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お題箱付きプランより


原作:陰の実力者になりたくて!


キャラ:アレクシア・ミドガル


シチュ:アニメ11話温泉シーンの続き


シドが去ったあとの温泉に別な貴族青年が入ってくる。彼のイチモツは直前に見たシドとは比べ物にならないほど巨大だった。アレクシアは興味本位で彼の男性器を見てしまう。


その視線に気づいた青年は触ってご覧とアレクシアの手を自分のイチモツに持っていく。巨大なペニスを撫で回しながら発情するアレクシア。やがて青年も王女の身体に触れ愛撫が始まる。


二人の行為は当然の帰結としてセックスに向かい――。


前回

【進捗】第二王女様、混浴温泉でエクスカリバーと交合す(アレクシア・ミドガル/陰の実力者になりたくて)

お題箱付きプランより 原作:陰の実力者になりたくて! キャラ:アレクシア・ミドガル シチュ:アニメ11話温泉シーンの続き シドが去ったあとの温泉に別な貴族青年が入ってくる。彼のイチモツは直前に見たシドとは比べ物にならないほど巨大だった。アレクシアは興味本位で彼の男性器を見てしまう。 その視線に気づいた青...


本文


 湯の中でカイの手がアレクシアの身体を撫で回す。温泉効果で血行が良くなった影響なのか、いつも以上に敏感になっていた。特に乳首などは軽く触れられるだけで、身体が震えてしまう。


(これじゃあまるで淫乱みたいじゃないっ)


 心の中で自分にツッコミを入れる。淫乱みたいではない。客観的に見て行きずりの男に欲情し、胸を触らせ悦ぶのは淫乱女の振るまいだ。しかし、まだそこまで現実を認める度胸はアレクシアにない。


「あはっ、そこぉ!」


 乳首を摘まれると同時に電流のような快感が走った。思わず声が出てしまい慌てて口を押える。幸い誰も聞いていなかったようだ。


 いまのアレクシアは、ミドガル王国を代表して女神の試練の来賓に訪れている身。彼女の素行は国の評判にも関わる。誰かが入りに来るかも知れない温泉で男と淫蕩に耽るなど以ての外。


 なのだが、身体の疼きが我慢できない。カイの男らしく筋肉質な腕に抱かれていると、ここが自分の居場所だったのだと思ってしまう。


(こんなことやめないと。たまたま出会っただけの男の人に、それもおちんぽが大きいってだけで発情するなんて……)


 そう思うものの、身体はますます熱を帯びていくばかり。理性は止めようとするが、本能はそれを拒絶する。もっと欲しい、もっと触ってほしいと願ってしまうのだ。


「ピンク色で綺麗な乳首。だけどもっと綺麗にしないとね。ここは重点的に擦ろうか」


「なんっで、そこ、ばっかりぃっ♡」


 両胸の先端を指で摘まみ上げるようにして刺激されると、甘い声が抑えられない。


「そりゃ僕がこのあと、たくさん吸うからさ」


「すうってぇ?」


「そうさ。君の可愛いおっぱいをしゃぶって味わうんだ。そら、こっちを向いてごらん」


 彼の手に促され身体を反転させる。湯船の中では浮力が働くので姿勢を変えるのも簡単だった。正面から向かい合うと至近距離にカイの顔がある。


「あなたってこんなにカッコ良かったかしら。ううん、温泉に入ってきたときから顔立ちは整っていたけど、いまはもっとカッコよくて……やだ、恥ずかしい、直視できない」


「それだけアレクシアが僕のことを好きになってきてるってことじゃないかな。好きなものは良く見えるものだろう」


「そんなこと……はぁ、あんっ! だって、私たちは……恋人でもなければ、あふぅ、あっ、ああ……さっき知り合ったばかりで……エッチなことをしたから好きになるなんて、そんな……」


