龍の騎士と龍を統べる王_第1王子派組織図&キャラ紹介(主人公、王下直轄部隊、龍牙騎士団) (Pixiv Fanbox)
Published:
2021-06-19 13:57:48
Edited:
2021-06-19 13:58:35
Imported:
2023-05
Content
こんばんは、白金犬です。
「龍の騎士と龍を統べる王」ですが、本編の方も第2章が終了しました。
登場人物なども多くなってきておりましたので、ここで第1王子派・第2王女派それぞれのキャラ紹介や組織図的なものを公開致します。
まずは第1王子派のメイン戦力の紹介からいきます。
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●カリオス=ド=アルマイト
主人公の1人。
聖アルマイト王国の第1王子。龍牙騎士団統括。
父ヴィジオールが病床に伏しているため、国王代理として国を統治している。
第1王子派の旗印。
暗黒時代に魔王を倒した4英雄の内1人である
”戦士”アルマイトの直系。
兄妹の中でも、最も濃く英雄の素質を受け継いでおり
戦士アルマイトと同様に、数多の種類の神器を操ることが出来る。
●リューイ=イルスガンド
主人公の1人。
聖アルマイト王国で最高の騎士とされる”龍騎士”を叙勲し
その証たる、想いを力に代える剣と言われる『龍牙真打』を振るう。
敵である第2王女派で猛威を奮う
人類最強の”勇者”の家系であるリアラ=リンデブルグの恋人でもある。
龍騎士であろうが、勇者の恋人であろうが
リューイ本人は、どこにでもいる凡人である。
真っ直ぐな強い意志でリアラを救うべく鍛錬を重ねて奮闘していたが
クラベール城塞都市の戦いにおいて、実力差を思い知らされて心が折れかける。
しかしそこで出会った歌を愛する少女システィーナとの出会いにより、再び奮起。
改めて愛する恋人を救うために、剣を手にして立ち上がる。
●コウメイ=ショカツリョウ
裏主人公。
聖アルマイト王国の軍事全権者である元帥。
グスタフの陰謀を見抜くことが出来た、唯一の人間。
敵指揮官フェスティアとの策の読み合いに勝利して
クラベール城塞都市の防衛に成功し、内乱勃発以後初めての勝利を第1王子派にもたらす。
とはいえ、スマートで完璧な勝利ではなく
いくつもの偶然、味方の助け、敵のミスなどに支えられての、やっとの勝利であった。
元帥として数多くの幹部の上に立つ立場でありながら
末端の人間1人1人に出来得る限り寄り添いながら、味方の被害を抑えようとする心優しい性格で
周りからの信頼も厚い。
生い立ちについて詳細は不明。
本人は「記憶喪失」と言っておきながら、敵方の黒幕であるグスタフと出身が同じなど、矛盾した説明をしている。
どうやら「ここではない世界」からこの世界にやってきたようで
その「ここではない世界」のことを「地元」と呼んでいるようである。
その他にも、グスタフのことを「山田課長」と呼んだり
グスタフもコウメイのことを「三田村」と呼ぶことがあり、コウメイ自身も「コウメイ」は偽名だと認めている。
このように、意外と謎の多い人物でもある。
物語冒頭で「神様のような存在」と会話しており
”転生特典”という能力を付与されているようだが詳細は不明。
●アンナ=ヴァルガンダル
魔王を倒した4英雄の1人”剣士”ヴァルガンダルの直系。
父に、聖アルマイト王国の英雄ルエール=ヴァルガンダルを持つ。
リアラとは学友だったが、グスタフに目を付けられて異能下に堕ちることとなる。
その後コウメイに助けられて、王都にて保護・治療を行っていたが
父ルエールの死により、快方に向かっていた異能による影響が悪化。
再びその精神を、淫欲に囚われてしまい、グスタフの寵愛を求めるようになってしまう。
●プリシティア=ハートリング
王下直轄騎士にして、元帥の護衛騎士。
田舎で自然と共に暮らしていたが、ラミアにその才能を買われて紅血騎士団に入団。
その後ラミアの推薦により、コウメイの護衛として王下直轄騎士て転属することとなる。
クラベール城塞都市戦においては
魔具「紅蓮弓」と驚異的な運動量や馬術などで
ヘルベルト連合最強と言われる剣士ゾーディアスと互角以上に渡り合う。
その功績を認められて、護衛騎士代理から正式な護衛騎士へと昇格した。
素の方言で喋ると、方言を知らない相手には言葉が通用しないため
公式の場などでは丁寧な口調を心掛けているが、それもかなり不自然である。
世間知らずで刹那的な生き方をしており
最初はコウメイにも、権力者に取り入ろうと浅はかな考えだったが
