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いつもご支援ありがとうございます。副反応で1日ぐえーしてたので遅れての更新、謝罪いたします。

そういうわけで本日の更新は依頼品からこちらで公開。とっても無様エロゲームinプリンセスコネクトになります。例外なくみんなが無様な姿晒してますし、情けない台詞で命乞いもしてるのでご注意ください。主に例の七冠さんとか。私の作品でプリコネエロ最多出演のあの人とか。あの澄まし顔下品にしてぇプリコネランキング堂々の1位ピンクさんとか。


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『レディース&ジェントルメェェェェン! こんにちは、暇を持て余したランドソルの民――――愚かな〝ゲーム〟の被害者たちよ』


 その日、王都ランドソルは多くの不可解な現象に巻き込まれていた。

 王宮を覆い尽くした暗闇の球体。数多くの人間、主に女性が行方不明になる失踪事件。何よりも、上空にいくつも浮かび上がった映像に映る全裸の男。

 見た目は特徴のない黒髪の男であろうと、映像に映った姿は悪い意味でよく目立つ。全裸で胡座をかき、恥ずかしげのない姿というのもあるが、その下に〝敷いた〟ものが最も問題であった。


『そんな哀れな君たちに僕が最高のバラエティを用意させてもらった。きっと誰もが気に入ってくれることだろう! 僕はクラヤミ! くだらない〝牢獄ゲーム〟を塗り替える新たなゲームのプロデューサー兼、しがない進行役さ。お気に入りの〝椅子〟から失礼させてもらうよ』

『『〜〜〜〜〜〜っ♥』』


 女の尻。そうとしか言えないものがクラヤミと名乗った少年の〝椅子〟だった。彼の全身と女の尻だけを映す異様な映像なのだ。

 無論、椅子の主が全裸なのだから尻に衣服などあるはずもない。汗を照り返す尻の表皮には『椅子』と丁寧な焼印が記されており、露になっている割れ目や菊門は凄まじいほどの〝毛〟。陰毛は恐らく下腹部、下手をすれば臍にまで続いている。ケツ毛は不衛生を通り越し一種の芸術だろう。ピンクの小さなアナルにびっしりと花を咲かせた剛毛。純粋なピンクと紫がかったピンクパープル。

 彼の言うバラエティは、そんな下品極まりない剛毛雌椅子と共に始まった。ほとんどの人間は状況を理解できていない。できたとしても、連続失踪事件の犯人はまさか、という程度の予想だろう。


『では始めよう! 第一の競技は【〇‪✕‬スライダー】だ!』


 そして、問答無用で始まった彼の言う〝バラエティ〟は、ランドソルの人間たちを釘付けにした。

 まるで自分たちがその場に転移し、ゲームの観客になれたかのような没入感。さながらドームの中にある巨大な競技場をカメラが映し出した。


『おっと、ゲーム自体のルールの説明がまだだったね。僕としたことが失敬……ルールは簡単! 僕が選んだ可愛くて美しい女の子が決められたゲームに挑み、勝利を目指す! 予選のゲームを勝ち抜き、決勝に進んだ子の中から優勝が決まる仕組みさ。ただし、ゲームに負けたら【罰ゲーム】を受けてもらう! それくらいのリスクはないと、バラエティは盛り上がらないからね〜』


 言うなれば【テレビ番組】。この世界に〝囚われた〟人間たちの記憶には馴染みがないものかもしれないが、クラヤミが行っていることは番組とそのMC(マスター・オブ・セレモニー)。


『そして、記念すべき第一ゲームの【〇✕スライダー】も単純明快なルール! 僕が出した問題を『〇』か『✕』かを選んでスライダーを滑走する! どう、誰でもできる簡単なゲームだろう?』


 彼が身勝手極まりないながらもルールを語ると、競技場の一角にある遊具にも似た滑り台がカメラに映し出される。

 複数のカメラが映し出す巨大なスライダー。滑走路は二列に分かれ、先端の飛び出し口には紙で作られた〇✕の看板。そして、高く設置された乗り台の上には一人の少女――――このゲームに挑む最初のヒロインの姿があった。


『さあさあ、ここからは進行役らしくご紹介! ご存知の方も多くいらっしゃるでしょう! ギルド『カルミナ』からノゾミ選手の登場です!』

「みんなー、お待たせ! 歌って踊って戦うアイドル、カルミナのノゾミでーす!」


 肩書きの主張は激しいがその実力は歌も踊りも能力も超一流。アイドルギルド『カルミナ』のギルドマスター・ノゾミがカメラに向かって手を振って笑顔を見せていた。

 人前に出ることに慣れていて、尚且つランドソルでの知名度はかなりのもの。始まりのゲームにとってはこれ以上ない人選であろう。ノゾミの登場に観客たちは困惑の中に〝期待〟を見せていた。


『まずは選手にインタビューです。意気込みと、特別衣装への感想をどうぞ!』

「今日は特別なライブだと思って、みんなに私の姿を沢山届けられるよう頑張ります! 格好は……ちょ、ちょっとだけ恥ずかしいかなぁ、なんて思うけど……」

『そうだよねぇー――――ミニスカとサスペンダーだけは少しだけ過激だったかな♪』


 その期待の大半は、可憐なアイドルであるノゾミの破廉恥な格好に注がれているに違いない。どれだけ神聖化し、触れてはならないものと考えていても男は〝それ〟に逆らえないのだから。


『サスペンダーで自慢の美乳を抑えてるけど乳輪は全部出てるし、ミニスカも短すぎてお尻が半分出てる。マン毛をちゃんと処理してなかったら危うくはみ出てたところだよ!』

「も、もう! セクハラは駄目! 早くゲーム始めて〜!」


 真っ赤な顔でモジモジと恥ずかしげに衣装を見せるノゾミだが、普通なら人前に出られたものではない。

 美乳はミニスカから肩に伸びたサスペンダーを通しただけ。もちろん乳房はエロティックに潰れ、乳輪がたっぷりとはみ出している。肝心のミニスカートは極短。引き締まった尻のラインのみならず、少し動けば鼠径部が垣間見えるような造形。

 総じて水着どころの話ではない変態衣装。アイドルという肩書きを無くせばビッチそのものな格好でありながら、ノゾミはインタビューに〝ちょっと恥ずかしい〟などという言葉を返した。


『おおっと失礼! それでは問題に移ります! 可憐なアイドルさんに問題――――あなたは今、無様にも洗脳されている?』

「……え?」

『シンキングタイム! 時間は無制限なので、しっかり答えを考え抜いてくださ〜い!』


 ノゾミに生じた違和感。恐らくは、その確信に迫る事象をクラヤミは大胆にも問題にした。

 ある者は気づいてくれと願い、またある者は得も言えぬ〝期待〟に胸を膨らませていた。このあまりにも常識外、ふざけているとしか言えないゲームの本質が彼らの期待通りならば。


「なーんだ、そんな簡単な問題でいいの?」


 一瞬ポカンと呆けたノゾミだったが、ニコリと笑って言葉を返した。その笑みはいつもと変わらぬアイドルの花、万雷の喝采を生み出す極上の微笑みだ。


「――――もちろん✕! 私は無様な洗脳なんてされてないから!」


 ただし、その答えによる思考がいつもと変わらぬとは言い難い。


『ファイナルアンサー? ……はい、それではノゾミ選手、己が信じた答えに向かって滑り落ちていきましょう!』

「いっくよー……ひゃあぁぁぁぁ!」


 両手を上げ、滑りの良いスライダーを明るい悲鳴と共に滑走するノゾミ。当然、その先には自分が選んだ答えを記した紙があり、彼女が勢いよくその紙を身体で突き破ると――――――