「アレクシアは恋愛経験が少ないから恋に夢を見てるんだよ。男女の仲なんてそんなもの。先にセックスしてから好きになることだって普通さ」


 そう言うとカイはアレクシアの胸に吸い付いた。乳輪ごと口に含み、赤ん坊のようにちゅうちゅうと音を立てて吸い上げる。


「あっ、それだめぇっ♡♡」


 背中を仰け反らせて悶える。ダメなのに、身体の相性で好きになるなんてふしだらなのに、身体はそれを望んでいるかのように悦びに打ち震える。


 すると今度は反対側の胸にもしゃぶりつかれる。こちらは先程よりも激しく、乳房に跡が残るくらい強い力で吸われた。


「んちゅ、れろぉ……美味しいよ、アレクシアのおっぱい」


「いやぁ、吸わないでぇ……♡」


 言葉とは裏腹に、アレクシアの声は甘く蕩けていた。いやらしく勃起した乳首から伝わる痺れるような快感に腰が砕ける。


 その快感から逃れようと腰をくねらせると、カイの剛直が秘部に擦りつけられる。


「ああっ!」


 膣口とクリトリスが肉棒と擦れ合う。振れた場所から鋭い衝撃が走る。その動きは挿入をねだって自分から甘えているようだとアレクシアは思った。


「我慢できなくなっちゃった?」


「そ、それは……」


 図星を突かれ、言い淀む。


「いいよ、僕もそろそろ我慢できなくなったところだし」


 それからカイは温泉の入り口に目をやる。


「ここは邪魔者が入るかも知れない。それも丁度いい興奮材料だが」クックと彼は喉を鳴らす。「続きは僕の部屋でしようか」


「……分かったわ」


 朝っぱらからセックスのお誘いを承諾してしまうなんてどうかしている、それも相手は初対面の男なのに。そう思っても燃え上がった情欲の炎は消せなかった。


(あぁ、私はいま、とんでもないことをしている)


 アレクシアは己の浅慮を呪う暇もなく、部屋に連れ込まれてすぐに服を脱がされ、ベッドへ押し倒された。


 そのまま濃厚なキスを交わし、互いの唾液を交換しながら舌を絡める。彼の舌は我が物顔で王女様の口内を探索する。尖らせた舌先で上顎をくすぐられ、頬の内側や舌の裏をツンツンされると下腹部がムズムズした。


