まってしまった時から今まで、外部からの情報を遮断されていれば知り得ないのも当然だろう。

 箱を破壊しないのは今の夕弦では不可能だから。喚き散らして返答を得ようとしないのは、そうすることが無駄であると過去の経験から知っているから。

 つまるところ、夕弦は出来うる限りの抵抗を試みた。その上で何の成果も得られず、恥辱の拘束姿で身動ぎすら許されない無慈悲な状態で事を想像することしかできないでいるのだ。

 どうしてこのようなことになってしまったのか。視界が閉ざされる直前まで遡ることで、夕弦の脳裏にはその時の光景が浮かぶ。


(憂虞。耶倶矢と士道は……無事に逃げられたでしょうか)


 夕弦は自分の中で大切な二人であると同時に、その視界が闇に包まれる瞬間まで目に焼き付けていた少女と少年に思いを馳せた。

 敵がどのような存在で、どのような思想を持っているのかは未だわからない。捕まってなお理解が出来ずにいるからこそ、夕弦は恐怖を抱いていた。

 謎の機械軍とでも言うのだろうか。まるでSF映画のような軍団に、夕弦は為す術なく捕まってしまった。速さなら誰にも負けはしない――――二人を逃がす速さも、誰にも負けなかったと信じたかった。

 もはや自分自身の犠牲による対価を信じる他ない。それに夕弦は、人の心配をしていられる立場にいるわけではないのだ。


『被検体番号・『08Y』。捕獲した特殊生命体への処置を開始します』

「っ……」


 今気にしなければならないのは、自分自身に加えられる〝何か〟だ。

 時間の感覚が失われるほど視界を塞がれていた夕弦は、ここに来てようやく肉体への干渉が行われるであろう機械音声に息を呑んだ。

 人間的な扱いはされていない。歓迎という風な扱いでもない。彼のDEMでも希少な精霊とあらば少しはマシな待遇だろう。

 一体何をされるのか、何を求められるのか。拷問、その二文字が頭を過り、否が応にも夕弦の顔色を悪くさせる。

 しかし、夕弦を襲った感覚はその予想を外れたものだった。


「ひゃっ♥」


 実に可愛らしい官能の声が零れた。何が来ても声を堪える、強がってみせると思っていた声がチクリと肌に差し込まれた針のようなものに、あっさりと陥落させられたのだ。


「疑問。夕弦に何を……ひゃあぁぁぁぁぁぁぁ♥♥」


 今度は一段と高い嬌声が口から溢れた。普段なら必要以上に開かれない口が大きくだらしなく開けられ、端々から唾液が滴り落ちる。


「ひゃ、ひゃにっ♥ 快、感♥ にゃ、なにっ、おぉぉうっ♥♥♥」


 箱の外で夕弦の顔が勢いよく仰け反り、箱の中で夕弦の腰がビクッビクッと跳ねる。彼女が無意識に口にした二字熟語、快感が示す通りに夕弦の身体は異様な心地良さに包まれていた。

 二の腕や太股にはいつの間にか小型のアームによって、ガラスを貫通するように針が差し込まれていた。精霊の中でも十分に目を引くことが可能な乳房には小型の電極パットがケーブルによって繋げられ、振動による刺激が送り込まれていた。


(警戒。これは、夕弦は、彼らに……っ!)


 未だ機械の裏側に誰がいるかも定かではない。その〝彼ら〟という表現が正しいかもわからないが、少なくとも夕弦は己の感覚が間違ったものとは思わなかった。

 八舞の片割れと違い、彼女は知識が先行気味とはいえ、そういったものに疎いわけではない。故に、針による液体の投与と乳房の振動が何をもたらしているかを察するのに、さして時間は使わなかった。

 快楽責め。懐柔か、それとも弄んでいるのか。目的自体は想像し難いが、夕弦の身体に染み渡る淡く鋭い矛盾した感覚は、恍惚や極楽というこの状況下で感じるはずのないものだと確信した。


