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前回→ https://arito-arayuru.fanbox.cc/posts/1841988


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「んふ……ラユルちゃぁん…今日もいっぱいかいちゃってるね…汗♡」


「えっ……あ、あはは……お見苦しいところを……」


 とある一軒家にて、中年の男と若い女がひとりずつ。活発・快活・ハツラツが持ち味の少女、ラユルはそれらすべてをか細い出力に下げた状態で男の前に立っていた。


「ふぅーっ♡…ふぅっ♡首に伝うしずくが綺麗だよ…♡」


「んっ……くすぐったいですよお…」


 男性はラユルの背にまわり、ラユルの肩を両手で優しく掴みつつ背後から語りかける。

 火照った肌を間近で観察しつつ、ラユルのうなじに鼻を近づけ匂いを確認する。露出された肩まわりをいやらしく撫で回しながら、徐々に指が胸の方に近づいていく。


「ラユルちゃんさ……おっぱいのサイズとか、いくつなのかな…?」


 問いかけつつ、ゆっくりと優しく胸を両脇からすくうように触れ始める男。ラユルの豊満なバストの“重さ”をまずは確かめるように、優しく左右からタッチを繰り返して震わせていく。


「ええっと……最後に測ったのがけっこう昔だったので…覚えてなくて…たはは…」


「そうなんだぁ……ふむ……この大きさだと……90はあるかなあ…?ギリギリないかなあ……」


 やわやわと触るたびに、みずみずしく反応を返し続けるラユルの胸は、本人の跳ねるような明るい性格をそのまま表したかのような質であった。お椀型で乳首の位置もわずかに上向き、乳輪のサイズも適正でとにかく見栄えがよいラユルのバストは、触れる者に多大なやすらぎや幸福感をもたらすことは必至だろう。

 永久に触っていたいと思えるような柔らかさと弾力が両立した夢のような質感を手のひらすべてで撫で回し、ラユルのポニーテールをかきわけうなじに顔を埋めながら呼吸を繰り返す男。ラユルは手持ち無沙汰の状態で両手を前でお辞儀のような状態で組み、ただただ首筋から伝わる生暖かな感触に身じろぎすることしかできなかった。


「はぁっ…♡ラユルちゃんっ…本当におっぱいおおきくて…柔らかいよぉ…♡」


「そっ…そうですか……ありがとうござい、ます……?」


 気づけばお尻に強烈な熱量をもった異物感が。ラユルの頭頂部からちょこんと飛び出た毛が一足先に気配を感じ取り、次いでラユルの表情も驚きと困惑に移り変わる。


「(ひぇぇ……この感触……『アレ』だぁ……)」


 ラユルの大きくも引き締まったお尻に自身の一物を擦りつけながら、ラユルの柔肌を嗅覚と触覚、視覚で堪能し続ける男。これから訪れるであろう欲望の発散行為に先駆けて、その欲求をチャージするフェイズなのだろう。男の揉みこねる手つきは次第にラユルの乳首をとらえ、優しいマッサージを送り込みはじめた。


「んっ……くぅ…」


 口から漏れ出す桃色の吐息。自身が性欲の的にかけられているという事実がラユルの意識を蝕み続け、度重なる愛撫により慣れない雰囲気にラユルもまた、確実に酔い始めてしまっていた。


「んすぅ…♡ラユルちゃんのさ…この…お、おっぱいもさ…♡いつか…お世話になりたいな…♡」


 今度は前面に回り込み、正面からラユルのバストをこね回す男。ラユルは腕を背で組み、うつむきながら訪れる快感に耐え続けている。


「ほら…ちょうどここに、使いやすい穴もあることだし、さ…♡」


 ラユルの黒いインナーに覆われた胸から唯一露出された下乳の中央部分。そこには通気性を確保するため布地はなくみずみずしい谷間が外界へ露わにされていた。

 男はその通気性を目当てとされた排気口代わりの穴に鼻を埋め、深呼吸を始めた。


「あっ…!?」


「んすっ♡んすぅーっ……ふぅーっ……んはぁ♡ラユルちゃんの谷間で蒸されたフェロモンが……すごくエロい香りだよ…♡」


 両腕をラユルの腕ごと覆い抱きしめ、しっかりとホールドした状態で谷間に顔を埋めていく。男のセリフ通り、発汗状態のラユルの谷間で蒸された空気は芳醇なフェロモンを漂わせた香気となっており、並の男への誘引剤としてはこれ以上なかった。

