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いつもご支援ありがとうございます。これにてようやく合同演習編は完結となります。

いやぁ下手にキャラを立てるもんじゃないですね……しかもカットしても前編や中編より長いという。

あとエマとミュゼ書いてたらどっちかで何か書きたくなった。キャラだけ指定して、プレイ内容を募集する募集箱とかありですかね。やってみたい。

ちなみに割と初なお下劣アナルゼリーネタがありますのでご注意を。や、後編レベルのお下品だと、こんくらいやる方が説得力あるかなって……。


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 合同演習が始まって二十数日。ロゼが口にした一ヶ月という期限が迫り、演習の環境が再び変わり始めていた。

 パートナーを取り替えて最後の情事に耽る者。一度手に入れたのだから、これからも分校の美女たちを味わえると同じパートナーで悠長に構えている者。異質な性癖を押し付け、パートナーを下品に彩る者。

 そして分校側もその権力と技術力を隠すどころかひけらかし、まるで本校生徒の増長を促すような【カリキュラム】を構築していった。


「ふぁぁ……」


 ジャスがのんびりと欠伸をし、寝そべっている場所もその一つだ。青く輝くプールの水にリラックス用のチェア。授業用プールが搭載された大型車両を見た時には、並大抵のことでは動じなくなったジャスをして呆れ返ったものだ。

 ここでの【カリキュラム】は、もちろんそんなプールを活かしたものである。ジャスを含めて数人がチェアという名の授業椅子でくつろぐ中、水着を着た四人の雌奴隷たちがその美しい容姿で生真面目な顔を生み、隊列を組んでプールサイドに姿を見せた。


「これより雌奴隷部隊による遊泳訓練を開始いたします! 一同、雄の皆様に敬礼!」

『はっ!』


 ビシィ♥


 敬礼の態度、その形が描く完璧さならジャスの記憶の中で彼女たちの右に出るものはいない。それほど敬礼という点では完璧で、頭に添えられた右手は音を立てそうなほど見事に規則正しく揃っている。


「無様水兵A、リーシャ・マオです!」

「同じく、無様水兵B、アルティナ・オライオン」

「無様水兵C、フィー・クラウゼル」

「無様水兵D、エレイン・オークレール!」


 面々も錚々たるものだ。劇団アルカンシェル所属にして裏世界の《銀》。リーシャに続いて《黒猫》《妖精》《剣の乙女》と続く、このような一授業に揃えて呼び出すのだから、さぞ高尚な軍事訓練なのだろうと思える面子だ。


「訓練着の確認をお願いします!」

『お願いします!!』


 だが、もちろんこの合同演習にそんな理由はない。キリッとした真面目な顔で両手を頭の後ろに、脚を腰と水平になるまで力強く四股踏み。ガニ股腋見せ屈服ポーズ。その服従の姿勢は、雌奴隷が雄に無防備な自分を曝け出す定番のものだった。

 曝け出された四人の身体。マイクロというにも限度があるビキニは、スレンダーなアルティナやフィーの乳輪を丸見えにし、エレインのマンコにくい込んで金の陰毛を溢れさせている。三人の中で最もグラマーなリーシャに至っては、爆乳を紐が激しく縛りすぎて刺激が強すぎる乳房の変形を見せつけてしまっていた。


「雌奴隷一同元気よく、息を合わせて醜態を披露いたします! どうぞご期待ください!」

『よろしくお願いします!!』


 そうして紐の結び目を一本引けばたちまち全裸になり、今より恥ずかしくなくなる卑猥な水着を着た四人は、教官の立場であるにも関わらずジャスたち生徒に全力の敬意を払い、プールに身を浸した。


「…………」


 ジャスはそれを眺めるだけだ。元々、カリキュラムのほとんどはこうして教鞭という名の出し物を振るう雌奴隷を眺めることが主だった。それを繰り返すだけであるため、このプール使用者はカリキュラムを受けに来ているのではなく、パートナーに様々な水着を着させて〝お楽しみ〟をしている者が大半だった。

 そんな彼らに比べれば真面目、悪く言えば〝ねじ曲がっている〟ジャスたちは、プールで泳ぎ始めた雌奴隷を見つめる。無論、合同演習のカリキュラムが単なる水泳ではなく『アーティスティックスイミング』。


 ザパァ♥ と水を割いて動きをシンクロさせた四人の美女が姿を見せた。と言っても、元の容姿を知らなければ美女とはわからないだろう。水面から下半身を突き出し、逆さガニ股を披露した女が美女かどうかなど、透視能力でもなければわかるはずもなかった。

 続けて潜水した彼女たちは尻をプカプカと桃のように浮かべ、ケツ穴を露出させた。その尻穴はビキニの意味を無くすような金のリングに囲われ露になっており、ヒクヒクと蠢き、そして開いた。


 プシュッ♥ ブシュウゥゥゥゥゥゥゥッ!♥♥ プシュップシュップシュッ――――プビッ♥


 噴射。アナルで吸い込んだプールの水を噴水のように吹き上げる。リーシャとエレインのケツ毛縦割れアナル、アルティナとフィーの極小ながら拡張性に優れたアナルから放水が為され、だが技のミスか最後には揃って水っぽいオナラを吹き、水に濡れた尻に濃厚な朱色を浮かべた。


(命令外の羞恥がないわけじゃない……まあ、それも〝設定〟次第なのか。それにしても、今日は大人しいな)


 潜水美女たちの下品大道芸。あのリーシャたちがこのように品のないことを真顔でしていると考えれば、水着の下にあるジャスのモノに熱が籠ることは避けられない。しかし、彼は小慣れた様子で平静を装いカリキュラムの考察に思考を割いていた――――大体のことを予測し終えて、そうしているしかないのだろう。


