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いつもご支援ありがとうございます。本日は https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18222022 こちらのアフター、オマケシナリオを投稿させていただきます。オマケだけど2万字近くあります。しかも本編を調教特化にした分、すごくお下品羞恥特化です。楽しい(楽しい)

またデアラで新たな扉が開かれた気がします。なのでこれ読んでビビっときたりしたら手前の募集箱にネタを投げて貰えると嬉しいです。


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◆セックス調教編・アフター



「むほほ。今日はどの女から調教してやろうか」


 基地の管理を担う部隊長・ニートルは無数に並んだ扉の前でニヤニヤと気持ちの悪い笑みを浮かべ、物思いに耽っていた。

 彼は連日、仕事を部下に押し付けてこの部屋だけを行き来していた。自分は仕事をしているのだ、と精霊たちの調教という大義名分を振りかざし、ただ手に入れたばかりの彼女たちを味わいたいがために。

 そうして欲望のままにセックスをしているだけで、身体を改造された精霊たちは快楽に喘ぎ、その深層心理で気付かぬうちに肉奴隷の自覚を芽生えさせられる。彼は自分の好きなことをしていれば仕事が得られる。そうして無能者の自尊心は誰にも止められない場所まで来てしまっていた。


「今日はこいつからだ。朝からキツい締め付けを楽しませてもらおうか」


 どうやら狙いを決めたようだ。精霊を物のように扱うニートルらしい言動で、扉に『四』の文字が書き記された部屋に入る。


「……ひっ」


 そこには、簡易ベッドの上でまんぐり返しになって寝かされた四糸乃の姿があった。愛らしい面がニートルを見た瞬間、恐怖の対象を見た表情に変わる。


「貴様の主人である儂に随分な挨拶だな、四糸乃。んん?」

「ぁ……ごめ、ん……なさい」


 ニートルは精霊たちの主人を自称し、敬うべき存在として刷り込みをしている。と言うより、処分されるだけだった精霊たちを有能な自分が有効活用してやっている……本気でそう思っているのだ。


「グフフ……まあ許してやろう。おまえは特に素直だからな」


 四糸乃の態度は素直なのではなく、ニートルに対して怯えきっているだけだ。そして未だ態度を崩さない生意気な精霊たちは、ことごとく喘がせて仕置をしている。

 美しい精霊少女たちを意のままに従えている。その征服感が彼の自尊心を強固なものにしていた。


「お゛ぉ〜〜〜〜♥♥ おっ♥ ひょっ♥ あっほ♥ おひっ、んお゛ぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥」

「ぐふふ。良い、良いぞ牝豚! もっと下品に啼くがいいわ! 儂の偉大さを思い知れ!」


 まんぐり返しになった四糸乃を身体でプレスし、肉棒を奥まで打ち込んでいく。

 四糸乃の声はあまりに下品なもので、彼女の小さく綺麗な声色を知る者であれば到底信じられない。その愛らしさを詰め込んだような面でさえ、肉棒をマンコに挿入れられただけで鼻の下が伸びて上擦り寄り目になったみっともない顔の歪みに囚われている。

 精霊少女たちの身体はニートルの意向によって全身性感帯にされ、一度挿入されると堪えが効かない快楽雑魚にされている。これは四糸乃だけでなく、十香や狂三、澪などといった強力な精霊であっても例外ではない。ニートルは彼女たちのような強い女が情けない顔で下品に喘ぐ様が大好きだった。


「お゛ッ♥ お゛ん゛っ♥ ど、どうしてっ♥ こんなことっ♥ するんですかっ♥♥ お゛ぉ♥ ひどいこと、したいなら、私、ひとりに……して、ください……んおっ!♥♥♥」

「むほほ、決まっておるわ。貴様ら精霊が儂の肉奴隷だからだ。牝豚ごときが儂に指図しようなど、百年早いわ」


 理由はそれだけだ。世界を破壊しよう、支配しようという考えはない。結果として地位が己の才能に相応しいものに向上するのなら歓迎するが、それでこの自由に使える性奴隷を手放すというのなら断るだろう。

 ニートルの思想は、美しい精霊たちを無様で下品な存在として所有していたいだけなのだ。彼女たちが特別な存在だったのは過去の話で、今は無数に保有する肉奴隷の一体でしかない。神秘的なまでに愛らしい四糸乃も、その価値は下品に喘ぐことになる。


「……だが殊勝なことを申すではないか。特別に、今日はおまえを儂の寝床で可愛がってやろう」

「ひ、や、そんな――――お゛ッッほォ゛♥♥♥♥ イグッ、イク、イグッ!!♥♥♥♥」


 四糸乃の僅かに許された安らぎの時間が失われたことに悲鳴を上げるも、肉奴隷精霊に共通する下品な声での絶頂に上書きされる。その反射的に飛び出すアクメ宣言が、一体心のどこから湧き上がっているのか……気づく必要はない。彼女たちはチンポに喘ぐことに必死な牝豚なのだから。


 彼女たちは部屋の中に押し込められている。ニートルの気分次第で姿勢を変え、ニートルの気分次第で犯される。それは彼女たちに最低限与えられるべき尊厳をも、気分で管理しているということである。


「気分はどうだ十香」

「ふっ♥ ぐぉ゛♥♥ お、おまえが……私の名前を、呼ぶなぁ!♥」


 気力を振り絞ってニートルへ吠える十香。しかし、その姿は壁に向かって土下座をした情けないものであり、A級の危険度を誇った〈プリンセス〉がケツを見せて床に頭を擦り付ける底辺存在と化したものだった。

 その尻穴には『蓋』が施されている。彼女が苦しげに、だが官能的に悶えているのはそれが原因だ。


「我慢せずともよいのだぞ? 貴様が頼むのなら、儂が排泄を許可してやろう」

「だ、黙れっ♥ 誰がおまえのような男の前で……だ、だすものかっ♥」


 排泄行為。それは精霊たちに〝付け加えられた〟生理的な衝動だ。というのも、改造の際に消化器官に手を加えられた彼女たちの排泄は一般的な不浄のものとは異なる。見て聞いて、美少女の排泄を楽しめるものとなっている。少なくともニートルにとっては、だが。

 強引なセックスを数日間続け、ようやく別のやり方に意識を向けたニートルは、彼女たちを犯しながら〝排泄管理〟を行っていた。年頃の少女にとって、憎むべき相手に喘がされるだけでなく、一番見せたくない排泄まで管理される。それはあってはならないことであり、どれだけ下品な声を上げようと十香〝は〟数日間に渡って拒絶していた。


