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こんばんは、夜明食堂です。

先日、Twitterの方でpixiv FANBOXさん主催の企画に参加させていただき、

「Mantra Engine」という漫画の自動翻訳をしてくれるサービスを試用しました。


この時の使用感が大変気に入り、早速新刊の翻訳作業に実践活用させていただきましたので、その時の様子をやんわりご紹介させていただきたいと思います。


ちなみに、この時Twitterの方でふわっとアンケートをとらせていただき、

DeepL翻訳さんを使用した手動での翻訳と、

ほぼMantra Engineさんの自動翻訳のみに頼った漫画と、

どちらが読みやすいか、皆様からご意見を頂戴しました。

その節はご協力いただき、誠にありがとうございました!

結果としては、こんな感じになりました。



圧倒的に多かったのは、DeepL翻訳さんを使用しつつ、丁寧に手動翻訳をした作品の方でしたが。全体の内15%の方々(約5名ほど)は、手動翻訳と比較してもMantra Engineさんの翻訳の方がわかりやすい、というご回答をくださいました。


夜食にとってこの数字はとても大きく。

漫画の翻訳作業をするにあたり、一部の簡単な翻訳はMantraさんに全ておまかせすることができるようになったため、大幅な作業負担の減少につながり。より多くの人に作品を届けるハードルがぐっと低くなりました。

素晴らしいサービスを開発してくださった皆様に、心より御礼申し上げます。


それでは、ここから先はMantra Engineさんの実際の編集画面などをご紹介しつつ

こんなこともできるすごい子だよ、というのを共有していきたいと思います。

(激推ししておりますが、決して案件などではございません。ただのファンです。)

実際の編集画面は、こんな感じです。

元画像中の文字をMantraさんが自動で読み取ってくださり、サクッと右の画像へと翻訳してくださいます。この時点でもうすごいですね。


しかしながら、Mantraさんは手動修正を前提としたサービス、ということらしく。

画面右側に細かな修正ができる機能を豊富に取り揃えてくださっています。

翻訳の内容をはじめ、文字サイズや使用する色、縁取りの有無。

果ては、英語用の漫画向けフォントもたくさん揃えてくださっているので、一瞬でアメコミのようにカッチョいい漫画を作成することができます。

このように、荒っぽく力強い書体も豊富に選択できるので、表現の幅がぐんと広がります。それにしても、英語の漫画というだけで格好良く見えてしまうのは夜食だけでしょうか。とても心が躍ります。


同じ書体でも、Bold(太字) とItaric(斜め)を選択できるので。

強調したいセリフはより強く印象に残すこともできます。

CLIP STUDIO PAINTだけだと、この辺りの編集がうまくいかないことも多いため、

こうしたささやかな配慮がとても嬉しいです。


こうしてMantraさんのお力をお借りすることで、脱稿から約1日という驚異的なスピードで新刊40ページ分を全て翻訳することができました。

約1日というのは、手動での翻訳修正を含めた時間になっていますので、Mantraさんの自動翻訳だけだともっと早いです。

今まではこの翻訳作業にものすごく時間がかかっていて「もう、漫画の翻訳&公開は諦めようかなあ…」などとションボリしていたのですが、そこに現れたMantraさんの存在はすごく心の支えになりました。


DCコミックスのバットマンなど、アメコミのような漫画の世界に憧れていた夜食にとって。このサービスは夢を形にしてくれる一つの大きな助けとなりました。

素敵なサービスに出会うことができて、とてもよかったです。


現在は、pixiv FANBOXの利用者向けに公開されている限定的なサービスのようですが。これからもっとサービスが発展し、多くの方の創作の助けとなる存在になってくれると、より嬉しいなあと感じました。


今回の記事はここまでです。

あまりの嬉しさと楽しさに、ウキウキと文章を綴ってしまいましたが。

そんな夜食のウキウキを、少しでも皆様にお裾分けすることができていれば幸いです。


それでは、おやすみなさいませ🌙

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