作者がCLOSE B FRIENDを振り返るよ (Pixiv Fanbox)
Content
※作者があとがきで書ききれなかった原稿の思い出を振り返ったり見てほしいポイントを語るだけの記事。
※本編内容ありき(ネタバレ)なので、未読の方には伝わらないかもですが、逆にこれ読んで「読んでみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです!
【はじめに】
おはようございます。この記事が投稿されたということは、無事に冊子が発送されDL版も配信されて、一息ついた頃なのでしょう。よかったです。
今回の通称B本を発刊するにあたりさまざまな困難があり、今も渦中だったりします。(11/4現在)
なので全く今は心穏やかではありませんが、きっとこれが読まれている頃はそれら全てから解き放たれていることでしょう。
お疲れ様でした…よくやったよ。
さて、それでは
タイトル通りクソ長い怪文書と共にB本についてのこだわりや「ここのここ、こうなんだよ!」を語っていくこととします。
▼前作、おしりフェス!を振り返るはこちら。
作者が尻FESを振り返るよ
※作者があとがきで書ききれなかった原稿の思い出を振り返ったり見てほしいポイントを語るだけの記事。 ※本編内容ありき(ネタバレ)なので、尻フェス読んでない方には伝わらないかもですが、逆にこれ読んで「読んでみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです! 【はじめに】 この記事を書いているのは実は2/23… STARBOOKS...
ネタバレ全然気にしない!
作者語りどんとこい!
という寛大な心の持ち主だけこのままお進みください。我こそは作者兼スーあわ最推しオタク。対戦お願いします。
【装丁】
今回の表紙!
イメージはとにかくピンクでした。
だって2人の初ホニャララですからね。ピンク以外ないだろと思って。しかしながらデザインにめちゃ悩まされてなかなか決まりませんでした。
最終的にだいぶファンシーになって満足です!
そして、今回初めて箔を使ってみようと思い立ち、タイトルの部分に使わせていただきました。透明箔なので下の絵が透ける仕様。表紙の淡い色合いの雰囲気に合ってるかなと思います!裏表紙も可愛いのでお気に入り…
遊び紙!
前回は1枚だけだったんですが、2枚使おうと。
それも、ステイとあわいのイメージカラーである紫と青。薄い色合いにして全体のバランスを取りました。
▼左裏/右表
今回の本はピンク×青×紫色のドエモカラーです!
▼爆速梱包中の一枚
▼お楽しみ袋
通常版コンプリート版にシールとポストカードをおつけしました!そのプレゼント封筒です。
ロゴが!!!
めっちゃかっこいいんです!!
制作はご依頼させていただきました!エンドウシンジ様(@mamezone)ありがとうございました!!本当お気に入り💓
▼エンドウシンジ様のTwitter
新刊のおまけも気合い入れましたよ!!
▼ポストカード
アー写的なものと今回の表紙のデザインです!コンプ版には2種同封いたしました。
紙はファンタスハッパ、ファンタスピンクを使用。裏面はグリーン/ピンクの一色です!
▼シール
某ウエハースのおまけシールと同じサイズ感のメンバーデザインシールはホログラムでキラキラです!プレミアムシール(中央)はシルバーとレインボーの箔で光り輝いています✨今作の特別デザイン!
プレミアムシール大当たりの方
🎊おめでとうございます🎊
続きまして
こっから本文の方に参りましょう。
語れるだけ語るので時間ある時に…まあ、暇つぶし程度に…!
ちなみに6000字を超えております。なっがいです。
映画のパンフでも読むような気持でどうぞ!
解釈のすり合わせ、おたの申します。
【導入】
季節は冬。2月27日。3回目のライブ。
と、実はしっかり時期を設定してあります。
というのも、今回の本を書くにあたり2人ないしバンドの歴史的な部分が重要ではないんかと思い、ちゃんと年表を作りました。
ステイからするとバンド加入後5ヶ月後に初ライブ。わにに至っては2ヶ月後で初ライブ…よく間に合わせたね?!
