駄目にされた天使様の日常(椎名真昼/お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件) (Pixiv Fanbox)
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前回:堕とされ編
お隣の天使様がいつの間にか堕天させられていた件(椎名真昼/お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件)
Skeb依頼です。 キャラ:椎名真昼 原作:お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 シチュ:真昼は既に調教済みの友達に「おすすめのマッサージ屋がある」と騙され向かってしまう。 一目見て気に入ったマッサージ師が絶対に堕とす為、催淫性のお香や媚薬オイルを使い調教の準備を完了させる。 たっぷり時間をか...
幸せな気だるさの中で椎名真昼は目覚めた。カーテンが引かれた部屋は薄暗い。僅かに差し込んでくる陽光の強さで、またしても昼まで寝てしまったと察した。エアコンが送り込んでくる冷風のお陰で涼しく眠れたが、きっと外は数分歩いただけで干からびるような暑さだろう。
ベッドで仰臥したまま天井に向かって手を伸ばす。肘の外側に突っ張る感じがした。筋肉痛。昨日も四つん這いの姿勢を取らされ後ろから激しく突かれた。彼は真昼のような女の子をバックから突くのが大好きなんだと言った。私のような女の子とはどんな属性を言うのだろう、と考えてみたことがある。おそらく大人しそうで、セックスへの興味は薄いか、あっても表には出さず経験もないような娘。
数ヶ月前までの真昼なら条件に当てはまっていた。しかし、今の彼女は数え切れないほど年上の男に抱かれ、経験豊富なセックステクニックで女の悦びを全身に刷り込まれてしまった。今さら長くて節が目立つ男の人の指も、意外にしっとりしてる唇も、太くて硬いおちんぽもなしで生きられない。他ならぬ彼が自分のことを変えてしまったのだ。
彼に処女を散らされるまで複雑な家庭事情もあり性的な事柄には消極的だった。嫌悪してたとすら言える。恐らく昨晩の私を見た人は誰も信じないでしょうね。真昼は自嘲の笑みと共に身体を起こした。
身体に掛かっていたシーツが落ちて一糸まとわぬ身体が露となる。同年代の平均より大きく育った胸の重さが肩にきた。手足が細く、着痩せするタイプなので服の上からは分かり難いが、真昼の身体は男目線で肉が付いていてほしい部分には肉がついている。脱がせられた男だけの特権と彼は喜んでくれた。
横を見れば彼はまだ寝ている。|柿野美好《かきのみよし》。真昼とは数ヶ月前に客とマッサージ師として出会った。彼は途中まで真面目なマッサージ師を装っていたが、徐々に本性を表し途中からは性感マッサージに転じた。
彼の愛撫――あれはハッキリ愛撫だった、マッサージなどではない――に全身をほぐされ、トロトロになった真昼の身体は全てを捨ててでも最後までしてもらいたくなった。中途半端に終わらせて帰れる状態ではなかった。処女も、未来も、やっと好意を自覚した周への想いも捨てて柿野とのナカ出しセックスを選んでしまった。
自分の選択を後悔したことはある。周を捨てて柿野を選んでからもしばらくは間違った選択をした、一瞬の快楽に流されて後戻りできない過ちを犯したと己を責め苛んだ。しかし、それも一ヶ月が過ぎ、二ヶ月が過ぎると薄れていった。
柿野は毎日真昼を抱いた。毎日のようにではない。毎日だ。彼の店が終わる時間を見計らって真昼は彼に抱かれるためだけに通った。写真やビデオで脅されたことは一度もない。むしろ彼は真昼に他の予定がある日は来なくていいとも言った。……恐らく自信があったのだ。一度自分のおちんぽを経験してしまった女なら、他の予定を投げ捨てでも彼に抱かれるため駆けつけるという自信が。