「……んっ、く……ぁ♥ ふっ、ぁ……♥」


 瞬間、夕弦が発していた甲高い嬌声が途切れ途切れで小さなものになる。

 夕弦は無骨な機械に辱められて喜ぶ趣味はない。相手を喜ばせるつもりもないため、彼女は必然的に無言を貫くという抵抗の手段を講じたのだ。

 唇を噛み締めれば完全ではないにしろ嬌声は零れない。痛みではなく快感と理解したのなら、耐えられないこともない。

 だが、夕弦は甘く見ていた。人の身体は痛みには耐えられても、快楽に耐えられるようにできていない。それは精霊という種族であっても、変わることのない不変の真理だ。


『刺激による快楽物質の生成……一定の効果を確認。精神抵抗力増加……霊力、霊装による抵抗力増加……記憶による抵抗力、増加』


 機械は淡々と事を進める。夕弦が快感を押し留める中、彼女に秘められた心の支えを機械が感知した。

 それは彼らなりの解釈だったのだろう。夕弦の中にある友人の、耶倶矢の、士道の記憶が彼女の支えであると。実に正しい。記憶は個人を作り出す重要な要素であり、何もかもが通じずに囚われた夕弦が絶望せずにいられるのも、瞼を閉じた裏側にその顔が浮かぶからだ。


『……改造シークエンス継続――――記憶の除去を開始』


 つまり――――それがなければいいのだろうと。

 薬品投与と乳房の快感に堪えるだけで必死になった夕弦は、その危機的な宣言を聴き逃してしまった。もっとも、仮に聞いていても〝失って〟しまうのであろうが。


(直感。何かが、来る……構え、ます! たとえ純潔を失ったとしても、夕弦は負けませ――――――)


 そして一つ、夕弦は大きな勘違いをしていた。彼女の知識はあくまで高校生の少女とさして変わらない。故に次があるなら女性器だろうと身構えていた。

 途中までなら正しかった。ガラスの正面から丸出しのミニスカに、細い金属の棒が迫っていた。彼女の直感は正しかった。それが〝尻穴〟に挿入されたことだけが、彼女の思い違いだった。


「ん゛ん゛ッ!?♥♥ お゛……制、止ッ♥ そこ、お尻……の゛ぉ♥♥♥ んうぅぅ、んおおぉおおぉおぉおおぉおおぉおぉおおぉッ!!?♥♥♥」


 薬物投与の循環が彼女の想像を遥かに越えるものだった、というのもあるのだろう。夕弦が硬く閉ざしていたはずの口は小さなモノの挿入であっさりとこじ開けられ、腹の底から吐き出したような下品な嬌声が溢れた。


「ひぐっ、お゛ッひ♥ 尻穴♥ こ、肛門♥ ぬいへっ、ぬいへえぇぇぇえぇぇえぇえぇ♥♥」


 いつになく叫びを上げる夕弦に気怠げで起伏の薄い少女の面影は感じられない。肛門に細い棒を突き刺され、あられもない頬の緩みと舌足らずな悲鳴を漏らす無様な精霊がそこにはいた。

 アナルの快感が脳髄を焼き焦がすようだ、と夕弦は感じた。しかしそれ以上に、尻穴へ挿入されたモノへの忌諱があった。小さな肛門に相応しいサイズのそれが、夕弦には酷くおぞましく感じた。彼女の精神的な直感が、それを直腸に挿入れるなと叫びを上げていた。

 桜色の極小穴が異物を排除しようとし、蠢くように窄む。力を入れて排泄せんとするが、それはまだ〝早い〟と棒はビクともしない。


 夕弦が手をこまねいていると、金属棒はアナルの中で動き始めた。


 ギュイイイィイイイィイィイィイイィイィィイィンッ♥


「うっひょおおおおぉおおぉおおぉおおぉおぉおおぉぉおおぉおおぉおおぉおおぉおぉおぉッ!?♥♥♥♥」


 結腸にピタリと張り付いた金属棒は、その中で超高速で乱回転し始めたのだ。音になって聞こえるほどの高速回転は、夕弦に言葉というものを忘れさせるほどの衝撃をもたらした。

