Home Artists Posts Import Register

Content

タイトルは少し極論ですが、実際こうなってるんじゃないか? というのが私の持論です。 というのも、そもそもSNSと会社ではイラストレーターに求めるものが結構ズレてまして 今回はその1つである 「イラストレーターへの評価基準」 について話そうかなと思います。 あくまで絵に対する評価としてのお話なので「コミュ力」等の 技術外の能力に関しては今回は無しです。 ざっくり言ってしまうと 【SNS】:普遍的な良さ / 個性 【会社】 :絵柄の幅 / 描けるものの幅 こんな感じに分類されると思います。 ちょっと振り返ってみると身に覚えがある方もいると思うのですが、 まず人をフォローする際に絶対 『フォローに至った絵』 があると思うんです。 今回はそれが〈水着をきた美少女〉だと仮定します。 〈水着をきた美少女〉を見てその人のタイムラインへ向かう。 ↓ そこで高頻度で美少女の絵を投稿している。且つ絵柄がドストライク。 ↓ フォロー。 これが自然な流れです。 そしてこのフォローに至った時点でほぼ100点を叩き出しているわけです。 となると勿論〈水着をきた美少女〉自体も100点近くの点数がついているハズです。 さてここからです。 〈水着をきた美少女〉をキッカケに、タイムラインには美少女だらけで絵柄もドストライク。 ということは単純に考えれば 「この人の絵柄で描かれる美少女が高頻度で自分のタイムラインに来てほしい」 こう考えているハズなんです。 しかし!!! しかしですよ!!!! タイムラインにフォローした覚えのないモンスターの絵が流れてきたとします。 おや? と同時に誰だろうと見に行きますよね? あれ・・・この人・・・〈水着をきた美少女〉の人じゃん!!!! その時多くの人は思うでしょう (へーモンスターも描くんだ。) からの (うーん別にそういう絵は求めてない。) これ!!!!!!!!!!!!!! これです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! これがものすごい大きな違いです。 例えとしてモンスターを持ってきましたが、もっと微差な範囲でもこれは発生します。 例えば露出の低い絵を描くようになった。 例えばアナログタッチな絵も上げるようになった。 これが悪いとかではなく、単純にイラストレーターに求めるものが全く違うという話です。 同じ例で会社の場合を話すとよく分かります。 〈水着をきた美少女〉を上手く描ける人が入社しました。 往々にしてそのスキルを活かせるようなコンテンツにアサインされます。 ふと休憩時間中にその人のモニターを覗くと何やらモンスターが描いてあります。 その画面を見てほぼ8割のチームメンバーは思うでしょう。 (へーモンスターも描くんだ。) からの (この人は水着をきた美少女以外も描けるスキルを持ってるんだ。) 真逆。 まさに真逆。 あれが描けるんだ。これも描けるんだ。こういう表現も出来るんだ。 と加点式なケースがかなり多いです。 同じ絵を披露してもここまで180度意見が違うのも面白いですよねw ただ何度も言っていますが、全く求めているモノが違います。 『SNSの場合』 「自分に刺さる絵を描いてくれる人が〇」 『会社の場合』 「絵柄や描けるモノの幅が広く、活躍の場が多い人が〇」 またこれと関連してなのですが、求めるスキルのバランスも違いますね。 あくまで例としてステータスで表すなら 『SNSの場合』 筋力   ★★★★★★★★★ 技量   ★ 奇跡   ★ 理力    ★ 『会社の場合』 筋力   ★★★ 技量   ★★★ 奇跡   ★★★ 理力    ★★★ かなり極端な例ですが、特化ステと汎用ステでしょうか? ・特化した魅力を求めるのがSNS ・平均的な対応力を求めるのが会社 あくまで個人の意見ですが、こういった傾向はあると思います。 ーーー最後に もちろんSNSでステータス無限大の人もいますし、会社員で特化している人も確実にいます。 一概には言えないものですし、あくまで私の経験から考察した結果ですので そこだけご理解頂けると幸いです。 もし今迷いが生じている方。 今後何を描けるようになればいいんだろう? 自分は将来どこで活躍できるんだろう? そんな方に今後の創作活動を考える上で何かの参考になればなと。

Comments

No comments found for this post.