若い女が、自ら発する香りを目の前でテイスティングされ、レビューされる現状。その恥ずかしさにラユルはただただ赤面を繰り返すが、男はどうにも性的嗜好が変態的な位置にあるようで、この状態がベストと言わんばかりにラユルの体を褒めちぎり続けた。


「ふぅ…♡ふぅ…♡それじゃ…きょ、今日もさ…ラユルちゃんの腋で……」


「あっ……えーっと…前の……あれみたいな…?」


「そうそう!この前は特別な衣装だったけど……今日はいつもの服がいいんだよぉ…」


「そ…そうなんです…?か…?」


 自分が普段、着やすいというぐらいの理由で着こなしていた普段着を性的に見られているという事実に異様な感情を抱きながらもラユルは返答に応じる。

 言われるがまま腕をあげ、以前の聖夜の日のように男はラユルの腋に顔を近づけ、品定めをするような目つきで呼気を荒げる。





「すぅっ…ふぅー♡ラユルちゃん…やっぱりここは特にエッチな匂いがするよぉ…♡」


「うぅ…~っ…」


 強烈な羞恥心に唇を波打たせるラユル。ひとしきり香りを確認された後、舌で汗をねぶられ、ラユルの指先まで不快な感触が伝播していく。

満足した男はラユルの左腕を閉じさせ、膝立ちの姿勢をお願いし、丁寧に取り出した肉棒でラユルの閉じられた腋肉に亀頭でキスを始める。


「えっ…?えっと……ま、前からですか?」


「ふふ…そうだよ♡ラユルちゃんの顔とか…おっぱいがよく見下ろせるからね…♡」


ぴっちりと閉じられた腕と胸肉の境目、女性の秘部に見立てられた腋肉の挿入口を亀頭の先端にこびりついたカウパーで執拗になぞりあげ、舌なめずりに似た行為で性行為を意識させる。


「そ…それじゃ…挿入れるよ…ラユルちゃんの…腋まんこっ…♡」


 ──にゅぷちゅっ……♡にゅぐ…♡


「んっ……(あつ…ぃ…)」


 左腕を閉じ、右腕も同様に胸を寄せるように体にくっつけ、静かに男の挿入を受け入れるラユル。

 強く熱を持っていた自身の腋に、同等以上の熱量をもった生温かい肉棒が押し付けられ、腋肉をかき分け侵入を果たしていく。


「はぁああぁっ…♡ラユルちゃんの腋まんこっ…あっつぅ…♡」


─ずぷちゅっ…♡ぱちゅっ…ぱっちゅ…♡にゅぐんっ…♡


「んっ…♡んぅ…」


 感触を確かめるように、ねちっこいピストンを始める男。

 右手はラユルの肩に乗せ、左手は寄せられたラユルの右乳房を掴み、やわやわと堪能しつつ腋を犯し続ける。慣れようがない不快な感触に背筋がわずかに寒気立つラユルではあったが、縛りのように提示された金銭のことを思うと邪険にもできず、懸命に己の左腋を性器として差し出すことしかできなかった。


「はあぁっ…♡あっ♡ラユルちゃんっ♡ぉうっ…♡う♡」


 ──ぱちゅんっ♡ぱちゅっ…にゅぐっ♡ぱちゅぱちゅっ♡にゅぐちゅ♡


「んっ…ぅ……っ」


 竿全体をなぞりあげるようにゆっくりと不気味な動きの抽挿を繰り返したと思いきや、いきなり強いピストンで腋肉をこじあげ、背中側に貫通する勢いでのピストン等、不規則なストロークでラユルの“性器”を堪能する男。

 唇をきゅっと結びうつむくラユルの前髪がしだれ、不快感の中にわずかに潜む情欲の快感に眉をひそませるその表情は、本人が思っている以上に妖艶で、扇情的な顔になっていた。