「おいおい、何だよあれ。きったねぇ芸だなぁ」


 と、熱で淀んだ思考が急速に浮上し、声の主にジャスは視線を向けた。


「ようジャス。〝元気〟そうじゃねぇか」

「……リバーか。君こそ……随分変わったね」


 リバー。初日以降、姿を見かけることはあれど言葉を交わすことがなかったジャスの元友人。変わった、というのは格好だけでなく立ち振る舞い、雰囲気を含めたものだ。ジャスがそう皮肉に皮肉を言ったところで、ニヤニヤと愉悦に満ちた笑みが返ってくるのみではあったが。

 そんな彼が、パートナーを引き連れてプールへと来た理由はピンク髪の雌奴隷の格好から察するに余りある。


「ここはプールだよ。水着くらい着たらどうだい?」


 しかも、雌奴隷に水着を着させながら自分は全裸ときたものだ。この一月で使い込まれた赤黒いチンポをぶらんぶらんと垂らし、我慢汁を滴らせる光景は見るに堪えない。


「はは、こんな雌を侍らせてたら穿いてる暇なんてねぇよ。なぁ、エマ」

「あぁんっ♥ はひ、リバー様♥」


 ジャスの指摘に開き直り、エマの尻を抱き寄せて揉みしだく。そのエマの格好は、やはり全裸より卑猥だった。

 改造がされていない天然のSサイズを誇る爆乳が乳首まで浮かぶピチピチの競泳水着。そして下半身を包む黒い生地、水に濡れて輝くパンスト。ハイレグ競泳水着タイツとは、彼もこの環境へそれなりに馴染んだ証拠であろうか。どんな下品な衣装をも着こなせる雌奴隷らしく、パートナーに準じるエマは大衆の前で舌を差し出し唇を重ね合わせた。


「んちゅっ、ちゅぱっ♥♥ ちゅるっ、ちゅうぅっ♥♥♥ ぢゅちゅっ……〜〜〜〜〜♥♥♥♥」

「はぁ……見ろよ。キスだけでイッちまう雌の前で、チンポをしまってる必要あるか?」


 舌根を濃密に絡ませ合い、パチュンッとパンストと水着に包まれた股間から音を立て、爪先立ちの雌顔で絶頂するエマ。確かに多幸感に満ち溢れ、自分たち雄無くしては生きていけず、最高に欲情を唆る素晴らしい雌奴隷だろう。


「おまえもさっさとパートナー選んだらどうだ? それとも、チンポが不能になっちまったか? あははははは!」

「…………」


 エマという極上の……決して手が届かなかった雌を手にしてリバーは笑っている。そんな彼をジャスは羨ましがるでも同意をするでもなく、ただ冷たい視線を送る。それは同情、或いは悲しいものを見つめる目だ。

 リバーは気づいているのだろうか。他の本校生徒たちは、察しているだろうか。


「……んだよ。何か言いたいことでもあんのか?」

「別に――――幸せそうだな、と思っただけだよ」


 確かに彼女たちは雄無くしては生きていけない――――けれど、その雄が自分たちである必要はない。彼女たちにとって自分たちなど有象無象の肉棒の一本でしかないと。



「さて、と」


 水泳のカリキュラムを終え、自由時間のため自室に戻ったジャスは座り慣れた椅子、腕を預け慣れた机の前で一息を吐く。周りからは絶え間なく雌奴隷たちの喘ぎ声が聞こえてくるが、特に気にした様子を見せず彼は《ARCUSⅡ》を開いた。

 端末を操作し、モニタを投影する。接続した場所は【雌奴隷専用トイレ】だ。


『おお、エマではないか。どうじゃ、調子は』

『もう……さっき会ったばかりじゃない。オマンコもケツマンコも、雄様に使っていただけるよういつでも調子は良好よ』


 監視カメラには、ちょうど先のカリキュラムで見かけたローゼリアとエマの姿が映っている。笑みを浮かべ、なんてことのない狂った祖母と孫の会話が交わされる。

 二人ともプール帰りということもあり、濡れた卑猥な水着が麗しい。ロゼは幼児の姿でスリングショット。小さな紐をくい込ませた小さな尻肉の縦割れアナルから、濡れたケツ毛が飛び出す様は卑猥極まりない。エマは先と変わらぬパンスト競泳水着ではあったが、肝心のパンストは股間部が大きく破れ、プールでの激しい情事を感じさせた。

 お互いのセックスやプレイの談義に花を咲かせながら、ロゼとエマはトイレ奥に設けられた大部屋の扉を開けた。そこは、初日にはなかった全く別のトイレ。


『ん゛ぉ……♥』

『お゛げっ♥』


 大部屋が開いた途端、主観視点に近いカメラが点灯。その視点では、便器から巨乳と垂れ乳が飛び出していた。

 段差の上に設えられた、しゃがんで用を足す古めかしく汚れた便器。並んだその便器二つから、何度でも示すが、巨乳と垂れ乳が飛び出して汚らしい声を上げている。


『お主も息災のようじゃな、リアンヌ♥』

『姉さんも、ちゃんと【雌便器】をやれているみたいで嬉しいわ♥』


 リアンヌ、ヴィータ。八百年の時を生きるローゼリアの親友であるリアンヌ・サンドロットと、エマの姉であるヴィータ・クロチルダ。親友と姉が〝便器に嵌め込まれている〟姿を見て、二人は笑みを以て言葉を発した。もはや人間扱いすらされない雌奴隷の中のさらに底辺である【雌便器】として組み込まれた聖女と魔女に、さも幸せだろうと語りかけたのだ。

 リアンヌの巨乳とヴィータの陥没垂れ爆乳が飛び出した和式便器。中には彼女たちの両手両足が根元まで埋め込まれ、身体と顔が便器にすっぽり嵌まってる。顔は三点鼻フックのみならず、口が開いたままになる黒革と銀の開口器で崩壊し涎と鼻水を流し続ける、絶世の美女としての原型がない凄惨なものだ。オマケに顔から胴体まで変色した小便に塗れ、見事【雌便器】の役目を全うしていた。画面越しだというのに、彼女たちの身体にこびりついたアンモニア臭か香り立ってくるようだ。


