【第27回】ロボ娘作品レビュー(ラフ画付き) (Pixiv Fanbox)
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ある日宅配便で届いたネコ耳全裸美少女…その正体は未来からやって来た「雪之丞」というアンドロイドで、主人公男子とエッチな日々を送る話(個人的解釈の要約)。
90年代後半に刊行された漫画ということで、当時「猫耳美少女ロボット」がヒロインの設定というのは一種の流行だったのかなあ。他にもそんな作品がいくつかあった気がする。
1巻はKindle Unlimited で読んで、2~4巻は購入して読んでみた。
結論としては、アダルト漫画だからなのか性行為シーンがメインのようなので、内容的にメカバレはほとんど無い。
機能停止とかロボ味を感じる描写はあったことはあったけど、それでも外見は猫耳以外は人間そっくりで、乳首もあるしたしか陰毛もあったかな。
メカバレに関しては「うなじメカバレ」が数カ所出てきて、一応端子などが細かく描き込まれてたので、その辺を僕なりに再現してみた。
こんな感じ。
うなじのユニット左側にはAC12Vという端子と、たぶんデータ送受信用のIN-OUTの端子。
あと、反対側には「性感帯感度調節ダイヤル(Hが感度強、Lが弱)出荷時設定は中間値とのこと」
うなじメカバレはそれはそれでいいんだけど、せっかくアダルト漫画というカテゴリにありながら、胸や股間、お尻などのメカバレ描写が全く無いのが個人的には残念。
(後半最後の方に敵女ロボキャラの腕が千切れるメカバレが1カット程度あった。)
この作品もメカバレやロボ設定というより、メイドの女の子を描きたいというのがメインの内容で、それだけだとありきたりだからロボットにしてみた…的な発想なのかなあ。知らんけど。
絵柄は90年代なので少々古さは感じるけれど、それほど極端にデフォルメされてない感じなので、個人的には読みやすかった。
この作品もドラえもんの影響を受けているのかもしれないけど、前に作品レビューの記事でも書いた「高床式少女」も「そにょもにょ」(←猫耳)も未来から来たロボットという設定だった気がするので、ほかにもまだまだあったりするのかも。
(メカバレ民の方でもし知ってたら情報もらえるとありがたいです。らせん)
『メイドロイド雪之丞(全4巻)』
作者:井荻寿一
出版社 : 実業之日本社 (1999/9/29)
発売日 : 1999/9/29
アダルトマンガ
以上、おしまい(らせん)