「へ――――お゛げッ!?」


 とてもアイドルとは思えない汚声を上げて、頭から地面に追突した。


「ッ、っっ……!?」


 地面は硬い素材で出来てはいなかった。しかし単にクッションのような素材というわけでもない。言うなれば地面を模した泥が広がっていた。

 ノゾミはそこに顔面から追突し、頭と手首を地面にめり込ませて逆さまに突き刺さった状態で悶絶。全身を痙攣させた惨めな姿を晒している。


『ざんね〜ん。正解は〇! このゲームに参加する全ての女の子は、全員余すことなく無様に洗脳! みんなノリノリでゲームに参加〝させられている〟でしたー! それじゃあ、問題を間違えたお馬鹿アイドルをじっくり観察していきましょー!』


 自らが仕掛けた悪趣味なゲームのカラクリをお祭り騒ぎの如く解説したクラヤミが、複数のカメラを惨めなオブジェになったノゾミへと向ける。

 首から先が完全に埋まり、ピクピクと痙攣するノゾミの半裸。乳房は滑走の勢いで丸裸になり重力に引かれて下乳を暴き、脚は衝突の衝撃からかあられもないガニ股で固まり、アイドルが決して明かしてはいけない恥部を最悪のポーズで剥き晒していた。


『スカートの中は……何とノーパンだ! しっかり整えられたマン毛からお尻の穴まで丸見え! それでいいのかアイドルカルミナー! おまけにマンコは出張り気味……使い込まれたモリマン! 神聖なアイドルの正体は枕営業しまくりのビッチかぁー!?』

「っ、っ! 〜〜〜〜〜ッ!!」

『ビッチアイドルが何かを叫んでいるー! しかしガニ股を暴れさせても何にもならないぞー!』


 ノゾミの恥部を大画面に映し出し、あることないことを解説するクラヤミに彼女は抗議をする。が、手と頭が沼のような地面にめり込んでいては自力での脱出は事実上不可能。逆さ埋めのアイドルがガニ股をジタバタと間抜けに動かすことしかできない。


「〜〜〜〜! っ、ッっ〜〜――――――」

『あぁー、ここでノゾミ選手のモリマンから出てはいけないものが飛び出したー! おしっこ、アイドルの真っ黄色な小便です!』


 やがて強烈な衝撃と見えない羞恥に当てられたノゾミが意識を失い、ガクガクとガニ股を痙攣させながら失禁。おしっこの逆アーチを作り、地面と自分の身体を放尿で濡らす。

 アイドルカルミナのおしっこオブジェを作り出してしまったノゾミ。だが一番の屈辱は、視聴者に向けて最後に聴かせた声が『お゛げッ!?』などという無様な汚声だったことかもしれない。


『無様無様! 美しいよノゾミ! ――――さあ、アイドル失格のお漏らしのぞみんに罰ゲーム執行だ!』


 と、カメラに映り続けていたノゾミの逆さまガニ股オブジェがどこかへ消える。沼のような地面ごと、彼女の恥姿は忽然と消失した。

 一体どこへ行ったのか。期待と不安が溢れる観客に、クラヤミが即座に〝答え〟を返した。


『罰ゲームは……ランドソル内で晒し者! たった今、ランドソル王都のどこかにノゾミ選手を転移させました! もちろん、さっきの格好のまま! 助け出して勇者になるか、好き勝手に弄ばれるか……楽しみですねー! 以上、第一ゲームでした!』


 他人事のようにノゾミの顛末を語り、第一ゲームの終了を告げるクラヤミ。彼の姿と尻椅子が再び映し出され、ノゾミのゲーム失格が呆気なさすぎるほど流されてしまった。


『オープニングに相応しい盛り上がり、さすがはトップアイドルといったところでしょうか! この盛り上がりのまま第二ゲームに突入! 続いては【マネキンチャレンジ】! 参加者はギルド『ドラゴンズネスト』よりこの方、ホマレ選手です!』

「は〜い、こんにちはー」


 切り替わったカメラに現れた妙齢の美女。口調こそ緩やかで穏やかなものだが、細めた瞳で隠された真意からは空恐ろしさすら感じさせる。

 ドラゴン族美女・ホマレ。会場の一角、第一ゲームから一転して現実のショッピングモールを模したような室内に彼女は立っていた。


『希少なドラゴン族! 裏社会ではギャングを統べるボス! おまけにデカ乳デカケツの美女! そんな彼女が挑戦する【マネキンチャレンジ】は、一時間以内に顔以外を自分の意思で動かさなければ勝利となります! それでは、ホマレ選手に意気込みをインタビューしてみましょう!』

「うーん、いつもの〝ループ〟にないことだから興味本位で連れられてきたけど……あんまり調子に乗ってると、ゲームごと〝壊し〟ちゃうかもよー☆」

『おぉっと、これは大胆な宣戦布告かー!? とても素晴らしいゲームになりそうです!』


 紅く光る瞳、あらゆる事象を見抜く〝龍眼〟でカメラの向こう側を見据えるホマレ。ノゾミと違い、服装なども普段から変化は見られない。彼女が語った興味本位という言葉が本当に正しいのかどうか。


『それでは第二ゲーム、スタートです!』

「うふふ、頑張っちゃおうかな〜」


 それはノゾミ同様、ゲームでわかることである。ゲームの開始を告げられたホマレは、店に飾られたマネキンのように直立不動で立ち尽くす。違いと言えば、その笑みは絶やされず自由を許されているということだろうか。


『開始二分、その身体は不動! ……おっと、ここでゲームに介入者だー! 謎の手がホマレ選手に迫っている!』

「ふぅん、少しは楽しませてくれそう♪」


 ゲームの開始からしばらく、実況だけが騒がしかったホマレの周りに〝手〟が伸びていく。

 それは文字通り人の手。空中を独りでに飛び回り、胴体のみで自立するマジックハンドのような両手だ。左右の手はホマレの周りをクルクルと外周すると、おもむろに彼女の胸元に取り付く。そのまま豊満な乳袋を包む服のボタンに指を差し込むと――――ブチンと引き千切った。


『あー! ホマレ選手の爆乳が露出させられてしまいました! デカチチが凄まじい音で暴れていますが、彼女の意思ではないので失格にはなりません――――おぉ! 続いてスカートも引き千切られた! これは……もっさりのジャングルマンコだ! マンコ自体は歳の割には遊ばれていないが、陰毛が私の愛用する〝椅子〟に負けず劣らず汚らしいぞー!』

「………………」


 ニコニコとした笑みが逆に恐ろしい。ブラジャーごと引き千切られて露になった爆乳。同じく下着ごとスカートを剥ぎ取られて露出した下半身。

 形、張り、大きさのどれを取っても高水準な乳房。汚らしいと称された、下腹部を埋め尽くすほどもじゃもじゃと薄紫の毛が生い茂ったマンコ。恥ずかしい衣服は着せられなかったが、衣服を恥ずかしいものに力づくで変貌させられたホマレ。


「……ふぅん? もしかしてこの程度? だったら拍子抜けかな〜」

『しかし! ホマレ選手は動じていない! 素晴らしい爆乳と下品なジャングルを暴かれても、一切動じることなくマネキンを継続中ー! さすがは予選に選ばれた猛者です!』


 だが、ホマレはまだ底を見せない。所詮はアバター、ゲームの身体と理解している。顔を笑顔から変えず、頬の色を染めることもせずに恥部を剥き出しにした姿で人形のように立つ。真紅の龍眼を開眼させることなく予選を乗り切ろう、という考えなのだろう。


『さあ開始から十分経過! ホマレ選手は未だ表情一つ崩さない……ここで介入者が痺れを切らして行動再開! 狙うはもちろん――――――』


 むにゅっ♥


『ホマレ選手自慢の爆・乳だー!』

「…………ッ!?」


 浮遊する両手がホマレの乳房を持ち上げ、長い乳肌を中心から揉みしだく。長乳の真ん中を握ってより大きく見せ、弾ませるように揉みあげて、大きめの乳輪をねっとりと指先でなぞり、最後に乳首をカリカリと爪で軽く引っ掻く。


「ぐ……ッ♥」


 呻くような喘ぎ声が僅かに歯を見せたホマレの口から迸る。幸いにも音声に拾われない程度の声だったが、軽く胸を愛撫されたホマレは確実に官能を身体に感じていた。


(この手……なるほどね。彼の手の分身ってところかな〜?)


