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*公開から2ヶ月経過したため、通常プランで閲覧を可能にしました。


いつもご支援ありがとうございます。本当なら過去に書いたものとかストックからお出ししようと思っていたのですが、書きたくてうずうずして実際書いたら楽しくて仕方なかったグラブルのモルゲッソヨ化、上位リクを本日はお届けしようと思います。

主な犠牲者はジータ。その他にお得意のサブキャラを多数添えて。いざモルゲッソヨ!!!!


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 空の果てイスタルシアを目指して仲間たちと旅を続ける少女、ジータ。その旅路には幾度となく困難が立ち塞がり、時には足を止めてしまうこともあった。しかし自らを奮い立たせ、時には仲間と力を合わせて苦難を乗り越えてきた。次第に彼女は特異点と呼ばれる存在であることを示唆され、より強大な事象を打ち破るまでに至る。

 だが、そんなジータは今、一人の男の前に連れ出されていた。武器を奪われ、屈強な男に後ろ手を抑えられる形で。彼女は痛みで顔を顰めているが、それ以上に怪しい笑みを浮かべて執務室の豪奢な椅子に座る謎の男を睨めつけていた。


「初めまして、ジータさん。私は――――――」

「みんなをどうしたの!?」


 男の自己紹介を遮る作法の無さも、ジータの置かれた状況を考えれば仕方がないだろう。

 ジータたち騎空団を襲った謎の武装集団。その指揮を取っていたのが眼前に悠々と居座るこの男であり、ジータたちは手も足も出ないで敗北してしまった。騎空団に所属する者には名だたる騎士、星晶獣、全空の驚異と呼ばれる十天衆まで所属していたにも関わらず、文字通り惨敗を喫した。皆が散り散りの状態で拘束され、団長のジータはリーダー格の彼とこうして接触を許された、否、強要されたのだ。


「ご安心ください。皆様は大事な商品。ショーの前に参加者を傷つける間抜けな商人はいますまい?」

「商品? あなた、みんなに何を」

「みんなではなく、あなたもですよ。ジータさん」

「私はあなたに従ったりしない! 必ずみんなとここから抜け出して、あなたたちを倒す!」


 ほんの少し前に圧敗しながら、ジータの精神は未だ折れることはない。彼女の両肩には仲間たちの命が掛かっているのだ。まして、仲間や自分のことを〝商品〟などと呼ぶような外道に屈するはずもなかった。

 しかし、男はジータの反抗を当然のように受け入れ、それがおかしくて仕方がないと笑い声を上げた。


「ふふふ。そうでしょう……〝あなたは〟従わない」

「え……?」


 それはジータが従うはずもないという確信を持ちながら、ジータを好きにできる自信があるという認識の表れ。

 超常的な力を持つ彼らのことをジータは何も知らない。だからこの期に及んで首を傾げ、彼の意図を読み取れない。


「それでは始めましょう。あなた方は幾らの値がつくのかな?」


 パチン。怪しげな男が指を鳴らすと、ジータの視界は一変していた。


「な!?」


 目の前から男は消え、自分を拘束していた屈強な男の姿もない。代わりにジータは縦長の箱に似た部屋の中に転移し、一瞬の変化に目を剥いて驚きの声を零した。


「転移の魔法? くっ、こんな場所に閉じ込められたくらいで……」


 何とか脱出を試みようと両手で押し、肩で衝撃を加えるジータだったが、箱の表面は鋼鉄のように硬く、彼女が幾ら中で暴れようと壁に傷はつかず全体が揺れることすらなかった。


『――――ここから出してください!』

「っ! ルリア!?」


 と、ジータが無力感に歯軋りをしようとしたまさにその時、聞き慣れた声が隣から壁を突き抜けるように彼女の鼓膜を震わせた。

 その声は間違いなく、旅の始まりをくれた少女であり大事な仲間の一人、ルリアだ。最後の最後まで共にありながら守ることができなかった彼女の無事をホッと喜んだのも束の間、ジータは声の聞こえた方向を両手で叩いて呼びかけた。


