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いつもご支援ありがとうございます。本日はこの前趣味で無能貴族に敗北もの書きてぇ〜〜〜〜した際にノリと勢いだけで書いたものです。

ハーメルンで書いたゴウシン議長の続編も考えたのですが、敗北全裸土下座を入れたかったためギアスのムノーエル再登板になりました。まあ口調も一人称も違うんですけれどね。雑竿役が一番書きやすい。あ、ちなみに凄くお下品もあります。それでも良ければいいね押していってもらえると嬉しいです。


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「あぁぁぁぁもう! イライラするぅぅぅぅぅ!!」


 ガリガリと手で髪を掻き毟り苛立ちを顕にする獣人の少女、キャル。同じく美食殿に所属する金髪のプリンセス、ペコリーヌが明るい笑みを浮かべながら彼女を慰める言葉を発した。


「まあまあキャルちゃん。こういう時は、美味しいものでも食べて気分転換しちゃいましょう!」

「その美味しいものを食べるお金を稼げなかったんでしょうがぁ!」

「え、えへへへ……」


 切り返すキャルの言葉に、ペコリーヌは珍しく笑みを引き攣らせながら目を逸らして返答を濁した。


「仕方がありません。依頼主があのような方とは思いもせず……」

「そうね。流石にあの人の依頼を受けるわけにはいかなかったわ。それに……一番初めに怒鳴ったのは」

「あーあーそーですー! あたしが我慢できませんでしたー! 覚えてなさいよ、あのアホ貴族!!」


 そこにコッコロ、シェフィからのフォローのような追撃が入り、高額依頼を自ら逃した苛立ちも相まってか、キャルが拗ねたようにフンッとそっぽを向いてしまった。

 しかし、彼女を責める人間は美食殿にはいない。むしろキャルに同情的で誰も依頼主を庇おうとはしなかった。それはギルド仲間への信頼もあるのだが、一重にその依頼人の人格が彼女たちにそうさせるのだ。


「……悪かったわよ。金払いの良い依頼だったのに、あたしの独断で断って」

「大丈夫ですよ。キャルが言わなかったら、わたしが代わりに断ってましたから。あまり目くじらは立てたくないんですが、王宮の方でも注意をしておかないとですね」


 ランドソル王女であるペコリーヌ……ユースティアナが苦言を呈する依頼主。たった今ペコリーヌたちが依頼を拒否し、踵を返すことになった原因は王都のある貴族の言動と素行、依頼内容にあった。つまるところ、全てである。

 高額で割のいい依頼だと貴族の屋敷を訪れたペコリーヌたちだったが、その相手が何とも評判の良いとは言えない高圧的な貴族であり、依頼の内容も到底引き受けられるものではなかった。


「ん……内容だけじゃなく、彼自身の視線も気になったわ。思い出すだけでも、かなり」


 加えてシェフィが二の腕を摩り、鳥肌を抑える仕草を取るほど貴族の視線は〝そういう意味〟を込めており、なまじ彼女たちの容姿が優れていることもあって話が進むにつれ雲行きと視線が怪しくなっていった。

 そんな時、キャルの堪忍袋の緒が切れて怒鳴り上げたことで、依頼は結ばれることなく拒絶。高額依頼拒否の代償に、高慢貴族と関わり合うことを避けることが出来た。


 高慢貴族の依頼を拒絶した。この物語は本来ならばそれだけで終わる話だ。それ以上は貴族を相手に関わることはなく、王宮に戻ったペコリーヌがそれとなく高慢貴族に目を向け、彼は自然と破滅の一途を辿る。

 しかし、それは貴族の〝もしも〟であってペコリーヌたちの〝もしも〟ではない。この先にある物語は、彼女たちのもしもが体現されたもの。


 もしも物語の美しいヒロインたちが権力を誇示する無能な貴族に敗北したとしたら――――それは変え難い淫靡な物語になるに違いない。




「何か言うことがあるのではないかね?」


 グッとグラスのワインを煽り、優雅なひと時を過ごす男が横目で何者かを見下している。彼は私腹で肥えた体型で容姿にも特別優れた面があるとは言えないが、その高価で整った身なりから貴族という地位にあることがわかる。

 彼の名はムノーエル。この貴族街で一番の権力を持つ男だ。逆に言えば権力、家柄、支配欲という点以外に彼を賞賛できるものはない。三つ目に関しては、無類の女好きという悪癖と結び付けられて逆に彼が嫌われる要素になる始末だ。

 そんな傲慢貴族、言ってしまえば無能貴族の彼が座る高級な椅子の横目には――――見窄らしい格好の少女たちが正座をしていた。


『…………』


 否。見窄らしいというと語弊が生じる。貴族の視点から見れば見窄らしいボロボロの衣服は、彼女たち自身の身体に添えられるように畳まれている。つまり、彼女たちは一糸纏わぬ姿で視線に晒されているのだ。

 全裸正座をした四人の少女は、先日この屋敷を訪ねてきた無礼な女たち――――名をペコリーヌ、キャル、コッコロ、シェフィという。ギルド名はもはやムノーエルの記憶にはなく、彼女たちの艶やかな雌の女体とその美貌のみが刻まれていた。

 なぜ彼女たちがムノーエルの前で裸を晒し、正座という姿勢を取っているのか。その答え合わせの前に、格上の貴族を相手に震えた目で睨みつける彼女たちを護衛の騎士が剣を片手に睨み返す。


『……申し訳ございませんでした』


 すると、気丈な目を怯えを含んだ涙目に変えたペコリーヌたちは、ムノーエルに向かって一斉に頭を下げた。頭を地面に向けて下ろし、お尻を身体で一番上に持っていく。人間に許された最大限の謝罪姿勢、屈辱の全裸土下座だ。