「いいのか? 貴様以外の牝豚はあっさり根を上げて、気持ちよくなっていたがな。声は聞こえて居ただろう?」

「っ♥」


 蓋をされたアナルが『キュッ♥』と皺を窄めた。十香の耳にこびりついた仲間たちの排泄声が頭の中で思い起こされる。


『う、うんち……出ます……! ン゛オ゛ォ゛〜〜〜〜〜♥♥♥♥』

『……排便する……おほっ、うほぉぉぉぉぉ!♥♥♥♥』

『お願いみんな……聞かないで……お願いっ!♥ ――――んひょおおおおおぉぉぉ!♥♥♥♥』


 ビチビチビチッ!♥ ブビビッ、ぶうぅぅぅ!♥ ぶりゅりゅぶりゅぶりりむりむりむりむり!♥


 四糸乃も、令音も、琴里も。みんなに聞こえるとわかっているのに、抗えずに排泄を懇願した。

 あっさりなどではない。皆、十香と同じく数日は耐えた。だが、狂三や折紙のように我慢強い者も、結局は排泄に抗い切れなかった。十香はただ意地で耐えているだけだ――――大事な少年にも見せたくないモノを、こんな下衆な男に見せるなどと。

 しかし、それも限界だ。その排泄は痛みに訴えるものではない。むしろ腹の痛みは薄い方だ。鈍痛の代わりに、じわじわと快感が身体に浸透していく。じわりじわりと、解消されない快感が凝り固まり溜まっていく。


「よく考えろ。我慢したところで得などない……いつかは出すものなのだからな、むほほ」

「……う、く……っ♥」


 ――――わざと放置されていることくらい、十香にもわかっている。

 どれだけ耐え忍んだところで、この排泄欲をニートルの前以外で解消できるとは思えない。これは十香の〝番〟が回ってきただけなのだ。これ以上我慢を重ねたところで、恥辱の時間が無意味に長引く。

 恥辱の時間はトロ顔を締めながら耐えている〝今〟の十香のこと。同時に、この〝先〟にある十香のこと。


(…………すまない、シドー。私は……もう、おまえに合わせる顔がない)


 この世界にいていいのだと肯定してくれた少年も、教えてはくれなかった強い衝動。十香はそれに屈した。


「……だ、出させろ♥」

「んん?」

「…………出させて、ください♥」


 言葉遣いもついでに教育する腹積もりなのか、十香の懇願を何度も聞こえていないフリをする。あるいは十香が恥ずかしい言葉を発する度、赤面していく白磁の生尻を楽しむためか。

 学習能力、吸収する努力を怠らなかった十香は、その人として培ったものを牝豚としても活用してしまう。自分を除いた精霊たちがみっともなく発した懇願の台詞を覚えていた十香は、そう時間をかけず〝正解〟へ到達した。


「脱糞許可よろしくおねがいします!♥」


 卑猥で汚い単語を交えながら、ニートルを主人と崇めて媚を売る台詞。朱色に染めた頬に滂沱のような涙を流しながら、十香は土下座排泄懇願を大きな声で叫んだ。壁を通り抜け、最後の一人も排泄に屈したと宣言するように。


「むふふ、良いだろう。好きなだけ捻り出せ」


 そう言って尻穴の『蓋』に手をかけたニートルは、そのアナルプラグを一気に引きずり出す。

 『ずぼぼっ♥』と十香のアナルが大きく卑猥な音を立て、数日ぶりにサーモンピンクの肛門が外の空気をたっぷり吸い込んだ。


「〜〜〜〜っ♥♥ っ〜〜〜〜♥♥♥ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!♥♥♥♥」


 アナルからプラグを引き抜かれる行為だけで何度か絶頂した十香は、声を押し殺しながら尻を艶やかに痙攣させる。マンコだけでなくアナルもクソザコになった彼女に〈プリンセス〉の面影は感じられないどころか、名乗ることすらおこがましい。

 そして、暴力的な美貌を持つ牝豚のアナルが悲鳴を上げた。


 ぶぼっ♥ ブボボボボッ、ぶりゅっ♥


「い゛ぉ゛♥♥♥」


 空気を連続で吹き出し、窄んだ穴からモノがひり出された。

 明るい色合いの紫紺。十香の霊装を模したような色の流動体が『むりゅっ♥』とその頭を見せ、勢いよく滑り出した。


 ぶりゅりゅぶりぶりぶりっ、ずるるるるるっ、ぶぼぼぼぼぶりぶりぶりぶりぶぶびゅぶりゅうぅぅぅぅぅぅ♥


「んおおぉおおおおおおおおぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!?♥♥♥♥」


 その勢いは加速度的に増していき、十香の直腸と肛門口に肌を柔らかく擦り付けながら噴射の如き速度で解き放たれる。十香のアナルから特大の放屁と脱糞音が炸裂し、口から堪えた分だけ下品な嬌声が溢れた。元の凛々しさは欠片もなく、官能の喜悦と太さを両立した甲高く、時に低いケツアクメの咆哮。

 精霊たちの改造された消化器官は、排泄物や不要なものを全て『アナルゼリー』にして排便する。これは精霊たちの身体に微かに残留した霊力を再利用した仕組みで、彼女たちは精霊であった事実を骨の髄まで侮辱されているわけだ。

 奏でられる脱糞の音を壁越しに聞いて、他の精霊たちは目を伏せているだろうか。はたまたアナルを疼かせているのか。


「でりゅっ♥♥ イクッ♥ でりゅイクでりゅでりゅイクゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!♥♥♥♥」


 肛門から滑り落ちるゼリーにイかされる。排泄への嫌悪感、暴かれる恥が脱糞する快感に驚くほど呆気なく上回られ、土下座で流していた絶望の涙顔が顔面崩壊のアヘ顔に染め上げられた。


「んほおおおおおおおおおおっ♥♥♥ い、いつまで、出て、うひぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!?♥♥♥♥」


 数日分溜め込んだ排泄ゼリーは勢いだけではなく量も凄まじい。ぶしゃぷしゃとマンコはイキ潮を吹き出し、紫紺のゼリーはモリモリと積み上げられていく。

 一度体験すれば普通の排泄には戻れない。初めての脱糞アクメ処女をニートルに捧げた十香の中で、また一つ〝自覚〟が無意識に芽生えた。


 その後もニートルは精霊たちの排泄を徹底的に管理した。

 精霊たちのタガが外れて懇願するようになれば、今度はなかなか許可を出さず焦らすようにした。

 精霊たちが排泄することに慣れ始めると、廊下に連れ出して〝オマル〟の上に跨らせて排便させ、他者にひり出したゼリーを目撃される羞恥プレイを強要した。

 行動する権利。話をする権利。食事をする権利。排泄をする権利。ありとあらゆる権利を剥奪し、精霊たちの尊厳を陵辱し、その気丈で気高い心を抉るように責め立てる。

 特に排泄行為の管理……その快感の中にある秘めたる感情が育てられて覚醒を果たすのは、精霊たちにとって最悪の〝大舞台〟の上であることを、今の彼女たちは知る由もなかった。