 縦に開かれた口から素っ頓狂な悲鳴が叫び上がり、箱の天井に『ブシュッ♥』と叩きつけたような水音が弾けた。


「おひょへええええぇええぇええぇえぇえぇえぇえぇ♥♥♥♥ おおっほおぉおおおおおぉおぉおぉおぉおぉおおぉぉおおぉおぉぉッッ!!?♥♥♥♥♥」


 回転は途切れず嬌声も途切れない。息を切った傍から新たな嬌声が長々と響き渡り、その回数分だけ夕弦の股間から潮とマン汁が噴水の如く打ち上がる。

 霊装の守護など全くの無意味だと言わんばかりに、夕弦のアナルアクメは継続的かつ加速度的に増していく。


『絶頂継続。思考断絶。記憶……消去進行。肛門拡張機能、解放。消化器官改造用薬液、並行して注入』


 尻穴で無遠慮に乱回転する金属棒が変化していく。回転に合わせて幅を広げ、未拡張の肛門に挿入できるほど細かったモノが、指のサイズを超えて段々と肥大化していく。同時に、夕弦の胃に別の薬液を流し込み始めた。


「ん゛お゛ぉ゛ぉ゛!?♥♥ やべッ♥ やべでッ♥♥ う゛ッお゛♥♥♥ お゛ぉぉぉぉっ♥ 請願ッ♥ 無理♥ お尻、そんにゃに、拡がらな……お゛ッほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーッ!!♥♥♥♥♥」


 あれだけ願っても出来なかった身動ぎがあまりにもスムーズだった。絶頂の度に、尻穴がミチミチと音を立てて拡がる度に、夕弦の身体がイキ潮をぶちまけながら怪しい痙攣を引き起こす。

 バイザーで遮られて目元は伺えないが、伸びた鼻の下に水を散らすような顔面の目は不規則な眼球の運動か、白目を剥いた下品なものをしていることは想像に固くない。

 ヒールのブーツが真っ白な天井に向かってピンッと立つ。痛々しいまでの音を立てるアナルが急速に拡張肥大化する。極小だった入口が卑猥なピンクの肉色に膨らみ、穴のサイズはあっという間に秘部を超え、千切れた下着では隠し切れない卑猥なケツマンコへと変貌した。


 ずりゅ、ずりゅずりゅずりゅう♥


「う゛お゛ぉッ!?♥♥♥♥ ……ッへ♥ ん゛ぉ……っ♥」


 腕より太いのではないかと思える拡張棒が大人しくなり、引きずり出される。それだけでも夕弦は野太く汚らしいアクメ声を上げ、涎と吐息を零す。

 その尻穴は元の原型が見て取れない。直腸の奥まで見えるほど拡がり、熱で上気した入口を空気で冷やすようにヒクヒクと肉が蠢いていた。


『拡張処理、完了。プロトコル実行……最終シークエンスに移行します』


 だが、それほど惨めなアナルを得て、夕弦への責め苦はようやく〝始まり〟へと相成ったと言っていい。


『被検体番号・『08Y』。排泄機能、促進』

「……ん゛ぎィ!?♥♥」


 機械音声が何かを命じるように音を発した途端、アクメで疲れ果てて閉じられていた夕弦の瞼が開かれる。バイザーの外からわかりやすい反応を見るなら、舌根の動きが再び激しくなった。


(危惧。お、お腹っ♥ が……だめ……すぐ……でて……たすけて――――)


 何かが出てしまう。腹の中に何かが溜まって、締りのないガバガバなぽっかりアナルから滑り落ちていってしまう。

 その確信は夕弦の心に耐え難い恐怖を感じさせた。アクメでそれどころではなかった心が、思い出したように恐慌状態に陥る。助命を嘆願するように夕弦は心の記憶を呼び起こした。崩れ落ちそうになる八舞夕弦という少女の魂を奮い立たせようとした。


