[Skeb]DQ10魔族化ふたなりエルフの触手和え (Pixiv Fanbox)

目・肌　通常色Ver.

制作ノート

　こちらは4月6日に引き受けたSkebリクエスト！ 要望は以下の通り。

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・ドラクエ10のマイキャラでふたなり触手拘束・陵辱

・口、女性器、アナルの3穴ぶち込み＆男性器しごき

・触手は以前描いてたツヤツヤ系で

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　類は友を呼ぶという言葉は真理である。私が好きな要素てんこ盛りだわわぁ……！ ありがてぇ……ありがてぇ……！！

　特にドラクエみたいな中世ファンタジー要素は前々から描いてみたいなぁとは思ってたんだけど、なんか描くの大変そうだし今までの画力ではまともに描けそうになかったんで敬遠してたんですよねぇ……。でも、Skebでのリクエストとあらば完成させる以外の選択肢はないからね！  今年に入ってからバシバシ1枚絵描いてってるから、ファンタジーモノだってそれなりに描けるようになってるかもしれないな？ おっしゃ、やったるでー！！

　──とは言え、中世ファンタジーなカッコした人物絵なんかちゃんと描いたことないんで、ぶっつけ本番で描けるかどうかすこぶる怪しいわけで。

　そこで試し描きしてみたのが昨日投稿した絵。

　この絵はもう仕上がっちゃってるけど、ラフまでを描いた時点でクライアントさんからいただいたキャラクター画像の造形を把握できたと思えたので、ささっと気持ちを切り替えて早速Skeb絵の本番に取り掛かることにしたよ！

　……にしても、この試し描きの絵、ほんと自分でびっくりするぐらいちゃんと描けたな！？ 私の中では今の所「奇跡の1枚」みたいな扱いになってるよ！ 私が絵を描き始めた2019年の中頃にはこんな絵を描けるようになるなんて思ってなかったんだけど、続けてればなんとかなるもんだなぁ……。当面の目標はこのクオリティを超えるように描いていくってことにしとこう。

　閑話休題。

　では、まずSkeb絵のラフを描いていくんだけど、念頭に置いておかないといけないのが「触手による3穴＆ちんこ責め」という要素。女性器、男性器、アナルが責められてる状況を説明するには、股間のクローズアップを描くのが望ましい。それがバックからのアングルであれば、なお分かりやすくなりそう。でも、口にも触手を突っ込まれてることをしっかり見せないといけない。

　……と考えていくと、描くべき構図は自ずと定まってくるもので、これだー！と思えた構図がこちら！

　しっかり「触手による3穴＆ちんこ責め」がひと目で分かる構図！ がっちり拘束されているからこその空中陵辱！ 無数の触手が背後でうごめく地獄絵図！ ふは、ふはははは！ いい！ いいなぁこの構図！！ ニヤニヤが止まらんね！？

　今回もやっぱり苦手な奥行きを描けるようにと意識してるので、ちょっと過剰なぐらい遠近感をつけてみたつもりだったけど、それでもまだ飛び出すような迫力のある画作りには出来てないねぇ……。でも触手1作目や触手2作目に比べると、徐々に改善してきてはいるので、今後も奥行きについては課題として意識しておこう。

　それと、ちょっと残念だったのが、このクライアントさんからいただいたキャラクター以外にほとんどドラクエ要素を入れられなかった点。一応、ドラクエ10のモンスターでツヤツヤな触手を持ってるキャラがいないか思い返してみたんだけど、ほとんどいないんですよねぇ……。

　触手で真っ先に思い浮かぶのはホイミスライム系ぐらいのものだし、無理矢理候補に挙げるとしてもバブルスライム系、ドロヌーバ系の不定形モンスターといったところで、それでも迫力のある触手は描けそうになかったので、触手に関してはオリジナルのもので代用することにしました。イカ系の触手もツヤツヤ触手とは言い難いし、つちわらし系のベロなんかもいい絵が描けそうだけど触手ではないからなぁ……。

　そんなこんなで、ペン入れしていくよー！

　うん、触手2作目のペン入れで痛い目を見てからしっかり線の強弱にメリハリをつけるよう意識してるので、この工程で極端に絵が劣化することはなくなってきたね！

　しかも、今回からペン入れのツールを「ペン」から自分でカスタムしたブラシに変更してみたんだけど、それがなかなかいい感じに作用してる気がするよ！ 今まで使ってきたペンツールは筆圧を弱くしても線が細くなるだけだったんだけど、カスタムしたブラシは極端に弱い筆圧だと色も薄くなるので、より繊細に描けるようになってるはず！ でも正直ぱっと見ではそんなに違いはわかんないね！？