まんまと真昼は罠に囚われてしまった。一度抱かれると忘れられず、二度抱かれると病みつきになり、三度抱かれると中毒にかかって抜け出せなくなった。そして意識が朦朧とするまでイカされると、自分が何を思い悩んでいたのかさえ忘れてしまう。
こんなに素敵な男の人が逞しいおちんぽで幸せにしてくれるのに、自分は他の男のことを考えている。それは罪深い行いなのではないか。私も彼のことだけ考えて全力で愛さないと失礼に当たるのでは。
分かっているのだ本当は。まともな思考ではないと。だけどそうするしかなかった。そうでもしないと自分が下した決断の重さを受け止めきれなかった。
真昼は己の決断を内面化することで受け入れようとした。周を裏切って柿野を選んだ自分は、最早こういう生き方をするしかないんだ、自分はこういう人間なんだと己に言い聞かせた。好きだった男の子を裏切り、ちんぽで男の人を選んでしまった最低女なのだから、開き直ってそれに相応しい生き方をする道しか自分には残ってない。
覚悟を決めて生きると気持ちは少し楽になった。柿野とセックスするため彼の店に通うことへの後ろめたさはなくなったし、彼のマンションに通い妻する生活を送ることへの罪悪感も、たまに自宅マンションや学校で周と顔を合わせたときの胸のざわめきも収まった。最低女に相応しい鈍感さを身に着けた。
「このおちんぽさんがいけないんですよ」
静かな寝室に真昼の声が広がり霧散する。シーツを捲って出てきた肉棒に視線を注いだ。セックスの時はバキバキに硬くなって怖いくらい尖る彼のペニスも、さすがに寝てる間は鎮まる。ふにゃっと柔らかいそれを手で握る。マッサージするように軽く全体をにぎにぎした。
「少し大きくなってきた。寝てても気持ちいいんですね」
真昼は顔を近づけ臭いを嗅いだ。汗と精液と愛液の混ざり合った獣の臭いがした。一般的には悪臭の部類に入るだろう。だが真昼は嗅いでいると脳内麻薬が漏れ出すのを感じた。全身の血管が拡張してドッドッドッと血流が増大する。アンニュイな気分は一撃で吹っ飛び霞がかかったようだった視界は一瞬で開ける。
舌を突き出して亀頭に押し当てる。人肌に濡れた肉の感触にペニスがピクンと反応した。
「ぅう……くっ」
チロチロと舌を動かしてると彼の呻き声が聞こえてきた。悦んでくれている。そのことを嬉しいと感じてしまう。柿野は真昼がセックス中に出す可愛い声が大好きだと言い、意地悪な腰使いで大きな喘ぎ声を出させようとしてくる。だけど真昼だって彼の善がってる声が好きだ。自分の身体で男の人が気持ちよくなってくれると嬉しいなんて知らなかった。相手の幸せを自分の幸せと感じてしまう。
「あっ……ふあぁあ……ンあっ……」
欲望に掻き乱されたかすれ声には大人の男の色気が宿っていた。その声が耳から入って真昼の下腹で響く。ズーンともボーンとも形容できるようなできないような感覚がして、真昼は早くも濡れてしまった。指でもペニスでもない、声で蜜壺の奥深くを犯された感覚。
真昼は口淫に熱中した。亀頭に舌を絡ませ、エラが張った部分の溝を舌先で掃除する。裏筋に沿って何往復も舐め上げた。その間も根本は手で握って扱く。舐めて、吸って、扱いて。まだまだセックス若葉マークの真昼だが持てる限りの技巧を駆使する。
ちんぽに夢中になっていた真昼の後頭部に手が乗せられた。
「天使様の目覚ましフェラで起きられるなんて最高の経験だ」
「その呼び方はやめてください」
真昼がニックネーム呼びを拒否すると柿野は「ごめん、ごめん」と笑った。