(細かな部分まで〝試して〟る。本当に、彼女たちを操っている人は……とんでもない〝遊び人〟だ)


 人を人と、否、女を人間と思っていない。雌奴隷という倫理と人格を否定し、人権をも失わせる名称。この監視カメラを今何人が覗いているのか。予想では、本校生徒の中で二人いればいい方だろう。

 なぜなら、わざわざ見る必要がないからだ。小便をさせたいなら、小便をぶちまけたいなら見るのではなく実践させ、実践すればいい。だが、これはあるだけで増長を誘うものだ。リバーのように、自分たちが優れた雄で雌を支配するに相応しい人間なのだ、と。


『どれ、使わせてもらおうかの♥』


 そして見学者が少ない理由の一つであろう、人間以下の雌便器への排泄。リアンヌとヴィータの下半身は便器内から斜めに嵌め込まれている。それは二人のマンコは言わずもがな、リアンヌのボッコリ捲れアナルとヴィータの剛毛魔女アナルに装着されたチューブを使うための姿勢だ。

 太い排泄用のチューブ。当然排泄するのは雌便器ではなく、トイレを使いに来た雌奴隷たち。そのチューブの先端をアナルに接続し、彼女たち便器の腹の中にアナルゼリーを排便するのだ。


『……ぶげぇっ♥♥♥♥』

『ん゛お゛ぉ゛ッ!♥♥♥♥』

『きゃあ!?』

『うお、なんじゃ!?』


 ぶぽっ――――ぶしゅっ、ぶりゅりゅ!♥♥ ぶびびっ、ぶじゅ!♥ ぶぶっ、ぼびぃっ、ぶばばばばばっ!♥♥♥


 しかし、雌便器は突如として限界を迎えた。チューブが結合部から飛び出し、内側から溜め込んだ多色のゼリーが逆流噴射。大粒の雨を思わせるカラフルな流動体がエマとロゼの全身に降り注ぎ、可憐な顔を結腸由来の粘着質なゼリーで濡らされてしまう。


『むぅ……リアンヌよ、少しケツ穴が緩すぎるのではないか?』

『姉さんもです。もしこれが雄様だったら、一体どう責任を取るつもりだったんですか?』

『『ごべ……、ざ、ぃ』』


 殺菌されたアナルゼリー、そして絶世の美女がひり出すものとはいえ、汚物を全身にかけられて良い気分になる男はそういない。あくまで雄への忠誠を考えて雌便器を叱るロゼたちに、リアンナとヴィータは開いた口から何とか謝罪の言葉を吐き出した。

 顔面崩壊しながら涙を流し、誠心誠意の謝罪をするリアンヌとヴィータにかつての超然とした表情、優雅な微笑みは見られない。ケツ穴を締め損ねて、雌便器の役目を果たせなかった苦渋に満ちていた――――そんな二人の顔面に、ケツ穴が押し付けられた。


『『むぐぅ!?♥』』

『どれ……仕置きを兼ねて、仕返しと参ろうか♥』

『ごめんなさい♥ 姉さんの顔、お借りしますね♥』


 リアンヌの顔面に押し付けられたのはチリチリとケツ毛が頬をつつくロゼの小尻。ヴィータに押し付けられたのは爆乳同様に肉をつけたエマのデカケツ。

 両者ともに、親友と姉の顔面にケツをずっしりと押し付け、股をおっぴろげたウンチングスタイルで雌便器への排泄準備を整えた。入口にしゃがんだ全身を向け、呻く雌便器を文字通り尻に敷いて恍惚とした微笑みを浮かべるロゼとエマ――――その関係性を知れば知るほど、凄まじい冒涜をさせるものだと恐怖をするか。


「……あぁ」


 ジャスのように、興奮を禁じ得ないかのどちらかだろう。


『壊れたクソづまり便女にはお仕置きです――――ふんおおぉぉぉぉっ♥♥♥』

『往くぞ、我が終極魔法――――脱糞アナルゼリー♥♥♥ んほぉぉぉぉぉぉっ♥♥♥♥』


 ぶりゅっ、ぶりゅぶりゅぶりゅ♥♥ ぶりぶりずりぶり、ぶりゅぶりぶぼぉぉぉぉぉぉッ♥♥♥♥


『『〜〜〜〜〜〜〜ッ!?!?♥☆♥☆♥☆♥』』


 歯茎を見せつけるいきみ顔で腰を据えたエマのピンクゼリー。緩々ガバガバなアナルからモノをひり出しマン汁を吹き出したロゼの金色ゼリー。

 ケツ穴からひり出された流動体が、見事にリアンヌとヴィータに〝直撃〟した。しかも、普通の排便と違ってゼリーは雌奴隷が望む限り、ひたすらそのケツ穴を広げ、擦り、とぐろを巻いて捻り出される。


『むふふ♥ 妾の大便をそのすました顔面で受け止めるがよい♥ それ、もっと口を開け♥ んほぉ……親友の口マンコにゼリー脱糞、たまらんのじゃあ♥♥』

『ふんんんんっ!♥♥♥ どうですか、垂れおっぱいにゼリーウンチひり出されて、ドマゾな姉さんもぞくぞくするでしょう?♥♥ くひぃ、姉便器に脱糞さいこぉ♥♥♥』


 ロゼが小尻をリアンヌの顔面に押し付けゼリーをぶりゅりゅぶりゅりゅ♥ と隙間から溢れさせ、エマが後ろ手を突いて脚でM字を描いてヴィータのおっぱいにゼリーを着地させる。

 あまりに冒涜。あまりに下劣。かつての関係を踏みにじり、今は雌奴隷同士、どんなことでもできる下等存在であると強調する――――流石にここまでしなくとも、ジャスのような人間は考えを読めるのだけれど。