 細めた瞳がホマレの両胸を弄ぶ手を《視る》。触れるだけで異様に鋭い、痺れるような快感をもたらす刺激的な手。両手だけで勝手に飛び回るようなものが、普通の人間に存在する手だとは当然考えていなかった。それが想像通りであったことを確信し、ホマレはニコリと笑みを返した。


「これは少しだけ面白い仕掛けだけど……私を崩せるほどじゃないね〜」


 普通の人間であれば動かないという行為だけで苦痛を感じるところを、ホマレは性器を晒される辱めを受けながら乳房を揉みしだかれ、より性感を刺激されている。

 だが、幾度となく繰り返される世界のループを観測し、記録してきたホマレからすれば変わらない姿勢でいることは今さらさしたる苦痛ではない。そして、矮小な快感など我慢をしてしまえばいい。

 爆乳を手で揉みしだかれ、弄られながら余裕の笑みを返したホマレ――――その二十分後。


「……お゛ッ♥♥ ンお゛ォ♥♥♥ オ゛ッ、んほぉ゛ぉ゛♥♥♥♥」


 口を窄め、あるいはほの字に伸ばし、はたまた舌根を瀑け出し。美貌と笑みが溢れていた面をあらゆる変顔、ブサイク顔にしながら濡れて萎びた陰毛から潮を吹き出してイキ恥を晒した彼女の姿があった。


「んお゛っ、お゛っ♥♥ オ゛ォ〜〜ッ♥♥♥♥」


 乳房は肌色を赤く染め、片方は乳首を抓られながら千切れんばかりに伸ばされ、もう片方は太く勃起した乳首をしゅこっ♥しゅこっ♥ と上下に扱かれる。

 それだけでホマレは言葉を失い、獣のように野太い嬌声を上げてしまっていた。


『ホマレ選手、十分前まであれほどイキッていたというのに、今はデカ乳首を弄ばれてイキ果てている〜! だが驚くべきことに身体は未だ直立! 痙攣が激しく不動とは言い難いが、まだ失格の範囲ではない!』


 それでも流石と言えるのは、指定されたポーズで踏み止まり続けていることであろう。顔面は涙と鼻水でアヘ顔を晒し、爆乳は猛烈な勢いで弄られ、股間からは愛液と潮が噴射しまくってスカートの残りに尿を漏らした痕まであるというのに、身体は小刻みな痙攣絶頂を見せながらも直立を維持。

 幾度となく首の根が反れて舌を突き出し『イグッ♥』などと恥を晒し、美しい龍眼を無様に剥き上げながら鼻の穴から水を噴射し『ん゛ぼォ♥』と諦めた方がまだ恥ずかしくない声をひり出していようと、ホマレは勝負に負けたわけではないのだ。


「ふぅ、ぶ、ふっ……ご、ごめんね〜。ちょ、ちょっと……らしくないところ、見せちゃったね〜」


 いっそ敗北を認めた方がマシだと言う評価は、ホマレが負けじと浮かべた歪な笑みからも伝わってくる。唇の端から唾液と鼻水を混ぜたものが垂れ、目は今にも上擦ってイキそうだ。


(こ、これは予想以上……けど、時間までなら耐えられそうかな〜)


 けれどホマレにも勝算は十分にあった。身体を弄られるだけなら、この手がどれだけ凄まじい官能をもたらそうと耐えられるという自信。

 残り時間はおよそ三十分。このままいけばホマレの勝利は確実なものになる。


『おや……ここで介入者が力を溜め込み始めたー!』

「……へぇっ!?♥」


 単純な計算として、このままホマレの爆乳が弄ばれるだけならば、だ。

 両手がホマレの乳首の先端に狙いを定め、立てた二本の指に淫猥な光を集中させる。


「ちょ、ちょっとま――――」


 慌てて龍眼を開き、素っ頓狂な声を上げたホマレを尻目に指が乳首に〝突き立てられた〟。


「ん゛ぎょっ♥☆♥☆」


 ずぷりっ♥ 乳首の先端というありえない場所に指先が挿入される。さらにそれは深く沈み込むと、指をピースするようにミチミチと乳首の中で押し開く。


「ほっ、オ゛ッ♥♥♥ ん、ぎッ♥♥ ち、ちくびっ、ひらいでっ、ごわれ゛……」


 そして、乳首の中で開いた指が勢いよく飛び出した。


「うほぉおぉおおォオ゛オ゛ォッ!?♥♥♥♥♥♥」


 瞬間、ホマレの全てが崩壊した。野太く下品なケダモノの悲鳴。口を巨大な肉にでもかぶりつくかのように大きく開き、舌根から胸に向かって涎を垂らす。鼻孔は片方が鼻水を垂らし片方は提灯を作る。目はこれ以上なく上擦ってアヘり返り――――下半身は遂に正常な立ち姿を維持できず、潮を吹き上げながら外股に。


『陥落! ホマレ選手、見事なおっぱいマンコを咲かせられ、敗北です! ご覧ください、この惨めな顔を! 散々イキった挙句、おっぱいの中まで見せびらかす羽目になったホマレ選手の間抜け面を!』

「お゛っ、オ゛ホ……ッ?♥♥」


 ともすれば、激しい絶頂に晒された彼女は敗北したという自覚すらないかもしれない。

 これまたいっそ倒れた方がマシになるガニ股で、乳首はぽっかりと開いて美しいまでの肉壁(乳マンコ)をカメラに捉えられている。顔面の惨めさはもはや言わずもがなだろう。


『それでは罰ゲームのお時間がやって参りました! ホマレ選手は一旦収納させていただきます!』

「――――!?!?」


 クラヤミが告知をした瞬間、ホマレにノゾミと同じ【罰ゲーム】の時間がもたらされる。ここでも彼女はノゾミと違い、地面から飛び出した円状のカプセルに包まれながら恥辱の姿で収納されて退場した。


『いやぁ、ホマレ選手は優勝候補だったのですが非常に美味しい……コホン、残念な結果に終わってしまいましたねぇ。ちなみに、あの介入者した手は僕の分身なんだけど、あれに触った女の子は感度が段々上がっていく仕組みでね。彼女は二十分くらい触ってたから……大体200倍? まあもっと強くできたけど、粘ってもらわないとバラエティにならないから――――っと、そんな裏話はさておき、ここでCMです!』


 流暢に〝仕込み〟をしたと口にするクラヤミに悪びれた様子はない。女を遊びに使い、普通では考えられないほどの恥を国中に見せつける。

 愉快犯と考えても恐ろしい存在だろう。しかし、彼は自身を退屈と欲望を持て余す者たちの味方だ、と言わんばかりに観客、視聴者に言葉を向けた。


『日々の生活に疲れた。癒しが欲しい。そんな欲望をどんなにぶつけても叱られないモノが買いたい……そんなあなたに朗報です!』


 大仰な語りのクラヤミがカメラを切り替える。それは先ほどのショッピングモールに似た場所ではあるが、明確な違いが二点ある。

 一つは横に大きく広がったガラスのショーケース。もう一つはその中身――――多種多様な【マネキン】が展示されていることだった。


『当店では様々なマネキン《肉奴隷》をお買い求めできます! 姿形はこのように自由自在! まるで肉のオナホとして扱うことができます! 今ならなんと、マネキンたちの【意識】を翻訳する装置も付いて非常にお買い得! ご覧ください! 惜しくも落選してしまった数多くの少女たちです!』


