汗だくヒナタに合意の上で逆レをお願いして力の差をわからせてもらい強引だけど優しさが隠せてない献身的な感じかつ主導権を握られながら強引にキスしてもらったり密着おっぱい押しつけ手コキしてもらう (Pixiv Fanbox)
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「ほっ……本当にすみません……うう……」
トリニティ総合学園────聖堂倉庫。
シスターフッドの一員である若葉ヒナタは小動物のように縮こまり、対面の成人男性に頭を下げる。
「いいよいいよ!大丈夫!全然痛くなかったよ、ほら!」
「私が足を引っ掛けさえしなければ……ごめんなさい……」
そそっかしさや天然具合が目立って見られるこのシスターは倉庫の整理中、ささいな不注意から共に作業を手伝ってもらっていたこの男性────シャーレの先生に勢いよく本の詰まった箱をぶつけてしまい、彼の右手にわずかなダメージを負わせてしまったことをひどく気に病んでしまっていた。
「本当に痛みもほとんどないから。腫れてたりもしてないでしょ?見て」
「そっ……それはそう……ですけど……大きな怪我がなくてよかったです……けど……」
いつも以上にしおらしくなり、目が合う度にごめんなさいと謝罪の言葉を述べる。
その度に強烈なプロポーションを抑え込んだ衣服────特に胸部に鎮座する巨大な二つの果実が風を切るような音を鳴らさんとばかりに上下し、先生の目から脳にかけて多大な刺激を送信する。
というのも、このシスターという清楚なイメージからかけ離れた刺激的な服を身にまとう彼女が必要以上に肩を落としているのは理由があった。
「この前もさ、私が転けそうになった時に腰を支えて助けてくれたし。さすがの安定感だったなあ」
「も……元はと言えば私が床に置いたカバンが邪魔だったせいですし……」
「そ、その前もあっちでつまづきそうになったところを手を引いてくれたし!」
「あそこの穴は……私が以前に作ってしまった破片もあって……修繕しようと思っていたのですが……」
会話から察する通り、『ご迷惑』を重ねてしまった──とヒナタが思い込んでいるだけ──ことを悔いており、今日とうとうそれらが吹き出してしまったようだ。
若葉ヒナタはとてもひたむきでまっすぐな心を持っており、他人の役に立ちたい、困っている人は見過ごせないという『献身』に生きる善性の少女である。ただ、はやる気持ちが空回りすることもあり、小さな不注意を繰り返し落ち込みはすれど、またすぐに立ち直り次の助けを……という次第だ。
「き、今日こそは罰をくださいっ……!このまま先生の優しさに触れていては、私はダメになってしまいます!しっかりとペナルティをうけて、禊を……」
「いやいや、だから罰とかそういう発想に至ったことすらないよ!」
このやり取りももう3度目である。
今日こそは、今日こそは────澄んだ瞳にいつもより熱がこもっているように見える。
***
「ま、まいったなぁ………」
本当に罰だとかそういう気持ちが湧いたことがないので、どう言葉を紡いだものか。
この子が健気に働く姿をいつも間近で見ているし、さっきの小さなアクシデントも悪気があってやったものではないということは百も承知している。右手にぶつかってしまった箱の痛みもほとんどなく、例えるなら14インチ程度のタブレットを頭上から落として手の甲にぶつけてしまったような────本当にとるに足らない程度のものである。タブレットの角ですらない。
ヒナタは頑張ってるんだから、気にしないで────そう言い聞かせてなだめてきた。懸命に進もうとする彼女の姿を誰が罰することなどできようか。