 ロゼとエマが大便を終える頃、もはや二人は言葉もなく胴体をビクビクと震わせ、マンコからちょろちょろとイキ潮を垂れ流すことしかできなかった。胸に絡まり、鼻と口の中でぐちゃぐちゃになったアナルゼリー。


『うふふ、ひどい有様ですね♥ でもウンチし終えたので、ウォシュレットをお願いします♥』

『表面だけでなく、中にも舌をねじ込むのじゃ。おっ♥ そう、舌で腸壁を舐め回し、汚れを綺麗にするのじゃ♥♥ 上手いのう♥ さすがは槍の聖女などと呼ばれただけはある……舌が、届いて……んほぉ、親友うぉしゅれっとでイクゥ♥♥♥♥』

『むごぉぉぉぉ! んごっ、ぼぉぉぉ! もごもごっ……んぐっ、んぐっ♥ ぶひっ♥』

『う゛んごぉぉ!♥♥ あふい……ひぐぅぅぅ!♥♥♥♥ う゛んごぉぉぉ!♥♥♥』


 再びケツ穴を口に押し付け、親友と姉に自分たちのアナルゼリーを嚥下させながら、その舌根で直腸を洗浄させる。

 いくら中身を綺麗にしているとはいえ、視覚的な嫌悪は外れない。ゼリーとて大便は大便。ここに馴染んだ本校生徒も、大半はそれで脱落し各々【パートナー】と情事に耽っているほどだ。


「本当に、この演習を企画した人は……度し難いほど外道だな」


 ――――それを理解できてしまえるジャスは、何なのであろうか。

 ARCUSがアラームを鳴らす。次の、終わりに近づく鐘の音だ。ジャスはゆっくりと息を吐いて、次のカリキュラムへと足を向けた。


 演習最終日を控えた夜。ジャスは眠る前にデアフリンガー号の外壁を登り、郊外故に星の光で照らされた風景を車両上部から見下ろしていた。無論、今さらこの景色が名残惜しくなった、美しさに感銘を受けたというわけではない。


「……まあ、そうなるか」


 ――――車両から運び出されていく本校生徒たちを見下ろし、予測の答え合わせをする時間を待っているだけだ。

 ポツリと零した言葉の下には、眠らされて雌奴隷たちの手でどこかへ運び出されていく性豪な少年たちがいた。中にはリバーの姿もあったが、ジャスは既に思うところはない。良い経験を身体に刻み込めたのだから、たとえ〝記憶を消されたとしても〟本望だろう。疼く身体で女を買い、エマを散々抱いたことで全く満足ができない〝性活〟になろうと、彼には関係がないことだった。


「――――答え合わせ、よろしいでしょうか」


 ミントのように甘い声がジャスの背後から響く。忙しなく本校生徒を運び出す雌奴隷たち、否、それ以前の演習においても全く関わることがなく、ジャスを監視していた雌の瞳と声。

 顔を合わせる前に《ARCUSⅡ》を開き、彼女の――――ミュゼ・イーグレットの情報を画面に表示した。


『ミュゼ・イーグレット/ミルディーヌ・ユーゼリス・ド・カイエン

トールズ分校特務科《Ⅶ組》/公女・異名『指し手』/洗脳調教率200パーセント』

【バスト=サイズ:B、感度:B/乳首=高さ:2cm、幅:2cm、感度:B/乳輪=直径:2cm】

【ヴァギナ=感度:A/クリトリス=サイズ:B、感度:B/ヒップ=サイズ:C、感度B】

【アナル/直径=3cm/最大口径=5cm/皺=57本、感度EX、括約筋硬度E〜A】

【体毛=腋毛:E、陰毛:A、ケツ毛:S】

【ゼリー大便/排泄時間=87秒/全長=測定不能/重量=6.7kg/横幅=測定不能/カテゴリ:半流動体】

【特殊性感帯=剛毛ケツマンコ】

【特記事項=括約筋硬度変化】


 それは全てを赤裸々に語る。ミュゼの経歴、複雑な立場、女体のスリーサイズからゼリー大便の種類、清楚で蠱惑的な微笑みから絶頂アヘ顔、脱糞オホ顔の証明写真差分まで。

 自分も雌奴隷として隠すことなどありはしないとばかりの情報量。とはいえ、ジャスは彼女の情報も前々からしっかりと記憶していたため、今さら驚くことはない。トールズ分校の制服に身を包んだミュゼ――――最後の〝ガイド役〟と彼は対面した。


「ああ、いいよ――――試験なんだろ、これ。君たちが求める〝雄〟ってやつをスカウトするための」


 あっけらかんとジャスは合同演習の目的を当てた。試しているだけでは満点の半分、雌奴隷を前にして我慢を効かせられる雄を選ぶというだけでは70点――――どんな下品で下劣なやり方であろうと受け入れ、それどころかその先を想像できる雄を探している、というところで100点。

 白い手袋をした手で乾いた拍手を場違いにもジャスに送ったミュゼは、あっさりと合同演習の目的が試験であることを認めた。


「大正解です。私の〝読み〟通りの方ですね。若いのに聡明で、冷静で――――凄く、逞しい性豪な雄様♥」

「っ……どうして、こんな回りくどいことをしたんだ?」


 ペロリとミュゼの舌がその艶めかしい唇を唾液で彩り、夜闇に妖しい光を灯す。ずくんずくんと脈動し、興奮を戒められた苛立ちを伝える肉棒を必死に抑えながら、ジャスは言葉を返した。