 彼のしてくれること全てがたまらなく心地よかった。口の中から犯されているような気分だ。唇が離れるころにはすっかり息が上がっていた。


「もう目がトロンとしてるよ。そんなに気持ちよかった?」


「ち、違うわっ! これは息苦しかったせいなんだからっ」


 反射的に否定してしまったものの、事実としてアレクシアの顔は真っ赤に紅潮し、瞳も潤んでいる。


 彼女を高嶺の花の如く扱う学園生が見たら衝撃を受けるだろう。


 あのアレクシア王女が、チンポ挿れてもらう瞬間を待つだけの発情雌になってる、と。


「強情だなあ。そういうところも可愛いけどね」


 再び唇を奪われた。今度のキスは少し乱暴だった。舌を吸われたり、甘噛みされたり。そんな乱暴なキスでさえアレクシアは天上の悦びを享受してしまう。


 彼に触れられると、自分の隠してきた淫らさが白日の下に晒される気がして怖かった。身を捩って逃れようとする。だがそれは許さないとばかりに押さえつけられた。


「んぁ、あっ、あん♡ はぁん、やぁ、だめぇ、ん♡」


 ぐちぐちと濡れた音が生々しく響く。口の中では自分の唾液と彼の唾液が混ざり合い、卑猥なカクテルとなっていた。飲みきれない分が口の端から溢れて首筋まで垂れていく。


 アレクシアの身体からは力が抜けていき、抵抗の意思すら失われていく。カイの手がアレクシアの胸に伸びてくる。大きな手で揉まれ、乳首を摘まれるたびに身体が跳ねる。


「すっかり先端は硬くなってる。いやらしい子だね」


 耳元で囁かれるとゾクゾクとした感覚が背筋を駆け上がる。


「言わないでぇ……」


 恥ずかしくて死んでしまいそうだ。


「こんなに敏感なんだから隠してたら勿体ないよ。こうするとどうかな?」


「ひゃうんっ!?」


 指先で弾かれたり、指の腹で転がされる度に甘い痺れに襲われる。まるで雷に打たれたかのようだ。自分の身体が自分のものではないように感じた。


「温泉で弄ってたときも感じたけど、アレクシアは乳首が好きなんだね」


「やっ、あン、ふぁあッ! そんなこ、んひぃいいいっ♡♡♡」


 否定したかったのだが、乳首の先端を指でカリカリっと引っ掻かれ、口から情けない声が出てしまった。自分でも信じられないくらい甘ったるい声だった。


「また声が変わったよ。やっぱり君は淫乱だ」


「ちがうぅ、わたしはぁ……いんらんなんかじゃ、ない♡」


 口でこそ否定するものの、身体は嘘をつけなかった。カイの指が動くたび、電流のような快感が走るのだ。こんな感覚は初めてだった。


 今のアレクシアにできるのはシーツを掴み、未知の快楽に正気を失わないよう努めることだけ。


「次は下だ。くつろげないと僕のサイズは入らないからね」


 カイの両手に脚を大きく開かされる。下着も着けてない秘部が男の目に晒された。恥ずかしさのあまり脚を閉じようとしたが、鍛えられた男の腕力に阻まれてできなかった。それどころか両膝の裏に手を回されて固定されてしまう。これで秘所は丸見えになってしまった。


 愛液でびしょ濡れになっているであろうそこは、外気に触れてひんやりとしている。


「綺麗なピンク色をしているじゃないか。さすが王女様。ここにも気品がある」


 下世話な品評になにか言ってやろうかと思ったが不可能だった。なぜならアレクシアが口を開き掛けたとき、彼が濡れる蜜口に吸い付いてきたのだから。


「ああぁぁああああ~~~っ!」


 脳天を突き抜けるような快感に絶叫する。今度こそ逃げ出そうとするが、カイの両腕は少女の儚げな抵抗など一顧だにしない。たとえアレクシアが幼少期から今日まで剣の修練に多くの時間を割いてきた剣姫だろうと、男に組み伏せられてしまえば単純な腕力が物を言う。


「あっ、ああああぁっ! だめっ! いやっ、そこはだめ! ひあっ! ひぃいっ! ああぁぁ、ふあぁああああっ!」


 少女の絶叫を楽しそうに聞きながらカイは、割れ目の上部で硬くなり始めた花芽に口をつける。ペロッと軽く舐められただけなのに、その瞬間アレクシアの身体はベッドから浮き上がるほど強く反応した。


「あひっ!? ひぎぅっ! だめえっ! ひんっ! ひぎっ! ひうあああああぁっ!」


 頭がおかしくなりそうだった。彼はわざと下品な音を立ててしゃぶりついてきた。アレクシアは随喜の涙を流しながら逃げようとするが、彼の尖らせた舌先に追撃を受けると全身から力が抜けてしまう。


(私の身体おかしい、なんでこんなに気持ちいいのよぉっ!)