◆壁尻屋敷・アフター



 少女の壁尻が生えたこの世で唯一のお化け屋敷に足繁く通うと、その仕組みや恩恵が青年の中で整理される。

 二度目の入場の際に貰ったカードには、恐らく彼が〝使った〟少女たちのスタンプが押されている。スタンプはウサギと魔女の帽子を模した可愛らしいもので、見た目はしっかり天央祭のアトラクション用に偽装されているようだ。同時に彼が誰を〝使った〟のかは壁尻屋敷を運営する人間に管理され、筒抜けということだ。

 人によっては監視されていると知って恥を思い出し、引き返すかもしれない。しかし青年は引き返すどころか、影を踏まれてそこから抜け出せないというように壁尻屋敷へのめり込んでいった。

 入るのに何時間かかろうと、この壁尻屋敷を見て見ぬふりなどできない。そういった〝適性〟のある者には、周回を重ねていくに連れて特典のようなものが与えられることも知った。


「お、こいつらはケツ毛もヤバいな……」


 壁尻は基本的に二人一組、三人一組で構成されている。先ほどは折紙、二亜、美九を味わった青年は、また二人一組に戻った壁尻の前で嘲笑を零した。

 わかりやすいようにするためか、どんなに小さな子でも陰毛が生い茂っている。改造の結果、股間の体毛が一定の量まで成長するようになった精霊たちだが、人によって処理の差が激しかった。

 他の壁尻はチロチロと生えている程度だった尻毛が、この壁尻たちは特別もっさりびっしり茂っていた。肛門口の緩さも他の比にならず、クパクパと開いた卑猥なケツ穴の皺周りに射干玉と灰銀の汚毛が生え散らかしていた。

 顔写真は相変わらず目隠しでもわかる美しさで、アナルの色も鮮やかなサーモンピンク。なのに穴は卑猥で下品極まりない。


「どんな声なのか楽しみだな」


 普通ならば引くところであろうが、振り切れた青年はむしろその綺麗と卑猥で矛盾した尻穴の主が、どんな風に無様に啼くのか楽しみで仕方がなかった。顔写真が超然とした微笑みと能面のような無表情で構成されていることも、彼の楽しみに拍車をかけた。

 そして彼のような人間は他にもいるようで、よく見ればケツ毛の周りに精液がこびりつき、穴から時折『ぶぴっ♥』と白濁液が飛んでいる。


「そりゃ一番乗りじゃないよなぁ」


 比較的早くに壁尻屋敷を見つけた青年だったが、既に三週目となれば何度使われたのかわかったものではない。このまま汚れた尻穴に行くか、尻穴に注目されてあまり使われていなさそうな陰部を楽しむか。

 剛毛ケツ毛の牝豚尻を前に顎に手を当て悩んでいると、不意に壁がシャッターのように開いた。その中から台座に乗った巨大な注射器が何本も差し出される。


「なるほど……」


 これで綺麗にして使ってもいい、ということだろう。

 折紙たちの時もこういったことがあったため、青年はさして驚くことなく〝浣腸器〟を手に取った。ヘッドホンを頭に付けた彼は、注射器の先端を尻穴に差し込んで中の白濁液を注入した。


『ひぎっ!?♥ く、わたくしたちをどこまで……お止めなさい! 殺しますわ……うっひぃ!?♥♥』

『……んっ♥♥ ……ふっ、お゛っ……くひっ♥』


 狂三はお嬢様のような見た目通りプライドをひけらかして吠えたが、所詮は壁尻になって抵抗できない牝豚の戯言だ。

 令音は反対に素面で耐えようとしているが、浣腸液を注入される中で飛び上がる吐息が抑えきれていなかった。

 表情は伺い知れないが、見えないのなら想像する楽しさが膨らんで、それはそれで楽しいものだと青年は壁尻屋敷に順応した笑みで浣腸液を注入していく。五本、六本、七本。使えば使うだけ補充される浣腸器が床にコロコロと転がり、足の踏み場もなくなりそうなところで、ようやく彼は尻穴への浣腸を止めた。


『うご……ご、ごろずっ♥ ごろじで……あ゛ぁっ♥♥』

『……げっぷ♥ ……お゛っ、げぇ゛♥♥』


 大量の浣腸液を注入され、悶絶した声を上げる狂三と令音。ケツ穴は閉じようと必死なのだが、漏れ出す白濁液を見るに無駄な足掻きなのだろう。

 往生際が悪い二つのケツを青年は『ペチィンッ♥』と引っぱたいた。驚くほど白い尻肌に紅葉が咲く。


『『〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!?♥♥♥♥』』


 ぶしゅっ、ぶりゅりゅ!♥ ぶびびっ、ぶじゅぶぶっ、ぶばばばばばっ!♥ ぶびぃぃぃ、ぶしゅうううううううううううっ!!♥♥


 瞬間、水鉄砲も驚くような水流が尻穴から吹き出した。白濁液は遠くへ遠くへ放たれて行き、尻の中が空っぽになるまで浣腸汁を噴射する。

 逆流して外に出た浣腸液が全く汚れず、汚物の気配を感じさせないことにも驚きを隠せないが、それ以上に液体の排泄で言葉に出来ない悲鳴を上げて絶頂する淫乱な壁尻に青年は驚愕した。

 綺麗なのに卑猥。清純なのに下品。矛盾の塊で、唯一無二の不可思議な魅力に溢れた壁尻たち。彼は浣腸噴射を存分に眺めて楽しんだ後、二つの尻穴を思う存分使い倒した。その時に聞いた声は、彼が想像する何倍もの興奮度を孕んでいたことは言うまでもない。



 その後、彼は再び四糸乃と七罪の壁尻の元を訪れた。


「うわ……」


 一度目は驚いて尻もちをついたが、今度は引いて尻もちをついてしまいそうだった。

 尻も写真も落書きだらけで、マンコとアナルには夥しい数のバイブが突き刺さって蠢いている。近づいて見てみると尻と写真は落書きだけでなく、乾いた精液がこびりついているようだ。

 凄まじい性臭は幼い魅力を以てしても消しきれない。さてどうしたものかと青年が考えあぐねていると、シャッターが開いて壁の一部がモニタに切り替わり、メッセージが浮かんだ。