　っていうかね……やっぱパーツ多いなファンタジー衣装！ これ、去年の私だったら途中で心が折れてたよ。以前は面倒くさい衣装を積極的に避けてたからなぁ……。

　ベースカラーの彩色。今回のこのキャラクター、ドラクエ10のVer.5で追加されたシナリオで「魔族化」した姿のため、ツノが生えて肌と白目の色がこんなことになってるんですねー。

　私はモン娘とかSkullgirlsとかぶつ森とか人外もウェルカムな性癖なんで大丈夫なんだけど、こういうのが苦手な人もいるだろうから通常の肌や目の色にも対応できるよう、この時点から色のバリエーションを持たせておいたよ！ 備えあれば憂いなし。

　影付けと背景ベースカラーの彩色。ここで全体の色味が暖色（赤系）に寄り過ぎてることに気付いてわーわーどうしようどうしよう！と焦ってたりします。だから事前に色の設計をやっておけばいいと何度か言及してきたはずなのだが？ カラーラフも作っとくといいかもみたいなことをどこかで言っていた気もするのだが？ まぁ、私は所詮トリなんで、3歩も歩けばずんどこ色んなことを忘れてく鳥頭なので！ それがなにか！？（逆ギレ）

　ともかく、この色味の偏りはなんとかしないと面白みのない画面になってしまうのだけど、こういうときにどうすればいいかというと……

　伝家の宝刀「謎の青い光」！！！ 何の光！？ ……えーと、触手が繁殖する原因になった魔力溜まり……みたいな？ 何かしらの臨界点を超えてチェレンコフ光みたいなものが発生したとかしないとか。……そんな感じ？ よし、分かった！ 何も分からないってことが分かったよ！！ 発光は雰囲気……！！ That's all right！！

　そんな無理くりではあっても色味のバランスは解決したものとして、触手のこの感じ、ちょっとプレーン過ぎてこれまた面白くない絵面になってるんで、なんとかディテールに一捻り加えたいところ。

　一捻り、ひとひねり……？ こんな感じ？

　ぎゃお！！ なんか模様をつけた途端に急に生々しさ出たよ！？  いやいやいや、画面の面白みは増したとは思うけども、ちょっとここまで露骨にミミズっぽいと、こういうのダメな人が激増しそうなんで、後でもうちょっと調整しとかないと流石にまずいよねぇ……。

　ただでさえ触手が苦手って人もいるのに、ことさらに触手へのイメージダウンを助長するような表現になっちゃうのは私の本意ではないよ！ むしろ「ふうん、触手も案外悪くないかもね」って思ってもらえるようなものを描いていきたい！ そして、より触手とふたなりっ娘とのコラボレートが増えるような世の中にしていきたい！ みんなも描こう、触手×ふたなりっ娘！

　で、これで大体キャラクターも背景もディテールを描き込み終わったんで、後は全体の効果なんかを付け足して──

完成！

　汁！ 射精！ そして触手ピストン！！ あとはキャラ全体に謎の青い光による照り返しやら影を乗っけたり、背景をぼかしたりして完成！ ……っておいおい、背景結構描き込んだのに結局ぼかすの！？ でもこうした方が遠近感が出るし、何よりピントがキャラクターに合ってるって表現になって見やすくなるからね。仕方ないね。

　ここでは画面をカットする前の完成絵を載せてるけど、この記事の最初に貼られてある余分な部分をカットして画面に対するキャラクターの比率を大きくしたものが本来の完成形だよ！ このままではキャラクターがちっちゃすぎて見てくれる人への訴求力がなくなっちゃうんですよねぇ……誰だって背景よりキャラクターを見たいもんねぇ？

　そんなわけで！ 初めてのファンタジーモノ、完了ー！ 思ったより悪くない、悪くないよ！？ 今回はキャラクターの設定に寄せて絵柄をシリアス系に持ってったんだけど、これをもっとあっさりしたカワイイ系にできると理想の絵に近づけそう！ とにもかくにもクライアントさんにも喜んでもらえたようなので良かった良かった！

　で、他のSkebリクエストなんですが、5月12日と13日に締め切りの分が残ってまして。現在5月8日なわけでして。……おっしゃー！ 次だ次！ どんどん描いてくどー！

　アヤナキトリのSkebはコチラ → https://skeb.jp/@ayanakitori