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お題箱付きプランより


原作:楽園追放


キャラクター:アンジェラ・バルザック(20代の姿)


シチュ:地上任務中の事故で地上の男に助けられたアンジェラ。彼女は親切な男に感謝するが彼は最初からアンジェラを手籠めにする目的だった。

 男はアンジェラの食事に媚薬を盛る。媚薬による発情ドキドキ状態と彼への好意を錯覚した彼女は、徐々に男のことが好きになっていく。

 頃合いと見た男は快気祝いだと称しアンジェラに媚薬入りの酒を飲ませる。酔いが回ったところでマッサージしてやるよと言う。初めは普通のマッサージだったが次第に際どいところを触り始める。

 エロマッサージだと気づいたアンジェラだが既に彼への好意がMAXになっているため、むしろ喜んで彼の下心を受け入れる。


本文


 ナノマシン技術の暴走により地上文明が崩壊して幾年月。人類の九十八パーセントは肉体と地上を捨て、自らを電子データに変え電脳空間『ディーヴァ』で暮らしている。


 ディーヴァに住む人間は口を揃えて言う。こここそが人類にとっての楽園なのだと。餓えも寒さもない。死を超越した世界。究極の快楽を追求することが許された場所。


 本当なのかね。どうにも疑わしい。


 如何にディーヴァの演算処理能力が高かろうと限界はある。人類が死と誕生の循環から解き放たれ人口が増える一方だとすれば、いずれ増えすぎた人類はディーヴァのリソースを食い尽くしてしまう。


 それは地上における人口爆発や食糧問題と何ら違わないのではないか。


 この手の問題に対してディーヴァは実にシンプルでクソッタレな理屈を振りかざす。


 曰く『無駄飯ぐらいに食わせるリソースはない』だ。彼らはディーヴァに貢献できない落ちこぼれに割り当てるメモリを減らし、より優秀な個体にメモリを多く振り分ける。それで奮起するならよし。それでも這い上がろうとしないなら凍結処分。


 凍結処分なんて分かりにくい言葉を使ってるが、処理されるほうの認識としちゃ管理社会による強制的な死だ。


『お前は社会になんら貢献しないお荷物です。死んでメモリを明け渡した方が全体の利益になるので殺しますね』


 そうしたディーヴァのやり口が気に入らない人間は地上に残った。生活圏の大半が砂漠になった母なる地球に。


 俺もそのひとりってわけだ。


「なに浸ってるのよ。どうせまた男の浪漫とかなんとか臭いこと考えてたんでしょ」


「おいおい、酷いなアンジェラ。それが命の恩人に向かって言うことかよ」


「そんなことより早く食べなさいよね。まだ今日中に二百キロは走らないといけないんだから」


「相変わらず人使いの荒い美人さんだ」


 目の前に置かれたスープに手を伸ばしながら俺は苦笑を浮かべた。


 俺の名前はレオ。管理社会の奴隷になることを拒み地上で暮らす誇り高き人類の一員だ。


 そして俺の前でスープを口に運んでいる女はアンジェラ・バルザック。ディーヴァ保安局に所属するシステム保安要員だが、今はなにやら任務で地上に来ているらしい。


 アンジェラの見た目は二十代半ばで金髪碧眼の美女。肌の色艶といいスタイルの良さといい文句なしの女だが性格はちとキツい。まあそういうギャップもいいんだけどさ。


 俺は硬いパンを手で千切り、スープに浸して喉へ押し込む。こうしないとボソボソしたパンは喉を滑り落ちていかないのだ。


 生まれも育ちも地上の俺は慣れたものだが、アンジェラは初め地上での食事に戸惑っていた。そりゃそうだ。ディーヴァの保安要員ともなれば日ごろは豪勢な食事を取れるはず。こんな貧相な物で我慢できるかって話だよな。


 けど地上に降りてきてから一週間。今ではだいぶ馴染んでしまったようで平然と食っている。任務のために仕方なく食べてるうちに慣れたのだろう。


「分かってるわよね。私の任務を手伝ってくれたら、あなたもディーヴァで上級市民になれるのよ」


「そっちこそ分かってるよな。俺はそんなもの望んでないって」


「どうして強情張るのよ。砂らだけの劣悪な環境に重い肉体。こんなものに縛られて生きる意味がどこにあるっていうの」


 ディーヴァに住むアンジェラは、本来なら地上で活動するための肉体を持たない。今回は任務のためマテリアルボディと呼ばれる急増の肉体を造り、そこに彼女の人格データを入れている。マテリアルボディは彼女がまだ幼いころに保存した遺伝子情報を基に構成されている。


 だから彼女は自分の肉体に無頓着なのだろう。テーブルの向こうから身を乗り出し、俺に説教する彼女の胸元では、それはそれは美味そうな巨乳がたゆんたゆんと揺れている。


 ディーヴァ保安局員の制服というやつは誰の趣味なのか、彼女の肉体にぴったり貼り付くレオタードのような形状だ。凹凸の激しいボディが惜しげもなく晒される。胸も然る事ながらケツ。窮屈なレオタードが食い込み、デカケツが半分こんにちはしている。アンジェラが歩くたび艶めかしくくねる腰から尻に掛けてのラインの俺の目は釘付けだ。


 当然そんなこと彼女に気づかせるわけにいかないため、勘づかれそうになると全力で目を逸らすが。


「いいか、アンジェラ。よく聞けよ。俺はこの生き方に満足してるんだ。確かに地上は万事快適な環境が整えられているディーヴァとは違う。けどそれは裏を返せば自由だってことだろ? 俺は自分で選んでここにいる。だからあまり地上のことを悪く言わないでくれ」


