【第4話】他に好きな人がいる想い人を取り戻すつもりだった青髪メイドがいつの間にか普通にドスケベセックスに溺れていた、ただそれだけの物語 (Pixiv Fanbox)
Published:
2021-10-17 10:52:17
Imported:
2023-05
Content
pixivノベルに掲載しているリゼロ二次創作「無知系美少女銀髪ハーフエルフをセクハラ洗脳してセックス大好きなビッチギャル堕ちさせる、ただそれだけの物語」の裏編となります。
表編でエミリアがセクハラ洗脳を受けている裏でレムに起こっていることを描いた裏編になります。表編の補完的な感じなので、ボリュームは表編よりも少なめですが、併せて読むことでNTR感が強くなる内容となります。
今回は特に短めです。
ごめんなさい(;´Д`)
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第4話 おはようございます♡
朝中庭に出てラジオ体操をするのは、スバルの日課だった。
ロズワール邸で世話になった初めの日、中庭でラジオ体操に興じていたところ、一目惚れしたエミリアとたまたま顔を合わせて以来、その日からスバルはそこでエミリアと毎日一日の始まりの挨拶をするようになった。
新しい1日が始まる時、想いを寄せるエミリアと言葉を交わせるその時間は、スバルにとって何よりも大切で大事なひと時。だからこれまでスバルがその時間を欠かしたことはない。
しかし、その日スバルは初めてその日課を欠かすこととなる。
「あむっ……んっ……んんっ……」
「うあっ……レ、レム……ぐっ……」
「おはよう」の挨拶代わりと言わんばかりに、レムはスバルのベッドの中に潜り込んで、朝の勃起したスバルの肉棒を咥えていた。
「んっ……んんっ……レムは、スバル君の気持ちいい所を覚えてしまいましたよ。こうして、カリの所を唇で扱くようにすると……んっ、んっ、んっ……!」
レムはそう言いながら、言葉通り唇を窄めると、青い髪を小刻みに揺らしながらスバルの段差になっている部分を唇で擦る様に刺激する。
「っうあ……! あああ……」
「スバル君、可愛い……もうレムを見ただけで、おちんちん勃起しちゃうようになっちゃいますね。もっと、もっと気持ち良くしてあげますから……ちゅううっ……」
肉棒を口から出したレムは、竿を手で擦りながら、今度は睾丸を舌で転がしながらキスをするように吸っていく。
「レ、レム……ど、どうしてこんなことばかり……俺は……中庭に行かなくちゃ……エミリアが待って……」
スバルの言う通り、エミリアは今ちょうど中庭に出て来ていて、スバルの姿を探しているところだった。ということは、約束などしていないにも関わらず、エミリアもスバルと朝に言葉を交わすのを楽しみにしてくれているということだ。
それなのに、スバルは今エミリア以外の女性に肉棒を咥えられて――
「あっ……く! で、出るっ……レム……出るっ!」
「いいですよ。たくさん出して下さい、スバル君。朝一番の新鮮な精液……このまま手で出して欲しいですか? それともレムの口に出したいですか?」
レムが優しく目を細め、うっとりとした声でスバルに問いかける。その雄を惑わす甘い声に、スバルは呻きながら
「く、口で……口で咥えてくれっ!」
そうして欲望のままを口にするスバルに、レムは嬉しそうに微笑むと、そのまま口を開けてスバルの肉棒を咥える。
「はむっ……んっ……んっ……んっ……出して、スバル君っ! レムのお口に、熱くてトロリとした精液、たくさん出して下さい! 全部、飲んであげますから!」
今までとは違う、早い顔の前後運動で、レムはスバルの射精を促す。とても耐え切れず、スバルはこみ上げてくる衝動のまま、腰をガクガクと震わせると
「うっ……あああっ……レム、レムうううううう!」
そのままレムの口の中に白濁を発射する。
「んぐ……んく……んっ……ごくっ……んんんんっ……」
「あぁぁっ……あ~……あ……」
レムは宣言通り、瞳を閉じて味わうようにしながら、発射されるスバルの白濁を喉を鳴らしながら嚥下していく。
「んむ……ちゅ~~……」
「あっ、あっ、あっ……す、吸われて……」
射精が終わっても、レムは尿道に残った精液の残滓まで吸い取ろうと、口の中で最後の最後まで吸い上げながら、ようやく肉棒を口から離す。そして「ごちそうさまです」と、唇を舌でぺろりと舐める。
「ふふふ。スバル君の朝一番の精液、いただいちゃいました。レムは果報者です」
「う、あ……レム……ど、どうして……こんな、こと……」
圧倒的な多幸感と快感の後にスバルを襲うのは、激しい後悔の念だった。
レムのことが嫌いなわけがない。むしろエミリアの次に想いを寄せる相手だ。彼女から想いを寄せられるのが嫌なはずがない。
しかし、先日からのこの行為は明らかに変だった。レムはそんな娘じゃない。スバルがエミリアのことを好いていると知りながら、強引にこんな行為を迫るような人間ではなかったのに。
何かおかしいと感じながらも、しかしスバルは雄の欲望に勝てず、ずるずるとこんな関係を続けてしまっている。それはレムに迫られて快感を得ている時は忘れてしまうのだが、全てが終わって冷静に戻れば、好きなエミリアのことを裏切っているという罪悪感しか残らない。
「うっ……ううっ……ううぅ~……」
「だ、大丈夫ですか? スバル君」
あまりに情けなくて、スバルは思わず涙を流してしまう。
本当にその涙の意味を理解していないのか、レムは本気で心配するような声をかけてくる。そのレムは、間違いなくいつものレムなのに、どうしてこんなことをしてくるのだろうか。
「――そんなに気にしなくて大丈夫ですよ。どうせあのビッチエルフも、セクハラ親父に股を開いてスバル君を平気で裏切っているんですから」
「え?」
思わずゾッとするような声。本当にレムが発しているのか分からないくらい、別人のような声にスバルは思わず聞き返す。
しかしレムはそれに答えることはせず、スバルの手を取ると、自分の乳房を触らせる。
「う、あ? レ、レム……?」
戸惑うスバルを、レムは目を細めてうっとりとした笑顔で見下ろす。
「今日は、レムと一緒にスバル君のお休みも取っておきました。だから今日は一日中レムの身体を好きにしていいんですよ。誰にも邪魔されないように、アーラム村に宿を取っておきましたから」
「うあ……だ、ダメだよレム。だって、今日は俺……エミリアを……」
――デートに誘おうと思っていたのに
しかしレムの乳房を柔らかさを感じたスバルの手は、その感触を確かめるように揉むように動いていた。
「全て忘れて、レムと一緒に気持ちいいことしましょう。スバル君のこと、天国に連れて行ってあげますから。だから今日、レムはスバル君と結ばれたいです」
自分の胸を揉ませながら、レムが顔を上気させて顔を近づけてくる。そしてスバルの頬に優しくキスをしながら、耳にふっと息を吹きかける。
「準備が終わったら、裏に馬車を回しておきます。それでも、どうしてもエミリア様の方がいいというのなら、来ないで下さい。でもレムと結ばれたいと思うなら……待っていますね。愛するスバル君」
レムが手を伸ばして、射精したばかりのスバルの肉棒を確かめるように触れると、既にそれは反り返す程に硬く大きくなっていた。
おおよそ一時間――ロズワール邸の裏手から、一人の執事と一人のメイドが乗った馬車が出発したのだった。
続く