六畳一間のルリ子さん (Pixiv Fanbox)
Published:
2020-09-30 15:01:02
Edited:
2020-10-04 16:43:12
Imported:
2023-03
Content
六畳一間のアパートは、お世辞にもいい暮らしとは言えない。しかしその生活よりも、そこで暮らす私は、もっと……いい人とは呼べないのだろう。
「お゛ッーーーっ♡♡♡ おおん゛っ♡ お゛っ、ぉお゛♡ おぉッおお゛ーーーーーっ♡♡♡♡」
「ああっ、ルリ子さんッ、ルリ子さん、イイですよッ!」
「ん゛ッ♡ ンんぅうんッ♡♡♡ おおおっほ、おぉお゛お゛お゛お♡♡♡♡」
私の、私達夫婦の部屋で、夫のいない今、こうして獣のように喘いでいるのだから。
後ろから乱暴に突かれ、肉が揺れ、乳房が乱暴に揺さぶられる。ぶっといおちんぽが私の中をかき乱して、突き入れ、肉ひだをかき分け、また子袋を持ち上げる。
どうしてこうなったのだろうか。私は少しずつ、思い出していた。
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家具は冷蔵庫と、電子レンジと、一口コンロ。ちゃぶ台と布団が二つ。それだけだ。壁には替えのスーツが一着かけられていて、押し入れにあるのはわずかばかりの下着と着替え。今日も私はその部屋で、あの人が出ていくのを見送っていく。
「いってらっしゃい、お仕事。頑張ってね」
「ああ、すまないが家のことを頼むよ」
「ええ」
一日で交わす、貴重な夫婦の会話はこれだけだ。
90年代から始まった不況は、間違いなく我が家にも響いている。もう世紀も変わったというのに、昭和の香りがそこら中に漂っている部屋に住まなければいけないのもそのせいだ。新婚間もなく、これから子供かと考えていたころに襲い掛かったリストラの四文字。死に物狂いで再び見つけた働き口は、どれだけ必死に働いても、夫の給料は増える様子を見せない。それでも私の働き口が見つかる気配もなく、彼に頼り切るしかできない。
結局、疲れて帰ってきた彼の口から発せられるのは、
「疲れた、寝る」
の二言だけ。私に許されるのは何も言わず、ただ微笑んで彼を支えて、布団へ寝かす。その寝顔を見ながら私も眠り、また朝が来れば送り出す。
ただただ、これの繰り返しだった。
家計はいつも火の車。野菜の十円の値上がりが、指先に出来たささくれのようにじりじりと痛んでくるのだ。支出をなるべく減らしても、残るお金はわずかばかり。私が正社員時代に何とか作った貯金もとうに底をついたときに、その問題は起こった。
昼食にもやしを浮かべた薄い中華スープを食べていた時だった。古いベルのインターホンが、寂しい部屋に鳴り響いた。
「はーい、はい」
ぺたぺたと木の床を踏みながら玄関を開くと、中年の男性がいた。禿げあがった頭に、ランニングシャツと、下着なのか部屋着なのかわからないズボン。このアパートの大家の、種津さんだ。
種津さんは、背けがちな視線をちらちらと私に向けて、喉に何かつっかえたように言葉を発した。
「えーっと、佐藤さん、でしたっけ?」
「あ、はい。佐藤です。主人に御用でしょうか?」
「いや。別にどちらでもいいんですがね、旦那さんでも、奥さんでも。それで、あー……今週の家賃。振替されていなかたんで、心配になってきたんですよ」
「えっ……」
「お支払いの期日からは、一週間以上過ぎているんです、けど……」
「え、あ、あの……」
私は頭が真っ白になってしまった。もう家にお金は残っていない。先日借金の支払いに使ってしまったばかりだったからだ。夫の給与が入ってくるのは、もう数日かかる。両親に言って工面してもらおうか。いや、両親だって苦しいはずだ。そんな余裕はないだろう。家中探せば少しくらいはあるだろうか。ああ、こんな時はどうしたらいいだろう。家の中には何があったっけ。そうして考えていた時に、種津さんからふと、脂っぽい匂いがふわりと香ってきて……。
「どうします? 何だったら数日後でも、あ、私は急いでいないので、ちょうど食後に昼寝しようとでも思っていたところですか」
ああ。最悪だ。
種津さんの声を遮るように、私のお腹の虫が長々と鳴ってしまった。
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消えてしまいたい、そういう言葉はこの時のためにあるのだろう。しかしそうはいっても、私の目の前にある、スープまで飲み干したカップ麺の空は消えることはない。ちゃぶ台を挟んで反対側の種津さんに、私は深く頭を下げた。
「本当に、申し訳ありません」