「ふぅん……それで? 言うことはそれだけかね」


 己の部下たちから受けた〝教育〟に怯え切った無様なペコリーヌたち。しかし、ムノーエルが損なった機嫌は美少女全裸土下座だけでは治り切らない。傲慢貴族の名に恥じない傍若無人に対し、ペコリーヌたちは反抗ではなく更なる謝罪を返した。


「ムノーエル様に、ご、ご迷惑をお掛けして……申し訳ございませんでした」

「大変栄誉ある依頼を、傲慢な態度で拒絶したこと……たかがギルドの分際で思い上がった態度だったこと……深く、反省しております」

「その上、貴族様たちのご趣味を独断で妨害した許されない罪……心より謝罪申し上げます」

「騎士の皆様の〝教育〟が身体に染み込みました。無能なあたしたちをお許しください! お願いします! お願いします!!」


 力を持つ美少女たちの何とも得難い全裸全力謝罪。ペコリーヌ、コッコロ、シェフィ、キャル。それぞれが床に頭を擦り付け、何とか言葉を絞り出す。キャルだけは尻尾を怯えて痙攣させながら、流暢な謝罪が心地の良い声量……彼女は生意気さとは裏腹に調教済みの猫だったのかもしれない、などと全裸土下座謝罪の品表をムノーエルは笑いながら考えていた。


 美食殿は完全に敗北した。煌びやかな衣装で好みの酒で喉を潤す貴族の前で、素っ裸になり全力の謝罪をするほど無様に落ちぶれた。


 きっかけは彼の依頼を美食殿が断ったこと。それが大元だったのは間違いないが、彼女たちが屋敷に連れ込まれるまでの理由(不幸)は幾つかある。

 依頼拒否の後、彼女たちは偶然にもある問題に首を突っ込んでしまった。貴族が好みの女性を商人から買い取る、所謂違法な人身売買の現場に居合わせてしまったのだ。正義感の強い彼女たちは事件を解決したのだが、その人身売買というものを女好きのムノーエルも当然のように贔屓にしており、お気に入りの取引ルートを彼女たちに潰された形になる。


 ――――ムノーエルに二度も目をつけられたペコリーヌたち。彼女は単に正しいことをしただけなのだが、傲慢貴族の逆恨みは度を越してさらに想像を遥かに上回っていた。加えて不幸の連続が重なり、彼女たちは呆気なく彼の権力や私兵の前に完全敗北。ついでとばかりに彼の前に差し出される女たちへ行われる〝教育〟をしっかりと受け、ペコリーヌたちはムノーエルに逆らうどころか裸で土下座をする屈辱を身体が受け入れるまでになっていた。


「…………」


 本来ならば咎められ、落ちぶれるはずの無能貴族が高貴な衣服を着て贅を尽くし、正しいことをしたはずのキャルたちが全裸で土下座をする。

 これほど惨めでわかりやすい立場の差はないだろう。キャルが様子を伺うように視線を上げる。土下座の姿勢から少し頭を上げたことで、垂れた美乳が揺れるだけでなく、様子を伺う怯えたキャルの視線が叱られないよう媚を売っているようにも見え、ムノーエルは機嫌を良くして彼女に声をかけた。


「んー? どうした、何か言いたいことでもあるのか」

「ひっ……な、なんでもありません! 申し訳ございません!!」


 ご機嫌を取るように頭を上げた姿勢も堪らないが、やはり全裸土下座と言えば床に頭を擦り付ける姿勢が一番似合っている。


「心配しなくていい。おまえたちで遊ぶ手段は幾らでも用意してある。たっぷり楽しませてもらうぞ。ぐふふふ!」

「そ、そんなぁ……」

「いや、いやよ……やだぁ……」


 ちょろろろろろろ……♥ 


 ここまでレベルの高い女を同時に手に入れられる機会は、ムノーエルと言えど滅多にあるものではない。心ゆくまで奴隷として扱ってやる、という事実上の支配宣言に、彼女たちの心は遂に決壊し、恐怖心に負けた失禁をその足回りにしっかりと漏らしてしまうのだった。





「ぐふふ、希少なドラゴン族とエルフか。どちらもなかなか手に入らんからな。商人どもが立て直すまで、おまえたちを使ってやろう」


 贅の限りを尽くした寝室。部屋の大きさから立派すぎるベッドに、果てはお付きのメイドたちまで彼の望むものは全て完備されている。

 彼は自身の権力を主張するキングサイズ越えのベッドにふんぞり返るように座り、裸になったドラゴン族とエルフの少女たちを見下ろしていた。二人とも、自分がこれから何をさせられるかを想像し、戦々恐々の顔色だ。


「んん? この私が使ってやろうというのに、感謝の一つもないのか」

「……あ、ありがとうございます」

「もう一度聞くぞ。感謝の一つもないのか?」

「む、無能な私たちを恩情でお使いいただき、本当にありがとうございます!」


 力強く頭を下げるシェフィとコッコロ。単なる感謝などでは物足りないムノーエルは、彼女たちが言いたくない言葉をひたすらに吐き出させて楽しんでいるようだ。


「まずは跪いて奉仕しろ。しっかりとその口を使ってな」

『ッ!?』


 開かれた股座にシェフィたちの視線が集中する。そこには半勃ちの肉棒がでっぷりとした睾丸を携えて君臨していた。

 驚いた表情のまま恐る恐る這って近づき、貴族チンポに顔を寄せるシェフィとコッコロ。間近に寄るとその圧と匂いをより一層強く感じて、彼女たちは無意識に唾を呑み込んでいた。