 人の形をしたマネキンたち。というより、完全に動きを止めていること以外は人そのものな人形たちが淫猥な姿でショーケースの中にズラリと並び立つ。

 聖テレサ女学院の制服を着て、犬が待てをするような姿勢でしゃがみ、頬を窪ませ唇を窄めて不細工な寄り目を作ったエルフのマネキン【クロエ】。

 尻を突き出し、小さなアナルに指を突き入れ愛らしさすら感じる皮が半分被ったショタちんぽから射精を果たした少女と見紛う少年のマネキン【ユキ】。

 唇、乳首、クリトリスをクリップピアスで結び、生まれたままの姿で抱き合ってディープなキスを交わす向かい合った二体のマネキン【アン】と【グレア】。

 脚を水平どころか爪先立ちでガニ股O字、両手は頭の上で手のひらを合わせ合掌。おかしなダンスのようなポーズをした挙句、牛を思わせる黄金の鼻輪を付けてサキュバスめいたグラマラスな身体、女教師としての姿を投げ打った変顔をする【イオ】。

 ボロボロの聖騎士服を着て両足に鎖を巻き付けられて逆さ吊り。スカートが捲れて丸出しのケツには『負け犬』の焼印がされ、何者かに敗北した様子を固められた哀れな逆さまマネキン【ユカリ】。


『さぁ、さぁさぁ! そして今回は特別! 予選参加者の中から、このマネキンが登場です!』


 数多くの卑猥なマネキンが並ぶ中、中央に飾られた目玉のマネキン。

 龍の角と翼を持った美女。両手の指は左右の乳首の端に添えられ、その乳マンコの穴を見せつけるようにピースを作り、脚はボロボロのスカートから剛毛な股間を強調するようにガニ股を突き出し、顔はもちろん〝あの〟瞬間が切り取られて美女が台無しの間抜けなアヘ顔で保存されている。


『販売は番組終了後すぐ! 夢のオナホマネキンがあなたの手に渡るかも!? こぞってご応募くださいませ!』


 ドラゴンズネスト・【ホマレ】。力でギャングを捩じ伏せていた彼女は、少なからず恨みを買っている。誰の手に渡るかはわからないが――――その裡で叫ぶ声が顔と同じだけ惨めなものであるのか、確かめたい人間は山ほどいるだろう。



『では第三ゲーム……登場されるはこの方! 『サレンディア救護院』よりママ・サレン! 愛用の水着を纏っての出場だー!』

「あたしだけ紹介がおかしくないかしら?」


 テレビの〝スタジオ〟を思わせる場所から煙が上がり、少女の姿が露になる。まだ年若いがママと呼ばれるだけの包容力を持ち、聡明さと胆力を持ち合わせる金髪の美少女はその身に水着を纏って第三ゲームに名乗りを上げた。


『にしても素晴らしい。エロい水着に魅力的なプロポーション。何よりその巨乳、たまりませんねぇ』

「……センスと品性のない司会者さん、早くゲームを始めさせてくれないかしら?」

『おっと失礼。それでは、サレン選手が挑戦するゲームは――――こちら! 【アクメ自転車で搾乳耐久】!』


 カメラが切り替わり、スタジオの中央に備え付けられた【自転車】を映し出す。第三ゲームはこれまでのものと一風変わって、挑戦者だけでなく物を使っての勝負。無論、ランドソルでは見かけないものにサレンは小首を傾げる。


「自転車……? 聞いたことがあるような、ないような……」

『ええ、ええ。〝こちら側〟のサレン選手は馴染みがないかもしれませんが、〝あちら側〟のサレン選手には見覚えがあるもの。〝これ〟の縛りは緩めてありますので、使い方はご存知のはずですよ』


 サレンの頭に鈍痛が走る奇妙な物言い――――〝これ〟と言われたパープルピンクの陰毛でクラヤミが足を掻き、くぐもった声でマン汁を吹き出すその椅子の力によって、サレンは僅かだが【自転車】への知識を取り戻し、たどたどしくサドルに尻を置いて跨った。


「こ、こう、だったかしら」


 ハンドルを手で握り、ペダルに足裏を乗せる。軽く漕いで見せれば、浮いて固定された車輪が正常に回転した。

 自転車に水着で跨る。サレンの美貌も相まって言いようのない倒錯感が現れたところで……ハンドルを握った彼女の両手が枷で固定された。


「は? え、なに!?」

『それではルールを説明いたします! その前にサレン選手のおっぱいにこちらを、装着!』

「ひゃあぁん! やだ、何よこれ!」


 続いてサレンのたわわな胸を水着ごと包み、尚且つ乳首の部分だけをハート型に切り取って突如として卑猥な衣装へと変えたガラスの筒。地面から飛び出したそれは先端に繋がったチューブに透明な本体を兼ね備えた【搾乳器】。


「ちょ……これ、吸って……あぁんっ♥」


 ぶぴゅっ♥


 デモンストレーションとばかりに稼働した搾乳器は、露になったサレンの小さな蕾を集中的に吸引し、ピンクの先端を震えさせて濁りのない白い液体の飛沫を吐き出させる。俗に母乳と呼ばれるものがサレンの乳首から噴射し、彼女自身が驚愕で目を見開いた。


『これは凄い! さすがはママ・サレン。既におっぱいから美味しい母乳を出すことができるとは!』

「そ、そんなことあるわけないじゃない! このゲーム、何かがおかし――――――」

『改めましてルール説明! シンプルイズベスト! サレン選手が十五分【アクメ自転車】を漕ぎ続ければ勝利! ただしペダルを漕ぐごとにサレン選手のエロ巨乳から搾乳が行われ、彼女を妨害するぞ! 一定時間ペダルを漕ぐことを止めた場合にのみ失格となり、その時間は合計一分! 逆に言えば、その一分がサレン選手の休憩時間と考えることもできます!』


 感覚が鋭敏であるのか、必要以上に違和感を覚えたサレンに対してクラヤミが捲し立てるようにルールを解説する。

 車輪が浮いて固定されていることから、単純な走行距離を計るものではないことは察せられていた。それに〝アクメ〟自転車などというふざけた名前も普通のゲームでないことに一役買っていると言えるだろう。


『それではゲームスタートです!』

「ああ、もう!」


 しかし両手をハンドルに、胸を搾乳器に絡め取られたサレンに退路の二文字は存在しない。このゲームは勝ち残って優勝を目指すか、負けて【罰ゲーム】による惨めな姿を見せるかの二択だ。


「あなたの性格が見える、最悪の、ゲームね……っ!」

『お褒めの言葉をいただいてしまいました! さあさあ、サレン選手のおっぱいからさっそく美味しそうな母乳が噴き出しています!』


 サレンがペダルを素足で漕いで回す毎に、彼女の巨乳が搾られて乳首からびゅくっびゅくっと白濁の飛沫が飛ぶ。乳首の小さな無数の穴から引っ張り出される液体に、サレンは唇を強く噛み顔を顰めた。


「んっ、あ、あぁっ♥ んんん……ふっ、ううっ♥」

『サレン選手、ペダルを漕ぎながら淫らに喘いでいます! 夏のエロマーメイド! 汗も相まって実に煽情的ですねぇ!』

「っ……本当に、口煩いわね! けど、こんなもの!」


 思わず声が溢れてしまう官能が搾乳器によってもたらされているのは確かだが、サレンがこれまでの参加者のように崩壊するほど乱れている、というわけではない。

 むしろかなり落ち着いている方だろう。ペダルを焦って漕ぎすぎないようコントロールし、快感を身体に溜め込まないよう逃れさせる。元王宮騎士団副団長という実力も相まって、露骨に用意された一分という休憩時間を一切使わず自転車を漕ぎ続けることができていた。


『ゲーム開始から早くも十分経過! サレン選手、素晴らしい走りです! 息は甘く乱れていますが、未だその脚が止まっていなーい!』

「は、んあっ♥ 一言、多い、のよっ♥♥」


 残り時間はあっという間に五分を切り、搾乳の影響で前屈みになりながらもサレンはペダルを休むことなく回し、ゲームクリア目前まで迫っていた。


 もちろん、バラエティとしてそれでは面白くない。顧客の大半は簡単に突破される〝エロ〟バラエティを求めていないのだ。


『さあ、ここで【アクメ自転車】が真の姿を明らかにしていくぅ! サドルから何かが飛び出したー!』

「は……? な、これって……!?」


 サレンの股間部を目掛けてサドル表面からゆっくりと何かが迫り上がる。乗り物自体に仕掛けがないと思ったならば大間違い。わざわざ卑猥な名前を付けられるだけの淫猥な仕掛けがあって当然だろう。