「ルリア、聞こえる? 聞こえてたら返事して!」

『ちょっと! アタシをこんな迫っ苦しい場所に閉じ込めるなんてどういうつもりよ! さっさと出しなさい!!』

「メドゥーサちゃん!?」


 だがその間にも他の仲間の声が聞こえ、ジータは辺りを見渡し耳を澄ませる。


『ちっ、オレ様ともあろう者が、こんなチンケな箱一つで抑えられるとはな』

『刀さえあれば、この程度の壁……団長ちゃん、みんなもどうか無事でいて』

『我とあろうものがこのような不覚を取ろうとは……いや、諦めるものか! 団長殿や十二神将のものたちも、そう考えるはずじゃ!』

「カリオストロさん、ナルメアさん、アニラさんまで……」


 仲間たちの声が続々と響いてくる。どうやらジータと全く同じ状況に置かれているようだが、何故か仲間たちと彼女の声は完全に一方通行。壁を叩いて訴えかけるも、ルリアを含めた仲間たちは全員が狭い空間からの脱出を試みるだけで返答をすることはない。


【これはゲームですよ、ジータさん】

「っ!? 頭に直接声が……これはあなたの仕業なの!?」


 ジータの疑問に回答を持っているであろう男。あの怪しげな男の声が直接脳に響き渡り、ジータは頭を抑えながら虚空を睨みつけた。


【その通りです。これからジータさんと仲間の皆様には、あるゲームに挑んでいただきます。団長であるジータさんは他の全員と面識がおありになる……これはちょっとしたハンディキャップ。是非、皆様の〝悲鳴〟で奮起していただきたい】

「最低……!」


 皆様の悲鳴というだけでろくでもないものだとわかるというのに、それを餌にしてジータの義憤を促して盛り上げようというのか。侮蔑の声を零したジータへ怪しげな男は言葉を返した。


【最低……良い褒め言葉です。これからあなた方には、人として最底辺のショーに挑んでいただくのですから。もちろん、観客の皆様にもジータさんたちの姿が届いていますよ。たとえば……ふふ、ピンクとは、意外に可愛らしい趣味をお持ちだ】

「〜〜っ!?」


 ジータが慌てた様子でバッとスカートを抑える。真っ赤な顔は男の指摘が大当たりであることを証明していた。

 実に可愛らしい羞恥的な仕草を見せてくれたジータだったが、彼女の商品価値はそういうものではない。内部を盗撮されている、スカートの中まで丸裸に――――そうして下半身に視線を集中させたジータの頭部に、ドロリとしたものが滴り落ちた。


「え……もがっ!? むぶお゛ぉぉぉ!!」


 ガボッッッ!!


 初めは液体状だったそれは、勢いよくジータの頭部を覆い尽くした。肩にずっしりと重みが走り、頭は銀色のバケツのような被り物にすっぽりとハマって、ジータはくぐもった悲鳴を漏らす。


「(な、なに!? 前が、何も見えない! 頭に何か変なのが……!)」


 何とか耳を澄ましてみれば、ジータ以外の団員たちもくぐもり声を上げていることから、恐らくは全く同じ謎の被り物で頭部を覆われているようだ。

 内側は完全に密閉空間。表面はドロドロとしているようなツルツルとしているような。とにかく、得体の知れない物質で出来ているらしいことは理解できる。ジータは即座に脱出を試みようと手を伸ばすが、謎のオブジェはまるで意志を持つかのように行動を起こした。


 ピカッ♥ ピカッ♥ ピカァッ♥


「(か、身体が……言うこと、効かない……!?)」


 銀色のオブジェは妖しい光を発し、ジータの動きを著しく抑制した。具体的には両手と両足を縦に真っ直ぐ伸ばし、指先までピシッと音を立てそうなほど美しい直立不動の姿勢を作ってしまう。おかしなオブジェに頭部を包まれていなければ、さぞジータの容姿も相まって絵になる直立姿勢だったことだろう。


「(こいつ、一体……私の身体に何を)」

【お答えしましょうか?】

「(え!?)」


 身体の端々をピクピクプルプルと僅かに震えさせることしかできないジータ。現実ではくぐもった悲鳴を上げることしかできていないジータの思考に、あの男が念話による応答を返した。


「(なんで!? どうして私の声が……)」

【モルゲッソヨに包まれたあなた方の表情、それに思考は観客の皆様に届けられています。このくらいは驚くようなことでもありません】

「(モルゲッソヨ? それがこれの名前!?)」


 一方的な介入にも関わらず、念話によって可能になる意思疎通。そして、謎のオブジェに直立不動を強いられるジータたちの醜態が映像にして流れているという聞き逃せない衝撃の事実は、彼が口走った『モルゲッソヨ』という単語によって流されていく。