「ぐふふ、我がモノの威容はどうだ? これに見惚れぬ女は誰一人としていなかったぞ」

「は、はい……かなりの大きさで、ございます……主様のモノより、ずっと♥」

「単に大きいだけで、そんな……♥」


 まだ半勃ちだというのに、シェフィたちの頬をぺちりと叩く肉棒は桁違いの威圧感だ。コッコロの言う〝主様〟のチンポが子供サイズだとしたら、ムノーエルのチンポはそのおよそ三倍以上。未勃起でそれだというのだから、雄としての格があまりにも違う。


「さあ始めろ」

「はい……んちゅっ♥」

「うぅ。あむぅ……♥」


 ムノーエルへの絶対的な恐怖感を植え付けられ、さらには貴族チンポの威光に伏してしまったシェフィとコッコロは、促されるままに彼の肉竿へと口をつけた。


「ちゅっ、ちゅるっ♥ ずちゅ、ちゅるる……んっ、んんっ、じゅるるるっ♥」

「れろっ、れろぉ♥ ちゅっ、ちゅっ♥♥ はぁ……あつ……♥」


 一つの太ましいチンポに顔を寄せ合いフェラチオをする。シェフィとコッコロの幼い舌根が竿を挟んで絡まり合い、得も言えぬ絵面にムノーエルの下半身に血が集まり始める。


「ぐふっ、なかなか良いではないか。その調子でもう少し続けてみたまえ」

「ふぁい……♥ んっ、くぽっ、くぽっ♥♥」

「ありふぁほう、ふぉふぁいまふ♥ ちゅうぅううぅぅう♥」


 優に二人の小顔を超えるサイズ感の肉棒に圧倒されながら、エルフと竜族の舌が竿を駆けずり回っていった。

 コッコロが裏筋を舌表で撫で上げ、先端でカリ首周りを突くようになぞる。その間にシェフィが太った玉に顔を埋め、片玉ずつ吸引を施す。エルフの熱い舌根と、氷の竜族特有のひんやりとした口内で受ける奉仕。

 本人たちはただムノーエルの機嫌を損なわないよう必死なだけなのだが、彼からすれば自身の威光に屈した無様な奴隷の二匹だ。貴族チンポは二人の唾液で卑猥にコーティングされ、大きさも未勃起とは比べ物にならないほど反り返り滾っている。


「そろそろ良い。おまえたち、並べ」


 ギンギンに勃ったチンポを眼前にして〝並べ〟と高圧的な命令を受け、肩を震えさせたシェフィとコッコロはしゃぶっていた竿から口を離してベッドの上に足を踏み入れた。

 姿勢は変えず、四つん這いのままで尻を向ける。小ぶりな裸尻が二つ並ぶ男ならば羨ましくて仕方のない光景を、ムノーエルはさも当然の如く享受する。


「最初は貴様から味見をしてやろう」

「ッ!!」


 ガシッと小尻が両手で強く鷲掴みにされ、背に生えた氷の翼がビクッと揺れる。恐怖で震え、枕に顔の半分を埋めたシェフィの秘部に亀頭が擦り付けられ、頬の引き攣りが最高潮に達した。


「〜〜〜〜〜〜ッ!♥♥♥」


 ズプンッ♥


 肉棒が膣口を割って入り込んだのはその直後。顔は柔らかい上質な枕に埋もれて伺うことはできなかったが、彼女の裸身はガクガクと小刻みな痙攣を発している。尻穴はギュッと締まり、膣壁からドロドロと愛液が溢れる。

 顔を伏せたシェフィの反応がハッキリとしたものになるまで、そう長い時間は必要としなかった。パンッ、パンッ、パンッと若く引き締まった尻肉に贅肉の腰が打ち付けられ、少女の身体に汗が滲んでほんのり潰れた横乳に溜まって滴る。


「ッ゛♥♥ ッ、ッぁ゛♥ ぉ゛……っ♥♥」

「シェフィ、様?」


 仲間が恐ろしいほど巨大な肉棒に犯されている。それを見ていることしかできない無力感に歯噛みをしていたコッコロだったが、次第にシェフィの様子がおかしいことに気づいたのだろう。

 全身から汗を発して時折ビクッ、ビクッと身体を跳ねさせながらくぐもった声を上げる。初めは自然と枕に伏せていた顔が、今はそうしていないと駄目だとばかりに両手でしがみつくように枕で覆われている。


「小娘、よく見ておけ」

「ッ゛!?♥♥」


 呆然と首を傾げるコッコロを見てニヤリと笑ったムノーエルは、シェフィの尻で肉と肉が絶え間なくぶつかり合う音を演出しながら彼女の髪を片手で掴み上げた。イヤイヤと小さく頭を振るささやかな抵抗を握り潰すかのように、巨大な手がシェフィの頭を引っ張り上げた。


「ふおおおぉぉぉぉぉッ!♥♥♥」

「!?」


 瞬間、枕で防がれていたシェフィの悲鳴が解放され、コッコロは四つん這いの尻をビクンッと弾ませるほど驚嘆する。

 それほどまでにシェフィの声は凄まじく、聞いたこともない獣の咆哮じみた悲鳴だった。それに加え、シェフィの顔面も酷い有様だった。


「あっ、んおっ♥♥ おおッほぉ♥♥♥ すごっ、すごひあぁぁぁぁぁっ♥♥ だめ、だめぇ♥ これだめぇ♥♥ 奥、ずっと突いてきてる♥ ごめんなさい、ごめんなさいコッコロさん♥ 私、イクッ、イッちゃう、イクぅぅぅぅぅ♥♥♥♥」