「どうして、と仰られましても……全てジャス様の想像通りですわ」


 手のひらを頬に当て、腕でグッと胸を押し上げる雌の挑発でジャスを掻き乱しながら、彼女は目的を簡潔に語った。

 欲望を制御しながら欲望に忠実な者たち。飽きが来ることがない雌奴隷を弄ぶに相応しい希少な人材。ただ腰を振るだけの雄なら学院に掃いて捨てるほど在籍している。ミュゼたちが欲したのは、真に我慢が効き、これから順応し様々な余興を引き出せる人材、つまりはジャスだった。トールズ奴隷学院を引き立てる優秀な雄、他の合格者やジャスをスカウトするためだけに、こんな合同演習を企画した――――雌奴隷特有の男に対する敬意や敬称、尊敬のフィルターを排除すれば、概ねこのような理由だ。

 だからリバーのように腰を振るだけの雄は送還され、ジャスのように忍耐力があり数々の【カリキュラム】に〝理解〟を示す者がこの場に残された。が、それで納得できるほどジャスは頭が柔らかくないと髪をかき上げながらミュゼを睨みつける。


「つまり、君たち分校に所属して、今回のような〝常人には理解し難い〟狂った遊びを考えて欲しいっていうのかい?」

「はい」

「君たち雌奴隷を弄びながら?」

「ええ♥」


 雌奴隷と呼ばれ、恍惚とした微笑みを返すミュゼにジャスは自然と熱い吐息を零した。


「はぁ……わからないな。君たちをそんな風にしたのなら、自分一人でやればいいじゃないか。誰に理解される必要もないし、男の仲間が欲しいなら君たちを洗脳したのと同じ方法で増やせばいい」

「うふふ、あの方は気難しい人ですから。もしかすると、同じ嗜好を持つ友人が欲しかったのかもしれません」

「それか、僕たちで〝遊び〟たかっただけだろう?」


 雌奴隷を洗脳する力で世界すら支配できるだろう〝あの方〟とやらは、とことんねじ曲がった嗜好と気まぐれな性格をしているようだ。ジャスはジャスで、そんなとんでもない人間の嗜好とマッチした自身の忍耐力と性癖に辟易をした。


「……僕がもしスカウトを断ったら?」


 『若者よ、世の礎たれ』。トールズ本校の理念をジャスは忘れたわけではない。でなければ、とっくにリバーたちと同じ立場にいたのだから。

 けれど、その正義感はあまりに脆い。これほどの美女たちを支配し、敵らしい敵を作らない巨悪を超えた者に何をどう立ち向かえというのか。少なくとも、いくら優秀とはいえ本校の一生徒であるジャスには一手足りとも浮かばない。その一手を指せる人間は、洗脳調教率200パーセントなどという馬鹿な数値で洗脳催眠をされて目の前に立っているのだから。


「それは、ありえません♥」

「――――――ッ!!」


 ヒラリとスカートが浮き上がった。ミュゼの手袋に摘まれ、その美脚の上が露わとなる。

 雌奴隷の名に違わぬノーパンの変態的スタイルに、明るい緑の毛並みを生い茂らせた下品な剛毛マンコ。それを見て、ジャスは目を逸らすでも嫌悪をするでもなく、制服のズボンをはち切れんばかりにチンポの勃起で浮き上がらせた。

 ミュゼは片手でスカートの裾を引き上げたまま、アストライア女学院出身者に相応しい歩法でジャスへ近づくと、女学院に相応しくない妖艶な手付きでズボンのテントを緩やかに撫で上げる。


「くぅ……っ!」

「うふふ、立派なおちんぽ様♥ けど、まだ射精したら駄目ですよ♥ 射精すなら、こーこ♥」


 ミュゼが己の剛毛マンコを指で示す。もしくは、二種の特記事項に記されたその調教され尽くしたケツ穴かもしれない。


「それとも、こちら?♥」


 胸を指し示す。制服に包まれながら、ブラがない分大きさを存分に示すミュゼの美巨乳。


「ならこちら、かしら♥」


 口調、雰囲気ともに清楚と妖艶を使い分ける変幻自在の蠱惑な少女。最後に指で示したのは、プルンと艶やかに揺れるその唇。


「っ」

「承りました♥」


 異端な嗜好が蔓延る奴隷学院の中で、原初にして一番常識的な行為を交わすそれにジャスはゴクリと息を呑んだ瞬間、ミュゼが狙い済ましたように手のひらをジャスの頬に添え、背伸びをして唇を重ね合わせた。


「んっ、ちゅ……ちゅぱっ♥ ちゅる、ちゅうっ♥」

「っ、っっ」


 本校の風紀を重んじていたジャスにキスの経験などありはしない。唇から舌根まで接触し絡み合う濃厚なキスは、甘く身体が蕩けて脳髄が溶けていくような、それでいてミュゼの香りが鼻腔を擽り、キス音の合間にポタポタと粘液が車両の天井に滴り落ちる音が鼓膜を震わせ、男性器に溜まる熱の限界値、これまでの興奮を軽々と凌駕した。

 これに委ねれば、これまで見て感じたもので扱いた自慰行為より快楽的な奔流を得られる――――その先にある、あの常識を外れた嗜好を自らが主導する権利を得られる。目の前で我慢をすればするだけ溜め込まれる性欲を、これまで許されなかった、許さなかった雌奴隷へと吐き出す術を。

 確信がジャスの正義感を易々と凌駕し、そんな彼を見たミュゼは唾液の橋を生み出した唇を笑みの形に歪めた。


「ふふ、ふふふ……あぁ、素晴らしいです♥ とても濃厚なおちんぽ汁♥ 毎日私たち雌奴隷を思ってシコシコして、毎日新しい精子を生産してくださっている勤勉ちんぽ♥」


 気づけば肉棒が外気に触れていた。濃厚を通り越して激臭の我慢汁をべっとりつけたチンポにミュゼがガニ股で傅き、自身もマン毛から愛液を雨漏りのように滴らせながら蕩け顔にジャスのモノを擦り付ける。

 あらゆる手を読み尽くす頭脳から淫乱な語彙を捻り出し、ジャスのチンポをその顔で誘惑する。そして、はしたないほど大口を開けて我慢汁ごと生臭チンポにミュゼがかぶりついた。