以前も受け入れ難いニックネームだったが、こうなった今となっては完全に名前倒れだ。彼らの頭にある理想の天使様は、セックスの上手さやペニスの大きさで男性を選んだりしないだろう。
真昼の後頭部を撫でていた手が胸に回った。たわわに実った果実を木から摘むように手でつかむ。膨らみを揉みながら徐々に包囲網を狭め、乳首を指先で弄ってきた。鋭い感覚に真昼の舌が止まる。
「どうしたの続けて。奥まで咥えてくれると嬉しいな」
色気に満ちた声で言われると真昼は逆らえない。天井に向かって真っすぐ伸びた肉棒を咥えた。
「そう。真昼は言うことを聞く素直な女の子だから好きだぞ」
彼は乳首を指先でクリクリしたり、乳房を揉む合間に指の間に挟んで扱いたり、爪を立ててカリカリしたりしてくる。そのどれもが柿野によって開発された真昼の性感帯を刺激する。抵抗などできず強制的に快感が引き出された。
「ん、じゅぷっ、じゅずっ……ん、じゅるっ」
「気持ちよくても歯を立てるのは我慢してくれよ」
電撃のような快感で反射的に口を閉じてしまいそうになる。イチモツを噛まれないよう柿野が先んじて注意した。
真昼は頭を前後に振って口腔粘膜をちんぽに擦りつけ始めた。じゅぷじゅぷと濡れた音がする。口の中から空気を抜き、頬をべこっとへこませる。口の中で肉棒を舐め転がし、頬肉に押し付けた。亀頭によって内側から押された箇所だけ頬がぽこっと膨らむ。
執拗なキス責めとフェラ指導で真昼は口内の粘膜までも性感帯に開発されていた。彼のモノを咥えて動くと性器同士を繋げたのと同じまではいかないが、ビリビリとした刺激に襲われる。
真昼は柿野のちんぽに奉仕しながら、彼の性器を使って自分自身も犯しているのだ。
小さい口をいっぱいに広げてペニスを頬張る。凶暴な亀頭冠の出っ張りを唇に引っ掛け、ちゅーちゅー吸いながら舌を絡めた。息苦しさと快感のために戦慄く身体の震えが心地よいバイブレーションとなる。
「じゅる、じゅっぽ、じゅっぽ、んぐっ、ちゅっ、ぢゅるっ」
彼の指先が乳首を挟んでスリスリしてくる。木の実を潰すような強めの力で摘まれて膣腔が収縮した。心なしか擦り合わせた両脚の間がヌルっとした。はしたないくらい濡れてしまってる肉花弁を想像して真昼の白い肌に朱が差す。
「あぁ、いいよ真昼、もう出そうだ。もっとスピード上げて」
歯の間からシーハーと息を吐き出しながら彼は言う。余裕のない声音に柿野を追いつめた手応えを感じ、真昼はラストスパートした。
「はむっ、ちゅっ、じゅる、んじゅぅ、んぁ、はぁ、んん! ――っちゅ、はぁ、ちゅ、いいですよ、出してください……いつもどおり、ぜんぶ口で受け止めます」
美少女の口内射精オーケー宣言に柿野の下半身は奮った。口の中で男根が一回り膨らみ、ぶるぶる震える。そして限界まで水を入れた水風船が破裂するようにパンッと中で弾けた。
「――むぐっ! ぐっ、うぇ!」
「飲んでくれ真昼。しっかり受け止めるんだ」
「んごっ、ンぐっ、んんっ、んくっ、んくっ、んくっ……んんぷっ、はぁ、ンっ、んっ、んごくっ、ごくっ……ぷはぁ! はぷ、んちゅ♡ んじゅ、ずず、ずぅ♡ じゅぞ、んちゅ、じゅぱっ……んぱぁっ♡」
吐き出された精液が口の中いっぱいに広がった。白く濁った粘り気のある男汁を真昼は必死で飲み下す。一部が喉に引っかかりながら胃に落ちるとむせた。飲みきれなかった精液が唇の端からこぼれてしまう。ポタポタと彼女の胸を汚し、シーツにシミを作った。
昨晩もたくさん私のナカに注いだのに、もうこんなに射精できるんですね。真昼は柿野しか男を知らない。よって世の男性がどれくらいで精力復活するか想像とネット知識の伝聞でしかないのだが、一度射精すると次できるようになるまで時間が掛かるは柿野に当てはまらないし、一晩の回数も二回や三回では満足してくれない。