【ええ。星晶獣『モルゲッソヨ』。彼の力に抵抗し、最後まで残った者をモルゲッソヨ化から救って差し上げよう】

「(星晶獣モルゲッソヨ……も、モルゲッソヨ化って何なの!?)」


 今まさに行われている身体の制御に関係しているのか。それとも、それ以上の何かがあるのか。未知の星晶獣に囚われ、恐怖の声を上げるジータ。思考による声のため、偽ることもできない怯えを顕にしたジータに男は嘲笑混じりの声を返した。


【それは自分たちで味わい、じっくりと究明していただく方が楽しめるでしょう――――既に変化は起きているでしょうが】

「(へぁ?)」


 モルゲッソヨという未知への恐怖に支配されつつあったジータは、男の意味深な言葉でようやく己の変化を冷静に感じ取ることができた。

 一体何が、と視界が塞がれて感じることしかできない身体に意識を集中させる。すると、その変化は易々と感じられた。

 股にあってはいけないもの。あってはいけない熱が溜まっていることを。


「(あ、あついっ♥ 身体の、あそこが……む、むずむず、して♥ 何これ……イライラもして……せ、切ない?♥ わ、わかんないよぉ……♥)」


 ズクンッ♥♥ ズクン、ズクン、ズクン……ビキビキビキビキッ、ビキキィ!♥♥


 ジータの股間部。先ほど盗撮されたばかりのピンクショーツに、不自然なまでの膨らみが生じていた。それはジータが感じたことのないもどかしく心地いい感覚を強くすると、下着を引き千切る勢いで肥大化していく。

 猛々しい竿が独りでに皮を剥き、立派なカリ首と我慢汁をダラダラと垂らす開いた鈴口を晒す。根元からぶら下げた二つの玉は、ショーツからみっともなくはみ出しながら苛立たしげに脈動をしている。

 それは紛うことなき【男性器】。女性であるジータにあるはずかないズル剥け巨根のペニス。直立不動でピクピクと振動することしかできない全身の代わりに、その男性器はジータに雄の快感を覚えさせるようにフル勃起しながら本気の汁をぶぴゅぷひゅと吐き出していた。


「(ふぅ、ふぅー!♥ 何これ、わかんないぃ……何か、何か変なのが勃ってるぅ♥ や、ヤバい♥ わからないけど、出しちゃだめぇ♥)」


 モルゲッソヨのオブジェに頭部を覆われたジータは股間のモノが男性器と特定できない。しかし、どこかと通電するように重さを増し、ズクズクと力強く疼く陰嚢。その玉から痺れるような感覚が上り詰める様は、ジータの直感が『解放してはいけない』と叫んでいた。

 何かはわからないが、絶対に良くないものだ。顔の表情は観客に中継されていると忠告されたジータだったが、そんな顔も性格も知らない連中に構ってなどいられないと必死の形相で我慢をする。


「(止まれっ♥ 止まれ止まれ止まれぇぇぇぇぇっ!♥)」


 圧倒的な気持ちよさと精神的な苦痛。それが辛抱強く唸る彼女と合わさり、歯茎を剥き出しにしながら寄り目になったおかしな顔を生み出した。さしものジータと言えど非常に無様な表情は、顔も性格も知らない観客を実に楽しませているに違いない。

 だが、それだけでは刺激が足りない。我慢させ続けているだけでは、飽きてしまう顧客もいるだろう。そうしたエンターテインメントを意識したのか、あるいは星晶獣としての使命に殉じた結果であろうか……モルゲッソヨは妖しい光をより強く解き放った。


 ピカピカッ、ピカァァァァァァァッ♥♥


「おぎょ!?♥☆ おぎょぎょぎょぎょ〜〜〜〜〜〜〜〜♥☆♥☆」


 突如として奇っ怪な声を上げるジータの身体。モルゲッソヨが放った光は身体を電流の如く駆け抜け、おぞましいはずの感覚をある一瞬の頂点で染め上げた。


「「「ほに゛ょおおぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜ッ!?♥☆♥☆」」」


 ジータだけではなく、ルリア、カリオストロ、メドゥーサ、ナルメア、アニラ。それ以外、誰もが見惚れるような美貌を持つエウロペ、十天衆として驚異的な能力を持つソーンなどの強者でさえ、みっともない強制を上げて密閉空間で一斉にアヘ顔を作り、圧倒的な衝動に爪先を立たせて突き出すように腰を上げる。