 舌は常に飛び出して涎を垂らし、鼻の下は逆に力を込める必要があるのではないかと思えるほどみっともなく伸ばされ、目はとても正気とは思えない焦点の狂い方をしている。

 そういう顔を人は淫らという。顔を上げた勢いで仰け反って絶頂したシェフィにコッコロは知らぬ間に生唾を呑んでいた。


「ふぉっ!?♥♥」


 と、コッコロが本人も初めて上げる驚きの嬌声を響かせた。シェフィの隣に並んだ彼女の尻肉を掴むように手のひらを当てたムノーエルが、その不浄の穴に人差し指を突き立てたのだ。


「まったく、主より先にイクとは躾がなっていない。この娘に射精したら貴様にもすぐ教育をしてやるからな。準備をしておけ」

「おっ、ふぁぁ♥♥ おぉぉぉ……ッ゛ッ゛♥♥♥」


 尻穴を穿られたコッコロは、ピストン絶頂を繰り返していたシェフィと同じように枕に顔を埋めた。ようやく彼女もシェフィの気持ちが理解できたのだろう。

 無能な女好きの傲慢貴族である男は、決して褒められたものではない趣味趣向が功を奏してとてつもない性豪であった。その上恐ろしいテクニシャンであり、二人が尻を並べるベッドのシーツはあっという間に雌臭い染みが出来上がり、朝までに換えが必要だと考えられるほどだ。


「射精すぞ! 奥でしっかり受け止めろ!」

「あっ、あっあっあ♥ アァァァーーーーッ!♥♥♥♥」


 ドプビュルビュルビュルッ♥ ブビュルルルルルルルルッ♥♥


 子宮を突き上げられながらの中出しに、シェフィが目を上擦らせる。甲高く一段上がった嬌声と、結合部から飛び散る愛液と濃厚な精液。

 朝まで彼の相手をさせられるシェフィたちの甲高い声は交互に、あるいは同時に響き続けて一度足りとも止むことはなかった。





 常人には使い方が理解ができない眩いばかりの屋敷。コッコロとシェフィが〝教育〟と〝お世話〟をされながら、幸運にも過ごしやすい屋敷の上層で過ごしている間、ペコリーヌとキャルはある場所に監禁されていた。


『…………っ!!』


 キィと音を立て、二人が這い蹲る牢屋の扉が開いた。目視ではなく耳で感知したペコリーヌとキャルは、決して声を出さないよう歯を食いしばる。余計な口を聞けば、それ以上何をされるかわからないからだ。


「待たせたな。元気にしていたか?」


 元気なはずがない。冷たく汚れた牢獄の床に這い蹲ったペコリーヌとキャルは、両手を後ろ腰辺りで黒い手枷で固められ、尻を出口に向けた土下座のような姿勢で拘束され続けている。踵を尻臀に喰い込ませた足にも似た拘束が施され、首輪と合わせて地面の短い鎖と繋がって脱出どころか立ち上がることさえ困難だ。


 フリフリッ、フリッ、フリッ♥


「ぐふふ、そうかそうか。住み心地は良いようだな」


 だが、そのような不満を口にした瞬間、ペコリーヌとキャルの居場所はこの牢獄以下に落ちるだろう。彼女たちに残された手段……キャルは尻尾を振り、ペコリーヌは大きなケツを小刻みに踊らせる。

 『ありがとうございます、ムノーエル様』という意思表示を僅かな身体の動きで表し、媚を売るしかなかった。


「ならば今日も始めるぞ」


 ――――尊厳をかなぐり捨てた媚び売りも無意味に終わる。ペコリーヌとキャルにとって絶望的な言葉と共に、二人の調教開発が始まった。


『あおっ!♥』


 液体を付けた指先を二人の土下座並べの尻に添え、突き立てるムノーエル。ケツ肉を弾ませた二人を文字通り尻目に、彼は指をグリグリとアナル押し当てる。


「ふぅぅぅぅぅぅううぅうぅ……っ♥♥」

「おっ、おっ、おぉぉぉぉ〜〜♥♥」


 奥歯を食いしばるキャル。歯を浮かせて喉声を零すペコリーヌ。ぐちゅくちゅぐちゅくちゅと肛門に塗りたくられる液体が絡む音と、彼女たちの嬌声が薄暗い牢獄に反響する。

 彼女たちのアナルに塗りたくられているのは媚薬と増毛効果を併せ持つ特殊なローションだ。オーダーメイドのため、目玉が飛び出るくらいの値段がするが、財力がものを言う貴族からすれば安い買い物なのだろう。

 たっぷり三十分かけて媚薬ローションを塗りたくられた二人の尻穴は、まだ小さいながらも皺の中心を空けて外の空気を受け入れている。増毛効果の影響か、中心を囲うようにそれぞれ金髪と黒色の縮れ毛が茂り始めていた。


「堪らん堪らん。これだから女のクソ穴弄りは止められんのだ」


 若い美少女の尻に咲く不浄の花園。女のあらゆる部分を支配したくて仕方のないムノーエルは、肛門すら遊びの対象にしてしまう。

 アナルが成長し続ける絶望感を味わうペコリーヌたちと異なり、彼は全く迷いなくケツ穴の調教を続けた。ローションを塗りたくった尻穴に向け、極太のアナルビーズを挿入する。


 ズプズプズププッ♥


『お゛ぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜♥♥♥』


 尻穴を塞がれているにも関わらず、下品な声を揃えて喘ぐ二人。アナルにズプンッズプンッと軽快な音を立てて沈む玉は、一つ一つがゴルフボールほどはある極太のビーズを連ねたプラスチック製の淫具。