 先端が丸くて白い、こけしのような振動器。サレンが腰を僅かに浮かせ、赤面した顔でそれを見やる。


「な、何てもの出してるのよ!」

『お、サレン選手は知っているようだ! そう、生えてきたのは電動マッサージ器、略して電マです! ですがあくまでマッサージ器ですので、ゲームの進行には何ら問題ありませんねー! サレン選手、顔が赤いようですが一体何を想像したのでしょうか!』

「〜〜〜〜〜〜っ!」


 それがサレンであるか〝咲恋〟であるのかはわからないが、彼女も電マの存在は知っているようだ。加えて、煽り立てられて怒りの赤面を深めていることから用途は伺い知れる。

 そのためサドルから飛び出した電マが自身の股間に当てられた時、何が起こるかも想像に固くないと見える。腰を軽く浮かせてなお迫ってくる激しい振動の電マに対し、サレンは手と脚にグッと力を入れて立ち上がった。


『おっとサレン選手、ここで漕ぎ方を変えたー! 立ち漕ぎ、立ち漕ぎです! ご覧ください、サレン選手の美脚が立ち上がり、下の水着がしっかりカメラに納めることができました……さすがはママ・サレン、テレビ的配慮も素晴らしい!』

「お、覚えて、なさい、よっ!」


 立ち漕ぎというスタイルならば電マには当たらずに済む。だが、速度を重視した不安定な漕ぎ方は搾乳器の勢いを高め、さらには彼女を映し出すカメラにあられもない場所へのポジションを許してしまう。


『さあご覧になってください! 愛しい人を意識した明るい紐水着! 引き締まった尻のラインにビキニが喰い込んで……おぉ! これはいけません! 激しい搾乳にマン汁が漏れ出し、水着の喰い込みに割れ目がくっきりと浮かんでしまっているぞー! ママ・サレンのオマンコがランドソル中に大公開だー!』

「な、な、なななな! そ、そんなもの流してるはず――――――」


 たっぷり四カメラを使っての撮影により、ランドソル中にサレンの股間部が映り込む。汗を浮かべてくびれた腰に、自転車という脚を少なからず動かす運動で水着がズレて生尻が露出した後部。

 そして正面。搾乳と露出の羞恥で膣分泌物を吐き出し、明るい色の水着にくっきりと浮かんだ若々しい割れ目。ホマレと違い阻害するものが薄いのか、よりハッキリと水着に映るサレンマンコ。

 マンコの卑猥な状態を暴かれた動揺に加えて、脚先まで長く垂れた愛液がペダルに滴り――――ズルッ、とサレンが右の足裏を滑らせた。


「へ……お゛ぎょっ!?」


 片足が滑ればもう片方だけでは止めようがない。立ち漕ぎという危険なやり方をしていたサレンは、高い場所から真っ直ぐに落ちて股間を強打し悶絶の声を上げた。

 当然、サレンが股間を強打したものはサドルから飛び出した電マであるため――――強烈な振動が隙だらけになったサレンの脳髄を挟撃した。


「んおおぉおぉぉぉおおぉぉぉッ!?♥♥♥♥」


 股間を強打した痛みと、マンコを猛烈な振動で責め立てられる官能。サレンでも処理しきれない感覚が脳に行き渡り、彼女は股間から飛沫を上げて絶頂した。


「んおっ、おっおっおっ、おぉ〜〜っ♥♥♥」

『これは……サレン選手にトラブル発生です! これは痛い! 痛いが、とても気持ちよさそうだー!』


 急いで電マから股を離さなければいけないというのに、混乱した脳が内股の指示を出してサドルを太股で挟み込み、より強く電マの刺激をサレンの身体に与える。手で退けるにしても、ゲーム終了までサレンの両手はハンドルから離れないようにされている。


「んお゛ォ゛ッ、お゛ッ、う゛お゛ッ♥♥♥♥」

『サレン選手悶絶ぅぅぅぅ! 母乳を吹き出しながらイッてしまっているー! これは万事休すだぁぁぁぁぁ!』


 内股になって反り返り、稼働を止めた搾乳器の中に乳房が見えなくなるほど母乳を溜め込んで果て続ける。電マはまるで生き物のようにマンコを責め立て、目を剥いたサレンはただされるがままに官能を叫んだ。


『三、二、一……終了ー! 惜しい、あまりにも惜しい結果です! 残り十秒で休憩時間を使い果たしてしまったサレン選手、勝利直前でまさかの失格! アヘ顔晒して射乳敗北の大番狂わせ!』

「おっ♥ はへっ♥ あへぇ……♥」


 電マで股間を強打し、激しくイカされて放心したサレンの顔は白目を剥きかけるほど目が虚空を見つめたはしたないもの。慈母の微笑みはどこへやら、官能によがり狂った猥りがましい女の本性を曝け出している。


『さあさあ、皆さんお待ちかね……恒例になった【罰ゲーム】の時間です! 淫乱ママに与えられる罰ゲームは……これだ!』

「……ブギョッ♥♥」


 自転車の上で放心したサレンに罰ゲームが執行される。

 耳に、鼻に電子的なコードが差し込まれた後、サレンの脚に手と同じ拘束が成される。違いと言えば、なぜかサレンの濡れた股間をおっぴろげた歪なガニ股漕ぎ姿であることか。

 さらにサレンの巨乳に針が突き刺さり、鼻と耳の穴に入り込んだコードと共に駆動音を響かせ始め――――――


「ぎょぴぃいぃいぃいいいぃいいぃいいぃいぃいいぃッ!!♥☆♥☆♥☆♥☆♥☆ イ゛ッグゥウ゛ゥウゥウウ゛ゥウ゛ゥウゥウ゛ゥウ゛ゥウ゛ゥウゥゥッ゛!?!?♥☆♥☆♥☆♥☆」


 悶絶の絶頂とは、本来このことを言うのであろうという無様な叫び声を上げた。

 顔は一瞬でアヘ顔を通り越して快楽崩壊。胸はぶくぶくと風船に空気を入れるような気軽さで膨らみ、脚は彼女の意思に関わらず勝手に漕ぎ出しガニ股走行。彼女の顔、身体の原形がその金髪ポニーテールのみに変り果てる中で、クラヤミだけが異様なほどの興奮を語り明かす。


『いいねぇいいねぇ! ママ・サレンも一皮剥けば無様な雌! こっちがイッちまいそうだぜ! おっと失敬……これからサレン選手は快楽電流を流され続け、160cm、推定Zカップまで増量予定のおっぱいから母乳を生産し続ける改造を施されます。彼女は壊れてもランドソルの皆さんに母乳を提供し続ける牛! そのエルフ耳には牛ナンバー! ママ・サレンは新たに【ウシ・サレン】に生まれ変わるのです!』

「やめでっ、やめ゛、やべっ♥♥ どめで、ゆるじでっ♥ あだまお゛がじぐな゛る゛♥♥♥ ゆるじでぐだざいいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!♥♥♥♥」


 先ほどまでの反抗心は消え失せ、鼻穴を広げたコードの隙間から鼻水を垂らし、唾液と愛液と母乳をだらしなく噴き出してクラヤミに許しを請うウシ・サレン。


『さあ敗者たちの映像にも色が出てきたところで第四ゲーム。何と、ランドソルの王女様がまさかの参戦――――――』


 だが敗者に向ける言葉は多くない。敗北した彼女たちは、視聴者の退屈を画面の端で癒すことが精々お似合いだ。

 次々に飾られる敗者たち。逆さまの全身に白濁液をぶちまけられたアイドル。裡で泣き叫びそれが誰にも届かないドラゴン族のマネキン。耳に金色のドックタグを取り付けられ、名実ともに家畜として母乳を生産し続けるエルフの雌牛。