『後片付けをして、再度ご訪問いただいた際は〝前〟のご使用を解禁します』


 ――――後片付けをしながら、楽しむという線はどうだろう。

 メッセージのお陰でなかなかの名案を思いついた青年は、二人のロリマンコから飛び出した尿道プジーを掴み取る。細かな震えで何かを訴えているが、彼は構わず尿道の『蓋』を引きずり出す。


 ロリ精霊の盛大な失禁を楽しんだ彼が、三度目の訪問をしたのは至極真っ当な選択だった。



◆AV鑑賞会・アフター



 青少年たちが卑猥な映像から目が離せず、裏社会へ知らぬ間に引きずり込まれる。ある意味は毒であり、ある意味では甘美な果実。

 その映像が精霊たちの努力によって積み上げられ、尊厳の犠牲によって成り立っているのは語るまでもない。

 だが、敢えてその努力の結晶を語ることで得られる背徳がこの世には存在するのだ。


「……実録・アイドル枕営業♥ あの誘宵美九の本当の姿♥」


 カメラの前で少女が笑顔を振りまいている。アイドルとしてこのような媚びた絵は耐え難いが、彼女には耐えるしか選択権がなかった。

 『タイトルコール』を読み上げた美九は、カメラに向かって両手で手を振って挨拶をする。その格好は頼りないタオルを巻いた扇情的なものだ。背景には温泉の脱衣所が映っており、過激なバラエティの現場を思わせた。もっとも、読み上げたタイトルコールを信じるなら、実態はもっと過激で過酷なものだ。


「こんにちはぁ、皆さんのアイドル……い、誘宵美九でーす♥ 今日は皆さんに、私とおじ様たちの〝仲良し営業〟を見てもらおうと思いますぅ♥」


 大舞台に何度も立っている美九の笑顔がぎこちない。こうして過去のトラウマを刺激されながら、尊厳を踏み躙られていてそれだけの笑顔を振りまけるだけ大したものだろう。

 せめて名前は別のものを使わせて欲しい。そんな美九の願いは一蹴され、カメラの前でしっかりと自己紹介をさせられた。ここにいると知って欲しかった名前を、こんな形で使うことになって涙が溢れそうだった。が、美九は一つの願いのためにグッと堪えてカメラを意識しながら温泉に足を踏み入れる。

 湯気がモクモクと立ち込める温泉。その湯の中には何人もの〝おじ様〟たちがニヤついた笑いを浮かべていて、美九は鳥肌が止まらない引き攣った笑みをカメラに向け続けた。


「見てください、おじ様たちがこんなにすご〜い温泉に招待してくれましたぁ♥ これから……お礼を、したいと……思いまーす♥」


 ここに集まった人間はどこかの会社の重役やテレビ局のプロデューサー――――要するに美九が『宵待月乃』を名乗っていた時代に拒絶したことの焼き増しをさせようと言うことだ。

 しかもその接待映像を売り出す。美九をアダルトアイドルとして知ろしめす。そんな与太話に美九が従う義理はなかった。だが後の〝大舞台〟に繋がる条件と引き換えに、美九は自らの意思で撮影に望んだ。

 性的な接待と映像。遂にはアイドルの尊厳もを踏み躙られようとしている。ある少年を思う気持ちで美九は心を保ち、身体に湯をかけて湯船に足をつけた。


「おっと美九ちゃん。温泉にタオルを着けて入るのはマナー違反だよ?」

「っ……ご、ごめんなさい♥ 美九ったらうっかりしてましたぁ♥」


 しっとりと濡れて肌に張り付き色艶を感じるタオルを取り払うと、アイドルの生々しい裸身が露になる。タオルを両手で開いて見せつける姿は、これ以上なくアダルティだ。


「むほっ、これがあの誘宵美九の身体か!」

「思った以上にいやらしく、それにだらしない……」

「……み、みないでぇ♥ いやぁ……♥」


 ムチムチの肉が乗った上と下の果実に視線が突き刺さる。カメラも美九の裸を逃すつもりが一切見られない動きで立ち回っていた。

 衣装に隠されていた美九の裸身は美しく、卑猥だ。胸もケツも、彼女が名前と同じくらい頼み込んで許可されなかった未処理の陰毛まで。

 いくら内股になったところで隠すことはできず、整えられていない紫銀の毛が下腹部まで伸びている。上は薄く、下は濃く。自然な恥毛が視聴者の興奮を誘う。


「ほら、立っていないで入ったらどうだ? こっちが空いているぞ」

「いえいえ。こちらが空いていますよ」

「あ……やっ、やめて……♥」


 もちろん誘われるのは視聴者だけでなく、誘宵美九との枕営業に惹かれた男たちの手もだ。歳と地位を重ねて手に入れた金を使い、絶美のアイドルを弄ぶ。

 そして美九自身は、以前ならば発狂していたであろう汚い男に囲まれる行為にか細い声を零した。逆に言えばそれしか出来なかった。心は嫌がっても身体は慣れてしまっている――――特に性感帯は反応が過敏だ。