 アレクシアの戸惑いをよそにカイはさらに攻め立ててくる。ぢゅううううっと音を立てて吸われたかと思うと、今度はクリの皮を剥かれてむき出しにした敏感な肉芽をれろれろと舐められた。


「ひっ、や、ああぁ、だめぇっ……! あっ、あっ、ふぁあ!」


 女の泣き所を刺激されるともうダメだった。与えられる悦楽を耐えることなどできるはずがなかった。


「イキそう? もうイっちゃうのかい?」


 口を離したカイは意地悪く尋ねてきた。その間も片手はクリトリスを弄くり続けている。


「君のここすごく膨らんでるよ。自分でも触ってごらん」


「そん、なぁっ……いやよっ……」


 口で拒絶しながらも己の秘部に手を伸ばしてしまう。初めて男に触れられた自分のそこがどうなってしまっているのか、大人の入り口に立たされた十代の少女は気になってしまう。


 人差し指で軽く撫でるように触れてみる。すると今まで感じたことのない電撃のような痺れに襲われた。


「きゃううぅぅぅううう~~~っ!?」


 自分のものとは思えない高い声が出た。ビクンっと大きく全身が痙攣してしまうほどの強烈な衝撃だった。こんなの知らない、こんな声出したくないと思っても勝手に出てしまう。


「すごい反応だね。そんなに気持ちよかったんだ。」


「ちっちが、わた、わたしぃ♡」


「君が好きなこともっとしてあげる」


 反論を許さずカイの指が蜜口に挿入された。トロトロに蕩けて愛蜜をダラダラ垂れ流す隘路は、全く抵抗する素振りも見せず異物を受け入れてしまう。彼女の身体はもう目の前の男に食べられたがっていた。


「痛くはないかい?」


「い、たくは、ない……けどっ……んっ♡」


 カイの指先はなにかを探るように膣内で回される。いろんな場所にタッチして感触を確かめているようだ。


 少し掻き混ぜられるとすぐさま指を締め付けてしまう。そうされることを待ちわびていたかのように膣壁がうごめき、絡みつく様は我が身ながらいやらしかった。


「ほら分かるかな、こんなにぬらぬらになっちゃってる……この状態で挿入れられたりしたらきっと気持ちいいよ……」


 そう言って指を掻き回してくる。アレクシアの口から切ない吐息が出るたび、愛液も溢れ出てきて止まらない。


 自分でも触れたことのない場所を暴かれていく感覚に戸惑い、恐怖を感じる。それなのに身体は期待に震え、さらなる刺激を求めてしまう。


「ここか」


 アレクシアが特に反応した箇所をカイは重点的に擦り上げる。処女の身体を気づかって最初は一本だけだった指も、膣内探索が進むうち三本に増やされていた。それらが時には添えられ、時にはバラバラに膣内の肉を引っ掻いてくる。


 カイの巧みな指使いは確実に王女を追い詰めていく。


「あんっ! あんっ! そ、そこは……んんっ♡ あん♡ ダメに……おかしくなるっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ だ、ダメだったらぁぁ♡♡」


 結婚するまで、誰にも許してはならない大事な場所を弄ばれ、感じている自分が信じられなかった。でも嫌ではない。それがまた信じられない。アレクシアは自分で自分が分からなくなる。


 ぐちゅっ、じゅぶっ、ちゅくっという水音が耳を犯し、王女の羞恥心を煽る。死んでしまいたくなるほど恥ずかしい。けれど同時にどうしようもなく気持ちがいい。もっと恥ずかしい音を出してほしいとすら思う。


 子宮の奥の方が疼き出すのを感じる。早くこの切ない場所を埋めて欲しかった。


「そろそろいいか……」


 そう言った男が腰を擦り寄せてくる。

 アレクシアは、これから何が起きようとしているか正しく理解した。自分はここで純潔を散らされるのだ。王家の子女が名もなき騎士の肉棒で女にされてしまう。


 それはいけないことなのに拒否できない。


 それどころか自ら脚を開いて受け入れようとする。濡れた花びらの中心でひくついている処女孔を見た途端、男はニヤリと口角を歪めると一気に肉槍を突き入れてきた。


「~~~~~~――――ッ♡♡♡」


 灼熱の肉塊が小径を押し広げる。指とは比べものにならない大質量がねじ込まれ、王女は悲鳴を上げた。


「あぐっ! ひぃいっ! あ、ああぁあっ!」


 あまりの激痛に涙がこぼれそうになる。破瓜の苦痛に耐えようとシーツを握りしめ歯を食いしばる。痛い。苦しい。身体が二つに裂けてしまいそうだ。なのに、やめてほしいとは思わない。


