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Adobe Animateは、Adobe Illustratorのようなベクターベースの絵を描き、それをアニメーションさせることができるソフトです。

(より正確には、スクリプトを使用してゲームなどを作ることも出来るのですが、私自身があまり使ったことの無い機能なので、ここでは割愛します)


Animateは、かつてはFlashと呼ばれていたソフトで、AdobeではなくMacromediaという会社の製品でした。さらに言えば、FutureWave Softwareという会社の「FutureSplash Animator」という製品をMacromedia社が会社ごと買収し、製品名を「Flash」として発売したという歴史もあったりします。


絵を描き、それをアニメーションさせるところまでを一つのソフトで行えるところが、他のアニメーション制作ソフトにはなかなか無い特徴の一つであり、1997年に最初にFlashがリリースされてからAnimateと名前を変えて現在まで残っている理由でもあると言えると思います。


自分で絵を描き、それを自分で動かせる!


Flashで作られたコンテンツを再生するためのソフト(Flash Player)のサポートが2020年に終了したこともあり「Flashは終わった」と言われることもありますが、アセットワープツールやレイヤーのペアレンティングなど新たな機能が追加され、現在も進化を続けています。もし「絵も描けるアニメーション制作ソフト」をお探しなら、使ってみてはいかがでしょうか?



なお、日本におけるFlashの登場から2006年までの動向のほか、色々なFlashアニメーションのレビューが掲載されている下記の本が参考になります。古い本なので入手しづらいのが難点ではありますが…



ネット上で閲覧できる記事だと、こちらが参考になるでしょうか。



同じねとらぼさんの記事だと、こちらなんかも。




最後に、Flash Playerの提供終了に際して2020年の12月に公開された、この動画を紹介して締めたいと思います。懐かしさとFlash愛に溢れた、とても良い動画だと思います。それでは、良いAnimateライフを!


クラフトボス『Flash Back Memories』3分39秒 宮崎吐夢 サントリー

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