首無しアンドロイド（第一話）【ラフ】 (Pixiv Fanbox)

引越しで古い布団を処分するために粗大ゴミ集積所に台車に乗せて運んだ。

そこには一瞬目を疑うようなものが転がっていた。

「アンドロイド？　…のボディか？」

下着をつけているが、ほとんど裸体状態のそのボディの太ももには、

「このゴミは収集できません」

という貼り紙が貼られていた。

（…ということは、持ち帰ってもいいのかな）

そのボディに興味を持ったオレは布団を運ぶために押してきた台車にその女性型アンドロイドを乗せ、たまたま近くにあったダンボールの切れ端を少し頂戴して、軽く上に被せ、何事も無かったように平然とそれを自宅に持っていくことに決めた。

（『首無しアンドロイド』（仮）　第一話　おしまい）

・・・

粗大ゴミ集積所で見つけたロボ娘は以前も似たようなものを描いたけど、今回のは首無しロボ娘。続きの話と絵のイメージもなんとなく思いついたので、とりあえず第一話ということで（らせん）