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【キャラクター紹介】

◎真米いず(まよね いず)

ピンク髪で小麦肌の男の子。

動物、ぬいぐるみ、お菓子...可愛いものが大好きだけど、学校ではそれを秘密にしている。赤城みそだけはそのことを知っている。




◎赤城みそ(あかしろ みそ)

マイペースな男の子。食いしん坊。

仲の良い兄(名前:いえろう)と、姉(名前:ほうこ)がいる。





◎赤城家郎(あかしろ いえろう)

みそ君の兄。声がでかい。やや髪が長い。

「スーパーガールおしんこちゃん」というアニメのキャラクターを溺愛している。






◎赤城防子(あかしろ ほうこ)

赤城みそ、赤城家郎の姉。面倒見がよく、強い。

おっぱいが大きい。








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今回は、みそ君と打ち解けてきた真米いずが、

初めてみそ君の家に遊びに行くお話です。


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_________休日。帰り道。


僕の名前は「真米いず(まよね いず)」。

そして今、僕の左隣で楽しそうに喋り続けているジャージ姿の彼は、同じクラスの「赤城みそ(あかしろ みそ)」くんだ。


いず「今日、遊んでくれてありがとね。」


みそ「うん!いずちゃんの私服見れたのが嬉しかったよ〜」


いず「えへへ・・・」


みそとは同じクラスで、最近仲良くなった。

僕が実は恋愛対象が同性ということ以外は、彼にはなんでも話ができるのだ。

かわいいものが大好きなことを隠さずに堂々と遊べることも、めちゃくちゃに嬉しかった。

僕にとっては貴重な友達だ。。。


みそ「あー、もうすぐバス停ついちゃうな〜。もっと遊びたいな〜。」


いず「みそ君って通学も毎日バスなの?」


みそ「うん。家遠いから仕方ないけどさあ〜・・」


バス停の前につく。

みそ君がバスの時間表に駆け寄るが、何かを思い出したようにまたこちらに近づいてきた。


みそ「そうだ!今日うちの夜ご飯しゃぶしゃぶの日なんだけどさ、いずちゃんも来てよ〜」


いず「え、ええ・・!?急だしいいよ」


みそ君に家に誘われたのは初めてで、動揺してしまう。

そもそも誰かの家に遊びに行った経験自体ほとんどないから心配だ・・


みそ「大丈夫だよ〜!お姉ちゃんいっぱい作ってくれるし!お兄ちゃんも気にしないと思うよ〜。もしかしてこの後用事あるの?」


いず「いや・・用事はないけど・・・」


みそ「じゃあ決まりね!バス来たから乗ろ〜」


いず「え?え・・・!」


みそ君が僕の腕を掴んで、バスの一番奥の座席まで連れて行くと、僕を窓側に座らせて、詰めるように隣に座ってきた。


バスの扉が閉まり、ゆっくりと発車する。


の、乗っちゃった・・・

お母さんに連絡しなきゃ・・・


いず「・・・ってか、みそ君近・・・」


スマホを取り出したいけど、身動きが取れない。

そんな僕を見て、みそがにんまりと少し意地悪な表情をした後、体重をかけるように僕に抱きついてきた。


みそ「ンフフ・・・帰らせないよ〜」


いず「ちょ・・!」


耳にみそ君の呼吸を感じて、思わず目を閉じる。


みそ「ん〜、いずちゃんって筋肉あるよね、羨まし〜」


いず「ちょ、お腹・・・!お、お母さんに連絡するから・・!スマホ・・・」


みそ「あ、そゆことか!次で降りようとしてるのかと思っちゃった」


うひい〜、やっと離れてくれた・・・


さっきまでベッタリと僕に張り付いていたみそ君が、「ごめん、ごめん」、とふにゃふにゃの笑顔で謝りながら少しだけ離れて座り直してくれる。


僕は無事にズボンのポケットからスマホを取り出し、母親にメッセージを送った。


うう・・・まださっきの緊張がおさまらない。

正直なところ、イケメンと太眉に弱い僕はみそ君のことも少し気になっていた。

密着だけでも心臓に悪いのに、スキンシップなんてもっての外だ・・・


いず「そういえば、お姉さんとお兄さんって・・・」


みそ「あ〜、話したことなかったっけ?うちはお父さんが海外で仕事してて、お母さんもそれについて行ってるから、家は兄弟だけなんだよ〜。」


いず「そうなんだ・・!仲良いの?」


みそ「まあ普通にケンカはするけど、良い方だと思う!お姉ちゃんはいっつも制服着てて、お兄ちゃんは女の子のフィギュアとかアニメとか見てるよ〜」


いず「おお・・なんか賑やかそうだね」


みそ「なはは」


楽しそうだなぁ。

お兄さんも、みそ君に似てるのかな?


