塩見周子は元Pさんの嫁で義父の…(幕間) (Pixiv Fanbox)
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義父の女になってからプロデューサーさんが帰宅するまでの時期に起きた話。
塩見周子は元Pさんの嫁で義父の…(前編)
「陽子、愛してるぞ陽子、よく戻ってきてくれたな」 「もう、あたしは陽子じゃなく周子なのに、おとーちゃんいつまで寝ぼけてんの?」 「ずっと寂しかったんだぞ陽子! もう離さないからな」 「だから~~」 アイドルを引退してから二年。二十三歳になった塩見周子は元プロデューサーと結婚した。全国のファンから愛...
塩見周子は元Pさんの嫁で義父の…(後編)
前編 こんなはずじゃなかったのにと結婚してから何度こぼしたか分からない。数えるのも馬鹿らしい。大好きな人といつでも一緒にいるためふたりの関係を世間に公表して結婚したはずなのに、アイドルでなくなった周子はプロデューサーとの接点が大幅に減ってしまった。 アイドルとプロデューサーとして付き合ってると...
本文
ベッドの端に腰掛ける周子は背後から腕を回してくる義父の胸に凭れ掛かる。好きにしてと彼に身を預ける意思表示だ。
壮汰の指は無骨な見た目に反し繊細なタッチで女体を撫で回す。彼の優しさや思いやり、気遣いが表れたような前戯が周子は好きだった。もちろんセックスのクライマックスはおちんぽを挿れてもらうことだし、周子だってそれを愉しみに抱かれているのだが、壮汰とのセックスはそこへ至るまでの触れ合い一つひとつが彼女を昂ぶらせた。
おっぱいやおまんこのような分かりやすい性感帯を触られたときだけではない。二の腕を撫でられただけで鳥肌が立つほどの快感に襲われる。肩に手を添えられ、うなじに彼の吐息を感じただけで下腹部が熱くなった。そこに本来なら夫に使ってもらう臓器が――夫婦の愛の結晶を育むための場所があるのかと意識してしまうと、その自己主張の強さに周子は陶然としてしまう。
二十三歳。女性の生殖能力において申し分ない時期と言えた。
「あぁ♡」
首筋にキスされて切ない息が漏れる。彼は何度も同じ場所へのキスを繰り返した。
(おとーちゃんったら長い髪が好きって言っちゃったのを気にしてるんだ。可愛い)
好きなヘアスタイルに周子とは真逆の黒髪ロングを挙げた義父。自身の失言を未だに引きずっているようだ。頸部が剥き出しになった利点を活かすように首筋への口唇愛撫を続けた。
壮汰の唇がフルートでも吹くように周子の首筋を這い回る。彼のキスは顎周り、頬と上がってきた唇に達した。周子は首を巡らせて背後の男と唇を重ねる。
「ちゅっ……んふぅっ♡ ふちゅぅ……ちゅくっ……」
舌先同士が絡み合う。最初から深いキスを受け入れる。大きなリップ音を響かせ互いを求め合った。ディープキスの最中に唇を吸われると腰砕けになってしまうほど気持ちいい。脳髄へ直送される快感に腰が震えた。
舌の上に唾液を塗りたくるように舌を往復させる。口内粘膜同士の摩擦で生まれる官能的な痺れ。一方的に蹂躙されるだけでなく、こちらからも啜ってやるとより気持ちがよくなる。もっと刺激が欲しいという欲望に駆られ、相手の口腔内に侵入していく。歯茎の裏側を舐め上げれば、同じようにしてやり返される。互いの口の中を掻き混ぜながら、より深く繋がろうと密着度を増していった。
もうどちらのものか判別できない涎を飲み込みながら舌を絡め続ける。
ねっとりとした体液交換をしている最中に、下着をつけていない乳房が直接掴まれる。
(んんっ……はぁ……♡)
壮汰は手の動きに合わせて形が変わる胸の感触を楽しんでいるようだ。下から持ち上げるようにして大きく周子の胸乳を動かす。五本の指が肉毬を押し潰すたびに彼女の口からくぐもった喘ぎが漏れた。
手のひらで乳首を転がされると甘い感覚が背筋を震わせた。鋭敏になった乳首は、わずかな快楽をも増幅させて受け取るのだ。
(あっあっあっ! いいっ! おとーちゃん上手すぎる!)
胸を揉んだまま親指だけが器用に動いて先端を刺激する。円を描くような動きで小さな突起を撫で回された。自分で触っているときとは違う感覚に襲われて喘ぎ声を漏らす。焦らすような動きに腰をくねらせてしまう。
(もうダメ! そんなんされたら我慢できなくなるっ!)
