メカバレと人形愛についての考察(仮) (Pixiv Fanbox)
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メカバレ好きの人にもいろんなタイプがいると思うんだけど、大雑把に分けるとアンドロイド好きな人とサイボーグ好きな人に分かれるかなあって、以前は思っていた(雑な図A。もちろん両方好きという人もけっこういるだろう)。
しかし、その後、pixivやツイッターなどでメカバレ小説を書いている人がけっこういることを知って、何人か一部を読んでみると、どうも人間が機械化するという設定が好まれているらしい。(図B)
そしてしばらくは、図Bのように3つの性癖に分かれるのかなあと思ったりしていたんだけれど、どうもなにか別の要素が不足しているような気がして納得しかねていた。
そこで、先日『人形姫ミレニアム』(漫画・イラスト・小説の合併本でメカバレ作品がけっこう収録されている)という2000年頃に出版された本をとあるきっかけで入手して読んでみたところ、迷いが晴れて図Cのような考え方に変わった。
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人形愛好者というのが昔から存在するわけで、人形に機械を詰め込んで動くようにしたものがアンドロイドと考えると、人形愛好者もメカバレクラスタにかなり近い存在ではなかろうか、逆にメカバレクラスタでも人形好きな人(僕もそう)がけっこういる気がする。
つまり、メカバレクラスタというのは広い意味での「人形愛好者」に含まれる存在なのかなあとこの本を読んで感じたわけである。
ちなみには僕はアンドロイドもサイボーグも機械化されてモノになった元人間も人形も、みんなそれぞれ良い面があって味わい深い要素があると思っている。
なので、らせんFANBOXでは当初はロボ娘メインで描くつもりだったけれど、ロボ娘以外のサイボーグメカバレや改造シーン、機械化してしまった女性の絵なども今後は描いていこうかなと思っている(すでに何点かアップしているけど…)
結局の所、僕はアンドロイドやサイボーグが好きとか嫌いとかいう議論にはあまり興味が無く、メカバレ描写を描きたいってだけ。
そんなことを考えている今日この頃です。(らせん)