しかし、今日ばかりは頑として動こうとしない。ヒナタは両手をガッツポーズのように構え、細い肩はわなわなと震わせ、潤いを備えた瞳でこちらを見上げてくれる。
あえて直視しないようにしていた──といっても女性からすれば意味ないあがきではあるが──大きな胸とアンバランスなまでの腰の細さ、太ももどころか臀部の上から大きく切り込みが入ったスリットはまばゆいまでの肌の白さを倉庫の隙間から演出してくれている。にくい。
こちらも成人男性として限度はある。ならば今日は……
「じゃあ………そこまでいうなら……」
「は、はいっ!私にできることなら、なんでも……」
「抱きしめてくれるかな?」
「はいっ!……え?」
「お、良い返事だなあ。それじゃあ、お願いします!」
両腕を広げ、受け入れ体制。
あっけにとられる眼前の少女は、整った長いまつげをぱちぱちと3度ほど。
「えっ……へっ?だき……?」
「罰。ペナルティです。私のことを愛情いっぱいに抱きしめてくださ~い」
「へっ!?へえ!?」
顔を支点に「ぼん」と音が聞こえる勢いで赤面を重ねるヒナタ。ああ、愛らしいなあ。
「えっぇぇっえ、う、で、でもその、わ、わたし今、あ、汗だくで……」
「そういうの『もう今さらですかね』みたいなことを前に言ってたよね?はい、ペナルティなので時間制限がありま~す。5……4……3……」
「わっ!わわわわ!やりますっやりますぅ!」
目を閉じたまま先ほどの姿勢で待ちわびていたところ、不意に正中線に暖かな感触。次いで脇の下あたりをヒナタの腕が通過してこちらの肩甲骨あたりに添えられ、こちらの鎖骨あたりにヒナタの頭部……目元が収まった。こちらはヒナタの肩を優しく持つようにして抱き返す。
「っと……」
「あ、う、わ……せん、せい……」
ヒナタは顔を横に向け、こちらと視線を合わそうとしない。が、声帯の上擦り方で表情は容易に想像がつく。
目を開けると同時に肺に空気を取り入れる。我が手中におさまってきた柔らかな女体は文字通り瑞々しく、汗で濡れた髪が頬に張り付くほどの滴を従えていた。部屋中の空気や体温、そこから必然と生じる“蒸れ”は少女の肢体を存分に熱し、男性を悩殺する必勝のフェロモンとなってこちらの鼻孔をくすぐってきた。
密着している胸部は水風船を握りしめて生じる膨らみのように変形し、こちらの胸板に押し付けられている。ボディラインが強く出る白黒のツートンカラーの服は汗染みを多く携えており、胸部のぬくもりがわずかに左右に移動するたびに血色のいい肌を透けて見せてきた。
「すん、すん………うん、ヒナタ……いい匂いだよ」
「えぅぅえええあ!?嗅がないでくださっ……!」
「あ、離れたらだめだよ。そのまま抱きしめててね」
「っ~~~~~~!ぅ~~~……!」
露出された耳元に顔を近づけ、鼻息が聞こえるように大きな深呼吸を繰り返す。あまりにも甘く爽やかなその香りにはおそらく、この綺麗な髪から醸し出されるトリートメントやリンスから出るものが多いのだろう。
と、理性的な分析を続けようにも脳に無許可で動作する、自分の体のとある一部分。
「っ!?ひゃっ…!せ、先生、こ、れ……」
「ん……ヒナタがいい匂いすぎて……」
下腹部の剛直した竿を、ズボン越しにヒナタのお腹周りに撫でつける。衣服越しなのにあまりにもなだらかで心地良い感触だ。
「え、あ、っと、えっ、せん……先生……!?」
いまだ視線をあわせてくれようとしない愛しい生徒に、いよいよ。
「じゃあヒナタ。ここから……」
「え……あ、う。は、は………い……」