 アンジェラは一瞬だけ悲しげな表情を見せると、すぐにいつもの調子に戻った。


「そう。ならもう何も言わないわ」


 それから黙々とスープを食べ、最後に水を飲み干した。そして空になった容器を二人分持って立ち上がる。


「ごちそうさま。午後は私が運転するから。あなた朝から運転して疲れたでしょ」


 そう言って食器を流し台へ持っていく。


 その後ろ姿を見ながら思わず呟いた。


「......きれいだな......」


 もちろん本人に聞こえないよう細心の注意を払って。


「なにか言った?」


 くるりと振り返った顔は実に魅力的だった。


「いや、別になにも」


 見惚れていたことを悟られないようにさっと視線を外す。


「あっそ」


 流し台の向こうへ消えた彼女は素っ気なく答えたけれど、俺にはその顔が少し赤みを帯びているように見えた。



 俺とアンジェラの出会いは不幸な事故がきっかけだった。彼女はディーヴァ保安局の任務で地上に降りたのだが、その際にメカトラブルで予定のコースを大きく外れた。|機動外骨格スーツ《アーハン》ごと地上に叩きつけられ、気を失っているところにたまたま俺が通りかかった。


 俺は彼女を自分のランドローバーに連れ帰り手当してやった。目覚めてしばらくは警戒していたが、今ではすっかり打ち解けてくれたみたいだ。


 アーハンが故障して任務に支障をきたすと落ちこんでいたアンジェラに、それなら俺が手伝ってやろうかと申し出たのは、我ながら恥ずかしいことに下心ゆえだ。


 なんせ彼女はとびきりの美人だし、スタイルもいい。特にあの素晴らしい曲線を描くお尻。一度見たら忘れることなどできやしない。


 見ず知らずの男と二人きりで過ごすことに彼女は躊躇いを見せた。しかし、キャンピングカーの設備を備え、快適な車中泊が送れる俺のランドローバーを離れれば、不慣れなマテリアルボディで砂漠を徒歩移動せねばならないのだ。


 最初から選択肢などあってなきが如し。


 背に腹はかえられないと彼女は男との二人旅を受け入れた。


 二人きりになったからといってすぐに襲うような真似はしない。なにせ向こうはディーヴァの保安要員。荒事が専門のプロだ。暴漢の類を無力化する方法は心得ているはず。


 まずは信頼を得るため、砕けた調子でありながら紳士的でもある態度を目指した。焦りは禁物。極上の獲物を仕留めようと思ったら忍耐が肝心だ。


 やがて彼女の警戒も少しずつ薄れてきた頃、俺はアンジェラの食事に媚薬を盛り始めた。毎回ちょっとずつ、気づかれないように。少しづつ少しづつ量を増やす。アンジェラの身体が内側から侵食されていくことを期待しながら。


 毎食少量の媚薬を盛り続けて数日。すっかりクスリが身体に回ったのか、一日の中で彼女は時折ぽーっと顔を上気させ、心ここにあらずといった表情を見せる時間ができた。そんな表情を見せる時、きっと脳内では俺という雄に抱かれる自分の姿がチラついているに違いない。


 そろそろ計画を一段階先に進める段階に来ている。




 昼食のあとも俺たちはアンジェラが探しているという標的を追いかけて砂漠を横断した。


 いったい彼女がなにを追いかけてるかは知らない。最初に聞いたとき絶対に教えるものかという気配を感じて以来、無理に聞き出そうとはしていない。俺の目的は彼女と一緒にいることだ。それ以上のことはどうでもいい。俺には関係のない話だ。保安要員が出動するということは地上からディーヴァのシステムにハッキングしたかなにかだろう。そう思って自分を納得させる。


 陽が落ちるまでランドローバーを走らせたが今日も標的には追いつけなかった。


 アンジェラによればディーヴァからの指示で標的までの距離は分かっているらしい。このペースで行けば数日以内には追いつける。


「そいつを見つけたら殺すのか」


「私の意思は関係ないわね。たぶん向こうは私を見たら攻撃してくるだろうから、反撃して撃ち合いになれば自然とどちらか一方しか生き残れないと思うわ」


「そうか」


 いつものように交代でシャワーを使った。頭からお湯を被ってる最中、不意にムラッときてチンポに手を伸ばしてしまったが、グッと我慢した。今日は最後までやると決めたのだ。一滴残らずアンジェラの胎に注ぐ。無駄撃ちをしてる場合ではない。


 風呂上がりの夕食に俺は彼女が地上に降りてきてから初めて酒を出した。


 飲んだら翌日に影響が出ると言う彼女を、二人でワイン一本だけなら大丈夫さと説き伏せる。


「アンジェラもすっかり元気になったようだしな。快気祝いってことで付き合ってくれよ」


「しょうがないわね」


 そう言いながらもアンジェラは嬉々としてグラスを傾け、酔いが回っていく。アルコールが回るにつれ、彼女の理性は溶けていく。頬は赤く染まり、瞳は潤む。


「ほぅ……ふぅ……あ、あ、あぁぁ……なんだか熱いわね」


「そうか?」


 惚けるが俺は知っている。彼女の身体がワインに入れた媚薬で火照っていることを。今日で総仕上げを完了するつもりだ。


 もし彼女が標的と撃ち合いになり敗れることがあれば、アンジェラを抱ける機会は数日しか残されていない。これ以上は待てない。


「ねえ、私おかしいの……。すごくあついのぉ……」


「酒を飲んだからな。生身の肉体はアルコールが回るとそうなるもんだ」


 俺の声は白々しかった。役者の才能はないことを認めねばならない。


 それでも媚薬で頭がゆるゆるのアンジェラには通じた。彼女は「そっかぁ」と言いつつワイングラスを口に運ぶ。初めてのマテリアルボディで酔いの感覚が分からないのかも知れない。


「ディーヴァでだって酒くらい飲むだろ」


「そうだけど、こんなふうに楽しく酔えたのは初めてかも。レオと一緒だからかな」


 うっとりとした表情で言うアンジェラはひどく煽情的で、今すぐ抱きしめて唇を奪いたい衝動に駆られる。いかん、まだ早い。焦るな。せっかくここまで慎重に進めてきたので。最後の詰めを誤るなんてもったいなさ過ぎる。