きっと男の人の機能で言うと美好さんは優秀な部類なんでしょうね。それも並外れて。そんな人にここまで愛され、特別扱いしてもらえる自分は幸せなのだろう。胃袋の底に溜まった濃厚ザーメンの重みを感じながら真昼は思った。
「真昼」
柿野の手が真昼を引き寄せる。自分を導く手に従い彼の腰を跨いだ。カチカチになった勃起の根本に手を添え、先端を膣口に当てまっすぐに腰を落とした。
「んあッ♡ いっ、はいってくるぅ、ああ、んっん、ひあっ、あんんっ」
脚から力を抜くと自分の体重で自然に膣奥まで|挿入《はい》ってくる。一息に最奥まで突かれて真昼は目を剥いた。騎乗位で奥深くまで抉られて息が詰まる。柿野の手が少女の細腰をつかみ、押さえつけながらグリグリと子宮を刺激してくるものだからたまらない。鮮烈な刺激に真昼は奥歯を噛み締めながら仰け反った。
「んッあッ、すごい、はいってくる! ああ、んあ、んあッ!」
根本まで咥えさせたまま柿野は小刻みに腰を動かした。ピストンとも呼べない子宮イジメだが、それだけで真昼は達してしまいそうになる。昨晩数回、起きてからも口で一回射精してるのに、彼のモノは一週間ぶりに女を抱くような溌剌ぶりだ。
「ああっ、あ゛っ、んっ、ああ゛っ、あ゛あ゛っ! 硬い、ひぃっ、昨日もあんなにしたのに……ふあッ♡ すごぃい、はあぁッ! そこ! そこッ! イイッ、ああああッ!」
「それもこれも真昼への愛ゆえだよ。可愛い彼女のことは心も身体も満足させてあげたいからね。それに真昼は大人しそうな顔して、ちんぽで男を選んじゃう悪い女だから、誰のちんぽが天使様まんこと一番相性いいか忘れないようにしてあげないと」
「はあっ、あんっ、ああんっ、あんっ、やあんっ、奥っ、奥まで来てますっ! 奥で子宮コリコリされてる♡」
また天使様と呼ばれたが今度は訂正する余裕などない。真昼の口は嬌声をあげるので精一杯だ。
「ああっ……はあっ、すっごい、こんな……真昼のナカ、そんなに締めつけると……くっ、気持ちいい……人のことばかり言ってるけど真昼だって昨日あんなにイカせてあげたのに……ちんぽほしくて我慢できないよ~って腟内うねうねしてる」
「えっ、そ、そんな、んんっ、ああっ、ああんっ」
「違うって言うの?」
柿野が腰を揺すってナカで肉竿を動かした。恥骨の裏側をゴリゴリこすられると腰から力が抜けてしまう。とぷっと吹き出した愛液が二人の身体を汚した。先端は相変わらず子宮に狙いを定めたまま、スープを底から掻き混ぜるように大きく動かしてくる。真昼は自分の力だけで上体を立てておけなくなり、柿野の胸に手をついて支えた。その体勢で自ら腰を振る。タンタンタンタンと規則正しく逆ハート型の尻が上下する。
「ああン、もっと、奥っ、あンっ、あっ」
「見た目は清楚な天使様なのに、中身は自分からお尻振ってちんぽ子宮に叩きつけちゃう、エッチ大好きな娘になっちゃったね。ちんぽ美味しい?」
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ い、い、イイ、ですっ……すぐにっ、イッちゃっ、ぅ……!」
「真昼くらい可愛ければ片思いしてた男子の十人や二十人はいただろうに。真昼が選んだのは三十路のおじさんちんぽでしたとさ。でも仕方ないよね。真昼はセックスが上手くてちんぽ大きい大人の男がタイプなんだから」
「好きっ♡ 好きっ♡ 好き好き好きッ♡ すきっ♡ 愛してますっ♡ あんっ♡ あんっ♡ だから、もっと……あんッ♡ あんッ♡♡ ああぁッ♡♡」
激しく突き上げられて膣洞が歓喜に踊り狂う。うねる隘路を硬い肉槍で小突き回された。二人でタイミングを合わせて動けば単独では届かない場所まで切っ先が侵入してくる。淫らな共同作業に追いつめられ真昼はあっさり達してしまった。