「いや、いやぁ……あんっ♥♥ あっ、あんん……ひゃあんっ♥」

「可愛い声を出してくれる。我々を誘うとは……噂通り、本性は淫乱だったか」

「男嫌いというのも嘘っぱちのようですな。少し触っただけでもうこんなに濡れている」

「あ、あ、あぁっ♥ ちがうのに……身体が、勝手に感じちゃうんですっ♥」


 身体が敏感で、感じたくて感じているわけではない。そんな言い訳が通用するはずもなく、美九の身体は権力で肥えた男たちの手に触れられ、穢されていく。

 巨乳と巨尻を揉みしだかれ、両手と両足を掴まれて股を広げさせられる。一人の男がマンコに指を差し込み、手馴れた様子で手マンを始めた。


「あっ♥ だめですっ♥♥ それだめ……あっあっあっ♥♥ イク……イクゥッ!!♥♥♥♥」


 プシップシッ、プシャァァァァァッ♥


 淫靡な動きで腰が跳ね、人気アイドルの淫汁が湯に音を立てて滴り落ちる。誘宵美九の声で『イク』と卑猥な絶頂の宣言が聞ける日が来るとは、誰も考えていなかったことだ。

 美九の痴態は数日かけて記録された。乱交セックス、演芸会、一人ずつの枕営業、生々しくリアリティのある映像が全て収められた記録は、こうしてAV鑑賞会に届けられた。


『アニマルレイプ!~ここは性なる動物園~』


「あっ、あっ、あぅ!♥ 犬さんの、おちんちんが膨らんで……抜けな、いひぃぃぃぃ!?♥♥」

「おひょぉぉぉぉぉ!?♥ 舌、したがあにゃるにぃぃぃぃ!♥ 長いの、舌、奥までぇぇぇぇぇ! 尻あにゃ舐めないでぇぇぇ!♥♥♥」

「んぶぅぅぅぅ!♥ おひり、犯ひゃないれぇくらはいましぃ!♥♥ 豚なんかにぃぃぃぃ!♥♥ いひゃぁぁぁぁ!♥♥♥」

「おごっ、おごっ、おごぉぉぉっ!♥♥ 馬、チンポ、おっきすぎぃぃぃ!♥♥ しきゅう、潰れ、ぐぅぅぅぅぅぅ!♥♥♥」


 AVは名の通りアダルトに、そして現実ではありえないような美少女をありえない方法でも辱める。

 四糸乃が犬と結合し、琴里がアリクイの舌にアナルを犯される。狂三が豚に捩じ伏せられ、澪は馬に腹ボコセックス。実験改造で肥大化、発情した動物たちに精霊が弄ばれる過激な映像が長時間、複数人、慈悲もなく映し出された。


『あへぇ……お猿様、動物様方、ありがとうございましたぁ♥』


 最後は横一列に蹲踞しながら猿に放尿されて、首輪リードを持たれて猿に飼われるという人としても精霊としても尊厳崩壊の扱いを受けながら、汚れた顔面でアヘ顔ピースを飾った。


『THE・アヌス~お尻の穴をほじらないでぇ♥~』


 精霊少女は全身が性感帯。彼女たちの弱々しくいやらしい穴は無数にあり、特に不浄の穴はこれでもかと辱められた。

 排泄での感度上昇に留まらず、開発での鋭敏化進行。十数人の少女たちが逆さままんぐり返しでケツ穴を晒し、永延とアナルだけを穿られる。


「んひぃぃぃぃ!♥♥♥♥ ……や、やめるんだ!♥♥ やめてくれぇ!♥ おかしく、なってしまうっほぉぉ!♥♥♥」

「し、シン、シンンンン!?♥ そこ、敏感すぎぃぃぃ!♥♥ けちゅっ、けちゅけちゅうぅ♥♥ ごりごりひっかかないでえええぇぇぇ!♥♥♥♥」

「おほー!♥♥♥ ンホッ、ンホーッ!♥♥♥ こえ、聞かないで下さいまし!♥ こんなの、わたくしでは、ないっひぃぃ!♥♥♥♥」

「あおぉぉぉぉ~!♥ そんな、出し、入れ、しないれぇぇ!♥ 緩んで垂れ流しになっちゃうううぅぅ!♥♥♥ 椅子っ、もうっ、座ってられなくなるうぅぅううぅう♥♥♥♥」

「尻、あ、アナル、ケツ穴ぁぁぁ!♥♥♥ イってる、イってるのじゃ!♥♥ だからもう、やめて欲しいのほおおぉおおぉぉ〜〜〜〜!♥♥♥♥」


 ゼリー排泄の刺激に慣れ始めたアナルを徹底的に擦り、抉り、穿つ。指やバイブ、細い二本の棒でほじられる。時折アナルパールで擬似排泄を体験させ、感度の上昇を自覚させる。

 自分たちは高尚な存在などではなく、アナルという排泄の穴で寄り目になってマヌケに喘ぐド変態だと映像に残して発表することで、あらゆる方向から後戻りを許さない。滑りも感度も良くなった彼女たちのケツ穴は、さぞ素晴らしい音を奏でるだろう。


 精霊たちのAVは規制版が裏ルートでショップに流通し、規制解除版は法外な値段で取引された。どちらも異様な人気で売上を大きく伸ばし、ニートルの部隊に驚くべき利益をもたらした。

 当然ながら稼いだものは精霊たちに入ることはない。彼女たちの調教開発に利用されるばかりで、彼女たちは世界に知られる美しすぎるアダルト女優として名を馳せることになる。その中には、アダルトアイドルとして以前にも増して有名になった美九の名前も記されていた。




◆変態精霊シスターズ・アフター



 罵声と嬌声が混じり合うステージが絶頂失禁で終わりを迎えたのかと言えば、それは全くもって見当違いも甚だしい。


「ククク……まだ盛り上げが足りておらんわ。儂がもっと無様なステージを作ってやろう」


 精霊たちの大舞台を眺められるVIPルームでワインを煽るニートルが、その酔いが回った欲求のままにリモコンを操作した。


「……っ! か、身体勝手に……」

「そんな……私たちは指示通りやってるでしょう!? お願いだから、これ以上は……」


 命令通り醜態を晒し、肉奴隷の心を自覚して失禁絶頂まで晒した。なのにどうして身体を操られなければいけないのか。

 その答えは簡単だ。ニートルがそういう気分だったから、である。琴里がお願いだから止めてくれ、と上げた悲鳴は騒乱に呑まれ、彼女たちの醜態はニートルの強制操作で飛躍的に無様さを増す。


 マイクをバキュームフェラでしゃぶり尽くし、ひょっとこ顔でフェラチオ合唱。

 ケツドラムで合奏。ケツが真っ赤に腫れ上がるまで尻並べでセルフスパンキング。


「フォーメーション、アナルローズピラミッド!」

『ふんぬぅぅぅぅぅ!』


 ぶりんっ!♥


 組体操でピラミッドを作ってアナルローズを咲かせる。


「変態精霊シスターズ……不細工顔面フォーム!♥」

「ワンツーまんこ、ワンツーあなる!♥ フレーフレー、チ・ン・ポ!♥」


 衣替えで鼻フック装着し色違いのVストリングにチェンジし。チアリーディングのように足の上げ下げ。


 一体日頃からどれだけいやらしいことを考えれば、この醜態芸を思いつくのか。どれだけ自分たちを貶めれば彼は満足するのか。

 こんなことなら彼に従って機嫌を取るべきだったかもしれない。人間失格のパフォーマンスを強制され、自分の意思のように振る舞ってしまう。違和感を感じさせない強制操作の動きは、精霊たちが本当にその行為を望んでいるかのようだ。


「ぐふ、ぐふふふふふ! そら、調教の集大成を見せつけるのだ!」


 そして、精霊少女たちの醜態をツマミにしてワインを煽るように飲んでいたニートルが、その全能感に呑まれるまま彼女たちに仕込んでいた調教を大舞台で起爆した。


「――――うぐっ! な、なに……お腹が……!?」


 ゴギュッ、グギュルルルルルル♥


 精霊たちが装いをコスプレ霊装に戻したその時、折紙が腹を抑えて前屈みになる。それは二亜、狂三、四糸乃と次々に連鎖していき、最終的には全員が中腰で腹を抑えた奇妙な光景がステージの上に生まれた。

