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 どうも、オレハイと申します。

 このクロスオーバー漫画の原初の元ネタはここ↓


 バッツリ全部まとめて行くぜッ! パンッパンッ(某リズミカルヘヴン)

第一

 始まりの話、経年エグ過ぎて絵柄の古さというかバランスの取れてなさ、下手さとか線の描き方とか諸々が違い過ぎて羞恥心がとんでもないことになっていますが押し殺していきますよ。

 ここでは登場人物四者四様の行動。書類を処理する生徒会長、資料を整理する副生徒会長、データをチェックする会計、何かしらを読んでいる庶務。走ってくる書記。まあ役職はこの時点で「会長」「」「会長」「計」しか見えてないんですけれども。

 そして叫びながら扉を勢いよく。今となっては考え方が変わったのでそんなにですが、この頃は「めだかボックス」をかなり意識して描いたのでコマの運びや擬音は頑張って真似ていますね。

 不知火半張、この頃は「オリジナルキャラクター出るんか?!」となってた人もいそう。この頃っていつだよ、何年前だ。まあすぐ注釈で「オリジナルじゃないオリジナル」みたいな言い方をしていたんですけど。その注釈ももしかすれば「原作に絡めたキャラクター設定だからオリジナルじゃないオリジナルなのかな」とか思われていたのかもしれませんが、全くそんなことはありませんでした

 実はああでした、という話、一体何人が予想出来てたんでしょう。

 次いで出ますはBANトーク出演者でもある天開司様。配信の際の名乗り通り三年マイナス十三組過負荷希勝価値(レアレアリティ)』、生徒会執行部庶務。天吉だったかもしれねえ……。因みにスキル名の漢字アテについては配信チャット欄にて秋桜こすも様、スキル詳細についてはTwitterツイートにて月島ライ様から引用していたりします。この場を借りて感謝を。

 スキルについては講座でもあったり対風紀委員会でもやった通り、究極的な博打スキル。詳細は後で全員分まとめてやろーかな、という感じですので追い追い。


 そしてこちらは誰か良い人がいないかとVtuberを漁って探した(と思う)ゆきんこ様。そのため目高箱内での設定も捏造捏造捏造! 二年十一組、であるためもちろん体育会系の特別であることはこの時点で確定。よりにもよって複合式対軍事兵器格闘術でしたが。最終的な決め手は外交系でしたので会計として適任かな、という感じでした。

 そして一旦最後に梔子スイ様。姉崎ユキミ様が生徒会長、ということもあって割とすぐに副会長として決まっていた覚えがあります。人類悪AIですし、生徒会長をおびやかす存在としては大事大事。しかし三年一組であり、『人類悪(ステューピッド)』は異常か過負荷か不明の謎スキル。因みにステューピッド(stupid)は「愚か」。

 また彼はこのめだV中に色々あって今現在活動している彼とは存在が違っているうちの一人ですね。この頃は「人類悪AI」でしたが、今は「人類悪」。またデザインなども当時のまま、というか当時出した後に今のデザインに急に切り替えるなんてそんな映画の続編で俳優が降板するもんっていうわけじゃあるまいし。

 そのため、別形態も当時のものを。


 話は原作から繋がっているため、健全版フラスコ計画。原作では正確には「健康的フラスコ計画」です、単にミスった。また「人外研究」の発言により他にも色々手を広げていることも示唆。背景は原作めっちゃ睨みながら頑張ってた覚えがあります、うん。頑張りは見える。

 フラスコ計画の話なため当然、時計塔へ。改めて被検体五桁全員戦闘不能にするとかとんでもねーことしてんな。というわけでBANトーク出演者からもう一人登場、大佐、ドーセット・アカホシ様。三年マイナス十三組過負荷赤罪業(シグナルレッド)』。

 ここでちらほら『希勝価値』『赤罪業』の説明が出てたりしますね。そして始まる説明。ここでそんな言動をさせることでより「スキルを語るスキル」としてミスリードが構築されてるところがありますね。

 不知火一族に合わせて考えたのでそりゃあ当然なんですけど。尚、ここで天開様が気にしてるのは後々ふくやマスター様も言った通り「見ずとも該当のスキルについて本人が知らないことまで知ることが出来る」スキルであるため。一部分の設定だけで言えば一時期の黒神めだかを凌ぐレベルの解析力なわけです。

 地味にスラムダンクの話をしようとしている。し、今月に入ってから十二回している。

 扉が開けて見えるは棘がブッ刺さった手。最近よくやりがちなので忘れてましたけどそうか、クロスオーバー漫画なのもあってめだVだと私、流血表現があっても血液を一部カラーで赤色にしてないんだ……!

 棘については名前が出ている通り城星譲友様およびVirtual In the City様の能力。

 これもまた後々のふくやマスター様の発言と同じことですがここで「不知火半張はドーセット・アカホシが意識を失って暴走している状態を見ている」ことが示唆されています。

 ということでこのセリフ。片や配信中のものを少し変えて、片や過負荷らしい話。螺子関係ないけど。

 ところ変わって話を振られてもとぼける姉崎ユキミ様。BANトーク出演者。三年十一組悪平等。スキルは異常か過負荷か分からない『人類姉(ディアマイシスター)』。原作の後日談を十年後とした場合の八年後が時代背景ですので第百九代目あたりの生徒会長、あと

 ここの集結は原作での表の六人の集結のアレリスペクト。梔子様からの関連で夜野とばり様、BANトーク出演者肉片ちゃん様、登場している方々それぞれの関連でふくやマスター様。因みに十組は特別普通科。十一組は特別体育科、十二組は特別芸術科、十三組は特別特別科。(原作より)

 この時点で割と決まっていたのですがマジでふくやマスター様は「何でこいつここにそんな重要そうな面構えでいるんだ……? 何の伏線だったんだ……?」立ち位置に付きました。何でここにいるんだ。

 というわけで不知火一族に準拠して考えられた「不知火半張」はこういうこと。不知火半纏のバックアップが形成した不知火の里にいる不知火一族のなかで『半』を冠する存在は不知火半袖、不知火半幅が原作では存在しており、不知火半纏による講座で「『正喰者(リアルイーター)』は『半』を冠しているだけはあるスキル」「『半』を冠している以上は半幅も何かある」と言われているため、知っている人からすると「不知火半張」というネーミングはマジで冗談じゃねえネーミングだったりします。

 かつ、先の『正喰者』の話で「スキルを作るスキルである俺(不知火半纏)を色濃く受け継いでいるスキルを喰い改めるスキル」とまで言われているため、「スキルを語るスキル」というだけでこちらもマジで冗談じゃねえスキル

 尚、この時点で姉崎様は不知火半張の正体を知っているというか助力してる立場なのでめちゃくちゃ悪い笑みしてますね。

 ま結局は全部大嘘でした~~~~って話なんですけどね~~~~!!!!

 その辺りは第十あたりで。

 ついでで言っておくとめだV13更新前の注釈画像で紹介していましたが「実は不知火半張は嘘だったけど元になった奴をモブで登場させておくつもりでした~」という不知火敷(女性、スキルは持ってない)がいたりしました。結局タイミング掴めなくて登場せず終いですが。「敷」のネーミングは「帯」と同じく「半張」=「ハーフソール」→「ソール」=「中き」。「帯」は役職名なので違うと言えば違うんですけどね。


 久々に第一の裏駄弁りとか見返してたんですけど、第一の裏駄弁りでもちゃんと「伏線ばっかで第一は言えること少ない」と言っていて、今回改めて終わってから再投稿という形でやってみると伏線とかその他諸々とんでもねえことになっちゃってる感じ確かに否めない。

 数年前の作品なのにお前(俺)、そんな考えて作ってたんだ…………。

第二

 ヒッ! 何か急にめっちゃ頑張ってる第二だ!!!!

 というわけでこの階段はアニメなどでもあったように地下十二階から地下十三階への床に開かれた階段。アニメも見ようね! 原作の不知火不知編での1シーンへの示唆があったりするし、グッドルーザーもあるし、原作勢的には少なくとも二期の最終2話は見た方が良い。

 片手お姫様だっこ、出来そうな気がするんですけど出来るんですかねコレ。腕折れるか。一応出雲霞様とDD様の初登場シーン。あと第一ではVtuberばかりだったとこにガッツリ原作キャラ名瀬夭歌様。包帯での治療が苦手なのは確か原作からのものだったはず。

 名瀬夭歌が『赤罪業』に対して平然といられるのは『凍る火柱(アイスファイア)』で罪悪感にクールにいられるから、という小ネタもありますがどうやって説明すんだよそんなもん。

 またここでも少し『赤罪業』での解説が。臓器ごとにかかってたら臓器潰れて致命傷になるんだよなあ。このあたりの流れも割と原作に寄せてる感ありますわね、可愛らしいこと。

 ということで実は名瀬夭歌が『赤罪業』をめちゃくちゃマイナス成長させてました、という話が出ています。フラスコ計画統括のまんまですしね。

 そしてBANトーク出演者カミハラ様。一年十一組特別水泳』の神様。トビウオってことでね。

 ここでも「八年後」設定の話。また名瀬夭歌の口から天開様の名前を。めだVのコンセプトは「目高箱とVtuberのクロスオーバー!」と「BANトーク出演者を推しと絡ませる」ですからね。もう一個追加されましたけどそれは後で。まあ安心院さんが普通に時代設定の問題で無理だったのと、展開の流れの問題上で江迎怒江と須木奈佐木咲も登場させられなかったし、結局カミハラ様も日之影空洞と絡ませられなかったんですけど……。

  原作にて黒神めだかの後継者編での球磨川禊と宗像形の戦闘に対しての人吉善吉の「案外仲良くなってんじゃねーかな」オマージュのセリフ。

 そして再び『希勝価値』『赤罪業』の説明が。難しい話してんな。

 つうこって登場、やっぱ生徒会と言えば風紀委員会の目高箱。

 そして風紀委員会といえばVtuberならこの人、この人ならバディはこの人という連鎖で来ました粛正罰丸様と黒雲ラクライ様!

 アイドル部の方々に風紀委員の方がいらっしゃったと記憶していますが、あちらは「アイドル部」として別校として出した方が適切だろうな、という意図から除外。何で別校という意図があったかというと、「文化祭」を利用して他校の文化祭に行こう! みたいな話を考えていた時期があったんですよ。なくなりました。気付けば。

 その流れで須木奈佐木咲含むキヲテラエを登場させようと思っていたのですがまあなくなったのでなくなりましたよね。ウ~ン、構築力の低下。

 因みに特別総合対人格闘術』であるため粛正様は十一組であり、黒雲様については絵が得意、といったことを言っていた記憶があるため特別芸術科の十二組に。


 因みに黒雲様もめだVの今昔で状態が変わったお方。まあ、引退卒業などが絶えない界隈でもあるのも確かなので、何言おうが仕方のないことです。口調の把握をもっとしっかりしておけば良かったな~というのは残りますが、当時にきちんとしっかり把握できなかった私が悪いってことでね。

第三

 斜めに割りやがって調子づいてんなあ! 箱庭病院、そのものは出てきませんでしたが言葉使いやこともあろうか元院長・鶴喰梟も(一応)登場しましたね。

 というわけでご本人に「ついぞ二次創作でもへるへる言い出した」と言わしめてしまった六道冥様。目高箱内での年齢操作によって咥えているモノに火は付いていなければ煙も出ていません。

 次いで高仁くろろ様。……高校生で登録販売者って何だ? 少し分かりづらいですがこの保健室内では彼女は棚を整頓しているシーンだったりします。

 そして薬袋カルテ様。伏字の部分は「消息不明」だったのですが、今(2021/09/28)別に消息不明じゃないんだよな。伏字にしといて良かった。

 最後に名取さな様。伏字はツンデレでもヤンデレでも何でもお好きな四文字をどうぞ。

 そんな感じのメディカルテット。原作での食育委員長よろしくクアドラブル委員長にでもしようと思ったのですが流石にクアドラブルはなあとなったので普通の委員に。あと全員同じクラスメイト。

 「まあちょっとグロテスクに除去してくれて」は獄卒だしそういうの無理矢理にやるなら慣れてるかな? といったもの。

 有識者その1・椎名唯華様、その2・屍鬼様、その3、icotsu様。三人とも後々に紹介文付きの登場があるためその時に。このあたりの発言は安心院さんの心象教室に飛ばされていることの示唆だったりもしますね。

 「聖者と正義」は原作にて雲仙冥利が「相容れない」と断言した、風紀委員会と生徒会の認識。「フラスコ計画で死者を出した」事実が問題なのは「健全版」と謳っているのにやっちゃったから。いやまあ、生き返ってるんですけど。

 服装の校則違反は原作でも諍いの種になったもの。というか原作と同じで生徒会長は胸元空いてるし、副会長は制服じゃないし。まあ黒いから良いのか?

