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~居候して1年くらい経ったある日~


「手伝い感謝っす」

「今日休みやからな。てか、なんやねんこれ?」

「透過銃っすよ。対象物に光線を浴びてる時だけ一時的に透明になるんす」

「ほーん、これで捜し物を見つけるんやな?」

「いや、服を消すんす」

「まっった訳わからん企みを…にしてもホンマなんでも作れるやっちゃなぁ…」

「作れないものはあるっすよータイムマシンなんかは程遠いっす。可能なら作りたいっすけどー」

「実際いろんなもん作っとるやん、スケベなんばっかやけど…。なんで公表せえへんのや?」

「世界の均衡を保つためっす」

「?」

「大体がちょっと間違えば危険物っすから…!でも一部は出回ってるっすよ!即効性避妊薬とか異種妊娠薬とか…」

「あれお前のかい!」

=ミニ知識=

科学全般なんでも出来るチート級科学者兼発明家。

だが作るのは性に結びつくものばかりなので、過度な期待は禁物。

特許使用料で稼いでいて、テッカーに黙ってへそくりしていたがこの時バレた。そしてテッカーより稼ぎが良い。

それでも一人暮らしせずに居候しているのは、発明品をテッカーらに試したいためである。

異種妊娠薬:

胎生同士または卵生同士であれば、双方が服用することで妊娠可能になる薬。

親が服用して出来た子は親の種族と同じであれば服用せず妊娠可能になる。

生殖機能を活性化・自由化させる効果があるため、親子ともに発情しやすくなる副作用があり、

両親の種族に当てはまらない個性(外見もしくは性格)が発現することもある。

以上の副作用があるものの、多種族文化の影響によってヴァルの発明の中でも最も多く出回った。

発明したのは16歳(実年齢46)の頃で、ヴァルが奴隷研究者にされるきっかけでもある。

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