まあ、そんな付け焼き刃的なやり方だったので、成功もあれば失敗もあると。今回は大失敗に終わるわけですが。
あわいは誕生日3/20なので、この時期まだ19歳。
楽屋の雰囲気に居た堪れず、あわいが逃走…ステイの陽キャノリで連れ戻そうとしますが、今回は一筋縄ではいかず。
そして、時々見せる作り笑顔に何かピンときて、珍しく自分にも責任があるんではステイは考える…ってな感じで、お互いの隙間を埋めるためにサシ飲みするところから始まります。
今回、ステイがかなりしゃべります。
爬虫類ずの日常ではストーリーのメインが鎖鐚やわにやあわいになりがちなので、ステイがたくさん喋るのはスーあわ漫画ならではといった感じ。
本心を伝えれるだけ伝える。いつもは言葉を選ぶけど、お酒の力で熱が入る。
※ステイの加入前補足漫画が本編の後に載っているのでそちらも見てもらえるとステイがどんな気持ちでバンドに入ったかとか雰囲気伝わるかもしれません。
それから
ステイのセリフで「家に人を呼ばない」とあるんですけど、普段は遊び相手の方の家に行くことが多いのではということがうかがえます。
実は遊び人ステイは何かと秘密主義。
人を家に入れないのは、彼なりの都合があるみたいですね。
どうやら<あの件>で過去にトラブルがあったのか、自衛のためなのか…
とにかく他人を家の中に入れない主義なのかな?とほんのり匂わせです。
あわいとサシで話をつけたい今回は例外のようですが。
▼あの件とは…
十六原ステイ
【補足】 十六原ステイは少年時代にとあることがきっかけで 見つめた人物の記憶から自分が消えてしまう体質になってしまった。 どうやら直視でなければそれを回避できるらしい、ということを発見し その日からゴーグルを毎日つけた状態が「十六原ステイ」のデフォルトとなった。 この事実を知っているのは たまにフラッ...
【友達を泣かすな】
▲ステイの言葉がぶっ刺さっていっぱいいっぱいになっちゃうあわい。
おそらく、2人はまだこの時<そこまで>の関係ではないんです。サシ飲みも初めてだし。ギター教えてあげるとか、ちょっとそれに負い目を感じるとか、どう接したら上手くいくかな〜みたいな、形成途中段階なんですよね。
そんな中、自分の言葉がダイレクトヒットして涙ポロポロ流しちゃうもんだから「ウソ?!」って。一瞬やべっと思うんですけど、あの十六原なので、そこは「そんな一面見してくれんの?」ってちょっと喜んじゃうわけです。泣かしてんですけどね。
▲嬉しそうな十六原。
あわいの真面目でクールで自信が持てず落ち込んじゃう…でも誰よりもバンドに燃えてるといった、今まであったふんわりしたイメージが全部線でくっついて、あわいってこんなヤツなんだなとしっかり全体像を把握できて嬉しかったんだと思います。
【カッコイイと言われたいし、好意は素直に嬉しいし】
そして気分の良くなった十六原。
調子に乗ってカッコいいこと言っちゃお!になります。
所詮、大人になりたてのガキなんだよな…2人ともさ。
▲わざわざ宣言してから言う。
そのカッケー一言がイケボすぎて思わず吹いてしまうあわい。
キメの時に謎に声色変える人いますよね。そういうおちゃらけも挟んでくる十六原。
多分、あわいはずっと彼のことを尊敬しています。
爬虫類ずに加入してすぐの頃からずっと。
気さくで明るくて、まじめに音楽を教えてくれる、しっかり勉強して大学にも行って、女の子にモテて…
自分とはかけ離れた存在の人に優しくイケボで慰められて、そりゃもう「カッコイイね」しか言えなかったのだと思います。初めて明確にあわいがステイに好意を持った(しかもダイレクトに伝えちゃう)瞬間なんではないかな…
▲あわいにとっていいにおいのする十六原。
【先に落ちたのはどちらなのか】
(そんなこんなで、ここで唐突のあだ名呼び炸裂)
──実直な好意に衝撃走る。
結果<そっち側>に舵を取り始めてしまう十六原。
なぜなら、あわいは男で友達ですがそれだけではなかったのでしょう。