 びっぶぅぅぅぅぅう!♥ ぶびっ、ぼぶびっ、ぶびゅぶびびびっ、ぶちびぃぃぃぃぃぃぃ!!♥


「(イ゛ッぎゅううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!♥♥♥♥♥♥)」


 その瞬間、汚らしい炸裂の音色と悲鳴と思考が一致した嬌声が張り上がる。肥大化したジータの巨根がビクリと震え、かっぴらいた鈴口から黄色く濁った白い汁を噴射した。

 濃度という濃度を凝縮し、精を凝り固めた白濁液が放射線を描いて密室の狭い壁にべちゃべちゃべちゃっ♥ と打ち付けられて床に向かってドロリと垂れて行く。その濃度は液体というより固体。明らかに本来あるべき雄のモノより濃厚だが、それは間違いなく男性器から放たれた物。つまりはジータの精液である。


「(あづい゛♥♥ アソコが、焼ける゛ぅ♥♥ どぷどぷでて、びゅるびゅるしてるっ♥♥ お尻もあついよぉ……な、な、なに、なんなのぉ♥)」


 男性器による射精。それはジータの拙い自慰行為の100倍は気持ちがいいものであり、絶頂の余韻で泥のような精液を緩やかに絞り出し、尻穴を窄めて顔をだらしなく蕩けさせる。

 射精の快感はジータの心に津波の如き勢いで押し寄せ、強烈すぎるあまりアホ面で気持ちよくなることしかできない。そんな彼女を現実に引き戻したのは、同じ責め苦を受ける仲間たちの声だった。


「(ち、くしょ……っ♥ オレ様の身体に、こんな汚ねぇもの付けやがって……オマケに、オレ様の知識と人格お゛ッ♥ やべ、やべろ゛♥♥ う゛ほおぉぉぉぉぉぉぉぉ♥♥♥♥)」

「(知識……人、格?)」


 稀代の天才錬金術師カリオストロ。幼くして身体を移し替えた錬金術師が、千年越しに味わう射精に愛らしい面を見るに堪えないアヘ顔に変えながら野太く下品に喘ぐ。

 男のいうハンデのつもりなのか、思考の声がジータに届き始めていた。その中でジータはカリオストロの零した知識と人格という単語を耳に、否、思考した。

 知識と人格が、何なのか。天才錬金術師のカリオストロは、モルゲッソヨがもたらす一連の事象を一体どう解釈し理解をしたのか。


「(オマケに何が……私たちの何が――――あれ? 私たち、どうしてこんなところにいるんだっけ……?)」


 自分たちは騎空団として、空の果てを目指していた。なのにどうして星晶獣モルゲッソヨに関わり、男性器を生やされて絶頂射精でアヘ顔を晒しているのだろうか。

 肝心で大切な記憶が思い出せない。その記憶の領域には〝気持ちがいい〟というふわふわとした快感と、何かが語りかけてくるような感覚だけが残されている。


「(……知識と、人格……って、まさ、か……)」


 射精の残滓がもたらす快感の余韻が薄れる。それほどの恐怖感がジータの顔色を真っ青なものへと変えた。

 陰嚢に向かって何かが溜まる嫌な感覚。それとは裏腹に天にも上る快楽射精と共に消えてしまった記憶。カリオストロが零した知識と人格。ここまでヒントを出されたのなら、未だ知性を吐き出しきっていないジータならば答えが出せよう。

 そう。この『モルゲッソヨ』とは人に取り付き、その記憶と能力を精液に変えて排出させる悪魔の星晶獣。彼のチカラに呑み込まれれば最後、生やされた騎空士チンポや錬金術師チンポ、十二神将チンポから人格を固めた濃厚ザーメンを吹き出し、イキながら精神の死に至る。

 今のジータであれば頭におかしな被り物を付け射精をし続け、やがては直立不動で騎空士チンポだけを震わせる恥死を晒すことになるだろう。


「(い、いやっ。死にたくな――――――)」


 人間的な生存欲求に駆られ、思わず思考の悲鳴を上げかけるジータ。そこにカリオストロとは別の念話が飛び込んできた。


「(いやぁぁぁぁぁぁっ♥ たすけてっ♥ ジータ、ジータぁぁぁぁぁぁっ♥)」

「(……ルリア!?)」


 その声は間違いなくルリアのものだった。が、拘束当初は強がりであろうと立ち向かっていた少女の声は、快楽に呑まれた官能の嬌声へと変わり始めていた。


「(きもっ、きもちいいっ♥ きもちよくて、ぶっとんじゃうぅ♥♥ も、ももも、モルゲッ……♥♥ も、も……モル……ソヨッ♥♥ ん゛お゛♥♥♥ ぎぼぢい゛っ♥ ぎんもぢイ゛イ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥)」

