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堕落した女プリースト 神をも裏切る執着快楽責め』の後日談です。幼馴染みで親友でもあるマリアンネを助けるため王宮にメイドとして潜入したコンスタンツェだったが、当のマリアンネはイケメン国王の正妃としてデカチンセックスに溺れる生活を送っていた。


救出に来たはずのコンスタンツェも陛下の牡オーラに呑まれてしまう。発情した体をマリアンネに優しく愛撫されトロトロになったところで、自分が男とのセックスなんて絶対するはずないと思っていた銀髪爆乳百合聖職者のオマンコを肉棒が刺し貫く!



 たかだか一九歳の小娘が人生最悪の日と言ったところで大方の人間は真剣に取り合わないだろうが、現在コンスタンツェことベロニカ・コンスタンツェ・ヘラーは間違いなく人生最悪の時を過ごしていた。


「コンスタンティン様♡ はぶっ、むちゅっ、ふぅん♡ はっ♡ はっ♡」


 目の前では姉と慕い、目標にしてきたマリアンネが聖職者の身分も忘れ、男に口付けを求めていた。二人とも一糸まとわぬ姿である。マリアンネの巨乳が男の胸板で潰れる様がよく見えた。


 男は如何にも精力旺盛な美丈夫といった様子で、全身から生気と精気に満ちた牡のオーラを放っている。少し離れた場所から成り行きを観察しているだけのコンスタンツェでさえ、この男が発する性フェロモンに理性が侵食されていくのを感じた。


「そんなにがっつくものじゃない。せっかく訪ねてきてくれた後輩が驚いてるではないか」


 唇を塞がれていては話もできないと国王コンスタンティンは新妻のキスを引き剥がす。代わりにそっと親指で女の唇を拭う。それだけで女は感じてしまったようで「あひっ♡」と嬌声を上げた。


 そんな妻の様子に満足気に頷きながら、夫は改めて目の前の少女に目を向けた。彼の視線に射すくめられたことでコンスタンツェは我に返る。ここへ自分が何をしに来たか思いだしたのだ。


「マリアンネお姉さま」


 コンスタンツェが恐る恐る名前を呼べば、ベッドの上で男に甘えるロングヘアーの女性がこちらを向いた。自分で呼びかけておきながらコンスタンツェは、この女がマリアンネでないことを期待していた。彼女が知るカテリーナ・マリアンネ・エレールマイヤーは王国教会で神に仕える敬虔な信徒であり、決して欲望に染まることなどない貴い存在なのだ。


(こんなのは違う、間違いよ、お姉さまが男の人とだなんて)


 もしマリアンネお姉さまが欲望の解放を望まれたとしても、その相手は汚らわしい男のペニスなどではなく、この私でなければならないとコンスタンツェは固く信じていた。彼女にとってマリアンネは、同じ修道院で育った先輩であり幼馴染みであり親友であり……性別を超越した思慕の対象であった。それがまさかこのような形で覆されるとは予想だにしていなかったのである。


 だが、振り返った女の顔を見てすぐに確信した。間違いない。それは己が憧れ尊敬した女性の顔だ。何度も目蓋の裏に思い描き、想像の中では何度も罪深き欲望をぶつけた相手の顔である。見間違えるはずもない。


「やはり来てしまったのねコンスタンツェ」


「もしも困ったときには、私がお助けしますと言いましたよね」


 それはもう随分前のこと。教会の廊下で擦れ違った二人は言葉を交わした。そのときマリアンネは異国の王が魔物と取り引きした疑いを調査するため、遠方の地に旅立つ直前だった。


 二人はマリアンネにもしものことがあれば、コンスタンツェが助けに行くと約束していたのだ。


 そんな約束が果たされることはないとコンスタンツェは心のどこかで高を括っていた。マリアンネは自分よりも経験豊富で戦闘向きの法力を操る優秀なプリーストだ。彼女なら私の助けなど必要ない。


 だが現実は違った。マリアンネは潜入調査の途中で連絡が途絶えた。教会はすぐさまマリアンネが敵に捕縛されたと考え、その救出のためにコンスタンツェを送り出したのだった。


「そう、そうだったわね、もう随分昔のようだわ」


 マリアンネの口調は雲の上を歩くようにふわふわしている。心ここにあらず。目の前に居るコンスタンツェを見ていながら彼女と話している様子ではない。


「お姉さまに何をしたの?」


 すぐさまコンスタンツェは国王に疑いを掛けた。薬物か洗脳か。これが教会も警戒していた魔物と取り引きして得た力かも知れない。


「違うのよコンスタンツェ」


 だが答えたのは国王ではなくマリアンネだった。彼女は恍惚の表情を浮かべる。毛を逆立てた猫のように厳しい顔のコンスタンツェとは対照的だ。


「これは私が望んだ関係なのよ。だから何も心配しないで」


「心配するに決まっているでしょう! 目を覚ましてください!」


「私は十分正気よ。あなたにだって本当は分かっているんでしょう? たとえ教会の聖職者だろうと、女に生まれてきてしまったら陛下の魅力には抗えないって。女はみんな陛下のような強くて優秀な牡に抱かれるため生まれてくるんだって」


「世迷い言を言わないでください。そんな話を聞くために私はやって来た訳じゃないんですよ」


「コンスタンツェだって部屋に入ってから本能が疼いてない? まだ触れられてもないうちから理解してしまってるんじゃないかしら? 彼に抱かれるのがとても気持ちいいってことを。彼とのセックスは、この世の全ての快楽を凌駕する至上の悦びだということを。それを邪魔しようって言うのかしら?」


「お姉さまは操られているんです!」


「そうね、そう見えるかもしれないわね。だけどねコンスタンツェ、本当のところ私も戸惑っているのよ。こんな気持ち初めてなんですもの。ずっと神にお仕えするために生きてきた私に、神様はなんて素晴らしい贈り物をくださったんだろうって感動すらしてるくらい。ああ、本当に幸せだわ」