「……はれ?♥」


 だが、夕弦の表情が引き締まることはなかった。二度と訪れなかった。その理由がなかったからだ。


 何故なら八舞夕弦は、心を奮い立たせる理由の大半を喪失していたから。

 何をするのかも曖昧な心で腹の奔流は止められない。慎ましさの欠片もないアナルの出口を目指し、巨大な流動体が直腸を滑り落ちていく。腸壁が崩れてなくなりそうな熱を帯びた排泄物は、夕弦が呆然とする一瞬の間にその頭を出した。


 ぶっっっっぼおッ!♥♥ ぶりゅりゅぶりぶりぶりもりもりもりぶぼぼぼぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅうぅ!♥♥♥♥


「ンッホォオオォオオォオオォオオォオォオォオォオオォオォオォオォオォオォオオォオオォオォオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!?♥♥♥♥♥」


 精霊という神秘的な美少女のアナルが卑猥に拡張され、その中から凄まじい音圧の放屁が炸裂し、橙色のゼリーが滑り落ちる。腸汁を纏って輝き、吹き散らされるマンコの汁でさらにコーティングされたゼリーが箱の外側目掛けて排泄されていった。


「絶頂♥ ぜっちょおおおぉおぉおおおおおほおおぉおぉおおおおおおおおおおおおおおおっ!♥♥♥♥♥」


 ぶびっぶりっぶりゅと汚い放屁と凄まじい排泄音が吹き出す。夕弦はその間、言葉にならない嬌声を響かせる以外にできることがなかった。

 排泄を我慢できればよかった。締りがないとはいえアナルはアナル。夕弦の気丈な心があればゼリーに変えられた排泄物を数秒でも押し留めることはできたはずだった。


(夕弦、夕弦は♥ おっほ♥♥ だれっ♥ うんち♥ 変なうんち出ています♥♥ おしりから、出ちゃいけないもの♥♥ 夕弦の中から、全部てでりゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?♥♥♥♥)


 しかし、理由がなかった。夕弦の中から排泄を我慢するだけの理由――――記憶が失われていた。

 絶頂の度に記憶が消去されていると気がついたのは、今まさに排泄アクメによって頭の中が白くなっているこの瞬間だった。完全に手遅れであり、夕弦は夕弦を構成する〝何か〟をアナルゼリーにして排泄しているような状態だ。

 卑猥な排泄の音とアクメで夕弦を構成していた〝何か〟が溶けていく。彼女はそれがどんなもので、何だったのかもわからなくなっていた。


(耶倶矢♥ 士道♥ やだっ、忘却♥ 喪失♥ 全部、消える♥ お尻の穴から、夕弦が、消えて、とまなにゃいっ♥ うんちとまらにゃいぃぃぃぃ♥♥)


 瞼を閉じれば思い出せていた顔が消えた。己がどういう存在であったかを喪失したためか、彼女を守る堅牢な霊装が消えた。裸で恥辱の箱拘束をされた美しい少女は、口と肛門をだらしなく開いて淫猥な音を響かせることしかできなくなっていた。

 やがて、夕弦を構築するものが名前しかなくなった。耶倶矢と士道という、自分のことより大切だったはずのモノが名前しかわからなくなった。


「否定♥ ん゛ほォッ♥♥♥♥ 耶倶矢、士道♥ いや、忘れたくありません♥♥ おッほっ♥♥♥♥ たしゅ、たしゅけへ♥♥ やめへ♥ とめぇ♥ ごめんなさい♥ 何でも言うこと聞きますっ♥ 請願♥ うんち、とめて、うばわないれっ♥♥ 夕弦から、夕弦をとらないでくらひゃいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!♥♥♥♥」