「(ルリア! しっかりして、ルリア!!)」


 ジータからの声は届かない。届いたところで、ルリアが射精した精液の中にはジータとの記憶が固められて、既にルリアは彼女を認識できないかもしれない。

 星晶獣とリンクできるルリアの身体的な特徴故か、ジータ以上にその侵食は早い。透明度の高いルリアの衣装を突き上げたチンポから白濁が滲み、蒼の少女を星晶獣モルゲッソヨの下僕へと転生させる。知性や能力を奪い取り、個性をオブジェで隠すことで無個性なモノへと変えてしまう。それが星晶獣モルゲッソヨの特殊能力だ。


「(ルリア、ルリア……ルリアを、みんなを、私が助ける……ッ!! モルゲッソヨなんかに、絶対負けない!!)」


 おぞましい快楽。心地が良すぎる人格の排泄。己が死へと向かうことに恐怖を抱きながら、天上の幸福感を得られる。あまりに恐ろしい星晶獣を相手にしながら、ジータは仲間たちの声に心を奮い立たせて渾身の気力を振り絞った。


「ふんぐぅぅぅう゛おおおおぉぉぉぉぉ!! ぶぐお゛ぉぉぉ……む゛ん゛ん゛ん゛ーーーーッ!!」


 侵食される自我に抗いを選ばせたジータは、およそ少女が上げるべきではない成人男性顔負けのいきみ声を発し、戒めを振り解く力を両手に込める。射精のアヘ顔を晒した後に恥じらいは必要ないとばかりに、鼻の穴を広げて歯を食いしばり、両足も手の動きに合わせてピタリと閉じられていた股座に虚空を生み出す。

 ピシッと伸ばされていた両手がワキワキと震えながら頭を目指し、両足は左右に痙攣を繰り返しながら股を開く。結果として直立不動よりみっともないガニ股ポージングを形作っているが、その甲斐あってジータの両手はツルツルとしたオブジェの端に到達することができた。


「(よし、このまま引き抜いて――――)」


 ガニ股で被り物を掴んだ間抜けなポーズになりながら、ジータは被り物を引き抜かんとグッと力を込めた。


「ん゛ぐぐぐ……ほぴょっ♥☆ ほげげげええぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜♥☆♥☆♥☆」


 ぼびゅっ♥ ぶりぶりぶりぶりぶぶびゅ〜〜〜〜〜♥


 ところが、銀のオブジェがより強い光を発した瞬間、ジータはバカ丸出しの悲鳴を上げて排泄のような射精をかましてしまった。抵抗虚しくジータの記憶と人格は汚ったない精液として尿道から出口へ射出されていく。

 モルゲッソヨは意思を持つ。それはジータと旅をする星晶獣たち同様、考える機能を持つということ。捕まえて下僕とする獲物が抵抗すれば、当然ながら制圧のための行動を取る。ジータの抵抗運動を察知し、初めの三倍量の快楽電流を流し込んで彼女の騎空士チンポへ射精を促したのだ。

 ちなみに、モルゲッソヨから制裁を受けたのはジータだけではない。


「(か、かかか頭はわたしししししががががっ♥♥ は、はは破煌刃!♥♥ モルゲッソヨォォォォォォォォ!!♥♥♥♥)」

「(こ、こんな変なもの引っこ抜いて――――お゛っ♥♥ ヤバッ♥ チンポやっべぇよこれ♥♥ しこしこ〜♥♥ しこしこ♥ センズリきもちいいッソヨ〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥)」


 ユイシスはジータと同じようにオブジェを排除しようとし、強烈な快楽電流に頭をやられてモルゲッソヨと戦っているという妄想の中、渾身の『マッスルポーズ』で人格精液をぶちまけている。