 うっとりと微笑む姉の姿に、コンスタンツェは思わず息を呑んだ。修道女として清廉を重んじた暮らしを送ってきたはずのマリアンネの表情は蕩け切っている。彼女の全身からは甘い芳香が立ち上っているように見えた。


「あなたが私を追って王宮に来てからの様子は逐一報告が入っていたわ。メイドとして頑張って働いていたそうね。正直なことを言うと、あなたのように真っ直ぐで一本気質な性格には、ここでの潜入は向かないと思っていたわ。お仕着せのデザインで初日から揉めると思ってたのよ。あなたのことを侮っていたわね、ごめんなさい」


 マリアンネの謝罪を受けたコンスタンツェは己の服装を見下ろす。メイド服とは名ばかりで、実際にはビキニ水着にフリルがついただけのビキニメイド姿。マリアンネにはいささか劣るが、コンスタンツェもスリーサイズは上から九〇センチ、五七センチ、八七センチという抜群のプロポーションである。こんな格好で動けば胸は大袈裟に揺れ、尻はムチムチと辺りに幻聴を振りまく。


 王宮で働く男たちが密かに「最近入った銀髪のメイドは体がうるさい」と噂しているのを、コンスタンツェは知っていた。その恥辱に堪えてでも慎重に潜入を続けてきたのは、マリアンネの安全な救出を最優先したからだった。


 なのに当のマリアンネ本人は国王の寵愛を一身に受けてご満悦なのである。


「コンスタンツェ、あなたもこちらにいらっしゃい。一緒に楽しみましょうよ」


「何を言っているんですかお姉さま!」


「そんなに怖い顔をしないの。国王陛下はとても素敵な方よ。この逞しい体に抱き締められると、身も心も溶けてなくなってしまいそうになるの。ほら見てご覧なさい、あんなに大きなものがお腹の奥まで届くのよ」


 そう言ってマリアンネは愛おしそうにコンスタンティンの下腹部を撫でる。そこで天に向かって突き出していた肉突起を優しく握る。


 コンスタンツェはマリアンネが国王の性器を握る様を、愕然と見つめていた。あんな、あんな下品でいやらしいことをするなんて。


「コンスタンツェ、あなただって陛下のこれに興味があるんでしょ? 欲しいのよね」


「ありません! そんなもの、欲しくないです」


 挑発するように問われ、思わず感情的に反応してしまう。平静を保てない自分が憎かった。だがどうしろというのだ。コンスタンツェの目の前で、マリアンネは我が子をあやすように男の肉棒を撫で回す。その姿を見ていると体の奥から熱いものが沸き上がってくる。今まで感じたことのない、もどかしいような切なさにも似た感情だ。


 コンスタンツェは我知らず内股を擦り合わせてしまう。彼女は己の淫華が蜜を吐き出す感触を覚えた。


「嘘よ、そんなの嘘だわ」


 見ているだけで濡れたなど認めたくない。マリアンネが男に媚びる様子で発情したなど絶対あってはならない。


「ねえ、もう一度聞くわよ、あなたはどうしたいの?」


 マリアンネは両手を使い、竿だけでなく玉の部分まで優しく揉む。彼女の手のひらが持ち上げた陰嚢は巨大だった。コンスタンツェに性経験はない。しかし淫魔に操られた男に襲われた経験はある。幸い聖なる光の法術『ホーリーナイト』で魔物の気を浄化して難は逃れた。そのとき見た陰嚢は、こんなにも大きくはなかった。


(あぁ、あれが男の汚らわしい欲望の元を溜め込んでいる場所……)


 意識すると、そのグロテスクな形も脈動する様も、生物としての生々しさを感じずにはいられない。


 それは神に操を捧げた修道女にとっては恐怖の象徴であり、忌まわしさの対象でしかないはずだ。だというのに、今のコンスタンツェの心の中には忌避感よりも強い興味があった。


(なんで私のアソコはこんなに濡れているの?)


 秘処が湿り気を帯びていくのを自覚せざるを得ない。淫らな期待感に鼓動が高まり息が荒くなる。


「答えられないということは、つまりそういうことなのね」


 我が意を得たりとばかりにマリアンネは頷く。見透かされている。お姉さまに、私が男の生殖器に目を奪われたことを見透かされてしまった!


 その事実にコンスタンツェは倒錯した感情を味わう。いけないことなのに、恥ずかしいのに、どうしても国王のあれを見ていると昂ぶってしまう。背徳的な行為だと理解しているはずなのに目を背けられない。


 彼女はここへ来る前にメイドたちと交わした言葉を思い出す。メイドたちは一様に国王には牝が絶対に抗えない牡の魅力があると熱っぽく語っていた。


『陛下と目が合っただけで女なら子宮が痺れて腰がズキズキしてしまうのよ。生理前のムラムラしてオチンポのことしか考えられなくなる時期が強制的にやって来るようなものよ。その状態で声を掛けられてごらんなさい。私はこの方に全身全霊でお仕えするために産まれてきた供物なんだって気分になるの』


 そんな馬鹿なとコンスタンツェは呆れた。いくら見た目が良かろうと近づいただけで女を強制的に発情させてしまう男などいるものか。しかし、お堅いメイド長までもが彼女たちの意見に同意した。さすがに小娘たちほど浮かれ口調ではないが、それでも熱っぽく『陛下が如何に牡力に溢れた素晴らしい御方か』を語って聞かせてくれた。


 それゆえに彼女たちは雇用開始からあっと言う間に国王のお気に入りとなり、お妃の座まで射止めた新入りメイドには複雑な感情を抱いていたようだ。


『たしかにあの子は美人だし、胸も大きいし、如何にも男を体でたらし込みそうな女だけど、まさか陛下まで骨抜きにされるなんて』


『ああいう大人しそうな女ほど男を咥える経験はしているものよ』


『よく言うじゃない。ピンク髪は淫乱って』


 どうやら国王は新しく迎えた王妃に惚れ込んでいるようだ。それまで陛下の気まぐれで指名されてきた夜伽の仕事がなくなり、女たちは不満を抱いている。私たちの陛下を新入りの女が独り占めしている、と。