当初は自分が鎖鐚・あわいの2人と楽しくやりたいから、その方がバンドが円満になるからという理由であわいにギターを教え始めたと思う。
けれど日が経つにつれ情が湧きますよね。人間ですし。
前ページのマシンガン説教タイムでもあるように
あわいは自分が教えただけ全部吸収する柔軟性も技術もある。教えがいがあり、育成欲を満たしてくれる。なんならちょっとその人間性に嫉妬すらしている。
そんな、目をかけているお気に入りのヤツから「直球」を受けたらどうなるか、おわかりですね。
心、決して穏やかじゃない(ここ重要)
自分に尻尾を振って戯れてくる子犬を見て胸がキュンとなるみたいな。愛おしさと独占欲でぎゅっと抱きしめたくなるみたいな。
そんな淡い気持ち。
もしかしたら、「俺もお前のこと結構気に入ってるよ?」ってのを行為で伝えたくなったのかもしれない。友達なのに、ちょっとそれ以上のことをしたくなっている…
酒の力も手伝って一気に距離が近くなっていく2人。
▲違和感を抱くのが遅いあわい。
【慎重に距離を詰める十六原とそれに全く気づかない雰囲気クラッシャーあわい】
多分、押し倒したとこでもうチューしたいぐらいの勢いなんですが、まあ待て待て。
一旦心を落ち着かせて戯れあいでもするか〜とナチュラルに体に触れつつ冗談なんか言ったりして。
したら、ボディタッチのアンサーが返ってくるなどまんざらでもないみたいなアクション。
承認欲求が満たされた瞬間、嬉しさでムラムラしてしまう十六原でしたが、ここでまさかのあわいの勘違い発言に高まってたムードからびっくりの転落です。
▲違~~~~~~う!!!!!!☝️
あわいくんてそういうとこあるよね〜〜の記念すべき初体験の瞬間です。
なにそれ!おま…察しわるー!!でもそれすらちょっとかわいい…くやしい…みたいなね。感情振り回される十六原。
これ、めっちゃ描いてて楽しかった!
絶対入れたい一コマだったので、2人の微笑ましい雰囲気が伝わっていれば幸いです。
【はじめてのチュウ】
ここで、今までステイ視点で進行していたモノローグがあわい視点に。
彼にとって、<ノリ>ではなくて結構本気度の高いチューはきっと初めてだったのではないかと思います。(だから十六原の行いはかなり罪深いと思う)
唇同士をくっつけ合って、角度変えたり離したり吸ったり。しばらくお互いの<ちょうどいい感じ>を探る時間ですよね。大事な前戯。
もっとエロいことしちゃうのかなぁとか
口を離した瞬間笑い合って冗談で終わるかも
そんな不安や期待が渦巻く一番興奮するエロい時間。(持論)
▲探り探りにキスを深めすっかり出来上がってしまう2人。
突然のことに右も左もわからぬまま押し倒されて流されてベロチューまでしちゃうあわい、チョロすぎる…(十六原歓喜)
流されやすいはよく言えば和を乱さないよう空気を読むということなので、ステイの導く作法にのっとったのでしょうか。やばいと思いつつ本能とステイに従う…思わぬMのポテンシャルを発揮します。
初チューのシーンはコマ送り的で時間の流れを感じるような表現にしてみました。だんだんと雰囲気に呑まれていくこの過程が描きたくて仕方なかった。描けてよかったです。
【シコり合いはあくまでも遊びの延長】
ライブ終わりの疲れマラだと言い張りつつ変な雰囲気に当てられてしまったと正直なあわいにご満悦な十六原、さらなる試みにでる。
男友達なら誰でもする、ましてやバンドマンなら「そんなの常識〜」なシコリ合いである。
十六原が言うノリというのは、ガチじゃないからね?遊び遊び!本気にならないでね?ってのが建前なんですけど、いやいや…今回どう見てもお前の方がガチじゃんというのは置いといて
目の前には、いましがた本気度の高いキスでトロトロになってしまった友達がちんちんを固くさせて次のアクションを待っている…最後までお世話してやるのが親友の務めである。あくまでも友達としてね?ノリでね!