「あむっ♥♥ じゅぽ、ぢゅぞぞぞぞぞ、ぢゅぽーっ♥♥♥」

「ぐぉっ」


 鼻の下が横に広がり、ミュゼのバキュームによって収束する。やがてそれは細く長くなり、頬が窄み唇が捲れ、恐ろしいほど不細工なひょっとこフェラ顔に成り代わった。

 妖艶な顔つきから、チンポをしゃぶって不細工フェラに至るまで僅か数秒。普通の男なら思わず引いてしまうかもしれない。だが、ジャスはその勢いあるバキュームの快楽のみならず、ミュゼが見せる下品な顔に思わず歓喜の声を上げてしまう。


「フーッ♥ フーッ♥♥ んっふぅ♥♥ ぐぷっ……にゅぷっ♥♥ ぐもっ、ぬっぽぉ♥♥ ぶちゅるるる、れろっ、んべろぉ♥♥♥ ちゅぽぉ♥♥」


 ドピュッ、びゅくびゅくびゅくっ、ドピュルルルルッ♥♥♥


 裏返った唇から舌根が這いずり、竿の奥まで徹底的に舐め回す。数々の精力剤入り料理を口にしていたことで、射精は萎えることなく湯水のように溢れてミュゼのかっぴらいた鼻穴から逆流していく。

 ド下品、ド下劣。そんな頭が悪く聞くに絶えない表現が似合うミュゼ・イーグレットのひょっと口チンポ咥えの舌出しフェラ。そんなミュゼの下品バキューム舌舐めに晒されたチンポは――――異様なほど反り返り、射精をする度に力を増す。


「はぁ、ふぅ……さあ、どうなさいますか?♥」


 気づけばまた、真っ白な思考にミュゼが語りかけてきていた。四つん這いになり、スカートを捲って差し出した剛毛の恥部。一見して汚らしいのに、どうしても興奮するトロトロマンコとぽっかりアナル。

 そうして思考が蕩ける。決定権はあくまで自分にあるとミュゼは言っている。もしかしたら、彼女自身がもうセックスしたくて堪らないのかもしれない。性欲を無尽蔵に増幅させられたミュゼは、ジャスに合わせてこの一ヶ月男と盛り合えていないのだろうから。


「まだ納得されていないのであれば、私を利用して学院の秘密を暴く、というのは如何でしょう。あなたの性癖なら、学院の中枢を狙えるかもしれません――――トールズ奴隷学院は、どんな形であれ、優秀なおちんぽを歓迎いたします♥」


 ――――ずりゅっ♥


「おっほ♥♥♥♥ け、契約……成立♥ ジャス様のおちんぽと私のケツ穴が女神の盟約で結ばれました……童貞卒業、おめでとうございます♥」


 両手はミュゼのスラリとした腰を掴み、チンポは気づけばミュゼのアナルに突き刺さり。初体験をマンコではなくアナルで得たのは、彼の歪んだ嗜好を表している――――とはいえ、これから彼が紡ぐカリキュラムに比べれば、ほんの僅かな異常性でしかないだろう。


「お、おぉっ♥♥♥ おほぉぉぉっ♥♥♥♥ チンポ、一ヶ月ぶりの新鮮なおちんぽ♥♥ 私のケツ穴、ほじくりかえして、ますっ♥♥ んほーっ、イク、イックゥ!♥♥♥♥♥」


 夜闇に明るい緑の髪が揺れ、ふんわりと柔らかい匂いと淫乱な雌の匂いが鼻腔に混じり合う。肉と肉が弾き合う音、ケダモノの雌が野太い遠吠えを上げる音。これがセックス。雌奴隷という底辺であり至高の存在と、偶然見定められた有象無象の雄が交わし合う最高の快楽。


「ふ、んふふ♥ まあ、激しい……おほっ♥ そんなに、私のアナルで童貞を卒業なさったことが嬉しいのでしょうか♥ んおっ、たいへん、可愛らしい、ほぉっ♥♥♥」


 何やら雌奴隷が蠱惑を気取って喘いでいる。ジャスはガバガバでありながら締め付けてくる不思議なアナルからギリギリまでチンポを引き抜くと、上部を擦りあげるように乱暴な一突きを見舞った。


「ン゛オ゛オ゛オ゛オ゛ぉ゛お゛ォ゛ーッ!?♥♥♥♥♥♥」


 恥も外聞もない下品な嬌声。四つん這いで反り返り、美乳を揺らした顔はきっと白目を剥いて涎を吹き出しているに違いない。

 絶え間なく蠢き、アナルゼリーすら溶きほぐすミュゼのケツマンコ。時に強く、時に柔らかく。変幻自在の括約筋こそ立ち振る舞いで素顔を隠す彼女らしいアナルだろう。しかし、ジャスは初体験ながら彼女たちの弱所を全て知っている。あれだけの情報を渡された彼は、雌奴隷が持つ弱点を細かな部分まで〝全て〟把握していた。


「んほっ、んっほぉぉぉーーッ♥♥♥♥ ケツ、ケツ穴のそこらめっ♥♥♥♥ んひぃ、生意気なことを言ってすみませんでしたっ♥♥ 私は、ケツ穴掘られて屈服する雌奴隷ですっ♥♥ おっほぉぉ!!♥♥♥ ケツ穴チンポでほじられてイグ!♥♥♥♥ ケツ穴チンポいぐぅぅぅぅぅ!!♥♥♥♥ ヂン゛ボォォォォォ!!♥♥♥♥♥」


 ビュルッ、ドピュッドピュッドブブブリュッ!♥♥♥


 四つん這いどころか土下座の如く頭を地面に擦り付け、直腸をほじられ射精を受けたミュゼが野山に響き渡る絶頂声を上げる。喉が枯れ果てるのではないかと思える声量、雌の胴間声がチンポを活気づけてくれた。