 俺は努めて平静を装って会話を続けた。


「俺みたいなオッサンと一緒にいて楽しいもんかね」


「うん! とっても!」


 屈託のない笑顔で答えるアンジェラは心底から俺を信頼しきってる様子だ。俺が親切なレオさんの顔の裏で、どれだけお前に邪な気持ちをぶつけているか、既にチンポが半勃起してしまっているか知らないから、そんな顔ができるのだろう。


 だがそれも今日までだ。俺はこれからお前を汚すぞ。


「もしよければマッサージしてやろうか。慣れないマテリアルボディで行動して疲れが溜まってる頃だろ。いざっていうときに不調では困るんじゃないか」


「え、でも……」


「いいから任せてくれ。こう見えてもマッサージの腕は自信があるんだ」


「別にそこを心配してるわけではないのだけど」


 アンジェラは少し躊躇ったようだが、すぐに頷いた。


「じゃあお願いしようかしら」


「ああ、任せろ」


 俺は内心ほくそ笑んで立ち上がりベッドルームへ移動する。


 ベッドにアンジェラをうつ伏せに寝かせる。彼女の身体を跨ぐようにして膝立ちになった。


 これからこの女体を好きにできる。そんな思いで見下ろした彼女の肉体は完璧だった。長い手足と細い腰、張りのある尻と大きな胸。理想的としか言いようがない。男なら誰でも抱きたくなるエロい身体つきをしている。こんな女が本当にいるなんて信じられないくらいだ。今すぐにでも襲いかかりたくなる本能を抑えつけ、彼女の背中に手を置く。


 肌を通して伝わる体温や柔らかさ、そして心臓の鼓動を感じるだけで射精してしまいそうだ。このまましばらくじっとしていたい誘惑を振り切り、手をゆっくりと動かし始める。最初は肩甲骨周りを中心にほぐしていく。指先が触れるか触れないかくらいのソフトタッチで肩甲骨の辺りから腰のほうへと滑らせる。背骨に沿って指を這わせるとくすぐったそうに身をよじらせた。


「やっぱり背中から腰に掛けて張ってるな。二足歩行動物の宿命みたいなものだからな腰痛は」


「そんなこと、言われても……ん、はぁ、ひぅ、分かるわけ、な、いじゃない」


 ディーヴァは病気も死も克服した。それが管理社会を管理する側の言い分だ。腰痛とも無縁なのだろう。


 指圧を加えるたびに筋肉が柔らかくなっていくのがよく分かる。これはかなり凝ってるぞ。


 背中だけでなく、足にも手を伸ばす。太もものあたりは特に念入りに揉み解してやる。アンジェラは気持ちよさそうなため息を漏らした。


「んあぁ……気持ちいい……」


「それはよかった。せいぜい楽しんでくれ」


 可愛い声出すじゃないか。股間がますます膨らんじまうよ。


 真面目なマッサージを装いつつ、俺はいつ彼女の尻や股間に手を伸ばそうか思案する。もっと身体だけじゃなく頭までとろとろに蕩けて馬鹿になってからなら押し切れるか。


「ここからは少し本気でやるぞ。オイルを使ったマッサージだ」


 俺はあらかじめ用意していた媚薬入りオイルを手に取り、レオタードから剥き出しの脚に塗り込んでいく。


「ひゃんっ!? なにこれぇ?」


 アンジェラは突然の刺激に驚いたようだったが抵抗はしない。こうやって肌に触れさせているだけでも媚薬の成分が浸透していくとは知らず、俺のマッサージに身体を預けている。それだけ親切なレオさんを信頼しているのだろう。彼女の信頼を裏切ることに一抹の疚しさはある。しかし猛り狂ったイチモツはすでに限界だった。


 俺だって男なんだぜアンジェラ。お前さんのような美人が目の前に降ってきてヤレるチャンスがあるなら逃しはしない。


「どうした? どこか痛かったか?」


「ううん、痛くはないけど、なんか変な感じぃ……」


 どうやら媚薬の効果が出てきたらしい。もうひと押しだな。


「そうか、それなら少し我慢してくれ。際どいところにも触れるけど怒るなよ」


 今度は前側に手を伸ばしておっぱいに触れる。下から持ち上げるように手のひら全体で包み込み、ゆっくり揉んでいく。大きいと思っていたが想像以上のボリュームだ。指が沈み込むほど柔らかいくせに反発力もある。いつまでも触っていたくなる触り心地の良さだ。


「んんっ、ふぁぁ……っ……そこぉ、くすぐったい」


 やはり女の身体はどこもかしこも性感帯なのだなと感心しながら、乳輪の周りを指先でなぞってやるとピクッと身体を震わせた。そのまま乳首を摘まみ上げるようにすると背中を反らせて反応を示す。感度良好だ。


「あっ、あんっ、んんぅっ……そんなとこ触っちゃやぁだぁ……」


「ああ、悪い。あんまり気持ち良さそうだからついな」


「べ、べつに、きもち良くなんか、は、ないんだから」


「そうかい。ならもっと強くやってもいいな」


 もっともっと気持ちよくさせてやろう。指先を小刻みに動かして先端を刺激してやると、堪えきれない様子で喘ぎ始めた。


「ここがいいのか?」


「ちがっ、違う、変になっちゃう、ああぁっ! やっ、やだぁっ、やめてぇっ!」


 いやいやをするように首を振るが言葉とは裏腹に声に甘さが混じり始めている。俺はアンジェラの懇願を無視して責めを続ける。親指と人差し指で挟んでクリクリ転がしたり引っ張ったりして弄ぶうちに、乳首はツンと固くなり、桜色に染まった肌が汗ばんできた。


