【絵】触手時雨 (Pixiv Fanbox)

「どうしてこんなことに…」

いつもの海域、いつものメンバー。何も起きるわけがないと油断していた自分が恨めしい。

その日はいつもより敵が弱く、楽勝ムードに包まれていた。だが、それは罠だった。

背後から忍び寄る敵の存在に気づくのが遅れたのが運の尽き。

こうしてまんまと敵に捕まり、今に至る。

目が覚めると牢屋のようなところに入れられていた。

もともと着ていた服はボロボロとなり、とても着れた状態ではなかった。

仕方なく、部屋に置かれていたこの服のようなものを身にまとう。

「っ…この衣装…大事なところが何も隠せてないじゃないか」

深海棲艦はどうやら僕から情報を聞き出そうとしているらしい。

毎日特別な部屋に連れて行かれ、尋問と称して、気絶するまで犯された。

僕の他にも捕まった仲間がいるかもしれない。早くここから脱出しないと…