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姫川友紀NTRの続き的なやつを書いてる。前編は1万文字の前半4000文字を竿役のストーリーに使ってエロまでの助走距離が長くなったので、今回はそこら辺を工夫していく。



ここから

     🏩


「おっきぃ……はっ♡ はっ♡ はぁん♡ おちんちん、おっき……」

「うそっ! あっあっあっ! まだできるのっ♡ そんなに何度も……だめっ♡ 奥っ♡ 奥っ♡ だめっ……しつこくノックされたら……ああぁっ!」

「いっ、いっ、いっ、あっ! あっ! だめっ! だめっ! 頭、変になるっ♡ イキ過ぎて、頭ぐちゃぐちゃなのに、何度もされたらっ♡」

「んっじゅ……ふじゅっ……ちゅるっ……はむ……ぷはっ♡ はい……学さんの精子、美味しいです……」


     1


「紀……友……友紀っ!」

「あえっ! え? えっ……どうしたの、プロデューサー」

 意識の外から名前を呼ばれた友紀の体がビクッと跳ねる。

 ここは事務所の会議室。今は二人で仕事の打ち合わせ中。

 白昼夢から現実へ引き戻されて狼狽える彼女を、プロデューサーは少し呆れたような、でも心配してるような顔で顔を覗き込む。

「どうしたはこっちの台詞だ。打ち合わせ中にボーッとするなんて友紀らしくないぞ。社会人らしく仕事はきっちりがポリシーだろ」

 担当アイドルであり、世間には秘密の恋人でもある彼女のことを、彼は常に傍で支え続けてきた。アイドルの体調管理もマネージャーの仕事のうち。どのような些細な異変も見逃すまいと目を凝らす。

 そんな彼の優しさが分かるから友紀は心配させまいと空元気で振る舞う。

「あはははっ! 何でもないよ! 昨日の祝杯が残ってるのかな!」

「また野球観ながら寝落ちするまで飲んでたんだろ」

「甘いよプロデューサー! 勝った日は試合後のスポーツニュース巡りもセットなんだから!」

「心配して損した」

 はぁ~あと彼は大袈裟に溜息をつく。

「でも、まあ、それならよかった。どこか具合悪いのかと思ったよ」

 安心した、と慈愛の笑みを向ける彼の顔を友紀は直視できない。この話題を続けていてはボロが出る。慌てて話題を仕事の話に戻す。

「電話でも伝えたとおり衛星放送の野球中継でゲスト出演して欲しいという依頼が来てる。土曜のデーゲームで固い解説ばかりではなく、緩い空気も交えながら楽しい放送にしたいらしい。ただ、賑やかしと言ってもタレントが野球を知らなすぎると進行がグダグダになるから、野球好きで選手のことをファン目線で紹介できる人というのが先方の要望だ」

「あたし向きの仕事だね!」

「そうだな」とプロデューサーの頬が緩む。

「アイドル姫川友紀を通じて、もっと野球に興味を持ってもらいたい。それが、友紀がアイドルをやるモチベーションだもんな」

「この仕事、あたしのために取ってきてくれたんだよね……プロデューサー! ありがとう!」

 友紀は彼の目をしっかと見て礼を言う。大事なことは真っ直ぐに伝える。それが二人の間のルールだ。

 伝えられることならば。

「プロデューサーの務めを果たしただけだ。礼を言われるほどのことはしてない。担当アイドルが最も輝ける仕事を取ってくるのが、俺の仕事だからな」

 素っ気ない受け答えだが、ついと自分から視線を外すその仕草に、付き合いの長い友紀は彼の照れを感じ取る。そんなところが可愛いのだ。

「それじゃあ詳細は先方も交えて改めて。友紀なら心配ないと思うが、出場が予想される選手や、チームの今シーズンの成績なんかは予習してきてくれ」

「もちろん! 任せてよ!」

「あぁ、それと……」

 プロデューサーはテーブルの上に開いていた手帳を静かに閉じる。

「前夜は禁酒な。試合前の取材もあるから入りが早いし、友紀はビール好きだけど強くはないんだから」

「分かってるって! あたしだってプロのアイドルなんだから! 仕事に響く飲み方はしないよ!」

 自信満々の友紀に、プロデューサーは「本当に大丈夫かなぁ」と懐疑的な目を向ける。

「この前だって球場で知り合った初対面のおじさんと飲んでたし。悪酔いして夜中に電話かけてきたじゃないか。何事かと思って心配したんだからな」

 彼が何の気なしに出した『あの夜』の話題。友紀は胸が詰まって息苦しさを覚えた。

(大丈夫、変じゃない、怪しまれてるわけじゃない。最近お酒で失敗した話なら、あれが出てくるのは当然……)

 笑え! 気取らせるな。笑い飛ばせ! 笑顔はアイドルの基本!

