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久々の更新になってしまった。


 感想と言っても「楽しかったです」これに尽きます。最後に参加したコミケから1年半、ファンとお会いできる機会そのものが久々な上に、今回の個展はとにかくいろんな方とおしゃべりできました。絵の話はもちろん、靴とかアークナイツとかツイッターの使い方とか、およそ人がしゃべる十年分の人数と言葉をかわしたのではと思います。在廊するたびヘトヘトでしたがビールが美味しかったので最高です。


 個展は一人では到底開けるものではありません。俺や俺以上に忙しい人達が準備するにはあまりにも大変で、今回は所属しているFLAT STUDIOに絵を描く以外あらゆる準備をおまかせしてやっと開催することができました。個展をやるイラストレーターってそんなに多くないよなと思ってましたがこの大変さなら納得です。これは会場でも何度か言ってたんですがみんなもっとピクシブには感謝したほうがいいです。UIに文句言ってるばかりじゃなくて。作品をまとめて消す機能がなくなったときはちょっと悲しかったですが。


 差し入れやファンレターもたくさんいただきました。最近間食を控えていましたが一気に太る覚悟で美味しくいただきます。ウェルカムノートも恐縮ながら会場においたんですがみんないろいろ書いてくれててホッとしました。高校の卒業式の日、最後まで馴染めなかったクラスの人達に無理やり話しかけて寄せ書きのページを埋めさせたときのことを思い出しました。あと触手ちゃんの絵(女の子じゃなくて触手の方)を描く人がやたら多かったのが良かったです。


 今回は連載中の「hyka」をベースに、ペチカというキャラクターについてある程度知ってもらう「物語を伝えるための個展」として制作しました。情緒さんによる朗読や展示する作品の選定はそれを実現するためのものです。行った方ならわかると思いますが、「hyka」の履修はおすすめというよりほぼ”必須”な作りになっています。これは俺の本当に悪いところで、こういうとっつきにくいことをして申し訳ないという気持ちはありますが、逆にこの個展が「hyka」を読んでもらう、ひいては僕が今やっていることの仕組みを知ってもらうことにつながったのもまた事実で、この企画にしてよかったと今は思っています。こういうある種の「押し付け」ができるのも個展ならではだと思うのです…スマン

 「hyka」は物語であると同時に僕が個人的な規模でやりたいこと(いろんな話を作る・キャラデザをする・それをひとつのマルチバースとして包括する)すべてができる箱庭のようなものです。これを機会にどんなもんか覗いてみるかという方が増えれば幸いです。

 ちなみに、個展会場にある(図録に収録している)すべてのイラストはhyka・They are (not) INVINCIBLE.に関わっています。すでに猫耳のミミが登場していますが、他にも過去のイラストが今後hykaに関わってくることもあると思われます。お楽しみに・・・


個展の後片付けが済み次第、いいかげんhyka(ウラ)を更新します。オモテは近いうち更新できるはず。今後もよろしくおねがいします

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お疲れ様でございます。ありがとう。