 そして球磨川禊よろしく急に近付いてきて容赦なくスキルを発動させるこの。

 はい超広域概念改竄型洗脳スキル『人類姉』。「姉」と思っていればいるほどに「姉」の意見に脳内が塗り替えられる超常スキル。ただし今回は粛正様に対してのみ使ったことで黒雲様、梔子様は黙って笑って。

  オラ! 原作での最初のほのぼの頭脳明晰パートなんて俺に出来るわけがないから最初っからバトル展開だぜ! ただし不穏なわけではないため球磨川事件編のような解任請求ではなく、十三組の十三人編の雲仙冥利戦のような感じに。試合形式は球磨川事件編だけど。

 「データになる」発言もあり普通に第四以降観戦している名瀬夭歌。それに原作で本来表の六人として理事長室に唐突に現れたんですからこういう場でもそういう現れ方は得意ですよね。多分。私は意見を有さない……。

 その後は久々原滅私朳理知戯の教師登場シーン、これしか登場しませんでしたが。原作漫画にも登場はしますが、小説を読んだ方がやっぱり教師陣の詳細は分かりやすいと思います。教師陣にもVtuberを出したかったものの、結局なくなりましたね……。

 黒神めだかも登場。総帥と理事長やってますからね、健全版フラスコ計画云々や風紀委員会との対決その他も最終的な認可はやはり彼女。いるのは宇宙開発センター黒幕島のつもり。

 手を離せないだとか後日伺うとか言っておきながらジェット機で飛ばしてきたけどなこの理事長。原作後日談では大人しくなったってのどこいったんだよ、いや割と大人しめなんだけど。

 そして地味に名前が登場・人吉善吉。ただしここも八年後設定に引き摺られて、黒神グループ上級職ID取得のために鶴喰鴎と共に登場することはありませんでした。

 「具申」は「上役に意見を申し出ること」。腑抜けた君臨は先述の小説の彼が出る編のサブタイトルですね。「絶対」なら具申ではないのでは? とりあえず選挙管理委員会を使うことになり、風紀VS生徒会の図はより球磨川事件編の生徒会戦挙のように。

第四

 カラー回(?)ッハァッ!!!!!!

 1コマ目は天開司様と、歌衣メイカ様(男)。

 2コマ目は右からグレイ・フォックス様、曙光祇織様、暁闇明澄翔様、夏色まつり様、剣持刀也様、夜見れな様、鳴門こがね様、葉加瀬冬雪様、ミッシェル・ロロ・コットン様、そば様、依心なすび様、惑星太陽様、密月星声様、来栖らいあ様、のろいちゃん様、鳩羽つぐ様。

 後々に紹介が出てくる数名はそこに回し、紹介の出ていない方々一覧ずばっと敬称略で行きます。


夏色まつり

 二年五組 普通

 チア部

剣持刀也

 三年十一組 特別『剣道』

 剣道部 副将

夜見れな

 二年三組 普通

鳴門こがね

 美化委員会 顧問

 異常『烏合の群衆』

葉加瀬冬雪

 二年八組 普通

 化学部

ミッシェル・ロロ・コットン

 三年四組 普通

そば

 三年一組 ???

 健全版フラスコ計画 人外部門被検体

依心なすび

 二年六組 普通

 美術部

惑星太陽

 三年三組 普通

 探偵部 部長

密月星声

 二年三組 普通

来栖らいあ

 二年三組 普通

のろいちゃん

 一年一組 ???

 図書委員会

鳩羽つぐ

 ???


 登場理由は知ってるからだったり、そういやにじホロ全然出してない(結局にじ結構多くなったんですが)だったり、出せそうだなと思ったりなど。

 作中で今の季節が出たのはここが初めてですかね? ゴールデンウィーク、ということになっています。


 盛大な背中叩きで登場、千葉根津美様。一年十組、特別持ちですが特別は不明。ここでもしっかり登場・城星譲友様とV.I.C様。地味に棘の能力も。

 また天道もやし様もここで姿が初登場、安心院さんの心象教室もめだVにおいては初登場。

 再登場と相成ったアカホシ様は仮面が追加、成長過程成長過程。

 天開様の瞳は治りかけというのもあって瞳孔のデザインが少しぼやけている形に。

 初登場多いな第四。アベレージ様。二年十組、特別『平均』。選挙管理委員会の委員長。選管なのに原作と同じで副が主に務めるんか~い感満載の状態。特別『平均』が特別らしからぬ異常性を秘めているのは講座にて。

 2コマ目の左端にも地味に出雲霞様がいたり。その次のコマでは第十五でばっさあと出てきた鳴神裁様、赤月ゆに様、あっくん大魔王様、先端恐怖症様。どちらを向いてるかで分かる人は分かっていると思いますが「危険な方法を好む者」が鳴神様と先端恐怖症様の2人であり、「争いを好まない者」が赤月ゆに様とあっくん大魔王様の2人となっております。

 ということで本登場、屍鬼様。三年マイナス十三組、死神、選挙管理委員会 委員長。今度の選管委員長は、動く! というね。原作通りの副が主というわけではありませんでしたと。因みに過負荷何なのか決めてません。出す気なくて決めてないこと、割とある。

 色々ぐだぐだと論争させてますが、実際のところは不知火半張を無理矢理出して天道もやしであることを露見させよう、というもの。姉崎ユキミ様が戦っても粛正罰丸様相手だと大分『人類姉』で制御出来てしまいかねないので勝負にならない可能性もあるにはあるのですが。盤上外戦闘始まっちゃうよ。

 ここの梔子様の笑み自体は当然「怖いものは怖いなんてよく言う」という感じのもの。自分を怖いとしているのもそうですし、そうであることを前提に動いているのもそう。対戦表は順番が狂った。脳内プロットに頼るからこうなる、馬鹿。

 このためのカラー。今でもそんなですが当時は今以上に大分カラーが苦手というか自分の画力の無さが分かり過ぎて大嫌いとまで言えるレベルだったので第四描いてるとき本当地獄でしたね……。挙句初手ページあの多さだったし。

 絶対に正しくない構え

 見たことの無い構えっつうかコレ何も合理的じゃないでしょ何やねんコレ。

 何やねんコレ


 やり方としては(俺絶対出来んけど)、

1.右手を突き出しながら瞬時に寄り、

2.寄った瞬間に右手を相手の腹に合わせて曲げていき拳を作り、

3.一瞬拳を引いて、

4.殴る。


 拳のスリップストリームを自分で解除して殴る拳版黒神ファイナル。効果音が二重なのは2回当たっているようなものだから。教室の壁をぶち抜いて次の教室の壁に埋まらせる、というのは球磨川事件編での日之影空洞もやっていた力技。

 複合式対軍事兵器格闘術とかいう意味不明創作格闘術にするから……結果、装甲もぶち抜けることを活かして第十五でも覚醒(?)梔子様の防御も破壊してましたね。

 ちらりと端っこしか出ていなかった出雲様もここではきちんと顔を。いきなり出てきて何やってなられてそうだけど。

第五

 死神の空間の特性「殺傷・破壊がゆるやかに回復していく」により第四終わりでは流血していた粛正様の肉体は止血、傷も無く、その次に映るころには制服も元通り。破壊も元に戻っていくため、壁を壊して貫通していったことで実はあんまり遅いと壁が戻って戦闘がおかしくなってました

 バトルシーンって何書けば良いんですか?! ここの粛正様の着地は十三組の十三人編でのVS古賀いたみ戦で阿久根高貴がしていた五点着地。に対して勢いを殺すもクソも無い鈍重に力強い着地のゆきんこ様。

 ということで第一では『???』としていた特別は複合式対軍事兵器格闘術と。存在して堪るか。「略式」と「複合式」、意味合いは真逆みたいなものなのにどちらも格好いい響きですよね。

 対戦表とは順番が異なって副副対戦。当時は梔子スイ様が人類悪としても戻ってきてはいない頃だったので、笑えない対戦メンバーになっていましたね。いや今でも笑えんのか?

 そしてここで桃園喪々の名前が。原作後日談の十年後では高校一年生16歳で第百十一代生徒会長となる彼女ですので、八年後では中学二年生14歳で生徒会候補生。登場はしませんでしたけど。

 ということで馬鹿の考えた意味不明言葉遊びマジで理解出来んコレやれって言われても出来んこんなん。ルール説明から示唆出来るその他の細かいルールなどについては第六内のセリフにて。

 (言葉遊びなら赤月さんを)というのはもちろん赤月ゆに様を言葉使いとしていたため。詳細は登場時に。

第六

 マジでこの会話、発音方法を吹き飛ばすせいで文字でしか表現できないなと思います。どうやって発音すんだ。そしてここでようやくBANトーク出演者のうちの1人、出雲霞様のプロフィールが登場。選挙管理委員会の候補生、case:05、AI。

 他物質への浸食可能な未確認物質生成スキル『人類悪』。さきほど椅子を生成した際にはあくまで「死神の空間内での生成」だったため色が付いていませんでしたが、ここではもう「死神の空間すら侵食した未確認物質空間」であるため、赤色のみ着色されることに。

 赤のみ着色されているため、黒雲様の瞳や夜野様の赤アクセントも全て着色。第一ぶりの登場。また他物質への浸食としてこともあろうか「人体への侵食」が可能であることがここで示されていますね。侵食したうえで動けなくする(操ることが出来る)というのも。

 吸血鬼故、という偏見も偏見ですがスキルではなく能力として影から狼と蝙蝠を生成する夜野様。狼については第十五でも再登場しましたね。

 黒雲様の瞳がおかしくなっているのは「存在をブレさせた」ことの示唆。ハーフとして完全に混ざったままなのが通常であれば出来なかった芸当。夜野様は『人類悪』内に格納されている状態での登場でしたので、空間を崩壊させられたことでそのまま退場

 ただし黒雲様も『人類悪』に侵食されていたところを無理矢理崩したため両足は実は見た目以上にズタズタというか、よく見ると分かりますが骨見えてます

 その後には第十三・第十四でも残りを演出された梔子様の左目の肉が千切れるコマ

 粛正様など外部から見れば物質生成スキルっぽい何かでしかないというね。

 と、いうことで第三にてシルエット登場したレクス・アルジェント様が参戦。第十五でもちょっと暴れてましたね。三年九組、風紀委員会 第二部隊隊長。階級『銀』というのは元々の彼のVtuberとしてのストーリーに関連するもの。第十五の姿もその辺りのものです。

 イヤー、非戦闘とか言われてるのにわざわざ戦闘に駆り出された挙句に明らかにエモノ持って戦い慣れてそうな人と真剣戦闘なんて、ヤベーナー。

第七

 ということで有り得んくらい理不尽っていうかもうこれ不知火半張が勝つ方法ってアルジェント様を消し飛ばすくらいなんですよね。しかしさらりと『人類姉』を使うことでどちらも了承。厳密にはアルジェント様が疑問を持たずに了承。

 した瞬間にほぼノーモーション斬り上げ。肘も手首もめちゃくちゃ使うのでこの斬り上げ、絶対に実践向きじゃない。後々に回想されて判明しますがこの時点の不知火半張の瞳は『欲視力(パラサイトシーイング)』です。相手の視界を覗くスキル、覗けるゆえに相手の思考も読めるスキル。

 逆手持ちになっていた剣を柄で回して振り下ろしと同時に左腕による突き。この中で『欲視力』を知っているのは当然原作キャラである名瀬夭歌のみ

 梔子様は講座で言っていた視界共有。死神の空間でありながら赤色の着色が為されるトンデモ。

 そしてこちらもスキル講座で説明していた空間生成、空間接続を利用した「通常空間と死神の空間を繋いだ簡易転移」。そのため死神の空間生成時にはいない肉片ちゃん様がおり、また『希勝価値』で隠しておいたその通路を普通に見つける天開様。

 肉片ちゃん様も第一以来の出演になりますね。『希勝価値』についてもスキル講座で説明していましたがこういう「見つけづらい」「通りづらい」みたいなモノは確実に見つけるゲームブレイクスキル拒絶の扉もエレベーターも原作では異常相手のものでしたが過負荷では動かせなかったとしても動かせるのがこのスキル。

 死神の空間が通常空間において時間停止ではなく経過速度遅延状態であることが判明。尚、屍鬼様の気分次第で時間停止にも出来ます。階層コマの三階部分にあたるところに皆守ひいろ様が待機しており、万が一どっかの試合で階下ではなく階上にぶち抜いてたらそれはそれで酷いことになってた可能性もあるのか……。

 ということで「スキルを騙るスキル」説解禁、尚スキル講座で否定。「スキルを語るスキル」すらも無い。

 というところで盛大な壁への打ち付け。一撃でここまで破壊できたらそら誰かてびっくりするわ。

 本人の口から「刃が通らなかった」「力を込めた覚えは無い」と。そろそろ使用スキル並べ立てようと思ったんですけど、戦闘続きで並べるところが無いのでもう天道もやし様が通常空間に登場して安心院さんより多いスキルを言うところで書きます。