 急速に訪れた腹痛。それは久しく感じることのなかったものだ。なぜなら、腹にモノが溜まる感覚は緩やかで心地良さすら覚えるものだ。

 これはまるで腹の中で無理やりモノを作り、腹痛を生み出しているようだった。それが間違いではないことを、彼女たちは腹痛が収まった直後から始まった便意によって察した。


「いやっ……!」


 察してしまった。察せないはずがない。身体操作は精霊たちの排便ゼリーの生成すら可能であることが証明された。

 いつの間にか精霊たちの足元にマイクが設えられ、大画面に各々の顔面と股間が映り込む。ライブ用の大型モニタだけでなく、飛行するモニタが増設され、一人として逃すまいと顔と恥部を超高画質で映して観客に見せつける。

 ここで、出させる気だ。誰かの悲鳴が堰を切るように精霊たちの絶叫に繋がった。


「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!♥ こんな、こんな人前で!♥ ウンチなんかしたくないぃぃぃ!♥」

「やだぁぁ!♥ やだよぉぉぉ!♥ やめて、助けてぇぇぇ!♥ 許してえええええぇぇぇ!♥」

「出るな、出るなぁぁぁ!♥ いやだ、やめろ、やめろおおおおおおおおおおっ!♥ たすけて、たすけてくれ、シドー、シドォォォォォォォォォッ!♥」


 阿鼻叫喚の悲鳴が響き渡る。そんな中、少女たちの身体は黙々と大公開排泄の準備を行う。


「……マジで糞するのかよ。終わってるだろ、人としてさ」「同じ女だと思いたくないわ」「見なさいよ、肛門がひくついて今にも漏れそうだわ」「美九たんがそんな事するなんて……拡散しなきゃ」「あんな子供でも……頭おかしいのね」「時崎さんのケツ穴、毛だらけで汚らしいな」「村雨先生……たっぷり出してくださいね!」「美九ちゃーん、でっかい音で気張ってね、ぎゃはは!」「十香ちゃん、マジで引くわー」


 数え切れない罵倒が鼓膜を震わせる間にも足元のマイクとカメラに尻を近づけ、太股とふくらはぎを付けたウンチングスタイル。両手は胸を強調するように挟んでダブルピースサインで、排便と完全屈服を両立したポージングを取った。

 身体は排泄を求めている。そして、彼女たちの心も〝それ〟に目覚めかけている。ならば遠慮は必要ない。心の準備も必要ない。


 ぶりぶりっ、ぶぼぼ、ぶっ、ぶぼおっ!♥ ぶぶうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!♥


『あ……♥♥♥』


 折紙、二亜、狂三、四糸乃、琴里、六喰、七罪、耶倶矢、夕弦、美九、十香、令音、澪。それぞれ絶望的の形相が、揃いも揃って吐息混じりのトロ顔になった。それは我慢をすることすら許されない彼女たちが、爆音の放屁を響き渡らせたことによる〝諦め〟の表情だったのかもしれない。

 その瞬間、全員の尻穴から破裂音が響き、『ぶりゅ♥』と色鮮やかなゼリーが滑り落ちた。


『んほおおぉおおおおおおおおぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!♥♥♥♥』


 ぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅぶべべぶりぃ!♥ ずろろろろろろろろろろろろろッ♥ ぶぼっぶぼっぶぼっぼびぃーッ!♥ ずりゅりゅりゅりゅーッ、ぶぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅるるるるるるめりめりむりむりぃ!♥♥♥ ぶぶぶぶっ、ずももももりもりっ!♥♥ ぷぷぅ、ぴぶぅっ、ぶりぶりぶりぶりぶりぃ!♥♥♥♥


 この世にこれほど汚らしい音が存在するのだろうか。そしてそれが、何より美しい少女たちの尻から滑り落ちる鮮やかな流動体がもたらしたものだと、誰が信じられるのだろうか。

 だが現実だ。会場の全ての目が、映像が、少女たちの捲れた尻穴から極太の色付きゼリーが爆音放屁と共にひり出され、否、噴流していた。


「いや、やぁぁぁぁ!♥ ウンチ、出ちゃってます!♥ 止まって、止まって下さい!♥ んほーッ!?♥♥♥♥」

「こんな、こんなのやだぁぁぁぁ!♥♥ 見ないで、聞かないで!♥♥ う、うひょおおおおおぉぉぉぉ!♥♥♥♥」

「おっ、おっ、おっほぉぉぉぉぉ!♥♥♥♥ ウンチデル―!♥ ウンコイクー!♥」

「ブリブリ止まりませんのぉほおおおおおっ!?♥♥♥ うんこっ、うんこ出てますわぁぁぁぁぁ!♥♥ 脱糞アクメしゅるぅぅぅ!♥♥♥♥」


 狂ったように見るな、聞くな。見ないでくれ、聞かないでくれと繰り返す。なのに身体は絶頂していた。顔は下品にアヘっていた。ケツ穴は卑猥に捲れて蠢いていた。


「お゛ぉう゛ッ♥♥♥ お゛ッう゛ぉ゛〜ッ♥♥♥ シ、ドーッ゛♥♥♥ う゛ぅ゛〜ッ♥♥ けづあ゛な゛♥♥ ぎぼぢ、い゛ぃ゛♥♥♥ イグッ!!♥♥♥♥」

「う゛ぅ゛う゛ぅ゛ぅ゛〜〜〜〜〜〜〜ッ♥♥♥ ゥ゛ホオ゛ォ゛♥♥♥♥ シン゛♥♥♥ ごめん、なざい゛っ♥♥ 私、だっぷん、見られて……イグッ!!♥♥♥♥」


 事は初めから仕込まれ、開花した。排泄快感の欲求。見られることへの情熱。肉奴隷になることへの喜び。


「のっほぉぉぉぉぉお!♥♥♥ まだ出てる、うんこ出てますわぁぁぁぁ!♥♥♥ こんな、人前でぇぇぇ!!♥♥♥ わたくしぃ、気持ちよくなっへましゅのおぉぉぉぉぉぉ!♥♥♥♥」

「音、おならぁぁぁぁ!♥ おっきい、止まらないぃ!♥ んごおおおおぉぉぉぉ!♥♥ 最低ド下劣女のケツアクメェェェェェッ!♥♥♥♥」

「うわぁぁぁぁぁぁ! 本当に出した! こいつら変態だ!」

「こんな大勢の前で、なに見せつけてるのよ!」

「野糞して何気持ちよくなってんだ!?」

『変態! 変態! 変態! 変態!』


 ぶぼっ、ぶりっぶりっぶりっ、ぶぼぶびぶびびびぶぼぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅッ♥♥