こういうシチュエーションなら、もう誰でも察しがつくだろう。きっとカラダでの関係を迫られてしまうのだろう。というかヒナタさん、もうなんか全部受け入れますみたいになってる目ですけど。思惑と違うこと言いますよ。
「私のこと、襲って。もちろん、エッチな意味でね」
「……………………………へ?」
互いに抱きしめあったまま、あえて視線は交らわせぬまま────あ、勢いよく目があった。今ガバッて音した。すごい、目を見開いてる。
「ヒナタに襲われたいんだ。エッチな意味でね。」
「……………………………へ?」
「エッチな意味でね」
「…………………………………」
ここで何を言ってるんですかと正気に戻って、振り払ってくれてもよかった。
それでうやむやになって、ペナルティはおしまい。正直ちょっと、いや……かなり残念だけれど、これぐらい迫ったらもう言わないでしょう。
思考の許容量がオーバーしているのか、くりくりとしたキレイな瞳をこちらにぶつけつつ私の腕の中で停止するヒナタ。ここでいきなりキスしたらどうなるだろう。
いつもの大慌てな態度で離れてくれると思ったんだけど……もう一声か。
「ヒナタのこと大好きだから」
ぶっちゃけ本当に残念なので、こうして“建前”として迫ってみれば。
「ヒナタの好きにしていいよ」
虚空をさまようヒナタの瞳が地に付し、数秒ほど思案したようで……
「ほ…………本気………なんで、す……か」
「こういう時に冗談は言わないよ。あ、私の心臓の音聞こえる?ヒナタのも聞こえるよ。すごくどきどきしてるね」
「っ!」
こちらを想ってか、優しく肩甲骨に添えられていたヒナタの手に力がこもり、衣服に皺が生じる。これは…………
「ヒナタが考えたエッチな言葉とか、エッチな行動が見たいんだ。これは“ペナルティ”なんだよ。ヒナタが望んだことなんだ。だから大丈夫、悪いことじゃない」
「っ~~~~!せ、んせぇ!」
抱擁が解かれる。が、刹那の軌跡で今度は両腕をそれぞれの手で掴まれる。き……来た……!
「わ……かり、ました。こ、これは……“罰”ですもん……ね」
「うん。強姦、してほしいな。レイプっていったほうがエッチだね。ヒナタにレイプされちゃう!」
「先生!そんな……ぅ………」
「あ、じゃあそういうことにして、ほら、私ちょっと逃げようとするからさ。腕に力とかちょっと込めて逃げたりするから、そういうの抑え込んでほしい」
わかる?と同意の言葉を求めようとするまでもなく、ヒナタの手のひらからこちらの前腕部に伝わる体温が並大抵のものではないことに気がついた。
熱を感じる。かつてないほどの。尋常じゃないまでの。
「あ、そうそうこれこれ。こういう……って、ヒナタ?」
「は……始めます……!せ………先生が……言ったんですから…ね!」
半ば強引に、でも優しさが隠せていない力の流れで私の腕を両の手で持ち上げ、距離を詰めてくるヒナタ。その瞳には動揺が見られていたはずであったが────
「せ…先生が……先生が言ったんですからね……先生が……!」
「え、う、うん。────お?」
トリニティ総合学園3年生、若葉ヒナタ。
その小動物のようなせわしない立ち振舞とかわいらしい声からは想像もつかないエモノである巨大な武器を振り回す膂力を持ち、普段から持ち歩くカバンからはグレネードランチャーをはじめとした年頃の少女には似つかわしくない重量の重火器────を軽々と振り回し、障害を殲滅していく。
ひたむきな性格とかわいげなルックスからは想像もつかない、圧倒的な“チカラ”。その善性から暴力に変換することはせず、悩める者を助け導く時にのみ振るわれるその膂力は、以前にも私のカラダを軽々と持ち上げ、安全地帯まで運んでくれたことがあった(人生でも『お姫様抱っこ』をされたのはあの時が初めてである)。