 メドゥーサは無謀にも星晶獣チンポを引き抜いて排除しようとし、鎧とタイツを突き破った男性器に触れた瞬間に、とてつもない快感に脳髄を犯された。モルゲッソヨの侵食を直に受け、センズリ射精であっさりと人格の防衛ラインを超え、間抜け極まりない姿でモルゲッソヨの下僕と化した。

 ナルメアは心頭滅却の精神統一の末、溜め込み過ぎた精液の射精に耐えきれず、エウロペは美しくないアヘ顔で無垢な人格を吐き出し、フロレンスは魔術の知識ごと精液を噴射して馬鹿になった脳にモルゲッソヨの侵入を許してしまう。


「「「「モルゲッソヨ……モル、ゲッソヨォ……モルゲッソヨ!!♥」」」」

「(み、みんな……モル、ゲッソヨぉ!?♥♥♥♥)」


 びゅくっ♥ びゅくっ♥ びびぶびぃ!♥


 やがてジータ以外の全員、ルリアやカリオストロの声さえも『モルゲッソヨ』に染め上げられた。ジータは他者のモルゲッソヨ発言を思考に叩きつけられながら、内側から溢れる自身のモルゲッソヨに我慢が効かず射精をしてしまう。

 だが、仲間が全員モルゲッソヨになったことでジータのモルゲッソヨ化は止まる――――――


「あっべえええぇぇぇぇぇぇぇぇ!?♥☆♥☆♥☆♥ にょにょっ、ほにょにょ〜〜〜〜〜〜〜〜!!?♥☆♥☆♥☆」


 はずもなく、唯一残ったジータの人格を余すことなく排除するため、モルゲッソヨの動きが活発なものへと変わった。

 初めから約束など存在しない。何故なら、ジータはその約束を〝覚えていない〟からだ。彼女は今、なぜ自分が必死に射精を我慢しているのか、仲間たちがどんな名前だったのか、そもそも自分は誰かなのか。その脳髄に刻まれた記憶が陰嚢に詰め込まれ、次々に精液として放たれることで彼女は全てを忘却していく。

 無情で残酷なモルゲッソヨの支配。救いというものがあるとすれば、自分自身が精液になって飛び出す感覚は全てが蕩けるように己が収縮し、解き放たれる文字通り〝死ぬほど気持ちいい〟射精の快感を味わえることか。


「(やめて♥ やめでえ゛ぇぇぇぇぇぇぇ♥♥ 消えちゃうっ、みんなが消えちゃうぅぅぅぅぅ♥♥♥♥ あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁ♥♥ モル、モルるるルルル、ゲッソ、ゲッソヨ、ゲッソヨォォォォォ♥♥)」


 しかし、一人取り残されたジータはその感覚だけでなく、自分と大事な記憶が精液として吹き出していく恐怖感にアヘ顔で泣き叫び続けていた。

 動きが活発になったモルゲッソヨからドロドロ、デロデロデロと白銀色の液体が溢れ出し、身体に直接絡み付き、床に落ちたものは改めてピキピキピキッと足先から彼女の身体を銀色に固めていく。

 全身が光り輝く銀色の銅像へと変えられていく。その際、ジータの騎空士として鍛えられた身体に変化が表れる。


 ムチムチッ♥ ムチムチムチィ♥


「(ひぃ!?♥ わ、私の身体♥ も、モルゲッソヨの身体!?♥ お、おかしくされりゅうぅぅぅぅぅぅ♥♥)」


 全身の筋肉がたるんだ肉を付け、戦いとは無縁のむっちりとした雌の身体に作り替えられる。細身に魅力的な雌肉が溢れ、ガニ股を描く太もものみならず尻もスカートに形がくっきりと浮かぶほどデカく、胸などドラフのアニラやナルメアすら上回り、銀色に染まった衣服にしっかり勃起乳首を勃てているほどだ。


「(ひゃだっ、ひゃだぁぁぁぁぁ♥♥ こんな身体で、固まりたくない!♥ 私はみんなを助けないと…………はへ?♥ みんなって、だれぇ♥ も、モルゲッソヨォ……?♥ う゛っお゛♥♥ ヤバい、死ぬっ、ぢぬ!?♥ た、たすけ……)」


 ガニ股腋見せポーズを取った銅像が完成しつつある。ジータの心配は無用のものだ。その不安を感じる思考は、今チンポに到達した粘液が残らず消し去ってくれる。


「(はほおおぉぉぉぉぉ!?♥♥♥♥ ん゛い゛っひぃぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥)」