「ん゛ほーッ!?♥♥♥♥ 射精ちんぽっ、射精ちんぽそこだめ、だめ、らめれすぅぅぅぅぅぅ♥♥♥♥♥ ザーメンでげづあ゛な゛♥♥♥ やげる゛♥♥♥ ケツ穴お肉がもえちゃうぅぅぅぅっ!?♥♥♥♥♥」


 射精をしたまま今度は下の腸壁に亀頭をねじ込み、ザーメンの熱でミュゼを悶絶させる。精力剤の影響が浸透しているのもあるのだろうが、ミュゼのケツ穴名器にうねり上げるように解きほぐされた肉棒は、次へ、また次へと睾丸から竿に精子を運び、彼女の腸壁を白濁液でこそぎ落とす勢いで射精し続けている。

 だが、不思議と思考はハッキリとしていた。一月分の我慢は、ジャスに絶大な快楽だけでなく冷静な思考をもたらしたようだ。冷静な思考でケツ穴からチンポを引き抜き、その臀部をもザーメンで彩ったジャスは――――おもむろにミュゼの尻穴を指で掻き回した。


「ひゃぁぁぁぁっ!?♥♥♥ な、にゃに、にょほー!?」


 ぶりっ♥ ぶぼっぶぼっ、ぶぼぼぼぼっ♥♥♥ ぶびーっ!♥♥♥


 夥しい腸液や自分の出したザーメンで手が汚れる、などという考えは皆無だ。ふにゃふにゃの肉穴を開き、わざと指で掻き混ぜて汚いザーメン放屁を吐き出させる。穴を押し広げられた卑猥なアナルは、その大きさに見合う爆音放屁を奏で続ける。


「やめ、ひぁん♥♥ こんなはずかしい、はしたないこと……おほっ♥♥♥♥ おひょおぉおぉぉ!?♥♥♥♥」

「その割には気持ちよさそうだね。単に精液を尻穴から出しちゃうのが嫌なんじゃないの?」

「そ、それはぁ……♥♥」


 ――――ああ、これは可愛らしい。


「正直に言わないと、もう尻穴で遊んであげないよ? 君、あの侯爵様だとあんまり満足できてないんじゃない?」

「ひぃん♥ そ、それも……お゛♥♥♥ そ、そうですぅ!♥♥♥♥ けちゅあな、こんな弱いところいっぱい突いてもらったのはじめてでしたぁ♥♥♥ もっとしてぇ♥ ザーメンオナラ出しますから、勿体ないけど精液ケツ穴からひり出しますから――――優良おちんぽ、私にくださいぃぃぃぃッ!♥♥♥♥♥」


 美しくて、下品で。艶やかで、浅ましい。今までの常識が全て覆されて、目の前がどこまでも広がっていく――――彼女たちで、もっと色んなことを〝してあげたい〟。


「んほ、おほっ、おひょおおお――――イグッ!♥♥♥♥ けつあなっ、あたらしいご主人チンポでイグゥ!♥♥♥♥♥ ケツ穴奴隷、ケツアクメイグーーーーッ!!♥♥♥♥♥」



 合同演習を終え、派遣された多数の雌奴隷たちが学院に帰還した。彼女たちは変わらず、その使命に身体を使い、時に疑問を感じ、その疑問をすり潰され、再び使命を帯びるだろう。


「――――それではこれより、新たな『学院会長』の任命式を執り行います」


 その日々には刺激が欠かせない。絶世たる美女たちを手にしたのなら、当たり前のことだけでは満足できない。当たり前の快楽に、異常な快楽を混ぜ合わせることで――――退屈というものは、ようやく極上の日々に変えられる。


「ああ、わかった――――この学院の神様は、どうしようもなく欲深いんだな」


 分校の制服に身を包んだ少年がポツリと呟き、ミント髪の少女に深々とした礼を受けて壇上に立った。

 その眼下には、凄まじいまでの【雌奴隷】たちがいた。誰一人同じ顔はいないのに、誰一人余すことなく美しい雌奴隷たち。彼女たちを支配して、欲するものが飽くなき性欲への探求など欲深い以外に何があろうか。


「本日より編入、学院会長として就任したジャスです――――よろしくお願いします、雌奴隷の皆さん」

『はっ! ジャス会長、よろしくお願いいたします! 雌奴隷一同、ガニ股敬礼!!』


 下品な制服を着てマンコを晒した生徒も、卑猥なスーツから局部を見せつける教官も、様々な衣装に身を包みながら、やはり雌穴をひけらかす特別講師も、皆がジャスにガニ股敬礼を送る。彼女たちはジャスが雄だからこそ敬意を持って接する。彼が特別なのではない。皇女であろうと聖女であろうと、魔女であろうと英雄であろうと、女は雌、男は雄。それだけがトールズ奴隷学院に必要な認識なのだ。

 ならば精々、飽きられないように〝努力〟をしよう。そしていつか、この学院を作った神様の顔でも見に行こうではないか――――その努力をぶつける相手をジャスはその手で持ち上げる。


「それではこれより就任祝いに子宮からの精子ひり出し絶頂を開始します。皆様、私のおちんぽ絶頂に合わせ、でぇ!?♥♥♥♥♥」


 ミュゼの膝を持ち上げ、一見普通に見える制服の下、ノーパンの剛毛マンコに挿入。恥ずかし固めでチンポを固定し、失禁絶頂で白目でアへった彼女を、もう一撃入れて叩き起した。


「ん゛お゛ぉ!?♥♥♥♥♥ し、しつれい、しましたっ♥♥ つ、次の絶頂に、あわせ、てぇ!?♥♥♥ は、はひっ、まっへ♥♥ ジャス様♥♥ 私、しきゅうも、よわひぃー!?♥♥♥」


 ドチュッ♥ ドチュンッ♥ とチンポで突き上げ、ミュゼの喘ぎを楽しむ。二度目以降は絶妙な力加減とギリギリの間を開けて絶頂を防ぎ、少し楽しんだところで改めてミュゼを犯す。