 もちろん相手は正式に国王が自分の伴侶として迎え入れた王妃であるから、いくら彼女たちが不満を持っていようと直接ぶつけることは王族侮辱罪に問われる。代わりに彼女たちは新入りのコンスタンツェに愚痴をこぼした。


 メイドたちの話を聞きながら、コンスタンツェは嫌な想像を膨らませた。彼女たちが口にする王妃の特徴はマリアンネそっくりだったのだ。聞けば聞くほど王妃はマリアンネとしか思えなくなってくる。果たして今日、国王の私室で王妃と体面を果たしたコンスタンツェは、その正体がマリアンネだったことを確認したのである。


 また、コンスタンツェはもう一つの噂話――国王陛下が放つ牡の魅力に牝は逆らえない――も事実だったことを確認してしまった。こちらは嘘であれば良かったのにと心から思う。


「もういいのよ、我慢しなくても」


 まるで子供をあやす母親のように、マリアンネはコンスタンツェに微笑みかける。それだけで後輩プリーストは全身が弛緩してしまった。


 もはや立っていられない。子宮を中心とした甘い痺れは骨を伝って腰や臀部全体に広がっている。カクッと膝が折れコンスタンツェは尻餅をついてしまった。


「あらあら、もう限界みたいね」


 マリアンネは国王の肉棒から手を放すと、ベッドから降りてコンスタンツェの前までやってくる。先輩プリーストの手が妹分の頬に当たる。手のひらからは国王の先走り汁が匂った。たったそれだけのことで、コンスタンツェは意識が遠のく。


「かわいいわ、コンスタンツェ」マリアンネは陶酔したような声を出す。そしてコンスタンツェの耳元で囁いた。「私といいことしましょう」


「あ、ぁ……」


「さあ、こっちへいらっしゃい」


 コンスタンツェはマリアンネに手を引かれるまま彼女に従う。足は鉛のようで、一歩歩くたびに太ももの内側が擦れて熱い吐息が漏れた。二人の女はベッドに上がり横になる。コンスタンツェの上に馬乗りになったマリアンネは、まず彼女の唇を塞いだ。


「んふ……」


 それから二人は見つめ合う。今度は二人同時に顔を近づけていった。再び口づけを交わすと、先ほどとは違う濃厚なキスをする。舌を吸い合い、口内を舐め回し、歯茎をなぞる。経験のないコンスタンツェをマリアンネが巧みにリードする。


 これは男に教えられたやり方なのか、と思うとコンスタンツェは胸の奥が痛んだ。だがしかし、夢にまで見たマリアンネとの接吻を重ねるうち、嫉妬心を幸福や快楽が上回る。


 マリアンネは最後に軽くコンスタンツェの下唇を噛んでからキスを終えた。


「どう? 気持ちいいでしょ」


「はい」


答える声は小さかった。コンスタンツェの体は熱く火照っている。下半身では子宮の疼きが最高潮を迎えていた。うるさい黙れと自分の臓器に怒鳴りたくなる。膣口からは愛液が漏れる。ビキニメイドの制服は湿っていた。恥ずかしいシミを見られたくなくて脚を閉じようとするが、マリアンネが体を割り込ませてくるので叶わない。


「ああ、お姉さま……」


「大丈夫よ、怖がらないで」


 安心させるように優しい言葉をかけながら、マリアンネの手はコンスタンツェの胸へと伸びていく。ブラジャー越しに揉まれると自然と声が漏れた。


「あん、ああっ!」


「大きいわね、コンスタンツェのおっぱい」


「あぁ♡ お姉さまには負けます♡」


 胸のサイズはコンスタンツェの九〇センチに対し、マリアンネは九三センチ。僅かではあるが差があった。


「陛下に毎日マッサージしていただいているから教会にいたときより、おっぱいが大きくなってしまったかもしれないわね」


 そう言うとマリアンネは自分の胸をコンスタンツェの胸に押し付ける。互いの胸がひしゃげて形を変えた。乳首同士がこすれ合うとピリッとした刺激が走る。それが気持ちよくて二人とも何度も繰り返した。乳房の感触を楽しむ一方で、二人は舌を絡め合いながら唾液を交換し合う。


「ん、んん……あっ♡」


 乳合わせによる乳首刺激とキスで、コンスタンツェの理性はぐずぐずに溶けている。彼女の乳首はビキニの布地を押し上げ、形がハッキリ分かるくらい浮き出ていた。このまま胸を責められるのかと思いきや、マリアンネの両手はコンスタンツェの脇腹で円を描いた。


「んちゅ♡ んぅ♡ お姉さま、それ、だめ、だめぇ♡」


 おままごとのような自慰行為しか経験のないコンスタンツェは、巧みな愛撫に成す術もなく悶えるしかない。指を立てた手でマリアンネに脇腹をくすぐられると、思わず腰を浮かせてしまう。


 お姉さまは私を焦らして遊んでいるんだわ。初めて他人からの愛撫を受けるコンスタンツェでも、それくらいの意図は分かった。ただでさえ国王のフェロモンに当てられ発情しているときに、愛しのお姉さまから未熟な性感帯を開発するかのような愛撫を受けたら私はどうなってしまうのだろう。彼女は自分でも想像がつかない。


 いつの間にかマリアンネの顔の位置は下がっていた。唇は鎖骨の上を走っている。舌が這う感触を覚えつつ、コンスタンツェは期待に満ちた眼差しを向ける。上目遣いのマリアンネと目が合った。お姉さまは悪戯っぽく目を三日月にして微笑むと、コンスタンツェの胸にキスを繰り返す。


「ここにも触れて欲しい?」


 マリアンネの言うここが乳首であることは明白だった。そこをお姉さまに吸ってもらえたら、どれだけ素晴らしい気分になるだろう。コンスタンツェは迷いなく頷く。


 先輩プリーストの手が後輩のブラを捲り上げた。巨大な乳房が全容を表す。


「食べ応えあるわね」


 コンスタンツェは密かに気にしていた乳首の大きさを刺激され、かぁっと顔を赤らめる。彼女くらい大きな乳房であれば乳輪や乳首もそれなりに育って不思議はないのだが、どうにもコンスタンツェは自分の肉体が神に仕える者としては悩ましい発育を遂げすぎた気がしていた。