そんなヒナタに。可憐な少女に今────
「(う、わ……すごい。ビクともしない)」
思わず自身の右腕を見やる。気づけば手首のあたりを掴まれていたのだが、こちらの宣言通り『逃げようとする素振り』を見せようにもミリ単位ですら腕を下げることができない。
体格で劣る目の前の少女に、強引な力で従わされている。ファンタジーのイメージが先行する合気道の類であれば、まだ言い訳もできただろうか。
しかし、目の前の可憐な女の子にそのような心得もなく。
「せ……先生……先生……!」
鈴が鳴くようなか細くかよわい声で、こちらの腕をロックしてくる行為のギャップが大きい。本当に、すごい力だ。
ふと、片方の腕の拘束が解かれ、こちらの後頭部に腕を回される。
「う……うう……!せ、んせい……!」
立場も体格も弱く劣るはずだった目の前の女性に、どうしようもなく“刻みつけ”られてしまう。頭の内ではわかっていたことではあったが、キヴォトスの子たちはとりわけこういった身体能力の子が多い。
気づけば背面に冷たく硬い感触……彼女の気迫をうけ無意識の内にあとずさり、倉庫の壁に追いやられていたようだ。圧力を分散することもできず、目前に迫る肉の波を自身の肌ですべて受け入れる。
足の内側に太ももを割り込められ、重心を固定できずつま先立ちのような姿勢で浮かされる。太ももの内側にあたる彼女の足の感触がとても心地よい。
潤んだ瞳がさらに大きく映ったと思いきや、唇に湿った感触。
腕を捕まれ、足を浮かされ、腰は相手のカラダで固定される。
ヒナタの呼吸音が最も近い距離で聞こえる位置で、逃げ場もないこの状況で────
どうしようもなく私は、勃起してしまっていた。
「んっ……ん……♡ちゅ……♡せ、んふぇ……♡んちゅ……♡」
強烈かつ、怒涛だった。
『スイッチが入る』『タガが外れる』『火がつく』……こういった状況を示す言葉はいくらでもある。今のヒナタはまさにその通りと言わんばかりに、こちらにぐいぐいと柔肉を押し付けながら、私にキスを“強制”してくる。
足で固定され開かれたこちらの両足は高いヒールを履いたヒナタとの身長差を無くしており、首を掴む必要がなくなったヒナタの腕はこちらの両前腕部を壁に優しく──しかし苛烈に──押し込みながら、十数分に渡って情熱的なディープキスを繰り返す。
「せんえっ……♡ちゅっ♡ちゅぷ♡んぅ♡んっゅ…♡れろ……♡ちゅぶ……♡」
普段のおどおどとした態度からは想像もつかない、こちらの口腔内を蹂躙するようなキス。ムードもへったくれもなく、ただ“貪られ”、“蹂躙される”感覚が口内に響き続けるが、同時に味わったことのない強烈な快感が竹を割ったような刺激を経て脳をも犯す。
官能小説の一節として記すなら、『為す術もなく受け入れ続けるしかなかった』というところだろう。
しかし、あまりに情熱的に求められるものだから、呼吸を挟む余地すら厳しい。スキを見て呼気を取り入れようにも、唇は塞がれたままなので少量を鼻から……そのあがきを、満を持したとばかりにヒナタの首元から立ち上るスイート臭が犯し尽くす。
意識が朦朧としてくる。しかし絶え間なく快感は送られてくる。アブノーマルなプレイのひとつとして首を絞めながらセックスする行為があり、あれはおそらく意識や呼吸の遮断による危険な状態を────と分析する余裕もなくなってきた。
「んっ……く!ヒナ、タ……」
このフェロモンで満たすのもいいが、新鮮な冷たい酸素も取り入れたい。わずかなスペースで頭をよじりつつ拒絶の意志ではないことを目で訴えるが、意志の弁解も必要なく首をひねったヒナタに唇を捉えられる。乱れた髪に瞳が隠れており、表情を伺うことができない。
