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 どうも、オレハイと申します。

弄する無常

 お次はクソ長画像まとめ裏駄弁りからセクト部分だけ抜き出しての裏駄弁りをば。

 上記の見出しはにじそ06にて頒布した製本版の際に使用したまとめタイトル。BOOTH電子版では5つに分かれており、その5つを更にまとめたもの、という位置付け。おかげでページ数がすごいすごい。読みは「ろうするむじょう」。ヘッダー画像はにじそ06頒布版。

 「にじさんじセクト」というのは樋口楓様、鈴谷アキ様、森中花咲様、夕陽リリ様、剣持刀也様、ギルザレンⅢ世様からなる6名ユニットの名称。

 「弄する無常」はその「にじさんじセクト」4曲からさらにChroNoiRの「ヘテロスタシス」、シスター・クレア様の「DOGMA」、RainDropsの「蜜ノ味」「ミュウ」、「ヴァンパイア集会で会いましょう」の「アブソリュート」「ウルフィズム」、SMC組天魔衣装──および「不良六昧加点一」からの分岐も被さっての超混合二次創作物となっています。我ながら混ざり過ぎです。

 タイトル自体はそもそもセクトまとめがⅠ「燃ゆる魔情」、Ⅱ「望む事情」、Ⅲ「歪む惨状」、Ⅳ「全う情状」と元々のセクト二次創作を全て「○○u○じょう」としていたことと、その法則から外れている番外編Ⅴ「魔天弄の末」とを合わせてのもの。


 このまとめではTwitter・Pixivにて無料投稿されているものをまとめるため、電子版のリメイクや製本版で追加する「魔天」などは入りません。あと流石に量が馬鹿なのでⅢ「歪む惨状」Ⅳ「全う情状」Ⅴ「魔天弄の末」に該当する「DOGMA(リメイク)」「MEW」「螺天」「摩天楼」「MAJESTY」「ABSOLUTE」「WOLFISM」の裏駄弁りはそれぞれの記事を参照してくれ! 下記する。

 「DOGMA(リメイク)」「MEW」裏駄弁り

 「螺天」裏駄弁り

 「摩天楼」裏駄弁り」

 「MAJESTY」「ABSOLUTE」「WOLFISM」裏駄弁り

DOGMA

 Pixivのも埋め込みできるようになったらしいんですけど何だこのキャプチャサムネ。画像映っとらんやんけ!(記事制作時)(投稿されたらまともになったりするのかな、しないのならおそらく作品が古いとかそんなんなんだろうな)

 リメイク前の「DOGMA」。リメイク後はⅢ「歪む惨状」に収録。

 オリジナルソングの方の「DOGMA」二次創作として暗殺を行うシスター・クレア様の二次創作が増え、同じくそれらに触発されたもの。

 プロット段階では既に「狂儀」となっていてふと小さい悪事を漏らしてしまった衛兵を暗殺する、というものだったのだが身内で話している際か何かでふわっと聞いた「神父叶はシスター・クレアを騙しそう」という印象の話から『「狂儀」に成る話』に変更。

 ※現在は最強トーナメントや敵キャラ化配信は視聴済みですが、当時は視聴していない


 このページの時点で「不叶」は出ていますが暗めで分かりづらく、また後ろ姿もリメイク後と異なりまだデザインが出ていない頃だったので捏造。

 ではあの清純清楚の権化である彼女がそこまでの人材になるにはどういったショックが必要か? という点において「理不尽な殺害」による絶望

 分かりづらいですが、死体には無理矢理な骨折弾痕があります。最後のコマでは酷く動揺していますが殺害方法が明らかに故意的・人為的であることを判別できてはいます。

 そしてそこに差し込まれる「不叶」の言葉。

 「理不尽な殺害」も「不叶」が行っており、1ページ目で元気な子供ないし貧民とも言える方々に対して安心する彼女を描いてからのコレ。

 「不叶」の言葉は無神論者または「神は傍観主義」の観点で選択。ただし「狂儀」と成る前の彼女の信仰は「主は加護を与える」であるため(原曲歌詞「KMNGKGGARNKTO(神の御加護が在らん事を)」)そちらを否定し過ぎないよう「主は何もしてくれない」ではなく「主は手を下すわけではない」(原曲歌詞「救済執行」から「手を下す」の転換)という表現に。

 最後に「自身で行わねば対象は救われない」と示唆するために「自分でなきゃ」。

 最後のページのモノローグは原曲「DOGMA」のデザインを彷彿とさせる形にしています。

SECT

 元となる歌唱曲が存在しない二次創作作品。ただしⅢ「歪む惨状」ではこれと「MEW」を合わせて「MEW」としています。

 「魔」勢が手を組んでいること、「狂儀」が殺害していること、その殺害された死体を回収していること、「魔」に「不叶」が加担していること、「狂儀」にしたのが「不叶」の策略であること、そして「魔」勢の名称が露出する回となっています。