「あうっ、あうぅ、どうしてぇ……私どうしちゃったの……」


 戸惑いつつも明らかに感じている様子の彼女を見ていると俺も我慢できなくなってきた。もう少し焦らしてやりたかったのだが仕方ない。ここまでくれば最後まで行くしかないだろう。


「それじゃそろそろ本格的に始めるぞ」


 媚薬入りのオイルを指にたっぷり塗すとアンジェラの下半身へ手を伸ばした。内股を撫で上げ、鼠蹊部を通って陰唇へと到達する。まだ誰も触れたことのない綺麗な秘所に指をあてがい、割れ目をなぞるとぬるりとした感触があった。


「ひゃっ! そこはダメッ!」


 さすがに焦ったのか腰を引こうとするが、上から覆いかぶさるようにして阻止する。


「ここが一番凝ってるみたいだな。コリコリに硬くなってるぞ」


 わざとらしく言うとレオタードの上からクリトリスを探り当て、軽く押さえてみる。


「ひぐぅっ!?」


 それだけで彼女は激しく反応した。どうやら相当な弱点のようだ。ここは重点的に攻めよう。爪を立ててカリカリ引っ掻いたり、強弱をつけて撫で回したりする。


 そのうちに愛液が溢れてきた。


「こんなに濡らしちまって、老廃物が溜まってたんだな」


 ぐしょぐしょに濡れたおまんこを指で揉みほぐしがら耳元で囁くと、彼女は耳まで真っ赤になるのが分かった。恥ずかしいことを言われて興奮してるのかと思うと嗜虐心が煽られてくる。


「見てみろよ。この透明な液体が分かるだろ?」


「そんなの知らないわよぉ……分かんないってばぁ……」


 呂律も怪しくなってきやがったな。いい傾向だ。


「よく分からんのならなにをされても俺に任せるんだな。ちゃんと柔らかく解してやる」


 そっちのほうがチンポ挿れたときも気持ちいいもんな。


 俺はレオタードの脇から手を潜り込ませる。中指を膣穴に差し込んだ。狭くてキツいが、中はかなり濡れていてスムーズに出し入れできる。これならいけそうだなと判断して薬指も一緒に挿入した。二本で抜き差しを繰り返し、徐々に拡げていく。


「ひいぃぃぃっ! だめぇぇ! それだめぇぇぇ!」


 悲鳴に近い声を上げて身悶えるアンジェラの反応を見ながらGスポットを探す。膣内の腹側にあるザラついた箇所を見つけ出すとそこを集中的に擦り上げた。


「ああっ! あああぁぁ! もう許して、おねがいだからぁぁぁ!!」


 懇願する彼女を更に追い詰めるべく、俺は執拗に同じ場所を攻め続けた。三本に増やした指を出し入れしつつ、内壁を擦り立てていくと水音が激しくなる。


 ふと俺は彼女が処女だということに気がついた。


 ディーヴァでの電脳セックスは経験済みでも、地上に降りてきてまだ一週間しか経っていない。その間に俺以外の男と長く過ごす機会はなかったのだ。このマテリアルボディは男に抱かれたことがない新品だ。


 そう考えると途端に愛おしく思えてきた。初めての相手が俺だなんて最高じゃないか。こんな美人に生身でするセックスの素晴らしさを教え込んでやれると考えただけで感動すら覚える。


 俺の股間はもう爆発寸前だった。早くぶち込みたい欲求を抑えてひたすら愛撫を繰り返す。


 やがて彼女が一際大きな声を上げたとき、同時に身体が大きく仰け反った。


「ああああぁぁぁーーーーっっ!」


「イッたか?」


 どうやら達したようだ。初めてにしては上出来だな。痙攣する彼女の身体をしっかり押さえつけたまま、しばらく余韻に浸らせてやる。その間も肉壺は俺の指をキュウキュウ締め付けていた。名残惜しい気持ちを抑え、ゆっくりと引き抜くと大量の愛液が流れ出てきた。


 それを彼女に見えないよう背後で舐め取る。


「どうだった? 気持ちよかったか?」


「……聞くまでもないでしょ……こんなのはじめてよ……」


「そりゃ光栄だ」


 ここまでされればアンジェラだって俺のしてることがマッサージではなく、セックスの準備だと気づいてるだろうに逃げようとはしない。それどころか次はなにをしてくれるのだろう、最後までしてもらえるのかと期待を込めた目で見てくる。


 彼女の情欲に煽られ俺も調子尽く。


「それじゃ次は服を脱いでもらおうか。本格的にオイルを使っていくから汚れるんでね。それに本当は身体を締めつけるような物はないほうがいいんだ」


「分かったわ」


 素直に頷いたアンジェラはレオタードを脱ぎ去ると全裸になった。俺はその身体にオイルを垂らしていった。最初は背中や腰回りに垂らす程度だったが、すぐに我慢できなくなり大胆に乳房や尻にまで手をかける。それでも彼女は嫌がる素振りを見せない。むしろ嬉しそうにしているくらいだ。


 俺はオイル塗れになった手をアンジェラの尻の割れ目に滑り込ませる。手刀を切るようにして尻たぶに溜まっていた媚薬オイルをアナルからヴァギナに掛けて塗り込んだ。


 女の一番敏感な部分を媚薬オイルでにゅるにゅるになった俺の手が滑る。そのたびに腰が跳ね上がるほどの快感を得ているようだが、必死に声を漏らさないよう耐えているのもまた可愛らしいではないか。


 俺はますます調子に乗ってヴァギナを可愛がってやった。恥丘をなぞり、割れ目の中に指を埋め込んでいく。一度手マンでイッたアソコは充分過ぎるほど濡れているため抵抗感はあまりなかった。