 ローション塗れのアナル。狭い括約筋が鋭敏になって過剰な反応を返す彼女たちに相応しい玩具が全て挿入され終えると、二人の尻穴を取っ手が付いたビーズの根元が覆う。


「……ふぅ、ふぅ……あ゛ぅ♥♥ や、やめ……つ、つつく、なぁ゛♥」

「だ、ダメですっ♥ お尻、熱くなって……うぁぁぁ……ぬ、ぬいてぇ♥ お願い、ぬいてぇぇぇ……♥」


 狭い牢獄には小さな声がよく響く。アナルに『蓋』をされたキャルとペコリーヌは、入口からローションをたっぷりと絡めて吸ったビーズで結腸を圧迫され、秘部からだらだらと汁を滴らせる。

 しかし、この時は決してイかせない。身体には極力触らず、たまに蓋を押してやりアナルをジワジワと焦らすだけに留める。十数分はイキたくてもイけない環境に置き、否が応でもアナルに意識を集中させる。

 そして、足元に失禁と見紛う愛液の洪水が出来れば準備完了。取っ手に男の指がかけられ、勢いよく引っ張り出された。


『おほおおおおおおおおおおおお♥♥♥♥』


 ヌプヌプヌプププププッ♥


 尻穴からヌメリ気のあるビーズが引きずり出されていき、ペコリーヌとキャルは野太い嬌声を揃えて張り上げる。ローションと腸汁をたっぷり吸って輝くアナルビーズ――――それを再び尻穴の奥へと詰め込む。


 ズプズプズププッ♥


『んほおおおおおおおおおおおお♥♥♥♥』


 尻肉を弾ませてよがり声を響かせる二人。出し入れだけで少なくとも二回はケツアクメを体感したのだろう。

 ケツ穴でイク女は実に惨めだ。壁に取り付けられた大きな鏡には、ペコリーヌとキャルがアナル絶頂する寄り目の下品顔が鮮明に映し出されていた。彼女たちはムノーエルの憎たらしい笑みだけでなく、自分たちのみっともないケツイキ顔を拝みながら調教され続ける。


「おッほぉぉぉぉ♥♥♥♥ お、しりっ、おひりなんひゃれぇぇぇぇぇ♥♥♥ うっひょぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜♥♥♥♥」

「おうぅぅぅぅ、ふぉぉぉぉぉ♥♥♥ やめ、やめて、やめてくださいいぃぃぃぃぃ♥♥ おしり、おかしくなっちゃいますぅぅぅぅぅ♥♥ おトイレ♥ 普通に、できなくなっちゃうひぃぃぃんっ♥♥♥ んほっ♥ んおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!♥♥♥♥」


 出して、引いて、出して、引いて。四十分以上かけて繰り返されるアナル絶頂に持ち込んだ後は、それを最低一時間は続ける。次の日はさらに時間を伸ばし、アナルの感度とサイズを肥大化させる。キャルが猫耳と尻尾を逆立ててイキ狂い、ペコリーヌは肛門絶頂の本質に気づき拒絶をしながらも抗い切れずに口を窄めてオホ声を上げる。

 ビーズの出し入れが癖になると、やがてアナルセックスどころか排泄でイけるようになる。その事実に気づいた時に女たちがする快感と絶望の表情が、ムノーエルにとっては楽しみで仕方がない。


 片や雄と雌の差を弁えさせる強靭なセックス。片や不浄の穴以外の感覚に見向きもさせない徹底的なアナル調教。

 物語のヒロインたちが過ごす淫猥な時間は、その後一ヶ月以上繰り返された――――――――




 貴族街に住まう者たちの一部は派閥を組み、数ヶ月に一度あるパーティーを開く。

 自分たちが取引をして手に入れた奴隷を見せびらかすため、各々が女を持ち寄る交換会だ。広い会場には権威を誇示するように豪華な衣服に身を包んだ貴族と、様々な衣装で飾られた女たちが彼らに連れられている。

 元々高尚な財団の家柄だったのか、胸元を大胆に開いたドレスに身を包んだ赤毛の少女のように〝当たり〟を引いた奴隷も入れば、青髪の獣人のように全裸が当たり前で腕を閉じても隠し切れない腋毛、腹に一本の線を引く陰毛、モサモサと生え散らかして飛び出した尻毛……とにかく全身からメス臭い匂いを発してペットのように這った少女まで、貴族たちの趣味は様々だ。

 しかし、総じて権力の誇示という一点に変化はない。アキノを連れた貴族は奴隷にドレスを着せるだけの財力があることをひけらかし、マコトをペットにした貴族は獣人を飼い慣らす力があるのだと豪語している。どちらも権力を自慢していることに変わりはない。


「皆様、この度は〝主様〟が主催のパーティーにお集まりいただき、ありがとうございます」


 だがその点で言えば、今回ばかりは会場のステージに立ったエルフの少女を所有する貴族が、彼らの誇示する権力の強さは独壇場だろう。

 何せ一人だけでも多大な資金でやりくりされ、調教も一筋縄ではいかない女奴隷を一気に四人も手にし、全員を調教した彼の手腕を誰もが認めざるを得ない。今回ばかりは交換会とは名ばかりのお披露目会だ。


「本日は、私たち奴隷によるショーをたくさん楽しんでいってほしいわ♥」


 加えてエルフの少女と共に壇上に立つ少女の頭部と背には氷の角と翼があり、希少なドラゴン族の少女を手懐けたという証拠まであるのだ。二人とも容姿の良質さを語るまでもないことが、お披露目会というスタンスに拍車をかける。

 そんな二人はエルフの里に伝わる【儀装束】を纏い、招かれた貴族たちを楽しませるショーを始めようとしていた。

 原案からかなり露出が激しかったコッコロたちの儀装束だが、主の手で改良を加えられたことで美しさ以上に過激で下品な仕上がりだ。基調とした色が白から黒に反転し、装飾には金のネックレスが幾つも巻き付けられ、顔の下半分を隠すフェイスベールは幼い印象のコッコロとシェフィを妖艶な雰囲気に仕立て上げている。