「あの日は、ごめんねプロデューサー! 部屋に帰ったらそれまでの騒がしくて楽しい空気とのギャップで人恋しくなったんだ! 本当にそれだけだから!」

「そうか? それならいいけど」

(あぁ……あたし、上手く笑えてるかな)


     🏩


「……うん、なんでも……ふっ♡ ない……よっ♡ あぁ、ぃい……ただ声が聞きたくなっただけ……そう……あっあっ……だめっ♡ だめっ♡ え? 何がダメなのかって? それはぁっ♡ スポーツニュース……そう、スポーツニュースを見てて、今日のキャッツの試合……結果は分かってるだろ? そう、なんだけどね……現地で観た試合を映像で確認するのも乙なものだよ、プロデューサー……あっ♡ そこっ♡ じゃなくて、ここ、この場面……鷹本の逆転スリーランで今日はキャッツが勝つと思ったのに……あっ♡ 強いっ♡ ん、うん? 強い打球がグングン伸びて、スタンドに……イクッ♡ イクッ♡ イクイクイクイクッ! ああああああ! あっ♡ あっ♡ 出た、深いところに、出たっ♡ ……左中間最深部。すごいのが出ちゃった……こんなの……本当にすごい♡」


     2


「今日はお疲れさまでした。姫川さんのゲストは放送中からSNSでも好評で、またゲストに呼んで欲しいという声も多く寄せられてますよ」

「本当ですか? もし呼んでいただけるなら喜んで務めさせていただきます」

「よろしくお願いします!」

 会議室での打ち合わせから二週間後の土曜日。友紀はプロデューサーとキャッツの本拠地に来ていた。今回は出演者として。中継を盛り上げる働きぶりは上々でテレビ局のスタッフからもお褒めの言葉をいただいた。

「今日は大成功だったな」

 帰りの車中でプロデューサーは興奮気味に何度も友紀を褒めた。あまりにも手放しで称賛されるものだから、最初は喜んで聞いていた彼女も次第に恥ずかしくなってくる。

「野球に詳しいのは元より、実況を妨げないで解説と丁々発止のやり取りをする姿なんて、この仕事は友紀じゃなきゃできなかったと思うくらい適任で――」

「ストップ! ストップ! プロデューサー。さすがに褒めすぎ。そんなに褒められると逆に嘘くさいよ」

「嘘じゃないって。俺は本当にすごかったと思ってるんだから」

「それは分かってるけども」

 友紀はペットボトルの蓋を開けて一口飲む。長時間のトークで疲れた喉が冷やされるのは心地よかった。紅潮した頬の熱もすっと引いていく気がする。

 このプロデューサーはタレント相手でも嘘やおべっかが使えない、よく言えば真面目、悪く言えば相手に合わせられない気質の持ち主だった。そのためタレントからは反りが合わない、長く一緒に居ると疲れると言われてしまうこともあった。

 だが友紀は彼の生一本で嘘のつけない、悪いものは悪いと指摘してくれる性格が嫌いではなかった。仕事の手を抜けないストイックさも彼の魅力だ。

(だから真面目な人は嫌いじゃないんだけどね……)

 もう一口だけ飲んで友紀はお茶をしまう。

「おっ、秋の新作マロンアイスだってさ。さつまいも味やら栗味やらのお菓子が増えるよな、秋になると」

「そうだね」

 流れていく景色の中に彼と同じ甘栗色の幟《のぼり》を見つけた。新作という言葉に引かれてか店には行列ができていた。

 まだ秋と呼ぶには日中の残暑が厳しい、だが夏と同じ格好では朝晩の冷え込みに心もとない、そんな季節になっていた。

(あれから一ヶ月、か)

 友紀はスマホを取り出して電源を入れる。メッセージアプリを起動して友だちリストを開いた。

『おじさん』

 あの日から追加されたシンプルな四文字。それが無限に友紀を悩ませる。盛大にため息をつきたくなったが堪える。プロデューサーが居る。彼に心配をかけたくない。

「なあ友紀」

 運転席から彼が話しかける。

「このあとの予定はなかったよな。俺も軽い報告だけだから車で待っててくれ。送っていく」

「それは、あたしの家に? それとも~」

「途中でコンビニ寄ってゴム買わないとな」

 醤油が切れていたから買って行こうと言うような口調だった。

 彼と寝るのは久しぶりだ。おじさんとの一夜よりも前に遡る。

 複数のタレントを並行して担当しているプロデューサーと、今が売り出し時のアイドルがカップルになれば休みはなかなか合わない。

 恋人たちの時間を過ごすチャンスは限られてくる。

(最後にしたエッチだから記憶に残ってるだけだよね。プロデューサーといっぱい気持ちよくなれば忘れちゃうよね)

 そうであって欲しい。そうに決まってる。

 大丈夫、大丈夫。

 友紀は己に言い聞かせる。

 だが耳の奥では学に組み伏せられながら叫んだ、裏切りの言葉が鳴り止まない。


     🏩


「ふあッ♡ あっ♡ あ、んあああ♡ つよいっ♡ あっ! あっ! こっちのほうがつよいっ♡ えっ♡ 誰よりかって? 言えない……言わないともっと強くする?……プロデューサー……学さんのおちんちんのほうが、プロデューサーのおちんちんより太くて、つよい!――言っちゃった……言わないつもりだったのにッ……ごめん、ごめんねプロデューサー……あたし頑張ったんだよ……我慢したんだよ……だけど、このおちんちん、すごいんだもん……あたし専用に作られたんじゃないかってくらいピッタリなの……プロデューサーに、学さんのおちんちんが付いてたらよかったのに……あひっ♡ んあッ♡ ねっ♡ ねぇ、なんでっ♡ なんで強くするの! 言ったのに! プロデューサーのおちんちんより、あなたのおちんちんのほうが強いって正直に言ったのに! 嘘つき! 抜いて! おねがいっ! こし……とめてっ♡ パンパンしないで……グリグリも……だめっ♡ イキたくないっ♡ イキたくないよっ♡ このおちんちんのほうが気持ちいいって認めて、それでイカされちゃったら……ひぃん♡ ひっひっ、いっ、あっ♡ イクっ♡」

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