▲ちんこ目線の攻めたアングル。お気に入り。
さて、この十六原という男。
女遊びは手慣れているがちんちんの扱いはどうなんだろうか。
早めに童貞を卒業し高校でも遊びまくっていた彼ならセックスはないにしろ、男同士のちんこ遊びくらいはしていてもおかしくはないと思う。
慣れた手つきで手淫を始める姿勢から、人のものを触ることに抵抗はあまりないことがうかがえる。そう、むしろ、十六原は相手の反応を楽しむタイプなのだ。
あわいはというと、エロいことに興味がないわけではないが
<そういうことは、友達同士ではしない>
<エッチなことは好きな人とか恋人とするもの>
等、彼には彼なりのガイドラインがちゃんとある。
ステイのことは尊敬している。弱みを見せれるほど気を許しているし、好意的なのも自覚している。好きだけど、それは友達としての好きであって…今していることは自分の規定したボーダーをはみ出している…となると、この状況はどうすればいいのだろう……
と、
自分の認識の範疇を超えたものに対してどう対応していいかわからない。
彼は圧倒的経験不足なのである。手も足も出ないまま情事は続く。
▲淡井継幸のアプデが止まらないステイ脳。
感情の赴くまま声とか出していいんだろうか…と、必死に声を抑えるけどそんなもん興奮材料にしかならないとは知る由もないあわい。そして、そんな初心すぎる姿にキラキラしてしまうステイ。
いいですよね。(自画自賛)
こういう、初めて見る相手の表情リアクションに胸が高鳴る攻め。
んでちゃんと自分もそれで興奮できてしまうところとか。2人はノンケだけどもしかしたらこの今の状況が全ての答えで
<好きな相手、心を許せる相手なら性別問わない>んじゃないかな。
(それを自覚しているかは定かではないけど…)
クソでかな感情がそうさせているに違いないし、僕はそういう関係性が非常に好きです。
【名前の呼び方と心の距離】
他人からあだ名呼びされた時のちょっとした優越感ってありますよね。自分は特別視されているとか、より心を許されたとか…
あわいにとっての「スーちゃん」呼びはお酒のノリやいきなりイケボかましてきたお返し的なものだったのかもしれませんが、十六原はダイレクトに好意と受け取ってしまいました。(そのせいでこうなってる)
よほど嬉しかったのか行為中にスーちゃん呼びを強要。
性行為中に相手から名前を呼ばれると「自分は求められている」という快感を得ることができるし、今回に至っては「あわいの方から先に言ってきたんでしょ?」と言わんばかりに、あだ名呼びをさせようという意地の悪さを見せます。
こいつ、貪欲に興奮を高めようとしている…
はじめてのスケベとはいえ、十六原には<慣れ>が垣間見えますね。
フォロワーさんにつけていただいたステイの2つ名「スパダリクソ野郎」がここにきて燦々と輝きます。今まで散々優しく寄り添うムーブ見せといて、手中に収まった途端にこのSっ気。クソですね~~~(褒めてる)
このクソさ加減がハマるかハマらないかがスーあわの分かれ道的なところではあるんですけども、作者はこういう攻め好きなんですよね。
完璧なスパダリ優男に終わらないところが彼の良さでもあり、リアリティを意識した部分であります。
【今の2人でできる一番気持ちいいこと】
この勢いでいくと挿入セックスしないほうが不自然だろうと、目が肥えた読者の方は一瞬よぎるかもしれませんが…
十六原の「男とここまでヤるのははじめて」とあるように、この時点では男同士の挿入セックスの知識や経験はないんですよね。
(ノンケだしね)(やろうと思えばできるんだろうけどね)
あわいも限界、自分も限界…
じゃあ今できる最大限気持ちいいことをしちゃえ!と、ノリノリでチンポロ。ちんちんで感じる刺激はお互い一番信頼できる気持ちよさなので…はじめての行為ではじめての兜合わせを試みる。
もうこれセックスで良くない?