 窮屈な衣装から解放され男の前で全開におっぴろげられたおまんこは、如何にも触ってほしそうにいやらしくヒクついていた。


 俺は二本指を根本まで突っ込み、ぐるりと回転させるように動かすと、今度は引き戻すときに指先に力を入れてみた。するとちょうどGスポットに当たったらしくビクビクっと身体を震わせる。さらに続けて同じ場所を擦ってやると面白いくらいに反応してくれた。


「ここをこうされるのが気持ちいいか?」


「はぁっ! んふぅっ! そ、そこぉ、変な感じぃ……ぞくぞくってぇ……んあぁっ!」


 どうやら効果は抜群らしいな。それならもっとサービスしてやろうじゃないか。


 先ほどはレオタードが邪魔でできなかった大きく掻き混ぜ、手首のスナップを生かして肉ヒダを刮いでくる動きを繰り返した。ぴちゃぴちゃと犬が水を舐めるような音が彼女の股間から出る。


 アンジェラは快感が我慢できず腰を浮かせる。膝を立て、尻を突き出し、俺の手に合わせてヘコヘコ動かした。ディーヴァのエリート様が何とも無様な。男に指マンでヒダヒダをほじくられケツを振っている。


「んひぃぃっ! ひっ、いぃんっ、んあぁぁぁっ!!」


 あまりの快感に折れるのではと心配になるほど首を仰け反らせるアンジェラ。両手はシーツを固く握りしめている。


 興が乗って来た彼女をさらに喘がせるべく、俺は彼女を仰向けに倒し身体を二つ折りにした。いわゆるまんぐり返しの姿勢だ。これでアンジェラにも自分の性器がよく見えることだろう。


「馬鹿、馬鹿、馬鹿! こんな格好させて」


 案の定、彼女は恥ずかしそうに顔を真っ赤に染めたが抵抗する様子はない。


「ずいぶん汚して気持ち悪そうだから綺麗にしてやろうと思ってな」


 そう言って俺は彼女の膣穴に口付けした。舌先を突き入れて中の粘膜を舐め上げると、じゅくじゅくといやらしい音が鳴り響く。まるで小便を漏らしたかのように愛液が溢れ出てくるので、それも残さず啜ってやることにした。媚薬の効果でどんどん溢れてくる蜜を夢中になって飲み干していく。甘酸っぱい味が口いっぱいに広がった。


「ひゃうっ!? そんなとこ舐めたら汚いわよ……ふぁぁっ!」


「シャワー浴びたばかりだろ」


 抗議の言葉を無視され、アンジェラは悩ましげに喘ぐばかりだ。俺は舌を尖らせて膣穴の奥深くに侵入していく。そのまま円を描くように動かした。


「あぁー、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……」


「どうした。ディーヴァじゃ肉体の制約から解き放たれた快楽の追求が可能なんじゃなかったのか。その割にはずいぶん肉と肉の交わりを悦んでるじゃないか」


「知らない! こんな、恥知らずな、こと――っ!」


 言葉では否定しても身体は正直だ。さっきからずっと俺の舌の動きに合わせて腰を振り続けている。よほど気持ちがいいのだろう。その証拠に割れ目からは絶え間なく涎のように愛液が滴っていた。


「ちょっ、待って……はぁはぁ、一度、止まっ――てぇ、なんか来るぅっ?」


 アンジェラの手が俺の髪を掻き分け、頭を押し返そうとしてくる。その手を取り、指と指を絡ませ、恋人のように手を繋ぎながらクンニを繰り返した。


「いいぞ。好きなだけイけ」


「そんなっ、やだやだ、怖いっ、ああぁぁっ! イクっ! イッちゃうぅぅっ!!」


 その瞬間、全身を強張らせて絶頂に達するアンジェラ。マテリアルボディが生み出す未知の絶頂感に翻弄されているようだ。


「肉体を得た性行為も悪くないだろ」


「ふぁぁ……すごいぃ……」


 ようやく落ち着いたところで顔を上げると、そこには放心状態で焦点が定まっていないアンジェラがいた。まだ余韻が残っているようで時折ビクンッと痙攣する度に甘い吐息を漏らす。どうやらすっかり女としての悦びに目覚めてしまったようだな。


「さて、そろそろ本番に移るぞ」


「……え……?」


 頃合いを見て俺は顔を上げるとズボンに手を掛け一気にずり下ろした。ボロンと飛び出した逸物は自分でも驚くほど反り返っている。すでに限界まで勃起していて痛いくらいだ。我ながらよく我慢したものだと思う。


 それを見たアンジェラは信じられないという顔をした。


「……なによそれ、大きすぎでしょ」


 美女の顔が戦慄で引き攣る。無理もない。なにしろ俺のチンポは他の男のと比べてもかなりデカいのだ。長さは言うに及ばず、太さもかなりのもの。おまけにカリ高で血管はバキバキに浮き出ている。


 俺は成人してから俺より立派なチンポを持ってる男に会ったことがない。


「ディーヴァの連中は金さえありゃ好きにモデルを組めるんだろ。デカチンにモデリングした男とファックしたことはなかったのかよ」


「ここまでのはないわ。こんな馬鹿げた大きさ、人工物で作ったら逆に劣等感の表れじゃない」


 アンジェラの中で恐怖はすぐに好奇心に変わったようだ。目を爛々と輝かせて見つめてくる。


「そんなに気になるなら触ってみるか?」


 俺がそう言うと恐る恐る手を伸ばしてきた。最初は指先でちょんと突いて感触を確かめていたが、やがて両手で包み込むようにして竿を握り込むと上下に扱き始めた。


「うおぉっ!」


 想像以上の気持ち良さに思わず声が洩れてしまう。


「うわ、熱いしドクンドクン脈打ってるわ……こんなの本当に入るのかしら……」


 アンジェラも驚きを隠せない様子だ。サイズ的に不安なんだろう。だが安心しろ、必ず奥まで突っ込んでやるからな。俺は彼女の手を取って誘導すると亀頭の先っぽに触れさせた。