「見ないで、お姉さま」


「見なければかわいがってあげられないわ」


 羞恥に悶えていると乳輪に濡れた舌が押し当てられた。興奮に充血して膨らみ始めた乳輪をマリアンネに舐められる。彼女は舌先で輪郭を縁取るようにコンスタンツェの乳輪を舐めた。


「ひゃあっ、あっ、マリア、ンネ、おねえさまっ」


 くすぐったさと心地よさに体が震える。もう片方の乳首も指で転がされた。


「ん、んっ、あぁっ、ふぁ♡」


 舌の上で乳首を転がされるたび嬌声を上げてしまう。ちゅっと音を立てて吸われると背筋が反り返るほど感じてしまう。


「もっと強くしても大丈夫かしら?」


「はいぃ♡ 大丈夫ですぅ♡」


 さらに力を込めて乳首を吸われると、快感はさらに強まった。反対側の乳首も、痛いくらいに摘ままれ脳天まで電撃が走った。痛みを覚えるほど乱暴に扱われても気持ちがいいと感じるのはなぜだろうか。きっと相手がマリアンネだからに違いない。私の体をマリアンネお姉さまの悦びに捧げている。そう思うと痛みは姉妹の契約の証しに感じた。


「あら、いけない子ね」


 先輩プリーストの手が後輩プリーストの股間に伸びる。勃起したクリトリスを指先で撫でられた瞬間、腰が跳ね上がった。


「そこは駄目です! お姉さまぁ!」


 マリアンネは口と両手を使い、コンスタンツェの両乳首と淫裂に三箇所同時責めしてきたのだ。


「何が駄目なのかしら? こんなに濡らしちゃって」


 マリアンネの指先が濡れそぼった肉ヒダに触れると、ぐちゃりと卑猥な音が鳴る。人差し指が一本だけ膣口に潜り込むと、熱い粘膜の壁を押し広げていく。その途中にあるザラついた部分を優しく撫でられれば、バチバチと体内で火花が飛び散ったような感覚を得る。


「あはぁぁぁぁぁぁあああっ♡♡♡」


 ビクビクと痙攣するたびに愛液が溢れ出す。それでもなお貪欲な肉体は、更なる刺激を求めて蠢いていた。


「コンスタンツェのここ、とっても食いしん坊なのね」


 そう言いながらマリアンネは指を引き抜く。指先には粘度の高い本気汁がねっとり絡みついていた。それを舐め取りながら彼女の手はコンスタンツェの下腹を撫でる。子宮の上あたりを撫で回す手つきは、まるでそこに生命がいるかのように慈愛に満ちていた。


「今日の最終目標は、ここに陛下の種を注いでもらうことよ。だけど陛下の男根は大きいから、まず念入りにほぐす必要があるの。特にコンスタンツェのような未経験の女はね」


「お姉さまもしたんですか」


「もちろん。私は陛下が手ずからほぐしてくださったのよ。素晴らしかったわ。愛撫だけで気が遠くなるほどイカされてしまったもの。私も陛下ほどではないけど頑張るからね」


 張り切ったマリアンネは再びコンスタンツェにキスすると、後輩プリーストの膣内に二本目の指を挿入した。


「――むっぐぅ!」


 さらに広げられた膣洞の感触にコンスタンツェは顔を顰める。マリアンネが細心の注意を払いながら進めてくれるため痛くはない。それでもお腹の中に他人の肉体が入り込み、掻き回される違和感は無視できない。だが不快ではない。むしろ幸福感が胸を満たす。


 指が根元まで入りきると、今度はゆっくりと引き抜かれていく。排泄にも似た感覚に身震いしていると、再び指が入ってくる。今度は先ほどよりも深いところまで侵入してくるのが分かった。二本の指を揃えて出し入れされると、じゅぶじゅぶという水音が大きくなっていく。同時に快楽も増していく。


「あぁ……お姉さま……私……もう……」


 他人に膣肉を引きずり出される指ピストンは格別だった。自分で触るのとは大違いだ。原理的には自分で触れようが他人に触ってもらおうが同じはずなのに不思議だ。


 絶頂が近いことを告げると、マリアンネは微笑んだ。


「イキそう? いいわよ、イッてちょうだい」


 三本目の指が入れられると、さすがに圧迫感を覚えた。しかしそれも一瞬のこと。すぐに快感に塗り潰されて何も分からなくなる。三本の指がバラバラの動きで内部を蹂躙し始める。この複雑で、何がどう気持ちいいかも分からないのに、快感ばかりが積み上がっていく指の使い方も国王に仕込まれたのだろうか。


(こんなことを毎日されていたら、おかしくなっても仕方ないわ)


 まったく理解できないと思っていたマリアンネの気持ちを、コンスタンツェは少しだけ受け入れ始めていた。


「上も下も大洪水ね」


 ディープキスで唾液を溢れさせ、口の周りを濡らすコンスタンツェ。その顔をマリアンネは愉快そうに眺めて言う。彼女の唇は二人の体液でべたべたになっていた。それでも止まれない二人はキスを続行する。


「んふ♡ んちゅ♡ あふっ♡」


「ちゅぱ♡ ちゅるるっ♡ んちゅ~♡」


 お互いの口内を舐め合い、舌を吸い合う二人だったが、次第に呼吸が荒くなり鼻息が荒くなる。息継ぎのために唇を離すと、互いの口から唾液の糸が伸びていた。


 やがてマリアンネはコンスタンツェの体を滑り降りるように移動する。かわいい後輩の下半身に取りついたマリアンネは、軽く腰を浮かせるようコンスタンツェに指示する。それに従うと案の定、マリアンネの手によってコンスタンツェはビキニショーツを脱がされてしまった。


「恥ずかしいわ、お姉さま」


 しとどに濡れた陰道をさらけ出すのは胸を見られるよりも恥ずかしい。ましてや相手は憧れの先輩なのだ。羞恥に耐えられず両手でアソコを覆うが、その手はすぐに退けられてしまう。