コウメイと一緒に過ごすことで、本人も知らない内に彼に惹かれていくようになった。
●スタイン=リュズガルド
ダイグロフ侯爵に使えるリュズガルド家の次男。
今回の内乱勃発に伴い、自ら直接コウメイへの仕官を願い、コウメイの補佐官となった。
ダイグロフ領でも事務官を務めており
コウメイの補佐官となった後も、その能力を発揮。
事務以外にも政務や外交面でもコウメイをよくサポートし
王下直轄部隊内でも、唯一無二の貴重な存在である。
スタインがいるからこそ、コウメイは安心して王都を留守にすることが出来た。
ちなみにプリシティアと同時期に王下直轄部隊への配属となり
年齢も近い彼女とは同僚の関係となる。
今回コウメイへの仕官を決めたのは
病気にて若くして亡くなった兄のことが関係しているらしい。
●レーディル=オリヴァー
王下直轄騎士で、認識阻害魔術の使い手。
元龍牙騎士で、王下直轄部隊設立に伴って転属した。
リューイの先輩にあたる。
内乱前には、ミュリヌス偵察のためのルエール部隊に配属され
認識阻害魔術によって、重傷を負ったルエールを連れ出すことに貢献した。
騎士としての実力は平均点以下だが、その希少な才能からコウメイに重用されている。
性格は決して真面目ではないお調子者だが
本人以上に過激な人物が多い環境下では、貴重な常識人である。
●アンリエッタ=スノウヴィー
王下直轄騎士の魔術師。
元は龍牙騎士団ニーナ部隊にて、ニーナの副官を務めていたが
クラベール城塞都市戦後の組織再編により、王下直轄部隊へ転属した。
国内では最強の魔術師であるニーナの評価によると
戦術級魔術師としての才能は皆無だが、個人的な魔術の才能はニーナを上回るという。
実際、本人は天才的な氷魔術の使い手である。
その適性を見込んだニーナ自身の推薦によって、王下直轄部隊へ転属となった。
生真面目で堅い性格で、不真面目・適当を体現したニーナとは馬が合わなかったが
ニーナが内に持っていた龍牙騎士の誇りと覚悟に触れて、尊敬するようになった。
また潔癖症な部分もあって、性的経験はなく、その行為にも忌避感を持っていたが
転属前にニーナと関係を持ったことで、同性同士の世界の扉を開いてしまった。
部隊は違っても、ニーナとの蜜月な関係は継続しているようである。
●クルーズ=ルメイラ
龍牙騎士団騎士団長。
その前は副団長を務めており、ルエールの戦線離脱に伴い団長に就任した。
防衛戦のスペシャリストで、大陸でもクルーズに肩を並べられる程の人物はいない。
内乱においては、内乱に乗じようとする諸国に対しての防衛を担当することとなる。
王都防衛の要となり、聖アルマイトという国を支える重要人物である。
●ジュリアス=ジャスティン
龍牙騎士団副団長。
内乱勃発直後の戦線を支えていた功績を認められて
クルーズの後を継いで、副団長に就任した。
コウメイが前線に合流するまで、第2王女派の前線指揮官を担っていた。
個人の実力、戦術腕、統率力など指揮官として必要な資質は間違いなく優秀だが
相手にしていたのが、大陸最高峰の天才フェスティアということで、敗北続きであった。
圧倒的なフェスティアの才能の前に膝を折りかけたが
コウメイ指揮の下、旧友クリスティアを救い出すことに成功し、自信を取り戻す。
クラベール城塞都市戦以後も龍牙騎士団副団長として
ジュリアスに代わり前線指揮官を担うコウメイのサポート役として活躍していく。
ジュリアス家に伝わる呪具「黒牙」を持つ。
心身への重大なダメージと引き換えに、強大な攻撃力を発揮する巨大鎌であり
これでもって、「異能」による強化を付与されたクリスティアを助け出した。
●ラディカル=ホーマンリフト
龍牙騎士団副団長補佐。将軍。
元紅血騎士だったが、ジュリアス育成のために当時の騎士団長ルエールにより転属してきた。
そのため、振る舞いはおおよそ龍牙騎士らしくなく
大酒喰らいで博打好き、女性も買うという、放蕩者である。
しかし内面については、他の龍牙騎士に負けない程に誠実で
形だけの礼節などを重んじるよりも
力無き者達を守るという騎士の本懐こそが、ラディカルの哲学である。
その心構えは、ジュリアスをして「彼ほど真面目な騎士はいない」と言わせた程である。
●ニーナ=シャンディ
龍牙騎士団所属。
クラベール城塞都市戦において、敵兵糧強襲部隊の中核を担い
その功績により、女性最年少にして将軍となった。
また、同時に聖アルマイト史上初”魔術将軍”という職名が創設されて
ニーナにそれが与えられた。
類稀なる魔術の才能に恵まれて
特に部隊規模の魔術を調整・制御出来る戦術級魔術師は