 選りすぐりの美女たちが登壇し、誰一人として例外なく無様な姿を晒す中、ようやくその時がやってきた。


『さぁて……様々なドラマを見せてくれたこのゲームも残すところ一つ! いよいよ決勝ゲームを残すところとなりました! 数々のプリンセスが敗北の歴史を刻んだ中、勝ち残ったのは僅か四人! 決勝の前に彼女たちの控え室に突入し、優勝候補たちに予選ゲームを振り返るインタビューをしていこうと思います!』


 クラヤミが素早くカメラを切り替え、控え室の映像を映し出す――――と言っても、映し出されたのは巨乳輪を蓄えた爆乳のみだったのだが。


『おっと、失礼しました! あまりの大きさにカメラの画面が乱れてしまったようです! それでは改めまして……ギルド『レイジレギオン』からミソラ選手です!』

「はーい、ミソラで〜す♥ 予選の感想ですかぁ? もちろん簡単でした〜。得意分野のおっぱいダンス♥ 誰よりも胸をブルンブル〜ンって弾ませて、母乳を噴き出して余裕の突破です☆ 母乳アクメサイコー♥」


 不気味なほどに笑顔を絶やさないミソラが予選を赤裸々に語る。余裕だ、と言う割には爆乳と共に顔がブルブルと震え、予選での醜態を視聴者に思い起こさせる。

 そんな強がりの笑顔より目を引くのは破れた服から露になったロケット爆乳。大きさこそウシ・サレンには劣るが、乳輪や乳首の卑猥なサイズは決して引けを取らず、アクメ時の母乳も互角という代物。予選中に改造された際、ミソラの喉から引き絞られた下品な声は誰の記憶にも新しい。


『エッチな爆乳挨拶ありがとうございました! 続いては……おっと、こちらもカメラが乱れてお下品なアナルが映ってしまいました! ギルド『美食殿』からシェフィ選手です!』

「こ、こんにちは……シェフィ、です」


 大画面に映し出された肛門。毛の一本すら生えていないというのに、これまで数多く映ったアナルの中で最も下品で卑猥なものを携えたのは数少ないドラゴン族の一人、シェフィ。


「わ、私の予選……スライム運びを見てくれて、ありがとう、ございます。アナルにいっぱい詰め込みすぎて、最後は手で引っ張り出されて……アナルがこんなに捲れちゃいました……う、うぅ、恥ずかしいよぉ、ママぁ……」


 スカートが失われて吹き曝しになったシェフィのアナル。穴が捲れて肉が浮き上がり、捻りながら円型にされた小ぶりな肉のドーナッツがくっついているようだ。

 新品のピンクマンコに比べ、卑猥も卑猥なぼっこりアナル。真っ赤になって羞恥に泣く愛らしい表情とのギャップが堪らない。


『はい、シェフィ選手は正直で大変可愛らしかったですねぇ。決勝でも素晴らしく無様な姿を見せてくれることでしょう! 続きまして……その細長い陰核はまるでチンポ! 儚げな美女が台無し! 期待の新生ギルドからまさかの二人目が勝ち残った! 『レイジレギオン』からランファ選手です!』

「ランファ……です。予選のクリトリスフィッシングは……すごく、大変でした。水槽にクリトリスを入れて、魚にくわえられて……一本釣りと同時に、潮を、吹き上げて……身体中びしょびしょに、なりました♥ 恥ずかしい声も出しちゃいましたけど……決勝では、そんなことがないように、します♥」


 長さのあまりスカートを突き破り、チンポのように上をむくのではなく正面に伸びた細い肉の棒。それが陰核であるなど誰も信じないだろうが、儚げな巨乳美女から恥ずかしげもなく伸び切ったクリトリスは一定の評価を得て、何よりその声が乱れる様は予選の中でも大好評だった。


『いやぁ、ランファ選手は穏やかな初々しさが素敵ですねぇ。さあ、最後は優勝候補筆頭! 彼女には特別にこちら! オナホマネキンでご紹介した【欲望ダダ漏れくん】の効果を実践していただきます! それではこの虚構世界の創造主が七冠、変貌大妃のネネカ選手の登場です!』


 余計な道具の紹介を挟みながら、四人目の選手を待たせた控え室のカメラに映像が切り替わった。

 全身をピンクの衣装で染めた幼い見た目の少女。大衆の目に晒されても人形めいた美しさの貌は崩れない。ただし、その特徴的なショートパンツが王冠同様ハート型に切り抜かれ、股間から露出した粗末な〝モノ〟はとても美しいとは言えないものだが。


「ご紹介に預かりました、ネネカです。予選は腰振りエアオナニー。まあ、宙に腰を振るだけの特筆することのないくだらないゲーム……私の実力なら突破は必然。結果が決まっているゲームで、いつまで私を待たせるつもりですか」


 大胆不敵な勝利宣言。その面には陰りというものがない。自分の股間に生えた〝チンポ〟をさも無いもののように語らうネネカ。

 七冠、変貌大妃ともなれば他の選手とは一線を画す。たとえ無意識に身体を改造されようと、その意思を改竄などできるはずがない――――――


『さあ、ここで【欲望ダダ漏れくん】の機能にご注目!』


 ということは全くの事実無根。ピクピクとネネカの股間で脈動する短小包茎デカ玉ふたなりちんぽを画面に映し出し、ネネカのインタビューに《副音声》が取り付けられた。


《やっべっ、めっちゃイキてぇ♥ あんなエアシコじゃ満足できねぇ♥ カウパー止まらねぇのバレてません……よね?♥ はー、ちんぽシコシコしてぇ〜♥ 決勝参加者全員ハメ倒してぇわ♥ デカ乳に細クリ、イボアナル♥ どいつもこいつもエロすぎんだろ♥ 妄想でパコってるだけでイきそうです♥ あ〜、カメラの前でチンポブッコキたくてイライラするわ♥ ゲヒッ、はやく決勝始まって私のエロチンポ見せつけたいですね♥》


 ネネカの声でネネカが言わないことを叫ぶ《副音声》。それは睾丸だけが大きく、竿は小指の如く矮小で亀も隠れたショタ以下のペニスで、早漏すぎて包茎から常にカウパーが糸を垂らした変態雑魚チンポを生やしたネネカの【欲望】だった。

 大きさはランファの陰核から大幅劣化し、性欲だけが盛んで射精のしたさでイキリ散らかす最弱の短小チンポ。それが生み出した〝雄〟の部分がネネカを蝕む。彼女の素面にオナ猿の情景が浮かぶような見事な《副音声》だ。

 そもそも、今や〝椅子〟になった雌豚ですら完全ではないとはいえネネカを洗脳してみせていたのだ。そんな雌豚を尻置きにしたクラヤミが、ネネカ一人に手間取るはずもない。


『リビングでのひと時に彩りを加えてみませんか? 素晴らしい肌触りのいい、美しい毛並……』


 決勝の直前にもなって【CM】の音声を自ら収録していることが、彼の余裕が本当のものである証拠だ。

 画面に映し出される〝椅子〟。白い背景に目立つ彼女たちをいくつものカメラが捉えて映す。明るいピンクと毒々しいピンクの剛毛。〝蓋〟を施され、特殊な空間転移で膝と肘から下を飛ばされて封じられた【芋虫】状態の少女たちが四つん這いで這っている。


『無様な顔面に下品な股間。美しさと低俗さを兼ねそろえた珠玉の逸品。ひょっとこ椅子の『ユイ』と豚鼻椅子の『エリス』のセット、お買い求めをいつでもお待ちしています……』


 そして、黒塗りのフェラマスクで口を窄めさせられたユイと三方向からの鼻フックで鼻孔が限界まで平たく広がり、口には透明な開口器が当てられて原型が見えないほど顔面崩壊したエリス。