「んっ……♡ちゅ……♡っふー……♡ふー……っ♡」
獣のように荒い呼吸で抵抗を許さないヒナタの体勢は変わらずこちらを固定し続ける。最高潮に怒張した竿は変わらずヒナタの腹で撫でられ続け、カウパーの粘度がはっきりと感じられるほど下着を濡らしてしまっていた。
そう、苦しい状態ではあるが、冷たい独房で鎖に繋がれるような拷問ではなく、絶えず愛しいヒナタの汗に濡れた肢体を押し付けられた状態なのだ。こちらの腰も無意識に前後に揺れ、快楽を求めんとばかりに擦りつけてしまう。
「っ……♡ちゅぶっ♡れろれろれろ……すじゅるるる~っ♡♡」
こちらの愚行を叱責せんとばかりに、唾液を吸い取り舌を舐め回して攻勢に出てくるヒナタ。これは、まずい……これ、は────
そう意識した瞬間、不意に下半身全体が湯船に浸かったかのような温かさを感じた。と同時に、尿道が破裂するように跳ねたのを感じる。
────びゅぐんっ……♡びゅっぐ♡とぷ……♡とぷ……♡びゅっ……ぐぅ……♡♡
「んっ♡んん♡ん……ちゅ♡ちゅ♡ちゅじゅぅううう……♡♡」
「んっ……!ぐ……ぅ………♡ぁ…………♡ひ、な……うっ……♡ああぁぁあああ……………♡♡」
────びゅっ……♡ぐ……♡とぷんっ……♡とぷぴゅっ……♡ぐっ……♡っ……♡
一層に力を込め、腕の拘束を解いてすかさず両腕で今度は密着度合いを高めてくる。気づけば暴発してしまっていた肉棒は歓喜の舞と言わんばかりにズボンの内側で暴れ周り、亀頭を互いの衣服をまたいでヒナタの柔らかな臍のラインに打ち付けていく。
射精、してしまった。させられてしまった。キスだけで。
意識がさらに朦朧とする。軽いめまいを一瞬感じたが、それを不快感に覚えることなく、脳内は快楽と射精の余韻と肉に塗り潰されていった。
「せ……せんせ♡先生……♡んっちゅ♡ちゅぶ……で、ちゃったんですね……♡♡」
「っむ……ぐ……ぷっは!んっ……ぅ……はい……」
「……んっ♡ちゅ……♡」
ヒナタからすればじんわりとズボンに滲み出たものでしか確認できなかったが、わずかに冷静になった思考を浮かばせると『キスだけでムリヤリ射精させられた』
という事実が彼女の目に光を宿し、こちらの意志に反する結果も相まって互いの首筋をゾクゾクと撫で回す。
脱力した下半身はすでに力を失っており、本来であればへたり込むはずなのだがそれも許されない。内側に差し込まれたヒナタの太ももによってほとんど体は浮かされている状態に近く、射精の余韻で腕にも力をこめられずだらんと垂れ下がった……ところを、こちらもヒナタにしっかりとホールドされたままである。
ムリヤリに固定され、レイプされてしまう人の気持ちというのはまさに……今、だろうか。とてもみじめではあるが、男性であれば射精は強制的に快楽を伴うものであるので、虚無感だけでは終わらなかったのが皮肉である。
今回は陵辱してきた相手がヒナタというのもあり……と、愛する少女が対象であるフォローを入れようとしたが、逆に自分より年齢も体格も一回り劣る少女に暴力的に組み伏せられた事実があまりにも非現実的であり、その事実を受け入れるたびに股間から白濁液が力なく出ていく。
「き……きっと、ベタベタでしょうから……脱がせてあげ、ますね…♡」
ようやく密着から解放されたが、もうこちらには抵抗する気力も体力もない。
『逃げるフリをするから、抑えつけてね』なんて余裕ある態度で言った先刻の自分が本当に無様である。虚空に目を泳がす合間に、視界の外からカチャカチャとベルトの金属が音を立てている。