「力を抜いて。深呼吸するんだ。力むほうが痛いですよ」


 言われたとおりにして、脱力しようとする。苦労して下半身の強ばりを解いた瞬間、そのタイミングを見計らった彼が肉棒を根本まで突き入れてきた。


「はぁっ、はぁっ、ぜぇっ、ハァっ、はぁっ……ふんぎぃぃ、あひ、ひぐ……ぁ……」


 初めて男性器を受け入れた蜜壺は、みちみちと悲鳴を上げながら拡張される。それでも充分に濡れていたので、想像していたよりはスムーズに受け入れられた。


 狭い肉洞を巨大な亀頭が押し広げ、奥まで犯していく。彼は小刻みに腰を前後させた。先端が最奥の壁に当たるころには、破瓜の血はもう乾いていた。


「んあぁっ! ああっ! ふぁぁああ! おぉぉおお~~っ!」


 膣洞を入り口から奥まで均一な広さに拡張して抽送しやすくするための動き。序の口の準備運動だが早くもアレクシアは、快感のあまり甲高い嬌声を上げてしまう。


「はっ、んぁぁあ……! なんでぇ、こんな……ふあっ……あああ……」


 自分の口から信じられないほどいやらしい声が出ていることに気付いて、愕然とする。だがすぐに、そんなことを気にする余裕もなくなってしまう。


 カイが体重をかけて覆い被さってくると、挿入はさらに深くなった。奥の扉をコツコツと叩かれて背筋がしなってしまう。まだあまり強く突かれてはいないのだが、ここまで太く長いモノを入れられた経験がないため、未知の感覚が怖かった。


 ゆっくり、優しく刺激されているうちに膣内の形が崩れ始めるのが分かった。少しずつ、本来とは違う形に変わっていく。


(彼のモノになる! 私の|膣内《なか》、彼の形に変えられてる!)


 これまで感じたことのない甘美な痺れと共に変化が起こり始めている。


「んっ♡ ああぁっ、くっぅううん♡」


 悦びの歌は、一度堰を切ったように漏れ出したら止まらない。必死に口を閉じる努力をしても無駄。ちょん♡ ちょん♡ と亀頭に膣奥の敏感なポイントを突かれれば、ねだるような喘ぎ声が漏れてしまう。


 そんな痴態を見てもカイの動きは変わらない。あくまで穏やかに、されど着実に己が欲望を満たすべく腰を揺すって肉のヒダをかき分け、ほじり回し、奥へ奥へと掘り進める。


 その動きに合わせるようにしてアレクシアの腰も跳ね上がる。汗ばんだ肌が淫らに輝き、見ているだけで射精しそうになるほど興奮する光景だ。


「そんなに気持ちいいかい? 腰が揺れてるよ?」


「……あぁ、言わない……で♡ ふぅんっ♡」


 初体験からあんなに大きなペニスを受け入れたら、気絶するほど苦痛なのではと不安がっていたのが遠い昔に思える。今のアレクシアは胎の奥から生まれる甘い疼きに支配され、自分から動いて男を愉しませようとする始末だ。


