怪力属性大型犬系社会人後輩サイボーグあとがき (Pixiv Fanbox)
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というわけで「怪力属性大型犬系社会人後輩サイボーグ」でした。どうでしたでしょうか。属性盛りすぎでしたね。
今回はとにかく怪力がやりたい!!!ってとこにでも犬系もいいな~社会人が…と属性を盛っていく形になりました。有り余るパワーゆえの葛藤と、でもそのパワーで強引に何でもしちゃう、ってとこが書きたかった……のですが、もっと怪力を発揮できるシチュにしてもよかったかな~と思いました。好きな相手に対してだと思いっきり怪力発揮できませんからね。今後に生かしていきたいです。服をビリビリにしちゃうとこ結構好き。
さて、恒例ですが登場人物のプロフィールを。
朝霜
身長:186cm
職業:会社員
顔も体も性格も要領もいい、全方位ほぼ完ぺきなタイプのイケメン。科学者の両親のもとに生まれてごくごく普通に育てられたが子供のころから顔や体格含めて突出しておりカースト上位の人気者だった。高1の時父親にサイボーグに改造され、10万馬力という人間離れした怪力を得る。ちなみに戦車が1500馬力ぐらいである。改造直後はそのすさまじいパワーに振り回され、学校どころか日常生活すら危うい程であった。友人を大怪我させたことで大いに荒れ、高校時代は意外にも暗黒。力をコントロールできるようになった大学時代からは持ち前のポテンシャルもあり順風満帆な人生を歩んでいる。就職はもっと大手にも行けたが、どこかでサイボーグとバレると面倒なので適度に小さな会社に就職。そこで教育係の先輩と出会うことになる。
先輩と過ごすうちに先輩のことを好きになったが、自らがサイボーグであるためれない関係になるのははなからあきらめており、先輩後輩として過ごせればいいと思っていた。ところが車の一件で怪力がバレ、サイボーグでも受け入れてくれるかもしれないと一縷の望みを託して説明するも先輩が逃走。このままではもう二度と先輩に会えないことを悟り、そのぐらいなら無理やりでも先輩を手に入れようと自身のパワーを存分に発揮。先輩が自分のもとでずっと暮らすことになったので今とても幸せ。
サイボーグ化によりとてつもない怪力を持つため、人間が彼に力でかなうことはない。大型トラックと押し合おうが片手で押し返せるし、なんなら投げ飛ばすこともできる。車のドアをぶち壊すことも、車自体をぶち壊すことも簡単。もちろん鉄筋コンクリの壁でもパンチ一発でぶち壊せるため、車だろうが家だろうが彼にとっては障害にもならない。
普段はもちろんセーブしているが、脚力もものすごいので車とスピード勝負をしても余裕で勝てる。跳躍すれば5階建て程度のビルなら楽々跳び越せる。会社への通勤も電車を使うより自分で行ったほうが早いので、いつもはビルの屋上を跳び移りながら出勤している。先輩に通勤経路を聞かれたときしどろもどろだったのはそのため。父親が好きなロボットのようにジェット機能はついてない。
サイボーグ化に際し耐久力も上がっており、プロボクサーのパンチを真正面から受けても痛くもかゆくもない。ナイフは刺さらず刃のほうが折れ、拳銃も対物ライフルも効かない。車は衝突される前に大体受け止められるが、たとえ無防備な状態で吹っ飛ばされたとしてもピンピンしている。さすがに戦車の砲弾をまともに受けるとどこかしらに損傷が出る。
先輩
身長:170cm
職業:会社員
結局名前の出なかった朝霜の先輩。普通のルックスに普通の頭、そこそこの大学を出てそこそこの会社に就職した普通の人。大体は自他ともにそんな印象だが面倒見がよく、他人が困っているときに絶妙のタイミングで的確なサポートを繰り出せる。彼自身は平凡だが学生時代彼に背を押されて良い道を歩き出した人間は結構おり、皆口をそろえて「あの時あいつがいなかったら今俺はここにいなかった」と言う。そういう縁もあって人間関係は割と豪華。朝霜もそのような彼に触れて彼になついた者の一人。むしろ教育係だった分手厚くサポートされて懐くどころか恋に落ちてしまった。
趣味は車で最近買った車を大切にしていたが今回の件でドアがなくなる。一応朝霜の家に運び込まれたが朝霜に「もう使わないでしょ?」とカーセックスに使われそのうち廃車になる予定。
今回の件以降、世間では行方不明扱いとなる。朝霜の家の地下研究室に監禁される形で暮らしている。朝霜が会社に行っている間に逃げようとしたことが一度だけあるが、すぐにつかまってお仕置きされたためもう今は逃げることもない。毎日のように精力旺盛な朝霜に付き合わされている。当初は朝霜への恋愛感情などなかったが、朝霜への恐怖やらなんやらが吊り橋効果的なあれを発生させたのか最近は朝霜に特別な感情を抱き始めている。
以上、ありがとうございました。