ちょっとだけワクワクしながら、目的地近くのバス停に降りる。

みそ君についていくと、駄菓子屋の前に到着した。


みそ「ここがうちん家!おばあちゃんがやってたのを、お姉ちゃんが継いでるんだよ〜。良いでしょ!」


いず「すご・・!おかし食べ放題だね」


店横の勝手口をみそ君が開けると、呼び鈴のような短い音楽が流れた。

中は少し古めの内装だが広々とした台所とリビング。廊下に通じるドアは全開で、階段があるのが見えた。


野菜を用意していたのであろう、制服にメイドエプロンを着た、みそのお姉さんが振り返る。


みそ姉「あ♡いらしゃいませぇ〜」


お、おっぱいおっきい・・・!!

口調が似てるなぁ。八重歯が印象的なのもみそ君と同じだ。


みそ「ただいま〜!!いずちゃん連れてきたよ〜!!」


いず「お、お邪魔します・・・!」


僕は脱いだ靴を端に揃えて立ち上がると、次は学ラン姿の人がリビングに入ってきた。


!!!・・・も、もしかしてお兄さん!?


その容姿に僕は息を呑んだ。

髪長い、太眉、タレ目、色白・・・・!!


みそ「さっきのがお姉ちゃんで、こっちがお兄ちゃんだよ〜。」


僕は思わず見惚れてしまった。

そんな僕を見たみそ兄も、ハッとした表情でこちらを見つめてきた。



いず「・・・みそ君のお兄さん、かっこいい・・・」


みそ兄「君は・・!?おしんこちゃん?!」


いず「へ、おちんぽ・・・?」


みそ兄「ちょっと来て!!!!!!!」


いず「わ、!ちょ」


次の瞬間、みそ兄に強く腕を掴まれて、階段を駆け上がり、2階の部屋に連れて行かれる。

部屋に入ると中は薄暗く、僕は布団の上に投げ出された。


いず「・・・っ!」


兄弟揃って強引・・・

ってゆうか最初からこの展開・・・

出会って3秒で××(自主規制)のやつ・・・・!?


思わずそんなことを連想してしまう。


みそ兄は僕を見下ろして、真剣な眼差しでピンク色のセーラー服を突きつけた。


みそ兄「君。これに着替えて。」


いず「は、はい!・・・?」


みそ兄は黙って腕をくみ、僕に背をむけて床にあぐらをかいた。


僕は言われた通りに私服を脱いで、受け取ったセーラー服に着替えていく。


みそ兄「・・・もう着た?」


いず「い、いえ・・まだ・・」


今振り向かれたら、パンツ一丁な姿を見られてしまう・・

というか、この服に着替えた後、何するつもりなんだろ・・・


予期せぬ状況に少し期待してしまい、下半身が熱くなるのを感じた。


いず「ん・・・これ、サイズが・・・」


みそ兄「きついか?チャックが空いててもいいから、壊さない程度に頼む。」


いず「それならなんとか・・・!着れそうです」


なんとか着れたが、お腹がものすごく出てしまうし、スカートの丈も短くて、少し動くだけでもパンツが見えてしまう。


みそ兄「着終わった?電気つけるぞ・・・」


パチ


部屋全体がパッと明るくなり、壁一面に貼られたキャラクターのポスターや、机の上のフィギュアが目に入る。

そしてみそ兄はというと、僕の姿を見るなり、電気のスイッチの前で目の色を変えて固まっていた。


みそ兄「やっぱおしんこちゃん?!!!おしんこちゃんだッ!!!!!」


いず「あ、あの・・!これはどうゆう・・・!」




みそ兄「会いたかったよ・・・!!!俺の嫁!!!!!」


いず「よよ嫁?!」


みそ兄が正面から力強く僕を抱きしめた。

僕の腰にみそ兄の体が密着して、あまりの刺激に息を止めて耐える。

にしてもほんとに、兄弟揃ってスキンシップが激しい・・・


みそ兄「ツインテールじゃないけど、短髪でもかわいいから問題ない!!!!!!!」


いず「お、お兄さん声でかい・・・後苦し・・・!!」


みそ兄「な!っす、すまん・・・・」


僕を強く抱きしめていた手が、ゆっくり解ける・・・

かと思いきや、体のラインをなぞるように、徐々に下にずれていく。


え、え・・・?!!


スカートの下から手が入ってきて、お尻の肉を両サイドに広げるように揉みあげられる。


う、おしり、触・・っっ!!!???