「さあ、シェフィ様♥ 主様のために踊りましょう♥」

「うん、任せてコッコロさん♥」


 二人が中央に立つポールを背にして両手を伸ばす。背中を反るようにして下半身を突き出した二人の股間は、頼りないベールで隠されていた。

 細いベールと先端の透け具合で尻肉は丸見えだが、肝心の女性器を隠す部分だけベールの色を濃くすることで、絶妙なチラリズムを作り出している。幼く妖艶の二人が突き出した股に会場の視線が釘付けになる。


「あぁ……こんなに見られては、感じてしまいます♥」

「ご主人様専用のおまんこ♥ ちょっと動いたら、沢山の人にガン見されちゃう……この感覚、堪らないわ♥」


 見えそうで見えないコッコロとシェフィの秘部。焦らすようにくねる腰と太股に伝う蜜壷の液が、男の欲情を共に煽り立てる。

 二人は身体を反らして突き出した姿勢をさらに大胆なものにする。ゆっくりと腰を下ろし、膝を曲げてガニ股を開いて腰を上下に振り始めた。


「はっ♥ ふっ♥ はっ♥」

「ほっ♥ ほっ♥ ほっ♥」


 カクカクッ♥ ヘコヘコッ♥


 ガニ股に上下の腰振りが加わり、薄い膜がピラッピラッと舞っていよいよ女性器の下口が見え隠れする。自分たちの女奴隷で飽きるほど見たはずの秘部だが、エルフとドラゴン族のものとなれば話は別なのか、貴族たちはコッコロとシェフィのガニ股腰ヘコポールダンスを血走った目で食い入るように見学する。

 だが、彼らの望む秘部の開帳はなかなか訪れない。コッコロとシェフィが興奮のあまりマン汁を垂れ流し、ねっとりとした汁がベールに絡んで激しい腰ヘコでも舞い上がらなくなってしまった。見られただけで愛液を溢れさせる淫乱具合は素晴らしいが、これでは焦らされるだけで興醒めだ。

 それを見たコッコロとシェフィはフェイスベールの下で唇を歪ませると、互いの片手を相手に向かって伸ばし始める。コッコロは左手、シェフィは右手を――――互いの秘部に深く喰い込ませた。


「はぁぁぁぁっ♥♥」

「んあぁぁんっ♥♥」


 グチュッグチュッグチュッグチュッ♥


 ベールの上からとは思えない感度のマンコを弄くり回す。湿って張り付いたことで形がくっきりと浮かんだ股座を掻き回す互いの指は、それぞれ弱い部分を丸裸にするように迷いなく動く。


「あっあっ、そこっ♥♥ コッコロママの指♥ 私のおまんこぐちゅぐちゅして、イッちゃいそうっ♥♥ あんっ、あぁぁぁんっ♥♥」

「はい♥ わたくしもシェフィ様の指使いで、んんっ♥ すぐにイッてしまいそう……んはぁ♥♥♥」


 細指が見事なパイパンマンコを音を立てて弄り、フェイスベールの下に隠れた口元が想像できるほど二人の瞳が蕩けて眉根が八の字を描く。

 腰の痙攣が段々と激しさを増し、全く同じタイミングで互いの秘部に指を立てたシェフィとコッコロがその腰を鋭く突き出した。


「イクッ♥ イクッ、よわよわドラゴンおまんこイクゥ!♥♥♥♥」

「イキますっ♥♥ わたくしの絶頂♥ 奴隷の証をご覧くださいませぇぇぇぇぇ♥♥♥♥」


 プシップシッ、プシャァァァァァァッ♥


 ベールが浮くほど舌根を突き出したシェフィとコッコロが、下品な絶頂宣言を発してアヘ顔で愛液を吹き出した。

 表情と言葉遣いは調教の進み具合、引いては主人の器量が問われる部分だが、あの二人は完璧に堕ちていることがたった数分の出来事で貴族たちの中に知れ渡ったことだろう。

 相互オナニーで絶頂したシェフィとコッコロは、ステージの上から降りるとそのまま股を開いてしゃがみ込む。蹲踞の姿勢で片手でフェイスベールを上げた二人は、開いた口元に手コキのジェスチャーを作ったもう片方の手を添えて振る。


「次は皆さんのおちんぽを直接ご奉仕するわ♥ 私たちのドスケベフェラでヌキたいチンポは並んで♥」

「ノーマル、バキューム、不細工ひょっとこ……皆様のご要望、お待ちしております♥ わたくしたちの口マンコ、是非お使いくださいませ♥」


 もうそれだけでお披露目会は十分に成功だと言えるだろう。会場の貴族たちが、蹲踞で口を開いたシェフィとコッコロに我先にと集い列を作る。

 しかしながら忘れてはならない。主催者の奴隷はこの二人だけではないのだ。シェフィとコッコロだけでも十分なところに、男は煌びやかな衣装を着せた絶世の美少女を投入した。


「初めまして……け、ケツ穴クソザコプリンセス♥ ペコリーヌ、って言います♥」

「お、同じくケツ穴クソザコウィッチのキャルよ♥」


 それはシェフィたちとは一風変わった、彼女たちの調教内容を一声で伺わせる台詞。

 白を基調とした清純な色合いのドレスを着たペコリーヌとキャルは、フェラチオ行列を作る二人に変わってステージの上に真っ赤な顔で登壇する。

 そのドレスは『プリンセスフォーム』と呼ばれる彼女たちが変身する特別な姿の衣装を再現したもの。所謂レプリカのドレス……だが、儀装束の例に漏れずスカートは股上で下着が丸見え、胸部は乳輪が零れかけるほどサイズが危うい改造がされている。