 リメイク後の「MEW」では更に「神隔」の目的や、「遊幻」の感情も相まみえる形に。

 尚「魔」勢の名称はアレクサンドル・ラグーザ様やギルザレンⅢ世様から分かるようにあくまで異名であり、本名ではありません。セクトの登場人物紹介などでもそうですが、「人」側同様、全員固有名称はほぼ出ていない。

FIGARO

 リメイク前の「FIGARO」。リメイク後は剣持様サイドをⅠ「燃ゆる魔情」に、森中様サイドをⅡ「望む事情」に。

 「figaro」というのが元言語は諸説あるため不明ですが≒で「床屋」。カバーMV内で鈴谷様がハサミを持っているのはおそらくそのタイトルと原曲内の設定から。原曲「ノエル・デ・フィガロ」を含む童話「鉛姫」を元としたVOCAROID楽曲シリーズ「鉛姫シリーズ」というものがあり、あまり私は明るくは無いのですがちょっと齧っていたのでその程度の知識をちょっと流用しています。

 ただちょっと流用しているだけで基本的には「にじさんじセクト」の二次創作としているため、原曲シリーズの設定とは大いに相違している部分が多数存在すると思われ。


 何かしらを焼き討ちにしている「灼厄」とそれを思い出して憤怒を露わにする???(剣持様の職業は不明。カバー概要欄にてこのように表記されている)と、眼の前に立ち嗤う「神隔」を思い出して怯える村娘。

 「弄する無常」においては次の「ROUGE」でも明言されていますが鈴谷様が「切る」ことで髪とともに「魔」への想いその他も切り落とし、一時的に鎮める、という発言と演出。失恋で気分転換のために髪を切る、の因果の逆転で髪を切ることで気分を転換する、暗示に近いもの。

 リメイク後のⅠ「燃ゆる魔情」では後の「EGOISTA」でセリフだけで示唆されていた、「灼厄」がシスターに扮し「聖女」と呼ばれていたこと、「灼厄」が焼き討ちにしていたのが???の故郷であること、また目の前で父親を葬っていること、そして???が魔殺しの刀魔殺しの符を持っていることがきちんと描かれています。リメイク前は割と「4ページにまとめる」を主目的にしていたためこういう演出の抜け落ちが多いんですよね。

ROUGE

 リメイク前「ROUGE」。リメイク後はⅢ「歪む惨状」に収録。リメイク後はあまり描写の無かった「賓世」の行為があります。また「FIGARO」の聖職者の宗派が「邪魔」であることを示唆する「不叶」の発言や、???の魔殺しの刀・符に合わせて「神童」を「神童」ではなく魔殺しの加護そのものを肉体に有する人間」としています。また「不叶」の聖職者の殺害方法も少し異なっていたり。

 ここで聖職者に扮している「灼厄」「神隔」を瞬時に見抜ける???と村娘についてもそれぞれのリメイク後であるⅠ「燃ゆる魔情」Ⅱ「望む事情」で以前にその姿を見たことがあるから、としていたり。

 最初からそうしろ! と言われるとそうなのですがどちらかというとこちらもそもそも「4ページにまとめる」行動によって削除されたもの。

 こちらは分かりやすく全員集合。

 製本版でも余白ページに記しているのですが、左上からZ順に

容認(敬愛の系譜感情)

恐怖(恐怖の原本感情)

歓喜(恍惚の系譜感情)

憤怒(憤怒の原本感情)

期待(警戒の系譜感情)

軽蔑(嫌悪の系譜感情)

戦慄(驚愕の類似感情)

不信(悲哀の系譜感情)

 と「感情の輪」8種に当て嵌まったりします。まぐれです。感情を分けて描いてはいたので、後から当て嵌めれるんじゃね? と思ったら綺麗に嵌まりました。

EGOISTA

 リメイク前「EGOISTA」。リメイク後は「NICHTS」と混ぜてⅣ「全う情状」にて収録。

 ここにて「故郷滅ぼした仇敵」という言葉で無理矢理「灼厄」が???の故郷を焼き討ちにしたということを示唆しています。故郷を滅ぼした際に何故???を取り逃しているのか、という理由についてはここでは語られていませんが後に「ガキとか焼けば死ぬやろ」と言っているように???を逃がしたのは故意的。そこについてはリメイク後Ⅰ「燃ゆる魔情」では語られています。

 あと「神童」関係でここで「賓世」がクッソほど説明口調なのが本当に面白い。初見で見抜けた時点でその能力は分かっていますが、事前に「神童」について何も説明してないんだから終わり。リメイク後Ⅳ「全う情状」では「魔殺しの加護」で説明が割と付いてるので、何とか。