 みっともなくても惨めでも下品でもいい。それを正しく感じるための記憶が消去され、夕弦は唯一縋り付けるもののために頭を振って哀願した。

 他の何を失っても、それだけは残して欲しいと――――だが、腹に溜まったゼリーは留まることを知らなかった。


「ん゛ッごぉおおぉぉおぉおおおぉおおっ!♥♥♥♥ うんちとまっへえぇえぇえぇええぇぇえぇぇぇえぇえええええぇえええっ!!♥♥♥♥ おねがいじまずうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!♥♥♥♥♥」


 ずるずるずるとアナルという勝手口から流動体が通り抜け、夕弦の脳髄を隅から隅まで絶頂で染め上げる。彼女の支えとなる矮小な記憶をアナル排泄のアクメという恥辱の極みで抹消していく。

 夕弦の記憶は想像を絶する強度だった。けれど、夕弦の排泄は永遠に続くのではないかと思える長さだった。肥大化したアナルを満遍なく擦ってひり出る極太アナルゼリーは、夕弦の記憶を欠片も残さず抹消した。


 ぶぼぉぉぉぉぉぉぉ!♥ ぼふっ、ぶぼぼぼぼぼぼ!♥ ぶりゅりゅぶりぶりぶりもりもりもりぼりゅぶぶぶむりむりずるずるずるぅ!♥ ぶりゅぶりゅぶりゅぷぶぶりゅうぅぅぅうぅうぅぅぅぅぅぅぅっ!!♥♥♥♥


「おほぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!?!♥♥♥♥♥」


 その音は卑猥に下品に淫らに響く。八舞夕弦に残された全てを排泄するかのように、アナルアクメの絶叫が激しく轟いた。





『被検体、投入』


 まっさらな空間に無機質な声の振動が伝わる。筒状のガラスに包まれたカプセルがアームによって部屋に運び込まれた。

 その中には二人の少女が入っていた。正確には橙色の髪を結い上げた少女と、青がかった髪を伸ばして女子制服を着た少女のような少年だ。一見して美少女同士で抱き合っているようにしか見えないが、そうではない事実を二人は知っている。


「し、士道……そこにいる、よね? 大丈夫だよね?」

「ああ……声は変だけど、いるよ。ちゃんと手を握ってるから、安心しろ」


 安心しろ、と言う声は可愛らしい少女のものだ。けれど言葉通りに頼っていいかと言えば、その震えから見て怪しいものだろう。

 抱き合うように拘束され、彼と両手を繋いだままの少女はその不安を直に感じたのだろう。彼も未知の恐怖に心細くなっていることを実感し、バイザーに隠れた目を開いて声を発した。


「う、うん。……別に、不安になってたわけじゃないし! 士道がいてくれたら、平気だし!」


 それで何かが変わるわけではない。でも互いの顔が見えない中で、強がりは大切だ。ギュッと手を握り合い、声で励まし合う様は健気という言葉が相応しい。

 八舞耶倶矢と五河士道。力を出し尽くした逃走劇も虚しく、二人は揃って捕まってしまった。せめてもの抵抗と希望から抱き合うようにして捕まった二人は、なぜか引き剥がされず時間を忘れるような時を過ごした。いつの間にか士道が〝士織〟になってしまっていたこと以外は、捕まった瞬間から変わりのない状態だと言える。

 そんな潔白な状態の二人だからこそ、徹底的な改造による抵抗の儚さが映えるのではないだろうか。


『被検体番号・『08K』『11』。捕獲した特殊生命体への処置を開始します』

「「っ!」」


 いよいよ何かが来る。機械音声の番号が自分たちを示していると察した二人は、身を強ばらせながらより硬く手を握る。


「了解。両被検体への改造処理を実行します」

「……え?」


 だが、カプセルの外側から聞こえてきた声に耶倶矢は呆然とした吐息を発した。目が封じられた彼女からすれば、ガラスの遮りなどないようなものであり、その声はハッキリと鼓膜を震わせたことだろう。