「君の膣内は本当に最高だな」


 感動したように言うとカイの腰は動きを速めた。


 本腰を入れたピストンが始まると、アレクシアの股ぐらからは、ぐりゅん♡ ぐちゅり♡ ごりゅぅっ♡ などと卑猥な水音が発生する。


 肉棒に膣壁を擦られる刺激に耐えかね、王女は快感に負けた女の情けない声を漏らしてしまう。


「んっ♡ おっ♡ んおっ♡ いひっ♡ おっ♡ おっ♡ おぉ♡ おっほぉ♡ いっ♡ ひぃぃん♡」


 快感のあまりシーツを握りしめ、腰をくねらせても逃れることはできない。逆にその動きのせいで自ら弱点を押し付けてしまう。


「君は本当にいやらしい子だ」


 耳元に顔を寄せ、そう囁いてくる男の声にも感じてしまう。子宮の奥がきゅんっと甘く疼くのを感じた。同時にカイの動きが激しさを増す。


 ぱちゅっ♡ ぱんっ♡ ずぶっ♡ じゅぷっ♡ ぬぷぅうう~っ♡


 子宮口に亀頭をめり込ませる勢いでのストロークで責められ、アレクシアの下腹部に淫らな熱が溜まる。


「くひぃいいいん♡♡♡」


 指で探り当てられた敏感な場所を的確に彼のモノが擦り上げる。指よりも大きく、力強く、硬いモノで刺激されると、全身が戦慄いた。


「あぁあああ~~~♡♡♡ そこぉおおお~~~~♡♡♡」


 生まれて初めて味わう強烈な性感に、王女は涎を垂らしながら悶える。身体の芯から蕩けてしまいそうになる。これが男の味なのかと思った。自分が自分でなくなってしまいそうだ。もう何も考えられない。ただ本能のままに喘ぐことしかできない。


「すごい締め付けだ。たまらないよ」


「ダメぇえええ~~♡♡ こんなの知らない♡♡」


「まだまだ。もっと王女様が知らないことを教えてあげよう」


 そのとき信じられないことが起きた。


 蜜道を出入りするカイの肉棒が大きさ、硬度ともに一段階増したのだ。


「な、まだ、おっきく――!」


 畏怖の対象にさえなり得る巨根がまだ成長するとは。


 驚く間もなく、一回り大きくなった肉槍で穿たれる。


「うぁあああああああっ♡♡♡」


 脳天まで突き抜ける衝撃に絶叫。あまりの衝撃で身体がバラバラになってしまいそう。


「だめぇぇええぇえええっ!」


 秘裂から愛液を吹き散らし、銀の髪を振り乱して悶絶する。その姿を見下ろす男は嗜虐的な笑みを浮かべていた。


「あ、ああっ……」


 こんな男に勝てるはずがない。本能的に敗北を悟った瞬間だった。力の差を思い知らされて絶望する。それと同時にゾクゾクとした感覚が背筋を駆け上ってきた。これまで味わったことのない甘美な敗北感。


 負けることが嬉しい。


 怖いはずなのに、なぜか心が躍ってしまう。恐怖と歓喜が入り混じり、訳が分からなくなる。


「アレクシア王女のような美女を相手取れば、男なら二段階、三段階くらいの膨張は当然ですよ」


 おかしそうに言うカイの言葉を聞きながら、温泉でシドが言っていたのはこのことかと思い至る。


 男は聖剣を鞘にしまっている。それは獲物を狙い定めたときにだけ真の姿を開放するのだ。


 だからと言ってシドがミミズであることに変わりはない。彼とカイの通常時のサイズを比べれば、如何にシドが膨張しても、この素晴らしいおちんぽには到底かなわないだろう。


「素敵よ……とっても、今まで私が出会った男の人で一番」


 思わず感嘆の声を漏らすと、彼は嬉しそうに笑った。その顔を見ていると胸がときめく。彼への愛しさがこみ上げてきた。


 自然と頬が緩む。


「ねぇ、キスして?」


 甘えるように囁くと、すぐに優しい口付けが返ってきた。


 彼の動きが変化した。より深く、膣壁を抉り込むかのような動きに変わる。彼の逞しい亀頭に子宮が盛り上げられた。そこを犯されるのは本当に取り返しがつかなくなってしまう。ぴったり子宮口に鈴口を押しつけ彼の子種を受け取ったら、私は今日出会ったばかりの騎士に孕まされてしまう。王女なのに。私の身体は自分だけのものではなく国の財産なのに。こんな淫蕩に耽るのは許されないのに。