「あぁ、だめ、言わないで下さいまし……そんなこと言われたら……イク、大便しながらイくうううううぅぅぅ!♥♥♥♥」

「駄目なのにぃぃ!♥♥ ゼリーでも、うんち漏らしながら絶頂なんて、人として絶対にダメなのにぃィ!♥♥♥♥」

「露出♥ 脱糞♥ 興奮♥ 夕弦がおかしくなって……あへ、もとかりゃ、おかしく……うッほおぉおおおおぉおぉおおぉおおおおおおおっ!♥♥♥♥」

「私、変態になっちゃいましたあああああぁぁ〜〜ッ!♥♥♥♥」


 全て繋がっていた。改造、調教、AV、天央祭。あらゆる尊厳を崩壊させられながら人目につくことを許容していった十香たち精霊は、排泄ですら人に見られることを喜んで気持ちよくなる露出排泄魔の快楽を覚えてしまった。


『イグッ!♥ イグッ!!♥ ケツ穴、イグッ!!♥♥♥♥ だっぷんイグッ!!♥♥♥♥ イグイグイグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ――――――――ッ゛!!♥♥♥♥♥』


 響き渡る排泄音と放屁音。見せつける脱糞アクメのアヘ顔。

 肉奴隷の自覚を得て、露出排泄すら喜びに変えてしまった精霊少女たちが元の形を取り戻すことは、二度となかった。



◆エレン無様洗脳・アフター



「おのれ、豚風情が……!!」


 謎の機械に囚われたエレンは、実にみっともない格好で殺意を押し固めた声を上げていた。

 みっともない格好というのは衣服を剥ぎ取られ、ガニ股の体勢で、両手を降参のポーズにした状態で狭い空間に拘束されている――――つまり敗者である精霊たちと同じ格好で囚われてしまっていた。

 エレンがその事実を知ることは無いし、そうでなくとも彼女の腸は煮えくり返っている。彼女も洗脳や人体改造を否定どころか肯定する人間だが、それはこのように不必要な、否、ニートルが喜ぶだけの辱めを好んでいるわけではないのだ。


「あの首を切って落とすだけでは済ませません……このようなガラクタ、すぐに粉々にして」


 思わぬ反逆を受け、しかもどこかで見たような顔に驚いてしまった不覚を恥じる他ない。

 だが、最強の魔術師であるという自負がエレンにはある。顕現装置さえあれば彼女を封じることは誰にもできない。

 裸にしたくらいで封じたと思うのなら、それはエレンを侮り過ぎている。顕現装置が離れていようと、エレンほどの魔術師なら遠隔起動も難しくはない。


 脳がその処理を行えるのならば、だが。


「――――お゛ぼぉ!?」


 エレンほどの魔術師が脳のオーバーヒートを起こすことはまずありえない。だからこそエレンは、世界最強の魔術師なのだ。

 だが全身に穴という穴にチューブを挿入され、身体中にケーブルを繋がれ、電流と快楽洗脳電波を流し込まれれば、どうなるか。


「おほっ!?♥ おひょぉ!?♥ あがっ、がががががががっ♥♥ ぶひょぉぉぉぉぉおぉぉ!?♥♥♥」


 鼻と耳の穴に挿入された太いチューブから快楽洗脳電波が、乳首と陰核とアナルに接続されたケーブルから超強力な電流が流れ始める。

 エレンは脳を掻き回され、顕現装置の制御を手放した。白目を剥きかけ鼻水と涎を滴らせ、身体を小刻みに痙攣させて悶え苦しむ。


「この、この私がぁへぇぇぇぇ!♥♥♥ こんにゃ、こんやことれぇぇぇぇ!♥♥♥♥」


 エレンの脳でなければ一瞬で廃人になる破壊力は、未完成故にエレン専用機に等しい。その洗脳装置が火を噴くようにエレンの脳を犯していく。強靭な脳は耐えられても貧弱な肉体は垂れられず、彼女の身体は尿を漏らしてイキ狂う。精霊に比類すると言っても過言ではない美しいグラマラスなボディが、マヌケなポーズのまま馬鹿みたいに弾んで唸る。


「あびゃびゃびょろろんのひょろろお!♥♥♥♥」


 電気刺激と洗脳電波で表情筋が崩壊し、変顔の百面相でエレンが叫びを上げる。今まで非道な実験を容認してきた外道の魔術師が、尊厳とプライドを粉々に粉砕されていく。


「今なら!♥ 今ならまだ許します!♥ だから解放しなさい!♥ 解放しろおおおおぉぉぉ!♥♥♥」


 下品な顔で情けないことを口走り始めたら、山場は超えたと言えるだろう。


「やべで!♥ だずげで!♥ ゆるじでぐだざい゛♥ ゆるじでえええええええええぇぇ!♥♥♥♥」


 みっともなく許しを乞い始めたら、彼女はもはや世界最強の魔術師などではない。

 そんな牝豚に洗脳装置が恩赦を与えるはずもなく、全チューブとケーブルにトドメの最大出力が注ぎ込まれた。


「あぎょぎょぼげぐにゅりらららほげほげんごぼりゅひひひぃぃぃぃぃい!♥♥♥♥♥♥」


 長い絶叫がエレンの口から溢れて、不意に途切れる。その目がぐるんと反転し完全に白目を剥いて、水のように薄い小便をちょろちょろと垂れ流しながらエレンは気を失ったのだ。

 全身は体液で自分が滴らせた濡れ、ガニ股バンザイの屈服ポーズでビクンビクンと痙攣している。

 そこに仕上げとばかりにエレンの頭部を目元までヘルメットが覆った。


「あ゛ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!?♥♥♥♥」


 弱り切った脳に特大の命令を打ち込む。明らかに人が出していいものではない悲鳴を上げるエレンは、しかしやがて唇の歪みを解いていった。

 装置の全てが外れる頃に、彼女は不気味なほどの無表情を作っていた。そしてチョーカーのようなものが首に取り付けられ、それがどろりと溶けて身体に浸透する。ワイヤリングスーツの比ではない超極薄のシースルー素材が、エレンの身体を最低限包み込んでいく。