「はへっ、あへっ♥♥ おぎゅっ♥♥♥ お゛♥♥♥ め、めすどれいいちどうっ、こしへこっ、すたーとぉ♥♥♥」

『はっ、はっ、はっ!♥ ふっ、ふっ、ふっ!♥ ほっ、ほっ、ほっ!♥』

「あひっ、はっ♥♥ ほっ、ほぎょっ♥♥♥ しきゅっ、潰れ……!?♥♥♥ そこ、よわいの、じらな、い゛ぃ゛!?♥♥♥」


 ミュゼを犯すジャスの動きに合わせて、雌奴隷たちがマン汁を散らして規則正しく腰振り前後ダンス。トワ一人がしていた時はあれだけ困惑していたジャスも、今ではその壮観な光景にチンポを御して上手くミュゼを喘がせることで手一杯で――――凄まじい興奮に、ミュゼの子宮口にチンポをねじ込み、手の内に隠していたボタンを押す。


「イ゛ッッッッッグゥ!?♥♥♥♥♥」

『イ゛グゥゥゥゥゥゥゥッ!!♥♥♥♥♥』


 ドビュルルルルルルルルッ!♥♥♥♥ ぷりぷりっ、ぴぴぷぷぷぷぷぅぅぅぅ!♥♥ ぷぷぅ!♥♥ ぶびぶびぶび!♥♥♥ ぶりゅりゅりゅっ!♥♥♥♥


 集会場に【強制絶頂装着】を仕込み、一度切りの強制絶頂を雌奴隷たちに与える。ミュゼは二重の絶頂と膣内射精を味わい白目を剥き、首根っこを反らし切り潮を吹き上げ、雌奴隷たちは先んじて溜め込んでいた精液をマンコからぶりぶりとひり出しながら、アヘ顔を揃えて大絶頂する。

 愛液混じりの性臭が一気に立ち込め、白目で仰け反って絶頂悶絶するミュゼを肉棒で支えたジャスが、アヘ顔ガニ股ザーメン噴射した雌奴隷たちを見下ろして、一言。


「まあ、学院の人たちはそれなりに楽しませられたかな」


 あとはこれから、彼らを納得させる働きを出来るかどうか。いいや、ジャスはただ目覚めた嗜好が求めるまま雌で楽しみ、雌を楽しませるだけなのかもしれない。その結果、彼らが楽しめるならそれで良し、楽しめないのならそこまで。それとも、何もかもを諦めて雌奴隷を弄ぶ悦びに目覚めたのか――――――彼が何を思い、何を感じてこのトールズ奴隷学院に編入したのか。それがわかる日は、これから始まる数多くの欲望次第であろう。

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模擬戦が綺麗にカットされたという。ロゼおばあちゃんとシズナのクソ情けない命乞いを書きたかった……なおジャスくんがこれから出るかはわかりません。いやだって数日前に考えてその場で構築したキャラなので。おかしい、もっとミュゼが主導するつもりが妙な強キャラになってしもうた。過激なネタやるなら文化祭とか体育祭とか、またネタ募集したいですね。

あと今更ですけどトールズ洗脳じゃなくてトールズ催眠なのは語呂がいいからなのとその場で考えたからなのでジャスくんと同じくらいノリだな!本当に今更だけど!


しかしまあ速筆な代わりに気分屋なのでモチベ消える前に完成させられて良かったです。洗脳ガッツリやったし軌跡は次書くならレイプや敗北調教とか、結局洗脳でやるか。まあプレイ内容募集箱やるか次第ですね。き、軌跡以外も書きますよ、うん。

Comments

ムマ・N

ただ状況に流され腰を振るだけのオスより、趣向を理解するものを求めていた……不覚にも素直になるほど。とか言ってしまいました。 たしかに使える奴の選別は必要だもんなぁ本来の主人も新しい刺激が欲しかったんでしょうね。 そして新たなのはアナルゼリー食べさせ……かな?あれ?やってなかったけってなりましたが、調べた感じやってない。 それぐらいやっててもおかしくないという固定概念が() 前中後と長い長い催眠合同演習もここで一応の終わり。 今回も中々の破壊力を楽しませて頂き、ありがとうございました!

たこ足八寸

まさかジャス君がここまで強キャラムーブをかますとは前編の時は思いもよりませんでしたw 今回も堪能させていただきました!此度も尊厳を投げ捨てた流石の無様っぷり!! ここまで見事な無様っぷりを見てると今度はあえて意識だけ正気に戻してやりたくなりますね。 正常な判断力で自分の姿を客観視した彼女達は一体どんな反応を見せてくれるのか。 催眠と無様エロの可能性は無限大ですな! 今回も素晴らしい作品をありがとうございました!!

タコよっちゃん

ネームドの男がここまでメインになるとは思ってもみなかった……。良いキャラしてますね。今後の学園を大いに盛り上げてくれそうです。 宣言崩壊の嵐が心地いい。雌たちの無残な有様に飲み込まれてしまいました。 大作、お疲れ様でした!

いかじゅん

実際特殊なプレイをする時に楽な設定を作ったともいいますねw アナルゼリーは一応アナルから出たものなのでやってませんでした。今回でやっちゃいました……本当に今回は長かったですが、楽しんでいただけて嬉しいです!

いかじゅん

ちなみに私も思ってませんでしたねぇ!! 私と言えば無様エロ。堪能していただけて嬉しいです。意識だけ戻すの良いですね……前にやったのより派手にやりたい。正気でアナルゼリー排泄させたい。本当に無様エロの可能性は無限大ですね! こちらこそお読みいただき感謝です!

いかじゅん

これから彼がどうなるのかは分かりませんが、思った以上のキャラになってしまった……ハードルが上がる! 最近はヒロインに情けない無様な懇願させるのが性癖すぎる!毎回やりたい!おつありです!