 屋上から落とされたにも関わらず小指を折るだけで済む『希勝価値』。次いで『人類姉』で今の試合結果をうやむやにしていたり。

 満を持してのヒーロー見習い・皆守ひいろ様の登場。服装は制服衣装を参照した上で目高箱寄りに。二年十一組、特別対悪戦闘』。風紀委員会 第一部隊隊長

第八

 話の時間は若干だけ遡って。第四で行われた死神の空間への移行演出が混じりつつ、聖剣様が登場する理由の会話を。そしてどのタイミングで移行されたのかを分かりやすく「グシャ」が崩れた床から。

 っぱヒーロー着地よ。原点の三点着地だと武器は掲げるようにするとか何とか。

 ブッチギリ切れ味・聖剣様。「この世に斬れぬ物無し」の名乗りは原作にて不知火半袖がやっていた「この世に知らぬものなし」からなんとなく。「聖剣」では収まりが悪いので「聖なる剣」に。学園生徒ではなく外部からの被検体。

 そのフラスコ計画の統括からすらも判を押せるほどの切れ味。にしてもこのルール。当たらずとも死ねば引き分け、当たっても死ななければ引き分け。だとして『希勝価値』、過負荷であることを考慮すればもうそんなん当たって死ぬ。

 原作では宗像形がやっていた「セリフを斬る」演出も入りつつ、後ろの背景もバッツリ。リプライか何かでツッコまれて笑っていましたが確かに髪の毛も判定に入れるならもう当たってるわ。当たってるけど死んでないから引き分け狙いならここで良いけど皆守様は別に過負荷でも引き分け狙いでも何でもないので。そういうことで。

 校舎どころか山、雲も斬れているという演出。斬れ過ぎ。

 「何か」を掴んで引き摺り下ろす。オマージュ元はアベンジャーズ/インフィニティ・ウォーでのサノスのパワーストーンでタイタンの衛星を破壊して行った奴。あとは『希勝価値』の詳細がまたここでも出ていますね。強弱、入切は原作でも何度も話になっているものであり、また『希勝価値』は幸運と不運の相対的な振れ幅が出ることも明言。

 尚、オマージュ元では「衛星を砕いて無数の小型の隕石にする」ものでしたがこちらでは、

 大型の隕石召喚

 1コマ目は隕石を見やすくするため、屍鬼様が校舎を消しているところ。尚、隕石ネタ自体はBANトークにて「下手すりゃ隕石とかも呼んじまう」発言が元。なら呼ぼうじゃねえかよ

 ただし月は原作では破壊されていて八年後であるめだVではまた再生計画は進んでいないため、落ちてくるのは月ではなく本当にただの隕石。

 ヴィランVSヒーロー。え、原作と同じで生徒会側が主人公サイドっぽい感じでしたよね一応? いやまあうん、大丈夫でしょ。知らんけど。

第九

 「斬ったとしても二つになるだけで駄目」というのはもちろん結局そのまま2つになった隕石が落ちてくるむしろより絶望的な状況になりかねないため。エネルギー的には2つになった方が更地になる範囲は狭いっちゃ狭いのか……?

 それでも斬るのではなく投げて突き刺したところで破壊が出来るわけもなく。むしろあれだけの斬れ味がある以上、刺突貫通力もえげつないので隕石を貫通して飛んで行ってます

 「試合中に武器を命中させる」ことが不可能になるため、皆守様の不戦敗

 尚、飛ばされた聖剣様はその推進力を得たまま現実に戻されたため、エクス・アルビオ様の喉に突き刺さり、第十五にて丁寧に返してもらったことが判明。

 アルジェント様の後ろから忍び寄る制服姿。だ~れだ。

 不知火半張

 でも口調が違って、アルジェント様が振り向くころには隕石が粉塵に。

 アルジェント様だけ首の振り向きを2回もやらされてすごい疲れるだろうなコレ。驚くメンバーは主要のみにしたため、名瀬夭歌・出雲様の2名は除外。姉崎様と屍鬼様は多分素で驚いていない。

 また、実は珍しく梔子様が驚いています。アベレージ様に至っては理解を放棄しようとしてますけど、そりゃまあこの中で出雲様を除けば感性自体は普通ですからね、それも特別『平均』の結果とも言えますけど。

 逆に言えば『平均』が干渉して尚も驚いてしまうような状況、とも言えます。

 そして『希勝価値』の問題で「死ぬほどの運」が「死ぬほどの運が消えるほどの運」にグレードアップさせられたため、天開様はめちゃくちゃな焦り。

 試合としては死ぬ結果がなくなったため、過負荷でありながらなんと勝ちです! 髪の毛の判定を除けば、当たらずに死ななかったからもう完勝ですよ完勝!

 当たって死にました。ジェット機に。

 最初は漆黒宴編にて名瀬夭歌が黒神真黒から借り受けた戦闘機を出そうかなと思っていたのですがアレも壊れてるし、ジェット機の方が黒神めだからしいかなとも思ったためジェット機に。大人しくなったって言った割にはめちゃめちゃはしゃいでんね。

第十

 ということで再び安心院さんの心象教室を舞台に登場、第四にてちらりと出ていた天道もやし様。詳細は後述。「俺の身勝手」は隕石を消したこと、「サービス」は天開様が懸念している体の修復

 めだかボックス×Vtuber クロスオーバー漫画における最大の問題点・異世界。今まで読んでた人からすると「目高箱とV混ぜただけなのかな」となっていたところにぶち込んだ爆弾です、再三言っていますがコレはめだV始動時から決まっていた展開

 オレハイ式にじさんじENDLESS「にじさんじEND/LESS」の--(黛灰様の類似存在)が登場したのは中途でソレを挟んだせいですがここも「めだV始動後に黛灰がデビューした時点で『3人出そう』」としていたのを利用しただけなんですよね。

 にじさんじの黛灰、異世界の黛灰、めだVの黛灰。異世界の黛灰は何も考えていなかったのですが/LESSが完結したことで--に、ということ。

 「事実上の異世界人」というのは当然めだV世界線の存在ではないということ。時代設定を2019年あたりに固定せざるを得ない理由は常時ストーリーを反映させられないから、というのもありますがそもそもとして「めだV世界線に来ている当人はこちらの世界線で過ごす時間が止まっているのと同義」であるため。ではその異世界人の詳細を順に。


ウル=ケン・ノース

 黒神グループ 宇宙開発部門。人体実験協力者。

  宇宙開発部門というのは当然ムーンサルト計画のための部門。そしてフラスコ計画とは関係なしに黒神グループの他の人体実験にも協力を要請されている、ということも示唆。

  結局人体実験ネタはフラスコ計画混じりのイメージだったのですが使わず終いになりましたね。宇宙開発部門、ムーンサルト計画、そしてBANsメンバーが多いという時点で分かった方はいらっしゃったかもしれませんがこの辺は割とヤミクモケリン様の登場示唆です。


黛灰

 にじさんじ所属、ホワイトハッカー。出不精。

  /02世界線からアルビオ様のナビ役としてスマホ通話でのみ参戦。とはいっても--が戻った際に記憶を抹消されるため、/02では朧気。


エクス・アルビオ

 にじさんじ所属、英雄。人間。

  /02世界線から戦闘員として参戦。元より異世界から急に飛んできた人材であり何より「元英雄」「旧き英雄」が存在する目高箱において「英雄」というのは要素としてデカすぎるので登場。あとは『人類悪』『肉滲(クリエイトミート)』の合わせ技でオルタ化をさせたかったため。


屍鬼

 三年マイナス十三組、選挙管理委員会 委員長。死神

  死神の空間など随分自在であるうえにやたらおかしな言動をしていたことへの裏付け。そもそもとして異世界の存在として天道様に協力していたため生徒会VS風紀に介入してきたり、試合順序を入れ替えたりなど色々していたという感じに。

  また、世界線を死なせることになるためその見届け人としても。


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 時間データ以外の全データ参照不可。/LESS時(2020年)の存在であるため、誕生日は1997/09/28。時間データ以外いじれるよ~ハハw とかやってたら公式が時間データ狂わせてきて爆笑してた

 先述のオレハイ式にじさんじENDLESS「にじさんじEND/LESS」という別連作二次創作作品の登場人物であり、複数世界を超越した異常存在。program合成体だとかsystem融合体複製体だとか色々ありますがその辺はそっちの作品を読んだ人にだけ分かれたら良いのかな、など。

 一応/02世界線からの参戦ですが、/02が終わるのを迎える前の参戦なため姿はサイバーパーカー状態のまま。むしろ/02でめだVの話をしている。


玉がらす

 健全版フラスコ計画 人外部門被検体。他称「"化け物"さん」、種族の伏字は硝子水銀体

  2019年設定によりストーリーが止まった状態で参戦しているうちの1人。何故世界を壊す方法を知りたいのか、というのは彼女の物語を参照していただければなと。


ノックス

 健全版フラスコ計画 人外部門・機械部門被検体。ドラゴンと車のハーフ。

  めだV世界線からしても異世界人ですが、こちらの世界からしても異世界人。なので位置付けとしては--の方が近しい存在ではあるかも。異世界人であるため、渡世方法を知っているとして参戦。

  また玉がらす様の協力者としての参戦面も強く、第十五ではそのあたりが顕著でしたね。

 そして最後のBANトーク出演者としての登場・天道もやし様。めだかボックス×Vtuber クロスオーバー漫画の中心人物。三年三組というのはBANトークでの天開様の発言から。そして異常でも過負荷でもない普通加負荷(クロスオーバー)』。役職はこの時点で伏せていますが生徒会 書記

 「スキルを完成させるスキル」でも「スキルを作るスキル」でも「スキルを喰い改めるスキル」でも「スキルを使い熟すスキル」でも「スキルを語るスキル」でも「スキルを騙るスキル」でもなく、スキルを使うスキル

 「クロスオーバー」というのをこれだけ強く出しているのは当然、天道様のリスペクト元である仮面ライダー ディケイドのことも踏まえています。私自身は実際はそこまで詳しくはなくまた明るくもない分野なのですが、相当嗅ぎ回って「使えるな」と思った次第です。「世界を護るために世界を壊す」というのもその辺りから。

 ということでそろそろ使用スキルの解説いきましょう。長いぞ。



 まずは第一

 「スキルを語るスキル」として使用していたスキル群。


・スキルを完成させるスキル『完成(ジ・エンド)』

  原作では黒神めだかの「見ずとも情報を聞いただけで異常・過負荷問わずにスキルも行動も言語も思考も再現し完成させる」スキル。スキルを理解するために使用。

  八年後設定のため黒神めだかは現在このスキルを使用できず、失われている


・情報を司るスキル『情報操査(シークレットサーチ)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態3号・桃園幻実に対して使った魔法系スキル100個のうちの1つ。スキルの情報を調べるために使用。


  原作では黒神真黒の保有していた解析するスキル『解析(アナリシス)』なんかも利用できそうですが上記2つで事足りそう。因みに八年後設定なので『完成』と同じく黒神真黒はおそらく現在このスキルを使用できず、失われています。でもどうせあの兄貴のことだから、というか黒神家だしコンサルタント事業はそのまま難なくやってんだろうな。



 『赤罪業』を回避するために使用していたスキル群。


・罪業妄想のスキル『きみと罰(アイムクライム)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態4号・贄波錯悟に対して使った精神系スキル100個のうちの1つ。罪悪感を消すために使用。


・免罪のスキル『免罪事拳(アローブロー)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態4号・贄波錯悟に対して使った精神系スキル100個のうちの1つ。罪悪感に関係しない罪悪を判定外にするために使用。


  作中では名瀬夭歌が体温を調節するスキル『凍る火柱(アイスファイア)』で罪悪感に対してクールになって回避していましたが不知火半張は『凍る火柱』は利用せず。あと八年後設定ですが肉体改造して作ったスキル故か名瀬夭歌は現在もこのスキルを使用可能、保有しています。原作後日談(十年後)に持っているので。

  それと原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態3号・桃園幻実に対して使った魔法系スキル100個のうちの1つの重力を司るスキル『躯重量(グラビト)』あたりも『赤罪業』の重力を相殺するために有用そうですがそもそも元々の罪悪感を無くす上2つのスキルがあれば解決。



 次に第七

 レクス・アルジェント様との戦闘で回避に使用していたスキル群。


・素早く動くスキル『反射神経(オートパイロット)』

  原作では高千穂仕種のスキル。攻撃回避に使用。

  八年後設定のため高千穂仕種は現在このスキルを使用できず、失われている


・他人の視界を覗くスキル『欲視力(パラサイトシーイング)』

  原作では安心院なじみが人吉善吉に貸し出していたスキル。攻撃回避に使用。

  原作にて不知火半袖の『正喰者』により己の限界を覗くスキル『全吉モデル』に喰い改められているため、失われている


・未来を司るスキル『未来は変えられる(アンフィックスドフューチャー)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態3号・桃園幻実に対して使った魔法系スキル100個のうちの1つ。攻撃回避、また後々の展開を固定するために使用。