 最低限というのは文字通り、首から胴体を覆う形だ。ただし乳首や陰毛は透け、鼠径部やケツは丸見えのスーパーハイレグ。着せる意味は全くないと言っていい。


 しかし、これで全ての工程は終了した。たった数分間でエレンは見違えるような変貌を遂げたのだ。

 機械の扉が音を立てて開き、エレンの視界が晴れていく。外には小憎たらしい男とどこかで見た少女の姿があった。

 よくも、と元のエレンなら言ったのだろう。だが彼女は無言で装置から出て降りると、素足でニートルの前に向かい、自身のグラマラスな身体が透けて見える恥ずかしい格好で、キリッとした敬礼を行った。


「エレン・ミラ・メイザース。ニートル様に忠誠を誓います!」


 忠誠を誓う。ただその行動だけを刷り込まれた無能な戦闘員となったエレンはラボに運び込まれ、ニートルの思想と欲望に脳を染め上げられたのだった。



◆バッドエンド・アフターハーレム



 ニートルという男を評価する部分があるとするならば、分不相応のものを求め続ける傲慢さと無類の女好きによって成り立つ精力という点であろう。

 引き際というものを知らない愚かな男が〝何故か〟成り上がった物語。全ての障害を超えてしまったニートルを止められる者は、本当の意味で誰もいない。


 辺境の基地で金を手に入れ、名誉ある地位も約束されたニートルは、調教と称して侍らせた精霊たちでハーレムを築き上げていた。


「……ふぅ、尻穴を舐められながらモノをしゃぶられるのはたまらんな。むほほ、おまえたち、もっと近くに寄れ」

「はい、ニートル様……♥」

「失礼しますぅ♥」


 椅子……かつて最強の魔術師と呼ばれた女の背に尻を預け、琴里に尻穴を舐めさせ、令音にチンポをしゃぶらせながら、四糸乃と美九を抱き寄せる。

 少女たちの表情は以前のような絶望も怒りもない。諦観の念を抱いた諦め、素直になることで得られる快楽という気楽さを滲ませていた。


「ちゅっ♥ ちゅぱっ♥」

「クク、素直になってきたな。ようやく儂の器を認める気になったか」

「……はい、ニートル様は素敵な、方です♥」


 したくもないキスをして、無能な相手に媚びへつらう。なのに感じるのは嫌悪や違和感ではなく内側から迸る官能の熱だ。

 今も股が勝手に濡れる。ニートルの顔を見て声を聞くだけで、透けているだけの服を着た身体が疼く。見られていないと落ち着かなくて、服を許される頃には必要なくなっていた。そのことにショックがないと言えば嘘になる。


「ほうほう、上手くなったではないか。やはりおまえは素直で好ましい。尻を向けい、可愛がってやる」

「……!♥ ありがとう、ございます♥」


 だが、それ以上に心が喜んでしまっていた。これが植え付けられたものだと理解しているのに、恥ずかしい格好で濡れたマンコを四糸乃は迷わず差し出す。尻を優しく撫でられることに、四糸乃は頬を染めて淫猥な笑みを浮かべた。頭を撫でられるより、好きになってしまいそうだった。


「四糸乃のように上手く媚びたものから、その蓋を抜いて許可をくれてやろう」


 尻穴は新しい『蓋』で塞がれていた。アナルパールと呼ばれるもので、また排泄を管理される生活だ。けれど、誰も不平不満は漏らさない。我慢をしようともしない。


「はい、ありがとうございますなのだ!♥ 精一杯無様脱糞します!♥ どうか、その様子を見て欲しいのだ!♥」

「むくたちは、見られてないと排便できない変態精霊♥ 大便をひり出すところを見て欲しい、ド下品メス豚にご慈悲を欲しいのじゃ!♥」


 積極的に媚を売って、排泄許可を貰いに行く。四方が透明なトイレにある屈辱的なオマルに跨って、彼女たちは排泄する。以前までなら泣きながらしていた。いいや、今も涙は変わらない。でも、その涙の意味は全く違うものだった。

 あの公開脱糞を得て、みんな変わったのだ。言葉にはしないがきっとそうなのだと四糸乃は思った。その証拠に、こんな無防備なニートルを全員で囲っているのに誰も機会など伺おうとしていない。この男に逆らえない。逆らってはいけないと心のどこかで感じている。


「お゛っお゛っお゛ォ゛ッ♥♥♥ しゅごいっ、ニートルしゃまっ♥♥♥ ん゛ッお゛♥♥ イきますっ♥♥♥ 四糸乃、イきます……イグッ!!♥♥♥♥」


 媚を売ることで愛する少年の命を救っている。人間以下の羞恥動物になった精霊たちの尊厳は、その一点だけで繋ぎ止められていた――――その大事なものが建前になるまで、そう時間はかからないのかもしれない。

 その日まで、あるいはその日が来たとしても、精霊少女たちは股を開いて肉棒を受け入れ、慣れてしまった絶頂の叫びを汚らしく響かせるのだった。







◆◆◆◆◆◆◆


「ここで本条先生に耳寄りな情報がありまして」

「え、いや、急に何よ。そーみんの耳寄りな情報って嫌な予感しかしないんだけど。ていうかあたし、これから修羅場明けの楽しい夜なんだけどにゃー」


 厳重警備だろうが何のその。時崎狂三はいつでもどこでも不法侵入〜……みたいなふざけたフレーズではないが、大概便利な影をしている分身狂三(ジャージ姿)の登場に二亜は頬杖をついてため息を吐いた。


「いや、あんね? 別にあたしも酔っ払って乗っかった口だしさ、モデルにするなとは言わないわけよ。でもね、そーみんの置いてった原稿でこの前ちょっと危なかったんだから、ここではあんまり出さないで――――――」

「この原案、マリアさんの出番が空いていたりしちゃっりして、ですわ♡」

「座りたまえ。詳しく話を聞こうじゃないか」

「ふっ」


 ちょっろ、という心の声が聞こえる小馬鹿にした鼻笑いをする分身狂三に乗せられて、今日もまた創作家たちの楽しい夜が開かれる……のかもしれない。


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澪はバルガー。雑魚竿役を使うのに容赦なくなったというか、私が読んでみたくなったのはNOのない世界の男、って感じですね。こいつ自分に言い聞かせて書けるようにするのに2年くらいかかってやがる……。

デアラも色んなものをゆっくり解禁してきましたねぇ。まあNTRだけは相変わらず取られる側も一緒にいってる感じですがね。士織にも大概ヤバい扉開かされてきた男、いか。

Comments

タコよっちゃん

排泄で逝くどころか、排泄を見られたくなるまで堕ちるとは……最低ですね!

いかじゅん

最底辺に堕ちる下品無様エロ……死ぬより辛いのに気持ちいいのが尊厳を弄んでますねぇ!