「これが今からお前の中に入るんだぞ」


「……大きいわね……こんなの入れたら私壊れちゃわないかしら……」


「心配するな。ちゃんと慣らしてやったから大丈夫だ」


 俺はアンジェラの手の上からリズミカルにチンポを扱く。美女の手をオナホール代わりにしてチンポ擦るのは最高に気持ちいい。そのうち先走り汁が出てきてニチャニチャと音が立つ。


 粘っこい液体で手が汚れても彼女はチンポを離そうとはしない。


 それどころか自分から進んで扱いていた。もう完全に虜になってしまったようだ。


「あむ……ちゅっ……」


 我慢できなくなったのか俺が指示するより先に先端を口に含んできた。舌で鈴口をチロチロ舐め回してくる。今まで相手してきた粗チン野郎どもとは勝手が違うのか、ずいぶん苦しそうにしていたが、それでも懸命に奉仕しようとする姿に興奮した。


「よし、もういいぜ」


 一旦止めさせると今度はベッドに寝転がった。アンジェラには俺の上に跨ってもらうことにする。騎乗位というやつだな。


「自分でヤレって言うの?」


「このサイズを男の都合で捻じ込まれるのと、自分のペースで入れるのとどっちがいい?」


 聞くと彼女は少しだけ考えたが、やがて俺の腹の上に腰を下ろした。


「んんっ――!」


 股間の割れ目に押し当てた硬い感触に一瞬身を強ばらせるが、すぐに覚悟を決めたのかゆっくりと腰を落とし始めた。徐々に俺のイチモツが彼女の中に埋まっていく。


「あっ、いやだぁ、膣内のお肉全部巻き込まれる。どんだけデカいのよ、この馬鹿チンポ」


「アンジェラが狭いんだよ。マテリアルボディじゃ初めてだろ」


 半分ほど入ったあたりで早くも辛くなってきたらしい。少し休むと言って動きを止める。その間も肉壁がうねり絡みついてくるので、気を抜くと暴発してしまいそうになった。


「無理そうならやはり俺が挿れようか」


「いい。レオに任せたら滅茶苦茶にされそうだから」


「したいねぇ。アンジェラのこと滅茶苦茶に」


 もちろん冗談だ。俺は処女相手に乱暴な真似はしたくない。ゆっくり時間を掛けて愛し合おうじゃないか。だから今は焦らず、お互いの身体を馴染ませることが大切だ。


 意を決したのかアンジェラは、ゆっくり腰を下ろしていく。


 少しずつではあるが確実に俺の分身は彼女の体内に呑み込まれていった。


 そしてついに根本まで入りきったとき、俺とアンジェラは同時に息を吐いた。


「大丈夫? 痛くないか?」


「平気よこれくらい……それよりあんたこそどうなの? かなり苦しそうだけど」


「そりゃこれだけ具合がいいおまんこに、お預けくらってればな」


 冗談交じりに言ったのだが彼女は催促と受け取ったらしい。


「動くわ……んっ……くっ、あぁっ……んんぅっ!」


 最初はおっかなびっくりといった感じだったが、だんだんコツを掴んできたのか腰を振るのが激しくなる。その弾みでたわわなおっぱいがぶるんぶるん揺れるのを下から眺めるのは絶景だった。


「あぁん、すごぉい……硬くて太いのぉ……奥に当たるぅ」


 よほど感じているのか次第に呂律が怪しくなっていく。それにしてもあの強気なアンジェラがこうも変わるとはな。それだけ初めての快楽が凄まじいということだろうが、その蕩けた顔がまた俺を興奮させてくれる。


 俺も負けてられないので下から突き上げてやることにした。


 タイミングを合わせて腰を突き出すと、ちょうどヴァギナの最奥まで届いたようだ。ゴツンとぶつかる感触が伝わってきた。


「んひいぃぃっっ!」


 予想外の刺激に悲鳴を上げるアンジェラ。俺は構わず何度もピストン運動を繰り返す。


 ガンガン行き止まりを突いてやると結合部から愛液が飛び散り白い泡になる。その度にアンジェラが仰け反った。


「ひぐっ! だめっ! そこぉっ! 突いちゃらめぇっ!」


 あまりの快楽に耐えかねたのか半狂乱になっている。だがそんな反応を見せられたらますます激しくしてしまうじゃないか。


 それに子宮口が降りてくるのを感じた。発情しきった身体が俺の物になるための準備を始めている。さらに突き続けると膣肉全体が痙攣し始める。イキそうになっているらしい。それなら望み通りイカせてやろう。


 トドメとばかりに思い切りチンポを打ちつけた瞬間、膣襞が一斉に収縮し始めた。


「あああああぁぁぁぁっっっ!」


 絶叫と共に潮を吹き出すアンジェラ。それと同時に絶頂を迎えたらしい膣肉に締め上げられ俺も限界を迎えた。


 大量の精液を流し込んでいくと、その感覚に感じてしまっているのか断続的に痙攣している。膣ヒダがペニスを舐め回し尿道に残った精子さえも吸い出そうとしてくる。


 初めて感じる肉の交わりでの絶頂。ヴァーチャルな性行為とは違う感触に放心するアンジェラを完全に堕としきるため、俺は抜かずの二回戦に突入した。


「馬鹿チンポ! 少しは休ませなさいよ」


「アンジェラのような美人としたら男なら誰だってチンポ馬鹿になるさ。見てろよ。壊れた蛇口くらい射精してやるからな」


 腹筋を使って上半身を起こし、対面座位の体勢になった。彼女の整った顔を間近に見ながら交わると余計に興奮する。


 アンジェラは文句を言いながらも俺の首に両手を回し、しがみついてくる。そのまま唇を重ねてキスを交わした。舌を絡ませ唾液を交換し合う濃厚なディープキスだ。唇を離すと名残惜しそうにとろんとした目を向けてくる。