  原作で安心院なじみが漆黒宴編にて変態2号・寿蜃気郎に対して使った格闘系スキル100個のうちの

作戦看破スキル『御身透視(ディスカバリーコード)』

肉体最適化スキル『生理整頓(フィジカルデフラグ)』

見切りスキル『識蔑視(アイコード)』

神経強化スキル『護神経(サイエンスディフェンス)』

相手の動きが遅く見えるスキル『緩覚器(マッドセンサー)』

敵の全力を引き出すスキル『真拳勝負(ベストバウト)』

  や同じく安心院なじみが漆黒宴編にて変態3号・桃園幻実に対して使った魔法系スキル100個のうちの1つ

速度を司るスキル『自我速度(マイスピード)』

  黒神めだかが未来へのブーケトス編にて変態1号・潜木傀儡に対して使った「踏」系スキル100個のうちの1つ

自身からの攻撃を禁止するスキル『守身に没踏(フィールディングホビー)』

  あたりも使えそうで再投稿前の裏駄弁りでは書いていたのですが、考えれば『反射神経』『未来は変えられる』だけで事足りるしあとは作中で演出しちゃった『欲視力』書いとけばいいか、みたいな感じになりました。



 レクス・アルジェント様との戦闘で攻撃を受けた際に使用したスキル群。


・ダメージを飛ばすスキル『不慮の事故(エンカウンター)』

  原作では蝶ヶ崎蛾々丸のスキル。校舎にダメージをある程度与えるために使用。

  八年後設定のため蝶ヶ崎蛾々丸はおそらく現在このスキルを使用できず、失われている


・建築物を倒壊させるスキル『拝み倒し踏み倒し(ウィズアクトビルド)』

  原作では黒神めだかが未来へのブーケトス編にて変態1号・潜木傀儡に対して使った「踏」系スキル100個のうちの1つ。校舎を倒壊させるために使用。


  原作で安心院なじみが漆黒宴編にて変態2号・寿蜃気郎に対して使った格闘系スキル100個のうちの

威力ズラしスキル『威力細胞害(ハードエクセル)』

ダメージキャンセルスキル『毛頭に戻る(リバースカバー)』

 ※ダメージをキャンセルしているため『不慮の事故』との併用不可。

痛みを無くすスキル『遺体損壊(クラッシュペイン)』

敵が武器を持つと自分が強化されるスキル『不利要塞拳(ピラミッドナックル)』

戦闘を延長しないスキル『短気決戦(ショートショート)』

再戦を拒否するスキル『負け犬お断り(リジェクトルーザー)』

  同じく安心院なじみが漆黒宴編にて変態3号・桃園幻実に対して使った魔法系スキル100個のうちの1つ

距離を司るスキル『嚥距離恋愛(ドリンクレンジ)』

  同じく安心院なじみが漆黒宴編にて変態4号・贄波錯悟に対して使った精神系スキル100個のうちの

誘導スキル『右手をご覧ください(リーディングライト)』

挑発するスキル『専門家の冗談(プロボケーション)』

  同じく安心院なじみが漆黒宴編にて変態0号・杠偽造に対して使ったボス系スキル100個のうちの

不死化スキル『死なない遺伝子(アンデッドジーニアス)』

座標操作スキル『王の座標(キングマッピング)』

勝負を切り上げるスキル『頂点衷死(コールドゲーム)』

  同じく安心院なじみが不知火不知編にて変態1号・潜木傀儡に対して使った銃系スキル100個のうちの

空気抵抗無視スキル『なお空気抵抗は考えないものとする(マスマティックシチュエーション)』

当たり判定操作スキル『任意的な審判(セルフィッシュアンパイア)』

  黒神めだかが未来へのブーケトス編にて変態1号・潜木傀儡に対して使った「踏」系スキル100個のうちの1つ

土埃発生スキル『土気色の発煙筒(トレメンタスミスト)』

  あたりも再投稿前の裏駄弁りではバカスカ書いていましたが上2つでイケるやんけという結論に。



 第九

 レクス・アルジェント様の背後を取るために使用したスキル群。


・背後を取るスキル『背中這わせ(ラーニングバック)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態2号・寿蜃気郎に対して使った格闘系スキル100個のうちの1つ。レクス・アルジェント様の背後を取るために使用。


・瞬間移動するスキル『足しげく通う(ルートセレクション)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態2号・寿蜃気郎に対して使った格闘系スキル100個のうちの1つ。レクス・アルジェント様の背後に瞬時に移動するために使用。


・動作音を無くすスキル『忍び体(サイレントニンジャ)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態2号・寿蜃気郎に対して使った格闘系スキル100個のうちの1つ。レクス・アルジェント様の背後を取る際に音を立てないために使用。



 隕石を消すために使用したスキル群。


・格好いいセリフと共に攻撃すると斬撃に限り威力が強化されるスキル『鞘走りより口走り(ハイパーダッシュウィット)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態1号・潜木傀儡に対して使った刀剣系スキル100個のうちの1つ。全斬撃の威力を上昇させるために使用。


・斬らずに斬るスキル『無病死(ノーモーション)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態1号・潜木傀儡に対して使った刀剣系スキル100個のうちの1つ。ほぼ動作なく斬るために使用。


・絶対に斬るスキル『これっきりの厄足(リミテッドフット)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態1号・潜木傀儡に対して使った刀剣系スキル100個のうちの1つ。全斬撃を確実に命中させるために使用。


・二度斬るスキル『二重走(ツインランナー)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態1号・潜木傀儡に対して使った刀剣系スキル100個のうちの1つ。全斬撃を倍増させるために使用。


・追加で攻撃するスキル『二の腕三の剣(アドホックアタック)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態1号・潜木傀儡に対して使った刀剣系スキル100個のうちの1つ。全斬撃に攻撃を追加するために使用。


・刀傷を自動で増やすスキル『創傷(ライフスカーズ)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態1号・潜木傀儡に対して使った刀剣系スキル100個のうちの1つ。全斬撃を倍増させるために使用。


・星を斬るスキル『剣を翻せば星雲を斬り剣を覆せば流星雨を斬る(メイキングスペースデブリ)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態1号・潜木傀儡に対して使った刀剣系スキル100個のうちの1つ。隕石を斬るために使用。


  絶対安心院なじみが漆黒宴編にて変態3号・桃園幻実に対して使った魔法系スキル100個のうちの1つである流れ星を司るスキル『隕咳落下(メテオネック)』だけで事足りたのに「不知火半張がやった」と分かりやすくするために背後に忍び寄るのとレクス・アルジェント様の剣を使わせたせいでめちゃくちゃ増えた奴。

  原作で安心院なじみが漆黒宴編にて変態1号・潜木傀儡に対して使った刀剣系スキル100個のうちの

刀での戦闘方法享受スキル『武指導(チュートリアル)』

刀精製スキル『見囮刀(ソードルックス)』

命中スキル『狙数増(ゲットターゲット)』

斬り傷爆発スキル『大爆傷(ダイナマイトスマイル)』

生命以外を斬るスキル『命をおおごとに(ヴァリューライブズ)』

任意の物体を斬るスキル『血は水よりも薄い(ウォータージェットメス)』

  同じく安心院なじみが漆黒宴編にて変態3号・桃園幻実に対して使った魔法系スキル100個のうちの

石を司るスキル『石血帝(エンペラーストーン)』

災いを司るスキル『意外な連鎖(ウロボロスコネクト)』

強い力を司るスキル『強い語り手(ストロングストーリー)』

  同じく安心院なじみが漆黒宴編にて変態0号・杠偽造に対して使ったボス系スキル100個のうちの1つ

単に強いスキル『人間強度(マンパワー)』

  も再投稿前の裏駄弁りでは書いてましたが要らん要らん要らん! あんだけ増やした刀傷を爆発させたらクラスター爆弾で条約違反待ったなしだろ



 以下は「不知火半張になる」ために使用したスキル群。


・認識を錯覚させるスキル『身気楼(ミラージュブナイル)』

  原作では安心院なじみが後継者編で鍋島猫美に化けていた際に使用していたスキル。天道もやしであるという認識を不知火半張であるという認識に錯覚させるために使用。


・幻を司るスキル『幻の幻覚(ファンタジーイリュージョン)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態3号・桃園幻実に対して使った魔法系スキル100個のうちの1つ。認識錯覚の抜け道を使われたとしても幻で外見を悟らせないようにするために使用。


・変装するスキル『悪だくみな変走(マスクドサンプル)』

  原作では安心院なじみが不知火不知編にて自身のドッペルゲンガーに対して使った忍術系スキル50個のうちの1つ。錯覚、幻の抜け道を使われても変装で外見を悟らせないようにするために使用。


・年齢を変化させるスキル『若手の甲(ニューカマー)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態5号・叶野仮輝に対して使った生物系スキル100個のうちの1つ。めだV世界線出身ではない天道様が高校生へと年齢を変えるために使用。


・内臓を操作するスキル『皮一重(インサイドホルモン)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態5号・叶野仮輝に対して使った生物系スキル100個のうちの1つ。内臓の位置を変えて体格を変えるために使用。


・声を司るスキル『北風の吹き替え(ノースブレス)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態3号・桃園幻実に対して使った魔法系スキル100個のうちの1つ。声を変えるために使用。


・思い出を捏造するスキル『思い違い(パストプロミス)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態4号・贄波錯悟に対して使った精神系スキル100個のうちの1つ。不知火半張との思い出を捏造するために使用。


・知識を剥奪するスキル『老体に無知打つ(オールドコールドウィップ)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態4号・贄波錯悟に対して使った精神系スキル100個のうちの1つ。不知火半張が存在しないという知識、また作中では使用されなかったが不知火敷についての知識を剥奪するために使用。


・懐柔し篭絡するスキル『手憐手砕(ソーリーデストロイ)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態4号・贄波錯悟に対して使った精神系スキル100個のうちの1つ。万が一疑われても疑い切られない保険のために使用。


・催眠するスキル『眠気ざまし(ネームケイト・ザ・マシンガン)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態4号・贄波錯悟に対して使った精神系スキル100個のうちの1つ。万が一疑われても本人には矛盾なく言いくるめることが出来るように使用。


・洗脳するスキル『脳と言えない(ブレインブレイク)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態5号・叶野仮輝に対して使った生物系スキル100個のうちの1つ。万が一疑われても本人には矛盾なく理解させることが出来るように使用。


・カリスマのスキル『蹴愚政治(サーカスアンドサーカス)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態0号・杠偽造に対して使ったボス系スキル100個のうちの1つ。万が一疑われても疑い切られない保険のために使用。


  追加して『人類姉』による保険もかかっている状態。どれか1つでイケそうだなあとは思ったんですが、コレは化けるモノだし念には念を入れて更に念を押して念頭に置いておくのも大事かなと思ったので再投稿前のずらずら並べていたのをそのまま。



 以下は安心院さんの心象教室を借りるために使用したスキル群。


・全ての場所に在れるスキル『腑罪証明(アリバイブロック)』

  原作では安心院なじみが後継者編にて披露したスキル。本人も心の中に在るためにも使用している。


・夢を司るスキル『夢人(ビッグハームドリーマー)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態3号・桃園幻実に対して使った魔法系スキル100個のうちの1つ。心の中だけでなく夢の中にも在るために使用。


・意識不明にするスキル『想作の質(クオリアクオリティ)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態4号・贄波錯悟に対して使った精神系スキル100個のうちの1つ。他異世界人を呼ぶ際などに使用。


  心の中に在るだけならばもちろん『腑罪証明』のみでOK。ただ他人の心の中に異世界人を呼んだりするのはまた別であり異世界人はわざわざあのために死んでいたわけではないので意識不明と夢を心に繋げた感じ。



 そして一番大事なのが、


・スキルを使い熟すスキル『目一杯(スキルフル)』

  原作では安心院なじみが漆黒宴編にて変態0号・杠偽造に対して使ったボス系スキル100個のうちの1つ。以上のスキルを全て使い熟すために使用。


 と、いう感じです。

 原作で900以上(刀剣・格闘・魔法・精神・生物・ボス・銃・忍術/主人公・「踏」×100)出てんだもん狂うわ。『加負荷』、おそらく安心院さんはしてない「他人のスキルを使う」が出来るせいで『完成』『目一杯』でえげつないことになってんですよね。

 あととりあえず全部調べて使えそうなやつ全部並べ立てていたせいでこうして並べ直して見てみると割と削減できるところあったんだよな、っていう。

第十一

 ということで起床。爆散した死体については何も言われていませんし、というか言っていたらこの漫画のオチが消えちゃうのでつまるところ『大嘘憑き(オールフィクション)』で戻してます。前のサングラスの破片で即死もソレ。

 『大嘘憑き』の元となった因果操作スキル『手のひら孵し(ハンドレット・ガントレット)』や時間操作スキル『時感作用(タイムバニー)』、血を司るスキル『血未魍魎(モンスターレッド)』、栄養を司るスキル『味覚認物体(ニュートリノコンプライアンス)』、内臓操作スキル『皮一重』なども使えそうかな~と思ったんですけど別にそんな複雑に考えなくて良いか、の精神。

 アッおい! 第三で「煙は云々」言っておきながらココで六道様おもいっきり煙付いてるやんけ! 記憶不自由が!