「ぅ……♡あぁっ……♡す、すごい……です…♡これだけ、の量を……根本から、こびりついていますね……♡すごい、におい……です……♡すんっ……すぅ~……♡」
狭い範囲で暴れまわった弊害もあり、私の竿すべてにべったりと張り付いた白濁液と裏筋を愛おしそうに撫で回し、臭いを確認される。とても妖艶なその姿に、圧倒的な速さで怒張を取り戻してしまう。
「わ……私の、許可なく……射精して、しまいましたね♡でもでも、この状態……で、なら。まだ……まだ……♡つ……続けます……♡♡」
座り込もうとする腰を抱えられるようにして再度ホールドされる。壁の支えもあって、まるで赤子を抱くような姿勢ともとれてしまう。もう自重を支えることもできずほぼ全身でヒナタにもたれかかってしまうような状態だが、ヒナタからすれば文字通り『赤子を抱くような』些細なものだろう。
「せ……先生……♡次、は……私の、手……で……♡♡」
ヒナタのしなやかな指がこちらの亀頭を優しく撫でる。カウパーと精液にまみれた竿に、ヒナタ自身から分泌される手汗が混ざり、にちゅりと音をたてる。
「せんせい、は……私の胸の、中……で♡んっ………♡どうぞ♡」
どうぞ、と言う声と同時に顔を胸に押しつけられる。先ほどからの情事でほかほかに蒸されたミルクの香りに性的なメスとしてのフェロモン、若い女のスイート臭……もろもろがダイレクトに叩き込まれ、呼吸を繰り返すたびに心臓と精嚢の鼓動が早まっていく。
「んっ……ぐ♡ヒナタっ……息………っ」
「はい、私の胸の間で……しっかり、息っ…♡してください、ね…♡あん♡」
命令にも似た提案で、こちらの頭部を左手で柔らかく抑えつつ、これまた柔らかい乳肉の海に沈み込ませてくる。キスで強制的に酸素を奪われていた時と違いある程度の呼吸は可能であるが、ゆるく立ちのぼっていた乳臭をはじめとする“香り”の発生源を直接押し込まれることによる興奮作用がさらなる酸素を求め、内臓の働きを爆速にしていく。
命の危機まで感じるほど、自身とヒナタの心音が大きい。ヒトのオスは命の危機を感じると子孫を残さんとばかりに子種を吐き出す時があると聞くが、もしかするとその作用が働いている可能性もあるかもしれなかった。
敬虔で清貧であるべきシスターに、およそ敬虔で清貧と呼べない修道服で迫られ、全身を羽交い締めに近いような形で正面から固定され、大きな肉に溺れさせられている。体をよじる度にさらにフィットしていくかのように互いの体は密着していき、肉棒から感じるストロークの刺激と水音、互いの湿り気を伴ったあえぎ声が平穏な静寂の倉庫に響き続けた。
「んっ……♡う♡先生……♡びくびくと、苦しそう……♡もうすぐ、また…でちゃいますか?」
────にちゅっ♡にじゅ♡にっちゅ♡ちゅ♡ちゅく♡にちゃ♡にちゅ♡
反射的に腰や足が動こうにも、その度にヒナタにしっかりと互いの足を絡ませ合うように捕らえられ、重心を浮かされる。
成人男性が本気で──今のコンディションはベストとは程遠いが──逃げようとしても、万力で固定されたような状態で身動きがとれない。それでいて、接地している手のひらや下腹部はおそろしく柔らかく、優しい。
当然、ヒナタが少し力をこめるだけでこちらの体はいともたやすく壊れてしまうだろう。右手は肉棒をさすってくれているが、たとえば今優しく掴まれている後頭部など、少し方向を変えるだけで『ぽきり』といってしまうはずだ。
慎み深く、慈しみ深い少女に、生殺与奪のすべてを握られている。ヒナタの手中に私のすべてが握られている。その塩梅ひとつで終わらせられるものを、ヒナタの手心ひとつで生かされている。
────にちゅにちゅ♡にじゅ♡っちゅ♡じゅく♡ちゅく♡ぢゅく♡ちゅこ♡ちゅこ♡