「だめよ、ちゃんと見せてもらわないと」


「いやです、こんなの恥ずかしくて死にそうです」


「オマンコを見られたからって死にはしないわ。セックスで本当に死に近づくのは、男性と一つになったときよ」


 それはどういう意味ですか――そう問おうとした矢先、コンスタンツェの視界に信じられないものが飛び込んできた。


「――な、でっか……!」


 それは男性器だった。太く長く脈打つ肉の棒だ。血管を浮き立たせ、亀頭の先からは先走り液を垂らしている。太さはコンスタンツェの腕ほどあった。長さも二〇センチ以上あるかもしれない。こんなものが人間の体に入るのか? そんな疑問すら湧いてくる巨根を前に、コンスタンツェは顔を青くした。


 そんな後輩の様子を見てマリアンネは笑う。


「そんなに怖がらなくても大丈夫よ。あれは女性の敵じゃないわ。殿方が女性を愛し愛されるためにある器官よ」


 マリアンネの愛撫に夢中になっていて気づかなかったが、いつの間にか国王はコンスタンツェの眼前まで躙り寄って来ていた。マリアンネの手で扱かれているときも大きく見えたが、あれでもまだ余裕がある状態だったようだ。完全に勃起した状態の巨根はコンスタンツェの視界を覆い尽くす。彼女の世界は目の前に押しつけられた国王のペニスに占拠された。


「何この匂い? 部屋中に充満してる匂いの正体はこれ? 根本から牡の匂いがして頭くらくらする……はぁ、すごい……これが男の匂いなんだ……」


 今まで彼女が嗅いだことのない濃厚な性臭。コンスタンツェは脳を直接揺さぶられるような錯覚を覚える。意識が朦朧としてくる。彼女は自分が何をすべきか本能で理解してしまう。薄く開いた唇から恐る恐る舌を出す。そこへ国王が腰を突き出す。


「んぶっ!」


 舌の上に熱い塊が触れる感触があったかと思うと、そのまま口の中にねじ込まれる。反射的に口を離そうとすると後頭部を押さえつけられた。さらに喉の奥にまで押し込まれてしまう。苦しい、息ができない、死ぬ! 恐怖のあまり喉が収縮し、異物を吐き出そうとする。だが抵抗むなしく肉棒はさらに奥へ奥へと侵攻してきた。


「怖がらないで。陛下のモノを気持ち良くして差し上げるの。今から私がするように優しく舐めるのよ」


 言うやいなやマリアンネの舌がコンスタンツェの女性器に触れてきた。敏感な媚粘膜を舌で愛撫され、コンスタンツェは腰を震わせる。生暖かい感触が股間全体に広がっていくのを感じた。思わず腰が引けそうになるものの、マリアンネの手に掴まれているため逃れられない。それどころか彼女はより強く抱きついてきたではないか。


「んっ! んぐっ、んんっ、んぶっ、んんっ!」


 マリアンネのクンニリングスを受けつつ、自分は国王のイチモツをフェラチオしている。初セックスで体験するような状況を超えた異常事態だ。一番不可解なことは、この状況を愉しみ始めている自分の心だとコンスタンツェは思う。


 彼女は今、人生で最も淫らな行為を行っている自覚がある。この身は神に捧げ、神と結婚したと思っていたはずの体を男に明け渡すための準備が着々と進んでいる。そんな己を客観視する自分もいることに気づく。けれどもうコンスタンツェは引き返せなかった。


 マリアンネの舌に淫唇をくすぐられ、粘膜を舌のザラついた部分で舐め上げられると、腰から下が爆発してなくなってしまったかと感じるほどの快楽が走る。そこを弄ってもらえて体が悦んでしまう。


 女の性感帯を心得た同性による口淫。思うさま粘膜を蹂躙されコンスタンツェの腰が跳ねた。ぴちゃぴちゃと恥ずかしい水音が股間で鳴り響く。


 それを気にしている余裕がないのは口に含まされた巨大な肉棒のせいだ。


「ぢゅりゅ、ぢゅるるるる! ぢゅりゅっ♡ んじゅ! んじゅっ! んじゅ! んじゅる♡」


 初めは喉まで届いて息苦しく、逃げ出したかったフェラも続けているうち病みつきになる。女を犯すために存在する卑猥な肉突起の形を口腔粘膜で感じれば、これを次は別な穴にと自然に期待してしまう。


(こんな素晴らしいものを口に含ませられれば理性なんかでは止められないわ。こんなに美味しいものだなんて聞いてなかった。いけないと思うほどドキドキする。もっとしたいもっと欲しい、もっとオチンポ舐めたい)


 欲望に支配されつつある思考を働かせ、コンスタンツェは国王の股ぐらに自ら顔を押し付ける。そうすると彼は頭を撫でて誉めてくれた。お前はもう俺の女だと言わんばかりの扱いを嬉しいと感じてしまう。鼻が陰茎の根本に近づいたことで、より国王の牡フェロモンが強く香ってくる。


 もう駄目だった。自分が誰に支配されているのか否応なしに|理解《わか》らされてしまう。頭の中全部ぐちゃぐちゃになってワケが分からないままイキそうになる。


「陛下そろそろ」


 マリアンネがコンスタンツェの蜜壺から口を離して言う。


 堪らないのは、絶頂の気配が近づいてきたところでクンニを中断されたコンスタンツェである。何がそろそろなのか、ここまでしたなら最後までしてください、私をイカせてお姉さまと叫びたい衝動が腹の底から突き上げてくる。


 絶頂直前に放り出され、呆然とするコンスタンツェのすぐそばで、マリアンネと国王が己の位置を入れ替えた。


 マリアンネはコンスタンツェの銀髪に指を通し、そっと頭を持ち上げると自分の膝に置く。お姉さまに膝枕されたコンスタンツェが視線を自分の下半身に向けると、国王が最大勃起状態の陰茎を膣口に当てていた。