「ああぅう♡っぐ♡うっ…ああっ♡もう射精るっ♡でるよラユルちゃっ♡」


「あっ…!は、はいぃ…!」


 ──ぱちゅぱちゅっ♡ばちゅばちゅぶちゅぐちゅっ♡ぶちゅっ……


「んんっ♡」


「あああああっ♡ぐうう♡ラユルちゃんの腋っ♡腋まんこっ……腋内射精っ…♡」


 男がけだもののうなり声を張り上げた途端、ラユルの閉じられた腋の内側で白濁液が噴射された。男の腕は震え、ふくらはぎが痙攣を起こしたかのように揺れ、それらの勢いも射精の脈動に上乗せし、ラユルの腋を犯し尽くす。


「んっ♡あっ…あっつぅ……♡」


 びゅぐ、びゅぐ…という音とともにラユルの腋に送られ続ける精液は次第に抱え込める容量の限界を迎え、結合面から小さく雨漏れにように漏れ出てくる。


「っぐ♡っううう♡おおっ……!」


 歯を食いしばった男はラユルの胸を揉みしだくように抱え寄せ、臀部をぐりぐりと回し肉棒を様々な角度でラユルの腋肉に接地させてゆく、栓をするかのように亀頭はぴったりと腋に収納され振動してゆく。激しい動きでラユルの左肩は浮き上がり、胸は男の肉棒のサイドに密着するような形で隣接、押し広げられた胸の肉がさらに刺激を伝え、肉棒に多大な快感をもたらしていった。


「はっ……はぁ……はぁ…♡うぐ……♡ごめっ…ラユルちゃん……このままもういっかい……♡」


「えっ?ええっ…?」


 射精の脈動を終え、数回ほど息を整えていたと思いきや、即座に“性行為”を再開し始めた男。引き抜かれる際の不快感に備えていたラユルを待ち受けていたのは、抜かずの二回戦であった。


「おっ♡ぬるぬるでっ…やばいっ♡ああっ♡すぐにっ…またっ…♡射精っ……るぅ…♡」


 ──ばちゅぶっ♡びゅちゅぶちゅぶちゅんっ♡ばちゅっ♡びゅちゅうっ♡


「んっ!んん♡やっ…♡」


 一度目の射精により大量の潤滑剤を放り込まれたラユルの腋は突かれる度に男の精液を吐き出し、前も後ろも漏れ出た液体が腰まわりに垂れていき、ラユルの体幹…側面部分を醜く彩っていった。熱い液体が肌を伝う感覚に、ラユルの吐息も熱を帯びてゆく。

 漏れ出る水音も、一度目の時とは明らかに違い、ぬめり気のある水を叩いた時の肉厚な音が響き渡るようになり、両者の耳元に卑猥な感情を植え付けていく。まさしく男女のセックスで奏でられるサウンドと遜色なく、一度目より激しいピストンで小刻みにラユルの腋は凌辱され続けた。


「はぁーっ♡はあああ♡あっぅぐ…♡でるっ♡でるでる♡ラユルちゃんのエロ腋まんこにっ…射精っ…!ぐちょぐちょの腋まんこにでるううううっ♡ぅぐっ♡」


「んっ…♡んっ…ぁ…!は、はいっ…!だ、だして…くださいっ!」


 気づけば発言していた、自ら口での射精懇願。早くこの淫らな行為を終わらせたいという気持ちによるものなのか、それとも──


「でるっ!でるっ……ぅぐっ♡♡ああああ♡♡」


 ──ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅっ♡ぬぷぬぷちゅっ♡ぬちゃっびちゃちゃっ♡ぐぷちゅっ……


「んんっ♡」


「ぉあぁああ♡んぐっ…♡ああっ♡ああ♡♡」


 ──っびゅぷぶっ……♡びゅぷっ♡びゅっびゅぶちゅう♡びゅちゅちっ…♡


「あっ♡さっきより…すごっ…!いっぱいっ…でてっ……」


  一度目を上回る量の精液は当然、腋に収まることなく胸の黒い布地部分や腰回りに侵略の勢いを増やしていく。男はラユルの肩を持つ手に力を込め、己の肉棒に備わる白濁液をすべて搾り取りたいと言わんばかりに腋の圧力を強めていった。