 一呼吸置くと今度はアンジェラの方から積極的に求めてきた。よほど気に入ったらしい。


「ほら、もっと舌絡めて。恋人同士みたいに」


「こ、こうかしら……れろ……ちゅぱ……」


 言われるままに舌を伸ばして俺の口内に送り込んでくる。それを優しく受け止めて甘噛みしたり吸ったりしてやる。感じてしまうらしく甘い吐息を漏らしている。歯茎や上顎の裏、舌の裏側などをくすぐるとピクンと反応する。


「んっ……ぷはぁ……あんたの舌柔らかくて気持ちいいわぁ……唇もこんなに柔らかいなんて反則よ……こんな素敵なことされたらもう他の男となんかできないじゃない……」


 どうやらすっかり骨抜きにされてしまったようだな。可愛い奴め。その後もしばらくの間キスを楽しんだ後、ベッドに押し倒し正常位で合体した。


 今度は最初から全力で責め立てるつもりだ。たっぷりと時間をかけて馴らしておいたおかげでスムーズに抽送できた。


 アンジェラのほうも痛みを感じていないようだ。むしろ待ち望んでいたかのようにケダモノの腰振りに恍惚の表情を浮かべている。最初から全力でピストンしてやると、まるで歓喜に打ち震えるように肉壺が蠢いた。


 熱くうねる粘膜が俺のペニスに絡みつき締め付けてくる。そのたびに快感のあまり意識が飛びそうになるが必死に堪える。今しばらくこのまま味わっていたい。


 だがアンジェラのほうはとっくに理性を失っているようだ。涙と涎を垂らしながら髪を振り乱して喘いでいる。とてもディーヴァの優秀な保安要員様とは思えない乱れっぷりだ。それが俺の余裕をガリガリ削り取る。


 臨界点に達した俺は獣のように唸り声を上げてフィニッシュを迎える準備に入った。


 最後の力を振り絞って高速ピストンを繰り出しラストスパートをかける。それに合わせて彼女も腰をくねらせ貪欲に快楽を求めてきた。


 そして――。


「イクぞっ! 受け取れっ!」


「ちょうだいっ! いっぱい出してぇぇっ!」


 叫ぶと同時に渾身の力を込めて精を放った。その瞬間、アンジェラの身体が大きく跳ね上がり盛大に潮を吹く。膣内射精アクメでイッてしまったようだ。


「あぁぁぁぁ――――ッ!!」


 声にならない叫びを上げ、全身を硬直させて達する姿は壮絶としか言いようがなかった。


 長い長い余韻のあと、糸が切れた人形のようにぐったりするアンジェラ。さすがにやりすぎたかと心配になったが杞憂だったようだ。


 しばらくするとゆっくりと身体を起こして俺に抱きついてきた。


「……凄かったわ、レオ」


「そいつは良かった」


 まだ繋がったままなので軽くキスをしたあと、ずるりと引き抜くと大量に注ぎ込んだ白濁液が溢れ出した。それを見て満足げに微笑むアンジェラ。


「ふふ、一杯出たわね」


 そう言って下腹部を撫でさすっている。


「今さらだけど膣内に射精しても良かったのか」


「妊娠のことなら気にしなくて大丈夫よ。任務に関係ない身体機能はオミットされてるから。この身体は任務遂行のためにディーヴァが作った道具だもの」


 自分の存在を卑下するわけでもなく淡々と事実だけを口にする。


 しょせん彼女にとって肉体は仮初めの存在でしかないということか。


「もう鈍いわね」


 焦れったいというように身体を起こしたアンジェラは、再び俺のチンポを口に咥える。


「ちゅぶ、ぴちゃ、はぁ、じゅる、ちゅぶぶ、ちゅぶ――ぷはっ」


 一度萎え始めていた肉棒は彼女の口内で元気を取り戻す。また咥えるのがつらい大きさになったチンポを吐き出し、今度は乳房の谷間に挟み込む。パイズリだ。


「何回射精しても問題ないんだから、搾り尽くすまでヤッてって言ってんの! 分かる?」


 などと上から目線の言葉をぶつけられても嫌な気はしなかった。要は俺のチンポが気に入っておかわりしたいということなのだから。


 上目遣い気味にこちらを見ている目つきとか最高にいい表情している。


「ほんっとに大きい馬鹿チンポなんだから。私の胸じゃ全部挟めない」


 アンジェラは眉根を寄せ、先端三分の一ほどが谷間から飛び出した俺のチンポを苦々しい表情で見る。


「いやいや大したもんだよ。普通なら全部すっぽり包まれてるところさ。俺のがデカ過ぎるだけで」


「ふん、見てなさい。その余裕がいつまで続くかしらね」


 挑戦的に言うと彼女は自分の胸を両側から押さえて圧迫してきた。それによりさらに乳圧が増す。その状態で上下に扱き始めた。


 ただ乳房を押しつけるだけではなく、亀頭の先っぽに乳首を押し付けたり、擦ったりとアクセントを加えてくる。乳房の柔らかさと乳首のコリコリぷにぷにした感触のコントラストを楽しんでいるうちに我慢汁が出てきて、滑りが良くなり始めた。


「こんなに先っぽ濡らしちゃって。チンポ挟んでもらえて嬉しいよーって泣いてるの。そんなに好きなんだ、わたしのおっぱい」


 からかうような口調で俺を挑発しながら手の動きを変えていくアンジェラ。時にはカリ首を引っかけるようにして刺激を与えつつ、時おり左右互い違いに動かしたりと様々な方法で弄んでくる。