 陰嚢を覆い、竿を駆け上がる白銀液。生き物のように蠢く粘液に愛撫されたジータは、思考を忘れて快感の射精を吹き出す。

 全身はガニ股ポージングで完全に停止し、ビクンビクンと脈動痙攣する命乞いチンポも先端を除き白銀色の輝かしい色を纏う。

 そして、亀頭を白銀液が覆い尽くすその刹那、妖しく淫猥な煌めきがジータの騎空士チンポから放たれた。


 ぼばばッ!♥ ぶびっ、ぶびびびっ、ぶりりりりりりっ♥♥ ぶっ♥ ぼっ♥ ふぼぶびっ!♥♥ びゅりゅりゅりゅりゅっ、ぶぼびゅりゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!♥♥♥♥


「(ん゛っっっっほ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥ ん゛ぎぼち゛ィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥ ひょほほほぉおおおぉぉぉぉおおぉぉおおぉぉぉ!!♥♥♥♥♥♥ モルゲッソヨオオォォォォォォォォォォォォッ!!♥♥♥♥♥♥♥)」


 四散する脱糞のように酷い音を立てて噴射する精液。ジータの器がとてつもないことを示すように、吹き上がるザーメンも尋常ではない量だ。

 吹き上がるザーメンが滴り、足が泥溜まりのように固まった精液に呑み込まれる。しかし、完全に硬化したジータの身体は白銀色の輝きを照り返して微動だにしない。


「お゛ぉ゛……おっ♥ おっ♥ おっ♥ モルゲッソヨ……モル、ゲッソヨ……モルゲッソヨ……♥」


 ぶりっ♥ ぶぺぺ♥ ぴゅるっ、ぴゅるる……ぽぴゅっ♥


 やがて、長い時間をかけて出し尽くした精液が我慢汁のように透明な液体となり、みっともない射精で締めくくられた。

 ジータは何も考えられない。ジータだったものは下半身を覆う大量のザーメンとして息絶え、彼女の身体は下品なポーズでチンポを勃たせて時折『モルゲッソヨ』とくぐもり声で零すだけの銀像になってしまった。


 どろろろろぉぉぉぉ……♥


 裸婦像の周りに詰められていた精液が解放される。箱のように展開されていた壁が消え、人格精液が周囲へ無造作に流れ落ちた。

 遂に仲間たちの全貌がジータの目に映る。個性豊かなポーズと肉付きで微動だにしない、見事なふたなりの銀像が。


『――――────────────……………………♥♥♥♥』


 衣服を纏った直立不動の銅像。片や小柄な肉付き、片や身長200cmを超える大柄の巨乳美女だった者。

 ルリアとフェディエルは股間の薄い布をチンポで押し上げ、ブクブクと先っぽを膨らませた精液ごと銀像となっていた。もしかすれば、チンポの先にくっついた僅かな人格が肉体と結合し、内側では言葉にならない叫びを上げ続けているかもしれない。


 アンとグレアは互いの両手を固く握り合い、可憐な友情の中で人格射精に散った。自分たちが親友であったという慎ましい主張だが、被り物がある以上は正面を向き両手を握り合うだけの無個性な銅像に過ぎない。


 クピタンはドラフ顔負けの爆乳で自らのチンポを挟んだポーズ。ティコは太く肉厚な太ももでチンポを抑えるように圧迫し、真下に向かって射精をした瞬間を切り取られていた。


 メドゥーサとサテュロスは両手で竿を持ち、自らチンポを扱いて人格射精した情けない瞬間でモルゲッソヨと化している。これは余談だが、サテュロスのチンポは最初から生えていた言わば自前であり、陰嚢を含めたサイズもモルゲッソヨに劣らない素晴らしい純正品である。


 カリオストロとエウロペは衣服を白銀液で溶かされ、男性器以外は裸婦像と呼ぶに相応しいものだ。自他共に認める完璧な可愛らしさを追求した肉体と、容姿の美貌だけでなくスタイルまで整った美姫の肉体。その美しさを正体不明の被り物とビンと勃ったチンポにでっぷりと肥えたキンタマがとことん穢している。


