昨夜、あんなにヤられたのに・・・ (Pixiv Fanbox)
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「つっ…んん……っ!」
小鳥のさえずり、日の出、澄んだ空気。
昼間はまだまだうだるような暑さだが、日の出まもなくのこの時間は、涼しい風が吹き抜け、低血圧でなければ爽やかな目覚めも出来る頃。
雷門太郎…モン太は、そんな爽やかな空気には似合わない、こもった熱と痛みのせいで目覚める。健康な男子なら誰でもなる、朝の股間の疼き、痛み。
「う…おぉ…。」
モン太は自分のボクサーブリーフから窮屈そうに顔だけ出していたそれを、ズルリと引き出し外気に晒す。体格に似合いのこぶりなサイズだが、血管を浮き立たせ、ビクリビクリと、蠢く様はしっかりと雄のものだ。自分の体ではないような、その猛りに思わず驚きのため息が溢れる。
「……あんだけ出したのに…もうこんなかよ……。」
昨夜は彼の憧れの人であり、彼の「主人」に呼び出された日だった。
平凡な男子高校生だった彼が、ひょんなことから自分の父親ぐらいの年の男と、主従関係になり……悪いことを体に仕込まれる。裸になって、尻の穴を使ってつながるというだけで十分変態的なのに。そこに、鞭や、首輪や。あるいは、舌に触れるものが恋人の唇だけでなく、人によっては気持ち悪いと思うような、汁や、垢に近いものだったり。モン太はたしかに愛されていたが、それと同時に男の奴隷だった。
奴隷は射精の権利を持たない。それは許可なく射精出来ないのは当たり前として、射精しろと言われたら、それが人前だろうが、なんだろうが達しなければならない。回数も同じ。
4回…5回と数えていいのか。最後の方は、精液なんて出なくて、ただ尿道から残滓がこぼれただけのような情けない射精。そんなになるまで、昨夜はあんなに搾られたのに。
モン太は奴隷だ。それは主人と離れているときも変わらない。朝起きたら必ず自分でチンポの毛を剃って、それを撮って送らないといけない。だけど、こんなに勃ってたら……。
「あ・・・や、やば・・・!!」
「主人」の顔を、匂いを。尻の穴の奥に差し込まれたときの温度を思い出したら、そのちょっとの刺激でチンポからザーメンが噴き出した。
「あっ!おっ!おぉおお……ッッ」
暴発した青臭い液は、朝の空気を一気に汚す。その臭気は、寝起きの脳みそにダイレクトに響く。モン太は昨日拡げられた余韻が残る自分の肛門に、指を伸ばした。
「あ……気持ちぃ…っス………ケツ…っ!ケツ!気持ちいい……あああ…!!!」
主人のいいつけに背いて、こんな朝から二度目の射精を欲しがっている。この間まで、こんな変態じゃなかったのに。こんなスケベじゃなかったのに……っ!!
こんなふうになっちゃった自分を、あの人は叱るだろうか。
それとも……しょうがないと、笑ってくれるだろうか。
そんな顔をするのか想像しながら、モン太はイクタイミングに合わせて指を奥まで突き刺した。
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最近怪文書率高くてすみませんね。モン太が悪いんです。このスケベおサルめ。
全国の筋ショタ作家さん、みんなモン太描いてくれぇ