 いつの間にか彼女のほうも夢中になってきているようで、息を荒げつつも手の動きを止めようとしない。


 それどころかさらに強く扱いてくる始末だった。このままではすぐにでも出してしまいかねない。反撃に出ることにした俺は一転攻勢。


 裏筋をこちょがしていた乳首をいきなり摘まみ上げる。


「んひぃぃっ!?」


 予想外の攻撃だったのかビクンッと身体を震わせ仰け反るアンジェラ。その隙を突いて一気に押し倒す。形勢逆転だ。俺はそのまま両膝の裏に手を差し入れM字開脚させると、再びのまんぐり返し。だが今度は舌でなくチンポを割れ目に押し当てる。


「そら種付けプレスだ。たっぷり味わえよ」


「あぁんっ! だめぇっ! また入っちゃうぅぅっ!」


 挿入された途端、絶叫を上げるアンジェラ。だがその表情には悦びの色がある。膣襞は激しく収縮して俺のモノを呑み込もうとしているではないか。


 この女はドM気質だなと思いつつ亀頭で子宮押し潰してやる。一突きするごとに反応を示すので俺もついつい調子に乗ってしまった。子宮口を突き破る勢いで何度も突き上げてやると、その度にアンジェラは身体を痙攣させ絶頂に達する。それでもなお俺を求めようと腰に脚を絡めてくるのだから、どれだけ俺のチンポを気に入ってしまったのか。


 もはや完全に堕ちてしまっているようだ。ならば俺もそれに応えてやるとしよう。


 子宮口にぴったり密着させた状態から更に体重をかけ、赤ちゃん部屋全体を押し潰すようにしてやった。すると入り口が開き内部に侵入できるスペースができた。そこに強引に突き入れると、ついに貫通してしまった。これでもう絶対に逃げられないぞ。逃がすものか。お前は俺の女になって一生ここで気持ちいいことだけして過ごすんだ。


「ああぁっ! ひぐぅっ。かはぁぁ………、はいってぇ、ぐるぅぅぅぅ……お腹の奥に当たってるぅっ! すごいぃ……こんなの初めてぇ……あひっ……ひぐぅ……ひぎぃぃっっ!!」


「分かるだろアンジェラ。後にも先にもお前のためにここまでしてやれるのは俺だけだ。俺から離れたら二度とこんなに愛してくれる男とは出会えないんだぞ。分かったらディーヴァの任務なんか放って俺とここで暮らすって言え!」


「あひいっ! あひいっ! ひぎゃぁっ! もう許してぇぇっっ!!」


 涙を流しながら許しを乞うアンジェラ。だがここまで来てやめるつもりなど毛頭ない。むしろ徹底的に犯し抜いてやるつもりだ。


「言うんだアンジェラ! ディーヴァなんか糞食らえ。デカチンに優るモノはなしってな」


「ひゃあああああっっっ! おまんこ、こわれりゅううううっっっ! んひいいいいいっ! も、もうらめええええええっっっ!! わらひ、壊れひゃうううううっっ!!」


 俺が腰を打ち付けるたびに肉同士がぶつかりパンパンという音が鳴り響く。カリ首の段差に引っ張り出されたマン肉は捲れ上がり、表に具が飛び出してくる。それでも俺は容赦しない。夫婦性活は最初の上下関係が大切だ。俺のチンポには勝てないんだぞって意識を徹底的に刷り込み、自ら認めさせてやる。


 俺はスパートをかけるため腰の動きを加速させる。膣内射精の気配を感じ取った肉ヒダが絡みついてくる。期待されたら応えないわけにいかない。


 彼女のナカ出し懇願に逆らわず思い切り白濁をぶちまけた。大量の精液を注ぎ込まれたアンジェラは再び絶頂を迎えてしまう。


「あっあっあっ、ひあっ! イくっ、イくっ、イってるっ。イってるっんくぅ♡ またっ……またイくぅ。あっ、ああああああ――ッ!」


 絶叫しながら痙攣する彼女を見て勝利を確信した俺は、更なる追撃を加えるべくピストン運動を続けた。


 それからどれくらい時間が経っただろうか。俺たちは体力が尽きるまでヤリ続けた。何度目かの説得でついにアンジェラはディーヴァより俺のチンポのほうが大事だ、任務なんかよりレオのお嫁さんになりたいと認めた。尤も、意識朦朧としている彼女が自分でなにを言ってるか理解できてた保証はないが。


 とにもかくにも媚薬によって感謝と好意をすり替えるところから始まった俺たちのセックスライフは、ちゃんと最後にはラブラブ和姦に決着したのだった。


失楽園(アンジェラ・バルザック)

今回から配布形式を少し変えます。従来の文庫本サイズPDF(縦書き40字×16行)とWordファイル(docx)をパッケージにするので、今まで通りの体裁でいいならPDFを使ってください。


もっと他に自分好みな字数、行数に設定したい、竿役の名前を任意の名前に変更したいなどある人はWordファイルを自分で編集してください。

後書き


くぎゅボイスとケツ映えするアングルが多いでお馴染みのアンジェラ・バルザックさんです。映画だと20代の姿は冒頭にしか登場せず、あとは16歳前後に若返った姿なんですよね。


公式続編小説だとアンジェラのバックアップデータを基にして作った複製体に、お前ちょっくらオリジナルのアンジェラが逃がしたフロンティアセッターってやつを追走して来いよと命令するディーヴァの鬼畜っぷりとか、オリジナルが出奔する理由になったフロンティアセッターへの複製体の感情とか、映画ではディンゴの台詞で少し触れられるだけだったディーヴァ社会の糞っぷり(最底辺から見た視点)とかが多めに描かれてます。


実は本作もアンジェラを追走するために造られた複製体のアンジェラで、最後に自分がクローンであることを明かしながらディーヴァの任務より竿役のチンポに己が生まれてきた実存的な意味を見いだす話にしようかと最初は構想したんですが、エロ入れながらそれやると話をまとめるの大変だなと感じ途中で挫折しました。


その時のタイトルは『アンジェラ・バルザックの原罪』でした。生まれながらにして罪を背負ってるアンジェラクローンの話。5万文字くらい書ける余裕ないとまとまらないわ。



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