 だが、彼女たちのプリンセス衣装以上に目を引くのはその膨らんだ腹だろう。数ヶ月で孕まされたわけではないのは、彼女たちの赤面に浮かぶ脂汗から如実に伝わってくる。


「私たち、シェフィちゃんとコッコロちゃんのエッチなショーの後で、物凄く下品なことをしちゃいます♥」

「あたしたちがクソ汚ったない音ひり出すんだから……ちゃんと、全員……見て、なさいよ♥」


 ペコリーヌという行方不明のユースティアナ〝そっくり〟の少女は、王妃と瓜二つなだけあって飛び抜けて美しい。獣人のキャルは生意気な言葉遣いだが、羞恥と屈辱に歪んだ表情は間違いなく屈服させられたもの。

 両者ともにシェフィたちとは違う表情を見せた後、背を向けて尻を掲げ、土下座のような姿勢を取る。隠す機能を失ったスカートの下にはエロティックな下着を穿いた二人だが、その尻が突き出された姿だとより変態的な下着ということがよくわかる。

 尻穴の部分がパックリハート型に割れた下着。穴の中心で剥き出しになったアナルは大きく縦に割れ、皺の周囲にもっさりとえげつない尻毛が生い茂って実に汚らしい。その上、腸液と思われる汁をだらぁーと滴らせるほど開いてしまっている。


「わ、私たちの汚いケツ穴、ご覧いただけていますか?♥」

「ご主人様にたくさん調教してもらって、めちゃくちゃみっともなくなったわ♥ もうマンコより大きいの♥」

「しかも……は、排泄で、イけます♥ 今日は、それを……皆さんに、確かめてもらいたいと思っています!♥」

「あたしとペコリーヌがケツ穴からモノぶっ飛ばす音……耳の穴かっぽじってよ〜〜〜く聞いて、出てくるモノをしっかり見届け、なさいっ!♥」


 もう耐えられない。こんな姿でこんな変態発言をする自分たちの無様な姿。絆を結んで手に入れた大切な格好のコスプレをして、下卑た貴族の前で尻穴からモノをひり出す惨めな光景。

 何より、その尻穴は登壇時点で崩落寸前。今すぐステージの上に腹の中に入れられたモノを出したくて出したくて仕方ない。

 キュゥゥゥゥゥと激しく収縮した二人の剛毛アナルは、勢いのある音を噴射してそれぞれのサイズで開く。


「ふんぬぅぅぅぅぅ!♥♥ イキます!♥ ケツアクメ全開のさらに先♥ ちょ、超全力全開ィィィィ!♥ プリンセスウンチ、ストライクゥゥゥゥゥッ!!♥♥♥♥」


 むりっ♥ むりむりむり、ぶりぶりぶりぶりぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅ♥♥


「イ、イクッ♥♥ イクわ、見てなさいっ♥ と、とっておきの排便よ♥♥ アビスウンチ、バーストォォォォォォ!!♥♥♥♥」


 ぶびぃぃぃ、ぶしゅううう♥ ぶしゅっ、ぶりゅりゅ!♥ ぶびびっ、ぶじゅ!♥ ぶぶっ、ぶばばばばばっ!♥


『おほぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥』


 ペコリーヌは真っ白いゼリーのような流動体を。キャルは牛乳のような液状の汁を。

 それぞれケツ穴からひり出したモノは半固体と完全な液体の差はあれど、その汚らしい音とアクメ声に違いはない。

 ゼリーが一本糞のように滑り落ち肉厚なアナルを捲る。浣腸液がブビブピピと汚いリズムを奏でながら弾け飛ぶ。


「あぁぁぁおおぉおぉぉぉっ♥♥♥♥ こ、こんなのやばいですっ、ずるいですぅ♥ も、もう二度と美味しいものたくさん食べれません♥ 出したらイクなんて♥ いっぱい出たら、声が我慢できないぃ♥♥ おっおっ♥♥ うほぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」

「もうやだぁぁぁぁ♥♥ なんで、なんでこんなイッちゃうのぉぉぉぉ♥♥♥ おっひょぉぉぉぉぉぉぉぉ♥♥♥♥ あたしのケツ穴、うんちでイってる、イクッ、もうイグッ♥♥♥♥ きたない♥ う゛お゛ぉ゛ぉ゛っ♥♥ ごろじでっ、ごろじでよぉぉぉぉぉぉぉ!♥♥ ん゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛♥♥♥♥」


 ぶりゅりゅぶりぶりぶりもりもりもりぼりゅぶぶぶむりむりずるずるずるぅ!♥ ぷりぷりっ、ぴぴぷぷぷぷぷぅぅぅぅ!♥ ぷぷぅ!♥ ぶびぶびぶび!♥ びっぶぅぅぅぅぅう!♥


 不潔な穴から山盛りの浣腸脱糞をひり出し、声まで汚くアクメするペコリーヌとキャル。白いゼリーと液体を絶え間なく吹き出す彼女たちの臀部の上には、投影魔法によって全力寄り目のマジイキ顔が映し出されていた。

 排泄で絶頂できるアナルはかなり貴重だ。というより、完全に従順でないにも関わらず人前で排便をさせられる女奴隷を使役することが難しい、というべきか。


『くぽっ♥ ぐぽ、ぶぽぽっ♥ ずちゅっ、ずぢゅるるるるるるるっ、ずちゅーッ!♥』

『おッほぉぉぉぉぉぉっ!♥♥ おっ、おぉぉぉ、んほおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜♥♥♥♥』