壮汰の丸太のような腕が自分を抱きすくめている。その気になれば女の細身などプチッと潰してしまえそうな逞しい肉体。この感触だ。男の人に抱かれる幸福感。自分より強い生物に包まれる安堵。プロデューサーとの結婚生活で忘れていたことだ。
(ああーっ! なんでなんでなんでぇっ? なんでこんな気持ちいぃーんっ?)
男の筋肉に包まれた身体はそれだけで心地よかった。背中越しに彼の体温を感じると多幸感が湧き上がってくる。周子は子宮から愛液が溢れてくるのが分かった。股間が熱い蜜で濡れそぼっていく。
「あン……はぁん……」
「気持ちよくなってきたのか?」
「うん……♡」
素直に頷くと壮汰は満足げな表情を浮かべた。
彼に弄られた乳首は充血し、一回り大きくなっていた。固く凝った肉の蕾を指で摘ままれると電流が流れたみたいに背筋が反り返った。反射的に口をついて出た声は自分でも驚くほど甘ったるいものだった。
「あんッ!」
咄嗟に口元を手で押さえるも遅い。自分の嬌声を聞いたことで、余計に恥ずかしさが込み上げてきた。
耳まで真っ赤に染め上げた顔を俯かせる周子に対し、壮汰は言った。
「相変わらず周子ちゃんは可愛い声を出すな」
そう言ってベッドに寝かされる。仰向けの周子に壮汰は添い寝するようなポジションを取る。だが一緒に仲良くお手々繋いで寝ましょうなんて生ぬるいスキンシップで終われるはずがない。
彼の手で両脚を大きく開かされた。なにも身に着けてない股ぐらが無防備にさらされる。
「ほ~ら御開帳。周子ちゃんの濡れ具合はっと」
壮汰の指先が周子の薄い陰毛を撫で擦りながら割れ目に伸びてくる。
「ひゃうっ?」
クリトリスに触れた瞬間、全身がビクッと痙攣した。そこを軽く撫でられただけで凄まじい快感が走る。
(ああっ……そんなとこ……そんなにされると)
皮の上からクニクニと揉まれただけで周子は物欲しげに腰がくねるのを止められない。敏感な突起を親指でこねくり回されながら、別な指は膣穴の中に入ってくる。ぬぷっ……と音を立てて中指の第一関節まで挿入れられる。
周子の腟内は恥ずかしいほど濡れていた。
そのまま指先を折り曲げてGスポットを引っ掻かれたとき、頭の中で白い閃光がスパークするのを感じた。
(ああああぁあ~~っ♡♡♡)
膣内でも特に敏感な箇所をピンポイントとに責められると、膣内の潤みが増していくのが分かる。襞ヒダが収縮を繰り返して雄を迎え入れようと蠢く。そのたびにトプトプと新たな愛液が追加された。
彼の指の動きが激しくなり、ぐちゅぐちゅと卑猥な音が室内に響く。おまんこは口ほどに物を言う。壮汰の愛撫で悦んでいる証拠の淫らな水音が、自分の下肢から聞こえてくる事実に周子は白い肌を全身ピンク色に染めた。
「よし、ほぐれてきたぞ。もう少し頑張ってみようか」
指を挿入したまま壮汰が言った。秘裂を出入りする指使いに遠慮がなくなっていく。
初めは浅く出入りしていた彼の指に力が籠められ、次第にスピードが上がる。同時に人差し指も追加して二本指での責めが始まった。指が出し入れされるたび、ぐちゅぐちゅといやらしい音を立てる。壮汰は二本の指先を揃えて上向きにして突き上げた。まるでドリルのように回転しながら抽送を繰り返す。
その動きに合わせるように周子が喘ぐ。男に嬲られながら歓喜の歌を歌う気持ちよさに目覚めた女の甘えた声だった。
巧みな指遣いに翻弄されて女体が歓びに打ち震える。
いつの間にか三本に増えた指先がバラバラに周子の弱点を責める。彼女は一度目の絶頂を迎えようとしていた。