「ああ、いえいえ……すみません、こんなもんしかなくって。しかしまぁ……まだお若いのに、女性とはいえ、もやしのスープだけじゃァ……」
「すみません。こんなたかるような真似をして……」
「ああ、いえいえ。こちらから誘ったことですから、ええ。喉が渇いたでしょう、今、麦茶を入れますからね」
「ああ、お構いなく……」
こんな時にも種津さんは嫌味らしい雰囲気はみじんもない。柔和な顔つきで、禿げた頭を掻きながら笑って答えてくれる。立ち上がった種津さんに軽く手をやるものの、私はこの人の部屋に視線を取られた。
きれいな部屋とはいえない。散らかっている。しかしその分、物がたくさんある。部屋の隅には座布団がいくつか重ねられ、こうして中央に置かれているちゃぶ台も、こたつの布団を外したものだ。テレビにビデオデッキ。タイトルはわからないが、テープもいくつか置いてあったし、雑誌や古新聞も置かれている。私達の部屋とは大違いだ。
「はい、どうぞ」
部屋をじろじろと見てしまっていると、ちゃぶ台に麦茶の入ったグラスが置かれた。氷が入っている。指で触れるとキンと冷たいそのグラスに、私は思わず喉を鳴らした。
「ああ、いくらでもね、飲んでいいですからね」
「いえ、この一杯で、本当に……」
「佐藤さん。困ったことがあったらね、何でも相談してくださいね。私は借金の取り立て人じゃあないんですから。ね、ご近所さんですから、助け合っていきましょう。ね?」
「本当に、すみません……お金は、必ず何とかしますから」
「あー……そうだ! 映画、どうです。映画でも見ませんか! この間のテレビを録画したものなんですけどね、コメディで、これがなかなか笑えるんですよ!」
「いえ、そんな」
「ええと、どこだったかな。よっこいしょういちと……っとと!」
立ち上がろうとした種津さんがバランスを崩した時だ。彼が手を突いたそこには、ちょうどリモコンがあった。きっと昼食を食べながらチャンネルを回していたのだろう。ただ、押されたボタンが、まずかった。
『ぁッ、あぁ……ダメ♡ あっ、いぃ……そこ♡』
部屋に嬌声があふれ出した。青ざめた種津さんが、咄嗟にリモコンを操作して、取り出しボタンを押す。ビデオテープがデッキから取り出されて、乱暴に部屋の奥へと投げ捨てられた。
「あ、い、いやその。これは、何と言いますか、いやあー、お恥ずかしい」
「あ、いえ……だ、大丈夫です。お、男の方ですものね。そういったものも、見るときくらいはありますよね」
「いや、本当に、本当に申し訳ない! やましい気持ちはこれっぽちも、本当に!」
必死に頭を下げる種津さんをなだめながら、私はふと投げ捨てられたビデオテープを見た。レンタルビデオショップから借りてきた者だろうか、テープの背には管理番号が振られている。タイトルはよく読めなかったが、「人妻」の文字がやけにありありと映った。よく見れば、部屋の中にもいくつか、裸の女性や、いやらしい服に身を包んだ女性が表紙に映った雑誌が見受けられる。
「……種津さん」
「は、はい……」
「困ったことがあったら、相談して……そうおっしゃいましたよね」
「あ、ああ、確かに。言いましたが……」
私はその場に立ち上がった。注がれる種津さんの視線を真っ向から受けながら、ブラウスのボタンをはずし、床へと落とした。
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「ほ、本当に、イイんですね……♡」
「はい……私が、言い出したことですから……その代わり、家賃のことは」
「そ、そんなのもちろんですよ」
「では……どうぞ」
私はカーテンを閉め切った部屋で、一糸まとわぬ姿で、種津さんの前に立っていた。種津さんは遠慮がちに私の体を眺めた後、後ろに回って、胸や、お尻、おまんこへ手を伸ばし、お尻の割れ目に、パンツ越しのおちんぽを擦り付けてくる。
「いやぁ……こんなきれいな奥さんの肌に……触れることができるなんてねェ」
「お上手ですね……痩せぎすでしょう?」
「そ、そんなことは……確かにあばらは浮いていますが……それでも柔らかくて、この胸と、尻の大きい事……♡」
「お好きになさってください」
「お好きにって……もうねぇ……♡ 私の方が、こんなきれいな肌にこんなことして、いいのかって」
「種津さんは……変なことはされないでしょう?」
「そ、それはもちろん!」
「だから……私の体で何かできるなら、それに……それが夫の助けになるのなら……♡」
「と、当然、このことは、ひ、秘密ですから、ね、ねっ!」
「ええ、もちろん…………♡」
「た、堪らん……!」