聖アルマイトでは、現状彼女のみである。
その魔術の才能と相まって、気に入った同性を見るとすかさず手を出す変態性癖により
龍牙騎士団の中でも、知らない人間はいない程の有名人である。
美貌にも恵まれたということもあり、女性からも人気が高く
解体されしまったが旧白薔薇騎士団には、ニーナと関係を結んでいる女性が多かったらしい。
己の信念と欲望のままに生きる自由人であるが
胸の内にある、騎士としての誇りと覚悟は、他の龍牙騎士に劣るものではない。
ラディカルとよくは似た気質の人物で、実際に馬も合う。
その天才的な魔術の才能から
一部では歴史の中で自然に名が消えて行った
4英雄の1人”賢者”サージュの家系ではないかという噂もある。
新人時代、魔法大国であるファヌスと僅かに交流があった際には
交換留学生として、ファヌスで魔術を学んでいる。
そのニーナによれば、聖アルマイト随一の魔術師である自分の実力は
ファヌスでは自分の実力は中の下程度だったという。
●ルエンハイム=アウグストス
龍牙騎士団所属。
特に役職等もない一般の龍牙騎士だが
クラベール城塞都市戦では、勇者と対峙するリューイの補佐役を務めた。
性格も実力も極めて平均的な龍牙騎士である。
内乱勃発前まではミリアムの部隊に所属しており
彼女に目を掛けられて、直接師事していた。
ルエンハイムもミリアムのことを尊敬しており、心の底から慕っていた。
内乱前のミュリヌス戦において彼女が行方不明となったという説明に納得できず
第2王女派との前線配置を強く要望し、コウメイ率いる増援部隊に参加することとなった。
ミリアムの無事を信じており、必ず見つけて助け出すと決意している。
しかし勿論ルエンハイムは、尊敬しているミリアムが
既に龍の爪の将軍の妻となり、変態性癖を植え付けられて、敵の尖兵となっていることを知らない。
●デイ=シュラウム
龍牙騎士団所属。
ルエンハイムの同僚で、同じくミリアム部隊の所属だった。
ルエンハイムとは違って、軽薄な態度な少年を思わせるような人物である。
クラベール城塞都市戦においては
開戦前の偵察任務において、レーディルの護衛を務めていた。
ミリアムのことは慕っているものの、ルエンハイムのような執着は持っていない。
第1章冒頭では血を好むことを思わせる発言などもあるように
もしも戦場で彼女と敵として相対した時は、容赦なく殺すつもりつもりである。
●ダストン=ガルストス
龍牙騎士団。後方支援部隊隊長。
内乱勃発前まではラディカルと共にジュリアスを支えていた副官。
ミュリヌス戦においてはジュリアスと共にミュリヌスへ赴いたが
そこで、クリスティアの攻撃からジュリアスを庇い片腕を失ったことで、前線から退く。
本人は引退を希望したが、龍牙騎士団最高齢のダストンは団内でも人望が高く
コウメイやジュリアスの強い要望により、後方支援部隊のまとめ役となる。
ジュリアスだけではなく、カリオスやルエールにすら忠言することが出来る
聖アルマイトでは貴重な人物である。
●ルエール=ヴァルガンダル
元龍牙騎士団騎士団長であり、第1王子の護衛騎士。
王国3騎士の筆頭であった。
魔王を倒した4英雄の1人”剣士”ヴァルガンダルの直系にて当主。
内乱勃発前のミュリヌス戦において
腹心であったミリアムの裏切りにあい、致命傷を受ける。
その後、内乱勃発後も治療に当たっていたが
その甲斐も虚しくそのまま死亡してしまう。
英雄として多くの国民に慕われる立場であり、聖アルマイトの全騎士にとっても頂点であった。
国王ヴィジオールからも、第1王子カリオスからも頼りにされるほどの存在であったが
結局第2王女派との戦いに参加することなく、最愛の娘を残したまま逝ってしまう。
このことはカリオスらに大きな絶望を与えて
第1王子派にとっても絶大なる痛手となった。
●テアレス
龍牙騎士団所属の、ジュリアスの副官を務めていた。
将来的なジュリアスの後継候補として育てられていたが
クラベール第1防衛線において、勇者リアラと相対し戦死する。
大切の育てていた部下の死は、ジュリアスに大きな動揺を与えた。
●フィリオス=ガルガンダ
龍牙騎士団所属で部隊長を務めていた。
幼馴染であるエンディール侯爵と共にイシス領防衛に当たっていたが
オーエンとミリアムの前に成す術もなく戦死。
元同僚であったミリアムの手によって殺される。
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次回は第1王子派の続きです。
紅血騎士団、元白薔薇騎士団、諸侯勢力などの紹介です。