 まあ、それらはもはや些細なことであろう。彼女たち四人を見事に調教し、望みのままに舞台へと立たせることに成功した男の器量を疑う者などいはしない。

 こうして貴族会の中で不動の地位を築いたムノーエル。その影には少なからずペコリーヌたちの〝尽力〟があったことは明白だが、彼は全て自分の手柄であると誇って憚らなかった――――――――




 完膚無きまで敗北した美食殿と、これまで以上に自由気ままな人生を送ることになるだろう傲慢貴族。

 もはや語る必要などないのかもしれないが、この物語の顛末をほんの少し語るとしよう。


「ほう、なかなか上手くなったではないか。教育の甲斐があったようだなぁ」


 豪奢なベッドの上でニヤニヤと笑うムノーエル。彼の頭は高級な枕ではなく、人肌の膝枕によって至極の心地良さを得ていた。

 彼の身体の上にはエルフの少女が跨っている――――その裸身には幾つものタトゥーが刻みつけられていた。

 淫猥なタトゥー。ハートを基準にして構成された刻印は、特殊な技術で肌に彫ることで二度と消えない屈辱の証となる。


「あぁぁん♥ 旦那様ぁ、感謝いたしますぅ♥ コッコロの腰使いは旦那様のご調教でこんなに淫らになりました♥ 幼女まんこもおチンポ様を迎えて喜んでます♥ これからも主様のために、おまんこたくさんいたます……♥♥」


 ところがコッコロは心の底から嬉しげに身体を反らし、力いっぱいチンポを大股開きで迎え入れる。男を膝枕して頭を撫でるシェフィも同様に、胸だけでなく背中や尻に彫られた悪趣味なタトゥーを刻まれたことに感極まった様子だ。




 コッコロもシェフィも、いなくなってしまった仲間のことなど全く眼中にないアヘ顔でチンポに跨っていた。


「――――続いての出品はこの二人になります」


 奴隷市場。あるギルドに一度潰されたことで一時期は失速した商人たちだったが、贔屓にする貴族を味方につけたことで見事に復権。人目につかない闇市を開き、様々な奴隷をあらゆる人間に売り払っていた。

 そして、壇上に立った二人は奴隷の中でも目立っていた。容姿が、というわけではない。実際に見れば目立つ容姿であろうと、背を向けていては観客に顔は見えない。

 つまり彼女たちが客の目を引く要因は、後ろ手に結ばれたその手の下――――『奴隷』と大きな焼印が施された尻と、文字の間に開いた下品な縦割れガバガバアナルであろう。


「へ、変態ケツ穴奴隷のケツリーヌです!♥ どうかアナルでしかイけない無様なわたしを買って下さい!♥ なんでもアナルに入ります!♥ 人前でトイレだってできます!♥ だから、買って下さいぃぃぃ!♥」

「変態クソ穴奴隷のキャナルよぉ!♥ お願いします!♥ あたしを購入してください!♥ ケツ穴のことなら何でもします!♥ アナル舐めが得意なんです!♥ このみじめで下品なクソ穴奴隷に慈悲を、助けてぇぇぇぇ!♥」


 二人とも尻を震わせ、顧客に対して媚びを売ることに必死のようだ。アナル調教の末、アナル以外でイクことができなくなり不良品の烙印を押されたペコリーヌとキャルの末路は、誰ともしれぬ男に買い取られるために声を上げる悲惨なものであった。

 買われなければもっと酷いことになる。とはいえ、買い取られたところで尻の同じ性質のものを下腹部に焼き入れられるのだが、それを彼女たちが知るのはほんの少し後の話だ。


「さあさあ次々と金額が提示されていきます……おっと、ここで大胆にも穴試しの希望が入りました。それでは出品奴隷に聞いてみましょう」

「し、します♥ したいです!♥ ケツ穴でしかイけないわたしにおちんぽズッコンバッコンぶちこんでください!♥ おちんぽ大好き、ケツパコリーヌ!♥」

「むしろお願いします!♥ こんな汚ったないジャングルアナルを使ってもらえるなんて……う、嬉しいですぅ♥」


 タダでアナルセックスさせろという横暴な願いに、ペコリーヌとキャルは土下座のように這い蹲ってケツ穴を差し出す。マンコが小さく見えるほどに巨大な尻穴、小皺の周りにびっしりと生い茂ったケツ毛が見苦しいケツマンコは、しかしながら一定数のマニア向けではあるだろう。


「んっほぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜♥♥♥♥ た、たまらないですぅ♥ おちんぽすきっ、すきぃぃぃ♥♥ おっほ、おっほ、うほほぉぉぉぉぉい♥♥♥ やばい、やばいですっ♥♥ 変な声、出ちゃってますぅぅぅぅう゛お゛ほぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛♥♥♥♥」

「お゛っ、お゛ぉっ♥♥ す、数日ぶりのチンポきたぁ……♥♥ あ、イクッ♥♥♥♥ ケツ穴でイクゥゥゥゥ……ひっぎぃ!?♥ ご、ごめんなさい♥ クソ緩ケツマンコでごめんなさい♥ が、頑張って締め付けるから、ケツぶっ叩かないでぇ♥♥」


 その長蛇の列に彼女たちの新しいご主人様が混ざっているのかどうか。

 一つ確かなことは――――物語の敗北者であるペコリーヌたちは、二度と日の目を浴びられないということであろう。

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次の無能貴族敗北では獣姦を入れたい。ちなみにここまで読んでくださった方がいればなのですが。


続編・ユイの無様下品調教エロ。

続編・サレンの嵌められ系NTRチン負けエロ。


ユイとサレンどっちが読みたかったりするでしょうか。試しに聞いておこうと思いました。反応なかったらまあ……他の無能貴族敗北書くかな!!懲りない