 またここの「これだから人間は」という発言も過去に同じことがあったことの示唆となりますが、これについてもⅠ「燃ゆる魔情」で。というよりもⅣ「全う情状」での発言の方が正確という感じでしょうか。

 刀と素手についても、魔殺しの刀と魔殺しの聖水という設定があったのですが先と同じく4ページ制限で削除。聖水についてはリメイク後もやりづらいなとなったため、に変更。

 ここの村娘────というよりもカザキ様、ここでは「咲華」の「神童」殺害もリメイク後は「神童」に少し動きがあったりはします。かつ「殺してしまったか」と惜しむ理由が「神童」であること(リメイク後では「魔殺しの加護を持つ人間であること」を明言)が明言されてない。何だこれ。

 尚、リメイク後は「NICHTS」と順番を混ぜていますがそもそもリメイク前のプロットでも「NICHTS」にて「不叶」を殺害された「遊幻」が怒りに身を任せ「灼厄」「賓世」「神童」を殺戮して「不叶」の遺言へ、というものでした。

 が、4ページ制限と共に「にじさんじセクトの二次創作」の終わりとしては微妙だな、と思ったために本来の「にじさんじセクト」では登場していない「狂儀」「不叶」「遊幻」の3名を登場させず、この形に。

 「咲華」化もプロット段階では存在していませんでしたが、「神隔」──ギルザレンⅢ世様が村娘に固執する理由を考えた際に「ヴァンパイア集会で会いましょう」があったな? となり。

 リメイク後のⅢ「歪む惨状」Ⅳ「全う情状」などではこの「憑依」の理由付けとしてもRainDropsの面々が降魂術を扱う「螺天」として登場しています。

 投稿順では「EGOISTA」→「NICHTS」、リメイク後も「NICHTS」前半→「EGOISTA」→「NICHTS」後半ですが区切りや演出の都合上であり、時系列としては本来「NICHTS」→「EGOISTA」

 そのため「人間も悪魔も死んで残ったは吸血鬼のみ」という発言があります。

 最後には「にじさんじセクト」そのものを否定するかのような「宗教なぞくだらんな」。非常に殴りに行き過ぎですが、Ⅴ「魔天弄の末」ではさらにこのアンサーがあったりします。やりすぎ。

NICHTS

 逆に「NICHTS」では「狂儀」「不叶」「遊幻」の3名のみが登場。

 「ROUGE」リメイクにて「不叶」がナイフを持たなかったのはここの最初のシーンで「狂儀」のナイフと被るため。

 因みに「ヘテロスタシス」モチーフとして「不叶」の前世を「遊幻」──アレクサンドル・ラグーザが知る示唆がなされていますが、そちらはⅣ「全う情状」収録おおび既に無料投稿済みの「螺天」にて「前世が天使」であることが明言されています。

 またこれは「異世界英雄」「異世界英雄:Re√」と同じで「にじさんじEND/LESS」にて世界線が変動していることでリメイク前とリメイク後で少しセクトの出来事も変動している、という描写でリメイク前のこの「NICHTS」での遺言が/LESSに、リメイク後のⅣ「全う情状」収録「NICHTS」での遺言が「NIJISANJI END/LESS 02」に回想として登場、といった差異があったり。

あとがき

 「DOGMA」二次創作「DOGMA」、

 「ノエル・デ・フィガロ」二次創作「FIGARO」、

 「シスターセクトルージュ」二次創作「ROUGE」、

 「エル・タンゴ・エゴイスタ」二次創作「EGOISTA」、

 そして原曲無し「SECT」「NICHTS」。

 計6作がリメイク前の「にじさんじセクト二次創作」であり、実はこの時点では「クラブ=マジェスティ」二次創作がされていません。理由としてはそもそもの「にじさんじセクト」としてもおそらく位置付けが未来だから

 結果、リメイク後は「SECT」を「蜜ノ味」「ミュウ」二次創作「MEW」とし、決着としての「螺天」、そして最終巻としてのⅤ「魔天弄の末」にてその未来の話SMC組天魔衣装二次創作「摩天楼」「世殺し」、「クラブ=マジェスティ」二次創作「シン」「MAJESTY」、「アブソリュート」二次創作「ABSOLUTE」、「ウルフィズム」二次創作「WOLFISM」「魔転狼」、「不良六昧加点一」からの分岐点「質問」とその先「余殺し」。製本版においては、全ての始まりを担う「魔天」も追加されて、ようやく「弄する無常」の完結となりました。

 因みにリメイク後「EGOISTA」では「魔転狼」周りの伏線が思いっきり張られていたりします。何やってんだろうね。


 「魔」などの名称についてはこれまた製本版でも記してありますが言葉遊びが主。

儀:義:DOGMA(ドグマ)