こんな簡単かつ一方的にイきそうになっている自分が信じられなかった。プロデューサーとのセックスでは、むしろ周子のほうが飄々と彼を責めるまであったのに。
だけどそれ以上に快楽を求める欲望のほうが勝っていた。女の身体は男と違って何度だって達することができるのだ。体力が続く限り何度でもアクメを迎えることができるのだ。
だからもっとしてほしい。イキたい、イカせてほしい。周子は自分から腰を浮かせて快楽を得ようとする。しかし壮汰はそれを許そうとしない。むしろわざとペースを落として焦らすようにしてくるのだ。
「ほらどうした? そろそろイクか? イッちゃうのか?」
「やぁぁっ……いやっ♡ いややっ♡ いじわるせんといてぇ♡ 壮汰さんのい・け・ず♡」
涙目になっていやいやをする娘に父は言った。
「周子ちゃんのような美人さんをイジメたくなるのは男の性だよ……分かるよね、イカせて欲しかったらなんて言うか」
「お……お願いやから……おちんぽください……壮汰さんの極太おちんぽ挿れてください♡」
「よしよし、いい子だ」
義父は満足そうに頷いて周子の秘部から指を抜いた。ぬぽっと音がして引き抜かれた指からは、粘度の高い糸が搗きたての餅のように伸びている。ホカホカと湯気が立つネバネバを壮汰は、周子の顔の前まで持っていった。ピースするように指を開くと間にマン汁ブリッジが掛かる。周子はそれをうっとりと眺めたあと、舌を突き出して舐めとった。酸性の風味が口の中に広がる。決して美味しくはないが彼の指を綺麗にするため丁寧に舐め取った。
その仕草を見た壮汰が目を細める。満足げに笑った後、彼は周子の脚の間に身体を割り込ませてきた。
壮汰の腰では赤黒く変色した亀頭が天を衝いている。カリ首はくっきりと段差ができており、竿全体にも太い血管が浮き出ていた。ビキビキと擬音が聞こえてきそうなほど肉は張り詰めている。
グロテスクだが圧倒的な迫力を誇るペニスだった。これがこれから自分の中に入るのだと思うと、自然と身体が火照ってくる。もう何度も受け入れ、どれだけ気持ちよくなってしまうか覚え込まされた。
「さあ挿れるよ」
先端が濡れた割れ目にあてがわれる。にちゃっと音を立てて、亀頭と陰唇が触れ合う。
周子はゴクリと生唾を飲み込んだ。
壮汰は周子を気遣いゆっくりと腰を落としてくる。彼の肉棒が自分の中に入り込んでくる感覚に、つい「んっ……んくっ」と鼻にかかった声を漏らしてしまう。
ずぷ、ずぷずぷ、ぬぽっと陰唇を掻き分けて亀頭がめり込んでくる。太いところが通ってしまえばあとは一気にゴールまで突き進んだ。
「おっ……おお……いいぞ……これは凄いな……いつもより締まってるぞ」
「そ……そんなん知らんわ……」
憎まれ口を叩いても頬が真っ赤に染まっているせいで説得力がない。壮汰はニヤニヤ笑いながら「そうか? じゃあ確かめてみよう」と言うといきなりピストンを開始した。最初から激しい動きで子宮口を小突かれる。パンパンと肉のぶつかり合う音が部屋に響く。膣奥をノックされると一瞬で周子の本能は白旗を揚げた。
(あかん! もうアカンよ! こんなの我慢できるわけないやん!)
壮汰に抱かれたくて抱かれたくて仕方なかった周子の膣内は、簡単な前戯だけでドロドロに蕩けて潤滑剤をたっぷり分泌していた。抜群の滑り具合は周子の予想以上で義父の巨根を最深部まで招き入れた。
(無理っ! 気持ち良すぎるっ! ああっ! すごっ! なにこれ? やばいって……ほんとに! 死ぬっ! 死んじゃうっ! こんなんされたら死んでしまうぅううううう)
心の中で絶叫を上げる周子に構わず、壮汰は容赦なく腰を振り続ける。
ズドン、ドスン、ズバンッ、ヌポッ、グチュッ、ジュボォッ!