「その声……夕弦? 夕弦でしょ!」

「な……夕弦!? よかった、無事だったのか!」


 無事だった、と手放しで喜ぶことができたのは、視界不良による状況判断の鈍りがあればこそ。

 耶倶矢は声が聞こえただけで言葉の意味を理解していなかった。二人を見つめる夕弦の目は光を失ったように虚ろで、マゾヒストを思わせる彼女の霊装が――――相手を攻め立てるサディストのような印象を抱かせることも、知らなかった。


「確認。改造プロトコル。被検体番号・『08K』へ陰茎、陰嚢、前立腺機能の増築改造を実行。被検体番号・『11』へ臀部肉の増幅、鋭敏化、肛門の拡張、消化器官改造薬液の注入を実行」

「……夕弦? ねぇ、さっきから何言って――――おにょにょお!?♥♥♥♥」

「耶倶矢!? どうした、何があっ――――ん゛お゛う゛ぅぅっ!!?♥♥♥♥」


 嬌声が零れる。耶倶矢はマヌケに、士道士織の声で野太く。改造の開幕に相応しい官能の声だ。


「投入――――対象の肉体改造による懐柔を開始します」

「「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!?♥♥♥♥♥」」


 その声はあと何分、自分たちを保っていられるのだろうか――――二人は大切な存在に嬲られながら、それぞれのアクメ声を互いに与え続けた。




「……なぁ、夕弦。料理中は危ないから離れてくれると嬉しいんだが」

「確保」

「朝からどうしたんだよ。怖い夢でも見たのか?」

「……否、定」


 今までで一番力のない二字熟語だな、と士道は困り顔で頬をかいて腰に巻きついた夕弦を見下ろした。

 休日でも五河家に精霊が入り浸ることは珍しくない。珍しくはないのだが、あのクールな夕弦がここまで甘えん坊になる姿は珍しいを超えた何かだ。いつものようにどこからか仕入れた知識で誘惑というわけでもなく、士道から離れたがらないのだ。しかもそれだけではなく――――――


「ちょっと。私はいつまで夕弦に引っ付いてればいいわけ? 流石に恥ずかしいんだけど……」

「拒否。今日はずっとこのままでいてください。二人だけズルいです、反則です。夕弦だけ仲間外れは酷いと思いました。合致。この理屈には隙がありません」

「あるけど!? 隙だらけなんだけど!?」


 なぜか耶倶矢が夕弦の身体に抱きついている。というより、抱きつかされているというのが正しい。

 そうなると言いたくは無いが非常に下半身が重い。ついでというかメインというか、夕弦のたわわなアレが押し付けられて士道としては気が気ではない。かといって引き剥がそうにも、それは耶倶矢と同じ理由で憚られることだ。


「……請願。ダメ、でしょうか……?」

「「うっ……ダメじゃない、けど」」


 夕弦らしくないキラキラした目で甘えられると、それはもう凶器としか言いようがない破壊力を秘めていた。いわゆる泣き落としである。こんなもの声を揃えて陥落する以外に士道と耶倶矢に道はなかった。

 結局その日は夕弦の甘えっぷりに翻弄され続けたのだが、そうなった理由は終ぞ語られることはなかったのだった。


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耶倶矢と士織ちゃんは積極的に添えていくもの。

今デアラで書きたい欲が出てるのはヒプノシス続編だったり、何かふたなりネタだったり……書いたことがないって言ったらマッサージネタ?たとえば十香が卑猥なマッサージ店に間違って入って、そこからハマっていっちゃうとか。夕弦とかでも似合いそう。

デアラはいくら書いてもまた書きたくなるので、何かネタが有ればコメントに添えてくれると嬉しいです。今回はデアラ関係の投稿ですし是非欲しい。まあ大半が自己満な数字になるのは前回参照のご愛嬌ですが、私が楽しいのでね!

Comments

Augustand9029

夕弦ありがとうございます!! 感情の起伏が少ない子があれやこれやされて無様喘ぎ&排泄描写、そして葛藤する描写が最高です。(耐えながらも排泄しながら思い出ごと消えていく)

いかじゅん

こちらこそリクエストありがとうございました! クールな子ほど元気よくお下品無様させたいものですよねぇ……