遊幻有限:無限⇔無:NICHTS(ニヒツ)

灼厄芍薬:Pfingstrose(フィンストーザ)

神隔人格:Persönlichkeit(パズンリヒカイト)

賓世品性:Charakter(カラクタ)

不叶:わず:わず:不敵:Furchtlos(フォエヒトロス)

螺天粒雨⇔雨粒:RainDrops:Regentropfen(レゲントロプフェン)

咲華⇔咲:咲≒花咲く:Blumen blühen(ブローマン ブルーン)


 えっオレハイにしては珍しく/LESSとかで出て来とる"修正者"だの"外れ者"だのよう分からんのが出とらんやん! Ⅴ「魔天弄の末」でガッツリ出てます。無料投稿分だと一見出ていないように見えますがガッツリ出てます

 またⅤ「魔天弄の末」においては「不良六昧加点一」からの分岐でもあるので、何と「不良六昧加点一」もしくは無料投稿済みの「詰問」が読了前提な上、「ヴァンパイア集会で会いましょう」のカバー楽曲群の中で「ハッピーホロウと神様倶楽部」二次創作である「HOLLOW」は「不良六昧加点一」収録です。ハハ。


 さんざ言ってますが今回裏駄弁りしたリメイク電子版として、

Ⅰ「燃ゆる魔情

Ⅱ「望む事情

Ⅲ「歪む惨状

Ⅳ「全う情状

Ⅴ「魔天弄の末

 5作があり、それら全てをまとめた製本版として「弄する無常」があります。

 製本版については明日5/7(土)東京流通センター(TRC)にて開催の「にじさんじ」オンリー同人即売会「#にじそうさく06」スペース「H-31」サークル名「ハイ屋」にて¥1,500で頒布いたしますのでよしなに。よしなにだけどもうこの記事が投稿される頃には一般チケットも受付終了してんだよなあ(2022/05/06 09:59に受付終了)。チケット買った方は会いましょう、前回来た人なら知ってますがミラーフェイスガードを付けてるので顔が見えないヤバい奴がいると思います。俺です。

 しかも今回は「H-31」とかいう色々サークルが周囲にある中でそれなので、めちゃくちゃ周囲に圧をかけると思います、誠に申し訳ないが私は感染対策でやってるところもあるので一切譲りません。

 製本版につきましては完売した場合はPixivファクトリーを利用してのBOOTH受注生産通販を行う予定ですが、値段はおそらく¥1,500より割高です。もしかしたら安くなる可能性もあるかもしれん。また既に電子版を販売しているため、製本版の電子版はございません。お気を付けください。つまるところこの記事のヘッダーを表紙として楽しめるのは製本版だけです。何だったら「弄する無常」は見て分かる通り裏表紙がメインなのでメインを楽しめるのは製本版だけです。

 しかもセクト電子版は上記の通り5つに分かれていて読むのが面倒かもしれません。計¥1,300で購入できるので製本版よりは安いですが、製本版であれば分断なく92ページと追加「魔天」、裏表紙、あとちまちまとしたオマケページが楽しめます!

 アッ! 「弄する無常」をもし購入するならご一緒にヤンキー組まとめ「不良六昧加点一」もいかがですか?! 「弄する無常」は92ページで¥1,500ですがこちらは何と64ページで¥500! まあ実際のところ電子版とほっとんど変わらないので、ちょっとした追加である「事の始まり」と表紙を楽しみたいという人は是非どうぞ。

 同時にさんばか//PRO「家出の錬金術」と「おなえどし組 夏休み漫画」がありますがこちらは「弄する無常」から引き込むには共通点が無いので興味があればというところです。

 イベントには在庫バチバチの既刊「NIJISANJI END/LESS 02」も持っていくので、こちらもどうぞどうぞ。加点一では繋がりが薄かったですが、「弄する無常」だと「NICHTS」の遺言部分もあるので割と大事に繋がってます。前回イベント時からは価格が低下され¥1,000です。多分次回があればもう半額くらい行ってるんじゃないか。知らんけど。


 というくらいですか。

 最後めちゃくちゃ「加点一」裏駄弁りをコピペしてきたかのような販促になってますがそりゃまあ売れれば売れるだけ嬉しいしなこんなん。/02在庫バチバチに残ってるし。

 めっちゃくちゃ遅え注意ですが今回の新刊は全部ぞれぞれ20部ずつしか刷っていないので取り置きや私の個人用を差っ引くと更に減ります。¥1,500で手に入れられるのはイベント会場だけ!

 Q.何で20部なんですか?

 A./02が現地で売れたの大体29部とかだったから

 それでは。

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