結合部から下品な音が響く。その音に合わせて周子の嬌声があがる。
「……んあぁああっ! ダメっ、はげしっ……んんっ……だめぇぇぇっっ!」
官能の支配下に置かれた雌の喘ぎ声が部屋の中に響き渡る。
「むりっ、むりっ、むりっ、いくっ、いくっ! いくっ! いくの止まんないっ!」
強烈な快感が脳天まで突き抜けた。これまでの壮汰との行為を思い出しても一番と思われる大きな快楽は、神経のリミットを振り切ってしまうのではないかと恐怖さえ与えた。それはあまりにも暴力的で、それでいて心地よい麻薬のようなものだった。
周子は絶頂に達した。オーガズムを迎えた瞬間から意識が真っ白に染まり、何も考えられない。頭がバカになるくらいの快感とはこういうことを言うのだろう。しかもこの快感は一度ではない。連続して絶頂を迎えていた。そのたびに頭の中が爆発しそうになる。気が狂いそうだった。
「すごいのぉ、すごいっ、すごいのが終わらない、またイッちゃう! あっ、あっ、あっ!」
彼女の身体は無意識のうちに痙攣していた。手足に力が入らず全身が小刻みに震えている。
そんな有様でも周子は懸命に意識を繋ぎとめようと努力していた。歯を食い縛りシーツを掴んで耐えようとする。
壮汰が休まず腰を動かし続けていては無駄だと悟るのにそれほど時間はかからなかった。
ずりゅ、ずりゅずりゅっと陰茎が膣壁を摩擦する。大きく張り出したエラが内部のヒダヒダを引っ掻き回す。周子の華奢な身体にはオーバーサイズの男根であるにもかかわらず、止め処なく溢れる潤滑剤のおかげで抽送はスムーズに行われた。
長くプロデューサーに放っておかれて眠っていた女の悦びを感じるための神経が、繰り返してきた義父とのセックスで目覚めたのかもしれない。それは、この身体の新たな所有者が目の前の中年男になったということだ。
(こんな大きいおちんぽでガンガン突かれたら、他の男となんてできなくなるに決まってるやん……あ~あ、もうこれでうちのおまんこ完全におとーちゃん専用になっちゃったなぁ……まあいっか♡ おとーちゃんのおちんぽ最高に気持ちいいもん♡)
快楽に浸りきっていたところに壮汰が言った。
「よし、出すぞ。しっかり受け止めろよ」
ラストスパートとばかり激しく腰を動かされる。パァン、パンッと肉を打つ乾いた音と、くちゅっ、ちゅぷっという卑猥な水音が入り混じって聞こえた。本気汁が掻き混ぜられ白く泡立ったものが接合部から漏れだす。
周子は全身がじんじん痺れ、身も世もなく身体を捩って喜悦の荒波に耐えた。
全身の毛穴が開き汗が噴き出てくる。心拍数が無限に上昇し、呼吸が乱れる。
「ああぁああぁぁあぁっ! あ゛っ! あああぁぁっ! またっ、いぐっ、いぐぅぅっっ! イッちゃうぅぅぅぅぅううううっっ!」
ひときわ大きな声で叫んだ周子は、身体を弓なりに反らしてガクガクガクッと全身を震わせた。それからぐったりとベッドに沈み込む。
周子は肩で息をしながらぼんやりと天井を眺めた。額に滲んだ汗で髪が張り付いている。それがとても気持ち悪い。だけど拭う気力もないほどに体力を使い果たしていた。
そんな彼女を労うように壮汰の手が頭を撫でてくれた。大きな手の優しい感触はとても気持ちがいい。
まるで猫にでもなったような気分だった。思わず喉がゴロゴロ鳴ってしまいそう。そのくらい気持ちよくて幸せだ。
(ほんま優しい人なんやから♡)
うっとりと目を閉じていると、唇の端に柔らかい感触が当たった。目を開けると壮汰の顔が見える。彼はキスしようとしてくれたらしいのだが、微妙に狙いを外したようだ。ひょっとすると直前で事後に労いのキスなんてキザで恥ずかしいと考えたのかもしれない。
(もぉ、そこは普通口にちゅーするところやろ? しょうがない人♡)
クスリと笑い周子は自分から唇を押し当てる。舌を伸ばして唇を舐めていると侵入を許された。すぐにお互いの舌が絡み合う。ふたりの口の中では二枚の舌が生き物のように動き回り、淫らな音を立てる。
「またしたい?」
唇を離すと周子が聞いた。
壮汰は少し考える素振りを見せた後「ワシはいいけど、周子ちゃんは少し休んだほうがいいんじゃないか」と言った。
「そうだね~。誰かさんがガンガン激しくするから疲れたかも」
「すまんかった」
本気で申し訳無さそうな顔をする義父を見て苦笑すると、周子は甘えるように言った。
「だから……抱っこしてほしいな♡」
両手を伸ばし甘えた声を出すと義父はすぐに反応してくれる。
「はいはい」と言って義父は周子を自分の方へ引き寄せる。そのままギュッと抱きしめてくれた。
「はぁ……あったかい……♡」
温もりに包まれてホッと息を吐いた。そして少し眠くなる。瞼が落ちそうになるのを我慢していると、義父の指が髪に触れた。彼の指に髪を梳かれながら眠くなる。
「少し伸びてきたね」
「すぐに紗枝はんのような黒髪ロングヘアーというわけにはいかないけど、ちょっとずつおとーちゃんの理想に近づくから待っててね」
「ワシは……周子ちゃんなら、このままでいいと思うよ……」
眠気のせいで思考がまとまらない。何を言われたのか理解できなかったが、髪を撫でてくれる手が心地よいので気にしないことにした。もっと撫でてほしくて頭を擦りつけるように動かす。そうすると彼の手のひらが頭をすっぽり包み込み撫でてくれる。嬉しい。幸福感に包まれたまま周子の意識はゆっくりと闇に落ちていった。