 そして同じく第三ぶりに椎名唯華様。一年十三組、異常霊能力』の遅刻魔。

 と、icotsu様改め法要通夜様。学園生徒ではなく黒神グループ生命部門の白骨体。のお2人が登場。法要様については結局出さず終いでしたが死者と対話するスタイル前言使い』という設定がありました。通常状態では白骨体、スタイルを発動させる場合には肉体を持つ、といった演出。ただし当然死者でなければいけないため、究極的に死んではいなかった天開様には使うことは無く、ということ。

 椎名様の「魂の認識がおかしい」は心象教室のせい。屍鬼様は死神だから良いとしてそれを異常とはいえ感知できる椎名様も椎名様だが。

 ここは風紀委員会が別の場所に移動しているよ、という示唆だったのですがそもそも第十三と第十四で日にち空いてておかしくないしそんな入用になる演出ではなかったり。

 入れ替わりで不知火半張が入ってくるというのがあるのでソレで帳尻ということで……。あと挨拶は大事。ぶつかりかけてるしね。

 「オリジナルじゃないオリジナル」発言の回収、不知火半張は天道様だったのさ! と。バレた理由はもちろん心象教室での「身勝手」発言と、本来ならば壁に打ち付けられて重体になるはずの不知火半張が保健室外から元気に駆け付けてきていること。

 名瀬夭歌は『欲視力』と思しき眼を見て見当が付いていたため、より突っ込んだ言い方を。複数の異常を徴収できる都城王土、複数のスキルを完成できる黒神めだか、複数の過負荷を持つ球磨川禊、もうそもそもクソ多い安心院さんを見てきているために「持ってる」と推察。しかし持っているわけではなく、「使える」。

 スキルを使うスキル『加負荷』。安心院さんの持つ全スキルにプラスして原作のスキル全て、めだVに登場済・予定スキル全て、あとは余剰で、という感じの数字。なので安心院さんよりも使えるスキル数がちょっとだけ多いという。

 流石の名瀬夭歌もコレには「は?」の一言。

 ところ変わって原作キャラ阿久根高貴。十年後に会社・創造心の社長として云々であるため八年後設定のめだVでも流石にもう起業して社長就任しているだろうという推測。厳密は特別名ではありませんが「天才の中の天才」とかなんとか言われていた記憶がある上にそもそも『完成』の特別版とも言わしめていた気がするので『天才』という表記に。

 と、ここにきて一切登場示唆がされていない初登場Vtuber・百世アソブ様。遊戯系Vであるため創造心にはピッタリだなとなったので専務として。かつ特別『遊戯』。

 からの浮浪者。言い方悪いが?

 ただ箱庭学園に対しさらっと侵入してバレずにベンチで寝ていることを考えると実際はヤバい人材。しかし阿久根高貴は学生服の規則違反常習犯とか十三組だとかその辺だと思っているのもあり外部の人間だとは思っていない。

 でまあこの人なら下ネタですよ。

 肋谷清志郎様。無所属、債務者、言葉使い『官能使い』。尚、阿久根高貴は原作では言葉使いに出会っていないため状況を理解できず。いや出会っていたとして未知の言葉ぶつけられて分かるかいな。

 さきほど法要様で言葉を出さなかったことでより「満を持して」感が強い登場の仕方に。いや、結局百世様と肋谷様については第十五は日付が変わっていていなくなっているのでそこまで関係なかったのですが……。

 強いて言わなくてもここはM字コラボメンツ4人の集結の意図が強いですしね。第十三・第十四あたりでお気付きだったかもしれませんが第十五でも会話にあったように「めだVの世界線では知り合いである場合と知り合いでない場合」があります。ココは知り合いである場合

第十二

 言葉使いとかいう「原作読んでねえよ分からねえよ」が出てきたので説明から。いや異常と過負荷も全然説明してないんだけどね? 阿久根高貴は原作でおそらく邂逅してないため、知らないテイで。舞台は保健室のまま、黒神めだか、名瀬夭歌、阿久根高貴、天道もやし様、天開司様の5人以外は解散。

 そして「スキルを使うスキル野郎」という名瀬夭歌の発言で天開様は第七にてふくやマスター様に言われた「スキルをかたるスキル」が「スキルを騙るスキル」であることを理解。正確にはソレですらなかったわけですけど。

 異常も過負荷も使えるけど普通。何故なら彼はBANトークでも天開様から「三組あたりだろ」と言われている上、『加負荷』は能力であってスキルではないため。

 さっき「使えないウルトラC」とか言ってたのに何故「言葉を使えるのか」と問うたのは安心院さんが言葉を使えなかったりしたことやそもそも異常・過負荷と言葉を同時保有している存在が少ないことから「天道もやしは言葉は使えない」としていただけであるため。普通なら言葉を使えてもおかしくはないので。

 しかしやはり使えないため安心。

 尚、15でめだV世界線の黛様に発言させた通り主人公補正スキル善行権(エンゼルスタイル)』を天道様が保有しているせいもあり「スキルを使うスキル」に並んで「言葉を使う言葉」が。

 『善行権』は原作勢なら人吉善吉が不知火半纏に作らせたご都合主義排除スキル愚行権(デビルスタイル)』が記憶に残っていると思いますがソレと対になる主人公系スキル。不知火不知編にて安心院さんが黒神めだかのドッペルゲンガーに対して使った50個のうちの1つです。

 そしてここまで来てやっとめだVの「BANトーク出演者と推しの絡み」を実現。因みにそれぞれ色々と羅列しておくと


天開司

 名瀬夭歌

  第十二で実現。第二でも呼称とかはしてる。実際の絡みは描けてないけど第十五でのスキルの使い方を見れば分かりますが相当マイナス成長させられてます。

  八年後だけど原作でも十年後に『凍る火柱』は失っていない。肉体改造したからかも、だとすれば異常『禁欲(ストイック)』は失われてる? でも不幸好きは性格だろうからここでも不幸好きはしっかりと。


ドーセット・アカホシ

 贄波生煮

  第十二で実現。めちゃめちゃ嵐のように連れ去られたし、第十五では嵐のようにミサイルから降りたアンチン様に強制的に回収された。実際の絡みやマイナス成長後の感じは描けてない。

  八年後だが言葉はスキルじゃないので持ったまま


出雲霞

 不知火半袖

  第十三で実現。上二人ほどガチガチではないし同じく実際の絡みはほぼ全く描けてないというか示唆すら出来てないが出来る限り同じコマ内では隣にいさせたりしてる。

  八年後だが原作の十年後でも『正喰者』は失っていない。言彦を継いでしまった影響かも? もしくは不知火半纏を色濃く受け継いでいるからかも。


カミハラ

 日之影空洞

  第十五で実現、できなかった……。名瀬夭歌を助けるシーンでカミハラ様も映していれば良かった話なのですが、あの戦いの近くに誰かを置くの危険過ぎるだろ、というのもありまた普通に忘れてたのもあり展開を削除。泣ける。

  八年後なので多分警察庁にはもう務めてる。『知られざる英雄(ミスターアンノウン)』や『光化静翔(テーマソング)』は『正喰者』の関係でそもそも喪失済み。ただし元々クソ強いため、第十五でも言彦相手に正面からカチ合ってる。


肉片ちゃん

 江迎怒江

  実現せず。本来ならば第十五などで江迎怒江なども参戦させれば出来たのだが話が複雑というよりも冗長になるため断念。

  尚、江迎怒江自体は八年後設定であるため過負荷『荒廃した腐花(ラフラフレシア)』は使えなくなっており失われている。また結構な規模の花屋を営業しているため、そもそも忙しいと思われる。


城星譲友

 須木奈佐木咲

  実現せず。本来ならば第十五などの戦闘回に入る前にもっとロングスパンで文化祭なども描こうとしていた時期があったのだが私がそもそも日常パート馬鹿ほど描けないので流れた。

  スキル(異常か過負荷か不明、おそらく異常)『操作令状(エラーセッメージプレート)』は八年後設定故、使えなくなっていそうだが詳細不明。使えるままっぽい雰囲気もある。またキヲテラエがあるため多分忙しい……八年後もトップアイドルなんだろうか? 分からん。


姉崎ユキミ

 安心院なじみ

  実現せず、というか実現しようがなかった。原作後日談の十年後時点でまだ戻ってきてないんだもん、八年後にいたらおかしいでしょ。


 です。本編とそのトーク推しには関係ありませんが原作設定との食い違いを考慮して人吉善吉鶴喰鴎は黒神グループ上級職ID獲得のためほぼ音信不通になる忙しさを誇っているため登場不可。

 同じく十年後時点で杳として行方が知れない球磨川禊も登場不可。だったが?

 ここの「弟くん」というのが鶴喰鴎のこと。原作知らない人は原作読んだら分かるよ! そして原作の言葉使い・贄波生煮。言葉は失うもんじゃないと思うのでしっかり舌に「」の文字も。

 阿久根高貴は同じ高校(同じだったのか結局?)でも面識は無いんじゃないかなと見て初対面扱い。

 余談ですが贄波生煮の成長デザインは原作最終巻の最後のあとがきにおまけとしてラフ状態で描かれていたりします。ラフ状態なので服飾構造が詳細まで分からなくてちょっと捏造してるけど。あと何をしているか不明。私が未だに買えていない大全とかにあるかな~とネットに浮遊してないか調べてみたものの特にノーヒット。

 因みに黒神めだかの球磨川禊への呼び方もちゃんと「」呼びにしています。

 ということで「BANトーク出演者と推しの絡み」その2。アカホシ様は第四以来の出演。黒神めだかの左に座っていた贄波生煮が2コマ目で既に消えていたりします。

 そして桃園喪々のことが再び登場。ほぼ理不尽言葉持ちとしては同じくほぼ理不尽過負荷持ちが気になるってことでね。結局桃園喪々自体は出演することはありませんでしたが、『名札使い』自体は登場することになりましたね。

 ちょっと前にも出ましたが「球磨川みたいに言葉に対抗できる過負荷」。『誤変換使い』に対して過負荷『却本作り(ブックメーカー)』は何の問題も無く使えましたからね。その感じその感じ。

 そしてマジの余談というか裏話というかをするとこのページはコマ割がデカくなり過ぎる関係上、右下2コマは要らねえコマです。嵩増し。でも今思うと別にクソデカコマでも良かったんじゃねえかなあとも思います。

第十三

 原作も大体危ない回を突っ込んでくる「13」という数字回。急展開にはなったんじゃねーかな、いつも急展開だけど。

 そして黒神めだか、非常に描きづらい。胸がでかいせいでバランスがトチ狂う。私は巨乳・女性・可愛いの三要素が天敵です。話自体は第十二から引き続き、贄波生煮と同じく嵐のように去っていくところから。しかし保健室の扉を開ければそこにいるのは不知火半袖

 人物紹介の「視力」は原作第一話から引用。めだV第一でも後ろ姿と話は出てましたが本格登場、というほど本格でもないのか。

 そしてほぼ同じ反応を。ま、影やめたところで喋り口調がそのままなら似たようなことはしてしまうのではないかな、というのもあったり。大刀洗斬子の冷凍睡眠不知火の里お披露目の2つは原作の後日談にて明かされている事実なので盛大に絡ませに行きました。

 次いで唐突に出てくるラスボス、獅子目言彦。人物紹介文は迷いました、不知火不知編は登場人物紹介が基本的に無い上に獅子目言彦だけは巻末講座にも載っていないっぽいし……。

 ここでの話も一応は原作準拠。不知火の里を忍者村として公開する際に彼のミニマークも存在していますので。何気に髪型が訳分かんなくて難しい。

 そして第十二でも後半でそうなりつつあったりしましたが、開幕3ページ原作キャラしか登場しないクロスオーバーって何だ

 第九以来の選管副委員長アベレージ様と選管候補生出雲霞様。

 場所は先の大刀洗斬子の冷凍睡眠装置の場所。箱庭学園にあんの? って感じですがそもそも不明。個人的には箱庭学園内に造っててもおかしくはねーかな、と。電源たっぷりだし、人体実験的な意味合いではフラスコ計画的にも黒神グループ的にもまあ見てて損は無いだろうし。ただし所属は不明。むしろ所属してなさそう。