 だけど駄目なのだ。


 彼が望むのなら仕方がないと思ってしまう。彼に完全に屈服した身体が産ませてほしいと切々と訴える。


 少し考えた後、アレクシアは承諾の代わりに膣壁をきゅっと締めてみせた。


「……くっ!」


 すると、彼の息が荒くなる。膣壁越しに伝わる彼の脈動も大きくなっていく。彼も限界が近いんだ。もう射精したくて仕方ないんだ。ならば私も応えなければ。


 カイが一番気持ち良く射精できるようお膳立てしてあげないと。


(だって私は彼の妻になるんだから)


 そう自分に言い聞かせると、シーツを強く掴みながら、腰を左右にくねらせてみせる。彼は心地よさ気な声を漏らした。膣内にあるモノもぴくんっと跳ねる。


 案外可愛いかもなんて調子に乗ったのも束の間。


 子宮口が突き上げられ頭が真っ白になる。


 一瞬でもこっちが上に立とうとするのを許してくれない。


 ぐりゅん♡♡ ごちゅ♡♡ ぐりぃぃ♡♡ ずちゅずちゅ♡♡


「ひぃいいい♡ もう♡ 無理♡♡ おかしくなるぅぅっ♡♡♡ 気持ち良すぎて変になってしまう♡♡♡ おまんこ気持ちいい♡♡ おちんぽで突かれてばかになってるっ♡♡♡」


 ラストスパートを掛けたカイの抽送は今日一番の速さ。岩のように硬い肉棒が膣襞を刮ぎながら激しく出入りする。男の人がイクための動きに反応して、アレクシアの肉体もイクための準備を始めた。膣壁が収縮して肉棒を締め上げ、膣奥では子種を子宮まで届けようと蠕動が開始する。


「そろそろイキそうだ」


 熱い吐息とともに囁かれた言葉で最後の一線を軽やかに跳び越える。もう我慢するのは無理だと思った瞬間、股間の奥から凄まじい衝撃が走る。頭の中で火花が飛び散り目の前がスパークした。意識は漂白され目の前が白一面の眩い世界に変わる。


 放心しているアレクシアにカイが腰を押しつけてくる。それと同時に白濁液が王女の体内に浴びせかけられた。


「んはぁぁん! はうっ、あっ、いっ、いいっ……」


 吐精する肉棒が王女の膣内で暴れ回る。強烈な快感に意識が遠退く。このまま自分は気絶してしまうんだと感じた。しかし彼はそんなことを許してくれる優しい男ではなかった。


「はっ!? 待って、まだイッてるの、敏感な状態が続いてるのよ。まだ動かさないで」


 射精が終わるとカイは抜かずの二回戦を始めようとする。まだ達したばかりの敏感すぎる身体を蹂躙される恐怖に、アレクシアは怯えた様子で懇願する。


「良かったですね。それならさっきより気持ち良くなれますよ」


 カイは王女の悲鳴混じりな懇願を一蹴すると、パンパンパンっと腰を打ちつけた。


 一回射精されたせいで膣内はぬめりが増していた。先ほどまでよりスムーズに動くようになったためストロークも長い。カイの巨根を根本から先端まで余すところなく味わえる。


 一突きごとに理性が蕩けていく。頭の中が白く染まる。思考が途切れ途切れになってまともに働かなくなる。自分が今何をされているのかさえ分からない。ただ与えられる快楽に翻弄される。暴力的なまでの官能に従属する。


お詫び

今日で完成させようと思ったんですが、アレクシア王女が大きなおちんぽに翻弄される姿を書くのが楽しくなってしまい、年内には完成させられませんでした。


Skeb依頼品の期限との兼ね合いもあり、ギリギリ31日に出せればいいけど、無理だったら新年明けましておめでとうございまスケベに回ります。

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