 そうだ、そうだ、これだ、このためだったのだ。コンスタンツェは全てに納得がいった。これまでは国王の巨大なペニスを処女の私が受け入れやすくするための前戯だった。その準備がやっと整ったと判断されたのだ。


「力を抜け」と言って国王が腰を少しずつ前に進める。


 メリメリィという肉膜や腱を引き千切ろうとするような感覚を伴い、太いモノが入ってきたのが分かった。


「あっ……あああああぁああああああああぁぁああぁぁぁぁぁああぁあああ♡♡♡」


 痛い。想像を越える質量に引き裂かれる痛みと圧迫感。口から悲鳴が漏れ出る。叫び声は止められない。身を裂かれる鮮烈な痛みが過ぎ去ると、じくじくとした傷口に付きものの鈍痛がやって来る。しかしそれも少ししか持続せず、次の瞬間には燃えるような羞恥と芽生えたばかりの未熟な快感がコンスタンツェを包み込む。


(ああ、挿入されてる。あんなでっかいの私のナカに挿れて……私これからどうなってしまうんだろう?)


 緊張の解けた秘唇にさらなる侵入が始まり――ついにそれは全て収まる。


「全部入りましたよ、コンスタンツェ」


「よく我慢した、我が妃よ」


 繋がった箇所を見ると陰部同士が絡み合っていて妙な気持ちになった。あれが男女が行う交接なのだと不思議な感慨を覚えた。よくもあんなに太いモノが飲み込めたものだと我が体のことながらコンスタンツェは驚く。


 セックスとは男が腰を振って射精するものだという知識はコンスタンツェにもあった。だが国王は挿入してもしばらくは動かず黙っていた。まるで何かを待ってるかのように。


 答えをくれたのはマリアンネだった。


「陛下はコンスタンツェの体が馴染むのを待っているんですよ。お優しい方ですから。自分の妃になる女を無駄に苦しめたりはしないのです」


「さっきから妃というのは?」


「マリアンネが決めたのだ。教会が寄越した二匹目の鼠を処理するか、それとも俺の愛人として傍に置くか。俺としては、妃はマリアンネ一人いれば構わなかったのだが、彼女がどうしてもコンスタンツェは助けて欲しいと嘆願するのでな」


「それで私は助かったのですか?」


「そうとも言い切れぬぞ。俺はどちらでも良かったからな。せいぜい俺を愉しませるのだな」


 そう言うと王は腰を軽く揺すった。それだけで膣内にあるペニスの存在を意識させられる。


「……んくっ!」


 濡れた肉筒を剛直で擦られて、コンスタンツェは思わず声を漏らしてしまう。初めての性交で、しかも相手は巨根の持ち主だ。苦痛は免れないと思っていたが、さっそく彼女の体は快楽を感じ取っていた。


 「どうだ? 初めて男を受け入れた感想は?」


「……変な感じです。熱くて硬いものがお腹の中で動いてます」


 正直な気持ちを伝えると、コンスタンティンは少し笑ったようだった。そしてまた腰を動かし始める。


 本腰を入れて始まった抽送運動によって、コンスタンツェは初めて味わう性感に翻弄されることになる。最初はゆっくりだったピストン運動は次第に速度を増し、互いの肉が擦り切れるのではないかと心配になるピッチで出入りした。パンッ、パァンッと肌を打つ音が部屋に響くたび、コンスタンツェの脳髄はピリピリと痺れた。


 激しい動きに合わせて乳房が激しく揺れるのが分かる。それが恥ずかしくて隠そうとするのだが、マリアンネに両手を握られていて隠せない。


「ダメですよコンスタンツェ。もう私たちの体は上から下まで陛下の|所有物《もの》なのですから。全身で陛下を愉しませるのが私たちの務めですよ」


「あんっ! あふっ……んくぅううっ!」


 快感に身をうねらせてもマリアンネによる拘束は緩む気配がない。コンスタンツェのほうからも抗いがたい快感で正気を失わないため、お姉さまの手を強く握り返した。


「もう感じ始めているのか。コンスタンツェのここは随分、男のモノに馴染みやすいのだな」


 国王は単調に膣奥を突くだけでなく、浅い場所で往復させたり、恥骨の裏あたりを狙って抉ったりしてくる。敢えて浅い場所を狙ってくるときは指でクリトリスを弄られる。


「ひぁっ! あああぁあああぁあっ!」


 人体の限界に挑戦する危険な角度で背筋を仰け反らせ、悲鳴を上げるコンスタンツェ。彼女は今、人生で初めて、男根による絶頂を迎えようとしていた。


 コンスタンツェはマリアンネの言う通りかもしれないと思った。自分は助命の条件として王の所有物にされてしまったのだから、彼のために奉仕するのは当然なのだ。私に選択肢などない。それに男セックスすることへの嫌悪感も一ピストンごとに薄れてきていた。


 始まる前は男のモノを受け入れるなんて、とグロテスクな肉棒に嫌悪や恐怖の念も抱いていたが、いざ始まると自分の体が急速に彼の突起に服従していくのが分かった。今ではすっかり彼を迎え入れることに抵抗感はない。それどころかもっと激しくして欲しいと思うようになっていた。


「んっ♡ はぁ♡ んふぅ♡ んぐっ♡」


 国王の動きに合わせるようにコンスタンツェの口から喘ぎ声が上がる。一度声が出てしまえばもう抑えることはできなかった。国王の巨大な肉槍が子宮口をノックすると、彼の大きなモノで征服されることしか考えられなくなる。


「あん♡ ああぁ♡ ああん♡ すごいぃいいい♡♡ こんなの知らないっ! お腹のナカかき混ぜられてぇえええ♡♡♡ 気持ちいいよぉ♡♡♡」


「ようやく素直になってきたな。そうだ、その調子で俺を誘ってみろ」


「はい陛下ぁ♡♡♡ もっと突いてください♡♡」


 コンスタンツェがおねだりすると、望みどおりに国王は腰を押しつけてきた。ぐいぐいと体ごと上に押し出されるような突き上げをくらう。


「あはぁああっ♡ はぁうっ……はぁっ、はあぁあん♡ お、奥が♡♡ 奥がいいのぉっ♡♡ あはぁああっ♡♡」


「まったく意地汚いオマンコだ。マリアンネを慕う裏に男好きで淫蕩な本性を隠し持っていたとは。マリアンネは俺でも手を焼くくらい粘ったものだぞ。あんなに堕とすまで時間が掛かった女は初めてだ。だからこそ、堕としたときの歓びは格別というものだよ」


