大怪獣バガン②　～第１章～　ヤマトラの母の最期 (Pixiv Fanbox)

母「ぐっ...！」

母「まだ...生きて...」

バルタン「かかったなヤマトラの母」

母「くっ...」

バルタン「ヤマトラマンの光でパワーアップしたモンスターＸに勝てるかな？」

母「あ...あ...」

ズブッ...ズッ...！

母「はああああっ！！」

バルタン「タイマーが赤いぞヤマトラの母...もうエネルギー切れか？」

バルタン「それとも久しぶりで感じすぎてしまったのか？フォッフォッフォッ！」

母「ああっ！あっ！あっ！くっ...！あああっ！」

モンスターＸは容赦なくヤマトラの母を責めたてた。

母「あ...う...あ...はあああああっ!!!!!」

ピコンピコンピコンピコン！激しく点滅するカラータイマーが...

...ついにその光を失った。

バルタン「果ておったか...フォツフォッフォッ」

バルタン「さあ、仕上げだモンスターＸ」

バルタン「これでキサマは最強になる」

バルタン「ヤマトラマンとヤマトラの母の...」

バルタン「光を浴びてな！」

バルタンに貫かれた母のクイーンバックルから光が溢れる

光はモンスターＸに吸収され...

ヤマトラの母はブロンズ像のように赤銅色に...

バルタン「キサマの光で生まれるのだ。光栄に思うが良い。」

光に包まれるモンスターＸ

やがて光の中でシルエットが変化していく

そして現れたのは...

グギャアアアアアアアアアア！

最強の大怪獣バガンであった！

バルタン「行け！バガン！この星を破壊し尽くすのだ！」

大きな雄たけびと共に翼を広げバガンは飛び去った。

バルタン「ご苦労、ヤマトラの母。キサマの役目は終わった。」

バルタン「そこでこの星の最期を見届けるがいい！フォツフォツフォッ!!」

ついに解き放たれた大怪獣バガン

ヤマトラマンもヤマトラの母も倒れた

この星の運命は？

果たして星を救う者はいるのだろうか！

－つづく－