 アニラとガレヲンは白銀色の裸婦像になっても特徴的な女体……のデカチチからキンタマ付きのチンポを生やし、より目立つ独自性のあるおっぱいチンポ像に。


「モルゲッ、ソヨ……♥」


 そして、騎空団団長のジータはガニ股と降参ポージングで身体のムチ肉と立派なチンポを見せつけ、星晶獣モルゲッソヨの奴隷である証明の言霊を銀筒の下で零していた。


 星晶獣モルゲッソヨに使役され、その一部となったジータたち。彼女らはこれから後生大事に台座へと設営され、見守っていた観客たちにせり落とされることになる。


【蒼のモルゲッソヨ/ルリア】

『星晶獣と深く繋がったことでオーソドックスな仕上がりとなった作品。薄く破廉恥な衣装は煌びやかな銀に染まり、押し上げるチンポは彼女が生きた証拠のように時折プルプルと震えて悶えている。顔を隠して気をつけをした幼い身体に特大のチンポとキンタマ。矛盾した身体は正しく『モルゲッソヨ』に相応しい作品だ』


【マナリアのふたなり姫/アンとグレア】

『繋がりあった両手は揃えて勃起したチンポと相まって、永遠の友情を思わせる素晴らしい作品となっている』


【逞しき水星の裸婦像/エウロペ】

『完璧な女体美に聳え勃つチンポは美しさと力強さを見事に調和させている。惜しむべくは、その生前の美貌がアヘ顔写真でのみ残されていることか』


【六竜の『三』ペニス/ガレヲン】

『様々な種族を複合した傲慢で欲張りな女体をさらに特徴的に飾る三本のフル勃起チンポ。同時射精の瞬間、目を見開き晒したガチイキ顔は圧巻の一言だろう』


 その隣には生前撮り立てのアヘ顔写真と、彼女の今を表す紹介文が取り付けられていた――――――


【空を駆けたガニ股新鋭/ジータ】

『期待の騎空士だった少女。肉体はあの頃より女らしく膨らみ、けれど勇ましい股間のチンポは旅の履歴を吐き出して堂々と反り勃つ。空駆ける少女の旅を終えた瞬間の顔を共に拝むも良し。あえて写真を見ず、そのムチムチな肉体でドスケベなポーズを取る変態像を作品として楽しむのも、また一興であろう』



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モルゲッソヨだし文字数そんな増やせないかなと思ってたら普通にオーバーしかけた。最後の方とかめちゃくちゃ遊び倒してるこいつ……。

余裕があれば液体が尻穴に入って前立腺を〜とかもあるし、何なら最初から白銀液をドロドロさせてもいい。ポーズ縛りをしてないから結構な自由度の高さがある。しかし書いたキャラが全てモルゲッソヨになっていると思うと……いかん、楽しすぎるこれ。エウロペとかカリオストロとか、公式的に美しいと可愛いの化身だからこそシンプルな冒涜だぁ。

Comments

おたかつ

すごく良かったです! タイトルの時点でもう凄まじいエロさを放っていて思わず上位プランに切り替えてしまいました…… 内容もきったねえ音を出しながら人格精液を噴出するのがめっちゃ良くて最終的にただの展示物になっちゃうの大好き…… モルゲッソヨ化ハマってくれたみたいで本当に提案してみてよかったです!! これからのモルゲッソヨにも期待しております!!モルゲッソヨ最高!!

アッキー

リクエスト受けてくれてありがとうございます! ジータのガニ股ポージングでモルゲッソヨ化もとても無様でよかったですが、他のキャラクターも含めての抵抗したときの制裁がそれぞれ違っていて下品になってしまうところはとても良かったです! 個人的にメドゥーサのセンズリ射精のところやサテュロスのモルゲッソヨの状態のところが気に入ってます。 最後の展示物の紹介文のところもめっちゃ好きですね! いかじゅんさんも楽しんで書いてくれてありがとうございます!

いかじゅん

今回はかなり会心の出来でした……あまり無理をしてもらうのも申し訳ないですが、こちらを選んでもらえて嬉しいです! もうきったねぇ音色の射精させるならモルゲッソヨだよなぁ!?感がありますね。自分でもモルゲッソヨがこんなに書きやすいとは思いもしませんでした。ネタがあればもっと書きたい。モルゲッソヨォ……

いかじゅん

こちらこそリクエストありがとうございました! 半モブヒロインというか、こういう時にシレッと犠牲になってるサブキャラ大好きマンなので頑張っちゃいました。メドゥサテュは義務ノルマみたいなところありますね、エロいので! 実に楽しくて私が一番盛り上がっちゃいました。楽しんでもらえたなら何よりです!