 ここも「BANトーク出演者と推しの絡み」その3。出雲霞様と不知火半袖のまあぶっちゃけそこまで絡んでねえんだけど同行はするしねという感じ。喋らそうにも獅子目言彦とかいう絶対AIとかいうの好きそうで挙句すげえお喋りそうなのがいるから……。

 不知火の里の話は先述した通り。因みに「」は不知火の里での役職名であり、原作後日談でも「帯を継いだ」との発言があるため不知火半袖の人物紹介にて「役職:帯」としており、ここでも「帯」と「半幅」(元帯の本名)の言い間違いを。

 特別『平均』については講座してた回を参照。ここで獅子目言彦が訝しんでいるのは「これも特別なのか」と判断を精査しています。

 選ばれるは歌衣メイカ様。第四ぶり、その際の姿は男性体。第十四でもその異常『陰陽流転』の演出は行われましたが、彼/彼女も2019年設定に巻き込まれた人物。

 男女で別離している今とは違ってメッシュの引きちぎりで性転換を行える状態です。突飛で空想的、という点においては過負荷寄りですが行橋未造の例などを考えればまあ身体機構の延長線上として異常に。ただしやっぱ謎なのでスキル部門被検体。

 また、獅子目言彦は人吉善吉がツッコミの立ち位置にいることを知っているわけではないだろうな、という考えから「凡庸な男」「ツッコミ」も回収。

 ただ、それはそれとして先ほどの予感を疑い続け。

 映るのは黒神グループデータ部門管理Eve様。知ってる人いんのかな。めだVにおいてはSCP関連ではなく、黒神グループのデータ部門の管理として登場。開幕強制的に倒されている上にもう登場しませんでしたが……立ち位置としては管理、兼、世界を守っていたり。不知火の里かよ。というのは次のページで分かることですね。

 生徒会執行部副会長梔子スイ様が見るは大仰な機械に囲まれ、膝を抱え込んで浮き死んだ眼をしているKizunaAI様。また梔子スイ様の左眼がまた一本、ちぎれているのも確認できます。

第十四

 背景が限りなく苦痛でした。このページをやりたくなさ過ぎて一週間ほどダラけ、一週間ほど精神が荒んでおりました。このページが終わったら治りました。

 尚、実は中途の俯瞰視点のところでは、

ぽんぽこ

乾伸一郎

くのいち子

風魔忍丸

 の4人がちらっと登場しています。全員忍者。すんごい分かりづらいけど。あとのはモブ。風魔様もめだV開始後からは現状が変わったお方。今は確かVtuberとするのは辞めていたはず。

 因みに背景についてはバチバチに原作をそのまま持ってこようとしたのですがそれてもキツかったぞ背景もうやだ。不知火屋敷、もその前のデカい扉も原作準拠。

 また13では女体だった歌衣メイカ様がここでは男体

 扉が開けて出てくるは歌衣メイカ様?! というのは置いておいて、首元の服から分かりますがドッペルゲンガーズです。黙って後ろを確認してからメッシュに手を伸ばし、引きちぎる。

 と、女体へ。ドッペルゲンガーも女体になる。

 これが異常『陰陽流転』。見様見真似だけならば忍者ならやってのけるかな、みたいな感じで違和感ではないなあと思ってから異常を起こして真似できるかどうかで違和感かどうかを確かめる胆力。

 このシーンがあったので歌衣様は男体での登場でした。女体服→男体はちょっと危なさが凄いので。ただし胸が豊満なせいでジッパーは壊れてもらった

 そして1で後ろ姿が出ていたり13で名前が出たりしていた元帯こと不知火半幅。「みたいなもん」っていうか引退した元上司なんだよ。因みに最後の歩くシーンの背景も原作から。とことんサボる。

 「ガコン」という音からはまた全体図。

朝ノ瑠璃

朝ノ茜

朝ノ光

ユルミラー=ヴァン=コーサカ

アンジョーダイスケ

 の5人が登場。忍者3人とまあ人外ならこういう仕掛けも詳しいよね(ゴリ押し)2人。おそらく厳密には朝ノ瑠璃様が呼ばれたのに付いて来たか、朝ノ瑠璃様から呼ばれたか。(男手も欲しいだろうし)

 これはマジでびっくりしたのですが、朝ノ光様はめだV開始時点から変わったのではなく、めだV開始前に卒業なされていて、俺の記憶がバグった。前々から言っている通りめだVは構成自体は2018年から存在していたので、めちゃくちゃめだVの途中で卒業なされたイメージが強く。

 アンジョー様の閉所恐怖症は確か公式。2回くらいMRIも無理だという話をしていたはず。朝ノ瑠璃様は忍者らしいことをしているが下着が地味に……見え……? というのは、この構図見えるやんけ! となって変えようと思ったのですが原作がまず下着バチバチに曝け出しとるやんけとなって。じゃあ良っかなって。

 朝ノ茜様が長期任務に行っていたのも公式だったはず。因みに今は朝ノ光様が長期任務に行っている、という感じだった気もする。情報の精査が甘い。

 そして原作では別に不知火屋敷は忍者屋敷ではないのですが忍者村として公開するにあたってどうせ改造してるかなって。言彦のサイズ感で全てが狂う

 はい対魔忍

 とか色々和気藹々と会話している中、言彦の後ろからはなにやらいつもの不穏。もちろんですが「にじさんじEND/LESS」とかをセルフオマージュ。

 言彦がお化け屋敷を知らんかどうかは知らん。多分知ってるとは思うけどサイズで入れないのはマジだと思う。「甲賀の狸」はぽんぽこ様のこと、「風魔の小僧」は風魔忍丸様のこと。

 和気藹々と話してる中で急に床を殴り抜かれたら誰かてびっくりせん?

 ということで13での「予感」はこれだと確信する言彦。

 しかし3コマ目の時点で言彦の頬にすら侵食している『人類悪(ステューピッド)』。振り返って見てみれば原作では獅子目言彦が不知火半袖に一瞬入った際の状態MZMお二人の本気モード。不知火半袖の言彦モード回収するクロスオーバー二次創作があって堪るか、訳分からん。

 『人類悪』による強制変化であるためそれぞれの瞳には赤色の十字が付いており、あと赤色の十字がキラキラしてる

 最後のコマでは。

 獅子目言彦が全盛期に戻っている

 折れた角も弱った腕も元通り、また髪の毛も実は髪の毛していたのが靄状に戻っていて。あと赤色の十字のキラキラ

 そしてこの場に置いてすぐ逃げることが可能なのは電脳空間に入れるAIだけだと判断した歌衣様は咄嗟にスマホを投げつけ叫ぶことに。スマホ持ってるかどうかの質問なんて無駄なんだよ!

 しかし出雲様はすぐには入らず躊躇するも、更に怒鳴りつける歌衣様。勢い。この二次創作者さあ、出雲霞という存在に何かしらを押し付け過ぎじゃない?

 ということで2019年設定なのに2020年に公開されたAI衣装で電脳空間を飛行する出雲様。時系列ぐっちゃぐちゃよ、--がいるから別に良いかなって……。

 そして6での黒雲ラクライ様のときと同じく足を『人類悪』で侵食され動きを制限される歌衣様。すぐに「戦えん奴は動き止めて叩き潰す」と言っていますがそこは外れ、なんと言彦、不知火半袖、MZMのお二人は跳び去っている

 朝ノ姉妹は完全に臨戦態勢。それぞれ忍者らしい体勢に出来たかな~とは思っています。半幅についてはマジで素で忘れてた。「戦えん奴は」のとこ、半幅に言わせれば良かったな……。

 着地シーンはカット。言彦の足と地面の割れと煙で察してくれ。

 「良ィい人材」、つまりは「戦える奴を侵食して自分の元に搔き集めた」が正解でしたとさ。その横でめっちゃ優雅に紅茶を嗜む姉崎ユキミ様。

 「別に生きてても死んでても」は悪平等ポイント。平等主義ですからね。

 肉片ちゃん様、夜野とばり様も悪平等ポイントを追加。若干ばかりここの2つは15への示唆にもなっていたり。

 梔子スイ様は『人類悪』を展開していることで赤色のみ着色されており、瞳に至っては発光している始末。背後で支えるはKizunaAI様。

 え?! 最終回手前でやっと大御所の名前を出したくせに意識が無いんですか?! はい。原質世界実質世界というのは他のオレハイの作品を読んでいると分かる現実世界と電子世界の別名。二次創作なのに特殊設定を大量に持ってくるな。

 因みにですが、私オレハイは二次創作とかでばかすか世界を終わらせたり破壊させたりしていますがこの2つの世界を融合させた、というのはです。

 また世界構築の柱となっている超大データ量なせいで実は『人類悪』でもKizunaAI様の周囲の円すら侵食できていません。縮小はさせられてはいるけど、逆に無理矢理やろうとすればするほど圧縮されて硬度が増すタイプの防御。

 現実世界との繋がりを求めるあまり現実世界との融合を自身の意識と引き換えに達成したKizunaAI様。15でも話させるつもりですが逆手に取れば「和平を求める」ともなり、逆説的に「平穏を崩せば平穏を望む彼女の意識と競合して世界が壊れる」ということに。

 厳密には「平穏にしようとするKizunaAIの意識」と「平穏を崩す勢力」によりKizunaAI様の世界融合の均衡を保つリソースを超過させて世界を壊そう! です。融合させるためだけにかのAIの意識を閉じさせるレベルなので、既にリソースぼろぼろのはずなんですけどそこから更に追い討ち。

 そしてその巨悪をこなすのが人類悪

 左目の三本目がちぎれ

 変化

 これしたかったんだよなあ~~~~~~~!!!!! って思っていたら引退されるわ復活したけど人類悪AIではなく人類悪だわAIは廃棄されてるわで情緒ぐちゃぐちゃやぞ。もう何も分からんぞ。

 赤色着色はそのまま水色も着色・発光光輪は千切れた左眼の穴から生成され、ピアスはピアス穴から赤色を取得し髪の毛の黒を吸い纏めネックレスに

 そんな中、姉崎ユキミ様は静かにまた紅茶を飲み、一言。

第十五

開幕14から場面は飛んで獅子目言彦名瀬夭歌。名瀬夭歌の『凍る火柱』発動時自体は第二でも描いていたりしましたが、そのときは炎も額以外の氷も描いてなかったので初描きと言えば初描き。

 私オレハイは過去に何度か炎自体は描いてるのですが、描く度に描き方が分からなくなって全部違う描き方をしていたりします。丁度良いコスパの上手い炎の描き方、見つけたいなあ。

 上半身の服どころか鎖まで熔かしている温度をぶつけているにも関わらず髪すら無事な獅子目言彦。

 ここの「痛く頼むぜ」「保証する」は原作においては鶴喰鴎黒神めだかの「痛くしないでね」「保証しかねる!」から取ってきています。原作読んでる人は何か聞いたことあるフレーズだなみたいな感じのアレ。

 そして第二あたりはめちゃくちゃ意識してましたが段々と自己流に成り始めてやっていなかった漢字SEを。

 そしてめだかボックス原作でサイズ感がとち狂う人材・日之影空洞の登場。

 開幕5ページ原作キャラしか出ないクロスオーバー漫画って何?