ヒナタの顔に浮かぶは羞恥に加え────恍惚。わずかに谷間から顔を覗き見てみれば、こちらの性欲すべてを受け止め操る母性に加え『捕食者』のような面持ちであった。こんなヒナタの表情、見たことない。
「あ……ぅ♡が……ヒナタ……♡ヒナタ……♡」
「ん♡あ♡はい、聞こえて……います♡先生、先生……♡どうぞ、だして…ください♡っ……っん♡♡」
────ちゅこちゅこちゅこちゅこ♡ちゅくちゅくちゅくちゅくぐちゅっ♡ぶっ♡
おしとやかな彼女からは及びもつかないほどの強烈なピストン手淫が決め手となり、命の危機に瀕したと錯覚した我が下半身は突如として爆発し、重力から解放された。
────っぶびゅぅううっ♡ぶっびっ♡ぶびゅっぶ♡どぐんっ♡どっ……ぐ♡ぐぶ♡どぷんっ♡ぶびゅぷううううっ♡♡
「────っぐ!んぅ♡ヒっ……な♡♡あぁぁぁぅう♡んっ……すぅーっ……♡ん゛♡ぐっ♡」
動けない、立てない、抗えない。完全に脱力した下半身はヒナタの太ももにすべて体重を預け、ほぼ宙空に投げ出された状態で激しく緊張した足がぴん、と逆立つ。
無重力状態で、ヒナタのフェロモンを流し込まれながら、目を閉じて射精の快楽に身を任せる。こんなに気持ちいい快楽があっていいのか。普段のわずかに空を飛ぶような心地いい射精とはまったく比べものにならない。
下半身のみならず完全に弛緩しきった全身をヒナタに投げ出し、軽々と抱きかかえられた状態でどぷどぷと精を吐き出す。意識を遮断せずに遂行できているのは、少しでもこの快楽を貪っていたいという浅ましさからだろうか。
「あ♡せんせぇ……え♡すごい……です♡あ……もっと私の胸に、顔を……♡♡」
愛する我が子を抱擁するように。それでいて、みっともない粗相をした飼い犬を慰めるように。よしよしと頭を撫でられながら、ヒナタの足元に私の股間から尊厳も排出されていく。きもちいい。とてつもなく。
さいこうに、きもちがいい。
────とぷ……♡とぷんっ…♡びゅっ……ぐ……♡びゅぐ……ん………♡びゅ……♡
長い、長い脈動だった。ぬるま湯に浸かっている感覚。間違いなく、人生で最高の、そして最長の射精時間だったであろう。
「……………ん………ヒナ、た…………」
「はい♡いっぱい……でましたね、先生♡んっ……ちゅ♡ちゅ♡」
よくできました、の判子のように軽いキスをしてくれる。
反射的に、先ほどまで強く口腔内陵辱(キス)で迫られた鮮明な記憶がフラッシュバックし、一旦落ち着きを取り戻した淫棒が暴れ始めた。
「んっ!ヒ……♡あ♡んっ♡がっ……!」
バードキスはすぐさまディープキスに。
ゆるくつかまれていた竿は再度激しく擦られる。
「ん♡まだ♡ちゅっ♡まだ♡……ちゅぶっ♡れろれろ♡んく♡ふぇまふ…よ♡♡」
────ぢゅく♡ぶちゅびゅちゅちゅこちゅこぢゅこ♡ちゅこちゅこちゅこちゅこぢゅこぢゅこぢゅくぢゅくぢゅぐぢゅぐ
「んんんーーーーーー!んーーーっ!!ん♡んっ♡ひっ……♡あ゛っ♡んっちゅ♡がああ♡♡」
「んっ♡ぢゅるるるるるるるるるっ♡ん゛♡んちゅぅううっ♡♡」
「ゆるっ……♡あ゛、が♡し……♡♡あぁぁ゛!!!」
────どぷんっ♡どびゅぶぅううううっ♡ぼぶぷっ……♡♡びゅぐびゅぐっ♡♡♡びゅるぶぐっ♡どびゅう゛っ♡♡
「ん♡先生♡せんせい♡せんせ♡」
すべての“権利”は、ヒナタにある。
薄れゆきつつも快楽を叩き込まれるその視界と脳で、妖しく光るヒナタの瞳と光沢を交換するように視線を割きつつ、数時間に渡って“命”を握られつつけた。
興味本位で手を出した性的嗜好に対し自覚を伴った瞬間、私は二度と戻れない危険な意欲への扉を自ら開いてしまったのだと悟った。