状況の整理が頭では追いつかず、意識が飛びそうになったその時、部屋のドアが勢いよく開いた。


みそ姉「はいそこまでーーーーーー!!!」


いず「きゃあああああああ」


みそ兄「っチ!邪魔するな!」


僕はあまりの羞恥に、今まであげたことのない甲高い悲鳴をあげた。

みそ兄は、部屋に突入してきた姉に掴みかかるが、一瞬で背負い投げされてしまい、床で目を回す。


みそ姉「いずちゃんごめんねえ。お姉さんが、もぉっと可愛い服着せてあげるからねん♡」


そういうと、みそ姉は硬直している僕の頬を撫で、軽々とお姫様抱っこしてしまう。

大きな胸が僕の左胸と腹部にのしかかる。

そこからふわっと優しいミルクのような香りが鼻腔に充満して、催眠術にでもかかったように再び淫らな気持ちが込み上げた。


いず「ふにゃ・・・おねーちゃ・・・・」


またしても意識が飛びそうになったその時、すでに開いていたはずの部屋のドアが勢いよく開く。


みそ「はいそこまでーーーーーーーーー!!!!!!」


いず「も、もうだめ・・・」


みそ姉「っチ!勘のいいガキは嫌いだよ」


睨み合う2人。みそ君が高く拳を突き上げて息を吸う。


みそ「じゃん!けん!」


みそ姉・みそ「「ぽん!!!」」


みそがチョキを出し、みそ姉がパーを出している。


みそ姉「くう〜〜〜また負けちゃったあ。あ、それとね、ご飯の準備はあと10分くらいだからあ、いえろーちゃん(みそ兄)起こして連れてきてねん」


みそ「おっけ〜」


さっきまでのやり取りはなんだったのか。

みそ姉はみそ君との会話を済ませると、僕を布団に降ろし、何事もなかったかのように階段を下りていく。

みそ兄はというと、まだ床で目を回していた。



みそ「いずちゃん大丈夫?ごめんね騒がしくて」


いず「い、いや・・・賑やかで楽しいよ〜・・」



心配そうに僕の顔を見るみそ君に、僕はとにかくスカートの前を押さえて、力なく返事した。


赤城家に遊びに来るときは、今後は用心しなければ、、、


でもお兄さんとの続きはまたどこかで、、、そう思ってしまう自分もいるのであった。




〜完〜






ここからは描き手の余談です!



今回の小説は、2021年の3月に描いたこちらのイラスト↓の前後を含めたストーリーを書きました!

みそ君が駄菓子と勘違いして、ゴムを加えて帰宅するくだりは抜いてしまいましたが!!

このイラスト↑の時は、まだオリジナル創作を始めて3ヶ月ということもあり、線画で使うペンも定まっていなかったり、レイヤー効果の使い方もわからない、どこを直すともっと良くなるのかという判断も、今に比べると非常に時間がかかる。。。といった状況で、こうやって文章を描いてみたり、漫画もどきを描いてみたり。。。みたいなことはまずできなかったので、成長を感じます!


今は、こうゆうシチュエーションを描きたいけど、エロシーンが少ない又は、時間があんまり取れそうにないから、文章と挿し絵で描こうかな〜とか、同じようなシチュエーションでいくつかエロシーン描きたいから漫画風にしようかな、とか、1枚絵も技術上げたい!又は、試したい表現があるから今回は1枚絵の差分にしようかなとか、色々と選択肢が多くなってきて、とっても楽しく頑張らせていただいております。


こうやって楽しく続けられるのも、いつも見てくださる方がいてこそ成り立っていると感じるので、ありふれた言葉になってしまいますが、本当〜にいつもありがとうございます!!



てかもう1年が終わってしまう。ちょっと待ってくれ。


2023年はみなさんにとってはどんな1年だったでしょうか?

楽しく過ごせていたのであれば幸いです!


胃袋の2023年は、3月から腰のことが始まり、5月末に入院、手術、7月に退院、その後は体の様子を見つつ、入院中描けなかったフラストレーションで描きまくってました。10月から12月は私生活で人生初めての予期せぬイレギュラーの連続で、環境の変化も多くメンタルが揺さぶられることが多かった。。

でもそれ以上に嬉しかったことや、一生の思い出になる出来事もものすごくたくさんあって、それらを振り返ると夢見たいな一年間だったな〜とも思います!今年も何かとものすごく濃ゆかった。

今年達成できなかったこともたくさんあるけど、もうそれはそれとして、引き続き一個ずつこだわってやっていきます!!


今年1年も本当に本当にありがとうございました!

良いお年を!!!





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