「すきッ♡ みよしさんのッ♡ おちんぽっ♡ すきっ♡ あああッッ♡♡ イクッ♡♡♡ イッてるッ♡♡♡ 奥が震えてるッ♡♡」
絶頂する真昼と体を入れ替え柿野が上になった。シーツを背にした体勢で真昼は彼に組み敷かれる。
「真昼から誘ってきたんだ。一回で終わるとは思ってないよな」
まだ彼は射精していない。痙攣する腟内に埋まったペニスは硬いままだ。
「んっ。突いてください。美好さんがイケるまで、私のおまんこ自由に使って構いません」
両脚を抱えた彼に屈曲位でピストンされた。柿野が体重を掛けてくると真昼の尻は天井に向かって持ち上がり、身体が二つ折りにされる。正常位よりも深い位置まで入って子宮を押し潰される。
「んんっ、んああっ、はああっ、あっ、あっ、気持ちいい」
濡れた媚肉を押しやってねじ込まれる凶悪な滾りに真昼は愉悦の叫びをあげた。達したばかりの膣内は敏感になっていて、すぐまたイッてしまいそうなほど気持ちいい。
「ああっ、あああっ、も、もうダメっ、ああっ、ふあっ、あああっ! こんなの、無理ですっ♡♡」
恐ろしいほど感じてしまう己の肉体に恐怖して真昼は奥歯を噛み締めた。
「またイキます! ごめんなさい、また美好さんを置いて私だけ……はああっ、ああっ、ああっ! ああっ、き、気持ちいいっ♡ 私のナカ、美好さんのおちんぽの形に仕付けられて、ピッタリ合うから何処をこすられても、感じる場所に当たってくる……ああっ、ダメっ、ダメです……ひっ、ひぐっ、ああっ、ダメになるっ……ああ、あああ、私の身体はダメになりましたっ♡ おちんぽでイクの止まらないッ♡♡」
「恋人のちんぽでイケる身体の何がダメなもんか。夫婦になっても末永く幸せに暮らせるだろ。俺と二人の時だけはセックス大好きなエロエロ天使様になっちゃえ」
柿野の動きが内蔵を押し潰そうと内蔵をギュウギュウ圧迫してくるものに変わった。通常のセックスで得られる性感に加え、マゾヒスティックな悦びも合わさり真昼は雌悦に呑まれた。
肺腑までプレスされる突き込みに気持ちいい、イキたい、大好き以外のことは考えられなくなった。
「ああっ、ダメっ、ああっ、こんなにされたらぁ、ああんっ♡♡」
「くっ、俺も……そろそろ出るっ!」
柿野が再びロングストロークのピストンを開始する。尿道まで迫り上がってきた精液を絞り出し、真昼のナカに射精するためだ。膣内射精を求めて真昼も蜜道を力の限り締め上げた。
「イッてください♡♡ 私のナカに精子くださいぃ……いっぱい出してくださいっ♡♡ はぁあああ♡♡ イク、イキますっ!」
一突きごとに視界が暗転と点灯を繰り返す。肩に担がれた足の先で緊張する親指が反り返っていた。その指先は快感に蝕まれビリビリ痺れている。
「これでトドメだ。イケっ!」
子宮口を目掛けて彼の亀頭がまっすぐに入ってきた。急所を抉られた瞬間に真昼は達した。気持ち好すぎて絶頂の叫びは声にならない。途切れ途切れな呼吸音だけがかろうじて漏れた。真昼の腟内が収縮する。あなたにもイッってもらいたいと柿野のペニスをハグした。天使のような少女からの|膣内射精懇願《たねつけおねだり》に彼は呻いた。数回腰を軽く前後させた後に吐精する。
どちらからと言うこともない。お互いに顔を見合わせ、相手が近いことを確認すると、自然に唇を重ねていた。性交で昂ぶった感情に突き動かされるまま、幸福感を分かち合うねっとりと濃密な口づけだった。
「幸せ?」
彼の質問に真昼が頷いて答えた。
お互いの舌を舐り合っていると膣内に埋め込まれたままだった柿野の欲望に再び火が灯る。一度は小さくなりかけた柿野の復活に真昼が目を丸くした。
「まだできる?」
「……はい。おちんぽまた下さい」