 元々は世界の根本、歪んだこの世界の元凶が今や下品な【CM】に紹介されるまで落ちぶれてしまっている。

 【CM】は他にも幼い少女三人がまんぐり返しで穴に花を差し込んだ花瓶『リリカルフラワー☆アレンジメント』。

 この世界では馴染みのない和式の便器に胴体を入れられたエルフと獣人の少女が映る『トイレ・オブ・美食殿』。

 果ては二人の少女がガバガバになったケツ穴に物を収納する倉庫、小物入れの『クローゼット・ラビリンス』。

 あまりに醜悪な物が映像に流され、視聴者が興奮と空恐ろしさに発狂を始める。超越的な力を持って美しい少女たちを物のように扱うクラヤミという男に、少なくない抵抗勢力たちの勢いが削ぎ落とされていた。


『さあさあさあさあ! 大変長らくお待たせいたしました! 決勝ゲームを始めましょう! 選手入場です!』


 それを知ってか知らずか、知っていたところで映す価値のないものをクラヤミはわざわざ認識しない。


『爆乳おっぱいのミソラ選手! ケツ穴フレンチクルーラーのシェフィ選手! クリチンポ歌姫のランファ選手! 短小包茎クソザコちんぽのネネカ選手! 以上、四名が無様なガニ股を開いて決勝ステージに入場だー! テレビの前の皆様、お間抜け洗脳された選手を盛大な拍手でお出迎えくださーい!』


 彼が望むエンターテインメントとは、極限まで快感が研ぎ澄まされたことで衣服を着ることさえ出来ず、ガニ股腋見せ屈服ポーズでステージ上に疑問を持たず並んだ哀れで惨めで無様な女たちの狂瀾。


「あ、あの人、何を言ってるのかしら……私たちが、間抜けな洗脳なんてされてるはずないのに」

「さあ? 何でもいいですけどね〜。勝つのは私です☆」

「ミソラ、ちゃん……一緒に、頑張ろう、ね……」

「エンターテインメント、という点を重要視し続ける。その信念は認めますが……下劣な男ですね」


 シェフィ、ミソラ、ランファ、そしてネネカ。並び立った美少女たちは、死ぬほど恥ずかしい改造局部をランドソル全体に配信されながら、何一つ状況を理解せずに勝負に挑もうとしていた。

 敵と味方、個人の思想は全て無意味。クラヤミの享楽に支配された無様美女と下品美少女たちが、最も哀れな決勝という舞台に卑猥な足並みを揃えて立つ。


『決勝は特別ルールが適用され、二つのゲームからどちらかを選手が選ぶことができます! 一つは【100回ピストン耐久ゲーム】! チンポのマシンガンピストンでマンコを責め立てられ、その間に手を床についたり失神しなければ勝利となります!』


 その股部にえげつない反り返りのマシンガンピストンバイブが迫り上がり、さすがの選手一同にも緊張が走る。予選の過程から、そのバイブにどれほどの火力が秘められているかは想像に易いというものだろう。


『もう一つは、既に参加者に配られたお題の通り! 彼女たちがどちらを選び、そして勝利を勝ち取ることができるのか! 泣いても笑ってもこれがラスト――――決勝戦、スタートです!』


 遂に始まった決勝戦。真っ先にステージから動き出したのは――――涎を垂らす短小チンポをぶらつかせたネネカだ。


『先人はネネカ選手! さすがは優勝候補筆頭、思案は既に済ませていたか!?』

「当然です――――床にペニスを押し付けて突く、それを三十回。こちらの方が気持ちい……容易に決まっています。どれほどの愚者であろうと、考えるまでもないことですよ」


 唇を僅かに引き上げ、得意げな微笑を画面に見せつけたネネカが、地面に腰を僅かに浮かせた姿で待機。彼女に与えられたのは【床オナ30擦り】。100と30、どちらが楽かは言うまでもない。涎を地面にトロリと滴らせた短小ちんぽも、恐らくはネネカの選択を喜んでいることだろう。


「ふ、ふーっ♥ うふふ、これで私の勝利は揺るぎないものになりました。さあ、このような茶番はすぐに終わらせて――――――」


 コスッ――――ぴゅるっ♥♥


「じょびいいぃいぃいぃぃぃぃぃぃぃ!?♥♥♥♥」

『なんとぉ! なんとなんと、優勝候補のネネカ選手、ここでまさかの即イキだぁぁぁぁ!』


 短小の先、柔らかい皮がグニッと地面に接触した次の瞬間、ネネカの顔面が情景に浮かんでいたオナ猿と全く同じものに変わる。短小から粗末な精液が吐き出され、その勢いとは比べ物にならない唾液の飛沫がネネカの大口から飛び散った。


「おひょぉ!?♥♥♥♥ イった、イキましたぁぁぁ!♥♥ チンポ押し付け即射精!♥♥ うそっ、私が、こんな、うしょぉぉぉぉ!?♥♥♥♥」

『これは無様! 変貌大妃とあろうものが自分のゴミちんぽの弱さを把握しきれていなかったー! 金玉だけが立派な短小から精液が止まらなーい! 早漏すぎて30回の床オナすらできず、射精規定を超えて失格だぁぁぁぁぁぁ!!』


 床に向かってヘコヘコと腰を擦り、舌足らずな嬌声を上げて短小から精液を無駄打ちし続ける。


「うぐっ、こ、こんなはずでは……私が、醜態を晒すはずが……ぐずっ! こんなはずではぁ……ひゃあ!?」


 《副音声》では他の選手を犯してやろうとイキっていたというのに、床にこびりつきもしない薄い精子を垂れ流してアヘってしまうネネカが惨めな敗退者として泣き叫ぶ。

 見るに堪えない姿で這いつくばったネネカを誰かが抱き上げた。潰れた短小と元々から大胆に露出した腹に水で薄めたような精液が付いている。

 誰が彼女を抱き上げたかなど、このゲームの常識を思い返せば誰でもわかることだ。このゲームを進行させ、操れる者はたった一人。


「おほぉおぉぉぉぉぉ!?♥♥♥♥」


 ネネカのものなどとは比べることも失礼な剛直を滾らせ、彼女のプニマンをその巨根で突き上げたクラヤミだ。

 対面駅弁、ネネカの体躯も相まってフルネルソンで激しくピストン。ビタンビタンと情けなく叩きつけられる短小ちんぽが薄い射精をし、ネネカが喘ぐ中で彼は気取った態度で声を発した。


「さあ、ここで敗者にインタビュー! イキッてイッた馬鹿丸出しのネネカ選手、今の気持ちを正直にどうぞ!」

「はいぃぃ!♥♥ 無様敗退、速攻失格のネネカです!♥♥ 早漏チンポで惨めな射精してすみませんでしたぁ♥♥♥ 作戦の裏読みが大失敗〜♥ お間抜け七冠のネネカでぇす♥♥ おひょー♥ マンコパコられてちんぽイクーっ♥♥♥♥」

「鼻水と涎を垂れ流して射精のことしか考えてない馬鹿面、本当にありがとう! さあ、残りの選手も見ていこうか!」


 チンポをマンコにハメたフルネルソンでネネカを抱えた男は、進行を忘れないながらも司会者という立場を脱ぎ捨てて楽しみながら他の三人に視線を向ける。

 同時に中継が彼らから他の参加者に切り替わる。


「おっほっ!♥♥ ほっ!♥♥ のほぉっ!♥♥♥ おっぱい、おっぱい当たって♥ 弾んで、お腹に当たってる♥ だめ、これだけで……イクッ♥♥♥♥ 自分でスパンキングしてイキますっ♥♥ イク、イクイク、イッグ♥♥ ヤバッ、おっぱいおしっことまらな……い゛ィひん♥☆♥☆♥☆」

「うひぃぃぃぃ!?♥♥♥♥ やべっ、コレやべぇぇぇ!♥♥♥ クリオナホ効き過ぎぃ!♥ 指我慢できねぇ!♥♥ いぐっ、いぐっ!♥♥♥ イグのマジで止まんねぇぇぇぇぇ!♥ ひょぉぉぉ!♥♥ 変態マゾ女がクリイキすりゅっ、クリチンポいきゅうぅうぅうぅぅ!♥♥♥♥♥」