(射精)
あわいが先にイけてホッとしたのと未だ自分がビンビンで気恥ずかしいのとで、いつものようにヘラヘラしだす十六原。親友じゃん俺たち!笑 なんて笑って見せる。
そうそう、これは遊びの延長。ガチじゃないよ?な方向に持っていきたかったのですが、あわいの<無意識腹射待ちムーブ>に完全にトドメ刺されてしまいます。
人は、本当に気持ちいい時、笑えない。(持論)
(射精)
強い快感と罪悪感と背徳感で頭おかしくなっちゃいそうになりますが、急激に襲いくる賢者タイムによって2人の甘美な魔法は解けてしまうのでした。
【ここが描きたくて本作のプロットを立てた】
2人があんなことをしちゃっても関係を保っていられるのは結局、<それくらいのことでは揺るがないもの>があるからだと思う。というよりは、この日でそれが確固たるものになったというか。
それが何かっていうのはうまく言葉では表現できない…けど、読んでくれた方がなんとなく<お互いがお互いを受け入れることに成功した>んだなと感じてもらえれば幸いです。
例えば、2人が交互にシャワー浴び終わった後
「さっきは変なことしてごめんな…」とか<悪いことしてしまった>みたいな雰囲気にしたり「今日のことは忘れようぜ」なんて言ったとします。タブー化ですね。
その場は収まるかもしれませんが後々『あの日の行為は一体なんだったのだろう』みたいなわだかまりが残ったかもしれません。それこそ距離ができそうではないか。
お互いのタブーを心に秘めたまま素知らぬ顔でバンド活動できますか?っていう話になってきます。
しかしながらこの2人の場合は
▲あわいが照れながらもごにょごにょと取り繕おうとしたり…
▲それに対してステイがバッサリと大胆発言するのも、お互いにとって受け入れやすい事後のリアクションだったのではないかと思われます。
要するに、相性がいいのですお前らは!!!!(安心しろ!!!!)
お互いなんとな〜く、エロいことしても大丈夫だなこいつとなら…というのがこの日判明したわけです。
結果めでたしめでたしの方向なんですが
このあと、あわいのストレートすぎる発言にステイの心はぐっと掴まれてしまいます。ここのあたりは非常に描いていてザワザワしました。
あわいという男は、本当に真面目というか律儀というか、言葉で殴る能力が高いというか。
思わず勘違いを起こしそうになるステイ。
アップデートのしすぎで完全に脳がエラーを起こしている。
(そんで、このド直球さと純粋さにステイは幾度となく悩まされることになるわけです)
【踏み外すことなく着地した2人】
そしていつものほのぼのパートへ…
相変わらずの十六原に相変わらずのあわいですが、ちょっと雰囲気変わったな…?な、終わり方です。あくまでも、友達という枠は今後も超えず、関係は続いていく…
▲すっかりいつもの感じ。
この、<えっちしても関係は変わらない2人>というのはスーあわ最大のコンセプトであります。
この爬虫類ずやスーあわBL創作を投稿し始めた段階で<すでに2人はそういう関係>というところからスタートしていますが、今回は過去編というか、そんな2人の初スケベを描くということで、真相をちゃんと記しておかねばと思いました。
事後のやりとりにある、あわいのパートナーとして見ていて欲しいという気持ちを複雑な思いを孕みながら受け取るステイの図はずっとずっと描きたかったものだったのでやっと描けたぜ!という達成感です。
本を買ってくれた方、DL版読んでくれた方に見届けてもらえてよかった…
モヤモヤは一生続く、どこまでもどこまでも。
…あとちょっと面白かったのですが、幕の閉め方がお尻フェスと全く同じで笑いました。作者アホなので、久しぶりにおしりフェス読み返して発覚。全然意図してなかったです!
△CLOSE B FRIEND
▽おしりフェス!
▲「しょーがねーな〜〜!○○してあげようか?」からの「は?(辛辣コメント)」の流れ。
スーあわのテンプレができてしまった…😌
2年もスーあわ描き続けてればお馴染みにもなるか!
お尻フェスお持ちの方は比較して見ても面白いかもしれません!(時間が経ってだいぶくだけた仲になってる…はず)
【タイトルに込められたBとテトリス】
このCLOSE B FRIENDのタイトルの意味について解説したいと思います。
close friendで近しい友人という意味なのですがその間にあるBはなんなのか。というお話…
ひとつはbeyondのB
ただの友達という<領域を超える>2人…beyondの頭文字。
そしてclose friendからbest friendに…という意味も込めてbestのBも含ませてみました!Bの真相についてお気づきの方いたかなぁ…
それから、冒頭部分にあったテトリスについて。
ステイが2人の心の隙間を埋めるチャンスをテトリスのIテトリミノに喩えたりしていましたが
▼実はこのコマに全てが集約されていたりします。
このコマをよく見ると、あわいとステイの間にあるモノローグの□枠がIテトリミノに見えてきませんか!(アハ体験)
メタ的かつ、完全読者視点の演出であるので気づかない人は気づかないのですが笑
つまり心の隙間はこの数秒後(次ページ)に完全に埋まっていたんではないかと推測できます。
テトリスチャンス成功。ハッピーエンドだ!!!