 国王とマリアンネは無言で視線を交わす。二人で過ごした熱い夜の数々を思い出しているのだろう。コンスタンツェは、自分が知らない二人だけの思い出を持っているマリアンネとコンスタンティンの関係を羨んだ。自分の頭越しに二人だけで通じ合っている様子にも嫉妬した。


 こっちを見ろ、私はここにいるんだぞ、あなたがいま貫いているのはマリアンネお姉さまのオマンコではなく、私のオマンコなんだとコンスタンツェは自己主張を試みる。内ももと会陰部に力を込めてキュッと絞る。すると膣洞も窄まり国王のペニス密着した。


「生意気にも俺たちの間に割って入るつもりか。いいだろう。それくらい気の強い女も俺は好みだ」


 国王は獰猛な笑みを浮かべると、コンスタンツェの柳腰を掴み、ピストン運動に回転を加えてくる。前後の刺激だけでも目が回りそうな激しさだったが、さらに追加された捻れにより、コンスタンツェはあられもなく鳴き叫んだ。膣内を掻き乱し、押し出す巨砲の威力に陥落した乙女の穴からは、白く粘っこい体液が流れ出る。攪拌され、空気を含み、濃密な泡となった本気汁を潤滑油にして、国王の腰はますます快調なペースで抽送を繰り返した。


「はぅっ! あひぃ……お、お願いします……! もっとゆっくり──あっ、ああっ!」


「慣れろ。直にこれが病みつきとなる」


 国王の大きく張り出したカリ首が膣内をゴリゴリ削り取る。その衝撃にコンスタンツェは何度も失神しかけた。


「いやぁあああぁっ! それダメェエエッ!」


「お前は本当にここが弱いな。ここだろう? ここを擦られると堪らないんだろう?」


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ! そこぉおおぉおおっ!」


「はしたなく啼き叫んでばかりいないで少しは堪えてみせぬか」


「無理ぃっ! もう無理ぃい!」


 膣内で動く肉棒の感触にコンスタンツェは全身の毛が逆立った。


「仕方のない女だ……」


 嘲るような言葉とは裏腹に、国王の声は愉悦に満ちていた。彼は自分のイチモツでよがり狂う女の姿に興が乗って来た様子だ。すっかり巨大な肉塊の虜となったコンスタンツェの秘唇は、貪欲に絡みついて離そうとしない。愛液まみれになった肉壺は抜き差しする度にジュブジュブといやらしい音を立てた。


「ああ♡ そんな……私、こんなに濡れて……恥ずかしい……」


 羞恥のあまり顔を背けようとするコンスタンツェだが、それは叶わない。彼女が顔を背こうとするたびにマリアンネが頬に手を添え、国王と正面から向き合うポジションに戻すのだ。


「恥じらうことはないのですよ、コンスタンツェ」マリアンネは優しく囁きかける。「あなたは王妃になるのですから。これくらいのことで動じていてどうしますか。堂々としていればよいのです」


「正妃の言うことは聞いておくものだぞ。これからはお前たち二人が後宮の主になるのだからな」


 そう言って国王はコンスタンツェのヴァギナを叩きのめすように腰を使う。初夜から夫婦感の力関係を見せつけ、教育する荒々しいセックスだった。その動きに合わせてコンスタンツェも腰を振り始めた。


「あっ♡ はぁん♡ ああん♡」


 快楽に溺れる女の口から漏れるのは意味のある言語ではなく、ただひたすら喘ぎ声だけだ。


 もはやコンスタンツェには正常な思考などできない。彼女は本能的に腰を振り、さらなる刺激を求めた。


「ああっ! 陛下のおチンポ様気持ちいいですぅっ!」


「もっと欲しいか?」


「はい! 欲しいです! もっと激しく突いてぇえっ!」


「よしよし。そうやって素直にしていれば、マリアンネ共々かわいがってやるからな」


「ありがとうございます……嬉しいっ♡ んふぅうっ!」


 コンスタンツェは歓喜に打ち震えながら絶頂を迎えた。同時に彼女の股間からは大量の潮が吹き出し、二人の結合部を濡らす。


「これで終わりじゃないぞ。次は後ろからだ。四つん這いになって尻を突き出せ」


 国王の言葉を受け、マリアンネはすぐに彼の指示に従った。両手両膝を床について臀部を差し出す姿勢になると、彼女はそのままの姿勢をキープして待つ。



 むんずと尻を掴まれたかと思うと双丘を割り開かれ、中央にある牝穴に再度挿入された。ズブリ、グチュリという淫靡な音を立てながら、国王のイチモツが膣襞をかき分けていく。その快感に、思わずコンスタンツェは背筋を反らした。国王はそのままバックでコンスタンツェを責め立てる。


 激しい抽送運動が繰り返され、子宮口を突かれると、その衝撃に腰が砕けそうになる。しかし、その一撃だけで終わるはずもなく、すぐさま次の突き上げが襲ってくる。コンスタンツェは、猛々しく反り返った国王の肉棒に釣り上げられ、腰を落とすこともできない。


「あぁあっ! ああ、あっ、あっ、ああっ、は、激し……っ!」


 強烈なピストンに視界が揺れる。もう何度目か判らないほど頂点を迎え、それでも収まらない欲望が再び彼女を喘がせる。イキっぱなしの状態になるよう体を作り変えられる。コンスタンツェはもう自分が何をしてるのかさえ判然としていなかった。ただ快楽に身悶えて痙攣することしかできない。どこの誰が見ても今の彼女は、交尾のことしか頭にない、牝悦に溺れたケダモノだった。