種津さんの鼻息は粗く、私の肌に生暖かくかかったが、その手つきは優しかった。柔らかいゴムボールを握りつぶすかのように扱われても、何の文句も言わないつもりではいたが、彼の手つきは私の肌の表面を撫で、柔らかく形をなぞっていく。そういえば、夫と致したのはどれくらい前だったか。この生活を始めて、最初の一か月は、何度かしたっけ……。久しぶりの快感に私の喉からはいつしか……♡
「あ……ぁ、あぁ……ン……はぁ……♡」
「あ、あの、佐藤さん……♡」
「ルリ……子……♡」
「……っ! る、ルリ子さん……その、旦那さんとは……♡」
「も、もう、半年は……ぁ……ン……♡」
「半年……♡ ルリ子さん、お、お願いしても……♡」
後ろから生唾をのむ音が聞こえた。
それが下へと落ちたころ、種津さんは私の肩を掴んで振り返らせた。頭がぽーっとする……火照った体が、じんじんと……♡ 私の両手がとられて、種津さんの下着をつかまされた。そのまま腰を落とし、流れるように下着を下ろせば……私の前に、長く太い、おチンポが現れる。
「ふ、ぐふふ……ど、どうです……ソープでは、結構、ぐひ。嫌われるんですが……♡」
「どのように、したら……♡」
「喜ばせてください……♡」
私は気が付けば、その長い竿に両手を触れて、先端に唇を当てた。
「はむ……ちゅ、ちゅぷ……ちゅる……れる、ぢゅる……♡ れる、れロ……♡ んぢゅる……れる……じゅるる♡♡♡ ぢゅっぷ、ぢゅるる……♡ んっふ……ずぢゅるる♡ ぢゅっぷ、ずぢゅぷうぅう~~♡ ぢゅるるるるうずぞぞぞぞ♡♡♡♡♡♡♡」
「な、なんともまぁ……たまらんフェラチオを……♡」
ああ、この匂い、この味、この形、この熱……♡
いったいどれくらいぶりだったろう♡ こんなに、雄々しくて、たくましく、私で大きくしてくれるこれは……♡
「ぢゅっる、ずじゅるるるんっふ、ぢゅるるっ、ずじゅるる♡♡ ぢゅっぼ、ぢゅっぽっ、ぢゅるっぶぢゅっぽ、ずぢゅぞぞぞぞぞ♡♡♡」
「る、ルリ子さん、もうっ♡♡♡」
「ぢゅぶ、んぢゅる、れる、じゅるる♡♡♡ れろれろれろれろ♡ ぢゅる、れろぉ~~~、ぢゅるっぷ♡♡♡ れる、ぢゅる♡ ぢゅぢゅずずうずぢゅるるるう~~~~♡♡♡♡♡♡」
「お゛っ、出る、出るッ……♡」
口の中に、たっぷりと……♡
何度か種津さんが跳ねて、私の中に青く、イカ臭い液が放たれた。
「はぁ……はぁ……」
「……んっぐ……♡ 種津、さん……♡」
「な、なんでしょう」
「これより、したら……いくらか、家賃以上に……いただけますか?♡」
「それは、その……ほ、本気、ですか?」
戸惑いながらも、大きく反り返る種津さんを見て、私は小さく、口元をゆがめた。
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そして今、私達はここにいる。人通りが少ないことをいいことに。昼下がりのこの時間、誰もいないのをいいことに。裸で外に出て、二階の部屋へ移動して、窓もあけ放って、ただ……♡
「お゛ッぉおっほおおお♡ お゛んッ、ふっぎゅ、んっぐぅう♡ ふかぃっ、ふかっい゛ぃいい゛♡♡♡♡」
「こ、こんな、いやらしい人だったなんて、ルリ子さんッ」
「そ、そおお♡ いやらしい、ルリ子はいやらしいんですッ♡♡♡ ォっ、おっほ、んっぐ、ふぐぅうう♡」
「も、もうこうなったら私も責任を持ちますッ! お、おかねのことは気にしないで、もっともっと、乱れてしまいなさい」
ああ、そんな、そんなこと言われたら、わた――
「おぉおおまんこぉおお♡ ハッ、ハッはっ♡ んぉああぃいいい♡♡♡♡ おっぎぃ、ちんぽおっぎぃい♡♡♡ ご無沙汰マンコにぃい♡♡♡♡ 久々チンポすっごいいぃのぉおおおお♡♡♡♡」
「る、ルリ子さんの、マンコも、気持ちがいいですよッ」
「ああっいぃい♡♡♡ このチンポっ、このちんぽがいぃい♡♡♡♡ もっと、もっとして、もっとちんぽまんこせっくすしてっ♡♡♡♡ もっとおまんこぐぢゅって、ついて! おねがい♡♡♡♡ おねがいづいてづいてついてついてぇえええええ♡♡♡♡」
「っぐ、ま、まずい、そ、外に」
「やらっ♡♡♡♡ いやぁ♡♡♡ ぜったいなか、なかがいぃ♡♡♡♡ びゅって、ぜんぶびゅーーってたねづけしてぇええええええええ♡♡♡♡」
「ぐっ、ぐぉ♡ くっそ、じゃあ出しますよッ!」
「きてっ、出してっ、いますぐ、種付けっ♡♡♡ 私のおまんこに、こだねじるぶっぱなして♡♡♡ おねがい♡♡♡ ほしがりまんこにっ♡♡♡ ご無沙汰マンコにっ♡♡♡♡ 浮気チンポしちゃうだめまんこにぃ♡♡♡ いっぱい全部種付けしてくだしゃいぃいいいいい♡♡♡♡」
「ぐぉおおおおおおおおおおッ♡♡♡♡♡♡♡」
夕方時まで、アパートには獣の方向が続いていた……♡