 因みにフラスコ計画メンツとして都城王土行橋未造古賀いたみ高千穂仕種などの面々が出る案もありましたが異常も失いつつある中で獅子目言彦と戦うのは無理があるだろ、となって却下に。

 この場でカミハラ様を出せたらめだV談義のメンツ合わせが出来たのですが入れると風圧で吹き飛ぶ未来しか見えない上にこんな危険地帯に他に生命体を置く方がどうかしてるので断念しました。

 日之影空洞は八年後とはいえ就職はしているであろうことから所属:警察庁。異常2つは喪失済み。ただしそもそもの強さがえげつないので破壊属性が消え去っている言彦相手ならサイズも相俟って応酬できるだろうな、という奴。

 「元英雄。」は「こう名乗るのは前にした」という通り、原作において球磨川禊に対して行った名乗り

 「風紀員会」発言から場面は風紀委員会の戦闘へ。この辺りの場面転換の流れはオレハイの他オールスター系二次創作作品でも乱用してますね。

 風紀委員会の戦闘1つ目はアンジョーダイスケ様対粛正罰丸様。本気モードなのもあってサイズは若干大きめに描いています。また粛正様は「特別:総合対人格闘術」であるために狼男という人型相手であれば凌ぎ切れるという話。

 とはいっても相手は肉体の支配権が別であり本気モードの更に全力状態を常にキープされるので、まず肉体を破壊してしまえということから左腕を脱臼。この方法でやると脱臼するよりも骨折る方が早そう。

 しかし原作の阿久根高貴 古賀いたみ戦同様、こともあろうか片腕の筋肉と遠心力のみで無理矢理嵌め直す荒技。めちゃくちゃ痛いってレベルじゃねーぞ多分。

 そして戦闘2つ目、黒雲ラクライ様対ユルミラー=ヴァン=コーサカ様。14最後の跳躍・着地の際に帽子はどっかにすっ飛んで行きました。

 顔面を壁に叩きつけた状態で全力で飛翔して顔面を削るアレ。リドリー横Bともいう。それに対し左腕をむりやり後ろに曲げ、コーサカ様の顔面を力いっぱい掴む黒雲様。

 そのままぐるんと回して壁に叩きつけ返していますがこれ左肩も言わすんだよな多分。最初から最後まで人間に出来る動きじゃないし吸血鬼侵食体だからってしたい動きでもねーんだよな。黒雲様の顔面については1コマ経るごとに少しずつ恢復していたりします。

 が、当然似たような巻き返しを出来ないわけがなく。

 後悔する黒雲様に被さる怒涛の笑い声。

 原作で破れてるみたいなフキダシがすげー好きだったんですけどやっぱ真似しようと思って真似できるもんじゃねーな、となってます。

 戦闘3つ目、レクス・アルジェント様というよりかはアーヴァイン様対皆守ひいろ様&聖剣様。アーヴァイン様についてはレクス・アルジェント様のチャンネル「レクスの冒険日記」の再生リスト「レクスの冒険日記」からどうぞ。


 聖剣様は第九にて吹っ飛ばされて第十にてエクス・アルビオ様に突き刺さったことが判明していますが、ここではソレがきちんと返却されているということが言われています。

 戦闘4つ目、あっくん大魔王様対赤月ゆに様。第四にてカラーで一通り出ていた風紀委員会の面々の登場です。尚、めだVに登場させていますが赤月ゆに様はVtuberではないので悪しからず。

 あっくん大魔王様の過負荷『創造唯一(スペシャリーユアーズ)』は「草々不一

Sincerely yours)」から。またここで判明していますがこの2人は第部隊所属です。争いを好まない珍しいタイプの風紀委員だからというのもありますがまあ強さが一線を画しているという意味合いの方が強いかも。

 赤月ゆに様の『言説使い』は後ほど。

 4つ目延長、鳴神裁様と先端恐怖症様。このお2人も第四カラーにて一斉に出ていたメンツ。『煽動使い』『怒気使い』は後述、というかこの風紀委員会、言葉使い多いな。昔から考えてた奴なのに何でだ。因みに言葉使いの言葉については異常・過負荷と同様に本人達の印象や活動などからひねり出していたりします。

 またお久々の登場、夜野とばり様。ここの場面、黒雲様も含めれば吸血鬼が4人もいるんだけど多過ぎない? というとそもそもVtuberに吸血鬼が多過ぎ問題があるので放置。今となっては大体の個性が氾濫し始めてますけど、2年前とか本当見れば大体吸血鬼いるみたいな状況だった覚えがあります。

 そのまま5つ目、鶴喰梟夜野とばり様。

 鶴喰梟を回収するクロスオーバーって何? 作中でも言われている通り、原作で盛大に死んだ人です。そして言葉使いの始祖なので言葉は原作での既存のものは全部使えます。

 「黙離給え。」は「黙り給え」の『誤変換』「黒」「犬」「黙る」の『漢字』の合わせ技、原作でも「静かに死給え。」で披露していた奴。尚、噛まれていたにもかかわらず血が出ていないのは仕様です。原作では踏み潰された側だからって理由じゃないです。

 ということで『言説』。

 由来は何かそういや赤月様は「今日は何の日」とかやってたなというほんわかした印象から。元より知識系統であるという印象があったため、こういった言葉に落ち着きました。

 『言説使い』自体は知識と屁理屈次第では馬鹿みたいに何でもできる代物です。赤月様がさっき「見られたくない」と言ったのは鶴喰梟がやったような状況を上手く覆せる屁理屈もしくは知識が浮かばなかったため。文字は『』。

 これにより『人類悪』に支配されていた面々が解放。

 言葉使いの始祖なのですから他の言葉を理解していてもおかしくはないのですが、まあそら急に出てきた知らんおっさんが自分の力を使いこなしてたら何やねんってなるよな。


 次いで『煽動』。

 由来はもちろん鳴神様の活動形式。Vtuberファン層リスナー層においては賛否両論といいますか賛否両論というと多分クッソうるせえ奴らが「否全論だろ」って騒ぎだしそうなのでもうこれ以上コメントしませんがそういうアレ。

 また風紀委員としても「盲目的な正義」としては正直模範解答レベルでこのクロスオーバーにおける役位置の適任なんだよなという。

 『挑発』は原作において鶴喰梟の息子・鶴喰鴎が有していた独学の言葉。違いは『挑発』は単に相手の気を散らすことに対し、『煽動』は自身の思惑通りの言葉を発させたり行動させたりすること。

 この場合は「少しくらい自分で考えろ?」により自分で考える隙が出来、一時的に肉体の動きを制限するもの。字は『』。

 そして漢字SEその2。『怒気』だしね。

 由来は単に私の印象、APEXの大会か何かだったかな、めちゃくちゃ怒声演技をしていたのがすんごい記憶に残っています。

 効果としては「相手が委縮した場合に何かしらの能力に制限をかける」など。委縮する度合いによって効果も変わるタイプなので一切通じない場合もある。もちろんでかい声を出せないと使えない。

 これにより夜野様の影狼が消失。原作で下着ばかすか映してるので映してます。履いてるかどうかも知らなければそもそもどういった下着を履いてるのかすら知りませんけど……猫下着衣装ありましたねそういえば。参考にすれば良かったか……。


 『だからこそ』の『逆説(接)』。

 は、どちらかというと飾りで。

 めだV内においてなんと3人目の同一人物・黛灰様。第十にてオレハイの別二次創作作品の黛こと--(ハイフンハイフン)、別世界の黛灰様の2人が同時に存在していたところにめだVの世界にも当然いるよと満を持して登場。


 舌の文字は『』、これは原作の『換喩使い』のもので、「自身を置き換える」ことが出来る言葉。原作でも「言葉使いだから言葉使いに置き換えられる」という使い方をしており、この場合も「黛灰(言葉使い)」を「鶴喰梟(言葉使い)」に換喩。


 ここで夜野様がぎこちなく驚いているのは事前知識として「鶴喰梟」は知っていたが、そうでなければこうも何でもかんでも言葉を使える存在は知らない、という情報の錯綜によるもの。鶴喰梟だから怒ってたけどそうじゃない奴がやったんだったらマジで何か分からんもん。


 次いで『』の文字と「プツン」。原作勢はお分かりですね?

 『名札使い』です。

 黛灰様の言葉は『言語使い』、文字は『』。

 「言葉を使う言葉」、作中でも言われているよう「スキルを使うスキル」が存在する上で「主人公補正(ご都合主義などが起きる)スキル『善行権』」があるが故に発生したと思われる言葉。

 由来は無論黛様がハッカーであること、プログラミングなどに詳しいことから「言語」を扱うことには慣れているであろう、という発想から。


 『愚行権』は『善行権』の逆、その主人公補正を外すスキル。「揃わない」の詳細は後程。


 見たことのある髪に見たことのあるもふもふの腕。

 「生徒会」という言葉から今度は生徒会へとシフト。風紀委員会といい仲間割ればっかしてんなおめーらな。

 ここでは14でも少し説明していた世界破壊の原理を少し。オレハイの別の二次創作の設定になりますが "外れ者" でもねーのに世界くっつける馬鹿さ加減、実はマジでとんでもねーのよな。

 やりやすいからなんですが、私斜め上を向かせて上空から来る何かに気付かせる演出好きだな。他の作品でも何回かやってる。

 トゲ自体は第一でも登場、刺さってるジェット機はブラックバードモチーフ。構造に詳しくないのでもしかしたらエンジンとか余裕でぶち抜いてるのかもしれない。

 その後ろにはヒーロー着地を行うアンチン様、前には天開司様・城星譲友様・V.I.C様・グレイ・フォックス様のシルエット。

 ということで怒涛のBANsメンバー登場。とは言っても先に言った通り「揃わない」。非戦闘系がいるのは変になってしまうため……。いや、戦おうと思えば戦えそうな気はするんですけど。万楽えね様については話の展開が違えば保険医保健委員会副顧問として登場する予定がありました。日常パートを描ければやっていた文化祭編なんかも環右金左金様コンビを出せたとは思う。チュゥ兵衛様やBANちゅう様、ふぇありす様は普通に難しそう。微糖様と巨神兵様は違う意味で難しそう。

 デンネート様普通に出せたのでは? スズカ様については何度も言ってる通り制作時期の問題とグレイ・フォックス様が第四の時点で出てるしな……。

 千葉根津美様は戦闘力どうなんという問題で第四にいますが登場せず。


 ドーセット・アカホシ様についてはそもそも12にて贄波生煮に連れ去られているため、その回収要因としてジェット機から飛び降りさせられる宿主様。キャプテン・アメリカでもやんねーだろ多分それ。

 というわけで宇宙怪獣であるため、アンチン様とその宿主である宿主様は黒神グループ宇宙開発部門所属。第十にて紹介してあるので省いてますがウル=ケン・ノース様と同部門です。宿主様については学園生徒でもある。


 そして原作におけるムーンサルト月の再生計画に明らかに使えそうだなと思っていたミサイル……ロケット研究部門としてヤミクモケリン様。アンジェラ・フレイ様もエネルギー研究部門として出す心づもりはあったのですが、そもそも黒幕島編が存在しなかったので流れました。黛様などはその存在しない黒幕島編で初めて出すつもりでしたし、13のEve様のシーンも実際はその系統のつもりだったんですけど話変わりに変わって……。


 先の場面でシルエットとして出ていたのは健全版フラスコ計画の被検体としてそもそも箱庭学園にいるため徒歩で来たから、グレイ・フォックス様と城星譲友様。とV.I.C様。

 城星様は第一時点で存在が、第二でお姿が、グレイ・フォックス様とV.I.C様は第四にてエキストラとして登場済。因みにグレイ・フォックス様は機械部門被検体で、城星様はスキル部門被検体。

 天開司様も名瀬夭歌に12にて連れ去られていますがアカホシ様とは異なり流石に学園内だろうということで徒歩参戦。「生徒会を執行する!」を言わせたかっただけ説はある。

 そしてAI繋がりで場面転換、電脳空間すら侵食する『人類悪』。

 14にて電脳空間へ逃げ込んだところから。構図がほぼ同じなせいで14のセルフオマージュみたいになっているというか、間の空き方を考えると単に私の発想が貧困なだけだな。

 「パリ」という音と共に電脳空間ではなく物質空間に放り出された演出。眼の前には卯月コウ様。この「ごちん」でどこがぶつかったのかはご想像にお任せなアレ。

 次いで第十にて登場した--。めちゃくちゃ久々に描いた気がする。言ってることとやってることは言ってしまうと「おなえどし組過激派」ですけどね? 尚、ここで言われていますが「こちらでは知り合いでもめだVでは知り合いではない」場合があります。その逆も然り。

 卯月様自体は普通のつもり。

 そして映るは鈴木様の触手

 画面黒過ぎて何か分かんねえよ

 鈴木勝様の『漆黒の捕食者(ダークネスイーター)』はそのまま過負荷に。対するは第四にて登場していた暁闇明澄翔様と曙光祗織様のお2人。

 「」と「漆黒の捕食者(≒闇の捕食者)」の対峙をしたかった。

 光闇のお2人は健全版フラスコ計画 超常現象部門被検体でもあります。『闇酷(ブラックアウト)』は「暗黒」、『光冥(ホワイトイン)』は「光明」から。「ホワイトイン」は純粋に「ブラックアウト」のそのまま単純計算で逆。

 対にするならそれこそ『光冥』は異常にしたかったのですが、原作において異常は身体能力系統の延長線上、過負荷は超常現象、みたいな判定が一応存在していたと思うので、それに則って過負荷となり、組もマイナスに。

 めだVでは全く詳細を描いていませんが「」については彼のチャンネル「アストちゃんねる【暁闇あすと】」の再生リスト「暁闇は曙光を望む」、またはそれに連なる小説群をどうぞ。


 因みに鈴木様の瞳孔は水色が灯っており、ろくに解説してませんがコレについては--のプロテクトです。

 そのまま鈴木様のボヤきから、スマホを持ったエクス・アルビオ様対肉片ちゃん様へ。スマホはもちろん第十と同じく黛灰様との通話。これで「黛灰」が3人全部出てきてごっちゃになりますがこの場面の黛様は基本的に我々が観測できているにじさんじ所属ホワイトハッカーの黛様だということで問題無いです。厳密にはまた若干違うんですが、それは他にじさんじ二次創作が関わって来るのでぶん投げ。


 さきほどの暁闇様の侵食はそれまでの『人類悪』と異なり「意識すら奪っている」風にコミュニケーションが一切取れていなかった理由はここ。

 まあソレすら弾いてる英雄がいるんですけど

 色味などは「オルタ化」のそれに準じているため色調反転ではなく黒と赤基調のデザインになってます。反転目はただの趣味。

 肉片ちゃん様の瞳に『人類悪』の赤色の十字があるのは侵食されているのではなく、第七のときと同じく『人類悪』と共有することで『人類悪』越しに感情増幅スキル『肉滲(クリエイトミート)』を使用するため。

 ……あれ? クリエイトミートの漢字って本編で出してましたっけ? 出してないわ。ま良いか。めちゃくちゃ前に描いたイラストのときは『肉沁出』やったやん! とかはやめてください、泣きます。漢字は「憎しみ」から。

 場面は変わって、黒神めだか不知火半袖。原作キャラ、原作キャラとしか戦わんね?