【おまけ漫画:ベース足りてる?】
もっと過去に遡り、ステイが鎖鐚とあわいに出会ったばかりの頃のお話です。
今ではお馴染みとなっているであろう『推し寿司』の曲作りに励む2人を(面白そうな2人がいるなぁ)と微笑ましく見ているステイ。
この出会いがなければ今の爬虫類ずはなかったし、ステイとあわいはキスをすることもエッチをすることもなかったんではと考えると非常に感慨深く、感極まります…(大袈裟)
爬虫類ずの結成や、わにの加入時のお話、今現在もぼんやりと謎のままとなっているアレコレ、もっともっと描きたいなぁと作者は思っております。
ちょっとずつちょっとずつ積み上げて爬虫類ずを完成まで導きたいものです。バンドも青春もスケベも描けるものはすべて!
【まとめと抱負】
そんなわけで
いかがでしたでしょうか、新刊『CLOSE B FRIEND』!
印刷所とのトラブルがあり、大変お待たせしてしまいましたがみなさんのお手元に届いたでしょうか。何か感じることがございましたら嬉しいです!感想などいただけると大変嬉しいです!十六原へのクレームも大歓迎!匿名でも直でもどんとこいだったりします。熱量持った感想には熱量持ってお返事させていただきます!
まだ読んでないけど気になってきたな…そんな方!
▼DL版はこちら!
申し上げた通り、印刷所とのトラブルがきっかけでもうこの装丁と同じものは2度と出ないと思います😢
コンプリート版/通常版の再販はないですが、傷埃汚れ等が気にならない方に限りアウトレット版として冊子単品販売を11/11に考えておりますので、そこで出すのが最後だと思います!もしも欲しい方はBOOTHをチェックしておいてください。
▼冊子版
おまけでお付けしていたポストカードとシールの余り分も同日11/11に出品します!
プレミアムシールどうしても欲しかった!という方は少々お高いですがご検討いただければと思います!いるひといるかなぁ…
▼グッズはこちら!
現在商品欄は在庫0になってると思いますので、欲しい商品欄の<入荷お知らせメールを受け取る>を押しといてもらえると通知がいくみたいです。11/11の午前11時から販売予定です!
今後の目標
本当は今年もう一冊出したいなとか思っていたのですがまさかB本に5ヶ月以上もかかると思わなかったのでスケジュールが…
後書きにもあったように年一で出すのを目標にしたいと思います!
あとは、健全本も!キャラブックというんでしょうかね。はちゅのライバルバンドも出したいので、新キャラを出すタイミングで出せたらなと思っております!
あとは、本の話ではありませんが12月にTwitterの創作バンドのフェスがございます。
こちらに出演が決まったので、ビッグアーティストに紛れてライブ頑張りたいと思います😊当日、お暇な方はチラッとTwitter覗いてみてください。専用ハッシュタグもあるみたいなので、是非チェックです!
最後に、いつも創作を読んでくださる皆さま、新刊ご購入してくださった皆さまへ!
無事に本が出せてゆっくり年が越せそうです。
原稿中はしんどくて、全然終わらなくて、毎日毎日描いているのにあっという間に夏が終わっていてビックリしました。
そんな絶望を感じながらも漫画を描き続けられたのは、辛い時には声をかけてくれたり進捗を見守ってくれたり、発言やらくがきにいいねを押してくれたりと、みなさんが何らかのリアクションをくれたおかげに他なりません。
正直、今回の漫画はダラダラと長くなってしまったかなとか、エロパート少ないかなとか反省点が多く、さらに皆様をお待たせしてしまったので期待を裏切ってないかなと不安が多かったです。
ですが、新刊冊子版におまけをつけてみるなど自分なりに楽しいことを企画してみました。ご購入の方、シールの出来はいかがでしたか??
世界に自分のキャラのグッズや本があるって、宝物が散らばったみたいですごいなって思います。僕の人生においてこんなすごいことはない。
どうしようもないダメな人間だけど世界に残せるものができて良かったと思うし、できたらこれからも少しずつ宝物増やしていけたらいいなと思います。
まだ人生で2冊目…!今後も創作を楽しんで行こうと思います。
スーあわは相変わらずくっつきも離れもしないでモヤモヤですが、これからも彼らを見守ってくださると嬉しいです✨😊✨
長々と読んでいただきありがとうございました!