「んっ、ああっ! や、やめて、んひぃいっ! お、お腹、叩かないでぇえええっ! あんっ、ああぁっ、やっ、んあぁっ、もっ、無理っ、ひうっ、も、むり……」


「どうしてだ? お前のここはもう俺のものなんだろう? 俺のものを俺がどう使おうと勝手ではないか」


 国王は斜め上から押し下げるようにしてコンスタンツェの子宮口を弄ぶ。全身を浴びせてのし掛かってくる男の重みと圧迫から逃れることはできない。脈動する杭の存在をまざまざと感じたそのとき、とうとう陰道の奥で何かが弾けた。同時に国王が腰の動きを止める。彼はより奥深い場所で欲望を発散しようと腰を隙間なくコンスタンツェの尻に押しつける。


 今までにも増して強く押し潰される子宮。完全に埋没してしまった牡根による激烈な吐精。苦しいのか気持ちいいのかわからない感覚に戸惑っているうち、次第に頭の中が真っ白になり気が遠くなりそうになるのがわかった。


(ナカで出されてる♡)


 びゅくびゅくと濃厚な牡の精液が胎に注がれる。逞しい牡に子宮をマーキングされ、所有権を主張される悦びで、すっかり彼女は国王の従順な情婦に躾けられてしまった。


 それから国王は忠誠の証しとしてコンスタンツェに騎乗位を要求した。仰向けに寝そべった国王のチンポに跨がると、彼女は初めての体位におっかなびっくりな表情でゆっくり腰を沈める。


「んっ♡ ふぅ♡ このおちんぽっ♡♡♡ 奥でまた硬くぅ♡♡♡」


 射精しても一向に萎えないロイヤルチンポは、騎乗位で根本まで飲み込むと膣内でさらに一段膨張したように感じた。コンスタンツェは思わず歓喜の声を上げてしまう。


「すごい♡ おっきすぎます♡♡」


 膣壁を押し広げる極太チンポの質量と熱さに子宮が次の射精を求め騒ぎ出した。吐精されたばかりの白濁を溢れさせ、国王のチンポをホワイトキャンドルさながらにコーティングする。愛液と精液でぬめったお互いの性器はよく滑る。不慣れなコンスタンツェでも騎乗位で腰を振ることができた。




「ふあぁ♡ すごい♡ お、お、奥で♡ ぐりぐりって♡ それイイっ♡」


 果たして今のコンスタンツェを見て、平時の彼女しか知らない人間は同一人物と信じられるだろうか。幾度となく刻み込まれた性行為の快楽によって、牡に媚びる幸せを覚えてしまった彼女は、ヴァギナで感じられる最上の悦びを求め腰を振りたくる。そこに男性との性行為を忌避していた聖職者の名残は微塵もない。


「ぁあん♡ もっと♡ もっと♡ 陛下ぁあ♡♡ あぁ♡ あ゛はぁんっ♡♡」


「もう完全に雌の顔になっているな。だが、まだ足りないか。では望み通り、たっぷり種付けしてやろう」


「はい♡ ありがとうございます♡ あっ、あっ、ああっ、イクっ! またイッちゃいます! あっ! あああぁ~っ!」


「俺の子種で孕む準備をしておけ」


「あ゛っ♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡ イク♡ イク♡ んっ♡ あっ♡ あっ♡ はい! はいっ♡ 孕みますっ♡ 産みますっ♡ 産ませてください! ああああああぁ〜〜〜〜〜〜ッッッ♡♡♡」


 聖職者にあるまじき爆乳を揺らしつつ腰をくねらせ、自分の意志でコンスタンツェは肉棒を子宮口にピッタリ密着させる。岩のように硬い肉棒で膣奥をくちゅくちゅ捏ね回す。自ら率先して行う子宮虐めでコンスタンツェは数回小規模なオーガズムを経験する。それでも彼女は腰を止めず、子宮口で亀頭を甘噛みし続けた。


「ふぅーっ♡ ふぅーっ♡ ふぅうううっ♡ んっ♡ あはぁああっ♡ だめぇえ♡ イキますっ♡ また大きいのキちゃいますぅうううっ♡」


「そろそろか。もう一度たっぷり出してやる。受け止めるがいい」


「は、はい♡ ください、陛下の精子♡ たくさん注いで♡ 孕ませてください♡♡」


「よく言った」


 そう言うと国王は下から腰を使い、フィニッシュの体勢に入った。


 激しい突き上げにコンスタンツェの身体はベッドの上で跳ね回る。


 突かれるたび、彼女の口から喘ぎが漏れ、それがまた国王の情欲を煽り立てる。


「あぁ♡ いいっ、陛下ぁ♡ もっと、もっと奥を突いてください♡ んぅう♡ 子宮が破れるくらい突き上げて、私を陛下専用の孕み袋に躾けてください♡」


「良い覚悟だ。ならば望み通りたっぷりと種付けしてやる!」


 国王はコンスタンツェの尻を掴んで引き寄せ、剛直の先端を子宮口にめり込ませる。そして宣言どおり大量の精液を流し込んだ。


 ドクンドクンと脈打つ肉棒に合わせてコンスタンツェの身体が激しく痙攣する。今度の射精は先ほどよりも長く、永遠とも思える時間続いた。


(すごい♡ まだ出てる♡)


 子宮内を満たされる悦びにコンスタンツェは打ち震えた。結合部から白濁液が溢れてくる感触すら心地良い。


 いつまでも彼女は射精の余韻に浸っていた。


後書き


逞しい牡みあるチンポに仲良く堕ちるお姉さまと妹分の百合破壊。もともとはSkebで受けた依頼だったけど期限超過したためこっちで供養。再送依頼は無視してください。


シスターや聖職者って妙にエッチな響きありますよね。穢してはいけない職業を穢す悦びとでも言いますか。英語では正常位の呼び名のひとつにmissionary position(宣教師の体位)があります


「後背位なんて犬畜生のやることだ。人間なら向き合ってノーマルな体位でセックスせんかい」と宣教師が説いたという民間伝承ありますが、正確な語源はあやふやなようです。


そんな聖職者が正常位以外でお愉しみのためのスケベしてる姿はエッチだなあ。

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