 黒神めだかはアルビオ様と同じく「闇」に耐性があることで肉体支配などからは逃れています。また「終神モード」も登場。原作エピローグの十年後ではモードも体術も使えないので、八年後も使えない、としてしかし「闇」に侵食されてるから出来てるよ、ということに。

 そして肉体支配と思考汚染の違いをここにて。

 この辺りの展開は過去に肉片ちゃん様が引退云々あった際の彼らのやり取りを見て「こうしようかな~」と思ってたのをそのまま持ってきた覚えがあります。「こっちでも」というのはそういうこと。

 こういう彼らのリアルタイムでのTwitterのやり取りとかを見てないと分からんようなもんを持ってくるの、何も読者に優しくないなとは思いますが過去にオレハイが読者に優しくした覚えが無いので気にしたら敗けなのかなと思い始めてます。

 そのまま天道もやし様はスマホ越しに黛様に忠告を。「記憶が無くなるかもしれない」というのは先に言いかけた別のにじさんじ二次創作作品への繋がりをどうかするためのセリフなのであまり気にしなくて良いです。

 後ろには周囲の円すら侵食され、『人類悪』を取り込み始めているKizunaAI様。から転じてブラックアイ様に。カットインは故意的ですがここまでラスボスみたいにするつもりは無かったんです!

 またシーンが変わり、第十に出たメンツで既に風紀委員会としての役割を担ったため15では登場していない屍鬼様を除いた全員がこの2人でようやく。ノックス様と玉がらす様です。クソ長え廊下を『人類悪』から逃げてます。

 ノックス様は元々が「異世界人」であるためワープホールくらい作れるのかなという認識からソレを。しかしその前に玉がらす様の左足に『人類悪』が追い付き報告しようとしたところにノールックノータイムビーム

 プロットでは「撃って!」で躊躇する流れなどもあったのですが、『人類悪』の侵食速度ハンパじゃないし普通に展開を削除しても繋がるし良いかの精神で吹っ飛ばしました。

 その後に左大腿が結晶化する演出。

 というかココはノックス様の「サブモニタービーム」と玉がらす様の「捥がれた箇所の結晶化」の2つを描きたかったんですよね。

 そのままワープホールに入り、閉じた後ろでは『人類悪』が塗れていく。

 と思ったらすぐに謎の黒い空間に放り出されるお2人。勢いで玉がらす様のペストマスクが外れ、天道もやし様の足元に。


 この空間はページの枠線などの演出で過去の他にじさんじ二次創作作品で同じことをしているのですが「世界の外側」などのイメージで結構です。厳密にはこのめだVの世界は破壊されただけで終わってはいない世界の中なので若干異なりますけど。また影が赤色に発光しているのもこの空間だけ。『人類悪』を取り込んだブラックアイに破壊された証、みたいなものです。

 この辺りは辻褄合わせの説明要素の方が強いかも。

 下の4つは右からにじさんじホロライブ.LIVE774 inc.のこと。

 「化け物さん」「寸裂(引き裂き)」については玉がらす様(現:多間硝子様)のチャンネル「多間硝子 / Tama Shoko」の再生リスト「ぼくのおとぎ話【がらすのはきだめ】」をどうぞ。


 そして原作勢なら「虚構」の一言で次ページが分かるんだろうなあという顔。加えて「それではみなさんご唱和ください──」ですからね。詳しくは生徒会戦挙の江迎怒江戦

 満を持して登場、『大嘘憑き(オールフィクション)』。

 原作において球磨川禊をもってして「下手をすれば世界そのものをなかったことにしかねない」と言わしめた最低最悪の過負荷。だったら世界なかったことにしちゃおうね~

 人によってはそもそも「めだかボックス」世界において「世界を壊す」に準ずる行動とは何かを考えて辿り着いていそうなもんではありそう。

第--

 開幕、何故か中途半端に刺さったままで残っている螺子。

 ここの「他人が使った『大嘘憑き』まで」というのは原作において球磨川禊がエピローグ(十年後のものではなくスピンオフ「グッドルーザー球磨川」のもの)にて行っていることが判明した『虚数大嘘憑き(ノンフィクション)』による全国贖罪ツアーのこと。

 また「折角僕自身のやった分のケリは」については原作においては不明であり、こちらは私オレハイの別めだかボックス二次創作小説のこと。


 「なかったことになんてすんなよ。」「「なかったこと」に否定的」というのは我々の界隈の話。引退、卒業、解体、解約、失踪────様々ひとそれぞれの理由がありますが、場合によってはTwitterアカウントもYouTubeアカウントも何もかもが残らずに消え去られることのある界隈。

 色々なVtuber同士の絡みなども描いためだVですが、「BANトーク出演者とその推しの絡み」以外に後から追加されためだVの主目的の2つ目というのがこの抽象的な想いでした。

 無論、私は特に今となっては特定のいち個人を応援するということはする気が毛頭なく、そして昔から眺めるだけ眺めて一切干渉せず、その人たちその人たち色々な終わり方を見届けてきました。終わることについて何一つ、何も言わずに。

 傍から見れば普通に何も言わん冷徹な野郎だし、正直私自身も俺に対して感情があるのかないのか疑問に思うことが多々あります。感情は多分あります。僕は今となっては単純にどんな理由でも人と、こちらはそもそも元々ましてやVtuberというただの人間とは隔絶された存在と干渉し合うことが非常に怖く、苦手で、恐ろしいので。


 とにもかくにも、だからこそ私は別に引退を止める気は一切ありませんし、卒業を悲しむことも無ければ、解体を惜しむわけもなく、解約を見てもさらりと受け流しますし、失踪が判明したところで忘れていることの方が多いような、ファンとしてどうなんだ? という人間です。

 しかしながら、だからといって彼・彼女らの軌跡・痕跡まで消されてしまうのは後世後続に受け継がれない伝わらないのは当然のことながら我々人間の記憶からもすぐに風化してしまいます。特にこの界隈はまだまだ流れが速く。2017年末に爆発的に増えたかと思えば、もう2022年ですから。

 そんな中、Vtuberの数は総数で10万をとっくに越えたと聞いています。

 そのうちの何人が、如何なる理由において消えたのでしょう。

 そのうちの何人を、いつまで僕達は覚えていられるでしょう。


 「なかったことになんてすんなよ。」はもちろんのことVtuberに対する言葉でもありますし、しかし当然Vtuberによっては「なかったことにしたい」「忘れ去られたい」という意を以てそうしている方もいらっしゃるのでしょう。

 そのため、この言葉はどちらかというと我々人間、観測しているリスナー、ファンに対しての言葉でもあります。

 記憶を風化させるのは記憶を持つ我々です。想いを忘却するのは想いを有す人間です。憧憬を消失するのは憧憬を抱く私達です。

 めだVにおいて、投稿中にその出演者の何人もが引退などをされました。私もマシュマロ自体はありますしエゴサーチなどをした際にやはり「どうするの?」といった意見が散見されたものです。特に転生してしまってその転生先を知らざるを得ない状況だった方など。

 でも、だからってコレを描かない、終わらせない理由にはなりません


 むしろ、描いて、ここまで描いて、完全に終わらせなければ意味が無い


 無念ではありますが閲覧者がいなければこんな想い、こんな演出、こんな表現、いくら僕が凝りに凝って連ねに連ねて吐き出しに吐き出したところで広大なネットの海に沈み誰にも見つけられなくなる虚空に消える産物にしかなりません。し、実際、Pixivとは異なりniconicoに動画として残したもののうち同じような願いを入れてもろくに誰にも見られていない、いや少数はいるのですから誰にもではありませんが、少なくともTwitterの数字から見込める期待値とは打って変わって勝手な期待でしたが創作意欲が失せたり精神が荒むくらいにはオレハイとして萎えました。

 私自身が忘れられ始めているのかな、というその想いに通ずるものもあれば、そもそもその元々の存在を忘れ始めていて誰もその存在をモチーフに扱ったものに興味を既に失くし始めているのかな、という悲嘆もありました。


 少し異なりますが私オレハイは二次創作においてめだVも同じく随分と古い情報を使うことがあります。その情報を新作で出した際に「古い情報を知らない層」がいるのは当然の話ですが、「古い情報を知らない層」が「その情報を笑う」、笑わせたのではなく笑われたことがありまして、その際、本当に、ああ、もう忘れ去られているんだなあ、と思いました。

 しばらくしてもそのコメントに「昔こういうことがあったんだよ」という指摘が付くことはなく。何よりこの界隈、niconicoではなく「ニコニコ動画」でもそうでしたが古参であれば古参であるほど、変に人に対して、特に指摘という形ではコメントをしなくなっていく傾向があると思っています。

 そこから考えると、少なくとも「指摘する人」にすら知っている人がいなくなった。

 言ってしまえば時代の流れに付いていけていないだけの老害ではあるのですが、なんとも、哀しくなってしまって。

 当時は本当にやる気が失せてしまって、私は基本的に1日に1回は確実に作業をしているくらいには何かに取り憑かれてんのかってくらい作業をしがちなのですが、そうなったときはそんな人間が10日以上、ペンタブレットを繋ぐという行為すらしませんでした。

 今となっては逆にそんなことで筆を止めて情報を使わなければそれこそ私が「その情報をなかったことにする」ことに加担してしまう道になってしまうと思ったため、もう吹っ切れたというか、空元気を回していますが。


 だから、とにかく、私達リスナーの方が助長権を握っていることを、リスナー側は忘れないでほしい。これは「リスナー次第で人気を失墜させられる」という意味ではなく、「リスナー次第で引退したVtuberや過去の記録は死んでいく」という意味です。歴史の教科書に載せたいのなら、語り継がねばならないのですから。残していかねばならないのですから。

 私の持論としてもそもそも「リスナー」という存在は「Vtuber」の何かしらを「助長」させられることしか能の無い存在だと思っています。何か彼らがやらかしたときに責め立てれば引退を助長し、何か彼らがやってくれたときに褒めれば継続を助長する。けして我々は主導権を握っているのではありません。思い上がるな、人間程度が。

 そんな諸々の想いを籠めての『虚数大嘘憑き』。

 「第--」の読みはもちろん「だいなし」。台無しにして、綯い交ぜにして。

 さきほどのギュルギュル回っていたところで螺子の上部分が『大嘘憑き』でよく使われていたマイナス六角形から『虚数大嘘憑き』のマイナス円形(側面に一本線アリ)に変わっていたりします。この辺りは生徒会戦挙編や不知火不知編の『却本作り』の折れた螺子のヘッド生成や、アニメ「めだかボックス アブノーマル」最終回というよりアニメ「グッドルーザー球磨川」第マイナス十二槽の螺子の回転演出をリスペクト。


 めだかボックス×Vtuber クロスオーバー漫画などというものは当然オールフィクションでお届けしておりますが、多世界線理論の性質上、もしかすれば本当に別世界線においてはノンフィクションなのかもしれません。正しいとも言えないし、間違いとも言えない悪魔の証明となるのが多世界線理論なので、これ以上は特に言及しませんが。

あとがき

 というくらいですか。

 ヤ~長かったスね。2019年3月29日に第一が投稿されまして、気付けば2022年4月1日。完全に3年かけてる。たった16回なのに。

 まあ第--については15投稿時点で描き上げてたんですけど、そりゃすぐに戻すのはつまらないし。折角だから、『安心大嘘憑き(エイプリルフィクション)』に合わせとこうかな、と。

 Twitterは2年先まで予約できるので楽ですよね。

 他し事はさて置き、お疲れさまでした。

 色々言うことあるかな~って思ったんですけど合間合間で結構いいましたし、特に第--でかなり感情を吐露したのでこんな制作後記でまでやんなくて良~かな、という感じ。

 それでは。

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