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桜音さちです。


パラメータの設定が分からない〜〜💦💦💦って人をちょくちょく見かけたので、今更ですが簡単に設定方法について解説します。


本記事では、音の出し方パラメータの設定を中心に解説します。

(ASIOとかDiscordなどの設定は次回の記事で書きます!)


記事時点の Gachikoe! Core のバージョンは v0.0.3となってます。

バージョンは左下に記載しているので、アップデートしていない人はダウンロードしてください。

Gachikoe! Core (ガチコエ! Core) v0.0.3



Gachikoe! Core はオートセーブなので一度設定するだけでOKです!




1.オーディオデバイスの設定

まずは入力(マイク)と出力(ヘッドホン)の設定をします!


左上の「Options」をクリック →「Audio Settings…」をクリックしてください。

すると、「Audio/MIDI Settings」ってウィンドウが出てきます。



いろいろ項目がありますが、上から順に設定していきます!


まず、「Feedback Loop」にチェックがついてたら外してください。

これ付いてたら音がでません。



※Windowsをお使いの方は「Audio device type」って欄がありますが一旦説明を飛ばします。(ASIOの説明は次の記事でやります)



次に、ヘッドホンとマイクの設定をしていきます。


「Output」の欄をクリックするとダダダッ!ってデバイス名が出てくるので、目的の出力(ヘッドホンなど)を選択してください。

隣の「Test」をクリックすると選択したデバイスに音が流れます。



「Input」も同様にマイクなどのデバイスを設定します。

隣に音量メーターがあるので、声を出したら反応するか確認してみてください。



最後に「Show advanced settings…」をクリックしてください。

「Sample rate」と「Audio buffer size」って項目が出てきたと思います。


「Sample rate」を「44100 Hz」に、

「Audio buffer size」を「128 samples」に設定してください



オーディオインターフェイス等を使っている場合は、Gachikoe! 側では設定できない可能性があります。

その場合はオーディオインターフェイス側の設定を変更してみてください。

(この項目は推奨値なので無理に変更する必要はありません)


これでデバイスの設定は完了です!



・録音環境について

ノイズが多いとうまく変換できないかもなので、3000円くらいの安いヤツでいいのでマイクは買っておくことを推奨します。


オーディオインターフェイスも一緒に…って言いたいところですが、安いヤツでも1万円以上はするので、録音環境を整えたいって時に買えばいいと思います。




2.Config 設定

Config 設定をする前に「Gain」を上げ下げして音量調節をしときましょう。

音が大きすぎると音割れしてノイズになるので注意してください。



では、Config 設定していきます。

「Config」ボタンをクリックしてください。



例のごとく上から設定していきます。


設定したパラメータはConfig のウィンドウを閉じることで適用されます。

設定を試したい場合は一旦Config ウィンドウを閉じてください。



・Quality

まず「Quality」ですが、これはその名の通り変換品質を左右するパラメータです。


値を上げれば音質は改善しますが、処理が重くなります。

重くなりすぎると逆にノイズ出ちゃうので注意してください。


「Middle」くらいで十分だと思います。



・Min F0 Hz、Max F0 Hz

これは声の高さの検出を絞ることで精度を上げるためのパラメータです。

よくわからなかったら、デフォルトのままでOKです。



・Noise Gate

「Noise Gate」は、声を出しているかそうでないかを判定するパラメータです。

声を出しているとき はバーがオレンジ色、出していない時は水色になるようにパラメータを設定してください。



・SASAYAKI Threshold

ささやき判定を行うパラメータです。

これも「Noise Gate」同様に、ささやき声を出している時はオレンジ色、普通に声を出している時は水色になるようにパラメータを設定してください。


ちなみにささやき声ってこういう声です。

twitter post: 1100347351451856897


動画では「あー」と「はー」を繰り返していますが、「はー」の部分がささやき声です。

「あー」で「SASAYAKI Threshold」のバーが水色に、「はー」でオレンジ色になっているのが確認できます。


これでボイチェンの準備はできました!!!




3.ピッチ&フォルマント

最後にボイチェンのメイン部分となるパラメータを弄っていきます!


「Pitch」は声の高さ「Formant」は声の特徴を変更できます。


と、言っても言葉だけ説明じゃよくわからないと思うので、

実際に声を出しながら調整してみましょう!


このパラメータは個人差が大きいので一概にコレ!といった値はありませんが、上げ方の目安としては、

男声→女声なら「Pitch」を上げ、「Formant」を「Pitch」よりは控えめに上げる。

女声→男声ならその逆。

こんな感じでしょうか。


この時点で成功する人もいれば、犯罪者ボイスっぽく聞こえてしまう人もいると思います。うまくいかない場合、「男声→女声」は以下の方法を試してみてください。(女声→男声なら逆)


・地声だけでなく裏声を使ってみる

・抑揚を大げさにする

・息を多めに吐いてみる


要するに、異性の喋り方のマネをすることが重要です。

喋り方なんてわかんねぇ!!!って人は練習しましょう。


練習方法としては、好きなアニメキャラのセリフを抑揚や息遣いに注目してシャドーイングするのが個人的にはオススメです。




おわり

もし、不明な点等があればコメントで教えてください。


次回は具体的な設定について書いていこうと思います。

それではお疲れ様でした〜!良きボイチェンライフを!

(Twitter)


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