「ぅぐっ……♡ふぅ♡ああ………最高だったよ…ラユルちゃん…♡」


「あっ…はっ…はい……お、お疲れ様でしたぁ…」


 男の顔を見上げ、きらめく汗をたずさえながら砕けた笑顔を向けるラユル。ゆっくりと引き抜かれていく男の竿はラユルの腋を最期に執拗な角度でなぞり、精嚢に残った最後の濃い粘度の精液を「ぷちゅ…♡」と残し、ラユルの腋を征服しつくした。


「うっ……あぁ~……すごい量…で、ですね……」





 密閉され、門を封鎖するように閉じ続けていたラユルの腋が大きく解放され、ゆっくりと持ち上げられた二の腕と腋窩(えきか)には白くねばつく橋が架かっていた。

 右手で己の腋にへばりつく精液をなぞると、ひときわ高い粘度と質量を誇る部分をつまみ、二本の指で持ち上げ観察する。


「わわ……スライムみたいですね……」


 つまみあげられた精液はわずかにラユルの指に滞留したのち、重力に従ってゆっくりと指をたどりながら地に落ちていく。


「ふぅーっ…ふぅーっ♡あ、ありがとうラユルちゃん……さ、最後に……」


「?」


 男の願いを聞き入れ、ラユルは蹂躙されつくされた左腕をまた行為前のように閉じたポーズをとらされる。強烈な不快感と水音が響き渡り、男の征服心は満たされてゆくことを報告するかのように萎えきった竿がぴくん、と脈打った。


「ぅ……うぇえ……こ、こうでしょうか…?」


 二度、三度と左腕を持ち上げては閉じさせられ、その度に精液によって侵された接合面がにちゃにちゃと音を立てる。

 最後は両腕を持ち上げ、手を後頭部に回し、両腋を見せつけるようなポーズ。モデルのような構えでラユルの健康的で引き締まったボディがこれ以上なく際立つ角度ではあるが、犯されつくされた左腋と汗によって輝きをしたためた右腋のコントラストがとてつもなく淫猥な様相を醸し出していた。


「ぅううっ…ああ~すっごくエロいよラユルちゃん……♡今回は本当にありがとうね…♡」


******


「うわわ……本当にいっぱい入ってる…全部金貨……!?」


 帰り道、ラユルは男からもらった袋の重量を確かめつつ、向こう一ヶ月分は困らない食い扶持に目を輝かせる。

 本当にあの行為だけで。ああいうことだけなら。あれぐらいなら。

 様々な心の妥協を無意識に張り巡らせつつ、変態的な男の欲望にもう少し耳を傾けてみようかなと思ってしまった冒険者ラユルであった。


【おわり】



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Comments

ヒデまる

報酬でどんどん倫理のブレーキが外れていく描写があるところが非常にヘキでございます

妄想キャベツ

「もう少し耳を傾けてみようかな」ですと…? エロRPGで1番好きな展開なんですけど…ありがとうございます…。

有都あらゆる

同じ相手とまたイベントが発生するとこもまたそれっぽい感じで!ありがとうございます!

Anonymous

素晴らしかったです! このおっさんと盗賊ドロクは準レギュラー化してほしいです

有都あらゆる

ありがとうございます!あの盗賊はもうテクノブレイクしちゃいましたからね…どこかで蘇ることがあるかな~!?

Anonymous

あぁ…いいですねぇ… 段々とガードが緩くなっていくの 最高です…😇

Anonymous

文才にも満ちたあらゆる先生しゅごい…… こちらもここで得た情報を活かして"癖"をお送りしますので、首を長くしてお待ちいただければ……

有都あらゆる

ややっ!お久しぶりです!いや~SSで活躍してる方に文章も褒めていただけるのは嬉しいですね!ぱいおつさむらぃさんの“癖”、めっちゃくちゃ楽しみにしてます!