「おっごぉぉぉぉぉおほぉぉぉお!?♥♥♥♥ おぐまで来たぁぁぁぁぁぁ!♥♥♥ ケツ穴、おぐに、刺さっで♥ ケツ穴の奥、壁に、グリグリしてぇ♥ むり、こんなの耐えられない……ケツアクメするぅぅゥゥう♥♥♥♥ げづイグッ、イグゥ!!♥♥♥♥」


 全員、ネネカと同じくあっさりと決勝敗退した姿に切り替わった。

 自ら腰を動かすことでピストン回数を減らしたものの、爆乳がスクワットでたぱんたぱんと腹に衝突。尻よりデカい乳から小便のような白濁液を射爆したミソラ。

 ピストンの代わりに選んだクリトリス専用のオナホを両手で動かし、予選同様に自分が一番苦手な煩い声で絶頂を叫び続けるランファ。

 尻穴にディルドを挿入すればいいという軽いルールの中で、直腸の奥まで串刺しにされて足ピン。ガニ股を崩したので当然失格、ケツアクメで悶絶中のシェフィ。


「はい、というわけで全員失格! いいね、とても良い姿だ! 罰ゲームも決定――――シンプルに【石化】させてあげよう!」

『へぁ――――――?』


 その瞬間、失格者たちが立つステージの地面から灰色の煙が噴出。快楽の中で呆気に取られ、間抜けな顔をした三人を包み込んだ。


『『『――――♥』』』


 おしっこのような母乳と爆乳の躍動感がたっぷりのアヘ顔ミソラ像。

 儚げな美貌など欠片も見えない唇を縦に伸ばしたランファ像。

 肛門をディルドでカンチョーされて悶絶アクメ顔のシェフィ像。

 煙が晴れれば、三人の女は三体の石像に入れ替わってしまっていた。煙と同じ色、服の破れ方や身体的特徴まで瓜二つの銅像。


「あはは! せっかくの決勝選手なんだから、他の子より特別に扱わないとだろう? 素晴らしく美しい銅像だ……」


 状況的な証拠が答え合わせだ。狂気的な快楽主義者の笑みから、三人が銅像に変えられてしまったことは明白だ。


「ひ、ひぃぃぃぃ……っ」


 失格者への罰ゲーム、とクラヤミは言った。ならば次の標的は――――その瞬間、短小ちんぽから失禁しながらネネカは叫んだ。


「いやっ……いやぁぁぁぁぁぁ!! 許して、堪忍してぇぇぇ! 死ぬ、死にたくないっ、いやです、ちんぽパコられながら死ぬのいやぁぁぁぁ!」


 それは無様極まる命乞い。目の前で固められ、事実上〝次はおまえだ〟という宣告をされた変貌大妃のみっともない哀願。

 マンコを犯されながら涙ぐみ、脚を手で固定されて身動きが取れないために、黄色い小便をちょろちょろと流した短小をペチペチと揺らして惨めなちんぽ芸で許しを請う。

 美少女が本物の男性器に犯されながら偽りのチンポを踊らせる倒錯的で変態的な絵に、クラヤミは満足したように笑い声を上げた。


「いやはや無様無様。いいだろう、君をスポンサー権限で特別優勝させてあげるよ。優勝なし、っていうのもつまらないだろうからね」

「あ、ありがとうございま――――――」

「それでは優勝特典! 【洗脳状態の解除】をネネカ選手に贈呈しましょう!」


 助かった。そう安堵の息を吐いたネネカの頭に閃光のようなものが走る。


「ん゛がッ☆ …………………………は?」


 瞬間、ネネカは長い沈黙の後に底冷えするような声を零した。

 洗脳状態が解除され、彼女の並外れた頭脳が自らの全てを解き明かす。一瞬で洗脳され、身体を弄ばれる変態競技を行った自分自身。追い詰める黒幕すら敗れ、現実世界の自分自身も既に……そして何より、彼に屈服して生きていることも恥ずかしい状態で命乞いをした数秒前の自分。

 自分、自分、自分。惨めで無様で生きている価値のない敗者の声と顔と身体をネネカは一瞬で思い出し、そしてアヘ顔を晒した。


「ん゛お゛ぉぉおオオオオッ!?!?♥♥♥♥」

「さて、優勝者への賞品を贈呈したところで、そろそろお別れの時間がやって参りました! それでは、雌雄を決した勇敢無様な銅像たちと優勝したネネカ選手の記念撮影でお別れとさせていただきます!」

「やめ、やめなさい! 私を下ろしなさい! その粗末なモノを私から、ぬけぇ! と、撮るな! 撮らないで……殺せ、私を殺しなさい――――殺してぇぇぇぇぇっ!!」


 ネネカの声は享楽の狂人に届くことはない。銅像と共にカメラの前に運ばれ、まんぐり返しの姿勢で固められる。ピストンされてるだけで射精する短小と自分の愛液で顔も身体もぐちゃぐちゃになりながら、泣き叫んで記念撮影に望まされる――――優勝という最も惨めな立場に晒され、絶望したアヘ顔を一生の記録に残される。


「優勝したネネカ選手には第二回大会への出場権も贈呈! 次回は合法ロリの妊娠ボテ腹選手として、無様VIP枠での出場が確定しています! いやぁ、実に悦ばしい! それではネネカ選手の膣内射精絶頂と共に写真撮影でお別れ。第一回アダルトゲームinランドソル――――皆様、またお会いしましょう!」


 次に彼と彼が織り成す退屈を凌ぐゲームに出会えるのは同じ世界か、はたまた全く別の世界か。


「やめて、ひゃめて、いや、いやあぁぁぁぁ――――ん゛ほおォォ゛オ゛ッ゛♥♥♥♥ マンコイグ、ちんぽイグ、イグゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!♥♥♥♥♥」


 第一回優勝者名・ネネカ。全ての始まりにして至高の存在として、彼女のアヘ顔射精アクメは永久的に刻まれ、ゲームの中で語り継がれていくことだろう。

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これプリコネに限らず色んな作品でやれそうだよなーとか思いながら書いてたら、何故かネネカ様が優勝した挙句第二回の無様トップバッターが約束されていた。この先は君の目で確かめてみてくれ!

ネネカ様みたいな人にクソ下品な言葉使いさせるのだーいすき。ついでに粗末なもの生やして早漏クソザコにするのも大好きぃ。

Comments

タナトス

とても素晴らしい作品でした。可能であれば他作品のキャラ達のお話も読めたら嬉しいです!!

そふぃ

プリコネの様々なキャラが様々なシチュエーションで無様を晒しててとても良かったです!個人的に、ノゾミのガニ股逆さ埋めがめちゃくちゃ無様で最高でした!

ムマ・N

これぞエロバラエティ! 快楽と無様の祭典へようこそ!って感じですねぇ! インタビューといい異様なCMといい非常に素晴らしい! マネキンショップいきたいなぁぐへへ。 メンバーの中ではサレンとやはりネネカ様がお気に入りです。 立ち漕ぎを選んでしまったが故に見るも無惨な姿に変えられてしまうウシ・サレン。 すました表情にひっどい欲望抱えてることにされちゃった挙げ句、バカな選択をさせられ即堕ち、無様に命乞いからの洗脳解除のフルコースを食らった短小ネネカ様。 どちらも本当に素晴らしい!いやどのゲームもエロさと無様さてんこ盛りだったんですがね! 素晴らしいものをありがとうございます。 最後に一言。 やはりエロバラエティは最高!

いかじゅん

無様いいよね、良い……ありがとうございます。ノゾミのガニ股逆さ埋めは私的にもお気に入りなので嬉しいです!アイドルのみっともない姿がたまらん間抜けエロい。

いかじゅん

やはり楽しいエロバラエティ。マネキンショップは楽しくなりすぎちゃって困りましたねぇ! サレンもネネカ様も本当に好き勝手責め立てましたが、どちらも楽しくて楽しくて……というか全体が楽しくて収まり付けるのが大変でした。エロスと無様が大好物、お気に召していただけて感謝です!エロバラエティサイコー!